JP2010069256A - アイソレータ - Google Patents

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Yasuhiko Yokoi
康彦 横井
Jiro Onishi
二朗 大西
Akifumi Iwama
明文 岩間
Masaki Harada
雅樹 原田
Komei Noguchi
孔明 野口
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Abstract

【課題】滅菌処理に要する時間を短縮化し、アイソレータでの作業効率を向上させる。
【解決手段】滅菌物質供給部200で生成した滅菌ガスを作業室10に供給して作業室10を滅菌する間に、滅菌物質分解処理部54が有する、滅菌物質を分解するための触媒を所定の反応温度に予熱しておき、作業室10の滅菌が完了した後、滅菌物質分解処理部54による滅菌物質の分解を速やかに開始し、排気口58から気体を排出できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アイソレータに関する。
アイソレータは、無菌環境にある作業室をその内部に有し、作業室において無菌環境であることが要求される作業、たとえば細胞培養などの生体由来材料を対象とする作業を行うためのものである。ここで、無菌環境とは、作業室で行われる作業に必要な物質以外の混入を回避するために限りなく無塵無菌に近い環境をいう。
作業室は気体供給口と気体排出口とを備え、作業室内には気体供給口から空気が供給され、気体排出口から空気が排出される。一般にアイソレータでは、作業室内の無菌環境を確保するために、気体供給口にHEPAフィルタなどの微粒子捕集フィルタが設けられ、微粒子捕集フィルタを介して空気が作業室に供給される。また、気体排出口にも微粒子捕集フィルタが設けられ、作業室内の空気は微粒子捕集フィルタを介して作業室から排出される。
また、アイソレータでは、過酸化水素などの滅菌物質を作業室内に噴霧し、作業室内を滅菌する滅菌処理が実行される(特許文献1および2参照)。作業室の滅菌に用いられた滅菌物質は外部環境への影響を低減するために白金触媒などの触媒により分解処理された後、系外へ排出される。
特開2006−320392号公報 特開2005−312799号公報
触媒により滅菌物質を分解するためには、触媒を適切な反応温度に加熱する必要があり、触媒の加熱に要する時間が滅菌処理時間の長時間化を招いていた。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、滅菌処理に要する時間を短縮化し、アイソレータでの作業効率を向上させる技術の提供にある。
本発明のある態様は、アイソレータである。当該アイソレータは、気体供給口と気体排出口とを備え、生体由来材料を対象とする作業を行うための作業室と、気体供給口に設けられた供給側微粒子捕集フィルタと、作業室に滅菌物質を供給する滅菌物質供給部と、滅菌物質を分解する触媒を有し、外部に排出される滅菌物質の濃度を低減する滅菌物質分解処理部と、触媒を加熱する加熱部と、滅菌物質供給部による滅菌物質の供給を準備している間、または作業室を滅菌物質で滅菌している間に、加熱部を用いて触媒を加熱し、作業室の滅菌が終了した後、触媒を用いて滅菌物質を分解して排出させる制御部と、を備えることを特徴とする。
この態様によれば、滅菌物質を準備している間、または、滅菌物質を作業室に暴露して、作業室を滅菌している間に、滅菌物質分解処理部が有する触媒を予熱することにより、触媒を触媒反応に十分な処理温度に加熱するための時間を省くことができ、滅菌処理全体の処理時間を短縮することができる。
上記態様のアイソレータにおいて、作業室の滅菌が終了したときに、触媒が所定の反応温度にまで加熱されていてもよい。また、滅菌物質供給部は、滅菌物質を加熱して気化させる気化部を有し、触媒を加熱する場合に、気化部の熱が利用されてもよい。
また、上記態様のアイソレータにおいて、気化部と作業室とを接続する第1の流通路と、気化部と滅菌物質分解処理部とを接続する第2の流通路と、第1の流通路と第2の流通路とを切り換える切り換え手段と、をさらに備え、制御部は、触媒を加熱する場合に、第1の流通路から第2の流通路に切り換えてもよい。
また、上記態様のアイソレータにおいて、滅菌物質が過酸化水素であってもよい。
本発明によれば、滅菌処理に要する時間を短縮化し、アイソレータでの作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るアイソレータ100の構成を示す概略図である。図1に示すように、実施の形態1に係るアイソレータ100は、細胞抽出、細胞培養などの生体由来材料を対象とする作業を行なうための作業室10と、作業室10に気体を供給する気体供給部40と、作業室10の気体を排出する気体排出部300と、作業室10に滅菌物質を供給する滅菌物質供給部200と、これらの制御を行なう制御部90とを備える。ここで、生体由来材料とは、細胞を含む生物そのもの、あるいは生物を構成する物質、または生物が生産する物質などを含む材料を意味する。
気体供給部40には、吸気口42、三方弁44、およびファン46が設けられている。吸気口42を経由して外部から空気が取り込まれる。三方弁44は、経路70を経由して吸気口42の気体流れ下流側、および経路80を経由して滅菌ガス生成部202の気体流れ下流側に接続されている。また、三方弁44は、経路72を経由してファン46の気体流れ上流側に接続されている。三方弁44は、経路70から経路72方向、または経路80から経路72方向への気体流路の排他的な切り換えが可能である。吸気口42を経由して取り込まれた空気、または経路80を経由して送出された滅菌物質を含む気体は、三方弁44を経由してファン46に取り込まれる。
ファン46は、経路72を経由して三方弁44方向から取り込んだ気体を、経路74を経由して作業室10方向へ送り出す。ファン46は、制御部90によるON/OFFの切換え制御が可能である。なお、ファン46は排気量を連続的に調節可能である。
作業室10には前面扉12が開閉可能に設けられている。また前面扉12の所定の位置には、作業室10で作業を行なうための作業用グローブ14が設けられている。作業者は前面扉12に設けられた図示しない開口部から作業用グローブ14に手を挿入して、作業用グローブ14を通じて作業室10で作業を行なうことができる。作業室10には、ファン46から送出された気体が気体供給口16から取り込まれ、気体排出口18から気体が排出される。気体供給口16にはHEPAフィルタ20が、気体排出口18にはHEPAフィルタ22が、それぞれ設けられている。これらにより作業室10の無菌状態が確保される。
経路78の下流端と経路80の上流端とを接続する部分に三方弁52が設けられている。すなわち、三方弁52は、経路78を経由して気体排出口18の気体流れ下流側、および経路80を経由して三方弁44の気体流れ上流側に接続されている。また、三方弁52は、経路82を経由してファン46の気体流れ上流側に接続されている。三方弁52は、経路78から経路80方向、または経路78から経路82方向への気体流路の排他的な切り換えが可能である。作業室10から出た気体は、気体排出口18、HEPAフィルタ22、経路78および三方弁52を経由し、気体排出部300に送出され得る。
気体排出部300には、気体流れに従って、滅菌物質分解処理部54および排気口58が、この順に設けられている。
滅菌物質分解処理部54は、三方弁52を経由して送出された気体に含まれる滅菌物質の濃度の低減化処理を行なう。滅菌物質分解処理部54はたとえば白金などの金属触媒を含む。
図2は、滅菌物質分解処理部54の構成を示す概略図である。滅菌物質分解処理部54は、触媒層310、ヒータ320および温度計330を備える。
触媒層310は、過酸化水素を分解する触媒として白金触媒を有する。経路82を流れる気体中に含まれる過酸化水素は触媒層310により下記式のように分解され、濃度が低減された後、排気口58から系外に排出される。
2H→2HO + O + 96kJ/mol
ヒータ320は、触媒層310を加熱する手段として設けられている。ヒータ320は、触媒層310に埋め込まれていることが望ましい。これにより、触媒層310を効率的に加熱することができる。ヒータ320は、触媒層310を300℃(触媒燃焼法で用いられる一般的な温度)に加熱する能力を有する。ヒータ320の温調は制御部90により制御される。
温度計330は、触媒層310の温度を計測する。温度計330によって計測された触媒層310の温度は制御部90に送信される。
図1に戻り、作業室10の外部には、作業室10に滅菌物質を供給する滅菌物質供給部200が設けられている。滅菌物質供給部200は、作業室10および経路に滅菌物質を供給することで、作業室10および経路を無菌環境とすることができる。ここで、無菌環境とは、作業室で行われる作業に必要な物質以外の混入を回避するために限りなく無塵無菌に近い環境をいう。本実施の形態において滅菌物質は過酸化水素である。
図1に示すように、滅菌物質供給部200は、気体排出口18の下流側、かつ三方弁52の上流側の経路78の途中に経路224を経由して接続されている。滅菌物質供給部200は、滅菌物質カートリッジ260、ポンプ264、および滅菌ガス生成部202を有する。滅菌物質カートリッジ260は、滅菌物質として過酸化水素水を貯蔵する。ポンプ264は、滅菌物質カートリッジ260に貯蔵された過酸化水素水を汲み上げ、滅菌ガス生成部202に送出する。滅菌ガス生成部202は、供給された過酸化水素水を気化させ、過酸化水素ガスを発生させる。発生した過酸化水素ガスは、経路78に送出される。
滅菌物質供給部200の具体的な構成について、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態に係る滅菌物質供給部200の構成を示す概略図である。滅菌物質供給部200は、霧化部210および気化部220からなる滅菌ガス生成部202を有する。
霧化部210は、収容部材211、蓋部材212、超音波振動子213、カップ214、および漏斗部材215を有する。
収容部材211の底面に超音波振動子213が設けられている。超音波振動子213は、電気エネルギーを超音波領域の機械振動に変換する素子である。
収容部材211の上部外周にフランジ216が形成されている。また、フランジ216に対応して、蓋部材212の下部外周にフランジ217が形成されている。フランジ216とフランジ217とをネジなどの締結部材218によって締め付けることにより、フランジ216とフランジ217との間が封止され、収容部材211および蓋部材212の内部に空間が形成されている。
収容部材211および蓋部材212の内部空間は、樹脂製のカップ214によって上側の空間232と下側の空間234とに仕切られている。具体的には、カップ214の周縁部分は、フランジ216とフランジ217との間に挿入されており、フランジ216とフランジ217とをネジなどの締結部材218によって締め付けることにより固定されている。
下側の空間234には、超音波振動子213で発生した超音波振動を伝播する超音波伝播用液240が満たされている。超音波伝播用液240には、水のような粘性の小さい液体が適している。一方、上側の空間232には、配管280と漏斗状部282とからなる漏斗部材215が設けられている。漏斗部材215については後述する。
蓋部材212の側面には、開口250および開口252が設けられている。また、蓋部材212の上面に開口254が設けられている。開口250には、滅菌物質カートリッジ260に貯留された過酸化水素水を空間232に供給するための配管262が挿入されている。配管262の途中には滅菌物質カートリッジ260に貯留された過酸化水素水を汲み上げるためのポンプ264が設けられている。
また、開口252には、空気供給ファン270から送出された空気が流入する配管272が接続されている。
また、開口254には、漏斗部材215の配管280が挿入されており、漏斗状部282の開口284が下方に向くように漏斗部材215が固定されている。配管280の一方の端部は気化部220に固定されている。なお、開口252の位置は、漏斗状部282の開口284の位置よりも上方に設けられている。これにより、開口252から送り込まれた空気は、開口284に直接吹き込まず、漏斗状部282の外側を下方に流れた後、漏斗状部282の下方で折り返した後、漏斗状部282の内側を上方に流れる。
以上のような構成の霧化部210では、カップ214に供給された過酸化水素水が超音波振動によりミスト化され、ミスト化された過酸化水素は空気供給ファン270から送出された空気により、漏斗状部282の開口284および配管280を経由して、気化部220に送り込まれる。この際、ミスト化されずに、漏斗状部282の内側に付着した過酸化水素の液滴は、重力によりカップ214に落下し、再びミスト化される。
気化部220は、加熱管221、ヒータ222、流路形成板223、経路(配管)224、および温度計225を有する。
加熱管221は軸方向が鉛直方向になるように配管280と接続されている。加熱管221の内部には、配管280から送出された過酸化水素および空気が下方から上方へ流れる流路226が形成されている。加熱管221の内部には、加熱管221の内面から加熱管221の軸と垂直な方向に突出する流路形成板223が互い違いに設けられている。これにより、加熱管221の内部に形成された流路226が蛇行し、流路226が長くなる。この結果、流路226に過酸化水素が滞留する時間が長くなり、流路226内で過酸化水素が確実にガス化される。
本実施の形態では、加熱管221は空間232の直上に設けられている。このため、加熱管221内でミスト状の過酸化水素が再結合し液滴化した場合でも、重力により空間232に落下する。空間232に戻った過酸化水素は超音波振動により再びミスト化され、加熱管221に送られらる。これにより、加熱管221内で液化した過酸化水素を簡便な構造で空間232に戻し、再びミスト化することにより、カップ214内の過酸化水素水を無駄なく、確実にガス化することができる。
加熱管221の中央部分に加熱管221の軸に沿って、ヒータ222が設けられている。ヒータ222は、制御部90によるオンオフの制御により、たとえば150℃に温調される。ヒータ222には複数のフィンが設けられていることが望ましい。これにより、ヒータ222と流路226を流れる過酸化水素との接触面積が増加し、過酸化水素のガス化を促進することができる。
加熱管221の上部側面には、経路224の一方の端部が接続されている。経路224には、経路224の内部温度を測定するための温度計225が設けられている。温度計225で測定された経路224の内部温度は制御部90に送信される。経路224の他方の端部は、経路78に接続されている。なお、経路224には、逆流防止用の弁(図示せず)が設けられており、滅菌物質供給部200から作業室10に滅菌ガスを供給する場合に制御部90におより当該弁が開放され、それ以外では当該弁が閉じられる。
以上のような構成の滅菌物質供給部200において、滅菌ガスを生成する動作について説明する。なお、滅菌物質供給部200による滅菌ガスの生成は制御部90により制御される。
まず、ヒータ222のスイッチがオンにされ、ヒータ222による加熱が開始されるとともに、ポンプ264を駆動して滅菌物質カートリッジ260に貯留された過酸化水素水が汲み上げられ、空間232に向けて過酸化水素水が送出される。
ヒータ222のスイッチがオンになることにより、経路224の内部温度が常温から上昇し始める。また、過酸化水素水が配管262を通過して空間232に到達すると、カップ214の底部に過酸化水素水が貯まり始め、カップ214内の過酸化水素水量が上昇し始める。
経路224の内部温度が過酸化水素の気化温度に達すると、超音波振動子213の駆動が開始され、超音波伝播用液240を介して空間232に超音波振動が伝播される。また、空気供給ファン270による送風が開始され、外部から空間232に空気が送り込まれる。これにより、空間232において過酸化水素がミスト化し、ミスト化した過酸化水素が空気供給ファン270からの送風により加熱管221に供給される。加熱管221に供給されたミスト状の過酸化水素は、ヒータ222により加熱されてガス化する。ガス状になった過酸化水素は、経路224を経由して経路80に供給される。
なお、カップ214内の過酸化水素水量が超音波振動によるミスト化に適した量になるように、ポンプ264によって空間232に向けて送出される過酸化水素水の流量を調節することが望ましい。これにより、カップ214内の過酸化水素水を効率的にミスト化することができる。
なお、ミスト化およびガス化の進行によって消費されるカップ214内の過酸化水素水を補うように、ポンプ264によって空間232に向けて送出される過酸化水素水の流量を調節することが望ましい。これにより、カップ214内の過酸化水素水を効率的にミスト化することができる。空間232に向けて送出される過酸化水素水の総量は予め定められており、ポンプ264の能力に応じた所定の時間経過後にポンプ264の駆動が停止される。
ポンプ264の駆動が停止すると、空間232への過酸化水素水の補給が停止する。これ以降、カップ214内の過酸化水素水量が徐々に減少し、カップ214内の過酸化水素水の残量がゼロになる。
霧化部210から気化部220に送られるミスト状の過酸化水素の量が徐々に減少するため、加熱管221において過酸化水素が気化することにより奪われる熱量が徐々に減少する。これにより、経路224の内部温度がさらに上昇する。言い換えると、経路224の内部温度の上昇は、カップ214内の過酸化水素の残量がゼロになったことを示す現象であり、この現象を捉えることにより、カップ214の過酸化水素の残量がゼロが否かを推測することができる。温度計225によって計測された経路224の内部温度が所定の判定温度(たとえば100℃)に達すると、超音波振動子213の駆動が停止されるとともに、ヒータ222のスイッチがオフにされ、ヒータ222による加熱が停止される。なお、当該所定温度は、加熱管221内の過酸化水素のガス化が完了し、加熱管221内を空気のみが移動し始めるときの経路224の内部温度である。すなわち、経路224の内部温度が所定の判定温度に達することは、カップ214内の過酸化水素水の残量がゼロになり、ガス化すべき過酸化水素水が滅菌物質供給部200に存在しないことを意味する。
経路224の内部温度は上昇し続けた後、徐々に低下し始め、やがて常温に戻る。
図1に戻り、制御部90の説明を行なう。制御部90は、制御部90は上述したように滅菌物質供給部200による滅菌ガスの送出の制御を行なう。また、制御部90は、三方弁44および52の弁の開閉を制御することで気体流路の切換えを行なう。
具体的には、制御部90は、三方弁44の弁の開閉を制御して、経路70から経路72方向、または経路80から経路72方向への気体流路の排他的な切り換えを制御する。また、制御部90は、三方弁52の弁の開閉を制御して、経路78から経路80方向、または経路78から経路82方向への気体流路の排他的な切り換えを制御する。
(気体流路の切換え)
アイソレータ100の気体流路は、制御部90が三方弁44および52の弁の開閉を制御することにより、以下の2通りに切り換えられる。すなわち、過酸化水素ガスをアイソレータ100内に循環させる場合には、三方弁44は、経路80から経路72方向にのみ開状態となり、経路70から経路72方向には閉状態となる。また、三方弁52は、経路78から経路80方向にのみ開状態となり、経路78から経路82方向には閉状態となる。これにより、過酸化水素ガスは滅菌ガス生成部202から経路78、経路80、三方弁44、経路72、ファン46、経路74、HEPAフィルタ20、および気体供給口16を通って作業室10に入り、気体排出口18、HEPAフィルタ22、経路78、三方弁52を経て経路80に戻るという循環経路が形成される。
一方、作業室内の空気の置換を行なう場合には、三方弁44は、経路70から経路72方向にのみ開状態となり、経路80から経路72方向には閉状態となる。また、三方弁52は、経路78から経路82の方向にのみ開状態となり、経路78から経路80方向には閉状態となる。これにより、空気は吸気口42から経路70、三方弁44、経路72、ファン46、経路74、HEPAフィルタ20、および気体供給口16を通って作業室10に入り、気体排出口18、HEPAフィルタ22、経路78、三方弁52、経路82、および滅菌物質分解処理部54を通って排気口58から排出されるという経路が形成される。
(滅菌処理)
アイソレータ100では、作業室10における1つの作業(前回の作業)が終了した後、次回の作業に際して作業室10および前回の作業に用いられた流通路の滅菌処理が行われる。滅菌処理は、前処理工程と、滅菌工程と、置換工程とを含む。
前処理工程では、滅菌物質供給部200から過酸化水素ガスが作業室10に供給され、作業室10における過酸化水素ガスの濃度が作業室10の滅菌に必要な濃度以上に維持される。前処理工程において作業室10における過酸化水素ガスが所定濃度以上となった後、滅菌工程が開始される。
具体的には、図4に示すように、時刻t1において滅菌物質供給部200による過酸化水素ガスの発生の準備が開始され、時刻t2において滅菌物質供給部200から過酸化水素ガスが作業室10に供給され始める。作業室10の過酸化水素ガスの濃度は時刻t2以降に徐々に増加し、時刻t3において所定の滅菌濃度に達する。
滅菌工程では、滅菌物質供給部200から作業室10へと過酸化水素ガスを送り、三方弁52を経由して再び滅菌物質供給部200に戻るという循環により作業室10の滅菌が行なわれる。滅菌工程では、三方弁44は経路80から経路72方向にのみ開状態に切換えられ、経路70から経路72方向には閉状態にされる。一方、三方弁52は、経路78から経路80方向にのみ開状態に切換えられ、経路78から経路82方向には閉状態にされる。これにより、アイソレータ100内には、滅菌ガス生成部202から出た気体が三方弁44を経由して作業室10に入り、三方弁52、三方弁44を経由して作業室10に戻るという気体流路が形成され、過酸化水素ガスがアイソレータ100内を循環する。
滅菌工程は、図4に示す時刻t3から時刻t5までの期間であり、作業室10は所定の滅菌濃度の過酸化水素ガスに暴露されている。時刻t4において、ヒータ320による触媒層310の加熱が開始され、触媒温度が徐々に上昇する。なお、時刻t5において触媒温度が所定の処理温度(たとえば300℃)に到達するように、ヒータ320による触媒層310の加熱が行われる。時刻t5において、触媒温度が所定の処理温度(たとえば300℃)に到達すればよく、ヒータ320による加熱開始時刻t4は、時刻t3の前でもよい。
置換工程では、吸気口42を経由して取り込んだ空気を作業室10に供給し、作業室10の気体を押し出すことにより、作業室10の気体が置換される。より具体的には、置換工程では制御部90は、三方弁44を吸気口42から作業室10方向にのみ開状態に切換え、三方弁52を作業室10から排気口58方向にのみ開状態に切換える。これにより、アイソレータ100内には、吸気口42から取り込まれた空気が、経路70からHEPAフィルタ20を通過して作業室10に至り、作業室10からHEPAフィルタ22を通過して排気口58から排出されるという気体流路が形成される。その結果、作業室10の気体が空気に置換され、作業室10の過酸化水素ガスは作業室10から除去される。
その際、作業室10から押し出された過酸化水素ガスは、滅菌物質分解処理部54によって分解処理されることにより、排気口58からアイソレータ100の外部への過酸化水素ガスの流出が低減される。また、置換工程では、アイソレータ100内の作業室10以外の領域、たとえば気体供給部40内に残存する過酸化水素ガスや前回の作業に用いられた流通路内のHEPAフィルタ20および22に吸着している過酸化水素も除去される。
滅菌工程は、図4に示す時刻t5から時刻t6までの期間であり、時刻t5以降に排気口58から排出されるガスの排気量が徐々に増加し、最大排気量に到達する。排気口58からガスが排気されるにつれて、作業室10の過酸化水素ガスの濃度は徐々に減少する。時刻t5において、触媒温度は触媒反応に十分な処理温度に予熱されているため、滅菌工程の後、速やかに置換工程が開始される。
置換工程において、作業室10内の過酸化水素ガスが所定濃度以下となった場合に、次回の作業が開始可能となる。ここで、次回の作業を開始することができる過酸化水素ガスの濃度は、次回の作業に用いられる生体由来材料に、作業上無視できない程度の影響を与えない濃度である。この濃度は、たとえばACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)によって規定されている1ppm(TWA:時間加重平均値)以下の濃度である。あるいは作業室10内の過酸化水素ガスが所定濃度以下となる時間を実験的に求め、求められた時間の経過後に次回の作業を開始可能とするようにしてもよい。
以上説明したアイソレータ100によれば以下のような効果を得ることができる。
過酸化水素ガスを作業室10に暴露して、作業室10を滅菌している間に、滅菌物質分解処理部54が有する触媒層310を予熱することにより、触媒層310を触媒反応に十分な処理温度に加熱するための時間を省くことができ、滅菌処理全体の処理時間を短縮することができる。
滅菌工程が終了したときに、触媒層310の温度を触媒反応に十分な処理温度に加熱しておくことで、滅菌工程の後、速やかに置換工程を行うことができ、滅菌処理全体の処理時間を短縮することができる。
置換工程開始後に、触媒層310が触媒反応に十分な処理温度に加熱されているため、触媒反応による過酸化水素の分解が促進されるため、排気口58からのガスの排気量を増やしても十分に過酸化水素ガスの濃度を低減することができる。この結果、置換工程に要する時間を短くすることができ、滅菌処理全体の処理時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係るアイソレータ100の構成を示す概略図である。
本実施の形態のアイソレータ100は、滅菌ガス生成部202からの経路224の下流側および三方弁400が設けられており、三方弁400を経由して滅菌ガス生成部202で加熱された空気が気体排出部300に直に供給される経路が形成可能である点が実施の形態1と異なる。実施の形態2に係るアイソレータ100について実施の形態1と異なる点について説明し、実施の形態1と同様な構成については適宜説明を省略する。
具体的には、三方弁400は経路224の気体流れ下流側に設けられており、経路228を経由して経路78に至る気体流路と、経路229を経由して経路82に至る気体流路との排他的な切り換えが可能である。
前処理工程および滅菌工程では、三方弁52は、経路78から経路80方向にのみ開状態とされる。一方、三方弁400は経路224から経路228方向にのみ開状態とされる。これにより、前処理工程および滅菌工程において、滅菌物質供給部200から作業室10への過酸化水素ガスの供給が可能となる。
本実施の形態では、図4に示す時刻t4において、三方弁400が経路224から経路229方向にのみ開状態とされる。すなわち、作業室10の過酸化水素ガス濃度が所定の滅菌濃度に到達した段階で、滅菌物質供給部200での過酸化水素ガスの生成を停止させ、滅菌物質供給部200で加熱された空気が滅菌物質分解処理部54に供給され、滅菌物質分解処理部54の触媒層310が予熱される。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様な効果のみならず、触媒層310の予熱をヒータ320によらずに行うことができ、アイソレータ100の構成を簡便化することができるとともに、滅菌物質供給部200の熱を有効利用することにより、アイソレータ100の熱効率を向上させることができる。
なお、滅菌物質供給部200による触媒層310の予熱は、図4に示す時刻t1から時刻t2までのガス発生準備段階で行ってもよい。この段階では、滅菌物質供給部200から過酸化水素ガスが生成しておらず、三方弁400を経路224から経路229方向にのみ開状態としても問題がない。この場合には、時刻t3において、三方弁400を経路224から経路228方向にのみ開状態とすることにより、滅菌物質供給部200から作業室10への過酸化水素ガスの供給が開始される。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
たとえば、滅菌物質供給部200は上述の構成に限られず、たとえば、過酸化水素水を加熱した容器に供給して気化させることで過酸化水素ガスを発生させる構成であってもよい。
また、上述の各実施の形態では、パスボックス、およびパスボックス内の空気を制御するための三方弁およびファンが設置されていないが、これらを備えるアイソレータであってもよい。ここでパスボックスとは、作業室の壁面に設置され、前室と作業室間で工具や物品を受け渡しする際、塵埃等の出入りを避け、作業室へ埃が入り込むのを最小限に抑えることができる装置をいう。
実施の形態1に係るアイソレータの構成を示す概略図である。 実施の形態1に係るアイソレータが有する滅菌物質分解処理部の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係るアイソレータが有する滅菌物質供給部の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係るアイソレータにおける滅菌処理の流れを示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係るアイソレータの構成を示す概略図である。
符号の説明
10 作業室、12 前面扉、14 作業用グローブ、16 気体供給口、18 気体排出口、20、22 HEPAフィルタ、40 気体供給部、42 吸気口、44、52 三方弁、46 ファン、54 滅菌物質分解処理部、58 排気口、70、72、74、78、80、82 経路、90 制御部、100 アイソレータ、200 滅菌物質供給部、202 滅菌ガス生成部、210 霧化部、220 気化部、300 気体排出部。

Claims (5)

  1. 気体供給口と気体排出口とを備え、生体由来材料を対象とする作業を行うための作業室と、
    前記気体供給口に設けられた供給側微粒子捕集フィルタと、
    前記作業室に滅菌物質を供給する滅菌物質供給部と、
    前記滅菌物質を分解する触媒を有し、外部に排出される滅菌物質の濃度を低減する滅菌物質分解処理部と、
    前記触媒を加熱する加熱部と、
    前記滅菌物質供給部による滅菌物質の供給を準備している間、または前記作業室を前記作業室を滅菌物質で滅菌している間に、前記加熱部を用いて前記触媒を加熱し、前記作業室の滅菌が終了した後、前記触媒を用いて前記滅菌物質を分解して排出させる制御部と、
    を備えることを特徴とするアイソレータ。
  2. 前記作業室の滅菌が終了したときに、前記触媒が所定の反応温度にまで加熱されていることを特徴とする請求項1に記載のアイソレータ。
  3. 前記滅菌物質供給部は、滅菌物質を加熱して気化させる気化部を有し、
    前記触媒を加熱する場合に、前記気化部の熱が利用されることを特徴とする請求項1または2に記載のアイソレータ。
  4. 前記気化部と前記作業室とを接続する第1の流通路と、
    前記気化部と前記滅菌物質分解処理部とを接続する第2の流通路と、
    前記第1の流通路と前記第2の流通路とを切り換える切り換え手段と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記触媒を加熱する場合に、前記第1の流通路から前記第2の流通路に切り換えることを特徴とする請求項3に記載のアイソレータ。
  5. 前記滅菌物質が過酸化水素であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアイソレータ。
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