JP4529265B2 - リニアシフト型変速操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はリニアシフト型変速操作装置に関するものであり、特に、一つのシフトレバーで直線的なシフト操作を行うリニアシフト型変速操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農業用トラクタをはじめとする作業車両に於いて、変速装置を切り換えるためのシフトレバーの操作パターンは、ニュートラル位置を中心として前後左右へシフトするH型のほかに、上下または前後方向へ直線的にシフトするリニアシフト型が知られている。此種リニアシフト型変速操作装置には、シフトレバーの操作を電気的に検出してシフタを動かす電子式のものや、シフトレバーの操作をリンク機構によってシフトドラムへ伝え、該シフトドラムを回転させてシフタまたはシフトアーム等を動かす機械式のものがある。
【0003】
しかし、前記電子式または機械式のリニアシフト型変速操作装置は、高価な電子部品の追加または構造が複雑であり、ある程度の設置スペースを必要とするため、従来のトランスミッションのH型変速操作装置をリニアシフト型に変更することは困難であった。
【0004】
そこで、リニアシフト型変速操作装置をコンパクトにして、従来型からの変更を安価且つ簡易に行えるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、変速用のシフタ(34,35)をスライド自在に支持するシフタステー(32,33)をミッションケース(12)内に架設し、前記シフタ(34,35)を動かすためのシフトアーム(40,41)をシフタステー(32,33)の上部に略水平且つシフタステー(32,33)と略直交する方向に設け、一方、前記シフトアーム(40,41)の上部には略水平且つシフタステー(32,33)と直交する方向にスライド自在なシフトプレート(50)を配設し、前記シフトアーム(40,41)を動かすのに必要な移動量に対応して屈曲したガイド溝(51,52)を前記シフトプレート(50)のスライド方向に沿って開穿するとともに、このガイド溝(51,52)に前記シフトアーム(40,41)を係合し、更に、前記シフトプレート(50)に操作方向変換手段を設け、シフトレバー(16)が前記シフタステー(32,33)と平行な方向へ回動したときに、このシフトレバー(16)の回動をシフトプレート(50)のスライドに変換し、該シフトプレート(50)のスライドにて前記ガイド溝(51,52)の湾曲部がシフトアーム(40,41)を回動させ、前記シフタ(34,35)を変速位置へ移動するように形成したリニアシフト型変速操作装置において、
上記操作方向変換手段は、シフタステー(32,33)に対して略45度をなす方向に開穿されたシフトプレート(50)の長孔(53)と、該長孔(53)に係止したシフトレバー(16)の基端部(18)とからなり、更に、該長孔(53)の一端部を上記ガイド溝(51,52)の湾曲部に接近して入り込ませるとともに、
上記シフタステー(32,33)の上方位置にホルダプレート(36)を固設し、その上面にシフトプレート(50)を重ね合わせて載置し、
そして、上記ホルダプレート(36)の一方のボス(38)をシフトアーム(40)の丸孔(42)に枢着してシフトアーム(40)を水平回動可能に支持するとともに、他方のボス(39)をシフトアーム(41)の丸孔(43)に枢着してシフトアーム(41)を水平回動可能に支持し、
更に、上記ホルダプレート(36)の前後端部は上方へ折り曲げられて係止部(36a,36a)が設けられており、該係止部(36a,36a)の内側にシフトプレート(50)を重ね合わせて、シフタステー(32,33)の軸方 向と直交する方向へシフトプレート(50)がスライドできるように載置されているリニアシフト型変速操作装置、
及び、請求項2記載の発明は、上記シフトアーム(40,41)の回動支点に開穿された丸孔(42,43)と先端部の長孔(44,45)との中間部にピン(48,49)を設けるとともに、上記ガイド溝(51,52)によって、前後動するピン(48,49)の動きが先端部で拡大されてシフタに伝達され、上記ガイド溝(51,52)の湾曲部を小さくしても前記シフタ(34,35)が変速操作に必要な移動量を確保できる構成とした請求項1記載のリニアシフト型変速操作装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳述する。図1は作業車両の一例として農業用トラクタ10を示し、車体前部に搭載されたエンジン11の回転動力は、車体後部に設けたミッションケース12内の変速装置により変速されて、後輪13,13の二輪または後輪13,13と前輪14,14の四輪が駆動される。運転席15の側部には、前後方向へ回動可能なリニアシフト型変速操作用のシフトレバー16が設けられ、該シフトレバー16の回動支点部17は前記ミッションケース12の上部に枢着されている。
【0007】
図2乃至図6はリニアシフト型変速操作装置の構成を示し、ミッションケース12内には入力軸20と出力軸21が設けられ、前記入力軸20と同軸に変速軸22が自由回転自在に枢着されている。前記入力軸20の回転は出力軸21上を遊転する回転筒23に伝達され、該回転筒23に固設された小径の1速ギヤ24、中径の2速ギヤ25、大径の3速ギヤ26が同時に回転する。尚、出力軸21の後部には、小径ギヤ27と大径ギヤ28が嵌着されている。
【0008】
また、前記変速軸22には、一体に形成した小径ギヤ29と中径ギヤ30、並びに、単体の大径ギヤ31がスプライン嵌合され、該変速軸22の上方位置にシフタステー32,33を架設してある。一方のシフタステー32にはシフタ34をスライド自在に支持させ、他方のシフタステー33にはシフタ35をスライド自在に支持させる。そして、一方のシフタ34を前記一体の小径ギヤ29と中径ギヤ30に係合し、他方のシフタ35を前記単体の大径ギヤ31に係合する。
【0009】
更に、前記シフタステー32,33の上方位置にホルダプレート36を固設し、その上面にシフトプレート50を重ね合わせて載置する。該ホルダプレート36には開口部37を開穿するとともに、該ホルダプレート36の下面にボス38,39を突設し、一方のボス38に前記シフタ34を動かすためのシフトアーム40を装着し、他方のボス39にシフタ35を動かすためのシフトアーム41を装着する。これらシフトアーム40,41には、夫々の基端部に丸孔42,43を開穿するとともに、夫々の先端部にはシフトアーム40,41の長手方向に長径である長孔44,45を開穿する。
【0010】
そして、前記ホルダプレート36の一方のボス38をシフトアーム40の丸孔42に枢着してシフトアーム40を水平回動可能に支持するとともに、他方のボス39をシフトアーム41の丸孔43に枢着してシフトアーム41を水平回動可能に支持する。また、前記シフタ34の上部に突設したボス46をシフトアーム40の長孔44に挿入してシフトアーム40の先端部をシフタ34に係合し、前記シフタ35の上部に突設したボス47をシフトアーム41の長孔45に挿入してシフトアーム41の先端部をシフタ35に係合する。更に、シフトアーム40の回動支点と先端部との中間部上面にピン48を固設するとともに、シフトアーム41の回動支点と先端部との中間部上面にピン49を固設する。従って、シフトアーム40,41はシフタステー32,33の軸方向と略直交して配置され、且つ、丸孔42,43に枢着したボス38,39を回動中心として略水平に回動可能となる。
【0011】
ここで、前記ホルダプレート36の前後端部は上方へ折り曲げられて係止部36a,36aが設けられており、その係止部36a,36aの内側にシフトプレート50を重ね合わせて、シフタステー32,33の軸方向と直交する方向へシフトプレート50がスライドできるように載置されている。該シフトプレート50には、シフトプレート50のスライド方向(即ちシフタステー32,33と直交する方向)に沿ってガイド溝51,52を開穿してある。一方のガイド溝51は前記シフトアーム40の上方に設けられ、該ガイド溝51に前記シフトアーム40の中間部に固設したピン48を係合し、他方のガイド溝52はシフトアーム41の上方に設けられ、該ガイド溝52に前記シフトアーム41の中間部に固設したピン49を係合する。後述するように、変速操作に必要なシフタ34,35を動かすシフトアーム40,41の移動量(回動量)に対応して、ガイド溝51,52が前後に屈曲している。
【0012】
また、該シフトプレート50には、前記ガイド溝51,52の後部に長孔53が開穿されている。該長孔53は前記シフタステー32,33に対して略45度をなす方向に設けられ、シフトレバー16の回動支点部17から垂設された基端部であるアーム18を該長孔53に係止し、該長孔53と該長孔53に係止したシフトレバー16のアーム18とから操作方向変換手段を構成している。尚、該長孔53の一端部は、前記ガイド溝52の湾曲部に接近して入り込ませてあるため、シフトプレート50の大きさをコンパクトに形成できる。
【0013】
いま、シフトレバー16を車体の後方へ回動させれば、回動支点部17を中心にアーム18が前方に回動する。従って、アーム18が前記長孔53の前縁53aを押してシフトプレート50を前方へ押圧するが、ホルダプレート36の係止部36aによりシフトプレート50の前後動が規制されているため、アーム18に対して長孔53が斜め後方へ移動して、シフトプレート50が矢印R方向にスライドする。これに対して、シフトレバー16を車体の前方へ回動させれば、回動支点部17を中心にアーム18は後方へ回動する。従って、アーム18が前記長孔53の後縁53bを押してシフトプレート50を後方へ押圧し、アーム18に対して長孔53が斜め前方へ移動して、シフトプレート50が矢印L方向にスライドする。即ち、該長孔53と該長孔53に係止したシフトレバー16のアーム18とからなる操作方向変換手段によって、シフトレバー16の前後方向の動きをシフトプレート50の左右方向の動きに変換することができる。
【0014】
例えば、シフトレバー16を「1速」位置へ操作したときは、シフトプレート50が矢印R方向にスライドして、アーム18がニュートラル位置aNから1速位置a1に移動する。前記シフトプレート50の矢印R方向へのスライドにより、ガイド溝52の湾曲部に沿ってピン49がニュートラル位置PNから1速位置P1に押され、図7に示すように、シフトアーム41の先端部が後方へ回動してシフタ35がシフタステー33上を後方へ移動する。従って、図2に示した大径ギヤ31が1速ギヤ24に噛合して、変速装置は「1速」に切り換わる。
【0015】
シフトレバー16を「リバース」位置へ操作したときは、シフトプレート50が矢印R方向にスライドして、アーム18がリバース位置aRに移動する。前記シフトプレート50の矢印R方向へのスライドにより、ガイド溝52の湾曲部に沿ってピン49がリバース位置PRに押され、図示は省略するが、シフトアーム41が前方へ回動してシフタ35がシフタステー33上を前方へ移動する。従って、前記大径ギヤ31がリバースギヤ(図示せず)に噛合して、変速装置は「リバース」に切り換わる。
【0016】
一方、シフトレバー16を「2速」位置へ操作したときは、シフトプレート50が矢印L方向にスライドして、アーム18がニュートラル位置aNから2速位置a2に移動する。前記シフトプレート50の矢印L方向へのスライドにより、ガイド溝51の湾曲部に沿ってピン48がニュートラル位置PNから2速位置P2に押され、図8に示すように、シフトアーム40の先端部が後方へ回動してシフタ34がシフタステー32上を後方へ移動する。従って、図2に示した中径ギヤ32が2速ギヤ25に噛合して、変速装置は「2速」に切り換わる。
【0017】
シフトレバー16を「3速」位置へ操作したときは、シフトプレート50が矢印L方向にスライドして、アーム18が3速位置a3に移動する。前記シフトプレート50の矢印L方向へのスライドにより、ガイド溝51の湾曲部に沿ってピン48が3速位置P3に押され、図示は省略するが、シフトアーム40が前方へ回動してシフタ34がシフタステー32上を前方へ移動する。従って、図2に示した小径ギヤ29が3速ギヤ26に噛合して、変速装置は「3速」に切り換わる。
【0018】
尚、前記ガイド溝52の湾曲部には1速位置P1とリバース位置PRとの間にニュートラル位置PNが設けられ、ガイド溝51の湾曲部には2速位置P2と3速位置P3との間にニュートラル位置PNが設けられている。また、前記シフトプレート50が矢印R方向にスライドして、アーム18がニュートラル位置aNから1速位置a1及びリバース位置aRに移動するとき、シフタ34のピン48はガイド溝51の直線部分を移動するためニュートラル位置PNを保持し、前記シフタ35が移動中にシフタ34が動くことはない。これと同様に、前記シフトプレート50が矢印L方向にスライドして、アーム18がニュートラル位置aNから2速位置a2及び3速位置a3に移動するとき、シフタ35のピン49はガイド溝52の直線部分を移動するためニュートラル位置PNを保持し、前記シフタ34が移動中にシフタ35が動くことはない。
【0019】
また、前記シフトアーム40,41の回動支点に開穿された丸孔42,43と先端部の長孔44,45との中間部にピン48,49を設けてあるので、ガイド溝51,52によって前後動するピン48、49の動きが先端部で拡大されてシフタ34,35に伝達され、ガイド溝51,52の湾曲部を小さくしても、前記シフタ34,35は変速操作に必要な十分なる移動量を確保できる。
【0020】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0021】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項1記載の発明は、シフタステーの上部にシフトアームを略水平且つシフタステーと略直交する方向に設け、該シフトアームの上部にシフトプレートをシフタステーと直交する方向へスライド可能に配置するとともに、このシフトプレートのスライド方向に沿ってガイド溝を設けてシフトアームを係合し、操作方向変換手段にてシフトレバーの回動をシフトプレートのスライドに変換し、このスライドにより前記ガイド溝に係合したシフトアームを回動させるように構成したので、従来の変速装置のスペースを利用して、リニアシフト型変速操作装置を装着することができる。
【0022】
この発明は、上記操作方向変換手段はシフタステーに対して略45度をなす方向に開穿されたシフトプレートの長孔と、該長孔に係止したシフトレバーの基端部とからなり、該長孔を上記ガイド溝の湾曲部に接近して入り込ませたので、操作方向変換手段を軽量且つコンパクトに形成できる。
また、上記ホルダプレート(36)の前後端部は上方へ折り曲げられて係止部(36a,36a)が設けられており、該係止部(36a,36a)の内側にシフトプレート(50)を重ね合わせて、シフタステー(32,33)の軸方 向と直交する方向へシフトプレート(50)がスライドできるように載置されているので、シフタプレートが、ホルダプレート上をシフタステーの軸方向と直交する方向へスライドするにあたり、円滑に移動を完遂することができる。
【0023】
請求項2記載の発明は、上記シフトアームの回動支点と先端部との中間部を上記ガイド溝に係合したので、ガイド溝によって前後動するシフトアームの動きが先端部で拡大されてシフタに伝達され、ガイド溝の湾曲部を小さくしても前記シフタは変速操作に必要な十分なる移動量を確保でき、リニアシフト型変速操作装置を小型化することができ、省スペース化に資することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】トラクタの側面図。
【図2】ミッションケースの縦断側面図。
【図3】ミッションケースの縦断正面図。
【図4】ミッションケースの内部を示す平面図。
【図5】シフトプレートの平面図。
【図6】リニアシフト型変速操作装置の要部を示し、ニュートラル状態の平面図。
【図7】リニアシフト型変速操作装置の要部を示し、1速状態の平面図。
【図8】リニアシフト型変速操作装置の要部を示し、2速状態の平面図。
【符号の説明】
12 ミッションケース
16 シフトレバー
32,33 シフタステー
34,35 シフタ
38,39 ボス
40,41 シフトアーム
42,43 丸孔
44,45 長孔
46,47 ボス
48,49 ピン
50 シフトプレート
51,52 ガイド溝
53 長孔
Claims (2)
- 変速用のシフタ(34,35)をスライド自在に支持するシフタステー(32,33)をミッションケース(12)内に架設し、前記シフタ(34,35)を動かすためのシフトアーム(40,41)をシフタステー(32,33)の上部に略水平且つシフタステー(32,33)と略直交する方向に設け、一方、前記シフトアーム(40,41)の上部には略水平且つシフタステー(32,33)と直交する方向にスライド自在なシフトプレート(50)を配設し、前記シフトアーム(40,41)を動かすのに必要な移動量に対応して屈曲したガイド溝(51,52)を前記シフトプレート(50)のスライド方向に沿って開穿するとともに、このガイド溝(51,52)に前記シフトアーム(40,41)を係合し、更に、前記シフトプレート(50)に操作方向変換手段を設け、シフトレバー(16)が前記シフタステー(32,33)と平行な方向へ回動したときに、このシフトレバー(16)の回動をシフトプレート(50)のスライドに変換し、該シフトプレート(50)のスライドにて前記ガイド溝(51,52)の湾曲部がシフトアーム(40,41)を回動させ、前記シフタ(34,35)を変速位置へ移動するように形成したリニアシフト型変速操作装置において、
上記操作方向変換手段は、シフタステー(32,33)に対して略45度をなす方向に開穿されたシフトプレート(50)の長孔(53)と、該長孔(53)に係止したシフトレバー(16)の基端部(18)とからなり、更に、該長孔(53)の一端部を上記ガイド溝(51,52)の湾曲部に接近して入り込ませるとともに、
上記シフタステー(32,33)の上方位置にホルダプレート(36)を固設し、その上面にシフトプレート(50)を重ね合わせて載置し、
そして、上記ホルダプレート(36)の一方のボス(38)をシフトアーム(40)の丸孔(42)に枢着してシフトアーム(40)を水平回動可能に支持するとともに、他方のボス(39)をシフトアーム(41)の丸孔(43)に枢着してシフトアーム(41)を水平回動可能に支持し、
更に、上記ホルダプレート(36)の前後端部は上方へ折り曲げられて係止部(36a,36a)が設けられており、該係止部(36a,36a)の内側にシフトプレート(50)を重ね合わせて、シフタステー(32,33)の軸方 向と直交する方向へシフトプレート(50)がスライドできるように載置されていることを特徴とするリニアシフト型変速操作装置。 - 上記シフトアーム(40,41)の回動支点に開穿された丸孔(42,43)と先端部の長孔(44,45)との中間部にピン(48,49)を設けるとともに、上記ガイド溝(51,52)によって、前後動するピン(48,49)の動きが先端部で拡大されてシフタに伝達され、上記ガイド溝(51,52)の湾曲部を小さくしても前記シフタ(34,35)が変速操作に必要な移動量を確保できる構成としたことを特徴とする請求項1記載のリニアシフト型変速操作装置。
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