JPH0143550Y2 - - Google Patents

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JPH0143550Y2
JPH0143550Y2 JP5941985U JP5941985U JPH0143550Y2 JP H0143550 Y2 JPH0143550 Y2 JP H0143550Y2 JP 5941985 U JP5941985 U JP 5941985U JP 5941985 U JP5941985 U JP 5941985U JP H0143550 Y2 JPH0143550 Y2 JP H0143550Y2
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grooved cam
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/08Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
    • F16H63/16Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism the final output mechanisms being successively actuated by progressive movement of the final actuating mechanism
    • F16H63/18Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism the final output mechanisms being successively actuated by progressive movement of the final actuating mechanism the final actuating mechanism comprising cams

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば食品加工用ミキサー等におい
て使用されているクラツチの切替装置に関するも
のである。
「従来の技術」 従来のこの種クラツチの切替装置として、実公
昭58−33892号公報に示すものが存する。
該従来の切替装置は、ミキサーのケーシング内
に回転可能に支承されたアイドル軸に、対向側面
にクラツチ爪を有する第1・第2・第3・第4の
各歯車を自由回転可能に軸支すると共に、該第1
歯車と第2歯車間及び第3歯車と第4歯車間に、
両側面に咬合爪を有する2個のクラツチを移動可
能に軸支してなるクラツチ機構を前提として、ケ
ーシング内に外部のハンドル操作で回転する板カ
ムを配設する一方、該板カム近傍に支持軸を設
け、該支持軸に一対の作動杆の筒部を夫々移動可
能に外嵌すると共に、該各作動杆の一端側に設け
られたローラを対向して上記板カムの周面にバネ
圧で圧接し、他端側を上記各クラツチに連結する
構成となつている。
そして、外部のハンドル操作で板カムを適宜回
転させて、各ローラの板カムの周面に対する圧接
位置を変化させると、該ローラの圧接位置の変化
に応じて、各作動杆は支持軸上を所定方向に平行
移動して、該各作動杆の他端で直接クラツチを同
方向に移動させることにより、一のクラツチを第
1歯車又は第2歯車のクラツチ爪と咬合させると
同時に、他のクラツチを第3歯車又は第4歯車の
クラツチ爪と咬合させるものである。
従つて、従来の切替装置にあつては、斯る板カ
ムを利用した切り替えにより、入力軸に軸支され
ている歯車を一のクラツチが咬合している第1又
は第2歯車と咬合させる同時に、天狗軸に軸支さ
れている歯車を他のクラツチが咬合している第3
又は第4歯車と咬合させれば、単一のモータで撹
拌子の回転速度を四段階に切り替えることが可能
となる。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、上記従来の切替装置にあつては、板
カムの使用により、単一の駆動用モータで四段階
の変速切り替えが一応可能となつたが、実際の切
り替えに際しては、従前の咬み合いクラツチ機構
と同様に、歯車のクラツチ爪とクラツチの咬合爪
が咬合して回転している状態のまま、別の歯車に
切り替えを行なうことは、非常に困難である。
しかも、従来の装置にあつては、2個のクラツ
チを同時に切り替えるものであるから、同時切替
のタイミング面でも大変であることは勿論である
が、切替時の困難性を一層助長している。従つ
て、確実な切り替えを行なうためには、一旦駆動
用モータを停止させる以外方法がない。
この為、従来装置にあつては、切り替えの都度
板カムを回転させる操作とは別に、駆動用モータ
を制御するメインスイツチをオン・オフする作業
が別に要求されて、作業が徒に煩雑となる問題点
を有していた。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案は上記従来の切替装置の問題点
を有効に解決するために開発されたもので、アイ
ドル軸に対向側面にクラツチ爪を有する第1・第
2・第3・第4の各歯車を自由回転可能に軸支す
ると共に、該第1歯車と第2歯車間に上記各クラ
ツチ爪と交互に咬合する咬合爪を有する一のクラ
ツチを移動可能に軸支し、上記第3歯車と第4歯
車間に同じく各クラツチ爪と交互に咬合する咬合
爪を有する他のクラツチを移動可能に軸支したク
ラツチ機構を前提として、最高形状部と最低形状
部を有し且つ該各形状部の一定域に中心に対して
平行となる遊び面を形成した溝カムを設けると共
に、該溝カムに周面に4個の凹部を形成してなる
回転円盤を設け、該回転円盤と一体に溝カムを外
部のハンドル操作で回転する構成とし、且つ回転
円盤の凹部内に嵌入した時のみ駆動用モータをオ
ン状態となすスイツチ手段を設け、更に上記カム
の溝内に嵌装される一対のローラを摺動可能に重
合された2枚のスライド板に夫々固定し、且つ各
スライド板夫々にピン部材を設け、該ピン部材に
上記各クラツチに連結された作動杆を連結する構
成を採用した。
「作用」 依つて、本考案にあつては、ハンドル操作で溝
カムを1/4づつ回転させる過程で、該溝カムの各
形状部の遊び面の存在により、クラツチを直ちに
切らずに所定の歯車のクラツチに咬合したまま、
該遊び面の形成分だけ溝カムを回転させて、該溝
カムと一体に回転する円盤の凹部内に係入してい
るスイツチ手段を該凹部から外せば、モータの駆
動を自動的に停止させることが可能となるので、
斯る状態の下でスライド板を個々に移動させて、
該各スライド板に設けられているピン部材の作用
で、作動杆を所定方向に移動すれば、該作動杆に
連結されているクラツチが所定の歯車のクラツチ
爪に咬合するので、従来と比し切替操作が極めて
簡単となる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述する。
まず、クラツチ機構について説明すると、該実
施例に係るクラツチ機構は、第1図乃至第2図に
示す如く、ミキサーのケーシング1内に回転可能
に支承されたアイドル軸2に、夫々歯数の異なる
第1・第2・第4・第3の各歯車3,4,6,5
を順に適当な間隔を保つて自由回転可能に軸支す
ると共に、該第1歯車3と第2歯車4間に両側面
に咬合爪7a,7bを有する一のクラツチ7を移
動可能に軸支し、第3歯車5と第4歯車6間に同
じく両側面に咬合爪8a,8bを有する他のクラ
ツチ8を移動可能に軸支し、後述する切替装置を
介して、該一のクラツチ7の咬合爪7a,7bを
他のクラツチ8と無関係に、第1歯車3と第3歯
車4の各クラツチ爪3a,4aに交互に咬合さ
せ、他のクラツチ8の咬合爪8a,8bを同じく
一のクラツチ7と無関係に、第3歯車5と第4歯
車6の各クラツチ爪5a,6aに交互に咬合させ
る構成である。
又、ケーシング1内に上記アイドル軸2と平行
する状態で入力軸9を設け、該入力軸9に上記第
1乃至第4歯車3,4,5,6と咬合する第5乃
至第8歯車10,11,12,13を夫々軸支
し、第5歯車10を第1歯車3と、第6歯車11
を第2歯車4と、第7歯車12を第3歯車5と、
第8歯車13を第4歯車6と夫々咬合させて、該
各歯車10,11,12,13を介して、ケーシ
ング1内に別途設けられている単一のモータ(図
示せず)の駆動力をアイドル軸2側の各歯車3,
4,5,6に個々に伝達して、該アイドル軸2に
ベベルギヤ等を介して連結される撹拌子を所望の
速度で回転させる構成である。
次に、斯るクラツチ機構の切替装置を説明すれ
ば、該実施例に係る切替装置は、第1図・第2図
に示す如く、従来の板カムの代りに、外部のハン
ドル14の操作で回転する溝カム15を設けるも
のとする。
これを具体的に説明すると、該溝カム15自体
は、第3図に示す如く全体を二分して、一方を作
用ゾーンXと他方をニユートラルゾーンYとな
し、作用ゾーンXに最高形状部Aと最低形状部B
を形成すると共に、該各形状部A,Bに一定域
(カム中心から18゜前後の範囲)にカム中心に対し
て平行となる遊び面a,bを形成する構成とな
す。
又、溝カム15は、第4図A,Bに示す如く、
自身の軸部15aをケーシング1に固設された軸
受部材31に回転可能に支持すると共に、該軸部
15aの先端にカバー体32を介して上記ハンド
ル14を設け、且つ軸部15aの中間部に周面に
凹部33aを90゜おきに4個形成してなる回転円
盤33を一体に付設してなる。
他方、上記軸受部材31に、同じく90゜おきに
バネ34により付勢される3個の位置決め突起3
5と、1個のリミツトスイツチ36を設け、前者
の突起35は溝カム15と一体に回転する円盤3
3の各凹部33aに弾性的に係入して、溝カム1
5の1/4回転毎の回転位置を保障し、後者のリミ
ツトスイツチ36は凹部33a内に係入したとき
のみ、メインスイツチとは別に駆動用モータをオ
ン状態となし、単に円盤33の凹部33a以外の
周面に当接している状態では、モータをオフ状態
となすスイツチ手段である。
又、斯る構成のカム15の溝内に一対のローラ
16,17を回転可能に対向して嵌装すると共
に、該各ローラ16,17の軸部16a,17a
を2枚のスライド板18,19に個々に固定す
る。
該スライド板18,19は、図示する如く、摺
動可能に重合された両端部を支持アーム20で支
持され、所定個所に長孔18a,19aを有する
と共に、他方の長孔内に移動可能に嵌入される受
部18b,19bを形成し、該各受部18b,1
9bに対応する上記ローラ16,17の軸部16
a,17aを固定し、該各ローラ16,17が上
記カム15の溝形状で移動するに伴い、各スライ
ド板18,19も個々に同方向に移動できる構成
としたものである。
又、一方のスライド板18にピン部材21を設
けると共に、他方のスライド板19に該ピン部材
21を移動可能に嵌入する別の長孔22を形成
し、該長孔22内に上記ピン部材21を自身の端
部が突出する状態に遊嵌し、他方のスライド板1
9にピン部材24を有するアーム23を形成す
る。
更に、他端側に上記各クラツチ7,8の中央環
状溝7c,8c内に係入する駒25を有し、且つ
中央部が支持軸26に回動可能に軸支される作動
杆27,28を設け、該各作動杆27,28の一
端部を切欠部27a,28aを介して夫々上記ピ
ン部材21,24に連結し、上記溝カム15の作
用で各スライド板18,19が移動するに伴い、
ピン部材21,24が同方向に連動することによ
り、各作動杆27,28を支持軸26を支点とし
て所定方向に回動させて、該作動杆27,28の
他端側の駒25でクラツチ7,8を移動させる構
成となしたものである。尚、クラツチ7,8は、
第5図に示す如く、作動杆27,28の駒25の
みならず、支持軸26に別途回動可能に軸支され
ている補助杆29の駒30をも係入して、円滑な
移動と回転を保障するものとする。
依つて、斯る構成の切替装置を用いて、上記ク
ラツチ機構を切り替える場合には、先ず第2図A
に示す状態に溝カム15をハンドル14の操作で
回転させると、該溝カム15の最高形状部Aにロ
ーラ16が当接して、該ローラ16は軸部16a
を介してスライド板18を図中左方向に移動させ
て、該スライド板18に設けられているピン部材
21を長孔22を介して同方向に移動させるの
で、該ピン部材21の作用で作動杆28は図中反
時計方向に回動する。
この結果、特に作動杆28の駒25により、ク
ラツチ7は第1歯車3方向に移動して、自身の咬
合爪7aを第1歯車3のクラツチ爪3aに咬合さ
せるので、該第1歯車3のみに第5歯車10を介
して回転力が伝達されて、第一段階の回転速度で
撹拌子を回転させることとなる。
尚、斯る状態にあつては、既述した3個の位置
決め突起35とリミツトスイツチ36は、溝カム
15と一体に回転した円盤33の対応凹部33a
内に夫々係入して、各突起35は溝カム15の位
置決めを保障し、スイツチ36はモータの駆動を
保障している。又、ローラ17は溝カム15のニ
ユートラルゾーンYに位置しているので、他方の
クラツチ8もニユートラルな状態に置かれている
ばかりか、第2乃至第4歯車4,5,6は夫々第
6乃至第8歯車11,12,13と咬合している
が、ただ空転しているだけである。
斯る状態から更にハンドル14の操作で、溝カ
ム15を第2図Bに示す状態に1/4回転しようと
すると、最高形状部Aの遊び面aの存在により、
クラツチ7は直ちに切れずに、該クラツチ7の咬
合爪7aが第1歯車3のクラツチ爪3aに咬合し
たまま、該遊び面aの形成角度分だけ、ま溝カム
15が回転することとなるが、該溝カム15と一
体に円盤33も回転する。
すると、位置決め突起35も勿論であるが、円
盤33の凹部33a内に係入しているリミツトス
イツチ36が該各凹部33aか外ずれて、モータ
の駆動を自動的に停止させることとなる。
従つて、その後更に回転を続けると、クラツチ
7は簡単に第1歯車3から離れるで、今度はロー
ラ16が溝カム15の最低形状部Bに当接して、
スライド板18を図中右方向に移動させる結果、
ピン部材21の作用で作動杆28は図中時計方向
に回動する。これにより、クラツチ7は今度は第
2歯車4方向に移動して、自身の咬合爪7bを第
2歯車4のクラツチ爪4aに咬合させるので、該
第2歯車4のみが第6歯車11を介して回転力が
伝達されて、第二段階の回転速度で撹拌子を回転
させることとなる。
尚、ローラ16が最低形状部Bに当接すること
は、溝カム15が1/4回転したことを意味するの
で、リミツトスイツチ36も再び対応する円盤3
3の凹部33aに係入して、自動的にモータの駆
動状態を保障していることは言うまでもない。
又、この第二段階にあつても、ローラ17は溝カ
ム15のニユートラルゾーンYに位置しているの
で、他方のクラツチ8もニユートラルな状態に置
かれるばかりか、その他の歯車も空転状態にある
ことは、第一段階の場合と同様である。
次に、ハンドル14の操作で、溝カム15を第
2図Cに示す如く更に1/4回転しようとすると、
前回と同様最低形状部Bの遊び面bの存在によ
り、該遊び面bの形成角度分だけ、クラツチ7の
咬合爪7bが第2歯車4のクラツチ爪4aに咬合
したまま、溝カム15が回転することとなるが、
該回転に応じて今度もリミツトスイツチ36が円
盤33の凹部33aから外ずれて、モータの駆動
を停止させることとなる。
従つて、クラツチ7は簡単に第2歯車4から離
れるので、今度は該カム15の最高形状部Aにロ
ーラ17が当接して、スライド板19を図中右方
向に移動させて、該スライド板19にアーム23
を介して設けられているピン部材24を同方向に
移動させるので、該ピン部材24の作用で作動杆
27は図中時計方向に回動する。
この結果、クラツチ8は第3歯車5方向に移動
して、自身の爪8aを第3歯車5のクラツチ爪5
aに咬合させるので、該第3歯車5のみに第7歯
車12を介して回転力が伝達されて、第三段階の
回転速度で撹拌子を回転させることとなる。尚、
斯る状態にあつては、前記と逆にローラ16は溝
カム15のニユートラルゾーンYに位置している
ので、他方のクラツチ7もニユートラルな状態に
置かれているし、その他の歯車が空転状態にあ
り、且つリミツトスイツチ36も再び対応する円
盤33の凹部33aに係入して、自動的にモータ
の駆動状態を保障していることは同様である。
斯る状態から更にハンドル操作で、溝カム15
を第2図Dに示す状態に1/4回転すると、前記と
同様なモータの停止状態を得て、今度はローラ1
7が溝カム15の最低形状部Bに当接して、スラ
イド板19を図中左方向に移動させて、ピン部材
24の作用で作動杆27を図中反時計方向に回動
させる。
この結果、クラツチ8が第4歯車6方向に移動
して、自身の爪8bを第4歯車6のクラツチ爪6
aに咬合させるので、該第4歯車6のみが第8歯
車13を介して回転力が伝達されて、第四段階の
回転速度で撹拌子を回転させることとなる。尚、
この第四段階にあつても、ローラ16は溝カム1
5のニユートラルゾーンYに位置しているので、
他方のクラツチ7もニユートラルな状態に置かれ
ているし、その他の歯車が空転状態にあることは
同様である。
従つて、本実施例にあつては、ハンドル14の
操作で溝カム15を1/4づつ回転させる過程で、
溝カム15の各形状部A,Bの遊び面a,bの存
在により、クラツチの咬合状態を維持して、モー
タの駆動を一旦停止した後、切り替えを行なうも
のであるから、従来の如くメインスイツチを切る
ことがなく、第一段から第四段の変速切り替えが
自動的に行なえることとなる。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は最高形状部と最低形状部
を有し且つ該各形状部の一定域に中心に対して平
行となる遊び面を形成した溝カムを設けると共
に、該溝カムに周面に4個の凹部を形成してなる
回転円盤を設け、該回転円盤と一体に溝カムを外
部のハンドル操作で回転する構成とし、且つ回転
円盤の凹部内に嵌入した時のみ駆動用モータをオ
ン状態となすスイツチ手段を設け、更に上記カム
の溝内に嵌装される一対のローラを摺動可能に重
合された2枚のスライド板に夫々固定し、且つ各
スライド板夫々にピン部材を設け、該ピン部材に
各クラツチに連結された作動杆を連結したことを
特徴とするものであるから、ハンドル操作で溝カ
ムを1/4づつ回転させる過程で、溝カムの各形状
部の遊び面の存在により、クラツチの咬合状態を
維持して、スイツチ手段でモータの駆動を一旦停
止した後に切り替えが行なえるので、従来の如く
メインスイツチを切ることがなく、第一段階から
第四段階の切り替えがハンドル操作のみで簡単に
行なえることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切替装置とクラツチ機構
を第三段階に切り替えた状態で示す要部平面図、
第2図Aは第一段階の切替状態を示す正面図、同
図Bは第二段階の切替状態を示す正面図、同図C
は第三段階の切替状態を示す正面図、同図Dは第
四段階の切替状態を示す正面図、第3図は本考案
の切替装置に供される溝カムの溝形状を示す説明
図、第4図Aは溝カムと回転円盤と位置決め突起
とスイツチ手段の関係を示す要部横断面図、同図
Bは同縦断面図、第5図はクラツチと作動杆及び
補助杆の関係を示す要部側面図である。 2……アイドル軸、3……第1歯車、4……第
2歯車、5……第3歯車、6……第4歯車、3
a,4a,5a,6a……クラツチ爪、7,8…
…クラツチ、7a,7b,8a,8b……咬合
爪、14……ハンドル、15……溝カム、16,
17……ローラ、18,19……スライド板、2
1,24……ピン部材、27,28……作動杆、
33……回転円盤、33a……凹部、35……位
置決め突起、36……リミツトスイツチ(スイツ
チ手段)、A……最高形状部、B……最低形状部、
a,b……各形状部の遊び面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アイドル軸に対向側面にクラツチ爪を有する第
    1・第2・第3・第4の各歯車を自由回転可能に
    軸支すると共に、該第1歯車と第2歯車間に上記
    各クラツチ爪と交互に咬合する咬合爪を有する一
    のクラツチを移動可能に軸支し、上記第3歯車と
    第4歯車間に同じく各クラツチ爪と交互に咬合す
    る咬合爪を有する他のクラツチを移動可能に軸支
    したクラツチ機構に於いて、最高形状部と最低形
    状部を有し且つ該各形状部の一定域に中心に対し
    て平行となる遊び面を形成した溝カムを設けると
    共に、該溝カムに周面に4個の凹部を形成してな
    る回転円盤を設け、該回転円盤と一体に溝カムを
    外部のハンドル操作で回転する構成とし、且つ回
    転円盤の凹部内に嵌入した時のみ駆動用モータを
    オン状態となすスイツチ手段を設け、更に上記カ
    ムの溝内に嵌装される一対のローラを摺動可能に
    重合された2枚のスライド板に夫々固定し、且つ
    各スライド板夫々にピン部材を設け、該ピン部材
    に上記各クラツチに連結された作動杆を連結する
    ように構成したことを特徴とするクラツチの切替
    装置。
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KR101181135B1 (ko) * 2009-07-20 2012-09-14 현대자동차주식회사 Dct 클러치 작동기구

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