JP4522442B2 - 衝撃緩和装置付きノック式筆記具 - Google Patents

衝撃緩和装置付きノック式筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP4522442B2
JP4522442B2 JP2007213767A JP2007213767A JP4522442B2 JP 4522442 B2 JP4522442 B2 JP 4522442B2 JP 2007213767 A JP2007213767 A JP 2007213767A JP 2007213767 A JP2007213767 A JP 2007213767A JP 4522442 B2 JP4522442 B2 JP 4522442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
refill
rotor
knock
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007213767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009045825A (ja
Inventor
義春 並木
壽美 玉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2007213767A priority Critical patent/JP4522442B2/ja
Priority to PCT/JP2008/064660 priority patent/WO2009025248A1/ja
Priority to EP08792506A priority patent/EP2186648A4/en
Priority to CN2008801019741A priority patent/CN101883687B/zh
Priority to US12/733,264 priority patent/US7931415B2/en
Publication of JP2009045825A publication Critical patent/JP2009045825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4522442B2 publication Critical patent/JP4522442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K7/00Ball-point pens
    • B43K7/12Ball-point pens with retractable ball points
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/02Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
    • B43K24/08Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by push-buttons
    • B43K24/084Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by push-buttons with saw-like or analogous cams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K25/00Attaching writing implements to wearing apparel or objects involving constructional changes of the implements
    • B43K25/02Clips

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Description

本発明は、軸後端部のノック棒を押すとペン先が繰り出され、もう一度ノック棒を押すとペン先が引っ込む、ノック式の筆記具に関し、特に、ノック解除時、セーフティー解除時にリフィールにかかる衝撃を緩和する機構を備えたノック式の筆記具に関する。
ここで、セーフティー機構とは、リフィールのペン先が軸筒の先端から突出した筆記位置にある状態でクリップの先端が持ち上がると、ペン先が軸筒内の収納位置に没入する機構のことで、誤ってペン先を出したまま服の胸ポケット等に差し込んだ場合に服を汚さないために設けられている。
従来、上記ノック式筆記具としていくつかの方式が知られている。
その一つであるカーンノック式筆記具では、ペン先筆記位置からノック操作をし、ノック棒から手を離すと(以降「リターン動作時」と記す。)、スプリングの反発力で回転子が後方へ押し付けられるため、回転子のカム突起3b’は内筒カム2b’に沿って垂直移動(距離a、軸方向の移動のみ)してペン先収納位置となっていた(図11参照)。
このノック解除時(=リターン動作時)における上記垂直移動時の衝突によって、リフィール(インク収容体)に衝撃がかかり、特に水性インクやゲルインクにおいては、リフィール内部のインクがずれたり、漏れ出したり、リフィール先端より空気を巻き込んで筆記カスレを生じさせたりする可能性があるため、この垂直移動時の衝撃を緩和する機構が望まれていた。
また、セーフティー機能付きのカーンノック式筆記具では、クリップの先端の係止が回転子の動きを規制することで筆記位置を保っており、リターン動作時には、通常のカーンノック式と同じく、回転子のカム突起3b’は内筒カム2b’に沿って垂直移動(距離a、軸方向の移動のみ)してペン先収納位置となるが、クリップの先端を持ち上げてセーフティー解除操作を行うと(以降「セーフティー動作時」と記す。)、回転子の動きの規制がなくなり、回転子のカム突起はペン先収納位置まで、垂直移動する。例として図12のようなカム構成の場合、カム突起3b’は摺動体6a’とともに垂直移動(距離i)していた。
このセーフティー動作時における上記垂直移動時の衝突によっても、リフィール(インク収容体)に衝撃がかかり、上記の記載の問題が発生していたため、この垂直移動時の衝撃を緩和する機構が望まれていた。
これに対し、特許文献1には緩衝部材としてスプリングを用いるセーフティー付きのノック式筆記具が開示されている。
特開2000−218989号公報
しかしながら、上記方式では部品点数が増えてしまうという問題がある。上記の水性インクやゲルインクは最近使用されることが多くなってきており、上記の衝撃による不具合に対し、簡易な方式による解決策が望まれていた。
本発明は上記問題を解決し、カムの形状を工夫することで、セーフティー機構のない筆記具のみならずセーフティー機構を備えた筆記具についても部品点数を増やすことなく衝撃緩和を実現するノック式の筆記具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、前端に筆記部を有するリフィールと、それを後方へ付勢するスプリングと、上記リフィールの後方に配置され上記リフィールに連動して軸筒後端より突出するノック棒を有し、該ノック棒を押圧してリフィールを上記軸筒の前端から突出させることによって筆記位置となるノック式筆記具であって、上記ノック棒とリフィールとの間にリフィールを支持する回転子を備え、ノック棒と上記回転子はそれぞれに対応した回転用のカム斜面を有しており、上記スプリングの反発力により、軸方向前方および後方へのノック動作によって回転子が所定角度ずつ一定方向にのみ回転し、リフィールが軸筒内に没入した状態からノック操作を行うと、回転子の円筒部側面に設けられた位置決め用のカム斜面がこれに対応して内筒に設けられたカムの第一の斜面に当接し、回転子の上記位置決め用のカムの垂直面が内筒に設けられたカムの縦壁に当接することにより軸方向荷重および回転力を支持されてリフィールを上記筆記位置に保ち、リフィールが筆記位置にある状態からノック操作を行うと、回転子の上記位置決め用のカム斜面が、上記カムの縦壁に連続して内筒に設けられたカムの第二の斜面と当接し、次に内筒に設けられたカムの第三の斜面に当接して回転し、後退限位置に移行してリフィールを収納位置に保つように構成されるノック式筆記具において、内筒に設けられた上記カムの第三の斜面は、軸方向に段差を有していることを特徴とする。これにより、リターン動作時において、回転子に備えられた位置決め用のカム斜面の1回あたりの垂直移動距離を短縮することで、リフィールにかかる衝撃を緩和することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前端に筆記部を有するリフィールと、それを後方へ付勢するスプリングと、上記リフィールの後方に配置され上記リフィールに連動して軸筒後端より突出するノック棒を有し、該ノック棒を押圧してリフィールを上記軸筒の前端から突出させることによって筆記位置となり、クリップの係止玉が摺動体の係止突起に係止することで上記筆記位置を保持するノック式筆記具であって、上記ノック棒とリフィールとの間にリフィールを支持する回転子を備え、ノック棒と上記回転子はそれぞれに対応した回転用のカム斜面を有しており、上記スプリングの反発力により、軸方向前方および後方へのノック動作によって回転子が所定角度ずつ一定方向にのみ回転し、リフィールが軸筒内に没入した状態からノック操作を行うと、回転子の円筒部側面に設けられた位置決め用のカム斜面がこれに対応して内筒に設けられたカムの第一の斜面及び上記摺動体に設けられたカム斜面に順に当接し、回転子の上記位置決め用のカムの垂直面が軸筒に設けられたカムの縦壁に当接することにより軸方向荷重および回転力を支持されてリフィールを筆記位置に保ち、リフィールが筆記位置にある状態からノック操作を行うと、回転子に備えられた上記位置決め用のカム斜面が、軸筒に設けられたカム斜面と当接し、さらに内筒に設けられたカムの第二の斜面と当接して回転し、後退限位置に移行してリフィールを収納位置に保つとともに、軸筒の切り欠き部に、長手方向に移動可能に設けられた摺動体は内向き突起を有し、リフィールが筆記位置にあるときは、上記内向き突起を回転子の位置決め用のカムの後端に係合させ、摺動体に形成された係止突起がクリップ本体に形成された係止段部に係止してリフィールを筆記位置に保ち、摺動体の上記係止突起とクリップ本体の上記係止段部との間の係止が解除されると、スプリングによってリフィールが摺動体と共に後退位置まで戻され、さらに回転子の位置決め用のカムが、軸筒に設けられたカム斜面の後方に設けられた隙間を通過することにより、後退限位置に移行することで、リフィールを収納位置に保つように構成されるノック式筆記具において、内筒に設けられた上記カムの第二の斜面は、軸方向に段差を有することを特徴とする。これにより、リターン動作時、セーフティー動作時の双方において、回転子に備えられた位置決め用のカム斜面の1回あたりの垂直移動距離を短縮することで、リフィールにかかる衝撃を緩和することができる。
以上説明したように、本発明のノック式筆記具では、上記のカムの配置とすることで、セーフティー機構の有無にかかわらず、リターン動作時またはセーフティー動作時にリフィールにかかる衝撃が緩和でき、水性インクやゲルインクを使用した場合でも、インク洩れや気泡発生等の不具合の防止を、少ない部品点数にて実現することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。まず、一般的構成及び作用について説明し、次に各実施形態の特徴部分について説明する。
図1は本発明のノック式ボールペン(セーフティー機構付きの場合)を示すが、本発明はボールペンに限られるものではない。図1(a)は、リフィールが収納位置にある状態を、図1(b)は、リフィールが筆記位置にある状態を、図1(c)は、セーフティー動作後の状態をそれぞれ示している。なお、第一の実施形態はセーフティー機構を持たないため、図1(a)、(b)の摺動体6は備えておらず、この部分は軸筒1により占められている。
第一の実施形態は、図1(a)、(b)(セーフティー機構部分は除く)に示すように、先端に筆記部を有するリフィール7とそれを後方へ付勢するスプリング5とリフィール7に連動して軸筒1より突出するノック棒4を有し、そのノック棒4を押圧してリフィール7を軸筒1の前部から突出させることによって筆記可能状態となる。ノック棒4の前方のリフィール7との間にはリフィール7を支持する回転子3を設け、このノック棒4と回転子3はそれぞれに対応したカム斜面であるノック棒カム4aとノックカム3aをそれぞれ有して軸方向前方へのノック動作によって回転子3が所定角度ずつ一定方向にのみ回転するように構成される。
さらに、ノック動作後の押圧を止めたときにはリフィール7はスプリング5によって常に後方へ付勢されており、回転子3のカム突起3bとそれに対応した内筒2のカム2bによって前述のノック棒4と回転子3による回転と同一方向へ回転させる。つまり、回転子3は所定の角度で回転して、ある時点で(上記構成では2回のノックで)1周し、この動作を繰り返す。
以下に、各構成部品について詳しく説明する。
図1及び図2に示す内筒2は、クリップ2aと一体で構成されており、内筒の内壁面にはノック棒4の回り止め用の溝2c及びリフィール7の位置決め用の内筒カム2bが配設されている。内筒カム2bの形状については後に詳しく説明する。
図1及び図4に示すノック棒4は、筆記具の尾端に配設される円筒状の部材であって、その先端部にはノック棒カム4aが、先端近傍の外周部には上記溝2c内を摺動する回り止め4bが配設されている。
図1及び図5に示す回転子3は、上記ノック棒4のノック棒カム4aと当接するノックカム3a及びリフィール7の位置決め用のカム突起3bを備えた円筒状の部材である。
軸筒1の先端内部にはリフィール7をノック棒4に向けて付勢するスプリング5が配設されている。
上記ノック棒カム4aとノックカム3aとはお互いに対応する山形状のカム斜面を有しており、この山形のピッチがずらされて配設されていることにより、軸方向へのノック動作により回転子3には一定方向への回転力が与えられ、後述のカム突起3bの動作と相俟って回転子3をノック操作ごとに一定方向へ回転させる。
また、回転子3の先端部は常にリフィール7の後端部に当接しており、カム突起3bの前後位置がリフィール7の先端のペン先位置を決めることになる。
次に、上記構成のノック式筆記具の作用について説明する。まず、ノック操作について説明する。
ノック操作とは、ノック棒4を押し込んでその後、指を放して開放するまでの動作であって、ペン先を後退した状態から筆記位置に移行させる場合を指す。これに対してノック解除とは、同じくノック棒4を押し込んでから放す動作であるが、ペン先を筆記位置から収納位置に移行させる場合を指す。
ノック棒4をノック操作すると、ノック棒に押され、回転子3とリフィール7が前進する。上記のように、回転子3は(ノック棒カム4aとノックカム3aの関係から)回転力を付与されているが、内筒カム2bの縦壁で回転を規制されている。回転子3のカム突起3bが、内筒カム2bの縦壁を越えた位置まで前進すると、規制がなくなって回転子3はわずかに回転する。
ノック棒4から手を離すと、回転子3のカム突起3bが、内筒カム2bに沿って回転運動する。この際、通常のカーンノックでは筆記位置で内筒カム2bの縦壁に当たり回転が止まるように、内筒カム2bが切ってある。回転が止まるこのときに、リフィール7先端のペン先が図7(a)に示す筆記位置となる。
次に、本実施形態の特徴部分である内筒カム2bの構成と、ノック解除によるリターン動作において、内筒カム2bに接して回転移動及び垂直移動を行う回転子3のカム突起3bの動作について図7にて説明する。
図7は、回転子3のカム突起3bと内筒カム2bとの位置関係を示す模式図であり、内筒2の内面に形成された内筒カム2bを展開したものに対して回転子3のカム突起3bの位置を示したものである。図の上方がペン先方向を示しており、回転子3のカム突起3bは上述したノック棒4と回転子3とのカム機構によって回転力を与えられるため、ノック動作毎に図の左から右へ移動する。
図7は、リターン動作時の回転子3のカム突起3bの動きを示している。図7(a)は、筆記時の状態でペン先が突出した状態を示し、カム突起3bはスプリング5の反発力により内筒カム2bの第一の斜面2e及び縦壁に押し付けられて固定されている。
この状態からノック棒4を押すとカム突起3bは、図の上方へと前進して内筒カム2bの縦壁を越える位置まで達した後、内筒カム2bの縦壁による規制が外れるため、スプリング5の反発力と上述の回転用のカム斜面の作用によって、図7(b)に示すように右側に回転して内筒カム2bの第二の斜面2fに押し付けられる。
そして、指を離すとカム突起3bは、さらに回転して第一の垂直移動を経て図7(c)に示す位置に至る。この際、カム突起3bの斜面が内筒カム2bの第三の斜面の前半部分(以下「前半の斜面」と記す。)2gと衝突し、その衝撃がリフィール7に伝わる。
さらに、カム突起3bは内筒カム2bの上記前半の斜面2gを滑って回転した後、第二の垂直移動を経て図7(d)に示す位置に至る。この際、カム突起3bの斜面が内筒カム2bの第三の斜面の後半部分(以下「後半の斜面」と記す。)2hと再び衝突し、その衝撃がリフィール7に伝わる。
その後、カム突起3bは内筒カム2bの上記後半の斜面2hを滑って回転し、内筒カム2bの縦壁に当接して停止し、図7(e)に示すペン先収納位置に至る。
従来、上記の衝突は1回だけ発生していたのであり、その際の垂直移動距離は上記構成における2箇所の垂直移動距離の和にほぼ等しかった。このように、内筒カム2bの第三の斜面の前後半に軸方向の段差を設けてカム突起3bの1回あたりの垂直移動距離を短縮することができる。
上記構成における2箇所の垂直移動の距離b、cを表1に示し、合わせてこの箇所での衝突時の衝撃の影響度合いを示す。なお、表1において「気泡発生数」はリターン動作もしくはセーフティー動作を50回繰り返した時のリフィール7内の気泡の発生数であって、試験回数n=5の平均値を示す。これは、上記衝撃の影響度合いを比較するパラメータとして採用したものである。
表1を見ると、従来のカーンノック式と比較して本実施形態では一回あたりの垂直移動距離が短くなり、上記気泡発生数を比較しても減少している。このことは、リフィール7に加わる衝撃が緩和されたことを意味している。本実施形態によりリターン動作の衝撃による上述の不具合を防止することができる。
なお、上記衝撃が緩和されるメカニズムとしては、一つには、垂直移動部分を分割(本実施形態では2分割)することで、1回あたりの垂直移動時の最終速度を、分割しない場合に比べて減少させることができ、各衝突の際の衝撃が減少するという点が考えられる。
もう一つは、垂直移動に加えて斜面移動をさせることにより、スプリングの反発力が斜面に沿った成分に分割され、斜面方向の速度は垂直移動速度より減少し、その斜面方向の速度の内、垂直方向の速度成分はさらに小さくなるという点である。
リフィールのインク状態に不具合をもたらすものとして問題にされているのは垂直方向の衝撃であって、水平方向速度による横方向の衝撃は問題とならないからである。ただし、スペースの問題があり、垂直移動部分をなくしてすべて斜面移動とすることはできない。このため、垂直移動部分の配置が問題となり、上記考察を衝撃影響度の確認試験で裏付けることにより、本実施形態の構成を見出したものである。
次に、第二の実施形態としてセーフティー機構を備えたノック式の筆記具において衝撃緩和機構を設けた請求項2の発明の実施形態について説明する。まず、本実施形態の一般的構成及び作用について説明し、次に特徴部分について説明する。
本実施形態の構成は、セーフティー機構を備えることにより上記第一の実施形態の構成とは異なっており、これに伴いカム配置も若干異なっている。この点について以下に説明する。なお、上記以外の共通する構成部品については同一の符号とし、共通する作用については説明を省略する。
図1に示すように、ノック棒4を押圧してリフィール7を軸筒1の前部から突出させることによって筆記可能状態となるのは第一の実施形態と同様であるが、本実施形態ではクリップの係止玉2dが摺動体6の係止突起6bに係止することで、スプリング5の反発力と筆記荷重の軸方向の分力を後述の摺動体カム6aで支え、回転方向の分力は軸筒1の内壁に設けられた後述の軸筒カム1aにより支えることで上記筆記可能状態を保持する点が異なる。
ノック棒4と回転子3がそれぞれに対応したカム斜面であるノック棒カム4aとノックカム3aを有して軸方向前方へのノック動作によって回転子3が所定角度ずつ一定方向にのみ回転するように構成される点は同様である。
以下に、各構成部品について説明する。
本実施形態においては、図1及び図2に示す内筒2は、クリップ2aと一体で構成されており、内筒の内壁面にはノック棒4の回り止め用の溝2c及びリフィール7の位置決め用の内筒カム2bが配設されている。内筒カム2bの形状については後に詳しく説明する。また、クリップ2aの先端には摺動体6との係合用の係止玉2dが設置されている。
図1及び図4に示すノック棒4、図1及び図5に示す回転子3の構成、作用については、第一の実施形態と同様である。
図1、図3及び図6に示す摺動体6は、棒状の部材であって、図1、図3に示すように、クリップ2aの内側部分の軸筒1に設けられた切り欠き部に設けられ(断面A−A)、この部分は軸筒1の外部に露出している。摺動体6の後端部は、内筒2の内面に設けられた溝に摺動可能に嵌合されている(断面B−B)。
摺動体6はその後端内側に、上記回転子3のカム突起3bが当接する摺動体カム6aを備えており、その先端外側にはクリップ2aの係止玉2dと係合する係止突起6bを備えている。
次に、上記構成のノック式筆記具の作用について説明する。
ペン先が軸筒1に没入している状態からノック棒4を押し込んで手を離すと、回転子3のカム突起3bが、内筒カム2bに沿って回転運動し、回転子3のカム突起3bは、軸筒カム1aの縦壁に当たって、回転が止まるように構成される。この回転が止まる位置でリフィール7先端のペン先が図8(a)及び図9(a)に示す筆記位置となる。
またこのとき、回転子3のカム突起3bは、内筒カム2bから移動して、摺動体カム6a上にある。回転子3にかかる軸長方向の荷重、すなわちスプリング5の反発力及び筆記による荷重は、回転子3のカム突起3bから摺動体カム6aに伝わり、摺動体6の係止突起6bとクリップ2aの係止玉2dとの係合部によって、支えられる。
次に、本実施形態の特徴部分である各カムの構成と、ノック解除によるリターン動作時の回転子3のカム突起3bの動きについて図8にて説明する。
図8は、回転子3のカム突起3bと内筒カム2b、軸筒カム1a及び摺動体カム6aとの位置関係を示す模式図であり、内筒2の内面に形成された内筒カム2bを展開したものに対して回転子3のカム突起3b、軸筒カム1a及び摺動体カム6aの配置を示したものである。
図7と異なり、本実施形態の内筒カム2bは、セーフティー機構の摺動体カム用の溝2iを有しており、さらに溝2iの回転方向側の壁は低くなっており、上部の軸筒カム1aとの間に開口部が設けられている。上記壁の上端は第二の斜面の前半の壁2gに接続している。この部分の作用については後にセーフティー動作の部分で説明する。
図8は、リターン動作時の回転子3のカム突起3bの動きを示している。図8(a)は、筆記時の状態でペン先が突出した状態を示し、カム突起3bはスプリング5の反発力により、軸方向には内筒カム2bの第一の斜面に連続する位置に配設された摺動体カム6aの斜面に、回転方向には軸筒カム1aの縦壁に押し付けられて固定されている。
この状態からノック棒4を押すと回転子3のカム突起3bは、図の上方へと前進して軸筒カム1aの縦壁を越える位置まで達した後、軸筒カム1aの縦壁による規制が外れるためスプリング5の反発力と上述の回転用のカム斜面の作用によって、図8(b)に示すように右側に回転して軸筒カム1aの斜面に押し付けられる。
そして、指を離すとカム突起3bは、さらに回転して第一の垂直移動を経て図8(c)に示す位置に至る。この際、カム突起3bの斜面が内筒カム2bの第二の斜面の前半部分(以下「前半の斜面」と記す。)2gと衝突し、その衝撃がリフィール7に伝わる。
さらに、カム突起3bは内筒カム2bの上記前半の斜面2gを滑って回転した後、第二の垂直移動を経て図8(d)に示す位置に至る。この際、カム突起3bの斜面が内筒カム2bの第二の斜面の後半部分(以下「後半の斜面」と記す。)2hと再び衝突し、その衝撃がリフィール7に伝わる。
その後、カム突起3bは内筒カム2bの上記後半の斜面2hを滑って回転し、内筒カム2bの縦壁に当接して停止し、図8(e)に示すペン先収納位置に至る。
本実施形態においても第一の実施形態と同様に、内筒カム2bの第二の斜面の前後半に軸方向の段差を設けてカム突起3bの1回あたりの垂直移動距離を短縮することで、リフィールにかかる衝突時の衝撃を減少させることができる。衝撃緩和のメカニズムについても上述と同様と考えられる。
上記構成における2箇所の垂直移動の各々の距離d、eと、衝突時の衝撃の影響度合いのパラメータである気泡発生数とを表1に示す。
さらに、本実施形態の特徴部分である各カムの構成と、セーフティー動作における回転子3のカム突起3bの動作について図9にて説明する。
図9は図8と同様にセーフティー動作時の回転子3のカム突起3bの動きを示しており、図9(a)は、筆記時の状態でペン先が突出した状態を示す。カム突起3bはスプリング5の反発力により、軸方向には摺動体カム6aの斜面に、回転方向には軸筒カム1aの縦壁に押し付けられて固定されている。
図9(a)に示す状態からクリップ2aを持ち上げると、上述のように、摺動体6の係止突起6bとクリップ2a先端の係止玉2dの係合が外れ、リフィール7と回転子3と摺動体6は、後方へ移動する。
図9(b)に示すように摺動体6がカム突起3bとともに後退限に達する際に第一の垂直移動が行われ、カム突起3bにかかる衝撃がリフィール7に伝わる。同時に後退限において、回転子3のカム突起3bは軸筒カム1aの縦壁の規制がなくなるので、回転が可能になり、カム突起3bは内筒カム2bの第二の斜面の内、前半の斜面2gに沿って右方に回転し、図9(c)の状態に至る。
そしてカム突起3bはスプリング5の反発力により図9(d)に示すように、第二の垂直移動を行って内筒カム2bの第二の斜面の内、後半の斜面2hに衝突し、さらにこの斜面に沿って回転して図9(e)に示す収納位置に至る。なお、セーフティー機構が働いた後、最初のノック動作によって、摺動体6はノック棒4の回り止め4bの先端に押されて、図9(a)に示す所定の位置に戻る。
内筒カム2bの第二の斜面に段差を設けて前後半に分け、従来1回であった垂直移動を2回にして段階的に垂直移動を行わせることで、このセーフティー動作においても1回あたりの衝突の衝撃を大幅に軽減することができる。上記2箇所の垂直移動距離f、eと、この衝突による衝撃の影響度合いを示す気泡発生数とを表1に示す。
表1によれば、リターン動作の場合もセーフティー動作の場合も本実施形態の気泡発生数は従来より減少しており、衝撃緩和の効果が発揮されていることが分かる。
次に第三の実施形態として請求項2の発明の別の実施形態について説明する。
まず、構成について図10にて説明する。
図10(a)に示すように、本実施形態では第二の実施形態とは異なり、2箇所ある内筒カム2bの第二の斜面のうち、1箇所のみに前後半の段差を設けている。もう1箇所の第二の斜面(摺動体6用の溝に隣接している側)には上記他方の第二の斜面に設けた後半の斜面が前半部まで延長したものが設けられている。
上記のような構成としたのは、摺動体カム6a用の溝に隣接する内筒カム2bの斜面2hと軸筒カム1aとの間隔を広くして、セーフティー動作時にカム突起3bがスムーズに上記間隔を通過できるようにするためである。
このような構成とすることで、リターン動作時においては、図10(c)に示すように、第一の垂直移動(距離d)の際、摺動体カム6aの部分の内筒カム2bの斜面は、カム突起3bとは衝突しない。カム突起3bとの衝突はもう一方の内筒カム2bの斜面との間だけに起こる。これに対し、第二の垂直移動(距離e)の際は、2箇所の内筒カム2bの斜面でカム突起3bとの衝突が起こる。
また、セーフティー動作時においては、図10(d)に示すように、第一の垂直移動(距離h)の際、摺動体カム6aの部分の内筒カム2bの斜面は、カム突起3bとは衝突しない。カム突起3bとの衝突はもう一方の内筒カム2bの斜面との間だけに起こる。これに対し、第二の垂直移動(距離e)の際は、2箇所の内筒カム2bの斜面でカム突起3bとの衝突が起こる。
上記構成とした場合の各垂直移動の距離と、この衝突による衝撃の影響度合い示す気泡発生数を表1に示す。本実施形態においても衝撃が緩和されているのが分かる。
なお、上記構成においては図10(b)に示す筆記時においてカム突起3bと摺動体カム6aとの接触面が、内筒カム2bの第一の斜面よりさらに沈み込んだ位置となっている。これは、カム突起3bにかかるスプリング5による反発力の回転方向の分力を軸筒カム1aの縦壁でしっかりと受け止めるために、クリップ係止玉2dと摺動体6の係止突起6bとの係合部に所定の遊びを設けて上記位置まで押し込まれるように構成したものである。セーフティー作動時はクリップ2aを持ち上げて、この遊び分がなくなる位置で摺動体6の係止突起6bとクリップ2a先端の係止玉2dの係合が外れるため、図10(d)の第一の垂直移動距離hは、第二の実施形態における図9(b)の第一の垂直移動距離fと等しい。
図12に本発明の実施形態との比較例(試作機)を示す。本形態は、セーフティー機能付きの筆記具において、上記の衝撃緩和対策を施さない形態である。内筒カム2b’の第二の斜面に段差を設けておらず、リターン動作時、セーフティー動作時とも1回の垂直移動となっている。その距離g、iと、気泡発生数を表1に示す。
上記構成としたのは、垂直移動部分を1箇所として、内筒カム2b’の斜面2h’の部分での減速で衝撃緩和を図ろうとしたものであったが、1回の垂直移動(リターン動作時:距離g、セーフティー動作時:距離i)での衝突の衝撃が大きく、衝撃緩和効果は不十分であった。
本比較例の構成に対し、第二、第三の実施形態(図8〜10)は、内筒カム2bの第二の斜面の前後半に軸方向の段差を設けるために、図において前半の斜面の高さを上げ、軸筒カム1aの縦壁部分を短縮してセーフティー動作時にカム突起3bが通過するための間隔を確保したものである。
Figure 0004522442
表1に示すように、本実施形態1〜3では、カム突起3bの1回の垂直移動距離は従来の構成におけるものに比べて短縮され、これに伴いカム斜面の衝突時の衝撃も緩和された。気泡発生数を従来の構成におけるものと比較すると、本実施形態1〜3では衝撃の影響が緩和されていることが分かる。
以上説明したように、本発明によりリターン動作時、セーフティー動作時の衝撃を緩和することができるため、水性インクやゲルインクを使用した場合でも、インク漏れや筆記かすれを生じないノック式の筆記具を少ない部品点数にて提供することができる。
第二及び第三の実施形態のノック式筆記具の断面図であり、(a)、(b)、(c)はそれぞれリフィールが収納位置、筆記位置、セーフティー作動後の収納位置にある状態を示す。 図1のクリップの断面図である。 図1の断面図であり、(a)はA−A断面、(b)はB−B断面を示す。 図1のノック棒の斜視図である。 図1の回転子の斜視図である。 図1の摺動体の斜視図である。 第一の実施形態のカム突起の動きを説明するための模式図である。 第二の実施形態のリターン動作におけるカム突起の動きを説明するための模式図である。 第二の実施形態のセーフティー動作におけるカム突起の動きを説明するための模式図である。 第三の実施形態のカム突起の動きを説明するための模式図である。 従来の方式のカム突起の動きを説明するための模式図である。 試作型カム配置におけるカム突起の動きを説明するための模式図である。
符号の説明
1 軸筒
1a 軸筒カム
2 内筒
2a クリップ
2b 内筒カム
2c 溝
2d 係止玉
2e 第一の斜面
2f 第二の斜面
2g 前半の斜面
2h 後半の斜面
2i 摺動体カム用溝
3 回転子
3a ノックカム
3b カム突起
4 ノック棒
4a ノック棒カム
4b 回り止め
5 スプリング
6 摺動体
6a 摺動体カム
6b 係止突起
7 リフィール

Claims (2)

  1. 前端に筆記部を有するリフィールと、それを後方へ付勢するスプリングと、上記リフィールの後方に配置され上記リフィールに連動して軸筒後端より突出するノック棒を有し、該ノック棒を押圧してリフィールを上記軸筒の前端から突出させることによって筆記位置となるノック式筆記具であって、
    上記ノック棒とリフィールとの間にリフィールを支持する回転子を備え、ノック棒と上記回転子はそれぞれに対応した回転用のカム斜面を有しており、上記スプリングの反発力により、軸方向前方および後方へのノック動作によって回転子が所定角度ずつ一定方向にのみ回転し、
    リフィールが軸筒内に没入した状態からノック操作を行うと、回転子の円筒部側面に設けられた位置決め用のカム斜面がこれに対応して内筒に設けられたカムの第一の斜面に当接し、回転子の上記位置決め用のカムの垂直面が内筒に設けられたカムの縦壁に当接することにより軸方向荷重および回転力を支持されてリフィールを上記筆記位置に保ち、
    リフィールが筆記位置にある状態からノック操作を行うと、回転子の上記位置決め用のカム斜面が、上記カムの縦壁に連続して内筒に設けられたカムの第二の斜面と当接し、次に内筒に設けられたカムの第三の斜面に当接して回転し、後退限位置に移行してリフィールを収納位置に保つように構成されるノック式筆記具において、
    内筒に設けられた上記カムの第三の斜面は、軸方向に段差を有している
    ことを特徴とするノック式筆記具。
  2. 前端に筆記部を有するリフィールと、それを後方へ付勢するスプリングと、上記リフィールの後方に配置され上記リフィールに連動して軸筒後端より突出するノック棒を有し、該ノック棒を押圧してリフィールを上記軸筒の前端から突出させることによって筆記位置となり、クリップの係止玉が摺動体の係止突起に係止することで上記筆記位置を保持するノック式筆記具であって、
    上記ノック棒とリフィールとの間にリフィールを支持する回転子を備え、ノック棒と上記回転子はそれぞれに対応した回転用のカム斜面を有しており、上記スプリングの反発力により、軸方向前方および後方へのノック動作によって回転子が所定角度ずつ一定方向にのみ回転し、
    リフィールが軸筒内に没入した状態からノック操作を行うと、回転子の円筒部側面に設けられた位置決め用のカム斜面がこれに対応して内筒に設けられたカムの第一の斜面及び上記摺動体に設けられたカム斜面に順に当接し、回転子の上記位置決め用のカムの垂直面が軸筒に設けられたカムの縦壁に当接することにより軸方向荷重および回転力を支持されてリフィールを筆記位置に保ち、
    リフィールが筆記位置にある状態からノック操作を行うと、回転子に備えられた上記位置決め用のカム斜面が、軸筒に設けられたカム斜面と当接し、さらに内筒に設けられたカムの第二の斜面と当接して回転し、後退限位置に移行してリフィールを収納位置に保つとともに、
    軸筒の切り欠き部に、長手方向に移動可能に設けられた摺動体は内向き突起を有し、リフィールが筆記位置にあるときは、上記内向き突起を回転子の位置決め用のカムの後端に係合させ、摺動体に形成された係止突起がクリップ本体に形成された係止段部に係止してリフィールを筆記位置に保ち、
    摺動体の上記係止突起とクリップ本体の上記係止段部との間の係止が解除されると、スプリングによってリフィールが摺動体と共に後退位置まで戻され、さらに回転子の位置決め用のカムが、軸筒に設けられたカム斜面の後方に設けられた隙間を通過することにより、後退限位置に移行することで、リフィールを収納位置に保つように構成されるノック式筆記具において、
    内筒に設けられた上記カムの第二の斜面は、軸方向に段差を有する
    ことを特徴とするノック式筆記具。
JP2007213767A 2007-08-20 2007-08-20 衝撃緩和装置付きノック式筆記具 Expired - Fee Related JP4522442B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213767A JP4522442B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 衝撃緩和装置付きノック式筆記具
PCT/JP2008/064660 WO2009025248A1 (ja) 2007-08-20 2008-08-11 衝撃緩和装置付きノック式筆記具
EP08792506A EP2186648A4 (en) 2007-08-20 2008-08-11 PRESSURE KNOB RECORDER WITH IMPACT RELIEF DEVICE
CN2008801019741A CN101883687B (zh) 2007-08-20 2008-08-11 带冲击缓和装置的揿动式书写用具
US12/733,264 US7931415B2 (en) 2007-08-20 2008-08-11 Knock-type writing instrument having a shock-relaxing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213767A JP4522442B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 衝撃緩和装置付きノック式筆記具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009045825A JP2009045825A (ja) 2009-03-05
JP4522442B2 true JP4522442B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=40378153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007213767A Expired - Fee Related JP4522442B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 衝撃緩和装置付きノック式筆記具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7931415B2 (ja)
EP (1) EP2186648A4 (ja)
JP (1) JP4522442B2 (ja)
CN (1) CN101883687B (ja)
WO (1) WO2009025248A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4731501B2 (ja) * 2007-01-23 2011-07-27 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具
JP5217800B2 (ja) 2008-09-03 2013-06-19 日亜化学工業株式会社 発光装置、樹脂パッケージ、樹脂成形体並びにこれらの製造方法
JP5127796B2 (ja) * 2009-08-28 2013-01-23 三菱鉛筆株式会社 衝撃緩和機能付きノック式筆記具
KR101177073B1 (ko) 2010-05-11 2012-08-24 이제영 조작 소음 방지 기능을 갖는 다색 볼펜
JP5972703B2 (ja) * 2011-09-27 2016-08-17 三菱鉛筆株式会社 複式筆記具
FR2986467B1 (fr) * 2012-02-03 2014-02-28 Bic Soc Instrument d'ecriture a manchon protecteur de pointe retractable
JP6127548B2 (ja) * 2013-02-04 2017-05-17 株式会社リコー ペン形入力装置及び電子情報ボードシステム
JP6301181B2 (ja) * 2014-04-28 2018-03-28 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具
JP6300623B2 (ja) * 2014-04-28 2018-03-28 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具
US10753387B2 (en) * 2014-10-20 2020-08-25 Kongsberg Automotive Ab Ball pin connector
KR101538275B1 (ko) * 2014-11-18 2015-07-22 천광주 출몰식 필기구의 푸쉬 로크장치
KR102447929B1 (ko) * 2015-12-09 2022-09-27 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 노크식 필기구
JP7084127B2 (ja) * 2017-09-01 2022-06-14 三菱鉛筆株式会社 入力タッチペン
KR102399598B1 (ko) * 2017-11-24 2022-05-19 동아연필(주) 노크식 펜
CN111670124B (zh) * 2018-01-31 2021-12-10 三菱铅笔株式会社 揿动式书写工具
JP6559821B2 (ja) * 2018-02-28 2019-08-14 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具
CN108562580A (zh) * 2018-05-11 2018-09-21 温州市人民医院 一种宫颈羊水ph测试棒
JP7096208B2 (ja) * 2019-06-12 2022-07-05 ナカ工業株式会社 介助装置における回動連結構造
CN110962491B (zh) * 2019-12-22 2020-10-27 杭州简弈科技有限公司 一种按压滑动笔
CN110936755B (zh) * 2019-12-22 2020-10-09 杭州简弈科技有限公司 一种可拆滑动笔
CN112389114B (zh) * 2020-11-13 2021-12-21 杭州冰汽科技有限公司 一种笔夹提拉摁压三操笔
JP2023180926A (ja) * 2022-06-10 2023-12-21 三菱鉛筆株式会社 出没式筆記具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842500A (ja) * 1982-08-24 1983-03-11 アンコス株式会社 ノック式多色筆記具
JPS6260386U (ja) * 1985-10-04 1987-04-14
JPH08127194A (ja) * 1994-09-06 1996-05-21 Crown Fuanshii Gutsuzu Kk 複合筆記具
JPH09175083A (ja) * 1995-10-24 1997-07-08 Mitsubishi Pencil Co Ltd ノック式筆記具

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824500A (ja) 1981-08-05 1983-02-14 有限会社信和美工 木製漆器における摺りうるし塗りの焼印による加飾方法
ZA874503B (en) * 1986-07-07 1987-12-28 Parker Pen (Benelux) B.V. Writing instrument
DE9308074U1 (ja) * 1993-05-28 1993-07-29 Shiau, Shoei-Shuh, Guei-Shan Hsiang, Taoyuan, Tw
US5713680A (en) 1994-11-10 1998-02-03 Crown Fancy Goods Co., Ltd. Combined writing tool
US5871296A (en) * 1995-10-03 1999-02-16 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Clicking-type writing implement
JP2000218989A (ja) 1999-02-03 2000-08-08 Zebra Pen Corp ノック式筆記具
JP3327879B2 (ja) * 1999-10-14 2002-09-24 ゼブラ株式会社 ノック式筆記具
JP3933059B2 (ja) 2003-02-26 2007-06-20 ぺんてる株式会社 出没式筆記具
US7066042B2 (en) * 2004-01-07 2006-06-27 Sanford L.P. Advancing/retracting mechanism
JP4361810B2 (ja) 2004-01-09 2009-11-11 ミクロ株式会社 筆記具
JP4456414B2 (ja) * 2004-06-04 2010-04-28 ミクロ株式会社 筆記具
JP4849611B2 (ja) 2006-10-18 2012-01-11 株式会社パイロットコーポレーション ノック式筆記具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842500A (ja) * 1982-08-24 1983-03-11 アンコス株式会社 ノック式多色筆記具
JPS6260386U (ja) * 1985-10-04 1987-04-14
JPH08127194A (ja) * 1994-09-06 1996-05-21 Crown Fuanshii Gutsuzu Kk 複合筆記具
JPH09175083A (ja) * 1995-10-24 1997-07-08 Mitsubishi Pencil Co Ltd ノック式筆記具

Also Published As

Publication number Publication date
US7931415B2 (en) 2011-04-26
CN101883687A (zh) 2010-11-10
US20100150638A1 (en) 2010-06-17
WO2009025248A1 (ja) 2009-02-26
CN101883687B (zh) 2012-03-28
EP2186648A1 (en) 2010-05-19
JP2009045825A (ja) 2009-03-05
EP2186648A4 (en) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4522442B2 (ja) 衝撃緩和装置付きノック式筆記具
JP4731501B2 (ja) ノック式筆記具
JP5972703B2 (ja) 複式筆記具
JP2013063541A (ja) ノック式筆記具
JP5127796B2 (ja) 衝撃緩和機能付きノック式筆記具
JP4855341B2 (ja) ノック式筆記具
JP2019010827A (ja) ノック式筆記具
JP5320259B2 (ja) ノック式筆記具
JP2005111905A (ja) 複式筆記具
JP2008036919A (ja) 複式筆記具
JP6306909B2 (ja) ノック式筆記具
JP5679416B2 (ja) ノック式ボールペン
JPH09207494A (ja) 多芯式筆記具
JP5495751B2 (ja) スライド式の多芯筆記具
JP5896721B2 (ja) 多機能ペン
JP2012131185A (ja) ノック式筆記具
JP5889574B2 (ja) サイドノック式筆記具
JP5843196B2 (ja) 多機能ペン
JP3126671U (ja) 複式筆記具
JP2006181794A (ja) 固定構造
JP3653699B2 (ja) ノック式筆記具
JP5896723B2 (ja) 多機能ペン
JP5840414B2 (ja) スライド式の多芯筆記具
JP2011011511A (ja) スライド式の多芯筆記具
JP4638812B2 (ja) 回転式筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100329

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees