JP4638812B2 - 回転式筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、シャープペンシルとボールペン、色の異なるボールペンその他複数のレフィールを選択的に筆記位置に繰り出して使用できるようにした回転式筆記具に関するものである。
複数のレフィールをスライドレールに軸方向に移動可能に保持し、先端に頂点を有しその両側が後方に後退する傾斜カム面を設けた作動カムを回転させて選択的にレフィールを口金の先端から出没できるようにした回転式筆記具が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この種の筆記具は、上部軸筒や軸筒の先端部を回転することによりレフィールを出没させる構成であるため、操作の際に軸筒を持ち換えなければならず、使いにくい。そのため、持ち換えずにレフィールを出没できるようにした筆記具も提案されている(例えば、特許文献2、3参照)が、軸方向に移動する作動子を設けたり、回転カム(作動カム)を軸筒と先口の間に回転可能に設けたりする必要があるので、構成が複雑であり、経済的に得にくい。
実公平4−53992号公報(第1図、第2図) 特開2002−178688号公報(請求項1、図1、図2) 特開2002−178689号公報(請求項1、図1〜図3)
本発明の解決課題は、複数のレフィールを選択的に出没させる回転式筆記具において、本体(軸筒)を持ち換えることなく、先端を回転させることでレフィールを切替えでき、構成が簡単で経済的に得られる回転式筆記具を提供することである。
本発明によれば、後方に付勢された複数のレフィールを軸方向に移動可能に保持するスライドレールと、該レフィールの後端に設けられたスライドカムと、該スライドカムが当接するよう前方に頂点を有しその両側が後方に後退する傾斜カム面を形成した作動カムを具備し、上記スライドカムと作動カムを相対的に回転させて上記傾斜カム面とスライドカムの当接位置を変えることにより上記レフィールを選択的に前進、後退させるようにした回転式筆記具において、上記スライドレールを内筒の後部に形成し、該内筒を本体内に回転可能に挿入し、該本体の後部に上記作動カムを設け、上記内筒の先部を上記本体の前端から突出させて口金を設け、該内筒の先部を回転操作部としたことを特徴とする回転式筆記具が提案され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、本体の先端から突出している内筒の回転操作部を指先で回転させれば、各レフィールに接続されたスライドカムが作動カムの傾斜カム面に沿って移動し、所望のレフィールのスライドカムを該傾斜カム面の頂点に係合させて筆記位置に前進させることができ、本体を持ち換えなくても操作することができる。また、スライドレールを形成した内筒の先端が本体の前端から突出する構成であるので、構成が簡単であり、経済的に得ることができる。
図1は、本発明の一実施例を示し、筒状の本体(1)内には、内筒(2)が回転可能に挿入され、該本体(1)に設けた内方段部(3)(図2参照)に係合するよう係止縁(4)が上記内筒(2)の外周に形成されている(図3参照)。この係止縁(4)は、上記内筒(2)を本体(1)の先部から挿入した際、上記内方段部(3)を弾性的に乗り越えて該内方段部(3)に係合できるように構成されている。
上記内筒(2)の先部は、段部(5)を介して径大部(6)に形成され、該段部(5)が本体(1)の前端に当接し、該径大部(6)が本体(1)から突出して回転操作部(7)となっている。該径大部(6)には、口金(8)が取り付けられ、図に示す実施例では基端を該径大部(6)に挿入して、ねじ着してあるが、凹凸嵌合したり、口金が内筒の外周に嵌着するようにしてもよい(図示略)。
上記内筒(2)の後部には、複数のレフィール(9)を軸方向に移動可能に保持するスライドレール(10)が形成されている。該レフィール(9)は、内筒(2)の内壁(11)に形成され該スライドレール(10)に通じる小孔(12)(図4(B))に挿入され、該内筒(2)の後部に形成した上記スライドレール(10)に嵌合し、後端にはスライドカム(13)が嵌着されている。該スライドカム(13)は、上記スライドレール(10)に沿って設けた開口溝(14)(図4(A))から突出する突起(15)を有する(図5)。なお、上記内壁(11)とスライドカム(13)間には、上記レフィール(9)を後方に付勢するばね(16)が設けられている。
上記本体(1)の後部には、作動カム(17)が設けられている。該作動カム(17)は、前方に頂点を有しその両側に後方に後退する傾斜カム面(18)を有する。該作動カム(17)の外周には案内突起(19)と作動カム係合部(20)が形成され、上記傾斜カム面(18)を本体(1)内に挿入するとき、上記案内突起(19)が本体(1)の後端に設けた溝(21)に係合し、上記係合部(20)が本体(1)の本体係合部(22)に係合して該作動カム(17)が本体(1)に回り止め状態で固定されるようにしてある。図に示す実施例では、上記作動カム係合部(20)を小突起に形成し、本体係合部(22)を孔に形成してあるが、突起を本体側に設け、孔を作動カム側に設けたり、その他適宜の係合構造にすることもできる。なお、上記傾斜カム面(18)を本体(1)の内面に一体的に形成して作動カムとしてもよい(図示略)。
上記作動カム(17)は、内部に上記内筒(2)の後端に当接するよう柱状の当接部(23)を有し、外周にクリップ(24)を一体的に形成してあるが、該クリップを省略して尾冠形状に形成してもよい。
上記構成により、本体(1)を握持して筆記中にレフィール(9)を切り換えたいときは、上記回転操作部(7)を回転させれば、上記スライドカム(13)と傾斜カム面(18)の作用で上記レフィール(9)は進退するので、所望のレフィールを口金から突出させて使用することができる。
本発明の一実施例を示す断面図。 本体の半分を断面して示す正面図。 内筒を示し、(A)は正面図、(B)は断面図。 内筒を示し、(A)は平面図、(B)は底面図。 スライドカムの側面図。 作動カムを示し、(A)は側面図、(B)は断面図。
符号の説明
1 本体
2 内筒
7 回転操作部
9 レフィール
10 スライドレール
13 スライドカム
17 作動カム
18 傾斜カム面

Claims (2)

  1. 後方に付勢された複数のレフィールを軸方向に移動可能に保持するスライドレールと、該レフィールの後端に設けられたスライドカムと、該スライドカムが当接するよう前方に頂点を有しその両側が後方に後退する傾斜カム面を形成した作動カムを具備し、上記スライドカムと作動カムを相対的に回転させて上記傾斜カム面とスライドカムの当接位置を変えることにより上記レフィールを選択的に前進、後退させるようにした回転式筆記具において、上記スライドレールを内筒の後部に形成し、該内筒を本体内に回転可能に挿入し、該本体の後部に上記作動カムを設け、上記内筒は上記本体内に形成した内方段部に係合する係止縁と該本体の前端に当接する段部を介して拡径された径大部を有し、該内筒を上記本体の前端から挿入し径大部を突出させて口金の基端を該径大部に挿入し、該内筒の先部を回転操作部としたことを特徴とする回転式筆記具。
  2. 上記作動カムは、上記本体に設けた本体係合部に係合する作動カム係合部を有し、かつ上記内筒の後端に当接する当接部を有する請求項1に記載の回転式筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002178689A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Sailor Pen Co Ltd:The 複式筆記具
JP2002211187A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Kotobuki:Kk 複合保持具

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