JP4373900B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、軸筒内に複数のレフィールを収納し選択的に1つのレフィールを軸筒の先端から突出させて筆記できるようにした筆記具に関する。
複数のボールペン等のレフィールを有し、ノック操作や回転操作により繰り出すようにした種々の筆記具が知られている(例えば、特許文献1、2)。しかし、従来の筆記具は、レフィールを変更する際に軸筒を持ち替えたり、回転したり、軸筒を前軸と後軸に分けてそれらを相対的に回転させたりするよう構成されているので、使いにくかったり、構成が複雑で経済的に得にくいものが多かった。
特開2001−232989号公報(図1〜図6) 特開平10−329489号公報(特許請求の範囲、図1)
本発明の解決課題は、複数のレフィールを有する筆記具において、レフィールを変更す
る際、スイッチ操作により容易に変更できるようにした筆記具を提供することである。
軸筒内に回転可能にスリーブを設け、該スリーブに軸方向に延びる複数のガイド溝を形成し、該スリーブ内に複数のスライド棒を収納し、該スライド棒に形成した案内突起を上記ガイド溝に係合させて上記複数のスライド棒を軸方向に移動可能に設け、該複数のスライド棒の先端に形成した装着部にそれぞれレフィールを取り付けて後方に付勢し、該スライド棒に上記スリーブの内面に摺接する基部を形成し、上記スリーブの後方に軸方向に移動可能で偏心した位置に押圧部を有する押し棒を設け、上記スライド棒に後方に延びる軸部を形成し、上記押圧部に対向する位置に上記複数のスライド棒のうち1つのスライド棒の基部が位置するよう上記スリーブを回転させるスイッチを設けたことを特徴とする筆記具が提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成されているので、スイッチを操作してスリーブを回転させると、該スリーブ内に収納した複数のレフィールが回転し、押し棒の押圧部に対向するレフィールが変わり、該押し棒を前進させることにより該レフィールの先端を軸筒から突出させて筆記することができ、従来のように軸筒を持ち直したり、前軸と後軸を相対的に回転させるというような面倒な操作が不要であり、構造も簡単で、経済的に得ることができる。
図1、図2を参照し、軸筒(1)の先端には開口(2)を有する先具(3)が設けられ、周囲には軟質材料等で形成したグリップ(4)が嵌着され、後端からクリップ(5)を有するクリップホルダー(6)を挿入して回り止め状態で固定してある。
上記軸筒(1)に形成した内段部(7)と上記クリップホルダー(6)の挿入先端(8)間には、スリーブ(9)が回転可能に設けられている。該スリーブ(9)は、図4に示すように先部に小径の取付部(10)が形成され、該取付部(10)には前端が開口する係止溝(11)が設けられ、後方の保持部(12)には、開口端にストッパー(13)を有するガイド溝(14)が形成されている。該スリーブ(9)の内方の隔壁(15)には、複数のレフィール(16)、図に示す実施例では2本のレフィール(16A)、(16B)をそれぞれ挿通させる通孔(17)を形成してあり、該隔壁の後方にはスライド棒(18)、図においては上記レフィール(16A)、(16B)がそれぞれ連結される2本のスライド棒(18A)、(18B)を軸方向に移動可能に挿入する受孔(19)が形成されている。
上記スライド棒(18)は、図5に示すように、上記レフィール(16)が取り付けられる装着部(20)と、上記受孔(19)の内面に摺接する基部(21)とスリーブ(9)の後方に延びる略半円柱状の軸部(22)を有している。上記基部(21)には、上記ガイド溝(14)に挿入され上記ストッパー(13)で抜け止めされる案内突起(23)が設けられ、上記軸部(22)をスリーブ(9)の中心軸方向に偏心して設けることにより、基部(21)の側面に当接面(24)が形成されている。また、上記基部(21)と隔壁(15)の間は、上記レフィール(16)を後方に付勢するばね(25)が設けられる。
上記スリーブ(9)の後方には、軸方向に移動可能な押し棒(26)が設けられている。該押し棒(26)は、図6に示すようにクリップホルダー(6)の内面にほぼ摺接する大きさの押板部(27)と、該押板部(27)の後方に延びる支持筒(28)と、上記スライド棒(18)の当接面(24)に対向するよう該押板部(27)の中心から偏心した位置より前方に延びる略棒状の押圧部(29)を有している。上記押板部(27)には、上記クリップホルダー(6)の内面に軸方向に形成した案内溝(図示略)に挿入して該押し棒(26)を位置決めすると共に回り止めする係止突起(30)を設けてあり、上記押圧部(29)の内面は、上記スライド棒(18)の軸部(22)の外周を囲むよう弧面(31)に形成されている。上記支持筒(28)には、上記スライド棒(18)を安定状態に保持するよう軸部(22)の後端が摺動可能に挿入されている。
上記スリーブ(9)の取付部(10)には、スイッチ(32)が取り付けられる。図7に示すように、上記スイッチ(32)は、軸筒内に装着するときたわませることができるよう略C字状に形成され、内面に上記スリーブ(9)の係止溝(11)に係合する突起(33)が突設され、外面にはつまみ(34)がある。該つまみ(34)は、好ましくは軸筒を把持した状態で操作できるよう軸筒(1)の側面に設けた窓部(35)に表われている。なお、図に示す実施例では軸筒(1)の外面よりつまみの先端が突出していないが、窓部から突出させたり、軸筒の外周に沿って延びる適宜形状の操作片(図示略)を形成して上記つまみ部分に連結し、該操作片を介して操作するようにしてもよい。また、上記スイッチ(32)とスリーブ(9)は別体に形成して組み合せてあるが、スリーブ(9)とスイッチ(32)を一体的に形成することもできる。
上記押し棒(26)は、後端を軸筒から突出させて直接操作するようにしてもよいが、好ましくは上記クリップホルダー(6)に適宜の繰出機構を設けて軸方向に移動させるとよい。該繰出機構としては、従来のシャープペンシル、ボールペンその他の筆記具の繰出機構として知られている種々の機構を適宜用いることができ、図に示す実施例ではノック操作により回転子(36)を前進位置と後退位置に移動させる形式の公知の回転カム式繰出機構(37)を設けてある。該回転カム式繰出機構(37)は、クリップホルダー(6)の内面に形成した外カム(38)と、後方から該外カム(38)内へ挿入したノックカム(39)と、外カム(38)の前方に位置する回転子(回転カム)(36)を有し、上記ノックカム(39)をノックして回転子(36)を移動させるよう構成されているが、これらの構成は公知であるので、詳述しない。なお、上記回転子(36)は、上記押し棒(26)の支持筒(28)を摺動可能に挿入できるよう筒状に形成され、前端面が上記押し棒(26)の押板部(27)に当接する。
上記構成により、レフィール(16A)、(16B)が軸筒内に後退しているとき、上記押し棒(26)の押圧部(29)は、図8(A)に示すようにレフィール(16A)を保持するスライド棒(18A)の当接面(24)に対向しているから、上記ノックカム(39)をノックして上記回転子(36)を前進位置に移動させると、上記押し棒(26)の押板部(27)、押圧部(29)を介して上記スライド棒(18A)は前進し、該スライド棒(18A)に取り付けられているレフィール(16A)の先端は、先具(3)から突出し、筆記することができる。上記ノックカム(39)を再度ノックすると、上記回転子(36)は後退位置に移動するから、上記スライド棒(18A)、レフィール(16A)は後退し、軸筒内に収納される。
この状態で、上記スイッチ(32)を操作してスリーブ(9)を回転させると、上記押し棒(26)は回転しないので、別のレフィール(16B)を保持するスライド棒(18B)が上記押し棒(26)に対向し、該押し棒(26)を前進させて該レフィール(18B)の先端を突出させることができる。
上記実施例においては、2本のレフィール(16A)、(16B)を用いているから、上記スイッチ(32)のつまみ(34)が窓部(35)の周方向に対向する側端に当るまで約90度回転して停止する位置でレフィールを選択できるようにしてあるが、3本以上のレフィールを用いる場合は、各レフィールが上記押し棒に対向した位置で上記スイッチの回転が軽く拘束されるような適宜の係止部を適所に設けて、所定角度で回転を停止できるようにすればよい。
本発明の一実施例を示す正面図。 拡大断面図。 一部の分解斜視図。 スリーブを示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は上記(B)図のC−C線断面図、(D)は上記(B)図のD−D線断面図、(E)は上記(B)図のE−E線断面図。 スライド棒を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図。 押し棒を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は側面図。 スイッチを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は断面図。 繰出機構を示し、(A)は一方のレフィールを繰り出す状態、(B)は他方のレフィールを繰り出す状態の説明図。
符号の説明
1 軸筒
3 先具
6 クリップホルダー
9 スリーブ
16 レフィール
18 スライド棒
26 押し棒
29 押圧部
32 スイッチ
34 つまみ
35 窓部
36 回転子

Claims (4)

  1. 軸筒内に回転可能にスリーブを設け、該スリーブに軸方向に延びる複数のガイド溝を形成し、該スリーブ内に複数のスライド棒を収納し、該スライド棒に形成した案内突起を上記ガイド溝に係合させて上記複数のスライド棒を軸方向に移動可能に設け、該複数のスライド棒の先端に形成した装着部にそれぞれレフィールを取り付けて後方に付勢し、該スライド棒に上記スリーブの内面に摺接する基部を形成し、上記スリーブの後方に軸方向に移動可能で偏心した位置に押圧部を有する押し棒を設け、上記スライド棒に後方に延びる軸部を形成し、上記押圧部に対向する位置に上記複数のスライド棒のうち1つのスライド棒の基部が位置するよう上記スリーブを回転させるスイッチを設けたことを特徴とする筆記具。
  2. 上記スイッチのつまみは、軸筒の側面に形成した窓部に設けられている請求項1に記載の筆記具。
  3. 上記押し棒は支持筒を有し、上記スライド棒の軸部は該支持筒に挿入されている請求項1又は請求項2に記載の筆記具。
  4. 上記軸筒の後部には、回転カム式繰出機構によりノック操作で前進位置と後退位置に進退される回転子が設けられ、上記押し棒は該回転子を介して移動される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の筆記具。
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