JP4518499B2 - クラッチの接続制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機械式トランスミッションを有する車両の、機械式自動クラッチの接続制御装置に関する。
機械式トランスミッションを有し、クラッチの接続を自動で行うクラッチ制御装置において、アクセルペダルの踏み込み量に応じてクラッチの接続を最適に制御するクラッチ制御装置が本出願人によって提案されている(特許文献1参照)。
また、クラッチ摩耗等によるトルク伝達特性の変化や、電磁弁の応答性の経時変化によるクラッチの接続性能に変化が生じても、発進ショック又はクラッチ滑りの少ない発進を可能とし、エンジン出力に応じたクラッチ制御を可能とする機械式自動クラッチの発進制御装置及び発進制御方法が本出願人によって提案されている(特許文献2参照)。
然るに、上記2つの技術(特許文献1及び特許文献2)による自動発進制御におけるクラッチ断制御では、クラッチストロークが規定以上の「断」の量となった場合、係る「断」の動きを止める様に作動するが、電磁バルブの応答遅れによってオーバーシュートが生じる。
そして、係るオーバーシュートは、クラッチを接続する際に遅れを生じ、以降の変速動作に所謂「モタツキ感」を与えてしまうこととなる。
特開2002-286060号公報 特開2003-161336号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、機械式トランスミッションを有する車両において、既存の装置を活用出来、自動発進時におけるクラッチ接続動作でのクラッチストロークのオーバーシュートを抑制し、且つモタツキ感を与えることなく変速操作を迅速に行うことの出来るクラッチの接続制御装置及び接続制御方法の提供を目的としている。
本発明のクラッチの接続制御装置は、機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)はクラッチペダル(2P)を操作せずに発進するに際して、発進開始後、クラッチ急接続操作によって所定のクラッチストローク以下で且つアクセル開度(α)が第1の閾値(α1)以上の場合にそのまま半クラッチ制御を行い、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)と第2の閾値(α2)との間にある場合にクラッチ(2)を所定時間(T1)保持した後に半クラッチ制御を行い、前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)未満の場合にクラッチ(2)を切った後に半クラッチ制御を行う機能を有している。
本発明のクラッチの接続制御装置は、機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)は前記クラッチストローク検出手段(22)によってクラッチストロークを検出させると共にアクセル開度検出手段(7)によってアクセル開度を検出させ(ステップS0)、規定アクセル開度以上か否かを判断し(ステップS1)、規定アクセル開度以上であれば(ステップS1YES)、「クラッチ急接続」を行うべく第1の制御弁(Vc1)及び第2の制御弁(Vc2)をONにし第3の制御弁(Vc3)をOFFにしてクラッチ断・接倍力装置(2A)の左室(201L)のエアをブリーザ(210)から大気に排出し、クラッチレバー(27)を時計回りに回動させて「クラッチ急接続」を行い(ステップS2)、クラッチストロークが半クラッチ接続ポイントを超えているかを判断し(ステップS3)、半クラッチ接続ポイントを超えている場合は(ステップS3YES)、前記アクセル開度(α)が第1の閾値(α1)を超えているか否かを判断し(ステップS4)、超えていれば(ステップS4YES)そのまま半クラッチ制御にし(ステップS10)、超えていない場合は(ステップS4NO)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜第2の閾値(α2)の範囲内か否かを判断し(ステップS5)、範囲内であれば「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにして前記クラッチレバー(27)をそのままの位置で保持し(ステップS6)、その状態で所定時間(T1)が経過したか否かを判断し(ステップS7)、前記所定時間(T1)が経過していれば(ステップS7YES)半クラッチ制御にし(ステップS10)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜前記第2の閾値(α2)の範囲内でなければ(ステップS5NO)、「クラッチ断」の制御を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして、前記クラッチレバー(27)を反時計回りに回動させて前記クラッチ(2)を切り(ステップS8)、その状態で所定時間(T2)が経過したか否かを判断し(ステップS9)、前記所定時間(T2)が経過していれば(ステップS9YES)半クラッチ制御にする(ステップS10)機能を有している。
本発明のクラッチの接続制御装置は、機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)は前記クラッチストローク検出手段(22)によってクラッチストロークを検出させると共にアクセル開度検出手段(7)によってアクセル開度を検出させ(ステップS01)、規定アクセル開度以上か否かを判断し(ステップS11)、規定アクセル開度以上であれば、「クラッチ急接続」の制御を行うべく第1の制御弁(Vc1)及び第2の制御弁(Vc2)をONにし第3の制御弁(Vc3)をOFFにして(ステップS12)クラッチ断・接倍力装置(2A)の左室(201L)のエアをブリーザ(210)から大気に排出し、クラッチレバー(27)を時計回りに回動させて「クラッチ急接続」を行い(ステップS12)、クラッチストロークがクラッチ(2)の半クラッチ接続ポイントを超えているか否かを判断し(ステップS13)、半クラッチ接続ポイントを超えている場合は(ステップS13YES)、アクセル開度(α)が第1の閾値(α1)を超えたか否かを判断し(ステップS14)、超えていれば(ステップS14YES)、そのまま半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記クラッチストロークが半クラッチ接続ポイントを超えていない場合は(ステップS14NO)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜第2の閾値(α2)の範囲内か否かを判断し(ステップS15)、範囲内であれば「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし、前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにしてクラッチレバー(27)をそのままの位置に保持し(ステップS16)、その保持状態で所定時間(T1)が経過したか否かを判断し(ステップS17)、前記所定時間(T1)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜前記第2の閾値(α2)の範囲内でなければ(ステップS15NO)、前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)〜第3の閾値(α3)の範囲内か否かを判断し(ステップS18)、範囲内であれば(ステップS18YES)「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし、前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにしてクラッチレバー(27)をそのままの位置に保持し(ステップS19)、その保持状態で所定時間(T2)が経過したか否かを判断し(ステップS20)、前記所定時間(T2)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)〜第3の閾値(α3)の範囲外であれば(ステップS18NO)前記アクセル開度(α)が第3の閾値(α3)〜第4の閾値(α4)の範囲内か否かを判断し(ステップS21)、範囲内であれば(ステップS21YES)、「クラッチ断」を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして「クラッチ断」とし(ステップS22)、その保持状態で所定時間(T3)が経過したか否かを判断し(ステップS23)、前記所定時間(T3)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記アクセル開度(α)が第3の閾値(α3)〜第4の閾値(α4)の範囲外であれば(ステップS21NO)、「クラッチ断」を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして「クラッチ断」とし(ステップS24)、その保持状態で所定時間(T4)が経過したか否かを判断し(ステップS25)、所定時間(T4)が経過したら半クラッチ制御にする(ステップS26)機能を有している。
上述した構成及び制御方法の本発明によれば、クラッチペダル(2P)を操作せずに発進するに際して、発進開始後、「クラッチ急接続」操作後、クラッチストロークが半クラッチ接続ポイントを超え、且つアクセル開度(α)が第1の閾値(α1=60%)を超える場合に、途中で「クラッチ保持」や「クラッチ緩接続」を行うことなくそのまま次の変速操作に向けて半クラッチ制御を行うので、「クラッチ保持」や「クラッチ緩接続」を行った場合に生じるモタツキ感が無く変速操作を迅速に行うことが出来る。
一方、アクセル開度が第1の閾値(α1=例えば60%)から第2の閾値(α2:例えば40%)の範囲の場合には、クラッチを所定時間保持した後に半クラッチ制御を行っている、或いは、アクセル開度が第2の閾値(α2=40%)未満の場合には、クラッチを切った後に所定時間が経過した後に半クラッチ制御を行っているので、「クラッチ急接続」に起こりがちなオーバーシュートを回避出来る。
また、上記効果は、制御手段を除いては、従来の装置をそのまま利用できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るクラッチの接続制御装置の構成について説明する。
図1において、全体を符号100で示すクラッチの接続制御装置は、例えば、ディーゼルエンジン1のエンジン回転数制御手段である電子ガバナ1Aと、クラッチハウジングに内蔵されたクラッチ2と、クラッチ操作を倍力支援するクラッチブースタ2Aと、機械式自動トランスミッション3と、その機械式自動トランスミッションの変速を自動的に行う自動シフトユニット3Aとを有している。
前記クラッチブースタ2Aは、クラッチ操作用の制御弁群Vcを経由した高圧エアによって操作される。その制御弁群Vcは、第1の制御弁Vc1と第2の制御弁Vc2と第3の制御弁Vc3とを有し、図3で後述する配管レイアウト(接続方法)となっている。
そして、クラッチブースタ2Aが作動する場合、即ち、クラッチを切る場合は、エアタンク31から高圧エアがエアラインLaを経由して第3の制御弁Vc3に入り、更に、第1の制御弁Vc1を経由してクラッチブースタ2Aに入り、クラッチブースタ2Aを作動させる。
尚、クラッチの作動パターンである「クラッチ急接続」、「クラッチ保持」、「クラッチ断」に関しては、図5〜図7を用いて後述する。
クラッチの接続制御装置100は、機械式トランスミッション3の変速操作を制御するトランスミッションコントロールユニット(以降、トランスミッションコントロールユニットを、コントロールユニットと略記する)11と、エンジンコントロールユニット(以降、エンジンコントロールユニットをエンジンコントローラと言う)12を備えている。
クラッチの接続制御装置100は、マニュアル操作用に、クラッチペダル2Pも備えている。そのクラッチペダル2Pには、クラッチペダル2Pを踏んでいないことを認識する第1のクラッチペダルスイッチ24と、クラッチペダル2Pを踏んだことを認識する第2のクラッチペダルスイッチ25とを備えている。
そして、第1及び第2のクラッチペダルスイッチ24,25からは信号ラインによって、クラッチペダルを「踏んだ」、「踏んでいない」の信号が、前記コントロールユニット11に伝送される。
ディーゼルエンジン1には、エンジン回転センサ29が取り付けられ、エンジン回転情報が、前記エンジンコントローラ12に伝送されている。
又、前記電子ガバナ1Aも電気的にエンジンコントローラ12と接続され、燃料噴射情報(エンジン負荷情報)がエンジンコントローラ12に伝送されている。
エンジンコントローラ12は、アクセルペダル6に取り付けたアクセル開度センサ7とも接続され、アクセル開度情報がエンジンコントローラ12に伝送されている。
前記クラッチブースタ2Aはクラッチ操作用のクラッチレバー27に接続され、そのクラッチレバー27にはクラッチストロークセンサ22が取り付けられている。
前記機械式トランスミッション3の自動シフトユニット3AはエアラインLaを介して供給される高圧エアによって作動する。
又、自動シフトユニット3Aは信号ラインによってコントロールユニット11と接続され、その時点のシフトポジションの情報がコントロールユニット11に伝送されている。
機械式トランスミッション3の後端には、車速センサ21が設けられ、車速情報が信号ラインによってコントロールユニット11に伝送されている。更に、機械式トランスミッション3には、レンジシャフト回転センサ17とメインシャフト回転センサ23が介装され、各シャフトの回転情報がコントロールユニット11に伝送されている。
クラッチの接続制御装置100は、シフトレバー4Aを有するシフトユニット4とも接続されている。そして、シフトレバー4Aの頂部には、自動/手動切換え用スイッチ5が設けられ、操作は「手動」か「自動」か、の情報がコントロールユニット11に伝送されている。
尚、自動/手動切換え用スイッチ5は、シフトレバー4Aの頂部に限らず、シフトレバー4A近傍に配置される事もある。
又、コントロールユニット11はブレーキペダルスイッチ26とも接続され、ブレーキペダルを「踏んでいる」、「踏んでいない」、の情報が伝送されている。
エンジンコントローラ12はコントロールユニット11と接続され、エンジンの運転状況や、アクセル開度情報が、コントロールユニット11にも伝達されるように構成されている。
コントロールユニット11は、前記制御弁群Vcと接続され、制御弁Vc1〜Vc3に制御信号を発信する。又、コントロールユニット11は運転席のディスプレーユニット13及び警報ブザー13Aとも接続され、変速やクラッチ操作に関する情報が表示されたり、警告音を吹鳴させたりして、ドライバーに注意を喚起している。
図1において、符号Loはクラッチマスターシリンダ8(後述の図3では省略されて描かれている)とクラッチブースタ2Aを接続し、クラッチ操作信号を油圧として伝送する油圧ラインを示している。
次に、図2を参照してコントロールユニット11の各ユニット(各検出手段や、制御先のユニット)との接続関係を再度説明する。
コントロールユニット11はクラッチ制御部11cを有しており、少なくともクラッチストローク検出手段(クラッチストロークセンサ)22、アクセル開度手段(アクセル開度センサ)7、エンジン回転数検出手段(エンジン回転センサ)29、ブレーキ信号検出手段(ブレーキペダルスイッチ)26、ギア位置検出手段(ギヤシフトユニット3Aに内臓)と接続され、各種情報を得て、制御信号を制御弁群Vc(Vc1〜Vc3)に発進する様に構成されている。
次に、図3及び図4を参照して、クラッチの制御機構について詳細に説明する。
先ず、図3において、クラッチブースタ2Aは、大径のエアシリンダ部201を有している。
図4を参照して、そのエアシリンダ部201(図3参照)の上方には、ロッド209cで1対に連結された左右1対の弁体209a,209bがエアシリンダ部201(図3参照)と平行に配置された油圧室207(弁体209aが内部を摺動)及びエア室208(弁体209bが内部を摺動)が形成されている。
詳細には、エア室208は、長手方向中央に全周に亙ってエア室の中心方向に突出する円環状の突出部208cが形成されており、左右の部屋(208a,208b)に画成され、図示の右室208b側で前記一方(右方)の弁体209bが摺動する。
右方の弁体209bは、外周部に複数の切欠き部209dが形成されている。その切欠き部209dの投影面は、前記突出部208cを形成する面内に含まれるように形成されている。
従って、図示の様に右方の弁体209bが突出部208cに当接した場合は、エア室208の右室208bと左室208aは右方の弁体209bで隔絶されているが、弁体209が右行し、右方の弁体209bが突出部208cから離れた場合は、切欠き209dによって流路が形成され、エアがエアタンク31からエアラインL3、右室208b、左室208a、エアラインL12を経由してダブルチェックバルブVd側に流れる。
前記油圧室207の左端には流路Loが形成され、その流路Loはクラッチペダル2P側のクラッチマスターシリンダ8(図1参照)と連通している。一方、エア室208の右室208bの右端はエアラインL3によってエアタンク31と連通し、左室208aは流路L12を介して、ダブルチェックバルブVdの一方の入り口に連通している。
ここで、図3はクラッチペダルを使用しない自動発進時(弁体209は図示の左側に寄った状態)を説明するための図であって、油圧室207や弁体209を省略して描いている。
即ち、自動発進時には、クラッチマスターシリンダ8(図1参照)を操作しないため、高圧エアは、エアタンク31からエア室208及びダブルチェックバルブVdを経由してエアシリンダ部201の左室201Lに流入することはないので油圧室207や弁体209を省略して描いている。
再び図3を参照して、ダブルチェックバルブVdの他方の入口は第1の制御弁Vc1とエアラインL5で接続されている。
また、ダブルチェックバルブVdの出口はエアシリンダ部201の左室201LとエアラインL11で連通している。
図3において、符号VdbはダブルチェックバルブVdの弁対(スプール)を表し、弁体Vdbが在る側の入り口が閉塞されていることを示している。
第1の制御弁Vc1と第2の制御弁Vc2は、エアラインL6及びオリフィスOを有するエアラインL10で連通している。
第1の制御弁Vc1と第3の制御弁Vc3は、エアラインL4で連通している。
第2の制御弁Vc2はエアラインL7及びL8でエアシリンダ部201の右室201Rに連通している。
エアラインL7は分岐点で前記エアラインL8と分岐ラインL9に分岐し、その分岐ラインL9の先端はブリーザ210が取り付けられ、ブリーザ210から大気にエアが開放されている。
第3の制御弁Vc3はエアラインL2及びL1でエアタンク31に連通している。
前記エアシリンダ部201の内部にはピストン202がエアシリンダ内周を摺動するように構成されている。
ピストン202の中心にはロッド203が取り付けられ、そのロッド203はクラッチレバー27に係合し、ピストン202の左右の動きに従ってレバーが揺動する様に構成されている。
或いは、そのロッド203先端には図示しない接続部材を介して図示しないリンクが接続されている。そして、その図示しないリンクはクラッチレバー27に係合し、当該リンクの左右の動き、即ち、ピストン202の動きによってレバー27が揺動する様に構成されている。
図3中、符号Sr1はピストン202を図示の左側に付勢するリターンスプリングである。
したがって、ロッド203、即ち、ピストン202が右行すれば、クラッチが切れる(クラッチ断)ように作用し、ロッド203が左行すれば、クラッチが繋がる様に構成されている。
ここで、本実施形態におけるクラッチの断・接の制御には、「クラッチ急接続」、「クラッチ保持」、「クラッチ断」の3つの制御モードがある。係る3つの制御モードについて、図を参照して以下に説明する。
先ず、「クラッチ急接続」の制御モードの場合の作動について、図5を参照して説明する。
「クラッチ急接続」モードでは、第1の制御弁Vc1及び第2の制御弁Vc2はONで、第3の制御弁Vc3がOFFである。タンク31からのエアの供給は絶たれている。
エアシリンダ部201の左室201Lは、エアラインL11、ダブルチェックバルブVd、エアラインL5、第1の制御弁Vc1、エアラインL6、第2制御弁Vc2、エアラインL7、L8でエアシリンダ部201の右室201Rと連通すると共に、エアラインL9によって大気とも連通している。
従って、リターンスプリングSr1の付勢もあって、エアシリンダ部201の左室201Lからエアが大気に急速に排出され、クラッチブースタ2Aのピストン202及びロッド203が左行し、クラッチレバー27を時計回りに揺動させ、「クラッチ急接続」に操作する。
次に、「クラッチ保持」の制御モードの場合の作動について、図6を参照して説明する。
「クラッチ保持」モードでは、第1の制御弁Vc1はON、第2の制御弁Vc2、第3の制御弁Vc3は共にOFFとする。
すると、エアシリンダ部201の左室201L側のエアは、エアラインL11、ダブルチェックバルブVd、エアラインL5、第1制御弁Vc1までは連通するが、それ以外は閉塞してしまうので、クラッチブースタ2Aのピストン202は現状位置に保持される。
更に、「クラッチ断」の制御モードの場合の作動について、図7を参照して説明する。
「クラッチ断」モードでは、第1の制御弁Vc1及び第3の制御弁Vc3は共にON、第2の制御弁Vc2はOFFとする。
エアタンク31は、エアラインL1、L2、制御弁Vc3、エアラインL4、制御弁Vc1、エアラインL5、ダブルチェックバルブVd、エアラインL11経由で、エアシリンダ部201の左室201Lと連通する。また、エアシリンダ部201の右室201Rは常時大気と連通している。
従ってエアタンク31〜高圧エアがエアシリンダ部201の左室201Lに流入し、クラッチブースタ2Aのピストン202及びロッド203は右行してクラッチレバー27を反時計回りに揺動させ、「クラッチ断」に操作する。
次に、図8のフローチャートを参照して本実施形態のクラッチの接続制御方法の一実施例を説明する。
図8において、先ず、クラッチストロークセンサ22によってクラッチストロークを検出すると共にアクセル開度センサ7によってアクセル開度を検出する(ステップS0)。
ステップS1では、コントロールユニット11は、規定アクセル開度以上か否か、即ち、アクセルペダル6(図1参照)を踏んで発進しようとしているのか否かを監視しており(ステップS1のループ)、発進しようとしているのなら(ステップS1のYES)、ステップS2に進んで、「クラッチ急接続」の制御を行うべく、第1の制御弁Vc1及び第2の制御弁Vc2をONにし、第3の制御弁Vc3をOFFにする。
すると、上述した作動(図5)によってクラッチブースタ2Aのエアシリンダ部の左室201LのエアがエアラインL9を経由してブリーザ210から大気にすばやく排出される。ピストン202及びロッド203はリターンスプリングSr1の付勢も借りて左行し、クラッチレバー27を時計回りに回動させ、「クラッチ急接続」を行う。
次のステップS3では、コントロールユニット11は、クラッチストロークがクラッチの半クラッチ接続ポイントを超えている(「クラッチ接」側でオーバーシュートしている)か否かを判断する。半クラッチ接続ポイントを超えている場合(ステップS3のYES)は、ステップS4に進み、半クラッチ接続ポイントを超えていなければ(ステップS3のNO)、ステップS2に戻り再びステップS2以降を繰り返す。
ステップS4では、コントロールユニット11は、アクセル開度αがα1(α1=60%)を超えたか否かを判断する。アクセル開度αが第1の閾値であるα1を超えれば(ステップS4のYES)、そのまま半クラッチ制御(ステップS10)に進む。
一方、アクセル開度αが第1の閾値α1(α1=60%)以下であれば(ステップS4のNO)、ステップS5に進む。
ステップS5では、コントロールユニット11は、アクセル開度αが第1の閾値α1〜第2の閾値α2の範囲か否かを判断する。
アクセル開度αが第1の閾値α1〜第2の閾値α2の範囲であれば(ステップS5のYES)、ステップS6に進み、アクセル開度αが第2の閾値α2未満であれば(ステップS5のNO)、ステップS8に進む。
ステップS6では、コントロールユニット11は、「クラッチ保持」の制御を行うべく、第1の制御弁Vc1をONにし、第2、第3の制御弁Vc2、Vc3をOFFにする。すると、図6で説明したように、クラッチブースタ2Aのピストン202、即ちクラッチレバー27はそのままの位置を維持する。そしてその状態で所定時間T1が経過する(ステップS7のYES)のを待って、ステップS10の半クラッチ制御に移る。
一方、ステップS8では、コントロールユニット11は、「クラッチ断」の制御を行うべく、第1及び第3の制御弁Vc1、Vc3をONにし、第2の制御弁Vc2をOFFにする。すると、図7で説明したように、エアタンク31からクラッチブースタ2Aのエアシリンダ部201の左室201Lに高圧エアが流入して、クラッチブースタ2Aのピストン202を右行させ、クラッチレバー27を反時計回りに回動させてクラッチを切る。
そしてその状態で所定時間T2が経過する(ステップS9のYES)のを待って、ステップS10の半クラッチ制御に移る。
上述したような本発明の実施形態によれば、クラッチペダル2Pを操作せずに発進する自動発進に際して、発進開始後、「クラッチ急接続」操作後、所定のクラッチストローク以下で且つアクセル開度αが第1の閾値(例えばα1=60%)を超える場合に、途中で「クラッチ保持」や「クラッチ緩接続」を行うことなくそのまま次の変速操作に向けて半クラッチ制御を行うので、「クラッチ保持」や「クラッチ緩接続」を行った場合に生じるモタツキ感が無く変速操作を迅速に行うことが出来る。
一方、アクセル開度αが第1の閾値α1(α1=60%)から第2の閾値α2(α2=40%)の範囲(α1≧α≧α2)の場合には、クラッチを所定時間(T1)保持した後に半クラッチ制御を行う。或いは、アクセル開度αが第2の閾値α2(α2=40%)未満の場合には、クラッチを切った後に所定時間(T2)が経過した後に半クラッチ制御を行っているので、「クラッチ急接続」に起こりがちなオーバーシュートを回避出来る。
また、上記効果は、コントロールユニット11(のソフト)を除いては、従来の装置をそのまま利用できる。
次に、図9を参照して、本発明の実施形態の図8の実施例に対する変形例を説明する。
図9の変形例は、図8の実施例に対して、アクセル開度の第2の閾値以下を細分化して閾値の数を図示の例では図8の第2の閾値から第4の閾値までに増やした実施例である。
図9において、先ず、クラッチストロークセンサ22によってクラッチストロークを検出すると共にアクセル開度センサ7によってアクセル開度を検出する(ステップS01)。
ステップS11では、コントロールユニット11は、規定アクセル開度以上か否か、即ち、発進しようとしているのか否かを監視しており(ステップS11のループ)、発進しようとしているのなら(ステップS11のYES)、ステップS12に進んで、「クラッチ急接続」の制御を行うべく、第1の制御弁Vc1及び第2の制御弁Vc2をONにし、第3の制御弁Vc3をOFFにする。
すると、上述した作動(図5)によってクラッチブースタ2Aのエアシリンダ部の左室201LのエアがエアラインL9を経由してブリーザ210から大気にすばやく排出される。ピストン202及びロッド203はリターンスプリングSr1の付勢も借りて左行し、クラッチレバー27を時計回りに回動させ、「クラッチ急接続」を行う。
次のステップS13では、コントロールユニット11は、クラッチストロークがクラッチの半クラッチ接続ポイントを超えている(「クラッチ接」側でオーバーシュートしている)か否かを判断する。半クラッチ接続ポイントを超えている場合(ステップS13のYES)は、ステップS14に進み、半クラッチ接続ポイントを超えていなければ(ステップS13のNO)、ステップS12に戻り再びステップS12以降を繰り返す。
ステップS14では、コントロールユニット11は、アクセル開度αが第1の閾値α1(例えばα1=60%)を超えるか否かを判断する。アクセル開度αがα1を超えれば(ステップS14のYES)、そのまま半クラッチ制御(ステップS26)に進む。
一方、アクセル開度αが第1の閾値α1(α1=60%)以下であれば(ステップS14のNO)、ステップS15に進む。
ステップS15では、コントロールユニット11は、アクセル開度αが第1の閾値α1(α1=60%)〜第2の閾値α2(α2=50%)の範囲(60%≧α≧50%)か否かを判断する。
アクセル開度αが第1の閾値α1〜第2の閾値α2の範囲(60%≧α≧50%)であれば(ステップS15のYES)、ステップS16に進み、アクセル開度αが第2の閾値α2未満であれば(ステップS15のNO)、ステップS18に進む。
ステップS16では、コントロールユニット11は、「クラッチ保持」の制御を行うべく、第1の制御弁Vc1をONにし、第2、第3の制御弁Vc2、Vc3をOFFにする。すると、図6で説明したように、クラッチブースタ2Aのピストン202、即ちクラッチレバー27はそのままの位置を維持する。そしてその状態で所定時間T1が経過する(ステップS17のYES)のを待って、ステップS26の半クラッチ制御に移る。
一方、ステップS18では、コントロールユニット11は、アクセル開度αが第2の閾値α2(α2=50%)〜第3の閾値α3(α3=40%)の範囲(50%≧α≧40%)か否かを判断する。
アクセル開度αが第2の閾値α2〜第3の閾値α3の範囲(50%≧α≧40%)であれば(ステップS18のYES)、ステップS19に進み、アクセル開度αが第3の閾値α3未満であれば(ステップS18のNO)、ステップS21に進む。
ステップS19では、コントロールユニット11は、「クラッチ保持」の制御を行うべく、第1の制御弁Vc1をONにし、第2、第3の制御弁Vc2、Vc3をOFFにする。すると、図6で説明したように、クラッチブースタ2Aのピストン202、即ちクラッチレバー27はそのままの位置を維持する。そしてその状態で所定時間T2が経過する(ステップS20のYES)のを待って、ステップS26の半クラッチ制御に移る。
ここで、所定時間T2は、前記所定時間T1よりも長い時間に設定してあることが好ましい。
一方、ステップS21では、コントロールユニット11は、コントロールユニット11は、アクセル開度αが第3の閾値α3(α3=40%)〜第4の閾値α4(α4=30%)の範囲(40%≧α≧30%)か否かを判断する。
アクセル開度αが第3の閾値α3〜第4の閾値α4の範囲(40%≧α≧30%)であれば(ステップS21のYES)、ステップS22に進み、アクセル開度αが第4の閾値α4未満であれば(ステップS21のNO)、ステップS24に進む。
ステップS22では、コントロールユニット11は、「クラッチ断」の制御を行うべく、第1及び第3の制御弁Vc1、Vc3をONにし、第2の制御弁Vc2をOFFにする。すると、図7で説明したように、エアタンク31からクラッチブースタ2Aのエアシリンダ部201の左室201Lに高圧エアが流入して、クラッチブースタ2Aのピストン202を右行させ、クラッチレバー27を反時計回りに回動させてクラッチを切る。
そしてその状態で所定時間T3が経過する(ステップS23のYES)のを待って、ステップS26の半クラッチ制御に移る。
一方、ステップS24では、コントロールユニット11は、「クラッチ断」の制御を行うべく、第1及び第3の制御弁Vc1、Vc3をONにし、第2の制御弁Vc2をOFFにする。すると、図7で説明したように、エアタンク31からクラッチブースタ2Aのエアシリンダ部201の左室201Lに高圧エアが流入して、クラッチブースタ2Aのピストン202を右行させ、クラッチレバー27を反時計回りに回動させてクラッチを切る。
そしてその状態で規定時間T4が経過する(ステップS25のYES)のを待って、ステップS26の半クラッチ制御に移る。
ここで、所定時間T4は、前記所定時間T3よりも長い時間に設定してあることが好ましい。
図9の実施例の変形では、図8の実施例に対して、アクセル開度の閾値を細分化することでより肌理の細かい、即ち、スムースな変速操作が可能となる。その他の効果については、概略図8の実施例と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の実施形態に係るクラッチ接続制御機構全体の構成を示したブロック図。 本発明の実施形態に係るコントロールユニットとその接続先を示した配置図。 本発明の実施形態に係るクラッチ操作機構の構成を説明する模式図。 図3におけるクラッチブースタ周りの詳細図。 本発明の実施形態に係る「クラッチ急接続」の作動図。 本発明の実施形態に係る「クラッチ保持」の作動図。 本発明の実施形態に係る「クラッチ断」の作動図。 本発明の第実施形態の制御方法の一実施例を示したフローチャート。 本発明の第実施形態の制御方法の変形例を示したフローチャート。
符号の説明
1・・・ディーゼルエンジン
1A・・・エンジン回転数制御手段/電子ガバナ
2・・・クラッチ機構
2A・・・クラッチブースタ
2P・・・クラッチペダル
3・・・機械式トランスミッション
3A・・・ギアシフトユニット
4・・・シフトレバーユニット
4A・・・シフトレバー
5・・・自動/手動切換えスイッチ
7・・・アクセルペダルセンサ
11・・・トランスミッションコントロールユニット/コントロールユニット
13・・・ディスプレーユニット
13A・・・警報ブザー
22・・・クラッチストロークセンサ
24,25・・・クラッチペダルスイッチ
26・・・ブレーキペダルスイッチ
27・・・クラッチレバー
31・・・エアタンク

Claims (3)

  1. 機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)はクラッチペダル(2P)を操作せずに発進するに際して、発進開始後、クラッチ急接続操作によって所定のクラッチストローク以下で且つアクセル開度(α)が第1の閾値(α1)以上の場合にそのまま半クラッチ制御を行い、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)と第2の閾値(α2)との間にある場合にクラッチ(2)を所定時間(T1)保持した後に半クラッチ制御を行い、前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)未満の場合にクラッチ(2)を切った後に半クラッチ制御を行う機能を有することを特徴とするクラッチの接続制御装置。
  2. 機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)は前記クラッチストローク検出手段(22)によってクラッチストロークを検出させると共にアクセル開度検出手段(7)によってアクセル開度を検出させ(ステップS0)、規定アクセル開度以上か否かを判断し(ステップS1)、規定アクセル開度以上であれば(ステップS1YES)、「クラッチ急接続」を行うべく第1の制御弁(Vc1)及び第2の制御弁(Vc2)をONにし第3の制御弁(Vc3)をOFFにしてクラッチ断・接倍力装置(2A)の左室(201L)のエアをブリーザ(210)から大気に排出し、クラッチレバー(27)を時計回りに回動させて「クラッチ急接続」を行い(ステップS2)、クラッチストロークが半クラッチ接続ポイントを超えているかを判断し(ステップS3)、半クラッチ接続ポイントを超えている場合は(ステップS3YES)、前記アクセル開度(α)が第1の閾値(α1)を超えているか否かを判断し(ステップS4)、超えていれば(ステップS4YES)そのまま半クラッチ制御にし(ステップS10)、超えていない場合は(ステップS4NO)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜第2の閾値(α2)の範囲内か否かを判断し(ステップS5)、範囲内であれば「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにして前記クラッチレバー(27)をそのままの位置で保持し(ステップS6)、その状態で所定時間(T1)が経過したか否かを判断し(ステップS7)、前記所定時間(T1)が経過していれば(ステップS7YES)半クラッチ制御にし(ステップS10)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜前記第2の閾値(α2)の範囲内でなければ(ステップS5NO)、「クラッチ断」の制御を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして、前記クラッチレバー(27)を反時計回りに回動させて前記クラッチ(2)を切り(ステップS8)、その状態で所定時間(T2)が経過したか否かを判断し(ステップS9)、前記所定時間(T2)が経過していれば(ステップS9YES)半クラッチ制御にする(ステップS10)機能を有することを特徴とするクラッチの接続制御装置。
  3. 機械式トランスミッション(3)を有する車両のクラッチ(2)の接続をエアによって行うクラッチ断・接倍力装置(2A)と、前記クラッチ(2)のストロークを検出するクラッチストローク検出手段(22)と、エンジン(1)のアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(7)と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段(29)と、変速ギアのギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記機械式トランスミッション(3)の変速操作を制御する制御装置(11)とを備えたクラッチ(2)の接続制御装置(100)において、前記前記クラッチ断・接倍力装置(2A)は大径のエアシリンダ部(201)を有し、そのエアシリンダ部(201)はピストン(202)で区画された左室(201L)と右室(201R)とで形成され、その右室(201R)にリターンスプリング(Sr1)が配置され、前記ピストン(202)の中心にロッド(203)が取り付けられ、そのロッド(203)の端部はクラッチレバー(27)の端部に回動可能に連結されるとともに、前記ロッド(203)に前記クラッチストローク検出手段(22)が取り付けられ、前記左室(201L)はエアライン(L11)、エアライン(L5)を介して制御弁群(Vc)に連結され、前記制御弁群(Vc)は第1の制御弁(Vc1)、第2の制御弁(Vc2)、第3の制御弁(Vc3)で構成され、前記第1の制御弁(Vc1)はオリフィス(O)を介装したエアライン(L10)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結されるとともに、エアライン(L6)を介して前記第2の制御弁(Vc2)に連結され、エアライン(L4)を介して前記第3の制御弁(Vc3)に連結され、その第3の制御弁(Vc3)はエアライン(L2、L1)を介してエアタンク(31)に連結され、前記第2の制御弁(Vc2)はエアライン(L7、L8)を介して前記エアシリンダ(201)の前記右室(201R)に連結され、前記エアライン(L7、L8)の分岐点にエアライン(L9)が接続されて大気に開放されるブリーザ(210)に連結されており、前記制御装置(11)は前記クラッチストローク検出手段(22)によってクラッチストロークを検出させると共にアクセル開度検出手段(7)によってアクセル開度を検出させ(ステップS01)、規定アクセル開度以上か否かを判断し(ステップS11)、規定アクセル開度以上であれば、「クラッチ急接続」の制御を行うべく第1の制御弁(Vc1)及び第2の制御弁(Vc2)をONにし第3の制御弁(Vc3)をOFFにして(ステップS12)クラッチ断・接倍力装置(2A)の左室(201L)のエアをブリーザ(210)から大気に排出し、クラッチレバー(27)を時計回りに回動させて「クラッチ急接続」を行い(ステップS12)、クラッチストロークがクラッチ(2)の半クラッチ接続ポイントを超えているか否かを判断し(ステップS13)、半クラッチ接続ポイントを超えている場合は(ステップS13YES)、アクセル開度(α)が第1の閾値(α1)を超えたか否かを判断し(ステップS14)、超えていれば(ステップS14YES)、そのまま半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記クラッチストロークが半クラッチ接続ポイントを超えていない場合は(ステップS14NO)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜第2の閾値(α2)の範囲内か否かを判断し(ステップS15)、範囲内であれば「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし、前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにしてクラッチレバー(27)をそのままの位置に保持し(ステップS16)、その保持状態で所定時間(T1)が経過したか否かを判断し(ステップS17)、前記所定時間(T1)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記アクセル開度(α)が前記第1の閾値(α1)〜前記第2の閾値(α2)の範囲内でなければ(ステップS15NO)、前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)〜第3の閾値(α3)の範囲内か否かを判断し(ステップS18)、範囲内であれば(ステップS18YES)「クラッチ保持」を行うべく前記第1の制御弁(Vc1)をONにし、前記第2、第3の制御弁(Vc2、Vc3)をOFFにしてクラッチレバー(27)をそのままの位置に保持し(ステップS19)、その保持状態で所定時間(T2)が経過したか否かを判断し(ステップS20)、前記所定時間(T2)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)前記アクセル開度(α)が前記第2の閾値(α2)〜第3の閾値(α3)の範囲外であれば(ステップS18NO)前記アクセル開度(α)が第3の閾値(α3)〜第4の閾値(α4)の範囲内か否かを判断し(ステップS21)、範囲内であれば(ステップS21YES)、「クラッチ断」を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして「クラッチ断」とし(ステップS22)、その保持状態で所定時間(T3)が経過したか否かを判断し(ステップS23)、前記所定時間(T3)が経過したら半クラッチ制御にし(ステップS26)、前記アクセル開度(α)が第3の閾値(α3)〜第4の閾値(α4)の範囲外であれば(ステップS21NO)、「クラッチ断」を行うべく前記第1、第3の制御弁(Vc1、Vc3)をONにし、前記第2の制御弁(Vc2)をOFFにして「クラッチ断」とし(ステップS24)、その保持状態で所定時間(T4)が経過したか否かを判断し(ステップS25)、所定時間(T4)が経過したら半クラッチ制御にする(ステップS26)機能を有することを特徴とするクラッチの接続制御装置。
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