JP4515566B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリセルを備えた半導体集積回路およびその制御方法に関し、特に、データのマスク機能を有する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路は、半導体製造技術の発達により高速化の一途をたどっている。特に、マイクロコンピュータ等の動作周波数は、年々向上しており、DRAM等の半導体メモリの動作周波数との格差はますます大きくなっている。
この格差を縮小するために、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous DRAM)、FCRAM(Fast Cycle RAM)等の高速メモリが開発されている。
【0003】
図23は、クロック信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジに同期してデータを入出力するDDR SDRAM(以下、単にSDRAMとも称する)の一例を示している。なお、各図面において太線で示した信号線は、複数本で構成されていることを示している。また、太線が接続された回路の一部は、複数の要素で構成されている。
【0004】
SDRAMは、入出力制御部1、チップ制御部2、および複数のメモリコア部3を備えている。ここで、SDRAMが複数のバンクにより構成される場合、チップ制御部2およびメモリコア部3は、それぞれのバンクに対応して複数組形成される。
入出力制御部1は、クロックバッファ4、コマンドデコーダ5、アドレスバッファ6、DQSバッファ7、マスクバッファ/ラッチ8、入出力バッファ/レジスタ9、直列並列変換器10、11、および並列直列変換器12を備えている。
【0005】
クロックバッファ4は、外部からクロック信号CLKを受け、受けた信号を内部クロック信号ICLKとして所定の回路に出力している。コマンドデコーダ5は、コマンド信号CMDを受け、受けたコマンドを解読し、内部コマンド信号ICMDとして出力している。アドレスバッファ6は、アドレス信号ADを受け、受けた信号を内部アドレス信号IADとして出力している。なお、このSDRAMは、アドレスマルチプレクス方式を採用していないため、アドレス信号ADは、読み出し動作毎および書き込み動作毎に一度に供給される。
【0006】
DQSバッファ7は、データストローブ信号DQSを受け、受けた信号を内部データストローブ信号IDQSとして出力している。マスクバッファ/ラッチ8は、イネーブル信号ENAの活性化時に、内部データストローブ信号IDQSに同期してデータマスク信号DMを取り込み、取り込んだ信号を直列並列変換器10に出力している。入出力データバッファ/レジスタ9は、読み出し動作において、出力データ信号DOUTを受け、イネーブル信号ENAの活性化時に、受けた信号を内部データストローブ信号IDQSに同期してデータ信号DQとして出力している(読み出し動作時)。また、入出力データバッファ/レジスタ9は、書き込み動作において、イネーブル信号ENAの活性化時に内部データストローブ信号IDQSに同期してデータ信号DQを取り込み、取り込んだ信号を入力データ信号DINとして出力している(書き込み動作時)。
【0007】
直列並列変換器10は、マスクバッファ/ラッチ8から連続して供給されるマスク信号を並列に変換し、内部マスク信号IDMとして出力している。直列並列変換器11は、入出力バッファ/レジスタ9から供給される直列の入力データ信号DINを順次に受け、受けた信号を並列に変換し書き込みデータ信号WDBとして出力している。並列直列変換器12は、センスバッファ16から供給される並列の読み出しデータ信号RDBを直列に変換し、出力データ信号DOUTとして順次に出力している。
【0008】
チップ制御部2は、コマンドラッチ13、制御回路14、データマスク回路15、センスバッファ16、およびライトアンプ17を備えている。
コマンドラッチ13は、内部コマンド信号ICMDを受け、受けた信号に応じて読み出し制御信号RD、書き込み制御信号WR等を出力している。制御回路14は、読み出し制御信号RDおよび書き込み制御信号WRを受け、イネーブル信号ENAおよび複数のタイミング信号を出力している。タイミング信号は、センスバッファ16、ライトアンプ17、およびメモリコア部3のロウデコーダ19、センスアンプ20、コラムデコーダ21に供給されている。
【0009】
データマスク回路15は、書き込みデータ信号WDBのうち、内部マスク信号IDMに応じた所定のビットをマスクし、マスクした信号を書き込みデータ信号WDBMとして出力している。
センスバッファ16は、メモリコア部3からのデータ信号DBを受け、受けた信号をタイミング信号に同期して読み出しデータ信号RDBとして出力している。ライトアンプ17は、書き込みデータ信号WDBMを受け、受けた信号をタイミング信号に同期してデータ信号DBとして出力している。
【0010】
メモリコア部3は、複数のメモリセルMCを有するメモリセル部18、ロウデコーダ19、センスアンプ20、およびコラムデコーダ21を備えている。
ロウデコーダ19は、タイミング信号および内部アドレス信号IADから生成されるプリデコード信号を受け、メモリセルMCに接続されたワード線WLを活性化する機能を有している。コラムデコーダ21は、タイミング信号および内部アドレス信号IADから生成されるプリデコード信号を受け、ビット線BLに接続されたコラムスイッチ(図示せず)を制御する機能を有している。センスアンプ20は、読み出し動作時にメモリセルMCからビット線BLを介して伝達されるデータを増幅し、書き込み動作時に書き込み動作時に供給されるデータ信号DBを増幅する機能を有している。
【0011】
図24は、上述したSDRAMにおいて、読み出し動作の間に書き込み動作を実行する例を示している。この例では、読み出しコマンドの受け付けから読み出しデータが出力されるまでのクロック数である読み出しレイテンシは、“2”にされている。また、書き込みコマンドの受け付けから書き込みデータを受け付けまでのクロック数である書き込みレイテンシは、“0”にされている。
【0012】
なお、以降の説明では、クロック信号CLKをCLK信号のように略して称する場合がある。
まず、読み出しコマンドRD0、RD1が、CLK信号に同期して順次に供給され、メモリコア部3が動作する(図24(a))。なお、特に図示していないが、読み出しコマンドとともに、読み出しアドレスが供給される。メモリコア部3は、読み出しコマンドの受け付けから約1クロック遅れて読み出しデータを出力する。この後、入出力回路が動作する(図24(b))。ここで、入出力回路は、図23に示したセンスバッファ16、並列直列変換器12、および入出力バッファ/レジスタ9に対応している。
【0013】
そして、読み出しデータQ00、Q01、Q10、Q11が、各読み出しコマンドRD0、RD1の受け付けから2クロック後に順次にデータ信号DQとして出力される。読み出しデータQ00、Q01およびQ10、Q11は、並列の読み出しデータRDBを並列直列変換器12により変換することで生成される。
この後、書き込みコマンドが供給される。DQ信号を伝達する端子は、入出力端子であるため、書き込みデータDA0、DA1は、信号の衝突を避けるため読み出しデータQ11の出力後でなければ供給できない。また、書き込みレイテンシは“0”であるため、書き込みコマンドWRAは、書き込みデータDA0と同じCLK信号に同期して供給される(図24(c))。特に図示していないが、書き込みデータとともに書き込みアドレスが供給される。
【0014】
書き込みコマンドWRAを受けた後、入出力回路が動作し、書き込みデータDA0、DA1を並列に変換する。変換された書き込みデータWDBの所定のビットは、データマスク回路15によりマスクされ、書き込みデータWDBMとしてメモリコア部3に伝達される(図24(d))。このときの入出力回路は、図23に示した入出力バッファ/レジスタ9、直列並列変換器11、データマスク回路15、およびライトアンプ17に対応している。メモリコア部3は、書き込みコマンドWRAの受け付けから約1クロック遅れて動作し、メモリセルMCにデータを書き込む(図24(e))。
【0015】
次に、読み出しコマンドが供給される。この際、メモリコア部3の動作が重複しないために、読み出しコマンドRD2は、書き込みコマンドWRAの受け付けから2クロック後のCLK信号に同期して供給する必要がある。この後、上述した読み出し動作と同様に、メモリコア部3および入出力回路が動作する(図24(f))。そして、読み出しレイテンシに対応する2クロック後に最初の読み出しデータQ20が出力される。
【0016】
このように、図23に示したSDRAMでは、書き込み動作後に読み出し動作を実行する場合、データ信号DQは、3クロック以上の期間にわたり伝達されない。この結果、データ信号DQを伝達するデータバスの使用効率が低下する。
図25は、DDR SDRAMの別の例を示している。
このSDRAMは、チップ制御部2の回路構成が図23と相違している。すなわち、このSDRAMは、コマンドラッチ13と制御回路14との間にシフトレジスタ22を有している。シフトレジスタ22は、コマンドラッチ13から出力されるWR信号を取り込み、取り込んだ信号を所定のクロック数分遅らせて遅延書き込み制御信号WRDとして制御回路14に出力している。このため、制御回路14の動作は、書き込みコマンドの供給から所定のクロック数後に開始される。その他の回路構成は、図23と同一である。
【0017】
図26は、上述したSDRAMにおいて、読み出し動作の間に書き込み動作を実行する例を示している。この例では、読み出しレイテンシおよび書き込みレイテンシは、ともに“2”にされている。
最初に供給される読み出しコマンドRD0、RD1に対応する動作は、図24と同一であるため説明を省略する。
【0018】
このSDRAMでは、読み出しコマンドRD1の受け付けから2クロック後に書き込みコマンドWRAが供給される。この例では、書き込みレイテンシは“2”であるため、書き込みデータDA0、DA1は、書き込みコマンドWRAから2クロック遅れて供給される。すなわち、書き込みデータDA0、DA1は、読み出しデータQ11の出力後のCLK信号に同期して供給される(図26(a))。
【0019】
この後、図24と同じタイミングで書き込み動作および読み出し動作が実行される。
図25に示したSDRAMでは、書き込みコマンドの供給タイミングを早くできるが、内部の動作は図24と同一になる。このため、図25に示したタイミングと同様に、書き込み動作後に読み出し動作を実行する場合、データ信号DQは、3クロック以上の期間にわたり伝達されず、データバスの使用効率が低下する。
【0020】
このように、従来のSDRAMは、読み出し動作と書き込み動作が混在するランダムアクセス時にデータバスの使用効率が低下する問題があった。データバスの使用効率が低下すると、単位時間あたりのデータ転送量が低減する。このため、例えば、画像処理のようにランダムアクセスを頻繁に行うグラフィックメモリにSDRAM等の高速メモリを採用することは困難であった。
【0021】
一方、近時、データバス使用効率を向上するために、書き込みコマンドに対応して供給される書き込みデータを次の書き込みコマンドの供給時にメモリセルに書き込む“ディレイドライト”と称する機能を有するSDRAMが提案されている。
【0022】
図27は、この種のディレイドライト機能を有するSDRAMにおいて、読み出し動作の間に書き込み動作を実行する例を示している。この例では、読み出しレイテンシおよび書き込みレイテンシは、ともに“2”にされている。
最初に供給される読み出しコマンドRD0、RD1に対応する動作は、図24と同一であるため説明を省略する。
【0023】
このSDRAMでは、読み出しコマンドRD1の受け付けから2クロック後に書き込みコマンドWRAが供給される。この例では、書き込みレイテンシは“2”のため、書き込みデータDA0、DA1は、書き込みコマンドWR0から2クロック遅れて供給される。すなわち、書き込みデータDA0、DA1は、読み出しデータQ11の出力後のCLK信号に同期して供給される(図27(a))。
【0024】
このとき、書き込みデータDA0、DA1は、メモリセルに書き込まれず、レジスタに保持される(図27(b))。
この後、書き込みコマンドWRAの次のCLK信号に同期して、読み出しコマンドRD2、RD3、RD4が順次に供給され、図24と同じタイミングで読み出し動作が実行される(図27(c))。メモリコア部は、書き込み動作を実行していないため、読み出し動作をすぐに実行することができる。この結果、ディレイドライト機能を有するSDRAMでは、データ信号DQが伝達されない期間が最小限になり、データバスの使用効率が向上する。
【0025】
さらに、読み出しコマンドRD4の受け付けから2クロック後に、次の書き込みコマンドWR1が供給される(図27(d))。この書き込みコマンドWR1の受け付けに同期して入出力回路およびメモリコア部が動作し、レジスタに保持されている前回の書き込みデータDA0、DA1がメモリセルに書き込まれる(図27(e))。
次に、書き込みデータDA2、DA3が、書き込みコマンドWR1から2クロック遅れて供給される。レジスタの内容は、書き込みデータDA2、DA3に書き換えられる(図27(f))。
【0026】
このように、ディレイドライト機能を有するSDRAMでは、メモリセルへの書き込み動作を、書き込みデータの取り込みタイミングとは別に実行することができる。このため、書き込みコマンドに対応するメモリコア部の動作と、この書き込みコマンド直後に供給された読み出しコマンドに対応するメモリコア部の動作とが重なることが回避される。この結果、図23、図24に示したSDRAMに比べ、データバスの使用効率が向上し、データの転送量が増大する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディレイドライト機能を有するSDRAMは、最近提案された技術であり、その製品化には検討すべき事項がある。
例えば、グラフィックメモリでは、書き込みデータの所定ビットをマスクするデータマスク機能が必須であるが、ディレイドライト機能を有するSDRAMでは、データマスク機能の具体的な検討がなされていない。このため、従来のディレイドライト機能を有するSDRAMは、データマスク機能が必要なグラフィックメモリ等には適用できなかった。
【0028】
本発明の目的は、ディレイドライト機能を有する半導体メモリにデータのマスク機能を持たせることにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明に関連する回路の基本原理を示すブロック図である。
【0030】
半導体集積回路は、メモリセルMCと、保持部22とを備えている。
保持部22は、書き込みコマンドに対応して供給されるメモリセルMCへの書き込みデータおよび書き込みデータの所定のビットをマスクするマスク情報を、書き込み保持データおよびマスク保持情報として保持する。半導体集積回路は、次の書き込みコマンドを受けたときに、書き込み保持データをマスク保持情報に応じてマスクしてメモリセルMCに書き込む。保持部22は、この書き込みコマンドに対応して供給される次の書き込みデータおよび次のマスク情報を書き込み保持データおよびマスク保持情報として保持する。すなわち、書き込み保持データおよびマスク保持情報が書き換えられる。
【0031】
このため、次の書き込みコマンドを受けたときに前回取り込んだ書き込みデータを書き込む半導体集積回路において、この書き込みデータをマスクできる。
また、半導体集積回路は、データマスク回路23を備えている。データマスク回路23は、保持部22から出力される書き込み保持データおよびマスク保持情報を受け、このマスク保持情報に応じて書き込み保持データをマスクする。
【0032】
このように、データマスク回路23は、書き込み保持データそのものをマスクするため、マスク機能を搭載する場合に、書き込み回路等の変更は最小限で済む。
図2は、本発明に関連する回路の基本原理を示すブロック図である。
半導体集積回路は、メモリセルMCに接続されるビット線BLと、スイッチ回路24と、書き込み回路25と、データマスク回路23とを備えている。
【0033】
スイッチ回路24は、ビット線BLに接続されており、書き込み保持データをビット線BLに伝達する。書き込み回路25は、書き込み保持データをスイッチ回路24に供給する。データマスク回路23は、マスク保持情報に応じて書き込み回路25を制御し、書き込み保持データのうち所定のビットの書き込みをマスクする。
【0034】
このように、データマスク回路23は、書き込み保持データでなく書き込み回路25を制御してデータをマスクする。
また、半導体集積回路は、書き込み保持データを書き込むメモリセルを選択するデコーダ26と、データマスク回路23とを備えている。
データマスク回路23は、マスク保持情報に応じてデコーダ26を制御し、書き込み保持データのうち所定のビットの書き込みをマスクする。
【0035】
また、半導体集積回路は、メモリセルMCに接続されるビット線BLと、スイッチ回路24と、データマスク回路23とを備えている。
スイッチ回路24は、ビット線BLに接続されおり、書き込み保持データをビット線BLに伝達する。データマスク回路23は、マスク保持情報に応じてスイッチ回路24を制御し、書き込み保持データのうち所定のビットの書き込みをマスクする。
【0036】
このように、データマスク回路23は、書き込み保持データでなくスイッチ回路24を制御してデータをマスクする。
また、半導体集積回路は、アドレス保持部27と、アドレス比較部28と、データ選択部29とを備えている。
アドレス保持部27は、書き込みコマンドに対応して供給される書き込みアドレスを書き込み保持アドレスとして保持する。アドレス比較部28は、書き込み保持アドレスと読み出しコマンドに対応して供給される読み出しアドレスとを比較する。データ選択部29は、アドレス比較部28の比較により両アドレスが一致したときに、マスク保持情報に応じて、メモリセルMCからの読み出しデータおよび書き込み保持データの所定のビットをそれぞれ選択する。
【0037】
本半導体集積回路では、書き込みデータは、書き込み動作の直後にメモリセルMCに書き込まれておらず、保持部22に保持されている。このため、書き込み動作の直後に、同じアドレスの読み出し動作が実行される場合、その読み出し動作では、保持部22に保持されているデータを読み出しデータにする必要がある。ところが、書き込みデータの一部がマスクされる場合、マスクされたデータは、メモリセルMCに書き込まれることはない。このため、マスクされたビットについては、保持部22に保持されているデータではなく、メモリセルMCに保持されているデータを読み出す必要がある。
【0038】
本半導体集積回路では、書き込み動作の直後に、同じアドレスの読み出し動作が実行される場合にも、正しいデータを読み出すことができる。
図3は、発明の基本原理を示すブロック図である。
半導体集積回路は、メモリセルMCと、データマスク回路30と、保持部22とを備えている。
【0039】
データマスク回路30は、書き込みコマンドに対応して供給される書き込みデータおよびマスク情報を受け、この書き込みデータの所定のビットをマスク情報に応じてマスクする。保持部22は、データマスク回路30によりマスクされたマスクデータをマスク保持データとして保持する。半導体集積回路は、次の書き込みコマンドを受けたときに、マスク保持データをメモリセルMCに書き込む。保持部22は、この書き込みコマンドに対応して供給される次の書き込みデータから生成されるマスクデータをマスク保持データとして保持する。すなわち、マスク保持データが書き換えられる。
【0040】
このため、次の書き込みコマンドを受けたときに前回取り込んだ書き込みデータを書き込む半導体集積回路において、書き込みデータをマスクできる。
また、マスクデータは、保持部22より前で生成される。すなわち、マスク制御を入力回路側で行うことが可能になる。この結果、内部回路の動作が最小限になり、消費電力を低減できる。
【0041】
また、半導体集積回路は、アドレス保持部27と、アドレス比較部28と、データ選択部29とを備えている。
この半導体集積回路では、図2に示した半導体集積回路と同様に、データ選択部29により、書き込み動作の直後に、同じアドレスの読み出し動作が実行される場合にも、正しいデータを読み出すことができる。
【0042】
本発明に関連する半導体集積回路の制御方法では、書き込みコマンドに対応して供給されるメモリセルへの書き込みデータおよび書き込みデータの所定のビットをマスクするマスク情報が、書き込み保持データおよびマスク保持情報として保持される。次の書き込みコマンドを受けたときに、書き込み保持データは、マスク保持情報に応じてマスクしてメモリセルに書き込まれる。また、書き込みコマンドに対応して供給される次の書き込みデータおよび次のマスク情報が、書き込み保持データおよびマスク保持情報として保持される。すなわち、書き込み保持データおよびマスク保持情報が書き換えられる。
【0043】
したがって、次の書き込みコマンドを受けたときに前回取り込んだ書き込みデータを書き込む半導体集積回路において、書き込みデータをマスクできる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。なお、各図面において太線で示した信号線は、複数本で構成されていることを示している。また、太線が接続された回路の一部は、複数の要素で構成されている。
【0045】
図4は、本発明の半導体集積回路およびその制御方法の第1の実施形態を示している。なお、従来技術で説明した回路と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の半導体集積回路は、シリコン基板上に、CMOSプロセス技術を使用して、SDRAM(以下、単にSDRAMとも称する)として形成されている。半導体集積回路は、入出力制御部1、チップ制御部2a、およびメモリコア部3を備えている。ここで、SDRAMが複数のバンクにより構成される場合、チップ制御部2aおよびメモリコア部3は、それぞれのバンクに対応して複数組形成される。
【0046】
入出力制御部1およびメモリコア部3は、図21と同一の構成である。なお、この実施形態のSDRAMは、アドレスマルチプレクス方式を採用していないため、アドレス信号ADは、読み出し動作毎および書き込み動作毎に一度に供給される。
【0047】
チップ制御部2aは、読み出しラッチ32、書き込みラッチ34、制御回路36、シフトレジスタ38、スイッチ回路40、制御レジスタ42、アドレス比較器44、データマスク回路46、ライトアンプ17、センスバッファ16、およびデータセレクタ48を備えている。ここで、制御レジスタ42は、図1に示した保持部22に対応し、アドレス比較器44およびデータセレクタ48は、図2に示したアドレス比較部27およびデータ選択部29に対応している。
【0048】
読み出しラッチ32および書き込みラッチ34は、所定の内部コマンド信号ICMDをそれぞれラッチし、ラッチした信号をラッチ読み出し信号LRD、ラッチ書き込み信号LWRとして出力している。
制御回路36は、LRD信号、LWR信号を受け、複数のタイミング信号を出力している。タイミング信号は、スイッチ回路40、センスバッファ16、ライトアンプ17、およびメモリコア部3に供給されている。
【0049】
シフトレジスタ38は、LWR信号および図示しないICLK信号を受け、所定のタイミングのセット信号SET、リセット信号RESET、およびイネーブル信号ENAを出力している。
スイッチ回路40は、制御回路36からのタイミング信号に応じて、内部アドレス信号IADまたはレジスタアドレス信号RADの一方をメモリコア部3に出力している。
【0050】
制御レジスタ42は、フラグ部FLAG、アドレス保持部ADDR、マスク保持部MASK、およびデータ保持部DATAで構成されている。
フラグ部FLAGは、SET信号およびRESET信号を受け、フラグ信号FLGを出力している。
アドレス保持部ADDRは、IAD信号、SET信号、および図示しないLWR信号を受け、ラッチアドレス信号LADおよびレジスタアドレス信号RAD、/RADを出力している。ここで、“/”の付く信号は、負論理の信号である。LAD信号およびRAD、/RAD信号は、図2に示した書き込み保持アドレスに対応している
マスク保持部MASKは、内部データマスク信号IDM、SET信号、およびインバータを介してIDQS信号の反転信号/DQSを受け、レジスタマスク信号RDMを出力している。ここで、DM信号およびIDM信号は、図1に示したマスク情報に対応し、RDM信号は、マスク保持情報に対応している。
【0051】
データ保持部DATAは、WDB信号、SET信号、および/DQS信号を受け、ラッチ書き込みデータ信号LWDおよびレジスタ書き込みデータ信号RWDを出力している。ここで、LWD信号およびRWD信号は、図1に示した書き込み保持データに対応している。
アドレス比較器44は、読み出し動作において、FLG信号がHレベルのときに、内部アドレス信号IADとラッチアドレス信号LADとを比較し、両信号が一致したときに一致信号S1を出力している。
【0052】
データマスク回路46は、RWD信号の所定のビットをRDM信号の情報に応じてマスクし、マスクしたデータを書き込みデータマスク信号WDMとして出力している。この実施形態では、RDM信号は、RDMa、RDMbの2ビットで構成されている。また、データ信号DQは、8ビットで構成されており、WDM信号は、WDMa0-WDMa7、WDMb0-WDMb7の16ビットで構成されている。そして、RDMa信号がHレベルのときにWDMa0-WDMa7信号がマスクされ、RDMb信号がHレベルのときにWDMb0-WDMb7信号がマスクされる。
【0053】
すなわち、この実施形態では、データマスク回路46は、自ら書き込みデータをマスクする。
データセレクタ48は、S1信号および相補のWDM信号を受け、これ等信号の状態に応じて、RDATA信号の所定のビットおよびLWD信号の所定のビットを選択し、RDB信号として出力している。
【0054】
図5は、シフトレジスタ38の詳細を示している。
シフトレジスタ38は、直列に接続された3つのDフリップフロップ38aと、遅延回路38bと、RSフリップフロップ38cとで構成されている。
【0055】
各Dフリップフロップ38aには、ICLK信号の反転信号が供給されている。初段のDフリップフロップ38aは、ICLK信号の立ち下がりエッジに同期してLWR信号を取り込んでいる。最終段のDフリップフロップ38aは、SET信号を出力している。遅延回路38bは、LWR信号を受け、受けた信号を所定時間遅らせてRESET信号として出力している。RSフリップフロップ38cは、初段のDフリップフロップ38aの出力信号Q1をセット端子Sで受け、SET信号をリセット端子Rで受け、ENA信号を出力している。
【0056】
図6は、シフトレジスタ38の動作を示している。
まず、ライトコマンドWRAを受け付けたICLK信号に同期してLWR信号が約1クロックの期間Hレベルになる(図6(a))。その後のICLK信号の立ち下がりに同期してQ1信号、Q2信号、SET信号が順次に約1クロックの期間Hレベルになる(図6(b),(c),(d))。また、LWR信号から遅延回路38bの遅延時間だけ遅れてRESET信号がHレベルになる(図6(e))。ENA信号は、Q1信号の立ち上がりエッジからSET信号の立ち上がりエッジの期間Hレベルになる(図6(f))。
【0057】
図7は、制御レジスタ42およびデータマスク回路46の詳細を示している。
制御レジスタ42のフラグ部FLAGは、リセット端子Rを有するDフリップフロップ42aで形成されている。Dフリップフロップ42aは、SET信号に同期してHレベルのFLG信号を出力している。入力端子Dは電源線VCCに接続され、リセット端子RはRESET信号を受けている。
【0058】
制御レジスタ42のアドレス保持部ADDRは、直列に接続されたDフリップフロップ42b、42cを複数組有している。前段の各Dフリップフロップ42bは、LWR信号に同期してIAD信号を取り込み、取り込んだ信号をLAD信号として出力している。後段の各Dフリップフロップ42cは、SET信号に同期してLAD信号を取り込み、取り込んだ信号をRAD0-RADn信号、/RAD0-/RADn信号としてそれぞれ出力している。
【0059】
制御レジスタ42のマスク保持部MASKは、直列に接続されたDフリップフロップ42b、42cを2組有している。前段の各Dフリップフロップ42bは、/DQS信号に同期してIDM信号(IDMa、IDMb)を取り込み、取り込んだ信号をマスク信号として出力している。後段の各Dフリップフロップ42cは、SET信号に同期して前段からのマスク信号を取り込み、取り込んだ信号をRDMa、RDMb信号をとして出力している。
【0060】
制御レジスタ42のデータ保持部DATAは、直列に接続されたDフリップフロップ42b、42cを複数組有している。前段の各Dフリップフロップ42bは、/DQS信号に同期して16ビットのWD信号(WDa0-WDa7、WDb0-WDb7)を取り込み、取り込んだ信号を16ビットのLWD信号(LWDa、LWDb)として出力している。後段の各Dフリップフロップ42cは、SET信号に同期してLWD信号を取り込み、取り込んだ信号をRWD信号(RWDa0-RWDa7、RWDb0-RWDb7)、/RWD信号(/RWDa0-/RWDa7、/RWDb0-/RWDb7)として出力している。
【0061】
データマスク回路46は、RWDa、RWDb、/RWDa、/RWDb信号をそれぞれ受ける複数のAND回路46aと、RDMa、RDMb信号をそれぞれ受ける2つのインバータ46bとで構成されている。
RWDa信号を受けるAND回路46aは、RDMa信号のLレベル時(非マスク時)に、RWDa、/RWDa信号をWDMa、/WDMa信号(WDMa0-WDMa7、/WDMa0-/WDMa7)として出力している。WDMa、/WDMa信号は、RDMa信号のHレベル時(マスク時)に、ともにLレベルになる信号である。RWDb信号を受けるAND回路46aは、RDMb信号のLレベル時(非マスク時)に、RWDb、/RWDb信号を、WDMb、/WDMb信号(WDMb0-WDMb7、/WDMb0-/WDMb7)として出力している。WDMb、/WDMb信号は、RDMb信号のHレベル時(マスク時)に、ともにLレベルになる信号である。
【0062】
図8は、データセレクタ48の詳細を示している。
データセレクタ48は、複数のスイッチ回路48aと、組み合わせ回路48bとからなる2つのユニットを有している。各ユニットは、LWDa信号用およびLWDb信号用としてそれぞれ使用される。
スイッチ回路48aは、nMOSおよびpMOSのソース・ドレインを相互に接続した2つのCMOS伝達ゲートで構成されている。CMOS伝達ゲートの出力は、互いに接続されている。一方のCMOS伝達ゲートの入力端子RINには、LWD信号が供給されている。他方のCMOS伝達ゲートの入力端子MINには、RDATA信号が供給されている。
【0063】
組み合わせ回路48bは、一致信号S1がLレベル(アドレス不一致)のとき、またはWDMa0信号、/WDMa0信号がともにLレベル(マスク必要)のときに、MIN端子側のCMOS伝達ゲートをオンにする。これと逆に、組み合わせ回路48bは、S1信号がHレベル(アドレス一致)、かつWDMa0信号、/WDMa0信号の一方がHレベル(マスク不要)のときに、RIN端子側のCMOS伝達ゲートをオンにする。この実施形態では、データのマスクは、8ビット単位で行われる。このため、各ユニットの組み合わせ回路48bには、いずれかのビットに対応するWDM、/WDM信号を供給すればよい。
【0064】
なお、データセレクタ54は、図示しない制御信号により読み出し動作時のみに動作する。
次に、上述したSDRAMの動作について説明する。
図9は、SDRAMの動作サイクルでの制御フローを示している。
まず、ステップS1において、SDRAMは、コマンドを受信する。
【0065】
次に、ステップS2において、受信したコマンドが読み出しコマンドRDまたは書き込みコマンドWRであるかが判定される。読み出しコマンドRDと判定された場合、制御はステップS3に移行する。書き込みコマンドWRと判定された場合、制御はステップS7に移行する。ここで、ステップS3-S6は、読み出し動作のフローであり、ステップS7-S10は、書き込み動作のフローである。
【0066】
ステップS3において、FLG信号がHレベルかどうかが判定される。図4に示した制御レジスタ42にデータが保持されているとき、FLG信号はHレベルになっている。このとき、制御はステップS4に移行する。制御レジスタ42に有効なデータが保持されていないとき、FLG信号はLレベルになっている。このとき、制御はステップS6に移行する。なお、制御レジスタ42は、ステップS3の判定後、RESET信号を受けて、FLG信号をリセットする。
【0067】
ステップS4において、アドレス比較部44は、IAD信号とLAD信号とを比較し、両アドレスが一致しているかどうかを判定する。両アドレスが一致した場合、アドレス比較部44は、一致信号S1を出力し、制御はステップS5に移行する。このとき、読み出すデータは、まだメモリセルMCには書き込まれておらず、制御レジスタ42内に保持されている。両アドレスが不一致の場合、制御はステップS6に移行する。このとき、読み出すデータはメモリセルMCに記憶されている。
【0068】
ステップS5において、データセレクタ48は、マスク情報(RDM信号)に従い、マスクが必要なビットについては、メモリセルMCからのRDATA信号を出力し、マスクが不要なビットについては、制御レジスタ42にラッチされたLWD信号を出力する。この結果、直前の書き込みコマンドWRに対応する書き込みデータのうち、マスクを指示されたビットのデータは、メモリセルMCから読み出される。そして、動作サイクルが終了する。
【0069】
また、ステップS6では、通常の読み出し動作が実行され、メモリセルMCからの読み出しデータ(RDATA信号)が出力される。そして、動作サイクルが終了する。
一方、書き込み動作では、ステップS7において、FLG信号がHレベルかどうかが判定される。FLG信号がHレベルのときに、制御はステップS8に移行する。このとき、制御レジスタ42内には、前回の書き込みコマンドWR時に取り込んだデータが保持されている。FLG信号がLレベルのときに、制御はステップS9に移行する。このとき制御レジスタ42に有効なデータは保持されていない。なお、制御レジスタ42は、ステップS7の判定後、RESET信号を受けて、FLG信号をリセットする。
【0070】
ステップS8において、SDRAMは、制御レジスタ42に保持されているアドレス(RAD)、データ(RWD)、マスク情報(RDM)に従い、メモリセルMCにデータを書き込む。この後、制御は、ステップS9に移行する。
ステップS9において、制御レジスタ42は、書き込みコマンドWRに対応して新たに受けたアドレス(IAD)、データ(WD)、マスク情報(DM)を取り込む。すなわち、制御レジスタ42の内容は、書き換えられる。書き換えられたデータは、次の書き込みコマンドWRに同期してメモリセルMCに書き込まれる。
【0071】
次に、ステップS10において、制御レジスタ42は、有効なデータを新たに保持したため、SET信号を受けてFLG信号をHレベルにセットする。そして、動作サイクルが終了する。
図10は、上述したSDRAMにおいて、読み出し動作の間に書き込み動作を実行する例を示している。この例では、読み出しレイテンシおよび書き込みレイテンシは、ともに“2”にされている。また、ICLK信号の下の四角は、メモリコア部3が動作する期間を示している。
【0072】
まず、読み出しコマンドRD0、RD1が順次に供給され、コラム制御信号CLおよびセンスバッファイネーブル信号SBEが順次活性化される(図10(a))。そして、メモリセルMCから読み出されたデータが、RDB信号として伝達され、DQ信号として順次に出力される(図10(b))。
読み出しコマンドRD1の受け付けから2クロック後に、最初の書き込みコマンドWR0が供給される。このとき、制御レジスタ42には、有効なデータは保持されておらず、FLG信号はLレベルにされている。このため、制御回路36は、CL信号を活性化することはない(図10(c))。また、書き込みコマンドWR0とともに供給される書き込み用のアドレス信号AD(図示せず)が制御レジスタ42にラッチされ、LAD信号が生成される(図10(d))。
【0073】
書き込みデータD0a、D0bは、書き込みコマンドWR0から2クロック遅れて供給される。書き込みデータD0a、D0bは、直列並列変換器11により並列の書き込みデータ信号WDに変換される(図10(e))。変換されたWD信号は、/DQS信号の立ち上がりエッジ(図示せず)に同期して制御レジスタ42にラッチされる。このとき、データマスク信号DMも制御レジスタ42にラッチされる。ラッチされた各信号は、SET信号の活性化に同期して制御レジスタ42のDフリップフロップ42cに保持される。保持された信号は、RAD信号、RWD信号、およびRDM信号としてそれぞれ出力される(図10(f),(g))。
【0074】
この後、書き込みコマンドWR0の次のCLK信号に同期して、読み出しコマンドRD2、RD3、RD4が順次に供給され、図27と同様に読み出し動作が実行される。このとき、メモリコア部3は、書き込み動作を実行していないため、すぐに読み出し動作が実行される。
さらに、読み出しコマンドRD4の受け付けから2クロック後に、次の書き込みコマンドWR1が供給される(図10(h))。このとき、制御回路36は、FLG信号のHレベルを受けてCL信号を活性化し、メモリコア部3を動作させる。制御回路36は、スイッチ回路40を制御し、前回の書き込みコマンドWR0に対応するRAD信号を書き込みアドレスとしてメモリコア部3に供給する。また、データマスク回路46は、RWD信号をRDM信号によりマスクする(図10(i))。マスクしたデータをライトアンプ17を介してメモリコア部3に供給する。そして、前回の書き込みコマンドWR0に対応するデータの書き込み動作(ディレイドライト動作)が実行される。
【0075】
書き込みコマンドWR1により、SET信号が活性化され、この書き込みコマンドWR1に対応するデータは、制御レジスタ42のDフリップフロップ42cに保持される。保持された信号は、RAD信号、RWD信号、およびRDM信号としてそれぞれ出力される(図10(j),(k))。
書き込みコマンドWR1の次のCLK信号に同期して、読み出しコマンドRD5、RD6が順次に供給される(図10(l))。
【0076】
アドレス比較器44は、読み出しコマンドRD5に対応するIAD信号(図示せず)と、ライトコマンドWR1に対応するLAD信号とを、FLG信号に同期して比較する(図10(m))。両信号が一致した場合、一致信号S1は、Hレベルになる(図10(n))。
データセレクタ48は、S1信号のHレベルおよび所定のレジスタマスク信号RDMa、RDMbを受け、そのマスク情報に応じてLWD信号をRDB信号として出力する。RDMa信号のみマスクを示している場合、RDMaに対応する最初のデータ信号DQ(Q50)は、メモリセルMCから読み出されと、RDMbに対応する次のデータ信号DQ(D1b)は、制御レジスタ42から読み出される(図10(o))。
【0077】
このように、この実施形態の半導体集積回路およびその制御方法では、制御レジスタ42にマスク情報を保持し、アドレス比較器44およびデータセレクタ48を制御することで、ディレイドライト機能を有するSDRAMに、データマスク機能を持たせることができる。
また、データマスク回路23は、レジスタ書き込みデータ信号RWDをレジスタマスク信号RDMでマスクして書き込みデータマスク信号WDMを生成する。すなわち、書き込みデータを直接マスクデータに変換したので、マスク機能を搭載する場合に、書き込み回路等の変更を最小限にできる。
【0078】
そして、アドレス比較部44、データマスク回路46、およびデータセレクタ48により、書き込みデータがマスクされ、書き込み動作の直後に同じアドレスの読み出し動作が実行された場合にも、正しいデータを読み出すことができる。
図11は、本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示している。なお、第1の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0079】
この実施形態では、チップ制御部2bのデータマスク回路50、ライトアンプ52、およびデータセレクタ54が、第1の実施形態のチップ制御部2aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態と同一である。ここで、ライトアンプ52は、図2に示した書き込み回路25に対応している。
【0080】
データマスク回路50は、例えば、AND回路で構成されており、書き込み制御信号WCONの活性化時にレジスタマスク信号RDM(RDMa、RDMb)をマスク信号MSK(MSKa、MSKb)として出力している。
ライトアンプ52は、MSKa信号およびMSKb信号の活性化時に、レジスタ書き込みデータ信号RWDa信号およびRWDb信号をそれぞれデータ信号DBとして出力している。各MSK信号は、例えば、ライトアンプ54内に形成された伝達ゲートを制御している。データ信号DBは、図2に示したスイッチ回路24に対応するコラムスイッチ(図示せず)を介してビット線BLに伝達される。
【0081】
すなわち、この実施形態のSDRAMでは、データマスク回路50は、ライトアンプ52を制御して、書き込みデータをマスクする。
データセレクタ54は、アドレス一致信号S1、RDM信号を受け、これ等信号の状態に応じて、読み出しデータ信号RDATAの所定のビットおよびラッチ書き込みデータ信号LWDの所定のビットを選択し、読み出しデータ信号RDBとして出力している。
【0082】
図12は、データセレクタ54の詳細を示している。
データセレクタ54は、複数のスイッチ回路48aと、組み合わせ回路54aとからなる2つのユニットを有している。組み合わせ回路54aを除く構成は、データセレクタ48と同一である。
組み合わせ回路54aは、一致信号S1がLレベル(アドレス不一致)のとき、またはRDMa信号(RDMb信号)がHレベル(マスク必要)のときに、MIN端子側のCMOS伝達ゲートをオンにする。これと逆に、組み合わせ回路48bは、S1信号がHレベル(アドレス一致)、かつRDMa信号(RDMb信号)がLレベル(マスク不要)のときに、RIN端子側のCMOS伝達ゲートをオンにする。
【0083】
この実施形態のSDRAMにおける動作サイクルでの制御フローおよび動作タイミングは、上述した図9および図10と同一である。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、ライトアンプ52を制御することで書き込みデータをマスクできる。
【0084】
図13は、本発明の半導体集積回路の第3の実施形態を示している。なお、第1の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
この実施形態では、チップ制御部2cのデータマスク回路56、ライトアンプ17、およびメモリコア部3のコラムデコーダ58が、第2の実施形態と相違している。その他の構成は、第2の実施形態と同一である。
【0085】
データマスク回路56は、コラム制御信号CL、書き込み制御信号WCON、およびレジスタマスク信号RDM(RDMa、RDMb)を受け、コラム制御信号CL2(CL2a、CL2b)を出力している。データマスク回路56は、読み出し動作時(WCON信号=Lレベル)に、CL信号をCL2信号として出力し、書き込み動作時(WCON信号=Hレベル)、かつRDM信号がHレベルのときに、CL信号をCL2信号として出力する回路である。
【0086】
コラムデコーダ58は、CL2信号に応じてデコード信号を活性化し、コラムスイッチ(図示せず)を制御している。
この実施形態のSDRAMにおける動作サイクルでの制御フローおよび動作タイミングは、上述した図9および図10と同一である。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、コラムデコーダ58を制御することで書き込みデータをマスクできる。
【0087】
図14は、本発明の半導体集積回路の第4の実施形態を示している。なお、第1の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0088】
この実施形態では、チップ制御部2dの制御回路60、データマスク回路62、およびメモリコア部3のセンスアンプ64、コラムデコーダ21が、第3の実施形態と相違している。その他の構成は、第3の実施形態と同一である。
制御回路60は、センスアンプ64を制御する読み出しイネーブル信号RDENおよび書き込みイネーブル信号WRENを出力している。データマスク回路62は、レジスタマスク信号RDM(RDMa、RDMb)の非活性化時に、書き込みイネーブル信号WRENを書き込みイネーブル信号WREN2(WREN2a、WREN2b)として出力している。
【0089】
図15は、センスアンプ64およびその周囲の回路を示している。
センスアンプは64は、2つのCMOSインバータの入力と出力を互いに接続して構成されている。各CMOSインバータの出力は、それぞれビット線/BL、BLに接続されている。各CMOSインバータのpMOSのソースには、センスアンプイネーブル信号SAENが接続され、各CMOSインバータのnMOSのソースには、センスアンプイネーブル信号/SAENが接続されている。
【0090】
また、各ビット線BL、/BLには、2つのnMOSを並列に接続した読み出しスイッチ66a、66bおよび書き込みスイッチ68a、68bがそれぞれ接続されている。ここで、書き込みスイッチ68a、68bは、図2に示したスイッチ回路24に対応している。
読み出しスイッチ66a、66bは、それぞれ一端を読み出しイネーブル信号/RDENに接続し、他端から読み出しデータ信号RDDB、/RDDBを出力している。読み出しスイッチ66a、66bにおける一端側のnMOSのゲートは、コラム選択信号CLnを受け、他端側のnMOSのゲートは、それぞれビット線/BL、BLに接続されている。すなわち、この実施形態では、読み出しスイッチ66a、66bは、増幅能力を有している。メモリセルMCからの読み出しデータは、nMOSのゲートをビット線BL、/BLに伝達された読み出し信号で制御することで伝達される。このような回路方式は、一般にダイレクトセンス方式と称されている。ダイレクトセンス方式は、メモリセルMCから読み出されたデータを完全に増幅する前にコラム選択信号CLnを活性化しても、読み出し動作が正しく実行される。このため、高速動作に適している。
【0091】
書き込みスイッチ68a、68bは、それぞれ、一端を書き込みデータ信号/WDB、WDBに接続し、他端をビット線/BL、BLに接続している。書き込みスイッチ68a、68bにおける一端側のnMOSのゲートは、WREN2信号を受け、他端側のnMOSのゲートは、CLn信号を受けている。書き込み動作は、WREN2信号が活性化されて書き込みスイッチ68a、68bがオンすることで実行される。この実施形態では、データマスク回路62が、RDM信号に応じてWREN2信号を制御することで、書き込みデータがマスクされる。
【0092】
また、書き込みスイッチ専用のコラム選択信号を設け、WREN2信号の代わりにこのコラム選択信号を使用してマスク制御を行ってもよい。このとき、図15に示したコラム選択信号CLnは、読み出しスイッチ66a、66bに接続されるコラム選択信号CLnと、書き込みスイッチ68a、68bに接続されるコラム選択信号CLnに分けられる。
【0093】
この実施形態のSDRAMにおける動作サイクルでの制御フローおよび動作タイミングは、上述した図9および図10と同一である。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、書き込みスイッチ68a、68bを制御することで書き込みデータをマスクできる。特に、ダイレクトセンス方式のセンスアンプ部の場合、これ等回路を変更することなく本発明を適用できる。センスアンプ周辺の回路のレイアウト設計は、メモリセルMCと同様に高度の技術を必要とする。このような回路を流用できるため、SDRAMの開発期間を短縮できる。
【0094】
図16は、本発明の半導体集積回路の第5の実施形態を示している。なお、第1の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0095】
この実施形態では、入出力制御部1aは、第1の実施形態の直列並列変換器10および制御レジスタ42の代わりにデータマスク回路70および制御レジスタ72を有している。
データマスク回路70は、マスクバッファ/ラッチ8からマスクデータを順次に受け、受けた信号で入力データ信号DINを順次にマスクし、相補のデータマスク信号として直列並列変換器11に出力している。すなわち、この実施形態では、入力制御部1aで書き込みデータがマスクされる。直列並列変換器11は、マスクされたデータを並列の書き込みデータマスク信号WDM0、/WDM0に変換している。
【0096】
チップ制御部2eの制御レジスタ72は、FLAG部、ADDR部、DATA部が形成されており、MASK部は形成されていない。DATA部は、図7に示したDATA部と異なり、相補のWDM0信号、/WDM0信号をそれぞれラッチおよび保持するDフリップフロップ42b、42cを有している。そして、DATA部は、ラッチおよび保持したデータをラッチ書き込みデータ信号LWDおよび書き込みデータマスク信号WDMとして出力している。FLAG部およびADDR部は図7と同一の回路である。
【0097】
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、入出力制御部1aでマスク制御を行った。このため、コア制御部2eでマスク制御を行う必要がなくなり、内部回路の動作が最小限になる。この結果、消費電力を低減できる。
図17は、本発明の半導体集積回路の第6の実施形態を示している。なお、第5の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0098】
この実施形態では、入出力制御部1bは、第1の実施形態の入出力制御部1にデータマスク回路74を追加して構成されている。チップ制御部2eは、第5の実施形態と同一の回路である。
【0099】
データマスク回路74は、直列並列変換器10からの並列のマスク信号を受け、データ信号WDをマスクし、相補のWDM0信号、/WDM0信号として出力している。
この実施形態においても、上述した第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図18は、本発明の半導体集積回路の第7の実施形態を示している。なお、上述した実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0100】
この実施形態の半導体集積回路は、CLK信号の両エッジに同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式のグラフィックメモリとして形成されている。
グラフィックメモリは、入出力制御部1c、チップ制御部2f、およびメモリコア部3を備えている。
入出力制御部1cは、クロックバッファ4、コマンドデコーダ76、アドレスバッファ6、DQSバッファ7、マスクバッファ/ラッチ8、入出力バッファ/レジスタ9、直列並列変換器10、直列並列変換器11、カラーレジスタ78、マスクレジスタ80、および並列直列変換器12を備えている。
【0101】
コマンドデコーダ76は、コマンド信号CMDを受け、受けたコマンドを解読し、内部コマンド信号ICMD、内部マスク信号IMSK、および内部カラーレジスタ信号ICLRとして出力している。ここで、ICMD信号は、読み出しコマンド、通常の書き込みコマンド、およびブロック書き込みコマンド等を含んでいる。ブロック書き込みモードは、複数バイトのデータを連続して書き込むためのグラフィックメモリ特有の動作モードである。IMSK信号は、マスクレジスタ設定コマンドを受けたときに活性化され、ICLR信号は、カラーレジスタ設定コマンドを受けたときに活性化される。
【0102】
カラーレジスタ78は、ICLR信号に同期して直列並列変換器11からの書き込みデータ信号WD0を取り込み、カラー信号CLRとして出力している。カラーレジスタ78に保持されているカラーデータ(CLR信号)は、ブロック書き込みモード時の書き込みデータとして使用される。
マスクレジスタ80は、IMSK信号に同期して直列並列変換器11からのWD0信号を取り込み、マスクレジスタ信号MRとして出力している。マスクレジスタ80に保持されているデータ(MR信号)は、ブロック書き込みモード時に書き込まれるカラーデータの所定のビットをマスクするために使用される。すなわち、このグラフィックメモリでは、マスクレジスタ80によりデータ信号DQを1ビット毎にマスクできる。
【0103】
チップ制御部2fは、読み出しラッチ32、書き込みラッチ82、制御回路36、シフトレジスタ84、スイッチ回路40、86、88、制御レジスタ90、アドレス比較器44、データマスク回路92、ライトアンプ17、センスバッファ16、およびデータセレクタ48を備えている。
書き込みラッチ82は、所定のICMD信号をラッチし、ラッチした信号をそれぞれラッチ書き込み信号LWRおよびバーストライト信号BWRとして出力している。
【0104】
シフトレジスタ84は、LWR信号、BWR信号、および図示しないICLK信号を受け、所定のタイミングのセット信号SET、リセット信号RESET、およびイネーブル信号ENAを出力している。
スイッチ回路86は、BWR信号に応じて、カラーレジスタ78からのCLR信号または直列並列変換器11からのデータ信号を選択し、書き込みデータ信号WDとして出力している。
【0105】
スイッチ回路88は、BWR信号に応じて、WD0信号またはHレベルの入力信号を選択し、バーストマスク信号BMSKとして出力している。
制御レジスタ90は、フラグ部FLAG、アドレス保持部ADDR、マスク保持部MASK、データ保持部DATA、およびバーストアドレスマスク部BMASKで構成されている。フラグ部FLAG、アドレス保持部ADDR、マスク保持部MASK、データ保持部DATAは、第1の実施形態と同一の回路である。
【0106】
バーストアドレスマスク部BMASKは、BMSK信号を図示しない/DQS信号に同期して取り込み、取り込んだ信号をレジスタバーストアドレスマスク信号RAMとして出力している。
データマスク回路92は、レジスタ書き込みデータ信号RWD信号の所定のビットをレジスタマスク信号RDMおよびのMR信号に応じてマスクし、マスクしたデータを書き込みデータマスク信号WDMとして出力している。
【0107】
図19は、データマスク回路92およびライトアンプ17の詳細を示している。
データマスク回路92は、n個の組み合わせ回路92(0)-92(n)から構成されている。この実施形態では、“n”および後述する“m”は、DQ信号のビット数の2倍である16にされている。各組み合わせ回路92(0)-92(n)は、AND回路92aと、2つのAND回路92bと、複数のAND回路92cとを有している。
【0108】
AND回路92aは、マスク保持部MASKからのRDM信号(RDM0、RDM1)のLレベルおよびマスクレジスタ80からのMR信号(MR0-MRn)のHレベルを受けて活性化され、Hレベルを出力する回路である。AND回路92bは、AND回路92aからHレベルを受けて活性化され、RWD信号の相補の信号を出力する回路である。AND回路92cは、バーストアドレスマスク部BMASKからのRAM信号(RAM0-RAMm)に応じて活性化され、相補のRWD2、/RWD2信号をライトアンプ17に伝達する回路である。
【0109】
ライトアンプ17は、n×m個の書き込み回路17(00)-17(nm)から構成されている。各書き込み回路17(00)-17(nm)は、2つのインバータからなるバッファの入力および出力にnMOS伝達ゲート17a、17bをそれぞれ接続している。nMOS伝達ゲート17aのゲート電極には、WREN信号から形成された取り込みパルス信号が供給されている。nMOS伝達ゲート17bのゲート電極は、組み合わせ回路17cで制御されている。組み合わせ回路17cは、nMOS伝達ゲート17aから伝達される相補のRWD2、/RWD2信号がともにLレベルのとき、WREN信号から形成された書き込みパルス信号のnMOS伝達ゲート17bへの伝達を禁止する回路である。
【0110】
次に、上述したグラフィックメモリの動作について説明する。
まず、通常の書き込み動作時には、図18に示したスイッチ回路86は、BWR信号のLレベルを受けて直列並列変換器11からのWD0信号を選択し、WD信号として出力する。同様に、スイッチ回路88は、Hレベルの信号を選択し、BMSK信号として出力する。バーストアドレスマスク部BMASKは、各BMSK信号が全てHレベルのとき、RAM信号を非活性化する。すなわち、通常動作時には、バーストアドレスマスク機能は無効になる。そして、RDM信号により所定のデータをマスクして、第1の実施形態と同じタイミングでディレイドライト動作が行われる。
【0111】
図20は、ブロック書き込みモード時の書き込みデータ動作の概要を示している。なお、図20では、書き込みデータおよびバーストコラムアドレスが8ビットの例を示している。実際には、この実施形態のグラフィックメモリは、CLK信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジに同期してデータ信号DQを取り込むことができるため、書き込みデータおよびバーストコラムアドレスは16ビットである。
【0112】
ブロック書き込みモード時には、あらかじめ、カラーレジスタ設定コマンドおよびマスクレジスタ設定コマンドが供給され、図18に示したカラーレジスタ78およびマスクレジスタ80に所定の値が書き込まれる。この例では、カラーレジスタ78およびマスクレジスタ80には、16進数の“3A”および“4B”がそれぞれ書き込まれている。
【0113】
また、ブロック書き込みコマンドを受けて、書き込みラッチ82は、BWR信号をHレベルにする。スイッチ回路86は、BWR信号を受けて、CLR信号を選択しWD信号として出力する。スイッチ回路88は、BWR信号を受けて、ブロック書き込みコマンドに対応するWD0信号(DQ信号)を選択しBMSK信号として出力する。この例では、コラムアドレスをマスクするBMSK信号(DQ信号)は、16進数の“67”にされている。
【0114】
制御レジスタ90は、ブロック書き込みコマンドによるSET信号を受けて各データを保持する。保持されたデータは、次のブロック書き込みコマンドまたは書き込みコマンドを受けて、メモリセルMCに書き込まれる。
具体的には、図19に示したデータマスク回路92は、次のブロック書き込みコマンドまたは書き込みコマンドを受けて、RWD信号(カラーレジスタ78のカラーデータ)をRAM信号(コラムアドレスのマスクデータ)に応じたライトアンプ17に出力する。この際、各データマスク回路92から出力される相補のRWD2、/RWD2信号は、次の場合にLレベルになる。
【0115】
(1)RDM0信号またはRDM1信号(8ビット毎のマスク信号)がHレベルのとき、8個のデータマスク回路92から出力される全RWD2、/RWD2信号。
(2)MR0-MRn信号(マスクレジスタ80のマスクデータ)がLレベルのとき、対応するデータマスク回路92から出力されるRWD2、/RWD2信号。
(3)RAM信号がLレベルのとき、対応するデータマスク回路92から出力されるRWD2、/RWD2信号。
【0116】
したがって、図20に示したように、書き込みデータは、まず8ビット毎にマスクされ、次に、マスクレジスタ80のデータに応じてマスクされ、さらに、各コラムアドレス毎にマスクされる。RDM0、RDM1信号がLレベルの場合、8ビット毎のマスクはないため、カラーレジスタ78に設定したデータは、図示したマスクパターンとして順次にライトアンプ17に伝達され、メモリコア部3に書き込まれる。すなわち、ブロック書き込みが実行される。
【0117】
このように、ブロック書き込みモードを有するグラフィックメモリにおいても、従来のマスク機能を維持したまま、さらにディレイドライト動作を行うことができる。
【0118】
さらに、本発明をCLK信号の両エッジに同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式のグラフィックメモリに適用したので、より高速に書き込み動作を実行できる。
図21は、本発明の半導体集積回路の第8の実施形態を示している。なお、上述した第7の実施形態と同一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省略する。
【0119】
この実施形態の半導体集積回路は、CLK信号の両エッジに同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式のグラフィックメモリとして形成されている。
この実施形態では、チップ制御部2gは、第7の実施形態のチップ制御部2fにマスク制御回路94を追加して構成されている。また、データマスク回路96が第7の実施形態のデータマスク回路92と相違している。その他の回路は、第7の実施形態と同一である。
【0120】
マスク制御回路94は、図19に示したAND回路92aと同一の回路である。マスク制御回路94は、直列並列変換器10からの内部マスク信号IDMのLレベルおよびマスクレジスタ80からのMR信号のHレベルを受けて活性化され、Hレベルを出力する回路である。マスク制御回路94の出力信号は、制御レジスタ90のマスク保持部MASKに保持されている。
【0121】
データマスク回路96は、レジスタ書き込みデータ信号RWD信号の所定のビットをレジスタマスク信号RDMに応じてマスクし、マスクしたデータを書き込みデータマスク信号WDMとして出力している。
図22は、データマスク回路96およびライトアンプ17の詳細を示している。
データマスク回路96は、図19に示したデータマスク回路92のAND回路92aをRDM信号を受けるインバータ96aに置き換えた回路である。ライトアンプ17は、図19と同一の回路である。
【0122】
この実施形態のグラフィックメモリでは、マスク制御回路94によりIDM信号とMR信号とを合成し、合成したマスク情報をマスク保持部MASKに保持している。このため、データマスク回路96の論理規模を小さくでき、書き込み動作を第7の実施形態に比べ高速化できる。
なお、上述した実施形態では、本発明をSDRAMおよびグラフィックメモリに適用した例について述べた。しかしながら、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をクロック信号に同期して動作するFCRAM等の他のDRAMに適用してもよい。あるいは、DRAMのメモリコアを内蔵したシステムLSIに適用してもよい。
【0123】
また、上述した第1の実施形態では、本発明をDDR SDRAMに適用した例について述べたが、例えば、クロック信号の立ち上がりエッジに同期してデータを入出力するSDR SDRAM(Single Data Rate SDRAM)に適用してもよい。
さらに、上述した第1の実施形態では、読み出しレイテンシと書き込みレイテンシをともに“2”にした例について述べた。各レイテンシは、“2”以外でもよく、読み出しレイテンシと書き込みレイテンシを別の値にしてもよい。
【0124】
また、本発明が適用される半導体製造プロセスは、CMOSプロセスに限られず、Bi-CMOSプロセスでもよい。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
【0125】
【発明の効果】
本発明の半導体集積回路では、マスク動作に関係する内部回路の動作を最小限にでき、消費電力を低減できる。
【0128】
本発明の半導体集積回路では、書き込み動作の直後に、同じアドレスの読み出し動作が実行される場合にも、正しいデータを読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関連する回路の基本原理を示すブロック図である。
【図2】 本発明に関連する回路の基本原理を示すブロック図である。
【図3】 発明の基本原理を示すブロック図である。
【図4】本発明の半導体集積回路およびその制御方法の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図5】図4のシフトレジスタを示す回路図である。
【図6】図5のシフトレジスタの動作を示すタイミング図である。
【図7】図4の制御レジスタおよびデータマスク回路を示す回路図である。
【図8】図4のデータセレクタを示す回路図である。
【図9】第1の実施形態のSDRAMにおける動作サイクルでの制御を示すフローチャートである。
【図10】第1の実施形態のSDRAMの動作を示すタイミング図である。
【図11】本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図12】図11のデータセレクタを示す回路図である。
【図13】本発明の半導体集積回路の第3の実施形態を示すブロック図である。
【図14】本発明の半導体集積回路の第4の実施形態を示すブロック図である。
【図15】図14のセンスアンプおよびその周囲を示す回路図である。
【図16】本発明の半導体集積回路の第5の実施形態を示すブロック図である。
【図17】本発明の半導体集積回路の第6の実施形態を示すブロック図である。
【図18】本発明の半導体集積回路の第7の実施形態を示すブロック図である。
【図19】図18のデータマスク回路およびライトアンプを示す回路図である。
【図20】第7の実施形態におけるブロック書き込みモード時の書き込みデータ動作の概要を示す説明図である。
【図21】本発明の半導体集積回路の第8の実施形態を示すブロック図である。
【図22】図21のデータマスク回路およびライトアンプを示す回路図である。
【図23】従来のSDRAMを示すブロック図である。
【図24】図23のSDRAMの動作を示すタイミング図である。
【図25】従来のSDRAMの別の例を示すブロック図である。
【図26】図25のSDRAMの動作を示すタイミング図である。
【図27】従来のディレイドライト機能を有するSDRAMにおける動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 入出力制御部
2a、2b、2c、2d、2d、2e、2f、2g チップ制御部
3 メモリコア部
4 クロックバッファ
5 コマンドデコーダ
6 アドレスバッファ
7 DQSバッファ
8 マスクバッファ/ラッチ
9 入出力バッファ/レジスタ
10、11 直列並列変換器
12 並列直列変換器
16 センスバッファ
17 ライトアンプ
22 保持部
23 データマスク回路
24 スイッチ回路
25 書き込み回路
26 デコーダ
27 アドレス保持部
28 アドレス比較部
29 データ選択部
30 データマスク回路
32 読み出しラッチ
34 書き込みラッチ
36 制御回路
38 シフトレジスタ
40 スイッチ回路
42 制御レジスタ
44 アドレス比較器
46 データマスク回路
48 データセレクタ
50 データマスク回路
52 ライトアンプ
54 データセレクタ
56 データマスク回路
58 コラムデコーダ
60 制御回路
62 データマスク回路
64 センスアンプ
70 データマスク回路
72 制御レジスタ
74 データマスク回路
76 コマンドデコーダ
78 カラーレジスタ
80 マスクレジスタ
82 書き込みラッチ
84 シフトレジスタ
86、88 スイッチ回路
90 制御レジスタ
92 データマスク回路
94 マスク制御回路
96 データマスク回路
AD アドレス信号
ADDR アドレス保持部
BL、/BL ビット線
BMASK バーストアドレスマスク部
BMSK バーストマスク信号
BWR バーストライト信号
CL、CL2 コラム制御信号
CLK クロック信号
CLn コラム選択信号
CLR カラー信号
CMD コマンド信号
DATA データ保持部
DB データ信号
DIN 入力データ信号
DM データマスク信号
DOUT 出力データ信号
DQ データ信号
DQS データストローブ信号
ENA イネーブル信号
FLAG フラグ部
FLG フラグ信号
IAD 内部アドレス信号
ICLK 内部クロック信号
ICLR 内部カラーレジスタ信号
ICMD 内部コマンド信号
IDM 内部データマスク信号
IDQS 内部データストローブ信号
IMSK 内部マスク信号
LAD ラッチアドレス信号
LRD ラッチ読み出し信号
LWD ラッチ書き込みデータ信号
LWR ラッチ書き込み信号
MASK マスク保持部
MC メモリセル
MR マスクレジスタ信号
MSK マスク信号
RAD、/RAD レジスタアドレス信号
RBM レジスタバーストマスク信号
RDATA 読み出しデータ信号
RDB 読み出しデータ信号
RDEN 読み出しイネーブル信号
RDM レジスタマスク信号
RESET リセット信号
RWD レジスタ書き込みデータ信号
S1 一致信号
SEB センスバッファイネーブル信号
SET セット信号
WCON 書き込み制御信号
WD、WDB 書き込みデータ信号
WDM 書き込みデータマスク信号
WL ワード線
WREN、WREN2 書き込みイネーブル信号

Claims (2)

  1. メモリセルと、
    書き込みコマンドに対応して供給される書き込みデータおよびマスク情報を受け、該書き込みデータの所定のビットを前記マスク情報に応じてマスクするデータマスク回路と、
    前記データマスク回路によりマスクされたマスクデータをマスク保持データとして保持する保持部とを備え、
    次の書き込みコマンドを受けたときに、前記マスク保持データを前記メモリセルに書き込み、
    前記次の書き込みコマンドに対応して供給される次の書き込みデータから生成されるマスクデータを前記マスク保持データとして保持することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記書き込みコマンドに対応して供給される書き込みアドレスを書き込み保持アドレスとして保持するアドレス保持部と、
    前記書き込み保持アドレスと読み出しコマンドに対応して供給される読み出しアドレスとを比較するアドレス比較部と、
    該アドレス比較部の比較により両アドレスが一致したときに、前記マスク保持情報に応じて、前記メモリセルからの読み出しデータおよび前記書き込み保持データの所定のビットをそれぞれ選択するデータ選択部とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
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