JPH1145568A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1145568A
JPH1145568A JP9214059A JP21405997A JPH1145568A JP H1145568 A JPH1145568 A JP H1145568A JP 9214059 A JP9214059 A JP 9214059A JP 21405997 A JP21405997 A JP 21405997A JP H1145568 A JPH1145568 A JP H1145568A
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mask control
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Tetsuya Tanabe
哲也 田邉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック周波数よりも高い周波数で入出力さ
れる連続した複数のデータの内,任意の数のデータをマ
スクすることが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 SDRAM1は,メモリ部MEM,デー
タ制御部3,コントロール部5から構成されている。第
1の入出力データマスク制御信号DQM1および第2の
入出力データマスク制御信号DQM2によって,コント
ロール部に属するデータマスク制御回路7は,出力デー
タマスク制御信号DOUTM,第1の入力データマスク
制御信号DINM1,第2の入力データマスク制御信号
DINM2を生成する。メモリ部から読み出される連続
したデータは,出力データマスク制御信号によってマス
クされ,メモリ部へ書き込まれる連続したデータは,第
1,2の入力データマスク制御信号によってマスクされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体記憶装置に
かかり,特にクロック周波数よりも高い周波数でデータ
の入出力が行われる半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば,SDRAM(Synchron
ous Dynamic RAM)などの半導体記憶装
置において,高速データ転送を目的として,クロックの
立上がりエッジおよび立下がりエッジ,いわゆるデュア
ルエッジに同期してデータを入出力することが可能なも
のが開発されている。
【0003】このような,クロック周波数よりも速い周
波数でデータの入出力が可能な半導体記憶装置は,例え
ば,Jei−Hwan Yoo ”A 32−Bank
1Gb DRAM with 1GB/s Band
width”1996 IEEE Internati
onal Solid−State Circuits
Conference,pp.378−379に開示
されている。
【0004】ところで,従来,SDRAMなどの半導体
記憶装置においては,データの読込サイクルおよび書き
込みサイクルで連続的に入出力されるデータ中の任意の
データがマスク可能となっている。すなわち,データの
書き込み時においては,書き換えを必要としないデータ
に対してマスク処理を施し,また,データの読み出し時
においては,外部へ出力する必要のないデータに対して
マスク処理を施すことによって効率のよいデータ処理が
実現化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,図1
0,11に示すように従来の半導体装置における入出力
データマスク制御信号DQMは,クロック周波数の1周
期に同期しているために,上述のように,例えば,デー
タの入出力がクロックclockの2倍の周波数で行わ
れる半導体記憶装置においては,入出力データマスク制
御信号DQMでマスクされるデータ数は,クロックcl
ockの1周期分の2個となっていた。
【0006】具体的には,図10に示す読み出し動作の
場合,連続してデータが8個出力される時,入出力デー
タマスク制御信号DQMの入力から2クロック後の2個
のデータ(データD5,D6)がマスクされる。また,
図11に示す書き込み動作の場合,連続してデータが8
個出力される時,入出力データマスク制御信号DQMの
入力から2個のデータ(データD5,D6)がマスクさ
れる。
【0007】すなわち,従来,データの入出力がクロッ
クclockの2倍の周波数で行われる半導体記憶装置
においては,クロックclock1周期内の2個のデー
タの内1個をマスクすることが出来なかった。さらに,
データの入出力がクロックclockの4倍の周波数で
行われる半導体記憶装置においては,クロックcloc
k1周期内の4個のデータの内1個,4個のデータの内
の2個,または4個のデータの内の3個をマスクするこ
とができなかった。このために,データの入出力の自由
度に制約が生じ,データ処理の高効率化の障害ともなり
かねなかった。
【0008】本発明は,従来の半導体記憶装置が有する
上記のような問題点に鑑みてなされたものであり,本発
明の目的は,クロック周波数よりも速い周波数で入出力
される連続した複数のデータの内,任意の数のデータを
マスクすることが可能な半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1によれば,所定のデータを記憶するメモリ
部を備え,前記メモリ部に記憶された所定のデータをク
ロック周波数の整数倍の周波数で読み出すことが可能で
あるとともに,前記メモリ部に対して所定のデータをク
ロック周波数の整数倍の周波数で書き込むことが可能な
半導体記憶装置が提供される。そして,この半導体記憶
装置は,複数の入出力データマスク制御信号を入力し,
前記メモリ部から読み出されるデータをマスクするため
の出力データマスク制御信号と,前記メモリ部へ書き込
まれるデータをマスクするための入力データマスク制御
信号を生成するデータマスク制御回路を備え,さらに,
前記出力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部
から読み出される連続した複数個のデータの中の任意の
データをマスクすることが可能であるとともに,前記入
力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部に書き
込まれる連続した複数個のデータの中の任意のデータを
マスクすることが可能なデータ制御回路を備えたことを
特徴とする。かかる構成によれば,メモリ部から読み出
される連続した複数個のデータの中の任意のデータを選
択的にマスクすることが可能であるとともに,メモリ部
に書き込まれる連続した複数個のデータの中の任意のデ
ータをマスクすることが可能であるために,データの読
み出し・書き込み周波数がクロック周波数よりも高い場
合であっても,データを1個ずつマスクすることが可能
となる。さらに,2個以上の任意の数のデータをマスク
することも可能となる。
【0010】そして,請求項1の半導体記憶装置におけ
るデータマスク制御回路は,請求項2に記載したよう
に,前記複数の入出力データマスク制御信号を前記メモ
リ部から読み出されるデータの周波数と同一の周波数の
シリアル信号に変換するパラレル・シリアル変換部と,
前記パラレル・シリアル変換部から出力されたシリアル
信号を入力し,所定のタイミングで前記出力データマス
ク制御信号を出力する第1のラッチ回路と,前記複数の
入出力データマスク信号を入力し,所定のタイミングで
前記入力データマスク制御信号を出力する第2のラッチ
回路とを含む構成とすることが可能であり,さらに,請
求項3に記載のように,前記パラレル・シリアル変換部
をクロックド・インバータによって構成することも可能
である。
【0011】また,請求項4によれば,請求項1と同様
に,所定のデータを記憶するメモリ部を備え,前記メモ
リ部に記憶された所定のデータをクロック周波数の整数
倍の周波数で読み出すことが可能であるとともに,前記
メモリ部に対して所定のデータをクロック周波数の整数
倍の周波数で書き込むことが可能な半導体記憶装置が提
供される。そして,この半導体記憶装置は,前記メモリ
部から読み出されるデータの周波数,または,前記メモ
リ部へ書き込まれるデータの周波数のいずれかと同一の
周波数を有する入出力データマスク制御信号を入力し,
前記メモリ部から読み出されるデータをマスクするため
の出力データマスク制御信号と,前記メモリ部へ書き込
まれるデータをマスクするための入力データマスク制御
信号を生成するデータマスク制御回路を備え,さらに,
前記出力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部
から読み出される連続した複数個のデータの中の任意の
データをマスクすることが可能であるとともに,前記入
力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部に書き
込まれる連続した複数個のデータの中の任意のデータを
マスクすることが可能なデータ制御回路を備えたことを
特徴とする。かかる構成によれば,請求項1に記載の発
明と同様に,メモリ部から読み出される連続した複数個
のデータの中の任意のデータを選択的にマスクすること
が可能であるとともに,メモリ部に書き込まれる連続し
た複数個のデータの中の任意のデータをマスクすること
が可能であるために,データの読み出し・書き込み周波
数がクロック周波数よりも高い場合であっても,データ
を1個ずつマスクすることが可能となる。さらに,2個
以上の任意の数のデータをマスクすることも可能とな
る。そして,入出力データマスク制御信号の周波数を,
データの読み出し・書き込み周波数に一致させるだけ
で,任意のデータをマスクすることが可能となる。
【0012】そして,請求項4の半導体記憶装置におけ
るデータマスク制御回路は,請求項5に記載したよう
に,前記入出力データマスク制御信号を入力し,クロッ
クの立上がりエッジと立下がりエッジの両方に同期して
所定の信号を出力するデュアルエッジトリガのフリップ
フロップと,前記デュアルエッジトリガのフリップフロ
ップの出力信号を入力し,所定のタイミングで前記出力
データマスク制御信号を出力する第1のラッチ回路と,
前記デュアルエッジトリガのフリップフロップの出力信
号を入力し,所定のタイミングで前記入力データマスク
制御信号を出力する第2のラッチ回路とを含む構成とす
ることが可能である。
【0013】さらに,前記のデータ制御回路は,請求項
6に記載のように,前記出力データマスク制御信号を入
力し,前記メモリ部から読み出されるデータに対してマ
スク処理を施すことが可能な読み出し制御回路と,前記
入力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部へ書
き込まれるデータに対してマスク処理を施すことが可能
な書き込み制御回路と,前記読み出し制御回路から出力
されたデータを外部に出力するとともに,外部から入力
されたデータを前記書き込み制御回路へ入力するための
入出力パッドとを備えた構成とすることが可能である。
【0014】そして,請求項6の半導体記憶装置におけ
る読み出し制御回路は,請求項7に記載のように,前記
メモリ部からの読み出しデータを所定の周波数のシリア
ル信号に変換するパラレル・シリアル変換部と,前記パ
ラレル・シリアル変換部からのシリアル信号と前記出力
データマスク制御信号を入力し,前記シリアル信号中の
いずれのデータをマスクするかを判定する出力データマ
スク判定回路とを備えた構成とすることが可能である。
そして,前記パラレル・シリアル変換部は,請求項8に
記載したように,クロックド・インバータから構成して
もよい。
【0015】また,請求項6の半導体記憶装置における
書き込み制御回路は,請求項9に記載のように,前記入
出力パッドからの書き込みデータをパラレル信号に変換
するシリアル・パラレル変換部と,前記シリアル・パラ
レル変換部からのパラレル信号と前記入力データマスク
制御信号を入力し,前記パラレル信号中のいずれのデー
タをマスクするかを判定する入力データマスク判定回路
とを備えた構成とすることが可能である。そして,請求
項10に記載のように,前記シリアル・パラレル変換部
は,フリップフロップから構成するようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる半導体記憶装置の好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。なお,以下の説明において,略同
一の機能および構成を有する構成要素については,同一
符号を付することにより,重複説明を省略することにす
る。
【0017】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
かかる半導体記憶装置としてのSDRAM1の構成を図
1に示す。このSDRAM1は,所定のデータを保持す
るメモリ部MEM,データの入出力を制御するデータ制
御部3,およびコントロール部5から構成されている。
そして,このコントロール部5は,後述の出力データマ
スク制御信号DOUTM,第1の入力データマスク制御
信号DINM1,および第2の入力データマスク信号D
INM2を含む制御信号群CSDによってデータ制御部
3を制御するとともに,制御信号群CSMによってメモ
リ部MEMを制御するように構成されている。
【0018】データ制御部3は,複数のデータ制御回路
9を含み,外部とのデータの入出力を制御するととも
に,データバスDBを介して入出力されるメモリ部ME
Mの内部データを制御する機能を有している。また,コ
ントロール部5は,データマスク制御回路7を含み,ロ
ウ(ROW)・アドレスのアクセスを制御する制御信号
RASB,カラム(COLUMN)・アドレスのアクセ
スを制御する制御信号CASB,データの入出力を制御
する制御信号WEB,入出力データのマスクを制御する
第1の入出力データマスク制御信号DQM1,第2の入
出力データマスク制御信号DQM2,外部クロックcl
ock,およびアドレスバスABが入力されている。
【0019】次に,コントロール部5に属するデータマ
スク制御回路7の構成について,図2を参照しながら説
明する。
【0020】このデータマスク制御回路7は,2個のフ
リップフロップFF1,FF2,2個のクロックド・イ
ンバータ21,23を有するパラレル・シリアル変換部
PSC1,3個のラッチ回路L1,L2,L3,および
インバータ25から構成されている。
【0021】上述のようにSDRAM1の外部から入力
された第1の入出力データマスク制御信号DQM1は,
このデータマスク制御回路7のフリップフロップFF1
に入力され,第2の入出力データマスク制御信号DQM
2は,フリップフロップFF2に入力されている。ま
た,フリップフロップFF1およびフリップフロップF
F2のクロック入力には,外部クロックclockに同
期した内部クロックCK0が入力されている。
【0022】そして,フリップフロップFF1の出力信
号は,パラレル・シリアル変換部PSC1に属するクロ
ックド・インバータ21と,ラッチ回路L2に共通入力
され,また,フリップフロップFF2の出力信号は,パ
ラレル・シリアル変換部PSC1に属するクロックド・
インバータ23と,ラッチ回路L3に共通入力されてい
る。
【0023】クロックド・インバータ21とクロックド
・インバータ23の出力信号は共通化され,パラレル・
シリアル変換部PSC1の出力信号として,後段のラッ
チ回路L1に入力されている。そして,クロックド・イ
ンバータ21のn制御端子とクロックド・インバータ2
3のp制御端子には,外部クロックclockに同期し
た内部クロックCK3が共通入力され,また,クロック
ド・インバータ21のp制御端子とクロックド・インバ
ータ23のn制御端子には,内部クロックCK3をイン
バータ25によって論理反転した内部クロックCK3B
が共通入力されるように構成されている。
【0024】ラッチ回路L1は,前記のパラレル・シリ
アル変換部PSC1の出力信号の他に,外部クロックc
lockに同期した内部クロックCK4と,読み出しコ
マンドRCOMが入力され,出力データマスク制御信号
DOUTMが出力されるようになっている。一方,ラッ
チ回路L2は,前記のフリップフロップFF1の出力信
号の他に書き込みコマンドWCOMが入力され,第1の
入力データマスク制御信号DINM1が出力されるよう
になっている。また,ラッチ回路L3は,前記のフリッ
プフロップFF2の出力信号の他に書き込みコマンドW
COMが入力され,第2の入力データマスク制御信号D
INM2が出力されるようになっている。
【0025】次に,データ制御部3に属するデータ制御
回路9の構成について,図3を参照しながら説明する。
【0026】このデータ制御回路9は,主に読み出し制
御回路RCCおよび書き込み制御回路WCCから構成さ
れている。そして,読み出し制御回路RCCの出力と,
書き込み制御回路WCCの入力は,入出力パッドPに共
通接続されており,外部とのデータの入出力が可能とな
っている。
【0027】読み出し制御回路RCCは,4つのフリッ
プフロップFF3,FF4,FF5,FF6,2つのパ
ラレル・シリアル変換部PSC2,3,2つの判定回路
JC1,JC2,およびバッファ回路BFとから構成さ
れている。なお,パラレル・シリアル変換部PSC2
は,2つのクロックド・インバータ33,34から構成
され,パラレル・シリアル変換部PSC3は,2つのク
ロックド・インバータ35,36から構成され,判定回
路JC1は,NORゲート31から構成され,判定回路
JC2は,NORゲート32から構成されている。
【0028】この読み出し制御回路RCCの4つのフリ
ップフロップFF3,FF4,FF5,FF6には,デ
ータバスDBを介して,メモリ部MEMからの読み出し
データRD1,RD2,RD1B,RD2Bがそれぞれ
入力されるように構成されている。なお,読み出しデー
タRD1Bは,読み出しデータRD1の論理を反転した
ものであり,同様に,読み出しデータRD2Bは,読み
出しデータRD2の論理を反転したものである。さら
に,4つのフリップフロップFF3,FF4,FF5,
FF6のクロック入力には,外部クロックclockに
同期した内部クロックCK2が共通入力されるようにな
っている。
【0029】そして,4つのフリップフロップFF3,
FF4,FF5,FF6の出力信号は,それぞれ,クロ
ックド・インバータ33,34,35,36へ入力され
るようになっている。また,クロックド・インバータ3
3のn制御端子,クロックド・インバータ34のp制御
端子,クロックド・インバータ35のn制御端子,クロ
ックド・インバータ36のp制御端子には,外部クロッ
クclockに同期した内部クロックCK1が共通入力
され,クロックド・インバータ33のp制御端子,クロ
ックド・インバータ34のn制御端子,クロックド・イ
ンバータ35のp制御端子,クロックド・インバータ3
6のn制御端子には,内部クロックCK1をインバータ
41によって論理反転した内部クロックCK1Bが共通
入力されるように構成されている。
【0030】クロックド・インバータ33およびクロッ
クド・インバータ34の出力は共通化され,パラレル・
シリアル変換部PSC2の出力として判定回路JC1を
構成するNORゲート31の一方の入力に接続されてい
る。また,クロックド・インバータ35およびクロック
ド・インバータ36の出力は共通化され,パラレル・シ
リアル変換部PSC3の出力として判定回路JC2を構
成するNORゲート32の一方の入力に接続されてい
る。そして,前記データマスク制御回路7からの出力デ
ータマスク制御信号DOUTMは,NORゲート31お
よびNORゲート32の他方の入力に共通入力されるよ
うに構成されている。これらのNORゲート31,32
の出力信号,すなわち判定回路JC1,JC2の出力信
号は,後段に配置されたバッファ回路BFを介して,出
力データとして入出力パッドPに出力されるようになっ
ている。
【0031】一方,書き込み制御回路WCCは,4つの
フリップフロップFF7,FF8,FF9,FF10,
2つの判定回路JC3,JC4から構成されている。な
お,判定回路JC3は,2つのNORゲート37,38
から構成され,判定回路JC4は,2つのNORゲート
39,40から構成されている。
【0032】この書き込み制御回路WCCには,入出力
パッドPを介して外部より書き込みデータが入力され,
まず,フリップフロップFF7,FF8に入力されるよ
うに構成されている。なお,フリップフロップFF7の
クロック入力には,内部クロックCK1が入力され,フ
リップフロップFF8のクロック入力には,内部クロッ
クCK1Bが入力されている。
【0033】次に,フリップフロップFF7の出力は,
フリップフロップFF9の入力に接続され,フリップフ
ロップFF8の出力は,フリップフロップFF10の入
力に接続されている。また,フリップフロップFF9お
よびフリップフロップFF10のクロック入力には,内
部クロックCK2が共通入力されている。
【0034】そして,フリップフロップFF9の出力お
よびその反転出力は,それぞれ,判定回路JC3を構成
するNORゲート37,38の一方の入力に接続され,
フリップフロップFF10の出力およびその反転出力
は,それぞれ,判定回路JC4を構成するNORゲート
39,40の一方の入力に接続されている。
【0035】ここで,NORゲート37,38の他方の
入力には,前記データマスク制御回路7からの第1の入
力データマスク制御信号DINM1が入力され,また,
NORゲート39,40の他方の入力には,前記データ
マスク制御回路7からの第2の入力データマスク制御信
号DINM2が入力されるようになっている。
【0036】そして,NORゲート37,38,39,
40からは,それぞれ書き込みデータWD1,WD1
B,WD2,WD2Bが出力され,データバスDBを介
して,メモリ部MEMに書き込まれるようになってい
る。なお,書き込みデータWD1Bは,書き込みデータ
WD1の論理反転データであり,書き込みデータWD2
Bは,書き込みデータWD2の論理反転データである。
【0037】以上のように構成されたSDRAM1のデ
ータ読み出し動作およびデータ書き込み動作について,
図4,5を参照しながら説明する。
【0038】まず,コントロール部5に対して,ハイレ
ベルの制御信号RASB,ロウレベルの制御信号CAS
B,およびハイレベルの制御信号WEBが入力された場
合の読み出しコマンドRCOMによるデータ読み出し動
作について,以下詳述する。なお,ここでは,CASB
レイテンシを”2”,バースト長を”8”とした場合に
即して説明する。
【0039】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1および第2の入出力データマスク制御信号DQM2が
ともにハイレベルの場合:(図4−波形a)
【0040】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1,FF2は,第1の入出力データマスク制御信
号DQM1および第2の入出力データマスク制御信号D
QM2のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0
に同期したハイレベル信号を出力する。
【0041】次に,パラレル・シリアル変換部PSC1
は,内部クロックCK3がハイレベルの時にフリップフ
ロップFF1の出力信号を論理反転してロウレベル信号
を出力し,内部クロックCK3がロウレベルの時にフリ
ップフロップFF2の出力信号を論理反転してロウレベ
ル信号を出力する。
【0042】そして,ラッチ回路L1は,読み出しコマ
ンドRCOMによって,パラレル・シリアル変換部PS
C1の出力信号を,内部クロックCK4の2クロック分
の遅延を持って出力データマスク制御信号DOUTMと
して出力する。
【0043】一方,データ制御回路9の読み出し制御回
路RCCに属するフリップフロップFF3,FF4,F
F5,FF6は,メモリ部MEMからデータバスDBを
介して,読み出しデータRD1,RD2,RD1B,R
D2Bをそれぞれ入力し,内部クロックCK2の立上が
りエッジで出力する。
【0044】パラレル・シリアル変換部PSC2は,内
部クロックCK1がハイレベルの時にフリップフロップ
FF3の出力信号を論理反転出力し,内部クロックCK
1がロウレベルの時にフリップフロップFF4の出力信
号を論理反転出力する。同様に,パラレル・シリアル変
換部PSC3は,内部クロックCK1がハイレベルの時
にフリップフロップFF5の出力信号を論理反転出力
し,内部クロックCK1がロウレベルの時にフリップフ
ロップFF6の出力信号を論理反転出力する。すなわ
ち,パラレル・シリアル変換部PSC2は,フリップフ
ロップFF3,FF4の出力信号の周波数を2倍に変換
し,パラレル・シリアル変換部PSC3は,フリップフ
ロップFF5,FF6の出力信号の周波数を2倍に変換
するようになっている。
【0045】そして,判定回路JC1,JC2は,デー
タマスク制御回路7からの出力データマスク制御信号D
OUTMがハイレベルの時,ともにロウレベル信号を出
力する。一方,出力データマスク制御信号DOUTMが
ロウレベルの時,判定回路JC1は,パラレル・シリア
ル変換部PSC2の出力信号を論理反転出力し,判定回
路JC2は,パラレル・シリアル変換部PSC3の出力
信号を論理反転出力する。
【0046】次に,バッファ回路BFは,判定回路JC
1の出力信号がハイレベルの時にハイレベル信号を出力
し,判定回路JC2の出力信号がハイレベルの時にロウ
レベル信号を出力する。そして,判定回路JC1,JC
2の出力信号がともにロウレベルの時,すなわち,デー
タD1〜D8の読み出し時以外とデータマスク時にハイ
・インピーダンス出力ZZとなる。
【0047】したがって,第1の入出力データマスク制
御信号DQM1および第2の入出力データマスク制御信
号DQM2がともにハイレベルの場合,出力データマス
ク制御信号DOUTMがハイレベルの時,すなわち第1
の入出力データマスク制御信号DQM1および第2の入
出力データマスク制御信号DQM2が入力されてから外
部クロックclockの2周期後のデータ2個(図4に
おいて,データD5,D6。)がマスクされる。
【0048】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1がハイレベル,第2の入出力データマスク制御信号D
QM2がロウレベルの場合:(図4−波形b)
【0049】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1は,第1の入出力データマスク制御信号DQM
1のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0に同
期したハイレベル信号を出力する。一方,フリップフロ
ップFF2は,第2の入出力データマスク制御信号DQ
M2のロウレベル信号を受けて,内部クロックCK0に
同期したロウレベル信号を出力する。
【0050】次に,パラレル・シリアル変換部PSC1
は,内部クロックCK3がハイレベルの時にフリップフ
ロップFF1の出力信号を論理反転してロウレベル信号
を出力し,内部クロックCK3がロウレベルの時にフリ
ップフロップFF2の出力信号を論理反転してハイレベ
ル信号を出力する。
【0051】そして,ラッチ回路L1は,読み出しコマ
ンドRCOMによって,パラレル・シリアル変換部PS
C1の出力信号を,内部クロックCK4の2クロック分
の遅延を持って出力データマスク制御信号DOUTMと
して出力する。
【0052】したがって,データ制御回路9の判定回路
JC1,JC2によって,出力データマスク制御信号D
OUTMがハイレベルの時,すなわち第1の入出力デー
タマスク制御信号DQM1が入力されてから外部クロッ
クclockの2周期後のデータ2個の内1個目のデー
タ(図4において,データD5。)がマスクされる。
【0053】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1がロウレベル,第2の入出力データマスク制御信号D
QM2がハイレベルの場合:(図4−波形c)
【0054】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1は,第1の入出力データマスク制御信号DQM
1のロウレベル信号を受けて,内部クロックCK0に同
期したロウレベル信号を出力する。一方,フリップフロ
ップFF2は,第2の入出力データマスク制御信号DQ
M2のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0に
同期したハイレベル信号を出力する。
【0055】次に,パラレル・シリアル変換部PSC1
は,内部クロックCK3がハイレベルの時にフリップフ
ロップFF1の出力信号を論理反転してハイレベル信号
を出力し,内部クロックCK3がロウレベルの時にフリ
ップフロップFF2の出力信号を論理反転してロウレベ
ル信号を出力する。
【0056】そして,ラッチ回路L1は,読み出しコマ
ンドRCOMによって,パラレル・シリアル変換部PS
C1の出力信号を,内部クロックCK4の2クロック分
の遅延を持って出力データマスク制御信号DOUTMと
して出力する。
【0057】したがって,データ制御回路9の判定回路
JC1,JC2によって,出力データマスク制御信号D
OUTMがハイレベルの時,すなわち第2の入出力デー
タマスク制御信号DQM2が入力されてから外部クロッ
クclockの2周期後のデータ2個の内2個目のデー
タ(図4において,データD6。)がマスクされる。
【0058】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1および第2の入出力データマスク制御信号DQM2が
ともにロウレベルの場合:(図示せず。)
【0059】この場合,データマスク制御回路7からの
出力データマスク制御信号DOUTMは,8個のデータ
D1〜D8の読み出し時において,常時ロウレベルであ
るために,データマスクは行われず,データD1〜D8
は,そのまま入出力パッドPから出力される。
【0060】次に,コントロール部5に対して,ハイレ
ベルの制御信号RASB,ロウレベルの制御信号CAS
B,およびロウレベルの制御信号WEBが入力された場
合の書き込みコマンドWCOMによるデータ書き込み動
作について,以下詳述する。
【0061】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1および第2の入出力データマスク制御信号DQM2が
ともにハイレベルの場合:(図5−波形a)
【0062】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1,FF2は,第1の入出力データマスク制御信
号DQM1および第2の入出力データマスク制御信号D
QM2のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0
に同期したハイレベル信号を出力する。
【0063】ラッチ回路L2は,フリップフロップFF
1のハイレベルの出力信号を受け,書き込みコマンドW
COMによって,ハイレベルの第1の入力データマスク
制御信号DINM1を出力し,ラッチ回路L3は,フリ
ップフロップFF2のハイレベルの出力信号を受け,書
き込みコマンドWCOMによって,ハイレベルの第2の
入力データマスク制御信号DINM2を出力する。
【0064】一方,データ制御回路9のフリップフロッ
プFF7には,入出力パッドPからのデータが入力さ
れ,内部クロックCK1の立ち上がりエッジに同期し
て,フリップフロップFF9に出力する。また,フリッ
プフロップFF8には,入出力パッドPからのデータが
入力され,内部クロックCK1Bの立ち上がりエッジに
同期して,フリップフロップFF10に出力する。
【0065】このようにフリップフロップFF7,FF
8においてシリアル・パラレル変換された後の信号は,
フリップフロップFF9,FF10において内部クロッ
クCK2の立ち上がりエッジで同期がとられる。
【0066】判定回路JC3は,第1の入力データマス
ク制御信号DINM1がハイレベルの時にロウレベルの
書き込みデータWD1,WD1Bを出力し,第1の入力
データマスク制御信号DINM1がロウレベルの時にフ
リップフロップFF9からの相補の出力を論理反転させ
て書き込みデータWD1,WD1Bとして出力する。同
様に,判定回路JC4は,第2の入力データマスク制御
信号DINM2がハイレベルの時にロウレベルの書き込
みデータWD2,WD2Bを出力し,第2の入力データ
マスク制御回路DINM2がロウレベルの時にフリップ
フロップFF10からの相補の出力を論理反転させて書
き込みデータWD2,WD2Bとして出力する。
【0067】したがって,第1の入出力データマスク制
御信号DQM1および第2の入出力データマスク制御信
号DQM2がともにハイレベルの場合,上述のように第
1の入力データマスク制御信号DINM1および第2の
入力データマスク制御信号DINM2は,ともにハイレ
ベルとなるために,第1の入出力データマスク制御信号
DQM1および第2の入出力データマスク制御信号DQ
M2が内部クロックCK0で取り込まれた時から連続し
て2個のデータ(図5のaにおいて,データD5,D
6。)がマスクされる。
【0068】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1がハイレベル,第2の入出力データマスク制御信号D
QM2がロウレベルの場合:(図5−波形b)
【0069】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1は,第1の入出力データマスク制御信号DQM
1のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0に同
期したハイレベル信号を出力する。また,フリップフロ
ップFF2は,第2の入出力データマスク制御信号DQ
M2のロウレベル信号を受けて,内部クロックCK0に
同期したロウレベル信号を出力する。
【0070】ラッチ回路L2は,フリップフロップFF
1のハイレベルの出力信号を受け,書き込みコマンドW
COMによって,ハイレベルの第1の入力データマスク
制御信号DINM1を出力し,ラッチ回路L3は,フリ
ップフロップFF2のロウレベルの出力信号を受け,書
き込みコマンドWCOMによって,ロウレベルの第2の
入力データマスク制御信号DINM2を出力する。
【0071】上述のように,データ制御回路9に属する
判定回路JC3は,第1の入力データマスク制御信号D
INM1がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデー
タWD1,WD1Bを出力し,第1の入力データマスク
制御信号DINM1がロウレベルの時にフリップフロッ
プFF9からの相補の出力を論理反転させて書き込みデ
ータWD1,WD1Bとして出力する。同様に,判定回
路JC4は,第2の入力データマスク制御信号DINM
2がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデータWD
2,WD2Bを出力し,第2の入力データマスク制御回
路DINM2がロウレベルの時にフリップフロップFF
10からの相補の出力を論理反転させて書き込みデータ
WD2,WD2Bとして出力する。
【0072】したがって,第1の入出力データマスク制
御信号DQM1がハイレベルで,第2の入出力データマ
スク制御信号DQM2がロウレベルの場合,上述のよう
に第1の入力データマスク制御信号DINM1はハイレ
ベルとなり,第2の入力データマスク制御信号DINM
2はロウレベルとなるために,第1の入出力データマス
ク制御信号DQM1が内部クロックCK0で取り込まれ
た時から1個目のデータ(図5のbにおいて,データD
5。)がマスクされる。
【0073】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1がロウレベル,第2の入出力データマスク制御信号D
QM2がハイレベルの場合:(図5−波形c)
【0074】データマスク制御回路7のフリップフロッ
プFF1は,第1の入出力データマスク制御信号DQM
1のロウレベル信号を受けて,内部クロックCK0に同
期したロウレベル信号を出力する。また,フリップフロ
ップFF2は,第2の入出力データマスク制御信号DQ
M2のハイレベル信号を受けて,内部クロックCK0に
同期したハイレベル信号を出力する。
【0075】ラッチ回路L2は,フリップフロップFF
1のロウレベルの出力信号を受け,書き込みコマンドW
COMによって,ロウレベルの第1の入力データマスク
制御信号DINM1を出力し,ラッチ回路L3は,フリ
ップフロップFF2のハイレベルの出力信号を受け,書
き込みコマンドWCOMによって,ハイレベルの第2の
入力データマスク制御信号DINM2を出力する。
【0076】上述のように,データ制御回路9に属する
判定回路JC3は,第1の入力データマスク制御信号D
INM1がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデー
タWD1,WD1Bを出力し,第1の入力データマスク
制御信号DINM1がロウレベルの時にフリップフロッ
プFF9からの相補の出力を論理反転させて書き込みデ
ータWD1,WD1Bとして出力する。同様に,判定回
路JC4は,第2の入力データマスク制御信号DINM
2がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデータWD
2,WD2Bを出力し,第2の入力データマスク制御回
路DINM2がロウレベルの時にフリップフロップFF
10からの相補の出力を論理反転させて書き込みデータ
WD2,WD2Bとして出力する。
【0077】したがって,第1の入出力データマスク制
御信号DQM1がロウレベルで,第2の入出力データマ
スク制御信号DQM2がハイレベルの場合,上述のよう
に第1の入力データマスク制御信号DINM1はロウレ
ベルとなり,第2の入力データマスク制御信号DINM
2はハイレベルとなるために,第2の入出力データマス
ク制御信号DQM2が内部クロックCK0で取り込まれ
た時から2個目のデータ(図5のcにおいて,データD
6。)がマスクされる。
【0078】第1の入出力データマスク制御信号DQM
1および第2の入出力データマスク制御信号DQM2が
ともにロウレベルの場合:(図示せず。)
【0079】この場合,データマスク制御回路7からの
第1の入力データマスク制御信号DINM1および第2
の入力データマスク制御信号DINM2は,8個のデー
タD1〜D8の書き込み時において,常時ロウレベルで
あるために,データマスクは行われず,データD1〜D
8は,そのままメモリ部MEMに書き込まれる。
【0080】以上説明したように,第1の実施の形態に
かかるSDRAM1によれば,外部クロックclock
の2倍の周波数で書き込みおよび読み出しがなされる連
続したデータに対して,1個ずつのデータマスク処理を
行うことが可能となる。
【0081】なお,第1の実施の形態においては,デー
タの入出力周波数は,外部クロックの周波数の2倍の場
合について説明したが,これに限らず,例えば4倍,ま
たはそれ以上であっても入出力データマスク制御信号を
増やすことで,容易に対応することが可能である。ま
た,データマスク制御回路7またはデータ制御回路9の
回路構成を変更することによって,入出力データのマス
ク時における複数の入出力データマスク制御信号のオン
・オフの組み合わせは変更自在となる。
【0082】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
かかる半導体記憶装置としてのSDRAM51の構成を
図6に示す。このSDRAM51は,前出の第1の実施
の形態にかかる半導体記憶装置としてのSDRAM1に
おけるコントロール部5をコントロール部55に置き換
えた構成を有している。すなわち,所定のデータを保持
するメモリ部MEM,データの入出力を制御するデータ
制御部3,およびコントロール部55から構成されてい
る。そして,このコントロール部55は,後述の出力デ
ータマスク制御信号DOUTM,第1の入力データマス
ク制御信号DINM1,および第2の入力データマスク
信号DINM2を含む制御信号群CSDによってデータ
制御部3を制御するとともに,制御信号群CSMによっ
てメモリ部MEMを制御するように構成されている。
【0083】コントロール部55は,データマスク制御
回路57を含み,ロウ(ROW)・アドレスのアクセス
を制御する制御信号RASB,カラム(COLUMN)
・アドレスのアクセスを制御する制御信号CASB,デ
ータの入出力を制御する制御信号WEB,入出力データ
のマスクを制御する入出力データマスク制御信号DQ
M,外部クロック信号clock,およびアドレスバス
ABが入力されるように構成されている。
【0084】次に,コントロール部55に属するデータ
マスク制御回路57の構成について,図7を参照しなが
ら説明する。
【0085】このデータマスク制御回路57は,5個の
フリップフロップFF51,FF52,FF53,FF
54,FF55,ラッチ回路L51,およびインバータ
59から構成されている。
【0086】上述のようにSDRAM51の外部から入
力された入出力データマスク制御信号DQMは,このデ
ータマスク制御回路57のフリップフロップFF51に
入力されるようになっている。また,このフリップフロ
ップFF51のクロック入力には,外部クロックclo
ckに同期した内部クロックCK0が入力されるように
なっている。
【0087】そして,フリップフロップFF51の出力
信号は,後段に配置されたラッチ回路L51,フリップ
フロップFF52,およびフリップフロップFF53に
共通入力されるように構成されている。
【0088】ラッチ回路L51は,前記のフリップフロ
ップFF51の出力信号の他に,外部クロックcloc
kに同期した内部クロックCK5と,読み出しコマンド
RCOMが入力され,出力データマスク制御信号DOU
TMが出力されるようになっている。また,フリップフ
ロップFF52のクロック入力には,外部クロックcl
ockに同期した内部クロックCK6が入力され,一
方,フリップフロップFF53のクロック入力には,内
部クロックCK6をインバータ59にて論理反転した内
部クロックCK6Bが入力されるようになっている。
【0089】そして,フリップフロップFF52の後段
に配置されたフリップフロップFF54には,このフリ
ップフロップFF52の出力信号の他に,外部クロック
clockに同期した内部クロックCK7と,読み出し
コマンドWCOMが入力され,第1の入力データマスク
制御信号DINM1が出力されるようになっている。ま
た,フリップフロップFF53の後段に配置されたフリ
ップフロップFF55には,このフリップフロップFF
53の出力信号の他に,内部クロックCK7と,読み出
しコマンドWCOMが入力され,第2の入力データマス
ク制御信号DINM2が出力されるようになっている。
【0090】以上のような構成を有するSDRAM51
のデータ読み出し動作およびデータ書き込み動作につい
て,図8,9を参照しながら説明する。
【0091】まず,コントロール部55に対して,ハイ
レベルの制御信号RASB,ロウレベルの制御信号CA
SB,およびハイレベルの制御信号WEBが入力された
場合の読み出しコマンドRCOMによるデータ読み出し
動作について,以下詳述する。なお,ここでは,CAS
Bレイテンシを”2”,バースト長を”8”とした場合
に即して説明する。
【0092】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジ,立下がりエッジ
においてともにハイレベルの場合:(図8−波形a)
【0093】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジと立下が
りエッジのいわゆるデュアルエッジに同期したハイレベ
ル信号を出力する。
【0094】次に,ラッチ回路L51は,読み出しコマ
ンドRCOMによって,フリップフロップFF51の出
力信号を,内部クロックCK5の2クロック分の遅延を
持って出力データマスク制御信号DOUTMとして出力
する。
【0095】そして,この出力データマスク制御信号D
OUTMは,データ制御回路9の判定回路JC1,JC
2に入力され,出力データマスク制御信号DOUTMが
ハイレベルの時のデータ,すなわち,入出力データマス
ク制御信号DQMが入力されてから外部クロックclo
ckの2周期後のデータ2個(図8において,データD
5,D6。)がマスクされる。
【0096】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジにおいてハイレベ
ル,立下がりエッジにおいてロウレベルの場合:(図8
−波形b)
【0097】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジに同期し
てハイレベル信号を出力し,立下がりエッジに同期して
ロウレベル信号を出力する。
【0098】ここで,ラッチ回路L51は,読み出しコ
マンドRCOMによって,フリップフロップFF51の
出力信号を,内部クロックCK5の2クロック分の遅延
を持って出力データマスク制御信号DOUTMとして出
力する。
【0099】そして,この出力データマスク制御信号D
OUTMは,データ制御回路9の判定回路JC1,JC
2に入力され,出力データマスク制御信号DOUTMが
ハイレベルの時のデータ,すなわち,入出力データマス
ク制御信号DQMが入力されてから外部クロックclo
ckの2周期後のデータ2個の内1個目のデータ(図8
において,データD5。)がマスクされる。
【0100】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジにおいてロウレベ
ル,立下がりエッジにおいてハイレベルの場合:(図8
−波形c)
【0101】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジに同期し
てロウレベル信号を出力し,立下がりエッジに同期して
ハイレベル信号を出力する。
【0102】ここで,ラッチ回路L51は,読み出しコ
マンドRCOMによって,フリップフロップFF51の
出力信号を,内部クロックCK5の2クロック分の遅延
を持って出力データマスク制御信号DOUTMとして出
力する。
【0103】そして,この出力データマスク制御信号D
OUTMは,データ制御回路9の判定回路JC1,JC
2に入力され,出力データマスク制御信号DOUTMが
ハイレベルの時のデータ,すなわち,入出力データマス
ク制御信号DQMが入力されてから外部クロックclo
ckの2周期後のデータ2個の内2個目のデータ(図8
において,データD6。)がマスクされる。
【0104】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジ,立下がりエッジ
においてともにロウレベルの場合:(図示せず。)
【0105】この場合,データマスク制御回路57から
の出力データマスク制御信号DOUTMは,8個のデー
タD1〜D8の読み出し時において,常時ロウレベルで
あるために,データマスクは行われず,データD1〜D
8は,そのまま入出力パッドPから出力される。
【0106】次に,コントロール部55に対して,ハイ
レベルの制御信号RASB,ロウレベルの制御信号CA
SB,およびロウレベルの制御信号WEBが入力された
場合の書き込みコマンドWCOMによるデータ書き込み
動作について,以下詳述する。
【0107】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジ,立下がりエッジ
においてともにハイレベルの場合:(図9−波形a)
【0108】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジと立下が
りエッジのいわゆるデュアルエッジに同期してハイレベ
ル信号を出力する。
【0109】フリップフロップFF52は,フリップフ
ロップFF51からの信号を受け,内部クロックCK6
に同期してハイレベル信号を出力し,フリップフロップ
FF53は,フリップフロップFF51からの信号を受
け,内部クロックCK6Bに同期してハイレベル信号を
出力する。次に,フリップフロップFF54は,フリッ
プフロップFF52からのハイレベルの出力信号を受
け,書き込みコマンドWCOMによって,ハイレベルの
第1の入力データマスク制御信号DINM1を出力し,
フリップフロップFF55は,フリップフロップFF5
3からのハイレベルの出力信号を受け,書き込みコマン
ドWCOMによって,ハイレベルの第2の入力データマ
スク制御信号DINM2を出力する。
【0110】一方,データ制御回路9のフリップフロッ
プFF7には,入出力パッドPからのデータが入力さ
れ,内部クロックCK1の立ち上がりエッジに同期し
て,フリップフロップFF9に出力する。また,フリッ
プフロップFF8には,入出力パッドPからのデータが
入力され,内部クロックCK1Bの立ち上がりエッジに
同期して,フリップフロップFF10に出力する。
【0111】このようにフリップフロップFF7,FF
8においてシリアル・パラレル変換された後の信号は,
フリップフロップFF9,FF10において内部クロッ
クCK2の立ち上がりエッジで同期がとられる。
【0112】判定回路JC3は,第1の入力データマス
ク制御信号DINM1がハイレベルの時にロウレベルの
書き込みデータWD1,WD1Bを出力し,第1の入力
データマスク制御信号DINM1がロウレベルの時にフ
リップフロップFF9からの相補の出力を論理反転させ
て書き込みデータWD1,WD1Bとして出力する。同
様に,判定回路JC4は,第2の入力データマスク制御
信号DINM2がハイレベルの時にロウレベルの書き込
みデータWD2,WD2Bを出力し,第2の入力データ
マスク制御回路DINM2がロウレベルの時にフリップ
フロップFF10からの相補の出力を論理反転させて書
き込みデータWD2,WD2Bとして出力する。
【0113】したがって,入出力データマスク制御信号
DQMが外部クロックclockの立上がりエッジ,立
下がりエッジにおいてともにハイレベルの場合,上述の
ように第1の入力データマスク制御信号DINM1およ
び第2の入力データマスク制御信号DINM2は,とも
にハイレベルとなるために,入出力データマスク制御信
号DQMが内部クロックCK0で取り込まれた時から連
続して2個のデータ(図9において,データD5,D
6。)がマスクされる。
【0114】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジにおいてハイレベ
ル,立下がりエッジにおいてロウレベルの場合:(図9
−波形b)
【0115】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジに同期し
てハイレベル信号を出力し,立下がりエッジに同期して
ロウレベル信号を出力する。
【0116】フリップフロップFF52は,フリップフ
ロップFF51からの信号を受け,内部クロックCK6
に同期してハイレベル信号を出力し,フリップフロップ
FF53は,フリップフロップFF51からの信号を受
け,内部クロックCK6Bに同期してロウレベル信号を
出力する。次に,フリップフロップFF54は,フリッ
プフロップFF52からのハイレベルの出力信号を受
け,書き込みコマンドWCOMによって,ハイレベルの
第1の入力データマスク制御信号DINM1を出力し,
フリップフロップFF55は,フリップフロップFF5
3からのロウレベルの出力信号を受け,書き込みコマン
ドWCOMによって,ロウレベルの第2の入力データマ
スク制御信号DINM2を出力する。
【0117】上述のように,データ制御回路9に属する
判定回路JC3は,第1の入力データマスク制御信号D
INM1がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデー
タWD1,WD1Bを出力し,第1の入力データマスク
制御信号DINM1がロウレベルの時にフリップフロッ
プFF9からの相補の出力を論理反転させて書き込みデ
ータWD1,WD1Bとして出力する。同様に,判定回
路JC4は,第2の入力データマスク制御信号DINM
2がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデータWD
2,WD2Bを出力し,第2の入力データマスク制御回
路DINM2がロウレベルの時にフリップフロップFF
10からの相補の出力を論理反転させて書き込みデータ
WD2,WD2Bとして出力する。
【0118】したがって,入出力データマスク制御信号
DQMが外部クロックclockの立上がりエッジにお
いてハイレベル,立下がりエッジにおいてロウレベルの
場合,上述のように第1の入力データマスク制御信号D
INM1はハイレベルとなり,第2の入力データマスク
制御信号DINM2がロウレベルとなるために,入出力
データマスク制御信号DQMが内部クロックCK0で取
り込まれた時から1個目のデータ(図9において,デー
タD5。)がマスクされる。
【0119】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジにおいてロウレベ
ル,立下がりエッジにおいてハイレベルの場合:(図9
−波形c)
【0120】データマスク制御回路57のフリップフロ
ップFF51は,入出力データマスク制御信号DQMを
受けて,内部クロックCK0の立上がりエッジに同期し
てロウレベル信号を出力し,立下がりエッジに同期して
ハイレベル信号を出力する。
【0121】フリップフロップFF52は,フリップフ
ロップFF51からの信号を受け,内部クロックCK6
に同期してロウレベル信号を出力し,フリップフロップ
FF53は,フリップフロップFF51からの信号を受
け,内部クロックCK6Bに同期してハイレベル信号を
出力する。次に,フリップフロップFF54は,フリッ
プフロップFF52からのロウレベルの出力信号を受
け,書き込みコマンドWCOMによって,ロウレベルの
第1の入力データマスク制御信号DINM1を出力し,
フリップフロップFF55は,フリップフロップFF5
3からのハイレベルの出力信号を受け,書き込みコマン
ドWCOMによって,ハイレベルの第2の入力データマ
スク制御信号DINM2を出力する。
【0122】上述のように,データ制御回路9に属する
判定回路JC3は,第1の入力データマスク制御信号D
INM1がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデー
タWD1,WD1Bを出力し,第1の入力データマスク
制御信号DINM1がロウレベルの時にフリップフロッ
プFF9からの相補の出力を論理反転させて書き込みデ
ータWD1,WD1Bとして出力する。同様に,判定回
路JC4は,第2の入力データマスク制御信号DINM
2がハイレベルの時にロウレベルの書き込みデータWD
2,WD2Bを出力し,第2の入力データマスク制御回
路DINM2がロウレベルの時にフリップフロップFF
10からの相補の出力を論理反転させて書き込みデータ
WD2,WD2Bとして出力する。
【0123】したがって,入出力データマスク制御信号
DQMが外部クロックclockの立上がりエッジにお
いてロウレベル,立下がりエッジにおいてハイレベルの
場合,上述のように第1の入力データマスク制御信号D
INM1はロウレベルとなり,第2の入力データマスク
制御信号DINM2がハイレベルとなるために,入出力
データマスク制御信号DQMが内部クロックCK0で取
り込まれた時から2個目のデータ(図9において,デー
タD6。)がマスクされる。
【0124】入出力データマスク制御信号DQMが外部
クロックclockの立上がりエッジ,立下がりエッジ
においてともにロウレベルの場合:(図示せず。)
【0125】この場合,データマスク制御回路57から
の第1の入力データマスク制御信号DINM1および第
2の入力データマスク制御信号DINM2は,8個のデ
ータD1〜D8の書き込み時において,常時ロウレベル
であるために,データマスクは行われず,データD1〜
D8は,そのままメモリ部MEMに書き込まれる。
【0126】以上,第2の実施の形態にかかるSDRA
M51によれば,前記の第1の実施の形態にかかるSD
RAM1と同様に,外部クロックclockの2倍の周
波数で書き込みおよび読み出しがなされる連続したデー
タに対して,1個ずつのデータマスク処理を行うことが
可能となる。
【0127】なお,第2の実施の形態においては,デー
タの入出力周波数は,外部クロックの周波数の2倍の場
合について説明したが,これに限らず,例えば4倍,ま
たはそれ以上であっても入出力データマスク制御信号の
周波数を入出力データの周波数にあわせることで,容易
に対応することが可能である。
【0128】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に
限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載
された技術的思想の範疇内において各種の変更例または
修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについ
ても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解され
る。
【0129】例えば,本実施の形態においては,半導体
記憶装置としてSDRAMを用いて説明したが,本発明
はこれに限らずその他のRAMにも適応可能である。
【0130】そして,本実施の形態においては,バース
ト長を”8”とした場合,すなわち連続して8個のデー
タを入出力する場合について説明したが,本発明は,バ
ースト長がその他の値であっても適応可能である。ま
た,データ読み出し動作の場合,入出力データマスク制
御信号が入力されてから2クロック後からのデータをマ
スクし,データ書き込み動作の場合,入出力データマス
ク制御信号が入力された時のクロック立上がりエッジか
らのデータをマスクする場合について説明したが,これ
に限らず,任意のクロックに同期して入出力データをマ
スクすることが可能である。さらに,本実施の形態にお
いては,マスクするデータの数は1個または2個として
いたが,例えば,カウンタ手段を追加することで,任意
の数のデータをマスクすることが可能となる。なお,デ
ータ制御回路9の書き込み制御回路WCCにおける判定
回路JC3,JC4の後段に配置されるバッファ回路
(図示せず。)は,この判定回路JC3,JC4の前段
側に置き換えることも可能である。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
データの読み出し・書き込み周波数がクロック周波数よ
りも高い場合であっても,データを1個ずつマスクする
ことが可能となる。また,2個以上の任意の数のデータ
をマスクすることも可能となる。特に請求項1に記載の
発明によれば,データの読み出し・書き込み周波数が更
に高くなったとしても,それに応じて入出力データマス
ク制御信号の入力数を増やすことで,容易に対応するこ
とが可能となる。また,請求項4に記載の発明によれ
ば,データの読み出し・書き込み周波数が更に高くなっ
たとしても,それに応じて入出力データマスク制御信号
の周波数を高くすることで容易に対応することが可能と
なる。
【0132】さらに,請求項2,3,5によれば,本発
明にかかる半導体記憶装置を構成するデータマスク制御
回路を容易に具体化することが可能である。また,請求
項6,7,8,9,10に記載の発明によれば,本発明
にかかる半導体記憶装置を構成するデータ制御回路を容
易に具体化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる半導体記憶
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の半導体記憶装置を構成するデータマスク
制御装置の構成を示す回路図である。
【図3】図1の半導体記憶装置を構成するデータ制御装
置の構成を示す回路図である。
【図4】図1の半導体記憶装置のデータ読み出し時の動
作を示す波形図である。
【図5】図1の半導体記憶装置のデータ書き込み時の動
作を示す波形図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかる半導体記憶
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の半導体記憶装置を構成するデータマスク
制御回路の構成を示す回路図である。
【図8】図6の半導体記憶装置のデータ読み出し時の動
作を示す波形図である。
【図9】図6の半導体記憶装置のデータ書き込み時の動
作を示す波形図である。
【図10】従来の半導体記憶装置のデータ読み出し時の
動作を示す波形図である。
【図11】従来の半導体記憶装置のデータ書き込み時の
動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1,51 SDRAM 3 データ制御部 5,55 コントロール部 7,57 データマスク制御回路 9 データ制御回路 MEM メモリ部 DQM 入出力データマスク制御信号 DQM1 第1の入出力データマスク制御信号 DQM2 第2の入出力データマスク制御信号 DOUTM 出力データマスク制御信号 DINM1 第1の入力データマスク制御信号 DINM2 第2の入力データマスク制御信号 RCOM 読み出しコマンド WCOM 書き込みコマンド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータを記憶するメモリ部を備
    え;前記メモリ部に記憶された所定のデータをクロック
    周波数の整数倍の周波数で読み出すことが可能であると
    ともに,前記メモリ部に対して所定のデータをクロック
    周波数の整数倍の周波数で書き込むことが可能な半導体
    記憶装置において:複数の入出力データマスク制御信号
    を入力し,前記メモリ部から読み出されるデータをマス
    クするための出力データマスク制御信号と,前記メモリ
    部へ書き込まれるデータをマスクするための入力データ
    マスク制御信号を生成するデータマスク制御回路と;前
    記出力データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部か
    ら読み出される連続した複数個のデータの中の任意のデ
    ータをマスクすることが可能であるとともに,前記入力
    データマスク制御信号を入力し,前記メモリ部に書き込
    まれる連続した複数個のデータの中の任意のデータをマ
    スクすることが可能なデータ制御回路と;を備えたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データマスク制御回路は,前記複数
    の入出力データマスク制御信号を前記メモリ部から読み
    出されるデータの周波数と同一の周波数のシリアル信号
    に変換するパラレル・シリアル変換部と;前記パラレル
    ・シリアル変換部から出力されたシリアル信号を入力
    し,所定のタイミングで前記出力データマスク制御信号
    を出力する第1のラッチ回路と;前記複数の入出力デー
    タマスク信号を入力し,所定のタイミングで前記入力デ
    ータマスク制御信号を出力する第2のラッチ回路と;を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記パラレル・シリアル変換部は,クロ
    ックド・インバータから構成されたことを特徴とする請
    求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 所定のデータを記憶するメモリ部を備
    え;前記メモリ部に記憶された所定のデータをクロック
    周波数の整数倍の周波数で読み出すことが可能であると
    ともに,前記メモリ部に対して所定のデータをクロック
    周波数の整数倍の周波数で書き込むことが可能な半導体
    記憶装置において:前記メモリ部から読み出されるデー
    タの周波数,または,前記メモリ部へ書き込まれるデー
    タの周波数のいずれかと同一の周波数を有する入出力デ
    ータマスク制御信号を入力し,前記メモリ部から読み出
    されるデータをマスクするための出力データマスク制御
    信号と,前記メモリ部へ書き込まれるデータをマスクす
    るための入力データマスク制御信号を生成するデータマ
    スク制御回路と;前記出力データマスク制御信号を入力
    し,前記メモリ部から読み出される連続した複数個のデ
    ータの中の任意のデータをマスクすることが可能である
    とともに,前記入力データマスク制御信号を入力し,前
    記メモリ部に書き込まれる連続した複数個のデータの中
    の任意のデータをマスクすることが可能なデータ制御回
    路と;を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データマスク制御回路は,前記入出
    力データマスク制御信号を入力し,クロックの立上がり
    エッジと立下がりエッジの両方に同期して所定の信号を
    出力するデュアルエッジトリガのフリップフロップと;
    前記デュアルエッジトリガのフリップフロップの出力信
    号を入力し,所定のタイミングで前記出力データマスク
    制御信号を出力する第1のラッチ回路と;前記デュアル
    エッジトリガのフリップフロップの出力信号を入力し,
    所定のタイミングで前記入力データマスク制御信号を出
    力する第2のラッチ回路と;を含むことを特徴とする請
    求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データ制御回路は,前記出力データ
    マスク制御信号を入力し,前記メモリ部から読み出され
    るデータに対してマスク処理を施すことが可能な読み出
    し制御回路と;前記入力データマスク制御信号を入力
    し,前記メモリ部へ書き込まれるデータに対してマスク
    処理を施すことが可能な書き込み制御回路と;前記読み
    出し制御回路から出力されたデータを外部に出力すると
    ともに,外部から入力されたデータを前記書き込み制御
    回路へ入力するための入出力パッドと;を備えたことを
    特徴とする請求項1,2,3,4,または5のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記読み出し制御回路は,前記メモリ部
    からの読み出しデータを所定の周波数のシリアル信号に
    変換するパラレル・シリアル変換部と;前記パラレル・
    シリアル変換部からのシリアル信号と前記出力データマ
    スク制御信号を入力し,前記シリアル信号中のいずれの
    データをマスクするかを判定する出力データマスク判定
    回路と;を備えたことを特徴とする請求項6に記載の半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記パラレル・シリアル変換部は,クロ
    ックド・インバータから構成されたことを特徴とする請
    求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記書き込み制御回路は,前記入出力パ
    ッドからの書き込みデータをパラレル信号に変換するシ
    リアル・パラレル変換部と;前記シリアル・パラレル変
    換部からのパラレル信号と前記入力データマスク制御信
    号を入力し,前記パラレル信号中のいずれのデータをマ
    スクするかを判定する入力データマスク判定回路と;を
    備えたことを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シリアル・パラレル変換部は,フ
    リップフロップから構成されたことを特徴とする請求項
    9に記載の半導体記憶装置。
JP9214059A 1997-07-24 1997-07-24 半導体記憶装置 Withdrawn JPH1145568A (ja)

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