JP4515361B2 - ホッパー装置 - Google Patents

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本発明は、メダル(コイン)を払い出すホッパー装置に関するものである。
本明細書中では遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインなど他の媒体も含む。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、メダルに一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。スロットマシンには、遊技を行って入賞を得たときに対価分に応じた枚数のメダルを払い出し口に払い出すためのホッパー装置が設けられている。
ホッパー装置は、メダルを貯留するホッパータンク(本件の貯留タンク)、回転ディスク(本件のロータリディスク)、モータ等を備えている(例えば、特許文献1及び2参照)。ロータリディスクは、貯留タンクに貯留されているメダルを受け入れる複数の受入部を備え、回転可能に設けられている。スロットマシンの制御を行う制御部は、メダルの払い出し信号が入力された場合(例えば、遊技を行って入賞を得たとき等)には、モータを駆動してロータリディスクを回転させる。ロータリディスクが回転されると、各受入部に受け入れたメダルが払い出し口に払い出される。
特開平6−187533号公報 特開平8−57113号公報
しかしながら、メダルがロータリディスクと貯留タンクとの隙間に入り込み、ロータリディスク及びモータに負荷がかかるという問題があった。また、ロータリディスクを回転させると、貯留タンク内のメダルがロータリディスク上で整列し、その整列したメダルが抵抗となりロータリディスク及びモータに負荷がかかり、ロータリディスク及びモータが壊れやすいという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ロータリディスク及びモータへの負荷を軽減することができるホッパー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のホッパー装置は、メダルを貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されているメダルを受け入れる受入部を備えたロータリディスクと、前記ロータリディスクを回転させるモータと、を有し、前記モータの駆動により前記ロータリディスクを回転させることで、前記受入部に受け入れたメダルを排出するホッパー装置において、前記ロータリディスクの径方向における外方に設け、前記ロータリディスクの回転に伴って、初期位置と、この初期位置から突出して前記貯留タンクに貯留されているメダルに衝撃を加える突出位置との間で移動する移動部材と、前記移動部材を前記突出位置に向けて付勢する付勢手段と、を備え、前記ロータリディスクに、前記移動部材に当接して前記移動部材を前記初期位置に移動させるディスク当接部を設け、前記移動部材は、前記ロータリディスクの回転に伴って、前記ディスク当接部により前記初期位置に移動し、前記ディスク当接部との当接が解除された後、前記付勢手段により前記突出位置に移動することを特徴とする。なお、前記移動部材としては、プランジャやソレノイド等が挙げられる。また、前記移動部材は、前記初期位置から前記突出位置まで移動したきには、前記貯留タンクに貯留されているメダルに当接することが好ましい。
また、前記移動部材を前記突出位置に向けて付勢する付勢手段を備え、前記ロータリディスクに、前記移動部材に当接して前記移動部材を前記初期位置に移動させるディスク当接部を設け、前記移動部材は、前記ロータリディスクの回転に伴って、前記ディスク当接部により前記初期位置に移動し、前記ディスク当接部との当接が解除された後、前記付勢手段により前記突出位置に移動することが好ましい。なお、前記付勢手段の付勢力は、適宜変更可能であるが、前記貯留タンク内に貯留されているメダルに衝撃を加え、メダルの整列を崩すことができる程度であることが好ましい。
さらに、前記移動部材と前記ディスク当接部とを複数設け、前記複数のディスク当接部のうちのいずれかが前記移動部材に当接しているときには、他の前記ディスク当接部は前記移動部材に当接しない位置に、前記複数のディスク当接部は設けられていることが好ましい。
また、本発明のホッパー装置には、遊技機で使用するメダル以外に、通貨であるコインや、トークンなどの代用貨幣又はそれらに類似のものも使用することができる。
本発明のホッパー装置によれば、メダルを貯留する貯留タンクと、貯留タンクに貯留されているメダルを受け入れる受入部を備えたロータリディスクと、ロータリディスクを回転させるモータと、を有し、モータの駆動によりロータリディスクを回転させることで、受入部に受け入れたメダルを排出するホッパー装置において、ロータリディスクの回転に伴って、初期位置と、この初期位置から突出して貯留タンクに貯留されているメダルに衝撃を加える突出位置との間で移動する移動部材を備えたから、ロータリディスクの回転に伴って、移動部材により貯留タンクに貯留されているメダルに衝撃を加えることができ、貯留タンク内でのメダルの整列を防止することができるため、メダルの整列に起因するロータリディスク及びモータへの負荷を軽減することができる。
また、移動部材を突出位置に向けて付勢する付勢手段を備え、ロータリディスクに、移動部材に当接して移動部材を初期位置に移動させるディスク当接部を設け、移動部材は、ロータリディスクの回転に伴って、ディスク当接部により初期位置に移動し、ディスク当接部との当接が解除された後、付勢手段により突出位置に移動するから、より一層確実に貯留タンク内のメダルに衝撃を加え、貯留タンク内でのメダルの整列を防止することができる。
さらに、移動部材とディスク当接部とを複数設け、複数のディスク当接部のうちのいずれかが移動部材に当接しているときには、他のディスク当接部は移動部材に当接しない位置に、複数のディスク当接部は設けられているから、ロータリディスクに加わる負荷を低く抑えることができる。
本発明のホッパー装置を用いた遊技機の一実施例であるスロットマシン10は、図1に示すように、前面に表示窓11が設けられており、表示窓11の奥には、第1〜第3リール12〜14の一部が露呈している。
周知のように、第1〜第3リール12〜14の外周には、複数種類の当選絵柄を含む絵柄が一定ピッチで配列され、1リールにつき3個の絵柄は、表示窓11を通して観察することができる。
表示窓11の下には、メダルを投入するためのメダル投入口15、スタートレバー16、リールの動作を停止させるための第1〜第3ストップボタン17〜19、メダル受け皿20、及び、獲得したメダルを前記メダル受け皿20に払い出す払い出し口21などが設けられている。
メダル投入口15に所定枚数のメダルを投入してスタートレバー16を操作すると、第1〜第3リール12〜14が一斉に回転する。その後、第1〜第3ストップボタン17〜19を順番に操作することで第1〜第3リール12〜14の回転が停止する。このとき、各リール毎に表示された絵柄を一個ずつ組み合わせてなる、例えば横3本斜め2本の合計5本の入賞有効ラインのうちのいずれかに、予め決められた絵柄が揃うことで、その入賞の対価に応じた枚数のメダルが払い出し口21から払い出される。
図2に示すように、スロットマシン10の内部下方には、ホッパー装置22が設けられる。ホッパー装置22には、前面下部に、メダル23を払い出すためのホッパー出口24が露呈して設けられている。そのホッパー出口24と払い出し口21との間には案内通路25が設けられており、ホッパー装置22から払い出されるメダル23はホッパー出口24から案内通路25を通って払い出し口21に案内される。
図3に示すように、ホッパー装置22は、貯留タンク27と、メダル払出機構28とを備えて構成されている。貯留タンク27は、多数のメダル23を貯留するものであり、上方のメダル溜め部29から下方の供給口30に向けてメダル23を供給する。メダル払出機構28は傾斜板31を備えており、傾斜板31の上面には輪郭円形の凹部32にロータリディスク33が回転自在に支持されている。
図4及び図5に示すように、ロータリディスク33は、傾斜板31に対して垂直な軸34を中心として回転する。このロータリディスク33には、前記供給口30に対峙する面33aの同一半径上に、円形凹状をした複数の受入部35が60°ピッチで6個並設されている。各受入部35は、供給口30から供給されるメダルを一定の姿勢で1個ずつ受け入れる。
凹部32には、ロータリディスク33の側面及び底面に対峙する壁に、移動シャフト42の移動当接部42aを挿通可能とするための移動用開口37が90°ピッチで4個形成されている。この移動用開口37は、移動当接部42aが挿通可能なサイズで形成されている。
ロータリディスク33は、メダル払出機構28に設けられたギヤ列52(図8参照)を介してモータ53(図8参照)の駆動が伝達されることで一方向に向けて回転する。
傾斜板31には、ロータリディスク33を取り付けたときの軸34を中心として同一半径上に、傾斜挿通孔31aが90°ピッチで4個形成されている。傾斜板31の下方には、移動シャフト42が傾斜挿通孔31aから突出するように、プランジャ(移動部材)40が4個配設されている。
プランジャ40は、有底円筒状の本体部41と、移動シャフト42と、コイルバネ(付勢手段)43と、蓋部材44とから構成されている。本体部41の側面には、長孔状の本体開口41aが形成されている。移動シャフト42の側面には、移動シャフト42を本体部41に挿入したときに本体開口41aに挿通される板状の移動当接部42aが形成されている。蓋部材44には、移動シャフト42が挿通される蓋挿通孔が形成されている。コイルバネ43を本体部41に挿入し、移動当接部42aが本体開口41aに挿通されるように移動シャフト42を本体部41に挿入し、本体部41の上面に蓋部材44を取り付けると、移動シャフト42は、初期位置(図6(B)参照)と突出位置(図6(A)及び図6(C)参照)との間で上下方向に移動可能であるとともに、コイルバネ43の付勢力により上方に付勢された状態(突出位置へ向けて付勢された状態)となる。プランジャ40は、蓋部材44を傾斜板31の傾斜挿通孔31aに挿通させた状態で、長手方向が傾斜板31に対して垂直となるように傾斜板31に取り付けられている。
ロータリディスク33の側面には、凸状のディスク当接部33bが120°ピッチで3個形成されている。ディスク当接部33bは、ディスク回転方向に沿って上方に傾斜して形成されている。詳しくは後述するように、ロータリディスク33が回転すると、ディスク当接部33bにより移動シャフト42が下方に移動される。
貯留タンク27は、内部に貯留したメダル23をロータリディスク33上に集めるように、下側の内壁面が傾斜して形成されており、その内壁面により形成される供給口30(図3参照)が、ロータリディスク33の外周と略一致するように形成されている。貯留タンク27の下側の内壁面には、傾斜板31の傾斜挿通孔31aに連通してタンク挿通孔27aが4個形成されている。これにより、プランジャ40の移動シャフト42は、タンク挿通孔27aを介して、貯留タンク27内に突出した状態となる。
プランジャ40は90°ピッチで4個配設され、ディスク当接部33bは120°ピッチで3個形成されており、プランジャ40とディスク当接部33bとの回転方向における位置関係及びディスク当接部33bのサイズは、3個のディスク当接部33bのうちのいずれかがプランジャ40に当接しているときには、他のディスク当接部33bはプランジャ40に当接しないように設けられている。
図6(A)に示す状態からロータリディスク33が回転すると、図6(B)に示すように、ディスク当接部33bが移動シャフト42の移動当接部42aに当接し、移動シャフト42が下方に移動して初期位置に位置する。そして、ロータリディスク33がさらに回転し、図6(C)に示すように、ディスク当接部33bと移動当接部42aとの当接が解除されると、移動シャフト42は、コイルバネ43の付勢力により上方に移動して突出位置に位置する。この移動シャフト42の上方への移動により、移動シャフト42の上方に位置するメダル23に衝撃が加えられる。
また、ロータリディスク33の回転によりプランジャ40の移動シャフト42を移動させるときには、1個のプランジャ40の移動シャフト42のみ移動させるようにされており、ロータリディスク33に加わる負荷が低く抑えられている。
図7及び図8に示すように、ロータリディスク33の外周には、受入部35に受け入れたメダルを排出するための出口47が、受入部35と同じ数だけ、周方向に向けて一定ピッチで設けられている。各出口47は、ロータリディスク33の内部で各受入部35に個別に繋がっており、受入部35に受け入れたメダル23をロータリディスク33の径方向に排出する。
凹部32には、ロータリディスク33の外周に対峙する壁に、排出口48が設けられている。排出口48には、ホッパー出口24との間でメダル23を流下させるために傾斜した排出通路49が繋がっている。排出通路49は、貯留タンク27の下面との間で断面横長矩形のトンネル状に形成されており、内部にはメダル検出部50が配されている。メダル検出部50は、メダル23の通過を検知するものであり、公知のカウントアームと光電センサとから構成され、メダル23の排出される数に応じてカウント信号を制御部51に送る。この制御部51は、スロットマシン10を統括的に制御する。
ロータリディスク33は、メダル払出機構28に設けられたギヤ列52を介してモータ53の駆動が伝達されることで一方向に向けて回転し、回転中に、各出口47が排出口48に対面する位置に回転するごとに、対面する出口47からメダル23を1枚ずつ排出口48に排出する。なお、ギヤ列52を用いないでモータ53の出力軸とロータリディスク33の軸34とを直結してもよい。
制御部51は、カウント信号をカウント回路54でカウントし、カウント回路54の値がその時点のメダルの排出枚数と一致した場合に、ドライバ55を介してモータ53の駆動を停止する制御を行う。また、制御部51にはタイマ回路56が接続されており、モータ53を駆動してから一定時間経過後、及び、カウント信号を得た時点から一定時間経過後に、次のカウント信号が得られない場合には、貯留タンク27にメダルが補給されていないと判断してモータ53の駆動を停止するエラー制御を行う。
次に、上記のように構成されたスロットマシン10の作用について説明する。図9(A)に示すように、ロータリディスク33の回転により、貯留タンク27内に貯留したメダル23が整列することがある。この状態でロータリディスク33を回転させる場合には、整列したメダル23が抵抗となりロータリディスク33及びモータ53に負荷がかかり、ロータリディスク33及びモータ53が壊れやすいという問題があった。
本発明を実施したホッパー装置22を用いたスロットマシン10では、モータ53が駆動し、ロータリディスク33が回転すると、図6(B)に示すように、ディスク当接部33bが移動シャフト42の移動当接部42aに当接し、移動シャフト42が下方に移動する。そして、ロータリディスク33がさらに回転し、図6(C)に示すように、ディスク当接部33bと移動当接部42aとの当接が解除されると、移動シャフト42は、コイルバネ43の付勢力により上方に移動する。この移動シャフト42の上方への移動により、移動シャフト42の上方に位置するメダル23に衝撃が加えられる。そして、ロータリディスク33の回転に伴って複数回メダル23に衝撃が加えられると、図9(B)に示すように、メダル23の整列が崩され、メダル23によるロータリディスク33及びモータ53への抵抗が減少する。これにより、メダル23の整列に起因するロータリディスク33及びモータ53への負荷を軽減することができる。
このように、ロータリディスク33の回転に伴ってプランジャ40の移動シャフト42をコイルバネ43の付勢に抗して下方に移動させ、その後、コイルバネ43の付勢により移動シャフト42を上方に移動させることにより、移動シャフト42の上方に位置するメダル23に衝撃を加え、メダル23の整列を崩すことができるから、メダル23の整列に起因するロータリディスク33及びモータ53への負荷を軽減することができる。
また、傾斜板31の凹部32側面とロータリディスク33との間にメダル23が入り込んだ場合にも、移動シャフト42によりメダル23へ衝撃を加えることにより、入り込んだメダル23を取り除くことができる。
さらに、ロータリディスク33の回転により3個のディスク当接部33bのうちのいずれか1個が、4個のプランジャ40の移動シャフト42のうちのいずれか1個に当接するときには、他の2個のディスク当接部33bは移動シャフト42に当接しないようにしたから、ロータリディスク33に加わる負荷を低く抑えることができる。
また、プランジャ40を90°ピッチで4個設けたから、貯留タンク27内に貯留された複数のメダル23に均等に衝撃を加えることができる。
なお、上記実施形態では、ロータリディスク33のディスク当接部33bにより移動シャフト42を下方に移動させたが、これに限定されることなく、ロータリディスク33の回転に応じて移動シャフト42を移動させることができればよく、例えば、カム機構やリンク機構により移動シャフト42を移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、プランジャ40の移動シャフト42を、ロータリディスク33の回転中心である軸34の軸方向に移動させたが、これに限定されることなく、移動シャフト42は、ロータリディスク33の回転伴って、初期位置と、この初期位置から突出して貯留タンク27に貯留されているメダル23に衝撃を加える突出位置との間で移動可能であればよく、例えば、スロットマシン10の上下方向に移動するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、プランジャ40の移動シャフト42によりメダル23に衝撃を加え、メダル23の整列を崩すようにしたが、これに限定されることなく、移動シャフト42の移動によりメダル23の整列を崩すことができればよく、例えば、移動シャフト42の移動により貯留タンク27に衝撃を加え、この貯留タンク27への衝撃によりメダル23の整列を崩すようにしてもよい。この場合には、移動シャフト42にメダル23が当接することがなく、ロータリディスク33の回転により回転するメダル23が移動シャフト42に当接し、この当接したときの衝撃により移動シャフト42が破損するという問題がない。
また、上記実施形態では、プランジャ40を4個設け、ディスク当接部33bを3個形成したが、これに限定されることなく、ロータリディスク33の回転に伴ってプランジャ40の移動シャフト42を移動させるときに、1個のプランジャ40の移動シャフト42のみ移動するようにされていればよく、プランジャ40及びディスク当接部33bの個数は適宜変更可能である。
本発明を実施したスロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの内部に設けたホッパー装置を示す斜視図である。 ホッパー装置を構成する貯留タンクとメダル排出機構とを示す斜視図である。 メダル払出機構を示す斜視図である。 ホッパー装置を構成する貯留タンクとメダル払出機構とを示す側面断面図である。 貯留タンクとロータリディスクとプランジャとを示す側面断面図である。 ロータリディスクの要部を示す平面図である。 ロータリディスクを示す断面図である。 メダルが整列した状態及びメダルの整列が崩された状態の貯留タンクとロータリディスクとプランジャとを示す側面断面図である。
符号の説明
10 スロットマシン
22 ホッパー装置
23 メダル
27 貯留タンク
27a タンク挿通孔
28 メダル払出機構
31 傾斜板
31a 傾斜挿通孔
32 凹部
33 ロータリディスク
33b ディスク当接部
35 受入部
40 プランジャ(移動部材)
41 本体部
41a 本体開口
42 移動シャフト
42a 移動当接部
43 コイルバネ(付勢手段)

Claims (2)

  1. メダルを貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されているメダルを受け入れる受入部を備えたロータリディスクと、前記ロータリディスクを回転させるモータと、を有し、前記モータの駆動により前記ロータリディスクを回転させることで、前記受入部に受け入れたメダルを排出するホッパー装置において、
    前記ロータリディスクの径方向における外方に設け、前記ロータリディスクの回転に伴って、初期位置と、この初期位置から突出して前記貯留タンクに貯留されているメダルに衝撃を加える突出位置との間で移動する移動部材と、
    前記移動部材を前記突出位置に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
    前記ロータリディスクに、前記移動部材に当接して前記移動部材を前記初期位置に移動させるディスク当接部を設け、
    前記移動部材は、前記ロータリディスクの回転に伴って、前記ディスク当接部により前記初期位置に移動し、前記ディスク当接部との当接が解除された後、前記付勢手段により前記突出位置に移動することを特徴とするホッパー装置。
  2. 前記移動部材と前記ディスク当接部とを複数設け、
    前記複数のディスク当接部のうちのいずれかが前記移動部材に当接しているときには、他の前記ディスク当接部は前記移動部材に当接しない位置に、前記複数のディスク当接部は設けられていることを特徴とする請求項記載のホッパー装置。
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