JP2010115342A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆるメダル持ち込みゴトを早期に発見でき、かかる不正行為による正規メダルの損失被害を極力少なくすることが可能なホッパー装置を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】貯留部60の貯留空間を水平方向に並列して複数に分割し、分割された貯留空間のうち、いずれか一の貯留空間に投入メダルが誘導され、かつ投入メダルが誘導される貯留空間の底部からのみ、メダルが払い出されるように形成し、投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以上になった場合には、メダルが一定量以上でない他の貯留空間に投入メダルが誘導され、前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、メダルが一定量以下でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるようにした。
【選択図】図7

Description

この発明は、遊技メダルを貯留可能であるとともに払い出すための払い出し貯留装置(ホッパーユニット)を備えている遊技機に関するものである。
例えばスロットマシンなどの遊技機に用いられるホッパー装置は、回転ディスクなどのメダル送り装置の上部がメダルを貯留するメダルタンクとなっており、遊技機から払い出されるメダルは先に入れたものから先に排出される構造となっている。
一方、遊技場において使用可能な遊技メダルは、遊技店ごとに定められていて、他の遊技店のメダルを使用することはできない(他店のメダルでは景品と交換できない)ようになっているが、他店から持ち込んだ不正メダルを遊技機に投入し、すぐに精算スイッチを操作することにより、不正に正規のメダルを抜き取るという不正行為が知られている。このような不正行為が行われた場合、従来のホッパー装置では、不正メダルが払い出されるまでに時間がかかるため、不正を早期に発見できないという問題点があった。
不正メダルを投入時に排除することができれば最も効果的であるが、遊技店で使用されるメダルの外形形状はそれほど多種多様ではなく、同一径のメダルにレリーフされている模様などをセンサで読み取り判別するのは甚だ困難である。
一方、特許文献1には、仕切り付き容器を用いて、一定量のメダルを下方にあるメダル収容容器に移送する構造が開示されている。
特開2006−277159号公報
そこで、本願発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、いわゆるメダル持ち込みゴトを早期に発見でき、かかる不正行為による正規メダルの損失被害を極力少なくすることが可能なホッパー装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
本願発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号及び図面番号は、発明の実施の形態において用いた符号及び番号を示し、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、メダルを投入して遊技を行い、入賞によりメダルを払い出す遊技機であって、遊技機に投入されたメダル及び遊技機から払い出すためのメダルを貯留する貯留部(メダル貯留部60)と、前記貯留部(60)に貯留されているメダルをメダル排出口(55)から外部に向けて送り出すメダル送り装置とを少なくとも有する払い出し貯留装置(ホッパーユニット5)を備えた遊技機に係る。
本発明の遊技機は、例えばスロットマシンなどであって、遊技機としては、上記構成の他に、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段(回転リール20)や、当選判定の抽選を行い遊技機の作動を制御するための遊技制御部(遊技制御装置6A)を有していてもよい。
前記「メダル送り装置」は、回転ディスク(53)を駆動モータ(52)により回転させることによって、回転ディスク(53)に形成されたメダル孔(54)に嵌ったメダルをメダル排出口(55)から排出するように形成したものとすることができる。
そして、本発明では、前記払い出し貯留装置(5)は、前記貯留部(60)の貯留空間が水平方向に並列して複数に分割され、分割された貯留空間のうち、いずれか一の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されているとともに、投入メダルが誘導される貯留空間の底部からのみ、前記メダル送り出し装置にメダルが流下するように形成されている。また、各貯留空間に貯留されているメダルを検知可能な検知部を備え、前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以上になった場合には、メダルが一定量以上でない他の貯留空間に投入メダルが誘導され、前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、メダルが一定量以下でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されていることを特徴とする。
ここで、貯留空間を「水平方向に並列して複数に分割」するとは、仕切り部材等によって、貯留空間が上下にではなく横並びに分割されていることであり、並列態様は、円周方向に並列するのでも直線上に並列するのでもよい。
またここで、「いずれか一の貯留空間に投入メダルが誘導される」ようにするとは、同時に複数の貯留空間にメダルが投入されるないようにすることであり、例えばメダルの移送通路の流路が変更されたり、貯留部(60)の一部又は全部が回転することによりメダルを受け入れ可能な貯留空間を変更することが含まれる。
前記「検知部」は、貯留部(60)に貯留されているメダルの有無を検出することにより、貯留部(60)が満杯状態なのか空状態なのか検知可能なセンサとすることができ、具体的には、メダルが所定の高さよりも上方まで溜まっていることを検出可能なオーバーフローセンサ(80)と、メダルが所定の高さよりも下側まで減っていることを検出可能なエンプティセンサ(81)とすることができる。検知部は、各貯留空間ごとに設置してもよいし、少なくとも投入メダルを受け入れている貯留空間のメダル量が検知できる検知部を一つ設けるのであってもよい。
そして、「投入メダルが誘導される貯留空間の底部からのみ、前記メダル送り出し装置にメダルが流下する」とは、投入メダルが誘導される位置に貯留空間が移動した場合に貯留空間の底部とメダル送り出し装置の上部空間が連通するようにすることや、投入メダルが誘導されている貯留空間の底部のみを開放してメダル送り出し装置の上部空間と連通させることが含まれる。そして、「他の貯留空間に投入メダルが誘導」されるようにするとは、貯留空間の位置は固定されていて投入メダルを貯留空間に誘導する経路が変化する場合と、投入メダルを貯留空間に誘導する経路は固定されており貯留空間の位置が変化する場合の双方が含まれる。
(作用)
本発明において、払い出し貯留装置(5)の始動時には、貯留部(60)の複数の貯留空間には、メダルを適量入れた空間と、メダルが一定量以下の空間とを少なくとも設けておく。そして、メダルを適量入れた貯留空間に投入メダルが投入されるように設定しておく。遊技のために投入されるメダルはその貯留空間に溜まり、入賞や精算などによって払い出されるメダルはその貯留空間から払い出される。その貯留空間が満杯になったならば、満杯状態でない(あるいは空状態の)貯留空間に投入メダルが誘導されるようにメダル流路を変更又は貯留部(60)を移動させる。逆に、その貯留空間が空になったならば、空状態でない(あるいは満杯状態の)貯留空間に投入メダルが誘導されるようにメダル流路を変更又は貯留部(60)を移動させる。
このように形成することにより、複数に分割された貯留空間に後から投入されたメダルを、先に投入されているメダルに先んじて払い出すことが可能となり、貯留空間が単一のホッパー装置に比べて、他店から持ち込んだ不正メダルをできるだけ早期に遊技機外部に排出することが可能となる。これにより、かかる不正行為を早期に発見し、正規メダルとの交換率を下げ、被害を極力少なくすることができる。
なお、全ての貯留空間が満杯状態となった場合には払い出し貯留装置の満杯エラーとして扱い、全ての貯留空間が空状態となった場合に払い出し貯留装置のエンプティエラーとして扱うように形成するのが好適である。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記貯留部(60)は、中心から放射状に配置された仕切り板(63)によって複数の貯留空間に分割され、少なくとも前記仕切り板(63)は、駆動部(駆動モータ71)を備える回転装置(70)によって水平方向に一体的に回転可能に形成されている。また、分割された前記貯留空間のうち、前記メダル送り装置のメダル排出口(55)の位置に応じて予め設定された所定位置(以下払い出し位置という)に位置したいずれか一の貯留空間に、投入メダルが誘導されるように形成されている。そして、前記払い出し位置にある貯留空間にメダルが一定量以上になった場合には、前記回転装置(70)の駆動部(71)を作動させて前記仕切り板(63)を一の方向に所定角度回転させることにより、メダルが一定量以上でない隣接する貯留空間を前記払い出し位置に移動させ、前記払い出し位置にある貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、前記回転装置(70)の駆動部(71)を逆作動させて前記仕切り板(60)を前記一の方向と逆方向に所定角度回転させることにより、メダルが一定量以下でない隣接する貯留空間を前記払い出し位置に移動させるように形成されていることを特徴とする。
本発明及び次項の発明は、いずれか一の貯留空間に投入メダルが誘導されかつ他の貯留部に投入メダルが誘導されるようにする具体的構成を限定したものである。
ここで、前記回転装置(70)は、駆動部(71)を作動させることにより少なくとも仕切り板(63)を、貯留空間の形状を維持したままで回転させることのできる装置である。なお、回転装置(70)は、駆動部(71)の作動により仕切り板(63)以外の構成部品を仕切り板(63)と一体的に回転可能であってもよい。例えば仕切り板(63)の周囲を囲む側壁や、仕切り板(63)の底部に設けられた底板(61A,62A)を同時に回転させることができるようになっていてもよい。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、投入されたメダルを前記貯留部(60)の各貯留空間に誘導可能なメダル移送路(90)を設け、前記メダル移送路(90)には、メダルの誘導先を変更可能な流路変更手段を設け、前記投入メダルが誘導されている貯留空間に貯留されているメダルが一定量以上になった場合には、前記流路変更手段を作動させてメダルが一定量以上でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるようにし、前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、前記流路変更手段を作動させてメダルが一定量以下でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されていることを特徴とする。
前記メダル移送路(90)は、各貯留空間に向かって複数に分岐した通路や、各貯留空間にメダルを誘導する複数の出口を備えた通路とすることができ、前記「流路変更手段」は、通路に設けられた開閉弁や出口に設けられた開閉シャッターとすることができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記貯留部(60)の底部(底板62A又は底板61A)に、複数の貯留空間ごとに、メダルが通過可能な底部開口(底孔64又は誘導開口65)を設け、前記底部(62A,61A)を前記仕切り板(63)と一体的に回転可能に形成し、前記貯留部(60)の底部(62A,61A)と前記メダル送り装置との間に、投入メダルが誘導される所定位置にある貯留空間の底部開口と合致する開口部(誘導開口65又はメダル受入開口58)を有し前記払い出し位置にある貯留空間以外の貯留空間の底部開口(64,65)を閉塞する閉塞部材(底板61A又は上面板51A)を配置し、前記仕切り板(63)を回転させることにより、払い出し位置にあった貯留空間の底部開口(64,65)が塞がれ、払い出し位置に移動してきた貯留空間の底部開口(64,65)が開放されるように形成されていることを特徴とする。
本発明及び次項の発明は、投入メダルが誘導される貯留空間の底部からのみメダル送り装置にメダルを流下可能とする具体的構成を限定したものである。
ここで、貯留部(60)の「底部」は、仕切り板(63)に固定される板部材とすることができ、「閉塞部材」は、前記「底部」とメダル送り装置の上部空間と仕切る板部材とすることができる。例えば、貯留部(60)を、外筒(筒体61)と仕切り板(63)を固定した内筒(62)の二重構造にして、内筒(62)を回転可能に支持した外筒(61)をメダル送り装置の上部に配置する構造とした場合には、内筒(62)の底板(62A)を、底部開口(64)を有する貯留部の底部とし、外筒(61)の底板(61A)を、開口部(65)を有する閉塞部材とすることができる。また、貯留部(60)のメダル容器(筒体61)に仕切り板(63)を固定し、これをメダル送り装置の外装部材(メダル誘導部57)に回転可能に取り付けた構造とした場合には、メダル容器(61)の底板(61A)を、底部開口(65)を有する貯留部の底部とし、外装部材(57)の上面板(57A)を、開口部(68)を有する閉塞部材とすることができる。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記貯留部(60)の底部(61A)に、複数の貯留空間ごとに、メダルが通過可能な底部開口(誘導開口65)を設け、前記複数の底部開口(65)をそれぞれ閉塞可能な閉塞手段(スライドシャッター59,68)を設け、前記閉塞手段(59,68)は、前記貯留空間のうち、投入メダルが誘導されている貯留空間の底部開口(65)みのを開放するよう作動可能に形成されていることを特徴とする。
前記閉塞手段(59,68)は、複数の底部開口(65)に対してそれぞれ設けられていてもよいし、払い出し位置に移動してきた貯留空間の底部開口(65)を開閉できる位置に一つだけ設けられていてもよい。また、閉塞手段(59,68)は、貯留部(60)の底部部材に設けられていてもよいし、貯留部(60)の下方に配置される部材(例えばメダル誘導部57)に設けられていてもよい。
本発明によれば、いわゆるメダル持ち込みゴトを早期に発見でき、かかる不正行為による正規メダルの損失被害を極力少なくすることが可能なホッパー装置を備えた遊技機を提供することができる。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一の実施の形態及び第二の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図12は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1及び図2はスロットマシンの斜視図、図3乃至図6はホッパーユニットを示す図、図7はホッパーユニットの回転作動の説明図、図8及び図9はホッパーユニットの制御に関する図、図10乃至図12はホッパーユニットの変形例を示す図である。
(スロットマシンS)
スロットマシンSは、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部10を有する筐体1と、筐体1内部に設けられるリールユニット2と、筐体1の開口部10を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。
(筐体1)
筐体1は、図2に示すように、天板11、底板13及び側板14及び裏板からなる正面側に開口する箱であり、高さ方向略中央部には、二つの側板14の間に水平方向に中板12が設けられている。この中板12により上下に仕切られた開口部10の空間のうち、上側の開口上部には、リールユニット2と、スロットマシンSの作動を制御するための制御装置6が収納されている。また、前記中板12により上下に仕切られた開口部10の空間のうち、下側の開口下部には、電源ユニット4及びホッパーユニット5が載置されている。
前記リールユニット2は、周囲に複数の図柄(図示せず)を表示した3個の回転リール20と、各回転リール20をそれぞれ回転させるための駆動モータ(図示せず)を有している。また、制御装置6は、CPU、ROM、RAM、I/O等、種々の電子部品を搭載したプリント基板を、基板ケースに収納したものである。前記電源ユニット4は、スロットマシンSの主電源のON/OFFの切り替えをするためのものである。ホッパーユニット5は、メダルを貯留するとともに払い出すためのものである。なお、ホッパーユニット5の詳細については後述する。
(前扉3)
前扉3は、筐体1に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、図2に示すように、高さ方向中央部にカウンター状の操作部40を有し、操作部40の正面右側端部には、メダルを投入するためのメダル投入口33が設けられている。また、操作部40の上側には上パネル30、操作部40の下側には下パネル34が、それぞれ設けられている。さらに、下パネル34の下方には、入賞等によるメダルが払い出されるメダル払い出し口36と、メダル払い出し口36から払い出されたメダルを貯留可能な下皿35が形成されている。そして、前記メダル投入口33の下方には鍵穴3Aが設けられており、所定の鍵を差し込むことによりロックが解除され、前扉3を開放できるようになっている。
前扉3には、前記上パネル30の略中央部に、回転リール20の図柄を正面側から視認可能な図柄表示窓31が形成されているとともに、遊技に付随する演出をはじめとする種々の表示を行うための表示装置32が設けられている。表示装置32としては、図2に示すように、上パネル30の周囲に装飾ランプ32Aが、前記図柄表示窓31の上側には液晶表示装置を用いた画像表示部32Bが設けられており、図1に示すように、前扉3の裏面上部には、音声を出力するためのスピーカ32Cが設けられている。
前記操作部40としては、クレジットを減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ41、回転リール20の回転を開始させるためのスタートスイッチ42、回転リール20の回転を停止させるためのストップスイッチ43、クレジットメダルを払い戻すための精算スイッチ44が設けられている。
ここで、クレジットとは、遊技に必要な投入メダルをあらかじめ内部(ホッパーユニット5)に貯留しておくことであり、スロットマシンSは、最大50枚までクレジット可能に形成されている。そして、メダル投入口33からメダルを投入すると、後述するメダルセンサ380の検知に基づき、所定のクレジット表示部の表示が加算され、ベットスイッチ41を操作するごとに、クレジット表示部の表示が所定数だけ減算される。精算スイッチ44を操作した場合には、クレジット表示部に表示されている数のメダルが、ホッパーユニット5から払い戻される。
さらに、図2に示すように、前扉3の裏面中央には、前記メダル投入口33から投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判断するとともに投入メダルをカウントするためのメダルセレクター38が設けられている。また、前扉3の裏面中央から下部にかけて、上方が開口し下端部がメダル払い出し口36と連通する角筒状のメダル通路39が設けられている。
前記メダルセレクター38は、特に図示しないが、メダルが一枚ずつ通過可能なメダル誘導路を有し、メダル誘導路には通過メダルを検知するための投入センサ380(メダルセンサ)が設けられている。そして、直径や厚みの異なる正規のものでないメダルが投入された場合や、スロットマシンSがメダル受付状態でない場合(例えばクレジットが50の場合や、回転リール20の回転中など)には、所定のキャンセル装置を作動させて投入されたメダル誘導路から排除し、キャンセルされないメダルが前記投入センサ380により検知されてカウントされるようになっている。
投入センサ380を通過したメダルは、側方に設けられたメダルシュート38Aを通って後述するホッパーユニット5のメダル貯留部60に移送される。一方、メダルセレクター38でキャンセルされたメダルは、メダルセレクター38の下方に落下し、メダル通路39の上部メダル受け口39Aからメダル通路39を通って、メダル払い出し口36に誘導される。
なお、メダル通路39の下方には、背面側(前扉3の裏面側)に開口する下部メダル受け口39Bが形成されており、ホッパーユニット5のメダル排出口55から排出されるメダルを受け入れ、メダル払い出し口36に誘導可能に形成されている。
(制御装置6)
制御装置6は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図8に示すように、主として遊技を制御する遊技制御装置6Aと、主として演出を制御する演出制御装置6Bとを構成する。なお、制御装置6としては、主制御装置6Aと副制御装置6Bが一体に形成されていなくてもよい。例えば、副制御装置6Bをリールユニット2の側方に配置してもよい。
主制御装置6Aは、スタートスイッチ42及びストップスイッチ43の操作により、回転リール20の回転及び停止を制御するためのものである。主制御装置6Aの入力段には、図8に示すように、メダルセレクター38(投入センサ380)、ベットスイッチ41、スタートスイッチ42、ストップスイッチ43、精算スイッチ44、払い出しセンサ82が接続されている。また、主制御装置6Aの出力段には、リールユニット2(リールモータ)、ホッパーユニット5(ホッパーモータ52)が接続されている。
ここで、スロットマシンSは、メダルの投入又はベットスイッチ41の操作によりスタートスイッチ42が操作可能となり、スタートスイッチ42の押下によって、回転リール20が回転開始する。なお、スタートスイッチ42の操作時に、当選判定の抽選が行われる。
当選には、入賞によりメダルを払い出す小役当選と、入賞によるメダルの払い出しは無いが、次遊技をメダル投入なしで行うことができる再遊技当選と、入賞によりボーナスゲームが開始される特別当選とがある。当選判定の抽選は、乱数発生手段の発生する乱数を乱数取得手段が取得し、当該取得乱数値と、乱数発生手段の発生する乱数値を全領域として各当選領域を規定した当選判定テーブルとを比較することにより行われる。
そして、当選判定の抽選の結果、所定の当選役が当選した当選に係る遊技では、ストップスイッチ43の操作により停止する回転リール20の停止図柄が、極力、当該当選に係る入賞の態様に揃うように、回転リール20の停止が制御される。一方、当選判定の抽選結果がはずれの場合には、停止図柄がいかなる入賞の態様にも揃わないように、回転リール20の停止が制御される。
前記当選に係る遊技において、ストップスイッチ43の操作により、当選図柄を入賞の態様に停止させることができた場合、例えば当選図柄が所定の入賞ラインに揃うように各回転リール20を停止させることができた場合には入賞となり、メダルの払い出しやボーナスゲームへの移行が行われる。メダルの払い出しは、払い出しセンサ82の検知カウントに基づき、ホッパーモータ52を駆動させて入賞に対応するメダルを払い出させる。当選に係る遊技であっても、ストップスイッチ43の操作により、当選図柄を入賞の態様に停止させることができなかった場合には、メダルの払い出しやボーナスゲームへの移行は行われない。
副制御装置6Bは、主制御装置6Aからの出力信号を受信して、ランプ32Aやスピーカ32C等の表示装置32を制御するためのものである。副制御装置6Bの出力段には表示装置32が接続されている。
(ホッパーユニット5)
次に、ホッパーユニット5の構成について、図3乃至図6に基づき詳述する。ここで、図3はホッパーユニット5の正面図、図4はホッパーユニット5の平面図、図5は図4のV−V線断面図、図6はホッパーユニット5の分解斜視図をそれぞれ示すものである。
ホッパーユニット5は、図3に示すように、大きく分けて、メダル送り部50と、メダル送り部50の上方に設けられたメダル貯留部60と、メダル貯留部60を水平方向に回転させるための回転装置70とから構成されている。そして、メダル貯留部60には、貯留部に貯留メダルが満杯になったことを検知するオーバーフローセンサ80と、貯留部に貯留メダルが無くなったことを検知するエンプティセンサ81が設けられており、回転装置70には、回転装置の作動を制御するための回転制御装置7が設けられている。
(メダル送り部50)
メダル送り部50は、支持体としての支持フレーム51に、メダル送り出し装置としての回転ディスク53及びホッパーモータ52を備えている。支持フレーム51は、図6に示すように、円筒形の筒体であって、図5に示すように、上側に水平方向にベース板51Bが設けられており、ベース板51Bによって支持フレーム51の上面に凹部51Aを形成している。そして、凹部51Aにはメダルを一枚ずつ送り出すための回転ディスク53が配置され、ベース板51Bの下面には、回転ディスク53を回転させるためのホッパーモータ52が固定されている。
また、ホッパーユニット5を筐体1に設置したとき正面側となる支持フレーム51の上面には、前記回転ディスク53から送り出されるメダルを支持フレーム51の外部に排出するための通路となる切り欠き51Cが形成されており、この切り欠き51Cに連通するメダル排出口55が形成されている。メダル排出口55から排出されたメダルは、前扉3のメダル通路39(図2参照)を経て、メダル払い出し口36(図1参照)に払い出される。
なお、特に図示しないが、前記切り欠き51Cの近傍には、回転ディスク53から送り出されるメダルを検知するための払い出しセンサ82(図8参照)が設けられている。
回転ディスク53は、図5及び図6に示すように、複数のメダル孔64を有し、回転ディスク53が水平方向に回転することにより、メダル孔54に嵌ったメダルがメダル排出口55から一枚ずつ排出されるように形成されている。メダル孔54は、メダルの直径よりも僅かに大きい内径を有する丸孔であって、孔の下縁部から垂下する断面略凹字型のメダル保持部54Aが設けられている。そして、このメダル保持部54Aの上方に、メダルを水平状態に重ねて収納可能に形成されている。
また、回転ディスク53の側面には、メダル一枚が水平状態で通過可能な高さを有する側面スリット53Aが形成されている。側面スリット53Aの下面とメダル保持部54Aのメダル保持面とは面一となっており、側面スリット53Aは、特に図示しないが、メダル孔54と隣接するメダル孔54の間に位置するようになっている。
さらに、図5(A)に示すように、切り欠き51Cの近傍であってメダル孔54の下側となるには、ベース板51Bの上面から上方に突出するストッパピン56が設けられている。ストッパピン56は、メダル保持部54Aを挟むようにして二つ設けられており、その高さは、メダル一枚の厚さ寸法とほぼ同じであって、回転ディスク53の回転を阻害することはない。
メダル孔54の内部に保持されたメダルは、回転ディスク53の回転に伴い位置移動するが、内部のメダルは凹部51Aの立壁に阻まれて側面スリット53Aから飛び出すことはない。そして、メダル孔54が前記ストッパピン56の位置まで移動してくると、メダル孔54の最下部に位置するメダルはストッパピン56により回転方向への進行を阻まれ、メダル保持部54Aとストッパピン56の間に挟まれて押圧され、側面スリット53Aから切り欠き51Cへと排出されるようになっている。
(メダル貯留部60)
メダル貯留部60は、図5(A)及び図6に示すように、円筒形の筒体61と、筒体61の内部に収納される内筒62とから構成されている。
筒体61は、メダル送り部50の支持フレーム51の上部に固定される上方が開口した容器であって、底板61Aにはメダルの直径よりもやや大きい内径を有する誘導開口65が形成されている。誘導開口65は、内筒62に貯留されているメダルを回転ディスク53のメダル孔54に誘導するためのものである。また、筒体61の底部側面には、後述する回転装置70のギア72を挿入可能な横長の側面開口61Bが形成されている。なお、メダル詰まり解除等のメンテナンスに鑑み、筒体61は支持フレーム51に対して着脱自在とするのが好ましい。
内筒62は、メダルを貯留するための容器であって、その内部は、図4に示すように、筒中心から放射状に配置された4枚の仕切り板63によって、平面視扇形の4つの貯留空間ABCDに分割されている。内筒62の底板62Aには、4つに仕切られた貯留空間ごとに、前記誘導開口65の位置と合致する底孔64が設けられている。また、底板62Aには、底孔64に向かって下り傾斜する傾斜部64aが形成されている。さらに、内筒62の底部外周面には、回転装置70のギア72と噛合可能なラック66が形成されている。そして、内筒62を筒体61の内部に収納した状態で、ラック66とギア72を噛合させることにより、水平方向に回転可能に形成されている。なお、筒体61の底板61Aの上面と、内筒62の底板62Aの下面の間、あるいは筒体61の筒内周面と内筒62の筒外周面との間には、摩擦抵抗を少なくするためのころなどが配置されている。
そして、前記筒体61に内筒62を収納すると、誘導開口65と底孔64を合致させることができ、さらに、図5(B)に示すように、回転ディスク53の回転によって誘導開口65と底孔64とメダル孔54とを合致させることもできるようになっている。ここで、メダル孔54の底部からに回転ディスク53の上面までの高さH1は、メダル複数枚(図示した例では3枚)分の厚みとほぼ等しくなるように形成されており、回転ディスク53の上面から内筒62の下面までの高さH2も、メダル複数枚(図示した例では3枚)分の厚みとほぼ等しくなるように形成されている。このような寸法に形成されていることから、回転ディスク53の回転に伴い、メダル孔54の内部に収納されているメダルが移動しても、その上に重なって誘導開口65の内部に位置しているメダルが、筒体61の底面と回転ディスク53の上面との間に挟まって回転ディスク53の回転を阻害することがなく、内筒62の回転に伴い、底孔64の内部に収納されているメダルが移動しても、その下側にあって誘導開口65の内部に位置しているメダルが、筒体61の底板61Aの上面と内筒62の下面との間に挟まって内筒62の回転を阻害することがないのである。
さて、メダルセレクター38を通過した投入メダルは、メダルシュート38A(図3参照)を介して、底孔64が誘導開口65と合致する位置(図4において貯留空間Aが位置している場所。以下払い出し位置という)となっている貯留空間のみに投入されるようになっている。そして、内筒62を回転させることにより払い出し位置にある貯留空間を移動させて、4つの貯留空間のそれぞれにメダルを貯留することができる。しかし、貯留されているメダルを下方の回転ディスク53に誘導できるのは、払い出し位置にある貯留空間だけである。すなわち、一つの貯留空間の底孔64が誘導開口65と合致しているときには、他の3つの貯留空間の底孔64は、筒体61の底板61Aによって下方から塞がれているので(図5(A)参照)、これらの貯留空間に貯まっているメダルが回転ディスク53に誘導されることはないのである。
なお、払い出し位置は、図示した例には限られない。例えば、図4の貯留空間Dの位置や、貯留空間Cの位置となる(すなわちその位置に誘導開口65を位置させる)ように形成してもよい。要は、誘導開口65の位置はメダル排出口55との関係において固定されており、誘導開口65の位置している貯留空間のみに、メダルが投入されるようになっていればよい。
そして、払い出し位置にある貯留空間が満杯になった場合、あるいは空になった場合には、内筒62を回転させて、メダルが満杯でない貯留空間、あるいはメダルが空でない貯留空間を、払い出し位置まで移動させるようになっている。これは、後から投入されたメダルを先に払い出すようにするためであるが、この詳細については後述する。
(ホッパーユニット5のメダル排出作動)
ここで、上記構成を有するホッパーユニット5のメダル排出作動について、図4及び図5に基づき説明する。
まず、回転ディスク53のメダル孔54にメダルが1枚も入っていない状態で、払い出し位置にある貯留空間にメダルを投入すると、傾斜部64aを滑って水平状態で底孔64に滑落し、誘導開口65及び底孔64に積み重なる。ホッパーモータ52が駆動開始し、回転ディスク53の回転によってメダル孔54が誘導開口65の下方に位置すると、誘導開口65に積み重なっている最低部のメダルから順にメダル孔54に嵌り、図5(B)に示すように、メダル孔54から誘導開口65を経て底孔64まで、メダルMが積み重なった状態となる。
ここで、回転ディスク53と筒体61の底面との間には、メダル1枚が入り込む隙間がないように形成されているため、回転ディスク53がさらに回転すると、メダル孔54に嵌った3枚のメダルMは回転ディスク53とともに回転方向に位置移動するが、その上に積み重なっているメダルは誘導開口65の内部に取り残される。このようにして、メダル孔54が誘導開口65と合致する度に、誘導開口65の内部にあるメダルが下から3枚ずつメダル孔54に入っていく。
そして、メダルを収納したメダル孔54が支持フレーム51の切り欠き51Cの付近まで移動してくると、メダル孔54に保持されているメダルのうち、最下部に位置するメダルM’がストッパピン56に衝突する。メダルM’は、それ以上回転ディスク53の回転方向に移動できなくなる一方、メダル保持部54Aの垂下壁に押されるので、回転ディスク53の外側方向に押圧力を受ける。この方向は切り欠き51Cの位置であって、前述したようにこの部分には凹部51Aの側壁が無いので、メダルM’は側面スリット53Aから外側に押し出される。このとき、図示しない払い出しセンサ82がメダル通過を検知する。
メダルM’が排出されると、メダル孔54には2枚のメダルが残留するが、再び誘導開口65の下方に移動してくることにより、2枚のメダルの上に誘導開口65から1枚のメダルが新たに入ることとなる。このようにして、払い出し位置にある貯留空間から、メダルが1枚ずつ、回転ディスク53に移送される。
なお、遊技開始前には、すべてのメダル孔54にメダルが収納された状態にセットしておくのが好ましい。
(回転装置70)
回転装置70は、図3に示すように、駆動モータ71と、駆動モータ71の駆動軸に連結されるギア72とから構成される。駆動モータ71及びギア72は、支持フレーム51又は外筒61に固定された支持枠に固定され、駆動モータ71を駆動させることにより、ギア72の回転が内筒62のラック66に伝達され、内筒62が回転するようになっている。ギア72は複数設けてもよい。また、駆動モータ71は、逆転駆動可能となっている。
(オーバーフローセンサ80)
オーバーフローセンサ80は、図4及び図5(A)に示すように、筒体61の筒外周上部に設けた受発光部を備える検知部80Aと、内筒62の4枚の仕切り板63の間に設けられた反射板80Bとから成る。ここで内筒62の筒側部上方には、図6に示すように、各貯留空間に位置するセンサ孔62Bが形成されている。そして、検知部80Aの発光部から照射されセンサ孔62Bを通過した光線が反射板80Bに反射して、受光部がこれを検知することができるようになっている。このため、貯留空間の上部にまでメダルが貯留された場合には、受光部が反射光を検知できないため、貯留部にメダルが満杯となっていることを検出することができるものである。
ここで、図示した例では、検知部80Aを1個だけ設け、払い出し位置にある貯留空間のメダル量を検知するようにしてあるが、検知部80Aを各貯留空間に対応させて4個設けてもよい。また、オーバーフローセンサ80としては、上述したような光学センサに限られず、磁気センサや接触センサであってもよい。
(エンプティセンサ81)
エンプティセンサ81は、図4に示すように、筒体61の底板61Aにおいて誘導開口65の開口壁面に設けられた発光部81a及び受光部81bを備える遮光センサである。受光部81a及び発光部81bは、誘導開口65の相対向する開口壁面に開口を挟むように設けられ、開口内部にメダルが存在している場合には受光部81bが発光部81aからの照射光を検知せず、開口内部にメダルが無くなった場合には受光部81bが発光部81aからの照射光を検知して、貯留部にメダルが無くなったことを検出することができるものである。
なお、エンプティセンサ81は、誘導開口65内部のメダルの有無を検知するものに限られず、少なくとも払い出し位置にある貯留部内にメダルが残り少なくなったことを検知可能に形成されていればよい。あるいは、エンプティセンサ81を各貯留空間に対応させて4個設けてもよい。
(回転制御装置7)
回転制御装置7は、制御装置6からの出力信号及びオーバーフローセンサ80及びエンプティセンサ81の検知信号に基づいて、回転装置70の作動を制御するための制御部である。回転制御装置7の入力段には、図8に示すように、オーバーフローセンサ80、エンプティセンサ81が接続されており、出力段には、回転装置70(駆動モータ71)が接続されている。
回転制御装置7は、制御装置6と同様に、CPU、ROM、RAM、I/O等、種々の電子部品を搭載したプリント基板を備えており、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図8に示すように、次の(1)乃至(3)の手段として機能する。
(1)貯留状態判定手段7A
(2)モータ駆動制御手段7B
(3)エラー信号出力手段7C
なお、回転制御装置7としては、上記以外の手段を備えていても構わない。
(貯留状態判定手段7A)
貯留状態判定手段7Aは、オーバーフローセンサ80及びエンプティセンサ81の検知信号に基づいて、払い出し位置にある貯留空間のメダル貯留状態を判定し記憶するためのものである。
具体的には、貯留状態判定手段7Aは、オーバーフローセンサ80の検知信号を監視して、受光部の非検知が一定時間継続した場合に、満杯状態(オーバーフローセンサ80がONになった)と判断する。また、エンプティセンサ81の検知信号を監視して、受光部81aの検知が一定時間継続した場合に、空状態(エンプティセンサ81がONになった)と判断する。
また、本実施の形態では、単一のセンサで複数の貯留空間の満杯及び空状態を検知するようにしてあるため、貯留状態判定手段7Aは、どの貯留空間が満杯でどの貯留空間が空であるのかを記憶しておくためのメモリを、4つの貯留空間ごとに備えている。そして、満杯状態と判断した場合には満杯フラグ、空状態と判断した場合にはエンプティフラグを、検知された貯留空間についてセットする。
ただし、払い出し位置にある貯留空間が満杯になって空状態の貯留空間を払い出し位置に移動させる場合には、新たに払い出し位置に移動してくる貯留空間についてセットされているエンプティフラグをリセットし、エンプティ解除フラグをセットする。一方、払い出し位置にある貯留空間が空になって満杯状態の貯留空間を払い出し位置に移動させる場合には、新たに払い出し位置に移動してくる貯留空間についてセットされている満杯フラグをリセットして満杯解除フラグをセットする。これは、回転装置70の作動に基づき払い出し位置に移動してきた貯留空間が満杯状態又は空状態であっても、内筒62が回転しないようにして、内筒62が回転し続けてしまうのを防止するためである。エンプティ解除フラグは空状態でさらにメダル払い出しがあった場合、満杯解除フラグは満杯状態でさらにメダル投入がなされた場合にはそれぞれリセットされ、その代わりにエンプティフラグ、満杯フラグがそれぞれセットされる。
(モータ駆動制御手段7B)
モータ駆動制御手段7Bは、前記貯留状態判定手段7Aの判定に基づいて、駆動モータ71の回転を制御するためのものである。本実施の形態においては、払い出し位置にある貯留空間が満杯状態と判断された場合(すなわち満杯フラグがセットされた場合)には、内筒62が左回りに回転するよう駆動モータ71を駆動させ、払い出し位置にある貯留空間が空状態と判断された場合(すなわちエンプティフラグがセットされた場合)には、内筒62が左回りに回転するよう駆動モータ71を駆動させるようになっている。
また、モータ駆動制御手段7Bは、一回の作動で内筒62の位相を90度回転させるように、駆動モータ71の駆動を制御する。すなわち、所定の駆動開始信号出力後、内筒62が所定方向に90度回転するまで駆動モータを駆動させる。内筒62が90度回転すると、払い出し位置の貯留空間の両隣りに位置する貯留空間が払い出し位置に移動し、移動してきた貯留空間の底孔64が誘導開口65と合致することになる。
なお、内筒62が90度回転したかどうかは、筒体61にインデックスセンサ、内筒62にインデックスを設けて、インデックスセンサの検知に基づき駆動停止させるようにしてもよいし、予め定められた所定時間が経過したら駆動停止させるようにしてもよい。あるいは、回転装置70の駆動モータ71にステッピングモータを用い、ステッピングモータのステップ数をカウントして予め定められたステップ数に達したら駆動停止させるようにしてもよい。 (エラー信号出力手段7C)
エラー信号出力手段7Cは、前記貯留状態判定手段7Aの判定に基づいて、制御装置6に対して所定のエラー信号を出力するためのものである。
具体的には、エラー信号出力手段7Cは、すべての貯留空間が満杯状態と判断された場合(すなわち全ての貯留空間について満杯フラグがセットされた場合)にはオーバーフローエラー信号を出力し、すべての貯留空間が空状態と判断された場合(すなわち全ての貯留空間についてエンプティフラグがセットされた場合)にはエンプティエラー信号を出力するものである。
そして、オーバーフローエラー信号又はエンプティエラー信号が出力されると、制御装置6の演出制御装置6Bは、表示装置32に所定のエラー表示を行わせる。これに加えて、エラー信号受信によって遊技を中断させる(スタートスイッチ42等を無効にする)ようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、制御装置6のメモリー容量の縮減に鑑み、回転制御装置7を制御装置6とは別個に設けてあるが、回転制御装置7を制御装置6の遊技制御装置6Aに組み込んでもよい。
(回転装置70の回転制御)
次に、回転制御装置7による回転装置70の回転制御について、図9のフローに基づき説明する。
まず、図9のステップ100において、オーバーフローセンサ80がONか、すなわち検知部81Aの受光部が一定時間非検知状態となったか否かが判断される。オーバーフローセンサ80がONになった場合には、次のステップ401に進む。
ステップ101において、払い出し位置にある貯留空間について、満杯解除フラグがセットされているか否かが判断される。満杯解除フラグがセットされている場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、メダル投入がされたか否かが判断される。具体的には、投入センサ380のメダル検知信号を受信したか否かが判断される。メダル投入がされた場合には、次のステップ103に進む。
前記ステップ101において、満杯解除フラグがセットされていない場合には、ステップ102を飛び越してステップ103に進む。
ステップ103において、払い出し位置にある貯留空間について満杯フラグをセットする。満杯解除フラグがセットされている場合には、満杯解除フラグをリセットして満杯フラグをセットする。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、全ての貯留空間が満杯か否か、すなわち全ての貯留空間について満杯フラグがセットされているか否かが判断される。全ての貯留空間が満杯である場合には、次のステップ105に進む。
ステップ105において、満杯エラー信号を出力する。そして、制御を終了する。
前記ステップ104において、全ての貯留空間が満杯でない場合には、次のステップ106に進む。
ステップ106において、内筒62が90度左回転するように、駆動モータ41を駆動させる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、払い出し位置に移動してきた貯留空間のエンプティフラグをリセットして、エンプティ解除フラグをセットする。なお、払い出し位置に移動してきた貯留空間にエンプティフラグがセットされていない場合は、何のフラグもセットしない。ちなみに、払い出し位置に移動してきた貯留空間にエンプティフラグ以外のフラグがセットされていることはない。そして、制御を終了する。
前記ステップ100においてオーバーフローセンサ80がONでない場合、及び前記ステップ102においてメダル投入がない場合には、ステップ108に進む。
ステップ108において、エンプティセンサ81がONか、すなわち受光部81bが一定時間検知状態となったか否かが判断される。エンプティセンサ81がONでない場合には、ステップ100に戻る。一方、エンプティセンサ81がONになった場合には、次のステップ109に進む。
ステップ109において、払い出し位置にある貯留空間について、エンプティ解除フラグがセットされているか否かが判断される。エンプティ解除フラグがセットされている場合には、次のステップ110に進む。
ステップ110において、メダルが払い出されるか否かを判断する。具体的には、入賞によるメダル払い出し指令信号又は精算スイッチ44の操作信号を受信したか否かが判断される。メダルの払い出しが無い場合にはステップ100に戻り、メダルが払い出される場合には、次のステップ111に進む。
ステップ111において、払い出し位置にある貯留空間についてエンプティフラグをセットする。エンプティ解除フラグがセットされている場合には、エンプティ解除フラグをリセットしてエンプティフラグをセットする。そして、次のステップ112に進む。
ステップ112において、全ての貯留空間が空か否か、すなわち全ての貯留空間についてエンプティフラグがセットされているか否かが判断される。全ての貯留空間が空である場合には、次のステップ113に進む。
ステップ113において、エンプティエラー信号を出力する。そして、制御を終了する。
前記ステップ112において、全ての貯留空間が空でない場合には、次のステップ114に進む。
ステップ114において、内筒62が90度右回転するように、駆動モータ41を駆動させる。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、払い出し位置に移動してきた貯留空間の満杯フラグをリセットして、満杯解除フラグをセットする。なお、払い出し位置に移動してきた貯留空間に満杯フラグがセットされていない場合は、何のフラグもセットしない。ちなみに、払い出し位置に移動してきた貯留空間に満杯フラグ以外のフラグがセットされていることはない。そして、制御を終了する。
ここで、上記ステップ110において「払い出しあり」の場合には、ホッパーモータ52が作動して回転ディスク53が回転するが、払い出し位置の貯留空間にメダルが無くなっても、メダル孔54には少なくとも14枚程度のメダルが残留しているので問題ない。払い出し枚数がそれを超えている場合であっても、内筒62の回転によって、メダルの貯留されている貯留空間が払い出し位置に移動してくるので、引き続き誘導開口65からメダルが供給される。この間にメダル孔54に保持されているメダルが無くなっても、回転ディスク53が回転し続けていれば残りのメダルが引き続き払い出される。
(メダル貯留部60の回転作動の具体例)
続いて、上記制御に基づくメダル貯留部60の回転作動を、図7に基づき具体的に説明する。図7は、メダル貯留部60の概略平面図を示し、A、B、C、Dはそれぞれ貯留空間の絶対位置を示す。また、斜線部分は貯留空間にメダルが入っていることを示し、網掛け部分は貯留空間にメダルが満杯状態であることを示し、空白部分は貯留空間にメダルが無いことを示している。さらに、メダル貯留部60を表す円に対応して記載されている文字及び数字は、フラグ成立状態を示すものであり、「O」は満杯フラグ、「OR」は満杯解除フラグ、「E」はエンプティフラグ、「ER」はエンプティ解除フラグを表すものである。
まず、初期状態(開店前)における4つの貯留空間を、図7に示すように、払い出し位置にある貯留空間をAとして、左回りにそれぞれB、C、Dと設定する。そして、初期状態では、貯留空間A、Bにはメダルを適量(空にもならず満杯にもならない量)入れておき、貯留空間C、D(少なくともD)は空状態としておく。これは、貯留空間Aが満杯になった場合には空状態の貯留空間Dを、貯留空間Aが空になった場合にはメダルが入っている状態の貯留空間Bを、それぞれ払い出し位置に移動させることができるようにするためである。そして、このときのフラグ状態は、貯留空間A,Bについてはフラグ無し状態、貯留空間C、Dについてはエンプティフラグがセットされている状態である。
さて、メダルセレクター38を通過した投入メダルはメダルシュート38Aを介してもっぱら貯留空間Aに貯留され、入賞等によりメダルの払い出しが行われる場合には、貯留空間Aから払い出される。もしここで、他店のメダルを投入し、すぐさま精算スイッチ44を操作して、当該店のメダルを抜き取るような行為が行われた場合、最初から貯留空間Aに貯留されていたメダルが排出された後に、持ち込みメダルが払い出されることとなる。
貯留空間Aが満杯になった場合には、内筒62が左回転して、空状態の貯留空間Dが払い出し位置となる。このときのフラグ状態は、貯留空間Aについては満杯フラグがセットされ、貯留空間Bについてはフラグ無し状態、貯留空間Cはエンプティフラグがセットされたままであり、貯留空間Dについてはエンプティフラグがリセットされてエンプティ解除フラグがセットされる。
その後、貯留空間Dが満杯になった場合には、さらに内筒62が左回転して、空状態の貯留空間Cが払い出し位置となる。このときのフラグ状態は、貯留空間A,Dについては満杯フラグがセットされ、貯留空間Bについてはフラグ無し状態、貯留空間Cついてはエンプティフラグがリセットされてエンプティ解除フラグがセットされる。そして、貯留空間CもBも満杯になったとき、すなわちすべての貯留空間について満杯フラグが成立した場合には、ホッパーユニット5の満杯エラーとなる。
また、貯留空間Aが満杯になって貯留空間Dが払い出し位置となった後、貯留空間Dが空になった場合には、内筒62が右回転して、満杯状態の貯留空間Aが払い出し位置となる。このときのフラグ状態は、貯留空間Aについて満杯フラグがリセットされて満杯解除フラグがセットされ、貯留空間Bについてはフラグ無し状態、貯留空間C,Dついてはエンプティフラグがセットされる。
一方、初期状態から貯留空間Aが空状態になった場合には、内筒62が左回転して、適量メダルの入った状態の貯留空間Bが払い出し位置となる。このときのフラグ状態は、貯留空間Aについてはエンプティフラグがセットされ、貯留空間Bについてはフラグ無し状態、貯留空間C,Dはエンプティフラグがセットされている。
その後、貯留空間Bが空になれば(すなわちすべての貯留空間についてエンプティフラグが成立した場合には)、ホッパーユニット5のエンプティエラーとなり、貯留空間Bが満杯になれば、空状態の貯留空間Aが再び払い出し位置に移動する。
このように、本実施の形態では、ホッパーユニット5のメダル貯留部60を複数の貯留空間に分割し、分割した貯留空間の一カ所に投入メダルを集めると共に、その空間に貯留されたメダルを払い出すように形成してあるので、前述したいわゆるメダル持ち込みゴトが行われた場合でも、普通のホッパーユニットに比して格段に早い時期に、持ち込みメダルが払い出されるものとなる。このため、かかる不正行為を早期に発見でき、場合によっては、持ち込みメダルを投入した本人に持ち込みメダルが払い出される場合もありうる。例えば、空状態に近い貯留空間に不正メダルを投入して精算スイッチ44を操作すれば、回転ディスク53に残留しているメダルが排出された後に続いて不正メダルが排出されるし、逆に、満杯状態に近い貯留空間に不正メダルを投入した場合、その貯留空間が満杯になれば次に払い出し位置には空状態の貯留空間が移動してくるので、空状態の貯留空間に不正メダルが貯留され、精算スイッチ44を操作すれば上記と同様に回転ディスク53に残留しているメダルが排出された後に続いて不正メダルが排出されてくるのである。
なお、貯留空間の分割数は4つに限られない。例えば6つや8つに分割してもよい。分割数が多いと貯留可能なメダル量が減るので満杯状態や空状態になりやすくメダル貯留部60を頻繁に回転させないといけないが、不正メダルの早期排出には効果的である。
また、上記実施の形態では、筒体61内に内筒62を収納して回転させるようにしてあったが、底板と仕切り板63のみを備えた回転体を、筒体61内で回転させるようにしてもよい。あるいは、筒体61の内部で仕切り板63のみからなる回転体を回転させ、仕切り板63の回転によって筒体61の底板61Aの上をメダルが移動するように形成してもよい。要は、回転装置70の回転作動に伴って、分割された貯留空間に貯留されているメダルが位置移動して、払い出し位置に移動してきたら誘導開口65から回転ディスク53に向かってメダルが流下するようになっていればよいものである。
さらに、回転装置70は、上記した構成に限られない。例えば、第一の実施の形態の変形例を示す図10(B)のような構成としてもよい。図10(B)に示す回転装置70については後述する。
(ホッパーユニット5の変形例)
さて、上記した実施の形態におけるホッパーユニット5の構造は、メダル送り部50に残留するメダルを極力少なくして、後入れ先出しの実効を高めるという点においては優れているが、メダルを一枚ずつメダル孔54に誘導するため、メダル詰まりが懸念され、設計精度が要求されるという難点がある。そこで、ホッパーユニット5を、図10乃至図12に示すような構成としてもよい。
すなわち、図10に示すホッパーユニット5は、メダル貯留部60を筒体61のみから構成し、メダル送り部50の支持フレーム51と筒体61の間に、筒体61から流下するメダルを貯留可能なメダル誘導部57を設けた構成となっている。また、回転装置70として、筒体61の中心部に設けられた支柱67に固定されるベルト車74と、駆動モータ71の駆動軸に連結される連結ベルト73とが設けられている。そして、駆動モータ71を駆動させることにより連結ベルト73が回転し、筒体61が水平方向に回転するように形成されている。
筒体61は、図10(A)に示すように、上記した実施の形態における内筒62と同様に、仕切り板63によって4つの貯留空間が形成されており、底板61Aの各貯留空間に対応する位置に、誘導開口65が形成されている。そして、筒体61は、メダル誘導部57に、回転可能に支持されている。
一方、メダル誘導部57は、図10(B)に示すように、筒体61の底板61Aの底面と回転ディスク53の上面との間にメダルが貯留可能な空間部を形成する円錐形状の箱型の部材であり、その上面板57Aには、払い出し位置にある貯留空間の誘導開口65と合致するメダル受入開口58が形成されている。さらに、メダル誘導部57には、メダル受入開口58を開閉可能なスライドシャッター59が設けられている。
スライドシャッター59は、特に図示しないラック・ピニオン機構やソレノイドなどにより、メダル送り部50の中心方向に進退自在に取り付けられた板部材であり、図11に示すように、メダル受入開口58を下方から塞ぐことができるようになっている。スライドシャッター59の一方の端部には、図12に示すように、メダル受入開口58の外形とほぼ一致する凹形状のメダル押出部59Aが形成されており、メダル押出部59Aの裏面側は、図11に示すように、先端部にいくにつれて厚みが薄くなる側面視くさび形に形成されている。そして、スライドシャッター59がメダル受入開口58を開放しているときには、図12(A)に示すように、メダル押出部59Aとメダル受入開口58が重ならないようになっており、スライドシャッター59でメダル受入開口58を塞ぐときには、図12(B)に示すように、メダル押出部59Aがメダル受入開口58の下方にあるメダルをメダル誘導部57の内部に押しやって、閉塞面59Bでメダル受入開口58を塞ぐようになっている。
なお、特に図示しないが、オーバーフローセンサ80及びエンプティセンサ81は4つの貯留空間にそれぞれ設けてもよい。本変形例における回転制御装置7による回転装置70の回転制御は、図9に示した流れとほぼ同様であるが、オーバーフローセンサ80及びエンプティセンサ81をそれぞれの貯留空間に設けた場合には、満杯フラグ及びエンプティフラグをセットする必要はない。貯留空間が全て満杯か、あるいは全て空かは、複数の検知センサがすべてONとなっているか否かで判断できる。そして、回転制御装置7は、スライドシャッター59の開閉作動も制御することとなる。具体的には、初期状態ではスライドシャッター59はメダル受入開口58を開放する位置にあり、筒体61を90度回転させる前にスライドシャッター59を閉作動させてメダル受入開口58を塞いだ後に、駆動モータ71を駆動させる。そして筒体61が90度回転して次の貯留空間が払い出し位置まで移動したら、スライドシャッター59を開作動させてメダル受入開口58を開放する。
ここで、貯留空間が満杯時にスライドシャッター59を閉作動させる場合、メダル受入開口58とメダル押出部59Aの間にメダルが挟まることが懸念される。しかし、メダル受入開口58がメダル誘導部57の外壁付近にあるため、払い出し位置にある貯留空間が満杯状態でも、メダル誘導部57の内部側には若干の空間が生じると考えられ、さらに、メダル押出部59Aはくさび形に形成されているので、メダル受入開口58の直下のメダルが水平状態でなくても、スライドシャッター59の閉作動によって内側に向かってスムーズに押し出しされるものである。また、メダル受入開口58の下縁部に面取り部58aを形成すれば、スライドシャッター59により押し出されるメダルがメダル受入開口58の下縁部に引っかかってスライドシャッター59の移動を阻害することがない。
なお、エンプティセンサ81は、メダル受入開口58内にメダルがあるか否かを検知可能な位置に設けてもよいし、メダル誘導部57内にメダルが有るか否かを検知可能な位置に設けてもよい。また、回転装置70を上記した実施の形態と同様のものとしてもよい。また、スライドシャッター59を、筒体61に設け、各誘導開口65を開閉自在としてもよい。
さらに、誘導開口65を払い出し位置に一つだけ設け、仕切り板63のみを回転させることにより、貯留空間のメダルを位置移動させるようにしてもよい。この場合には、メダル誘導部57の上面板57Aは設けなくともよく、貯留空間内のメダルが誘導開口65から直接メダル誘導部57に落下するようにしてもよい。そして、誘導開口65を開閉自在なスライドシャッターを、筒体61又はメダル誘導部57に設けることができる。
(第二の実施の形態)
上記した第一の実施の形態は、払い出し位置を固定して、メダル貯留部60を回転させることにより、メダル送り部50にメダルを流下させる貯留空間を変更するように形成してあったが、本発明には、メダル貯留部60の位置は固定して、払い出し位置が変動するように形成したものも含まれる。
以下、第二の実施の形態を、図13及び図14図に基づき説明する。ここで、図13は第二の実施の形態によるホッパーユニット5の平面図、図14は第二の実施の形態によるホッパーユニット5の変形例を示す平面図である。なお、第二の実施の形態におけるスロットマシンSの基本的構成は、第一の実施の形態と同様であるため記載を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(ホッパーユニット5)
第二の実施の形態におけるホッパーユニット5は、図13に示すように、円筒形の貯留部60の下方にメダル送り部50が配置される構成となっている。メダル貯留部60及びメダル送り部50の概略は、第一の実施の形態の変形例とほぼ同様である。すなわち、特に図示しないが、筒体61と支持フレーム51との間には、メダル誘導部57が設けられており、各貯留空間のメダルの有無を検知するオーバーフローセンサ80及びエンプティセンサ81が設けられている。ただし、本実施の形態においては、メダル誘導部57には上面板57Aは設けられておらず、筒体61には、各貯留空間に対応して設けられた誘導開口65を開閉自在なスライドシャッター68が設けられている。なお、スライドシャッター68の構成は図11及び図12に示したものと同様である。また、筒体61はメダル誘導部57に固定されており、ホッパーユニット5には回転装置70は設けられていない。
そして、本実施の形態においては、メダルセレクター38を通過したメダルを各貯留空間に誘導可能なメダル移送路90として、二つに分岐する分岐通路91を備えている。ここで、メダル移送路90はメダルセレクター38のメダルシュート38Aから転送されるメダル、又はメダルシュート38Aに代わってメダルセレクター38から移送されるメダルを受け入れ可能な、下り傾斜する樋状の通路である。
分岐通路91は、貯留空間ABにメダルを移送するための第一通路91Aと、貯留空間CDにメダルを移送するための第二通路91Bに分かれている。そして、第一通路91A及び第二通路91Bの分岐点には開閉弁92が、第一通路91Aの貯留空間Aの上方には開閉弁93が、第二通路の貯留空間Dの上方には開閉弁94が、それぞれ設けられている。開閉弁92,93,94は、投入メダルの誘導先を変更するための流路変更手段であって、図示しないソレノイドの作動によって通路内を流下するメダルの進行を妨げない位置とメダルの進行を妨げる位置とに移動可能となっている。
具体的には、開閉弁92を実線で示す閉位置に移動させると、メダルセレクター38から送出されるメダルは第一通路91Aの方向に誘導され、開閉弁92を細線で示す開位置に移動させると、メダルセレクター38から送出されるメダルは第二通路91Bの方向に誘導される。また、開閉弁93を実線で示す閉位置に移動させると、第一通路91Aを流下するメダルは開閉弁93に衝突して通路から飛び出し、貯留空間Aに落下する。一方、開閉弁93を細線で示す開位置(通路と平行する位置)に移動させると、第一通路91Aを流下するメダルは、第一通路91Aの端部から貯留空間Bに落下する。同様に、開閉弁94を閉位置に移動させると、第二通路91Bを流下するメダルは貯留空間Dに落下し、開閉弁94を開位置に移動させると、第二通路91Bを流下するメダルは貯留空間Cに落下する。
従って、貯留空間Aにメダルを誘導する場合には開閉弁92,93を閉位置にし、貯留空間Bにメダルを誘導する場合には開閉弁92を閉位置にして開閉弁93を開位置にすればよく、貯留空間Cにメダルを誘導する場合には開閉弁92,94を開位置にし、貯留空間Dにメダルを誘導する場合には開閉弁92を開位置にして開閉弁94を閉位置にすればよいものである。
さらに、スライドシャッター68は、貯留空間に投入メダルが誘導されている場合のみ誘導開口65を開放するようになっている。すなわち、上記した開閉弁92〜94の開閉状態に応じて、どの貯留空間のスライドシャッター68を開放作動させるかを決定することができるものである。3つの開閉弁92〜94及び4つのスライドシャッター68の作動は、特に図示しない流路変更制御装置により制御される。流路変更制御装置は、第一の実施の形態における回転制御装置7と同様に、貯留状態判定手段及びエラー信号出力手段を有し、貯留状態判定手段の判定に基づいてスライドシャッター68の駆動モータ又はソレノイドの作動、及び開閉弁92〜94のソレノイドの作動を制御する開閉制御手段を有している。流路変更制御装置はホッパーユニット5に設けられていてもよいし、制御装置6に設けられていてもよい。
(メダル移送路90の流路変更の具体例)
続いて、上記構成を有するホッパーユニット5におけるメダル移送路90の流路変更制御の具体例を、図13及び図7を参照しつつ説明する。
まず、初期状態においては、第一の実施の形態と同様に、貯留空間A、Bにメダルを適量入れておき、貯留空間C、D(少なくともD)は空状態(エンプティセンサ81がON)としておく。また、開閉弁92,93は閉位置にあり、貯留空間Aのスライドシャッター68は貯留空間Aの誘導開口65を開放しており、その他のスライドシャッター68は貯留空間BCDの誘導開口65を閉塞している。そして、このときのフラグ状態は、貯留空間すべてについてフラグ無し状態である(満杯フラグ及びエンプティフラグは設けない)。投入されたメダルは貯留空間Aに貯留され、入賞等により払い出しが行われる場合には、貯留空間Aから払い出される。
さて、貯留空間Aが満杯になった場合には、開閉弁92を開位置にするとともに開閉弁94を閉位置にして、投入メダルを空状態の貯留空間Dに誘導する。同時に、貯留空間Aのスライドシャッター68を閉作動させ、貯留空間Dのスライドシャッター68を開作動させる。このとき、貯留空間Dについてエンプティ解除フラグがセットされる。貯留空間Aについてはオーバーフローセンサ80がONとなったままである。
その後、貯留空間Dも満杯になった場合には、開閉弁92を開いたまま開閉弁94を開位置にして、投入メダルを空状態の貯留空間Cに誘導する。同時に、貯留空間Dのスライドシャッター68を閉作動させ、貯留空間Cのスライドシャッター68を開作動させる。このとき、貯留空間Cついてエンプティ解除フラグがセットされ、貯留空間A,Dについてはオーバーフローセンサ80がONとなったままである。そして、貯留空間CもBも満杯になったとき、すなわちすべての貯留空間のオーバーフローセンサ80がONとなった場合には、ホッパーユニット5の満杯エラーとなる。
また、貯留空間Aが満杯になって貯留空間Dに投入メダルの誘導先が変更された後、貯留空間Dが空になった場合には、開閉弁92,93を初期状態に戻し、満杯状態の貯留空間Aに投入メダルが誘導されるようにするとともに、貯留空間Dのスライドシャッター68を閉作動させ、貯留空間Aのスライドシャッター68を開作動させる。このとき、貯留空間Aについて満杯解除フラグがセットされ、貯留空間Dのエンプティ解除フラグがリセットされる。
一方、初期状態から貯留空間Aが空状態になった場合には、開閉弁92を開位置にしたまま開閉弁93を開位置にして、投入メダルを適量メダルの入った状態の貯留空間Bに誘導する。同時に、貯留空間Aのスライドシャッター68を閉作動させ、貯留空間Bのスライドシャッター68を開作動させる。このとき、貯留空間Aについてはエンプティセンサ81がONとなったままである。
その後、貯留空間Bが空になればホッパーユニット5のエンプティエラーとなり、貯留空間Bが満杯になれば、空状態の貯留空間Aに投入メダルを誘導する。
このように、第二の実施の形態によっても、第一の実施の形態と同様に、投入メダルの後入れ先出しが行われるものとなる。
(ホッパーユニット5の変形例)
第二の実施の形態においては、メダル貯留部60を、図14に示すように水平方向に並列して分割してもよいものである。筒体61は角筒形とし、筒体61には角貯留空間に対応して誘導開口65が設けられ、各誘導開口を開閉自在なスライドシャッター68が設けられているのは上記と同様である。
そして、この場合には、メダル移送路90として、複数の出口を有する傾斜通路95を設ける。傾斜通路95は、最も上流に位置し投入メダルを貯留空間Aに誘導するための第一出口95Aと、投入メダルを貯留空間Bに誘導するための第二出口95Bと、貯留空間Cに誘導するための第三出口95Cと、最下流に位置し投入メダルを貯留空間Dに誘導するための第四出口95Dを有している。そして、各出口には、図示しないソレノイドの作動によって各出口を開閉自在な流路変更手段としての開閉シャッター96,97,98が設けられている。貯留空間Aに投入メダルを誘導する場合には、開閉シャッター96を開作動させて第一出口95Aを開放すれば、傾斜通路95を流下するメダルは第一出口95Aから貯留空間Aに落下する。貯留空間Bに投入メダルを誘導する場合には、開閉シャッター96で第一出口95Aを閉塞するとともに、開閉シャッター97を開作動させて第二出口95Bを開放すれば、傾斜通路95を流下するメダルは第一出口95Aを通過して第二出口95Bから貯留空間Bに落下する。同様に、貯留空間Cに投入メダルを誘導する場合には、開閉シャッター96,97で第一及び第二出口95A,95Bを閉塞して、開閉シャッター98を開作動させて第三通路95Cを開放すればよく、貯留空間Dに投入メダルを誘導する場合には、すべての開閉シャッター96〜98を開作動させればよい。
上記構成とした場合も、図13に示した例と同様に、スライドシャッター68の開閉及び開閉シャッター96〜98の開閉を制御することにより、投入メダルの後入れ先出しが行われるものとなる。
本発明の第一の実施の形態であって、前扉を開いたスロットマシンの斜視図である。 第一の実施の形態におけるスロットマシンの外観斜視図である。 第一の実施の形態におけるホッパーユニットの正面図である。 第一の実施の形態におけるホッパーユニットの平面図である。 図4のV−V線断面図と部分拡大図である。 第一の実施の形態におけるホッパーユニットの分解斜視図である。 第一の実施の形態におけるホッパーユニットの回転作動の説明図である。 第一の実施の形態におけるスロットマシンの入力、出力、制御を示すブロック図である。 第一の実施の形態におけるメダル貯留部の回転作動制御を示す流れ図である。 ホッパーユニットの変形例を示す平面図及び正面図である。 図10のXI−XI線拡大断面図である。 スライドシャッターの平面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、ホッパーユニットの平面図である。 第二の実施の形態の変形例であって、ホッパーユニットの平面図である。
符号の説明
S スロットマシン 1 筐体
2 リールユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット(払い出し貯留装置)
6 制御装置 7 回転制御装置
10 開口部 11 天板
12 中板 13 底板
14 側板 20 回転リール
30 上パネル 31 図柄表示窓
32 表示装置 32A ランプ
32B 画像表示部 32C スピーカ
33 メダル投入口 34 下パネル
35 下皿 36 メダル払い出し口
38 メダルセレクター 38A メダルシュート
39 メダル通路 39A 上部メダル受け口
39B 下部メダル受け口
40 操作部 41 ベットスイッチ
42 スタートスイッチ 43 ストップスイッチ
44 精算スイッチ
50 メダル送り部 51 支持フレーム
51A 凹部 51B ベース板
51C 切り欠き
52 ホッパーモータ 53 回転ディスク
53A 側面スリット 54 メダル孔
54A メダル保持部
55 メダル排出口 56 ストッパピン
57 メダル誘導部 57A 上面板(閉塞部材)
58 メダル受入開口 59 スライドシャッター(閉塞手段)
59A メダル押出部
60 メダル貯留部 61 筒体
61A 底板(閉塞部材) 61B 開口スリット
62 内筒 62A 底板
62B センサ穴
63 仕切り板 64 底孔
64a 傾斜部 65 誘導開口
65a 傾斜部
66 ラック 67 支柱
68 スライドシャッター(閉塞手段)
70 回転装置 71 駆動モータ
72 ギア 73 連結ベルト
74 ベルト車
80 オーバーフローセンサ 80A 検知部
80B 反射板 81 エンプティセンサ
81a 発光部 81b 受光部
82 払い出しセンサ
90 メダル移送路 91 分岐通路
91A 第一通路 91B 第二通路
92,93,94 開閉弁(流路変更手段) 95 傾斜通路
95A 第一出口 95B 第二出口
95C 第三出口 95D 第四出口
96,97,98 開閉シャッター(流路変更手段)
A,B,C,D 貯留空間 M メダル

Claims (5)

  1. メダルを投入して遊技を行い、入賞によりメダルを払い出す遊技機であって、遊技機に投入されたメダル及び遊技機から払い出すためのメダルを貯留する貯留部と、前記貯留部に貯留されているメダルをメダル排出口から外部に向けて送り出すメダル送り装置とを少なくとも有する払い出し貯留装置を備えた遊技機において、
    前記払い出し貯留装置は、
    前記貯留部の貯留空間が水平方向に並列して複数に分割され、分割された貯留空間のうち、いずれか一の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されているとともに、
    投入メダルが誘導される貯留空間の底部からのみ、前記メダル送り出し装置にメダルが流下するように形成され、
    各貯留空間に貯留されているメダルを検知可能な検知部を備え、
    前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以上になった場合には、メダルが一定量以上でない他の貯留空間に投入メダルが誘導され、前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、メダルが一定量以下でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記貯留部は、中心から放射状に配置された仕切り板によって複数の貯留空間に分割され、
    少なくとも前記仕切り板は、駆動部を備える回転装置によって水平方向に一体的に回転可能に形成され、
    分割された前記貯留空間のうち、前記メダル送り装置のメダル排出口の位置に応じて予め設定された所定位置(以下払い出し位置という)に位置したいずれか一の貯留空間に、投入メダルが誘導されるように形成され、
    前記払い出し位置にある貯留空間にメダルが一定量以上になった場合には、前記回転装置の駆動部を作動させて前記仕切り板を一の方向に所定角度回転させることにより、メダルが一定量以上でない隣接する貯留空間を前記払い出し位置に移動させ、
    前記払い出し位置にある貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、前記回転装置の駆動部を逆作動させて前記仕切り板を前記一の方向と逆方向に所定角度回転させることにより、メダルが一定量以下でない隣接する貯留空間を前記払い出し位置に移動させるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 投入されたメダルを前記貯留部の各貯留空間に誘導可能なメダル移送路を設け、
    前記メダル移送路には、メダルの誘導先を変更可能な流路変更手段を設け、
    前記投入メダルが誘導されている貯留空間に貯留されているメダルが一定量以上になった場合には、前記流路変更手段を作動させてメダルが一定量以上でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるようにし、
    前記投入メダルが誘導されている貯留空間のメダルが一定量以下になった場合には、前記流路変更手段を作動させてメダルが一定量以下でない他の貯留空間に投入メダルが誘導されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記貯留部の底部に、複数の貯留空間ごとに、メダルが通過可能な底部開口を設け、
    前記底部を前記仕切り板と一体的に回転可能に形成し、
    前記貯留部の底部と前記メダル送り装置との間に、投入メダルが誘導される所定位置にある貯留空間の底部開口と合致する開口部を有し前記払い出し位置にある貯留空間以外の貯留空間の底部開口を閉塞する閉塞部材を配置し、
    前記仕切り板を回転させることにより、払い出し位置にあった貯留空間の底部開口が塞がれ、払い出し位置に移動してきた貯留空間の底部開口が開放されるように形成されていることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  5. 前記貯留部の底部に、複数の貯留空間ごとに、メダルが通過可能な底部開口を設け、
    前記複数の底部開口をそれぞれ閉塞可能な閉塞手段を設け、
    前記閉塞手段は、前記貯留空間のうち、投入メダルが誘導されている貯留空間の底部開口みのを開放するよう作動可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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