JP2005296244A - 遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機 - Google Patents

遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機 Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技機より払い出されたメダルを所定枚数ごとに任意のタイミングで自動的に遊技機に投入することにより、遊技者の疲労を軽減した遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機を提供する。
【解決手段】 パチスロ機2のメダル払出口45から排出されたメダル8を、メダル受け部46からメダル搬送ベルト72、及びメダルリフト部87を介して貯蔵タンク82に貯蔵するとともに、メダル投入ボタン66が押下された際には、設定された枚数のメダルがメダル誘導ノズル71を介してパチスロ機2のメダル投入口35に自動的に投入されるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技機の遊技媒体払出口より払い出された遊技媒体を搬送する搬送手段を有する遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機に関し、特に搬送した遊技媒体の数をカウントすることとした遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機に関するものである。
従来より、パチスロ機、スロットマシン等の遊技機では、遊技者がメダル投入口にメダル等の遊技媒体を投入し、スタートレバーを操作することによってゲームが開始される。そして、パチスロ機の場合は遊技者による停止ボタンの操作に応じて、スロットマシンの場合は所定時間経過後に、それぞれリールの回転が停止し、その停止結果に応じた所定数のメダルが遊技者に払い出される。メダルの払い出しは、遊技機の正面下部に設けられたメダル払出口より行われ、払い出されたメダルはメダル払出口の前方に設けられたメダル受け皿に貯留される。
そのようなパチスロ機及びスロットマシン等におけるメダルの投入では、別途遊技店内に設けられたメダル貸出機より貸し出されたメダル、又は、メダル受け皿に払い出されたメダルを遊技者自ら手作業によって、メダルを所定枚数だけ摘んでメダル投入口から投入する必要があった。ここで、特開平2003−88609号公報では、メダル受け皿の底面に、複数枚のメダルを同時に投入できる大きさの横長矩形の開口を有するメダルを投入するためのメダル投入口を形成し、且つ、メダル受け皿の底面を、メダル払出口付近よりもメダル投入口の付近を低くなるように傾斜させることにより、払い出されたメダルが重力でメダル投入口の方に移動し、遊技者がメダルを移動させることなく容易にメダル投入口にメダルを投入することが可能なスロットマシンが記載されている。
特開2003−88609号公報(第3頁〜第4頁、図1)
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたスロットマシンにおいては、メダル払出口より払い出されたメダルのすべてが自動的にメダル投入口に投入されるので、遊技結果によって払い出されたメダルの枚数を知ることができず、また、現在所有しているメダルの合計枚数を把握することができなかった。従って、遊技結果及び現在の遊技状態を把握することが困難となり、遊技者の遊技意欲を減退させることとなっていた。
更に、メダル投入口より投入されるメダルの枚数は払い出されたメダルの枚数に依存するので、メダルが大量に払い出された際には、一度に大量のメダルが投入される。しかし、遊技機に投入されたメダルにより遊技機内部でクレジットできる数は所定枚数に限られているので、一度に大量のメダルを投入しても最大クレジット数に達した場合には残りのメダルはメダル払出口より返却されることとなる。その一方で、メダルの払い出しがないときにはメダルが全く投入されないこととなる。以上より、遊技機の遊技状態が不安定となり、遊技者が遊技に集中できなくなる虞があった。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、払い出された遊技媒体の数、並びに現在所有する遊技媒体の数を容易に知ることを可能とし、遊技者の負担を減らすとともに安定した遊技状態を提供し、遊技者が遊技機による遊技に集中することが可能な遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技媒体搬送装置は、遊技結果に応じて遊技機(例えば、パチスロ機2)の遊技媒体払出口(例えば、メダル払出口45)より払い出された遊技媒体(例えば、メダル8)を搬送する搬送手段(例えば、メダル搬送ベルト72)と、前記搬送手段により搬送された遊技媒体の数をカウントする遊技媒体カウント手段(例えば、投入メダル検出センサ83)とを有することを特徴とする。
また、請求項2に係る遊技媒体搬送装置は、請求項1に記載の遊技媒体搬送装置(例えば、メダル貸出機1)において、前記搬送手段(例えば、メダル搬送ベルト72)は、無端状の搬送ベルト(例えば、無端ベルト75)と、前記搬送ベルトに当設され搬送ベルトを駆動する駆動手段(例えば、駆動ローラ73)とを有することを特徴とする。
また、請求項3に係る遊技媒体搬送装置は、請求項1又は請求項2に記載の遊技媒体搬送装置(例えば、メダル貸出機1)において、前記遊技媒体カウント手段(例えば、投入メダル検出センサ83)によりカウントされた遊技媒体(例えば、メダル8)の数を表示する表示手段(例えば、液晶表示部65)を備えたことを特徴とする。
また、請求項4に係る遊技媒体貯蔵装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技媒体搬送装置を備え、前記遊技媒体カウント手段(例えば、投入メダル検出センサ83)によりカウントされた遊技媒体(例えば、メダル8)を貯蔵する貯蔵手段(例えば、貯蔵タンク82)を有することを特徴とする。
また、請求項5に係る遊技媒体投入装置は、請求項4に記載の遊技媒体貯蔵装置を備え、前記貯蔵手段(例えば、貯蔵タンク82)に貯蔵された遊技媒体(例えば、メダル8)を前記遊技機の遊技媒体投入口(例えば、メダル投入口35)へ投入する遊技媒体投入手段(例えば、ホッパー70、メダル誘導ノズル71)を有することを特徴とする。
また、請求項6に係る遊技媒体投入装置は、請求項5に記載の遊技媒体投入装置(例えば、メダル貸出機1)において、前記遊技媒体投入手段(例えば、ホッパー70、メダル誘導ノズル71)は、前記貯蔵手段(例えば、貯蔵タンク82)に貯蔵された遊技媒体(例えば、メダル8)を所定数ごとに前記遊技機の遊技媒体投入口(例えば、メダル投入口35)へ投入することを特徴とする。
また、請求項7に係る遊技媒体投入装置は、請求項6に記載の遊技媒体投入装置(例えば、メダル貸出機1)において、前記遊技媒体投入手段(例えば、ホッパー70、メダル誘導ノズル71)により投入される前記所定数の遊技媒体(例えば、メダル8)の数を設定する投入数設定手段(例えば、投入枚数設定ボタン67)を備えることを特徴とする。
また、請求項8に係る遊技媒体投入装置は、請求項6又は請求項7に記載の遊技媒体投入装置(例えば、メダル貸出機1)において、投入ボタン(例えば、メダル投入ボタン66)を備え、前記投入ボタンを押した際に、前記遊技媒体投入手段(例えば、ホッパー70、メダル誘導ノズル71)は前記貯蔵手段(例えば、貯蔵タンク82)に貯蔵された遊技媒体(例えば、メダル8)を前記所定数ごとに前記遊技媒体投入口(例えば、メダル投入口35)に投入することを特徴とする。
更に、請求項9に係る遊技媒体貸出機は、請求項5乃至請求項8のいずれかに記載された遊技媒体投入装置を備え、貸し出した遊技媒体(例えば、メダル8)を前記遊技媒体投入手段(例えば、ホッパー70、メダル誘導ノズル71)により遊技媒体投入口(例えば、メダル投入口35)へ投入することを特徴とする。
請求項1に係る遊技媒体搬送装置では、遊技機より払い出された遊技媒体を搬送するとともに、搬送された遊技媒体の数をカウントするので、遊技者は遊技機より払い出された遊技媒体の数、並びに現在所有する遊技媒体の数を確認することが可能であり、現在の遊技状況に基づいた適切な遊技の判断を下すことができる。
請求項2に係る遊技媒体搬送装置では、搬送手段として、無端状の搬送ベルトを駆動手段により駆動させることにより行うので、遊技機より払い出された遊技媒体を確実に搬送可能となる。また、搬送中の遊技媒体の一部を取り除くこと、並びに、搬送ベルトに対して新たな遊技媒体を置くことで搬送する遊技媒体の数を追加することも容易に可能である。
請求項3に係る遊技媒体搬送装置では、カウントされた遊技媒体の数を表示する表示手段を有するので、遊技者は現在所有する遊技媒体の数を容易に確認することができ、現在の遊技状況に基づいた適切な遊技の判断を下すことができる。
請求項4に係る遊技媒体貯蔵装置では、遊技媒体搬送装置によりカウントされた遊技媒体を貯蔵する貯蔵手段を有するので、払い出された遊技媒体の数を確認するとともに確認後のメダルを一旦保留することができる。従って、安定した遊技状態を提供し、遊技者が遊技機による遊技に集中することが可能となる。
請求項5に係る遊技媒体投入装置では、貯蔵された遊技媒体を遊技機の遊技媒体投入口へと投入するので、遊技者が遊技機から払い出された遊技媒体を再度遊技機に投入する負担が減少し、遊技性が向上する。
請求項6に係る遊技媒体投入装置では、貯蔵された遊技媒体を所定数ごとに遊技機の遊技媒体投入口へと投入するので、遊技者が遊技機から払い出された遊技媒体を再度遊技機に投入する負担が減少し、遊技性が向上する。また、遊技媒体の投入を規則的に行うので、安定した遊技状態を提供し、遊技者が遊技機による遊技に集中することが可能となる。
請求項7に係る遊技媒体投入装置では、投入される遊技媒体の数を設定する投入数設定手段を有するので、遊技者の希望する投入数に基づいて遊技者は遊技を継続して行うことができる。従って、遊技機による遊技性は多様化し、遊技者にとっての利便性も向上する。
請求項8に係る遊技媒体投入装置では、投入ボタンを押下した際に遊技媒体を遊技機に投入することができるので、遊技者が希望する任意のタイミングで遊技機に遊技媒体を投入することが可能となる。従って、遊技機による遊技性は多様化し、遊技者にとっての利便性も向上する。
請求項9に係る遊技媒体貸出機では、遊技媒体投入装置を備え、貸し出した遊技媒体を前記遊技媒体投入口へ投入するので、遊技者は借用した遊技媒体を遊技機に投入する負担が減少する。また、遊技機より払い出された遊技媒体の数をカウントするとともに、所定数ごとに遊技機の遊技媒体投入口へと投入する遊技媒体投入装置を有するので、遊技者が遊技機から払い出された遊技媒体を再度遊技機に投入する負担が減少し、遊技性が向上する。また、遊技媒体の投入を規則的に行うので、安定した遊技状態を提供し、遊技者が遊技機による遊技に集中することが可能となる。更に、現在所有する遊技媒体の数を確認することができるので、遊技者は現在の遊技状況に基づいた適切な遊技の判断を下すことができる。
以下、本発明に係る遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機について、本発明をメダル貸出機1について具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。メダル貸出機1は、通常、パチンコホール等の遊技店において、設置された遊技機の一台毎にその右側に並設されている。
本実施形態においてはパチスロ機2に並設されたメダル貸出機1を例にして以下に説明する。先ず、本実施形態に係るメダル貸出機1に併設されたパチスロ機2の概略構成について図1に基づき説明する。図1は本実施形態に係るメダル貸出機及びパチスロ機の正面図である。
尚、パチスロ機等の遊技機は、コイン、メダル等又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技することが可能であるが、以下に説明するパチスロ機2では遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行うものである。
図1に示すように、パチスロ機2の全体を形成しているキャビネット3の正面は、開閉可能な前面ドアとなっており、更に、その前面ドアの正面には、略垂直面としてのパネル表示部5が形成されている。そして、パネル表示部5の中央には、後述のリール体6L、6C、6Rに設けられた図柄を遊技者に対して表示する縦長矩形の表示窓4L、4C、4Rが設けられている。また、表示窓4L、4C、4Rには、入賞ラインとして水平方向にセンターライン、トップライン及びボトムライン、斜め方向にクロスダウンライン及びクロスアップラインが設けられている(図示せず)。これらの各入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ37、2−BETスイッチ37、最大−BETスイッチ39を操作すること、或いはメダル投入口35にメダル8等を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ13、14、15の点灯で表示される。
また、キャビネット3の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール体6L、6C、6Rが回転自在に横一列に設けられている。そして、各リール体の図柄は前記表示窓4L、4C、4Rを通して観察できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
そして、表示窓4L、4C、4Rの左側には、1−BETランプ13、2−BETランプ14、最大BETランプ15、メダル貯留枚数表示部16が設けられる。1−BETランプ13、2−BETランプ14及び最大BETランプ15は、一のゲームを行うために賭けられたメダル等の数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。ここで、本実施例では、一のゲームは、全てのリール体6L、6C、6Rが停止したとき、若しくは遊技媒体の払い出しが行われる場合には、遊技媒体が払い出されたときに終了するものである。そして、具体的には1−BETランプ13は、BET数が“1”で1本の入賞ライン(センターライン)が有効化されたときに点灯する。2−BETランプ14は、BET数が“2”で3本の入賞ライン(センターライン、トップライン、及びボトムライン)が有効化されたときに点灯する。最大BETランプ15は、BET数が“3”で全ての入賞ライン(センターライン、トップライン、ボトムライン、クロスダウンライン、及びクロスアップライン)が有効化されたときに点灯する。
また、メダル貯留枚数表示部16の下部には遊技開始表示ランプ17が設けられ、遊技開始表示ランプ17は少なくとも1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。尚、メダル貯留枚数表示部16は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダル8等の枚数を算用数字により表示する。
表示窓4L、4C、4Rの右側には、上から順に役物作動回数表示部20、WINランプ21、払い出し表示部22及びメダル投入ランプ23が設けられる。
役物作動回数表示部20は、7セグメントLEDから成り、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。また、WINランプ21は、BB又はRBに内部当選した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。払い出し表示部22は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダル8等の払い出し枚数を表示する。そして、メダル投入ランプ23は、メダル8等の投入が受け付け可能なときに点滅する。
そして、表示窓4L、4C、4Rの下方には水平面の台座部25が形成され、その台座部25と表示窓4L、4C、4Rとの間には液晶表示装置26が設けられている。この液晶表示装置26の液晶表示画面27には、パチスロ機2の遊技状態に従って様々な演出画像を表示し、遊技中の遊技者に対して飽きさせることがない。
一方、パネル表示部5の左側上方位置には、遊技停止表示器31、再遊技表示器32、RB作動表示器33、BB作動表示器34が設けられている。遊技停止表示器31は前回の回胴回転から今回の回胴回転までの時間が所定の時間(実施例では4.1秒)未満のときに点灯する。再遊技表示器32は再遊技が作動したときに点灯する。RB作動表示器33はRB作動中に点灯し、BB作動表示器34はBB作動中に点灯する。
また、台座部25の前面部中央で、液晶表示装置26の下方位置には、3個のリール体6L、6C、6Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
液晶表示装置26の右側にはメダル投入口35が設けられ、液晶表示装置26の左下位置には、1−BETスイッチ37、2−BETスイッチ38、および最大BETスイッチ39が設けられる。また、液晶表示装置26左上位置には、十字ボタン40、○ボタン41、×ボタン42が設けられる。
ここで、1−BETスイッチ37は、1回の押し操作によりクレジットされているメダル8等のうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ38は、1回の押し操作によりクレジットされているメダル8等のうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ39は、1回の押し操作により1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダル8等が賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
そして、十字ボタン40、○ボタン41、×ボタン42を操作することによって、液晶表示画面27に表示される画面の切替、及び項目の選択等を行うことができる。
また、台座部25の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダル8等のクレジット/払い出しを押しボタン操作で切り替える貯留メダル精算スイッチ44が設けられている。この貯留メダル精算スイッチ44の切り替えにより、正面下部のメダル払出口45からメダル8等が払い出され、払い出されたメダル8等はメダル受け部46に溜められる。そして、貯留メダル精算スイッチ44の右側には、スタートレバー47が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。スタートレバー47は、遊技者の操作により前記リール体を回転させ、表示窓4L、4C、4R内での図柄の変動表示を開始(ゲームを開始)するものである。
一方、台座部25の前面部の右寄りには、ドア開閉および打ち止め解除装置49が設けられており、このドア開閉および打ち止め解除装置49は、所定の鍵を用いて、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止めの解除を行う。
キャビネット3の上方の左右には、スピーカ50、51が設けられ、その2台のスピーカ50、51の間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダル8等の配当枚数等を表示する配当表パネル52が設けられている。また、台座部25の下方には腰部パネル53が設けられており、腰部パネル53には、パチスロ機2の種類等を示すデザイン等が描かれている。
次に、本実施形態に係るメダル貸出機1の構成について図1乃至図3を用いて詳細に説明する。図2は本実施形態に係るメダル貸出機の右側面図、図3は本実施形態に係るメダル貸出機及びパチスロ機の上面図である。
本実施形態に係るメダル貸出機1は、制御部59(図5参照)、装置等が設けられた本体部60と、正面(遊技中の遊技者に対する面)において各種ボタン、投入口等が形成された外枠61とから構成されている。
そして、外枠61には紙幣挿入口62、メダル排出口63、メダル搬入口64、後述の貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8の枚数を表示する液晶表示部65、メダル投入ボタン66、投入枚数設定ボタン67が設けられている。
紙幣挿入口62は、紙幣(例えば1000円札)を挿入する挿入口であり、挿入した紙幣の金額に応じた所定枚数のメダル8が後述のメダル排出口63より払い出される。また、紙幣の投入により払い出されるメダル8は、メダルタンク57内に貯蔵されている。メダルタンク57には、多量のメダル8が貯蔵されており、それらのメダル8は遊技店、若しくは自動メダル補給装置(図示せず)によって補給される。
そして、紙幣挿入口62が設けられた外枠61に対する本体60内部には紙幣識別器68と紙幣貯留箱69がそれぞれ設けられている。
紙幣挿入口62には図示しない紙幣検出センサが設けられており、紙幣が挿入された場合にはそれを検出し、同じく図示しない紙幣引き込み装置によりメダル貸出機1内部へと紙幣を引き込む。
また、紙幣識別器68は、挿入された紙幣の真偽を判別するものである。挿入された紙幣が真の紙幣と判別された場合には、制御部59に判別信号が送られる。すると制御部59からホッパー70に制御信号が送られる。ホッパー70は、その制御信号に基づき、メダルタンク57内に貯蔵されたメダル8をメダル排出口63より所定枚数送り出す。また、挿入された真の紙幣(例えば1000円札)は、前記紙幣引き込み装置により引き込まれ、紙幣貯留箱69に複数枚重ねて貯留される。一方、挿入された紙幣が真の紙幣でない場合には、紙幣引き込み装置により投入された紙幣を紙幣挿入口62から返却する。
メダル排出口63は、ホッパー70より送り出されたメダル8を外枠61外部へと排出する排出口である。また、メダル排出口63には、前記パチスロ機2のメダル投入口35にメダル8を誘導するメダル誘導ノズル71が設けられている。メダル誘導ノズル71は、メダル排出口63から先端部が位置する遊技機のメダル投入口35へと下方向に一定角度で傾斜して設けられている。
そして、メダル排出口63から払い出されたメダル8はメダル誘導ノズル71に沿って移動し、メダル貸出機1の左側に隣接したパチスロ機2の前面に設けられたメダル投入口35に投入されるように構成されている。従って、前記紙幣挿入口62に真の紙幣が挿入されると、パチスロ機2の遊技に用いられる所定枚数のメダル8が自動的にパチスロ機2に供給される。
また、後述するように、貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8についても、投入ボタン66を押下する毎に投入枚数設定ボタン67にて設定された枚数がホッパー70より送り出され、メダル誘導ノズル71を介して自動的にパチスロ機2に供給される。
メダル搬入口64は、パチスロ機2の遊技によってメダル払出口45よりメダル受け部46に払い出されたメダル8をメダル貸出機1内部に搬入する搬入口である。そして、メダル受け部46とメダル搬入口64との間には、メダル受け部46に払い出されたメダル8をメダル搬入口64へと搬送するメダル搬送ベルト72が設置されている。
次に、メダル搬送ベルト72の構成について以下に説明する。メダル搬送ベルト72は、駆動ローラ73と、支持ローラ74と、各ローラ73、74に張設された無端状の無端ベルト75とから構成されている。駆動ローラ73はメダル貸出機1の前面に一箇所設けられ、駆動ローラ73の回転軸76が別途ベルト駆動モータ77に接続されている。そして、ベルト駆動モータ77の駆動によって、駆動ローラ73は回転駆動される。また、支持ローラ74はパチスロ機2のメダル受け部46の内部に二箇所、メダル貸出機1の前面に一箇所の計三箇所に設けられ、回転自在に支持されている。
そして、駆動ローラ73及び支持ローラ74に張設された無端ベルト75はベルト駆動モータ77の駆動に従って回転運動される(図1においては時計回り方向に回転)。
また、メダル搬入口64の前方にはガイド板79が取り付けられている。ガイド板79は薄板の略長方形形状を有し、図3に示すようにメダル搬送ベルト72の進行方向に対して一定角度に傾斜して取り付けられている。
パチスロ機2のメダル払出口45からメダル受け部46に払い出されたメダル8はメダル搬送ベルト72上を搬送され、メダル貸出機1の前面でガイド板79に当接する。その後、メダル8はガイド板79に沿ってメダル搬入口64方向(図3中、上方向)へと移動する。そして、メダル8はメダル貸出機1のメダル搬入口64から本体60内に搬入され、シュータ80を介してメダル受けタンク81に投入される。また、メダル受けタンク81に投入されたメダル8はその後、後述のメダルリフト部87によりメダル貸出機1の上部に設けられた貯蔵タンク82に搬送される。
また、メダル搬送ベルト72上で搬送中のメダル8は一定速度で移動されるので、遊技者は搬送中のメダル8の一部をメダル搬送ベルト72から取り除くことが容易に可能である。また、メダル搬送ベルト72上に新たにメダル8を追加して置くことも容易に可能である。従って、パチスロ機2より払い出されたメダル8の一部を手元に残すことも可能である。
液晶表示部65は、現在貯蔵タンク内に貯蔵されているメダル8の枚数を表示する。また、後述の投入枚数設定ボタン67でメダルの投入枚数の設定を行う際にはその投入枚数が表示される。更に、内部でメダル8の詰まり等のエラーが生じた際にはその旨の警告を表示する。
尚、貯蔵タンク82内に貯蔵されているメダル8の枚数は、投入メダル検出センサ83によるメダル8の検出結果に基づいて制御部59により判断される。即ち、貯蔵タンク82の上部に設けられた投入メダル検出センサ83によってメダルリフト部87より貯蔵タンク82に投入されたメダル8の枚数が検出され、制御部59に送信される。そして、その情報に基づいて液晶表示部65に現在貯蔵されているメダル8の枚数を表示する。また、後述のメダル投入ボタン66が押下された場合には、投入枚数設定ボタン67により設定された現在の投入枚数に基づいて貯蔵タンク82より排出されたメダル8の枚数が判断され、液晶表示部65のメダル枚数表示を変更する。
従って、遊技者は現在所有するメダル8の数を容易に知ることが可能であり、遊技状態に従った適切な遊技判断をすることが可能となる。
メダル投入ボタン66は、遊技者の任意のタイミングで貯蔵部72に貯蔵されたメダル8をパチスロ機2に投入するボタンである。メダル投入ボタン66が押下されると、制御部59は貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8を投入枚数設定ボタン67により設定されたメダル枚数に従って、ホッパー70により送り出す。また、メダル投入ボタン66によるメダル8の排出は、貯蔵タンク72にメダル8が残存する限り、何度でも繰り返し行うことが可能である。
尚、ホッパー70によるメダル8の排出は、ホッパー70内の下部に設けられ、円板状に形成されたメダル排出円板85によって行われる。そして、メダル排出円板85は、同じくホッパー70内に設けられた排出モータ(図示せず)によって回転駆動される。メダル排出口63から排出されたメダル8はメダル誘導ノズル71に導かれ、この後、鉛直方向に向きを変えられて、メダル誘導ノズル71の先端部からパチスロ機2のメダル投入口35に投入される。
ここで、メダル排出口63には払出数検知センサ86が設けられている。ホッパー70によって払い出されたメダル8の枚数は、払出数検知センサ86によって検出され制御部に対して送信される。制御部59はその枚数が所定枚数に到達すると、メダル排出円板85の駆動を停止する。
また、投入枚数設定ボタン67は、前記メダル投入ボタン66により一度にパチスロ機2に投入されるメダル8の枚数を設定するボタンである。投入枚数設定ボタンが操作されると、液晶表示部65に現在設定された投入メダル枚数が表示される。そして、遊技者は、投入枚数設定ボタン67を操作し、液晶表示部65を参照しつつ希望する投入枚数をセットする。尚、設定されたメダル8の投入枚数は制御部59のRAM103(図5参照)に記憶される。
次に、メダル貸出機1の本体60内部構造について説明する。本実施形態に係るメダル貸出機1は、紙幣識別器68と、紙幣貯留箱69と、メダルタンク57と、前記メダル搬送ベルト72より搬送されたメダル8を一時貯留するメダル受けタンク81と、メダル受けタンク81に搬送されたメダル8を上部に設けられた貯留タンク82へとエスカレータ式で揚送するメダルリフト部87と、貯留タンク82へ投入されるメダル8の枚数を計測する投入メダル検出センサ83と、貯蔵タンク82と、メダル8を送り出すホッパー70によって構成されている。
紙幣識別器68は、前記したように紙幣挿入口62より挿入された紙幣の真偽を判別するものである。また、紙幣貯留箱69は、挿入された紙幣が真の紙幣と判別された場合に紙幣を複数枚重ねて貯留するものである。
メダルタンク57は、遊技者に対して払い出す為の多量のメダル8を貯蔵する貯蔵部である。そして、紙幣挿入口62より挿入された紙幣が真の紙幣と判別された場合に、ホッパー70によって所定枚数のメダル8をメダル排出口63より送り出す。
また、メダル受けタンク81は、前記メダル搬送ベルト72より搬送されたメダル8を一時貯留するものである。そして、メダル受けタンク81に投入されたメダル8は、メダル受けタンク81に備え付けられたメダルリフト部87によって上方へと揚送される。図4は本実施形態に係るメダル受けタンク及びメダルリフト部を示した斜視図である。
図4に示すように、メダルリフト部87はエスカレータ型のメダルリフト装置により構成されている。具体的には、メダル受けタンク81内のメダル8を送出するメダル送出部88と、メダル送出部88から送出されたメダル8を上方に搬送するエスカレータ部89とから構成されている。
エスカレータ部89は、内部にメダル8の厚さ分の溝90が形成され、エスカレータ部89に挿入されたメダル8は溝90に沿って内部を移動する。
また、メダル送出部88は、メダル受けタンク81内のメダル8をエスカレータ部89に送出するものである。メダル送出部88は、メダル案内部91と、メダル揚送ローラ92と、メダル揚送ローラ92を支持するローラ支持部93と、メダル揚送ローラ92を駆動する揚送モータ94とを有する。そして、メダル受けタンク81から排出されたメダル8はメダル案内部89によって鉛直方向に向きを変え、下端部からエスカレータ部89に挿入される。挿入されたメダル8は、揚送モータ94によって駆動される左右一対に設けられた揚送ローラ92により順次上方に搬送される。その後、エスカレータ部89の上端部89Aより一枚ずつ、貯蔵タンク82内に供給される。
貯留タンク82は、前記メダルリフト部87によって揚送されたメダル8を貯蔵するタンクである。そして、メダル投入ボタン66が押下された際には貯蔵したメダル8を設定された所定枚数分、ホッパー70によってメダル排出口63より排出する。
また、貯蔵タンク82の上部には、投入されるメダル8の枚数を計測する投入メダル検出センサ83が設けられている。メダル検出センサ83は光等を利用し、メダル8の通過を検出する非接触式のセンサであるが、アーム等を利用した接触式のセンサでもよい。
ホッパー70は、貯蔵タンク82内に貯蔵されたメダル8、若しくはメダルタンク57内のメダル8を所定枚数送出する装置である。ホッパー70内の下部には、前記したように円板状に形成されたメダル排出円板85が設けられ、排出モータによって回転駆動される。
また、メダル排出口63には払出数検知センサ86が設けられている。ホッパー70によって払い出されたメダル8の枚数は、払出数検知センサ86によって検出され制御部59に対して送信される。制御部59はその枚数が所定枚数に到達すると、メダル排出円板85の駆動を停止して、メダルの払い出しを停止する。従って、所定枚数のみのメダル8をホッパー70で払い出すことが可能である。
そして、紙幣挿入口62より挿入された紙幣が紙幣識別器68によって真の紙幣と判別された場合に、制御部59によって排出モータが駆動制御され、メダルタンク57より所定枚数のメダル8をメダル排出口63より排出する。
また、メダル投入ボタン66が押下されると、貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8が投入枚数設定ボタン67により設定されたメダル枚数に従って、ホッパー70により排出される。そして、排出された枚数に基づいて、液晶表示部65に表示されるメダル枚数を減少させる。
排出されたメダル8は、メダル誘導ノズル71に誘導されてパチスロ機2のメダル投入口35よりパチスロ機2に自動的に投入される。そして、パチスロ機2では投入されたメダル8を用いて前記1−BETスイッチ37等によりBETされ、スタートレバー47により遊技が開始される。また、メダル貯留枚数表示部16により、現在パチスロ機2に貯留されているメダル8の枚数が表示される。
以上のように構成されたメダル貸出機1によって、パチスロ機2のメダル払出口45から排出されたメダル8は、メダル搬送ベルト72によってメダル貸出機1のメダル受けタンク81に搬送され、さらにメダルリフト部87によって投入メダル検出センサ83を通して貯蔵タンク82に貯蔵される。
そして、メダル投入ボタン66が押下されると、設定された枚数のメダルがメダル誘導ノズル71を介して再びパチスロ機2のメダル投入口35に自動的に投入される。
従って、遊技者はパチスロ機2より払い出されたメダル8の枚数を液晶表示部65により容易に知ることが可能となるとともに、任意のタイミングで所有するメダルより自動的に所定枚数のメダルをパチスロ機2に投入することができるので、遊技者の疲労を軽減し、遊技を集中して行わせることができる。また、現在の遊技状態の把握が容易となり、遊技者は円滑な遊技を行うことができる。
次に、メダル貸出機1の制御系に係る構成について図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係るメダル貸出機の制御系を模式的に示すブロック図である。
メダル貸出機1は、図5に示すように、制御部59、及びいくつかの周辺装置機器により構成されている。制御部59は、メイン制御用CPU101と、ROM102と、RAM103とからなっている。ROM102は、例えば、半導体メモリ等により構成され、メダル貸出機1の基本的な機能を実現させるためのプログラム、その他メダル貸出機1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM103は、メイン制御用CPU101で演算された各種データ、現在貯蔵タンク82に貯蔵されているメダルの枚数、投入枚数設定ボタン67により設定されたメダルの投入枚数等を一時的に記憶しておくメモリである。
そして、メイン制御用CPU101は、接続された各種装置、センサ等からの入力信号、及び、ROM102とRAM103とに記憶されたデータやプログラムに基づいて、各種の処理を実行し、その結果に基づいて、メダル貸出機1を構成する周辺機器を制御し、メダル8の貸し出し、及び貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8の払い出し等を行う。
図5に示すように、メイン制御用CPU101には、紙幣検出センサ99、紙幣識別器68、及び紙幣引き込み装置104が接続されている。紙幣検出センサ99は紙幣挿入口62に紙幣が挿入された場合に、それを検出する。そして、検出信号をメイン制御用CPU101に対して送信し、それを受けてメイン制御用CPU101は紙幣引き込み装置104を駆動させる。駆動された紙幣引き込み装置104は、メダル貸出機1の内部へと挿入された紙幣を引き込む。また、紙幣識別器68は、紙幣挿入口62より挿入された紙幣の真偽を判別するものである。そして、判別結果の信号がメイン制御用CPUに送られる。
その結果、紙幣挿入口62より挿入された紙幣が真の紙幣と判別された場合には、メイン制御用CPU101は紙幣引き込み装置104を再度駆動させ、紙幣貯留箱69に紙幣を複数枚重ねて貯留する。また、それと同時にメイン制御用CPU101は排出モータ105を駆動させ、ホッパー70により所定枚数のメダル8をメダル排出口63より払い出す。
一方、挿入された紙幣が真の紙幣でない場合には、紙幣引き込み装置を駆動させ、投入された紙幣を紙幣挿入口62から返却する。
また、メイン制御用CPU101には、メダル貸出機1の電源をON/OFFする電源スイッチ107が接続されている。そして、電源スイッチ107はメダル貸出機1の裏側に設けられ、遊技店側のみによって操作可能となっている。
また、メイン制御用CPU101には、メダル投入ボタン66、及び投入枚数設定ボタン67が接続されている。そして、メイン制御用CPU101は各ボタンの押下等により出力される操作信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
具体的には、メダル投入ボタン66が押下されると、RAM103の投入枚数記憶エリア103B(図6参照)に記憶された投入枚数分のメダルをホッパー70によりメダル排出口63から払い出す。尚、貯蔵タンク82内のメダルの枚数が、払い出し枚数に満たない場合には、貯蔵タンク82内に残るメダル分のみの払い出しを行う。
投入枚数設定ボタン67が押下されると、液晶表示部65に現在の投入枚数記憶エリア103Bに記憶された投入枚数を表示する。そして、投入枚数設定ボタン67の操作に基づいて表示された投入枚数を変化させるとともに、変更された投入枚数を投入枚数記憶エリア103Bに随時更新して記憶する。
また、メイン制御用CPU101には、ホッパー70が接続されている。メイン制御用CPU91からの命令信号により、ホッパー70の排出モータ105が駆動し、メダル排出面盤85を回転させることによって、メダル8をメダル排出口63から払い出す。ここで、メダル排出口63には払出数検知センサ86が設けられており、払い出されたメダルの枚数を検出し、メイン制御用CPU101に対して送信する。そして、メイン制御用CPU101は所定の枚数(紙幣が投入された場合にはその紙幣価値に対応した枚数、メダル投入ボタン66が押下された際には投入枚数設定ボタン67で設定された枚数)に達した際に排出モータ105の駆動を停止する。
また、メイン制御用CPU101には、ベルト駆動モータ77が接続されている。ベルト駆動モータ77は、前記したようにメダル搬送ベルト72を駆動する駆動ローラ73に対して回転駆動を与える駆動源である。そして、ベルト駆動モータ77を駆動させることにより、駆動ローラ73及び支持ローラ74に架設された無端ベルト75は回転運動され、パチスロ機2のメダル受け部46に払い出されたメダル8はメダル搬送ベルト72上を搬送され、メダル貸出機1のメダル搬入口64よりメダル受けタンク81に投入される。
また、メイン制御用CPU101には、揚送モータ94(図4参照)が接続されている。揚送モータ94は、前記したようにメダルリフト部87のメダル送出部88においてメダル8を送出するメダル揚送ローラ92を駆動する駆動源である。そして、揚送モータ94を駆動させることにより、メダル受けタンク81から排出されたメダル8は一対に設けられた揚送ローラ92により順次上方に搬送される。その後、エスカレータ部89の上端部89Aより一枚ずつ、貯蔵タンク82内に供給される。
また、メイン制御用CPU101には、投入メダル検出センサ83が接続されている。投入メダル検出センサ83は、貯蔵タンク82の上部に設けられ、メダルリフト部87によって揚送されたメダル8が貯蔵タンク82に投入される際に、その投入されたメダルの通過を検出し、メイン制御用CPU101に対して検出信号を送信する。そして、メイン制御用CPU101は、検出信号に基づいて現在の貯蔵タンク82内に貯蔵されているメダルの枚数を計測し、RAM103の貯蔵メダル枚数記憶エリア103Aに記憶された貯蔵メダル枚数を更新するとともに、液晶表示部65に記憶された貯蔵メダル枚数を表示させる。
更に、メイン制御用CPU101には、液晶駆動回路106を介して液晶表示部65が接続されている。この点、液晶駆動回路106は、プログラムROM、画像ROM、画像制御CPU、ワークRAM、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)及びビデオRAMなどで構成されている。そして、プログラムROMには、液晶表示部65での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROMには、例えば、液晶表示部65で表示される画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPUは、メイン制御用CPU101で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM内に予め記憶されたドットデータの中から液晶表示部65に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAMは、前記画像制御プログラムを画像制御CPUで実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDPは、画像制御CPUで決定された表示内容に応じた画像を形成し、液晶表示部65に出力するものである。尚、ビデオRAMは、VDPで画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、図6に示すように、RAM103には、現在の貯蔵タンク82に貯蔵されたメダルの枚数が記憶される貯蔵メダル枚数記憶エリア103A、並びに、メダル投入ボタン66を押下することにより投入されるメダルの枚数が記憶される投入枚数記憶エリア103Bが設けられている。
続いて、メダル貸出機1におけるメイン処理プログラムについて図7に基づき説明する。図7はメダル貸出機におけるメイン処理プログラムのフローチャートである。これら図7にフローチャートで示される各プログラムはメダル貸出機1が備えているROM102やRAM103に記憶されており、メイン制御用CPU101により実行される。
先ず、電源スイッチ107により電源がオンされると、ステップ(以下、Sと略記する)1において各メモリのクリア、各設定の初期化が行なわれる。そして、各種の初期設定が行なわれた後、基本制御が開始される。尚、S1の初期化処理において、RAM103の投入枚数記憶エリア103Bに記憶される投入枚数は初期値である「3枚」に設定される。
次に、S2において、メイン制御用CPU101は、紙幣挿入口62に紙幣が挿入されたか否かを判断する。紙幣挿入口62には前記したように紙幣検出センサ99が設けられており、紙幣が挿入された場合には紙幣検出センサ99より検出信号がメイン制御用CPU101に送信される。
そして、紙幣が検出された場合(S2:YES)には、続いて、挿入された紙幣が真の紙幣(例えば1000円札)であるか否かが判断される(S3)。真の紙幣であるか否かの判断は紙幣識別器68によって判断される。挿入された紙幣が真の紙幣と判別された場合(S3:YES)には、メイン制御用CPU101に判別信号が送られる。そして、メイン制御用CPU101はホッパー70の排出モータ105を駆動させ、メダルタンク57内に貯蔵されたメダル8をメダル排出口63より所定枚数送り出す(S4)。尚、送り出されたメダル8はメダル誘導ノズル71を通って、パチスロ機2に自動的に投入される。更に、挿入された真の紙幣は、紙幣引き込み装置104により引き込まれ、紙幣貯留箱69に複数枚重ねて貯留される。その後、S2へと戻り継続して処理を行う。
一方、真の紙幣でないと判断された場合(S3:NO)には、その旨の信号がメイン制御用CPU101に送られる。そして、メイン制御用CPU101は紙幣引き込み装置104を駆動させ、投入された紙幣を紙幣挿入口62から返却する(S5)。その後、S2へと戻り継続して処理を行う。
次に、S6では、メダル投入ボタン66が押下されたか否かが判断される。メイン制御用CPU101はボタンの押下により出力される操作信号に基づき判断を行う。
メダル投入ボタン66が押下された場合(S6:YES)には、先ず、RAM103の投入枚数記憶エリア103Bに記憶されたメダル投入枚数を読み出す(S7)。メダル投入枚数は、前記S1の電源投入時において初期値である「3枚」に設定され、また、投入枚数設定ボタン67によりその枚数を変更することが可能である(S12〜S13)。
続いて、S8では前記S7で読み出された投入枚数に従って、所定枚数のメダル8を払い出す。具体的には、メイン制御用CPU101がホッパー70の排出モータ105を駆動させ、貯蔵タンク82に貯蔵されたメダル8を読み出した投入枚数分だけメダル排出口より排出する。その後S9へと移行する。
S9では、前記S8で払い出されたメダルの枚数に従ってRAM103の貯蔵メダル枚数記憶エリア103Bに記憶された貯蔵メダル枚数を更新する(払い出されたメダルの枚数分減らす)。
ここで、貯蔵メダル枚数記憶エリア103Bに記憶された貯蔵メダル枚数は、現在貯蔵タンク82に貯蔵されたメダルの枚数である。貯蔵タンク82には、前記したようにパチスロ機2から払い出されたメダル8がメダル搬送ベルト72、メダルリフト部87(図2、図3参照)を介して投入され、貯蔵される。そして、貯蔵タンク82の上部に設けられた投入メダル検出センサ83が貯蔵タンク82に投入されたメダル8を検出し、貯蔵メダル枚数記憶エリア103Bの貯蔵メダル枚数を更新している(投入されたメダルの枚数分増やす)。
そして、前記S9で払い出されたメダル8の枚数に基づいて、液晶表示部65に表示されるメダル枚数を変更する(払い出したメダル枚数分減少する)。液晶表示部65には、貯蔵メダル枚数記憶エリア103Bに記憶された貯蔵メダル枚数が表示されている。従って、遊技者は現在所有するメダル8の数を容易に知ることが可能であり、遊技状態に従った適切な遊技判断をすることが可能となる。その後、S2へと戻り継続して処理を行う。
S11においては、投入枚数設定ボタン67が押下されたか否かが判断される。メイン制御用CPU101はボタンの押下により出力される操作信号に基づき判断を行う。
投入枚数設定ボタン67が押下された場合(S11:YES)には、液晶表示部65に現在設定された投入枚数を表示し、遊技者はその表示に基づいて投入枚数設定ボタン67を操作して投入枚数の設定を行う(S12)。
続いて、S13においては、RAM103の投入枚数記憶エリア103Bに記憶されたメダル投入枚数を前記S12で設定された投入枚数に更新する。そして、メダル投入ボタン66が押下された場合には、その更新された投入枚数に従って、ホッパー70によりメダルを払い出す(S8)。その後、S2へと戻り継続して処理を行う。
一方、投入枚数設定ボタン67についても押下されないと判断された場合(S11:NO)には再度S2へと戻る。
以上説明した通り本実施形態に係るメダル貸出機1では、パチスロ機2のメダル払出口45から排出されたメダル8は、メダル受け部46からメダル搬送ベルト72によってメダル貸出機1のメダル受けタンク81に搬送され、さらにメダルリフト部87によって投入メダル検出センサ83を通して貯蔵タンク82に貯蔵される。そして、メダル投入ボタン66が押下されると、設定された枚数のメダルがメダル誘導ノズル71を介して再びパチスロ機2のメダル投入口35に自動的に投入さるので、遊技者は任意のタイミングで自動的に所有するメダルより所定枚数のメダルをパチスロ機2に投入することができる。従って、遊技者の疲労を軽減し、且つ、安定した遊技状態による遊技が可能であり、遊技を集中して行うことができる。
また、貯蔵タンク82に投入メダル検出センサ83を設け、液晶表示部65に現在貯蔵タンク82内に貯蔵されているメダルの枚数を表示させることができるので、遊技者はパチスロ機2より払い出されたメダル8の枚数を液晶表示部65により容易に知ることが可能となる。従って、現在の遊技状態の把握が容易となり、遊技者は円滑な遊技を行うことができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態においては紙幣挿入口62及び紙幣識別器68を設け、挿入された紙幣に基づき、所定枚数のメダルの貸し出しを行うこととしているが、貸出用カードを読み取るためのカード挿入口及びカードリーダを設け、挿入された貸出用カードに基づいてメダルの貸し出しを行っても良い。
また、本実施形態においては、パチスロ機2のメダル受け部46よりメダル貸出機1へとメダルを搬送する手段として、無端ベルト75を用いたメダル搬送ベルト72が用いられているが、例えば、メダル受け部46からメダル搬入口64へと傾斜させたシュータを設け、メダルの重力によってメダルをメダル貸出機1へと移動させ搬送しても良い。
また、メダル排出口63に設けられたメダル誘導ノズル71の傾斜角度を自由に変更できるようにすることも可能である。それにより、メダル貸出機1をメダル投入口35の位置が異なる様々な種類のパチスロ機に対応させることができる。
本実施形態に係るパチスロ機及びメダル貸出機の正面図である。 本実施形態に係るメダル貸出機の側面図である。 本実施形態に係るパチスロ機及びメダル貸出機の正面図である。 本実施形態に係るメダル受けタンク及びメダルリフト部を示した斜視図である。 本実施形態に係るメダル貸出機の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係るメダル貸出機のRAMの記憶領域を示した模式図である。 本実施形態に係るメダル貸出機のメイン処理プログラムのフローチャートである。
符号の説明
1 メダル貸出機
2 パチスロ機
35 メダル投入口
45 メダル払出口
46 メダル受け部
59 制御部
63 メダル排出口
64 メダル搬入口
65 液晶表示部
66 メダル投入ボタン
67 投入枚数設定ボタン
70 ホッパー
71 メダル誘導ノズル
72 メダル搬送ベルト
73 駆動ローラ
74 支持ローラ
75 無端ベルト
82 貯蔵タンク
83 投入メダル検出センサ
87 メダルリフト部
101 メイン制御用CPU
102 ROM
103 RAM

Claims (9)

  1. 遊技結果に応じて遊技機の遊技媒体払出口より払い出された遊技媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された遊技媒体の数をカウントする遊技媒体カウント手段とを有することを特徴とする遊技媒体搬送装置。
  2. 前記搬送手段は、
    無端状の搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトに当設され搬送ベルトを駆動する駆動手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体搬送装置。
  3. 前記遊技媒体カウント手段によりカウントされた遊技媒体の数を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技媒体搬送装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技媒体搬送装置を備え、
    前記遊技媒体カウント手段によりカウントされた遊技媒体を貯蔵する貯蔵手段を有することを特徴とする遊技媒体貯蔵装置。
  5. 請求項4に記載の遊技媒体貯蔵装置を備え、
    前記貯蔵手段に貯蔵された遊技媒体を前記遊技機の遊技媒体投入口へ投入する遊技媒体投入手段を有することを特徴とする遊技媒体投入装置。
  6. 前記遊技媒体投入手段は、前記貯蔵手段に貯蔵された遊技媒体を所定数ごとに前記遊技機の遊技媒体投入口へ投入することを特徴とする請求項5に記載の遊技媒体投入装置。
  7. 前記遊技媒体投入手段により投入される前記所定数の遊技媒体の数を設定する投入数設定手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の遊技媒体投入装置。
  8. 投入ボタンを備え、
    前記投入ボタンを押した際に、前記遊技媒体投入手段は前記貯蔵手段に貯蔵された遊技媒体を前記所定数ごとに前記遊技媒体投入口に投入することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の遊技媒体投入装置。
  9. 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載された遊技媒体投入装置を備え、
    貸し出した遊技媒体を前記遊技媒体投入手段により遊技媒体投入口へ投入することを特徴とする遊技媒体貸出機。

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JP2018043053A (ja) * 2017-12-20 2018-03-22 株式会社三共 遊技用システム

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