JP2009226112A - メダル払い出し装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース体に回転自在に軸支された穴あき回転ディスクとベース体から突出するガイドピンによりメダルを払い出す払い出し装置において、正規の払い出し信号がなく払い出しが検知された場合に、前記ガイドピンをベース体内に位置させる。
【選択図】 図8
Description
すなわち、遊技者がメダルをスロットマシンに投入した後、スタートレバーを操作すると、複数の回転リールが一斉に回転駆動され、この後、ストップボタンを適宜押圧操作すると、ストップボタンに対応した回転リールが適宜停止するようになっている。そして、回転リールが停止した際に、リール窓内に表示された複数の図柄が特定の組合せに揃ったときに入賞となり、入賞すると、入賞により払い出すべき枚数のメダルがスロットマシンから遊技者に払い出されることとなる。
一般に、この様な払い出し装置は、遊技を制御する制御装置からの払い出し信号の入力をもって、払い出し制御手段が駆動モータ等を駆動させ、この駆動モータに接続された回転ディスクの回転動により、一枚ずつ外部へメダルを払い出すような回転型の払い出し装置が主流となっている。
そこで、この様な行為に起因した不正なメダルの払い出しを防止する技術として、メダル払い出し装置の回転ディスクを所定の契機以外はロックするロック手段を備えたものが知られている(特許文献1参照。)。
そこで、本願請求項に記載された発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、回転ディスクが不正な手段で回転駆動させられた場合であっても、回転ディスクの駆動部分に負荷を掛けずに効果的に不正行為を防止することが可能な払い出し装置を備えたスロットマシンを提供することである。
ある。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、ベース体と、ベース体に回転自在に軸着された回転ディスクと、回転ディスクを駆動する駆動装置と、遊技を制御する制御装置からの払い出し信号に基づいて駆動装置を制御する払い出し制御手段とを備えたメダル払い出し装置であって、回転ディスクは、厚さ方向に貫通し上面部からメダルを受け入れる収納孔と、回転ディスクの外周面に設けられたメダル放出口と、収納孔とメダル放出口とを連通するメダル通路と、を有し、
ベース体には、収納孔にメダルが収納されている場合に、このメダルと当接することで、収納されたメダルをメダル放出口を介して回転ディスク外へと押し出すガイドピンと、
ガイドピンを、収納孔に収納されたメダルと当接する突出位置と、当接しない退避位置とで出没自在に制御するガイドピン制御手段と、ガイドピンによって押し出されたメダルが通過する排出路と、を有するとともに、
ガイドピン制御手段は、払い出し制御手段によらずに駆動装置が作動した場合に、ガイドピンを突出位置から退避位置へと移動させるように形成されていることを特徴とする。
(特徴点)
請求項2記載の発明は、次の点を特徴とする。
ベース体と、ベース体に回転自在に軸着された回転ディスクと、回転ディスクを駆動する駆動装置と、制御装置からの払い出し信号に基づいて駆動装置を制御する払い出し制御手段とを備えたメダル払い出し装置であって、
回転ディスクは、厚さ方向に貫通し上面部からメダルを受け入れる収納孔と、
回転ディスクの外周面に設けられたメダル放出口と、
収納孔とメダル放出口とを連通するメダル通路とを有し、
ベース体には、収納孔にメダルが収納されている場合に、このメダルと当接することで、収納されたメダルをメダル放出口を介して回転ディスク外へと押し出すガイドピンと、
ガイドピンを、収納孔に収納されたメダルと当接する突出位置と、当接しない退避位置とで出没自在に制御するガイドピン制御手段と、
ガイドピンによって押し出されたメダルが通過する排出路とが形成されるとともに、
ガイドピン制御手段は、常態においてガイドピンを待避位置に置き、払い出し制御手段による駆動装置の作動が行われたときに、ガイドピンを待避位置から突出位置へと制御するように形成されたことを特徴とするメダル払い出し装置。
(スロットマシン1)
本実施形態に係るスロットマシン1は、図1に示すように、当該スロットマシン1の各種装置を収納するために、正面形状が長方形となった箱状の本体キャビネット2を備えたものとなっている。
前扉3は、上部扉3Aと下部扉3Bとの2枚の扉から構成されている。
上部扉3Aには表示窓が設けられ、この表示窓4の奥に第1リール5、第2リール6、第3リール7が配設されている。各リールの外周には様々な図柄13が一定ピッチで配列され、各リールが停止した状態では表示窓4を通して1リール当たり3個の図柄13が観察されるようになっている。これにより、各リールの図柄13を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。ここで、「入賞」とは、各リールの外周に配列された図柄13が予め定められた所定の組合せで、表示窓4の入賞ラインに揃って観察可能に表示されることをいう。
また、前扉3の上方左右の角隅近傍には、種々の音声を出力するためのスピーカ16 が設けられている。
下部扉3Bの上部には、遊技を開始させるスタートレバー17、スタートレバー17の操作により回転する各リール5、6、7を停止させるための第1〜第3のストップボタン18が設けられている。また、これらの近傍には、貯留(クレジット)されているメダルから3枚のメダルを該ゲームに賭けるためのマックスベットスイッチ19、貯留(クレジット)されているメダルから1枚のメダルを該遊技に賭けるためのシングルベットスイッチ20、貯留(クレジット)されたメダルを受皿へと払い戻すための精算スイッチ21が設けられている。
(制御装置26)
制御装置26は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされたものである。
このような制御装置26は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。
一方、制御信号出力部には、リールユニット4、払い出し装置27、装飾ランプ部15及びスピーカ16、並びに、表示装置14等、能動的に動作する装置が電気的に接続されている。これにより、制御装置26は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット4、払い出し装置27、装飾ランプ部15、スピーカ16、及び、表示装置14等の動作制御が行えるようになっている。
(遊技制御手段28)
遊技制御手段28は、スタートレバー17及びストップスイッチ18の操作に対応した回転リール10、11、12の回転開始あるいは回転停止等の動作を制御するリール制御手段29と、所定の当選フラグが成立したか否かを抽選する当否抽選手段30、停止した回転リールに表示された図柄13に基づいて入賞したか否かの判定を行う入賞判定手段31とを少なくとも有している。
(演出制御手段32)
演出制御手段32は、遊技制御手段28からの信号に応じて、当選役や、その入賞の可否、遊技の進行状態等に合わせて、発光演出手段33、音演出手段34、表示演出手段35のいずれかを単独で、又は、組み合わせて実行することにより遊技の興趣を盛り上げる演出を実行させる。
発光演出手段33は、装飾ランプ部15を、点灯、点滅等の種々の発光態様により発光させ、遊技の進行状態あるいは特定の当選役に当選したこと等を報知する演出を行う。
(音演出手段34)
音演出手段34は、スピーカ16によって、当選した役に対応する効果音や、特定の図柄13の組合せを表示(入賞)させることができた場合に入賞音を発生させる等、音による演出を行う。
(表示演出手段35)
表示演出手段35は、液晶等からなる表示装置14に、キャラクターや、アニメーション等を表示させることにより、遊技結果を示唆する演出や、遊技の状況を報知する演出等を表示する演出を行う。
払い出し制御手段36は、制御装置26からの正規の払い出し信号、すなわち入賞判定手段31による入賞判断を受けての払い出し信号、若しくは、メダルが貯留(クレジット)されている場合の精算スイッチ21の操作信号の入力により、払い出し装置27を作動させメダルを払い出す。また払い出し制御手段36は、正規の払い出し信号を受けていないにもかかわらず、駆動装置41による回転ディスク39の回転を検知した場合は、ガイドピン制御手段70に制御信号を出力する。
ガイドピン制御手段70は、払い出し制御手段36からの制御信号を受けて、後述するガイドピンユニット62のソレノイド66に励磁信号を出力し、ガイドピン50、51を待避位置に移動させる。
次に、このスロットマシン1に組み込まれる払い出し装置27について、図3〜図9を参照して説明する。
払い出し装置27は、入賞に対するメダルの払い出しや、精算スイッチ21を押圧操作したときに貯留(クレジット)されたメダルの払い出しを行う装置である。この払い出し装置27は、図2に示すように、メダルを貯留する貯留タンク37、複数のメダル収納孔38を有する回転ディスク39、回転ディスク39が回転自在に軸支されるベース体40、回転ディスク39を回転駆動する駆動装置41から主に構成されている。
(貯留タンク37)
貯留タンク37は、図3に示すように、ベース体40に取り外し自在に組み付けられるとともに、その上面部及び底面部が開口され、その断面積が下に向かって小さくなるよう上面部から底面部に向けて先窄まりとなるように構成されている。この貯留タンク37の上面部からは、メダル投入口22から投入されたメダルが送り込まれる他に、例えば遊技場に設置されたメダル供給装置から供給されるメダルが送り込まれる場合もある。この貯留タンク37の底面部に設けられた開口は円形状に形成されており、回転ディスク39よりも、僅かに小さい円形開口を形成するようになっている。
(回転ディスク39)
回転ディスク39は、図4に示すように、メダル厚よりも厚い厚さ寸法を有する円盤状に形成され、厚さ方向に貫通するメダル収納孔38が、円周方向に沿って5つ開設されている。このメダル収納孔38は、メダルより僅かに大きく形成されており、貯留タンク37内に貯留されたメダルを回転ディスク39の上面から受け入れて、その内部に保持できるように形成されている。また、回転ディスク39の中央部には、後述する駆動装置41の駆動軸42と同時に回転するように接続固定するための固定孔43が開設されている。
また、この回転ディスク39のメダル収納孔38に位置しているメダルは、ベース体40の表面を移動していくが、ここでこのメダルが移動するベース体表面をメダル載置面47と称する。
更にこの各放出口44は、回転ディスク39の外周面付近で、かつ回転ディスク39の上面側に位置する屋根部を有し、各放出口44は正面門型に切り欠かれているように見える。
一方、メダル収納孔38、メダル通路45及び放出口44にかけて、回転ディスク39の裏面には、回転ディスク39の回転方向に沿った2重円状となるような2つの溝48、及び溝49が設けられている。従って、回転ディスク39の裏面には、2つの溝48及び溝49に囲まれた結果、突条のように下方に突出しているメダルガイド部46が設けられていることとなる。
メダル収納孔38に位置しているメダルは、回転ディスク39の回転に伴って、メダルガイド部46の高さ方向側面で、メダル載置面47を滑るようにして回転ディスク39の回転方向、及び放出口44方向に向かって案内可能に形成されている。これにより、回転ディスク39のメダル収納孔38に受け入れられたメダルは、回転ディスク39の回転とともに周回し、メダル通路45を介して、放出口44から送り出される。
次に、ベース体40について、図3、図8、及び図9を用いて説明する
(収納部52)
ベース体40は、図3に示すように、略箱形状から構成されており、その上面部40aが傾斜した斜面から構成されている。この上面部40aの略中央には、円筒形状に窪んだ収納部52が設けられており、この収納部52に、回転ディスク39が収納される。
(メダル載置面47)
収納部52の底面にはメダル載置面47が形成され、メダル収納孔38に保持されたメダルをその表面にて載置した状態で回転移送させる。このメダル載置面47には、回転ディスク39の回転中心から、2つの溝48、49間での距離に等しい距離のところに、ガイドピン50、51が挿通するピン挿通孔67、67が設けられている。また、収納部52の中心には後述する駆動装置41の駆動軸42が挿通される駆動軸挿通口53が設けられている。
(排出路54)
収納部52の周縁52aの一部は切り欠かれており、回転ディスク39から送り出されたメダルが通過する排出路54が形成されている。
(カウンターアーム55)
この排出路54の内部には、排出路54を通過するメダルを検知するとともに、排出路54の所定の位置に達したメダルを図示せぬ払い出しシュートに向けて弾き出すカウンターアーム55が設けられている。
カウンターアーム55は、軸部56と、被押圧部57と、これらを連結するアーム部58とを備えている。軸部56は、ベース体44の内部に軸支されており、軸部56が回動したときに、後述するフォトインタラプタ59によって、その回動が検知されるインデックス60が設けられている。
この被押圧部57は、アーム部58に、回転自在に軸支されるとともに、回転ディスク39から送り出されるメダルの周面に押圧されることで、図6中のガイド孔61に沿って移動自在に形成されている。
カウンターアーム55のアーム部58には、図示せぬ付勢部材が組み付けられており、この付勢部材によりカウンターアーム55が初期位置(図5における位置)に向けて付勢されている。
つまり、このカウンターアーム55により、メダル収納孔38に保持したメダルが回転ディスク39の回転動による遠心力で、メダル払い出し口24へと送り出されてしまうような意図せぬ払い出しを防ぐ役割も備えもつ。
フォトインタラプタ59は、カウンターアーム55が回転したときに、その軸部56に設けられたインデックス60を検知するために設けられている。このフォトインタラプタ59によってインデックス60が検知されると、その検知信号が制御装置26に払い出し検知信号として出力される。
なお制御装置26では、駆動装置41の電流値変化を取得している。駆動装置41が、メダルを払い出すために回転ディスク39の回転を開始すると、一定値の範囲での電流値の変化が生じる。従って、メダルを払い出すために行われる回転ディスク39の回転開始は、取得している電流値変化としてとらえることができる。
ベース体40の内部には、図7及び図8に示すようにガイドピンユニット62と、駆動装置41とが、それぞれの挿通口に対応する位置に設けられている。
(ガイドピンユニット62)
ガイドピンユニット62は、2つのガイドピン50、51と、この2つのガイドピンを反突出方向で連結する連結部材65と、2つのガイドピン50、51を突出方向に付勢する付勢部材64と、連結部材65を2つのガイドピン50、51の反突出方向に移動させるためのソレノイド66を備えている。またここで、前記連結部材65及び付勢部材64は、ベース体40内部に設けられたガイドピンユニット収納部63に収納するように形成されている。
ガイドピン50、51は、円柱状に形成されており、ベース体40に設けられたピン挿通孔67、67を介して、メダル載置面47から突出する突出部50a、51aと、突出部50a、51aと反対側の端部外周面に設けられ、突出部50a、51aの突出位置を規制する鍔部50b、51bとから構成されている。これらガイドピン50、51は付勢部材64によって突出方向に向かって付勢されており、この付勢部材64によって、ベース体40のメダル載置面47から突出した状態(以下、「突出位置」)を維持するように形成されている。
ソレノイド66は、連結部材65の結合部68と結合しており、ガイドピン制御手段70の励磁信号を受けて励磁状態になると、連結部材65を介してガイドピン50、51を同時に反突出方向に向けて移動させるとともに、ガイドピン50、51を、ベース体40のメダル載置面47から突出しない状態(以下、「退避位置」)へ維持するように形成されている。
(駆動装置41)
駆動装置41は、ベース体40内部に設けられた駆動モータ71と、駆動軸挿通口53に挿通して回転ディスク39と接続される駆動軸42とから構成されている。
次に、このような払い出し装置27を搭載したスロットマシン1におけるメダルの払い出し制御及び動作について説明する。
本実施例の様なスロットマシン1において、正規にメダルの払い出しを行う場合は、遊技を制御する制御装置によって、入賞によるメダルの払い出し信号が払い出し制御手段36に入力された場合と、メダルが貯留(クレジット)されている場合において精算スイッチ21の操作により払い出し信号が払い出し制御手段36に入力された場合である。
払い出し信号が入力された払い出し装置27は駆動モータ71を駆動させ、回転ディスク39を図5中A方向に回転させる。回転ディスク39の回転により、貯留タンク37の最下部に貯留されるメダルのいずれかが回転ディスク39のメダル収納孔38のいずれかに入り込む。そして、メダル収納孔38に入り込んだメダルMは、回転ディスク39とともに回転する。
更に、回転ディスク39の回転が進むと、今度は図6に示すようにガイドピン51の外周面と当接する。そして、やはり、ガイドピン51とメダルガイド部46に挟持されたメダルMは、メダル通路45内を回転ディスク39の外周方向に向けて、更に押し出される。この際、図6に示すように、回転ディスク39の外周方向に押し出されたメダルMがカウンターアーム55の被押圧部57と当接し、カウンターアームの初期位置への付勢力に抗して排出路54に押し出される。これにより、カウンターアーム55が軸部56を中心に回転する。そして、この回転により、フォトインタラプタ59によってカウンターアーム55のインデックス60が検知され、制御装置26に出力される。
このように、制御装置26では、メダル払い出しのための信号を駆動装置41に送信している。
一方、前記したように、制御装置26では、駆動装置41の電流値変化を取得している。
このような場合には、制御装置26からガイドピン制御手段70に制御信号を出力する。
制御装置26からの制御信号を受けたガイドピン制御手段70は、ガイドピンユニット62のソレノイド66に励磁信号を出力する。そして、励磁信号を受けたソレノイド66は連結部材65を下方に向けて移動させ、ガイドピン50、51を図9に示す退避位置へと維持する。そのため、メダル収納孔38に保持されたメダルMは、ガイドピン50、51の外周面に当接せず、放出口44に向かってガイドされない。つまり、外周方向に押し出されることなくメダル収納孔38に保持されたままとなるので、回転ディスク39が回転してもメダルが払い出される事がない。また、カウンターアーム55をメダルの払い出し方向とは逆向きに付勢するように形成しているため、回転ディスク39の回転動によって生じる遠心力によって、メダルが払い出されてしまうこともない。
上述したように本実施形態によれば、不正な手段によって払い出し装置27が駆動させられたとしても、メダルを払い出すことがないので遊技の公正を保つことができる。また、回転ディスク39を係止手段などにより、物理的にロックしないので、不正な手段により払い出し装置27の駆動信号が出力され続けた場合においても、駆動装置41に過負荷がかかり続けることがないため、好適である。
しかしながら、ガイドピン制御手段70は、常態、つまり、制御装置26から払い出し信号が出力されていない状態において、ガイドピン50、51を待避位置に置き、払い出し制御手段36による駆動装置41の作動が行われたときに、ガイドピンを50、51を待避位置から突出位置へと制御するように形成することもできる。この様にした場合においても、メダルの不正な払い出し行為を効果的に防ぐことができる
21 精算スイッチ
27 払い出し装置
36 払い出し制御手段
39 回転ディスク
40 ベース体
62 ガイドピンユニット
65 連結部材
68 結合部
70 ガイドピン制御手段
Claims (2)
- ベース体と、ベース体に回転自在に軸着された回転ディスクと、回転ディスクを駆動する駆動装置と、制御装置からの払い出し信号に基づいて駆動装置を制御する払い出し制御手段とを備えたメダル払い出し装置であって、
回転ディスクは、厚さ方向に貫通し上面部からメダルを受け入れる収納孔と、
回転ディスクの外周面に設けられたメダル放出口と、
収納孔とメダル放出口とを連通するメダル通路とを有し、
ベース体には、収納孔にメダルが収納されている場合に、このメダルと当接することで、収納されたメダルをメダル放出口を介して回転ディスク外へと押し出すガイドピンと、
ガイドピンを、収納孔に収納されたメダルと当接する突出位置と、当接しない退避位置とで出没自在に制御するガイドピン制御手段と、
ガイドピンによって押し出されたメダルが通過する排出路とが形成されるとともに、
ガイドピン制御手段は、払い出し制御手段によらずに駆動装置が作動した場合に、ガイドピンを突出位置から退避位置へと制御するように形成されたことを特徴とするメダル払い出し装置。 - ベース体と、ベース体に回転自在に軸着された回転ディスクと、回転ディスクを駆動する駆動装置と、制御装置からの払い出し信号に基づいて駆動装置を制御する払い出し制御手段とを備えたメダル払い出し装置であって、
回転ディスクは、厚さ方向に貫通し上面部からメダルを受け入れる収納孔と、
回転ディスクの外周面に設けられたメダル放出口と、
収納孔とメダル放出口とを連通するメダル通路とを有し、
ベース体には、収納孔にメダルが収納されている場合に、このメダルと当接することで、収納されたメダルをメダル放出口を介して回転ディスク外へと押し出すガイドピンと、
ガイドピンを、収納孔に収納されたメダルと当接する突出位置と、当接しない退避位置とで出没自在に制御するガイドピン制御手段と、
ガイドピンによって押し出されたメダルが通過する排出路とが形成されるとともに、
ガイドピン制御手段は、常態においてガイドピンを待避位置に置き、払い出し制御手段による駆動装置の作動が行われたときに、ガイドピンを待避位置から突出位置へと制御するように形成されたことを特徴とするメダル払い出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2008
- 2008-03-25 JP JP2008077652A patent/JP2009226112A/ja active Pending
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