JP2006198089A - スロットマシン - Google Patents

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Yasushi Iwata
康司 岩田
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Samii Kk
サミー株式会社
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Abstract

【課題】 メダル払出口から異物挿入等の不正行為を防止する手段を備えたスロットマシンを提供する。
【解決手段】 メダル投入口71から投入されたメダルの真偽を判定するメダルセレクタ34を備え、メダルセレクタ34により偽と判定されたメダルをキャンセルシュート36に導くようにしたスロットマシンにおいて、このキャンセルシュート36内に回転可能な遮蔽回転体80を備えている。この遮蔽回転体80は、遮蔽回転体80の回転と共にキャンセルシュート36内の通路を塞ぐように回転移動する遮蔽部材と、メダルセレクタ34から排出されたメダルを収納するメダル収納空間部とを備えている。メダル収納空間部に収納したメダルは、遮蔽回転体80の回転によりキャンセルシュート36の下方部に落下し、メダル払出口61からメダル受皿6aに払出される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機であるスロットマシン、特に、不正行為を防止する手段を備えたスロットマシンに関するものである。
一般的なスロットマシンは、前扉に形成された透明な表示窓を通して筐体内に配設された3列のリールが目視される。各リールの周面には複数種類の図柄が配列されて描かれている。遊技者は、遊技媒体であるメダルを所定の枚数メダル投入口に投入してスタートレバーを傾倒操作すると、リールは一斉に回転を開始して図柄が変動表示される。続いて、回転する各リールを個別に停止させるためのストップボタンを押圧操作すると、回転しているリールは制動されて停止する。そして、各リールが表示する図柄の組み合せが入賞役に係る図柄の組み合せになって有効ライン上に揃うと入賞が確定し、この入賞図柄の組み合せに応じた数のメダルがメダルホッパ装置からコイン受皿に払出される。
上記のような構成のスロットマシンにおいては、遊技者がスタートレバーを傾倒操作させた時点で、内部抽選と呼ばれる乱数を使った入賞役(特別入賞役、小役、リプレイ)の抽選が行なわれる。すなわち、スロットマシンは、内部抽選によってある入賞役に当選したとき、この当選した入賞役に係る図柄を記憶し、ストップボタンが押圧操作された時点から所定時間(例えば190m秒)内にこの図柄を有効ライン上に停止させることが可能である場合、当該リールの回転を制御してこの入賞に係る図柄を有効ライン上に停止させている(このようなリール制御を「引き込み制御」という)。これにより、スロットマシンの入賞またはハズレを決定づける要素は、乱数を使った内部抽選に大きく依存することとなり、熟練遊技者等による遊技の技術的介入を排除して、公正な遊技が行えるようになっている。
このようなスロットマシンにおいては、メダル投入口の下方にはメダルセレクタが設置されている。このメダルセレクタは、メダル投入口から投入されたメダルの真偽の判定と、その枚数を計測するために設定されている。メダルセレクタにより正しいと判定されたメダルは、メダルホッパ装置に導かれる。一方、不正と判定されたメダルは、選別されてメダルセレクタからキャンセルシュートに排出される。キャンセルシュートは、スロットマシンの筐体前面部に設けられているメダル受皿にメダル払出口を介して連通している。このため、不正と判定されたメダルは、メダル受皿に戻されるようになっている。
なお、メダルセレクタは、メダル投入口から投入されたメダルを案内通路上に導きながら、光センサ、磁気センサ等によりメダルの大きさや材質等についてその真偽を判定し、真正なメダルについてはその枚数を計測する機能を備えている。
また、スロットマシンの筐体内には、遊技者が入賞役を獲得したときにメダルを払出すためのメダル払出装置が設けられている。このメダル払出装置は、メダルを貯留するためのメダルホッパ装置と、このメダルホッパ装置の底部にモータにより回転するディスク部と、メダルホッパ装置下部に形成されたメダル排出口、等から構成されている。また、ディスク部の上面には1枚のメダルを嵌入させるための凹部が複数配設されている。そして、遊技者が入賞役を獲得すると、スロットマシンの動作制御プログラムは、このモータを作動させてディスク部を回転させ、凹部に嵌入しているメダルをメダル排出口から入賞役に相当する枚数分のメダルをキャンセルシュートに1枚ずつ払出す処理を行う。キャンセルシュートに排出された入賞役に相当する枚数分のメダルは、キャンセルシュート下端のメダル払出口からメダル受皿に払出される。
さらに、メダル投入口から投入されたメダルについて、メダルセレクタに設置されている光センサが1ゲームに必要な所定の枚数分を計測すると、スロットマシンの動作制御プログラムは、メダル払出装置のディスク部の回転を停止する制御を行うようにしている。
このような構成のスロットマシンにおいては、筐体前面部に設置されているメダル受皿のメダル払出口から異物、例えば、ピアノ線等の針金を挿入して、メダルセレクタに設置されているセンサを誤動作させるという不正行為が発生することがあった。メダルセレクタに設置されているセンサが誤動作すると、メダル投入口からメダルを投入していないにもかかわらず、不正にゲームを実施することが可能になり、さらに、メダル払出装置のディスク部が回転し続けて不正にメダルを獲得することが可能になることもあった。
このような不正行為を防止する手段を備えたスロットマシンとしては、下記の特許文献に記載の発明が提案されている。
特開2004−166806号公報(明細書第7頁〜第10頁、図1、図5)
特許文献1には、メダルセレクタのメダル通路の上流側に第1のセンサ、下流側に第2のセンサを配置し、かつ、第1のセンサおよび第2のセンサはメダルの進行方向に対してそれぞれ上下に離隔して配置することにより、不正行為に係わる棒を戻す際にセンサが反応し、不正行為を検出するようにしたメダルセレクタが記載されている。
特許文献1に記載の発明は、例えば、メダル投入口から異物を挿入したときに、メダルセレクタの誤動作を防止することを目的としたものであって、メダル受皿のメダル払出口から針金等の異物を挿入するという不正行為を根本的に防止する技術に関するものではない。
そこで、本発明の目的は、コイン受皿に設けられているコイン払出口から挿入された針金等の異物がメダルセレクタに達することを確実に防止することができる不正防止手段を備えたスロットマシンを提供することにある。
本発明は、メダル投入口から投入されたメダルの真偽を判定するメダルセレクタを備え、前記メダルセレクタにより偽と判定されたメダルをキャンセルシュートに導くようにしたスロットマシンにおいて、
前記キャンセルシュート内に回転可能な遮蔽回転体を備え、
前記遮蔽回転体は、前記遮蔽回転体の回転と共に前記キャンセルシュート内の通路を塞ぐように回転する遮蔽部材と、前記メダルセレクタから排出されたメダルを収納するメダル収納空間部とを備え、
前記メダル収納空間部に収納したメダルは、前記遮蔽回転体の回転により前記キャンセルシュートの下方部に落下可能にされているスロットマシンでる。
さらに、本発明のスロットマシンは、前記メダルセレクタから排出されたメダルを検出するセンサを備え、
前記センサの前記メダルの検出信号に基づいて、前記遮蔽回転体を回転させて前記メダル収納空間部に収納したメダルを前記キャンセルシュートの下方に落下させる遮蔽回転体制御手段を備えているスロットマシンである。
さらに、本発明のスロットマシンは、前記メダルセレクタから排出されたメダルが前記メダル収納空間部に収納されたことを検出するセンサを備え、
前記センサの前記メダルの検出信号に基いて、前記遮蔽回転体を回転させて前記メダル収納空間部に収納したメダルを前記キャンセルシュートの下方に落下させる遮蔽回転体制御手段を備えているスロットマシンである。
さらに、本発明のスロットマシンは、前記遮蔽回転体を所定速度で回転させる遮蔽回転体制御手段と、前記遮蔽回転体の回転異常を検出する遮蔽回転体異常検出手段を備えているスロットマシンである。
さらに、本発明のスロットマシンは、前記遮蔽部材は、前記遮蔽回転体の回転軸受部から回転外周部まで延設された第1の遮蔽部材から構成されるスロットマシンである。
さらに、本発明のスロットマシンは、前記遮蔽回転体は、回転軸受部の一方の側面部に前記遮蔽部材を一体に接続した側壁円板を備え、
前記遮蔽部材は、前記遮蔽回転体の回転軸受部から回転外周部まで延設された第1の遮蔽部材と、前記メダル収納空間部の回転外周部から前記回転軸受部方向に所定の長さ配設された第2の遮蔽部材を備えているスロットマシンである。
本発明によるスロットマシンは、次のような効果を有している。
(1)遮蔽回転体に形成されている遮蔽部材は、遮蔽回転体がキャンセルシュート内を回転するときに、このキャンセルシュート内に直線状の連通が発生しないような作用を行う。このため、不法行為によりメダル受皿のメダル払出口から挿入された針金等の異物は、この回転する遮蔽部材が障害になって、メダルセレクタまで達することを確実に防止することが可能になる。
(2)所定の一定速度で回転している遮蔽回転体が停止、あるいは異常回転した場合には、遮蔽回転体異常検出手段はその異常を検出し、警報装置によりその異常を報知することが可能になる。これにより、不正行為が行われた場合には、直ちにこの不正行為を発見することができるようになる。
(3)遮蔽回転体に形成されているメダル収納空間部は、遮蔽回転体の中心部から外周方向に伸びる空間部により構成され、さらに、その外周部は開放された平面視で扇型形状をなしている。これにより、メダル収納空間部に収納されたメダルは、遮蔽回転体の回転に伴って、確実にキャンセルシュートの下方に自重により落下させてメダル受皿に戻すことができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は、前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、この筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。さらに、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留するメダル受皿6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間に、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、および受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールリール101a、101b、101cに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで、例えば、入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、または入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する照明装置46と、ゲームに係る効果音を発生させる演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓42に面して液晶表示ユニットからなる表示装置48が配置されている。なお、表示装置48は、ゲームの演出に係る映像を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された照明装置49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の照明装置46、49a、49b等が点灯または点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入口71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
ベットボタン72、73、74は、スロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚のメダルが当該ゲームに賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴77が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴77に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留するメダル受皿6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板(図示せず)が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動および停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、メダルホッパ装置21と、メダルホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。さらに、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、照明装置46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ32a、32bの間に、表示装置48が取り付けられている。さらに、表示装置48の裏面側に、CPU等を備えた回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、表示装置48による演出映像の表示制御、照明装置46、49a、49bを使った照明制御、およびスピーカ32a、32b、等を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
中央表示基板33の下方には、メダルセレクタ(メダル選別装置)34が取り付けられている。メダルセレクタ34は、メダル投入口71に投入されたメダルの真偽をセンサにより判別し振り分ける装置である。このセンサとしては、光センサ、磁気センサ等が使用される。また、メダルセレクタ34は、メダル投入口71から正規のメダルが投入され、センサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。また、不正なメダルが投入されると、このメダルをキャンセルシュート36に排出する処理を行う。
メダルセレクタ34の下方には、メダルセレクタ34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているメダルホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダルセレクタ34により排除されたメダル(または異物)をメダル払出口61へ案内するキャンセルシュート(ガイド部材)36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、メダルホッパ装置21から排出されたメダルをメダル払出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。さらに、メダル払出口61に隣接して、スピーカ38が取り付けられている。
図3は、本発明を構成する遮蔽回転体80の一実施形態を示す斜視図である。遮蔽回転体80は、キャンセルシュート36内に形成されている通路に、直線的な連通が生じないようにキャンセルシュート36内に回転可能に設置されていると共に、メダルセレクタ34から排出されたメダルを一旦収納し、遮蔽回転体80の回転に伴ってこの収納したメダルをキャンセルシュート36と連通しているメダル払出口61に払出すために設置されるものである。
以下、図3に示す遮蔽回転体80の構成について説明する。遮蔽回転体80は、回転軸受部81を回転中心として回転可能にキャンセルシュート36に設置されている。回転軸受部81の一方の端部には、回転軸受部81を回転の中心とする円形の側壁円板82が接続されている。側壁円板82には、回転軸受部81を中心として、側壁円板82の半径方向に立設された第1の遮蔽部材83a、83b、および84a、84bが設けられている。これら板形状をなす第1の遮蔽部材83aと83b、および84aと84bは、側壁円板82に対して垂直方向に立設され、回転軸受部81を介して平面視で半径方向に直線状に形成されている。
第1の遮蔽部材83aと84aの一端部は、側壁円板82の外周部まで延設されて、円弧状の板形状をなす円弧状外周部材85に一体に接続されている。同様に、第1の遮蔽部材83bと84bの一端部は、側壁円板82の外周部まで延設されて、円弧状の板形状をなす円弧状外周部材86に一体に接続されている。これら円弧状外周部材85と86は、側壁円板82の外周部と一体に、かつ側壁円板82の外周部から垂直方向に立設されている。なお、図3においては、第1の遮蔽部材83aと83b、および、第1の遮蔽部材84aと84bは、回転軸受部81を中心として、側壁円板82の半径方向に互いに約90°の角度で交差するように設けた例を示している。
さらに、第1の遮蔽部材83aと84bとにより囲まれた部分には、側壁円板82の回転と共に回転し平面視で扇型形状をなすメダル収納空間部87を設けている。同様に、第1の遮蔽部材83bと84aに囲まれた部分には、側壁円板82の回転と共に回転し平面視で扇型形状をなすメダル収納空間部88を設けている。このように、図3に示す遮蔽回転体80には、回転軸受部81と対向する位置に2個のメダル収納空間部87と88が形成されるようにしている。
また、メダル収納空間部87においては、側壁円板82の外周部から回転軸受部81方向に、所定の長さLを有する第2の遮蔽部材89が側壁円板82の表面から垂直方向に立設されている。同様に、メダル収納空間部88においては、側壁円板82の外周部から回転軸受部81方向には、所定の長さLを有する第2の遮蔽部材90が垂直方向に立設されている。これら第2の遮蔽部材89、90は、メダル収納空間部87、88を形成する側壁円板82の外周部の中間部分から回転軸受部81方向に立設するようにする。これにより、メダル収納空間部87に位置する側壁円板82の外周部には、開口部91aと91bが形成される。同様に、メダル収納空間部88に位置する側壁円板82の外周部には、開口部92aと92bが形成される。
メダル収納空間部87、88は、メダルセレクタ34から排出されたメダルを一時的に受け入れて収納する空間部として使用される。このため、第2の遮蔽部材89、90の回転軸受部81側の端部89a、90aと回転軸受部81との間には、少なくとも1個のメダルの収納と排出が可能な空間部が形成されるように上記した長さLを適切に設定することが望ましい。
なお、図3においては、円弧状外周部材85と86、およびメダル収納空間部87、88は、回転軸受部81を中心として互いに対向する位置に配設した例を示している。本発明において、遮蔽回転体80は、例えば、メダル収納空間部87のみを1個形成し、メダル収納空間部が形成されていない側壁円板82の外周部には、円弧状外周部材85を立設させた構成とすることもできる。
さらに、第1の遮蔽部材83a、83b、84a、84bと、円弧状外周部材85、86と、第2の遮蔽部材89、90の立設高さは、ほぼ同一の高さHになるようにする。そして、この高さHに側壁円板82の厚さを加えた値が、キャンセルシュート36内の奥行き方向の長さ(図4に示す遮蔽回転体80において、紙面と垂直方向)と若干小さくなるように、すなわち、キャンセルシュート36内に遮蔽回転体80を設置したときに、遮蔽回転体80が回転可能、かつ、断面が長方形をなすキャンセルシュート36の各内壁部と遮蔽回転体80の各部材とがなす間隙を極力小さくするようにする。
また、円弧状外周部材85、86には、鉄などの磁性材料らなる磁性体95が固定されている。磁性体95は、遮蔽回転体80の回転を磁気センサ94(図4参照)により検出するために設置される。磁性体95の形状は、例えば、長方形、正方形等、任意の形状にすることが可能であり、その設置位置は、円弧状外周部材85、86の内外壁の他に、側壁円板82等に取り付けてもよい。また、磁性体95を遮蔽回転体80に固定する方法は、接着剤による固定等を採用することができる。
なお、図3に示す遮蔽回転体80の第1の遮蔽部材83a、83b、84a、84b、円弧状外周部材85、86、および第2の遮蔽部材89、90は、遮蔽部材を構成する。
上記した遮蔽回転体80を構成する各部材は、例えば、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂製とすることができる。また、遮蔽回転体80の製作は、プラスチック射出成形機を用いた射出成形により一体に製造することができる。
続いて、上記した遮蔽回転体80をキャンセルシュート36内に設置したときの構成について説明する。図4は、遮蔽回転体80をキャンセルシュート36内に設置したときの一実施形態を示す。遮蔽回転体80は、メダルセレクタ34から排出されたメダルをメダル払出口61に払出すためのキャンセルシュート36内に設置するが、その設置位置は、メダルホッパ装置21から排出されたメダルをメダル払出口61へ案内するガイド部材37がキャンセルシュート36と合流する合流部Gより上方に位置にする。
図4に示すように、断面が長方形の形状をなすキャンセルシュート36の側壁の一方に、円弧状に膨出する円弧状膨出36aを形成する。そして、この円弧状膨出36a内に沿って、平面視で遮蔽回転体80の約半分が配設されると共に、遮蔽回転体80は、回転軸93を介してA方向に回転可能に設置する。このとき、遮蔽回転体80の第1の遮蔽部材83a、83b、84a、84bと、第2の遮蔽部材89、90と、円弧状外周部材85、86とが、キャンセルシュート36の円弧状膨出36aとこの円弧状膨出36aと対向する側壁36b、および、円弧状膨出36aと側壁36bと直交するキャンセルシュート36の側壁に対して、接触しない程度に近接した状態で、回転可能に設置する。なお、遮蔽回転体80は、モータ等の駆動装置からの回転力を回転軸93に伝達することにより、例えば、常時一定の速度で回転させるか、あるいは、メダルセレクタ34から排出されたメダルをセンサにより検出し、その検出信号に基づいて所定の角度ほど回転させるように制御する。
また、キャンセルシュート36には、遮蔽回転体80の回転を検出するためのセンサ、例えば、磁気センサ94を円弧状膨出36a等に設置する。さらに、前記したように、この磁気センサ94により検出する磁性体95を、例えば、遮蔽回転体80の円弧状外周部材85、86に設置する。なお、遮蔽回転体80の回転を検出するためのセンサとしては、磁気センサの他に、光センサ等を使用することができる。
続いて、スロットマシン1の動作を制御するための制御機構を、図5に基づいて説明する。スロットマシン1は、マイクロコンピュータから構成される主制御基板20とサブ制御基板30のROMに搭載されているプログラム処理に従ってその動作が制御される。
主制御基板20は、CPU201、ROM202、RAM203等の半導体メモリ、および入出力インターフェイス回路204、205等を備えた回路基板から構成されている。ROM202には、スロットマシン1のゲームの動作を統括して制御するための動作制御プログラム206が記憶されている。そして、動作制御プログラム206は、ゲームの進行に応じて作動される内部抽選プログラム207、リール駆動・停止制御プログラム208、遮蔽回転体異常検出プログラム209、等のサブプログラムを備えている。さらに、ROM202には、これらプログラムが参照する各種のデータテーブルが記憶されている。このデータテーブルとして、例えば、図柄配列データ210、入賞抽選テーブル211、等が記憶されている。
図柄配列データ210は、各リール101a、101b、101cの外周面に配列されている図柄について、その図柄の配列順序を図柄コード順に表したデータテーブルであって、変動表示している図柄を停止制御するとき等に参照される。入賞抽選テーブル211は、遊技者がスタートレバーを傾倒操作させたときに、乱数を発生させて入賞役(特別入賞役、小役、リプレイ)に当選するか否かの内部抽選を行うときに参照されるデータテーブルである。
さらに、主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類、メダルセレクタ34に設けられているメダル検出センサ34a、遮蔽回転体80の回転を検出するための磁気センサ94、メダルセレクタ34から排出されたメダルを検出するためのセンサ96b等のセンサ類、メダルホッパ装置21のメダル払出装置、タイマ212、遮蔽回転体80を駆動させるための駆動装置97、等が入出力インターフェイス回路204を介して接続されている。
また、主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力するための入出力インターフェイス回路205を備えている。そして、リール駆動・停止制御プログラム208は、各リールの基準となる回転位置を基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号により把握しながら、回胴装置基板に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。これにより、リール駆動・停止制御プログラム208は、各ステッピングモータ110a、110b、110cの回転駆動を制御して、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の制動を行うことが可能になる。
さらに、主制御基板20には、サブ制御基板30が配線ケーブルによって接続されている。サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御コマンドと制御データに基づいて表示装置48、照明装置46、49a、49b、スピーカ32a、32b、38を制御することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行う。また、サブ制御基板30には、ブザー等の警報装置98が接続されている。
さらに、主制御基板20のRAM203には、入賞役の抽選結果を記憶する内部抽選フラグ212、回転しているリールの現在位置や停止制御を行うためのデータを記憶するリール制御フラグ213等の領域が設定されている。これらのフラグは、動作制御プログラム206、内部抽選プログラム207、およびリール駆動・停止制御プログラム208が参照し、必要に応じて新しいデータが記憶される。
続いて、本発明の作用について説明する。まず、メダル投入口71から投入されたメダルについて、メダルセレクタ34により不正なメダルとしてキャンセルシュート36に排出されたメダルが、メダル受皿6aに払出されるまでの作用について説明する。
まず、遮蔽回転体80が駆動装置97により、所定の速度でA方向に回転制御されている場合の作用について説明する。
メダルセレクタ34により不正なメダルとして判定されたメダルMは、図6に示すように、キャンセルシュート36の上部36cに排出される。そして、この排出されたメダルMは、キャンセルシュート36内に設置されている遮蔽回転体80の開口部91a、91b、92a、92bのいずれかを通って、遮蔽回転体80のメダル収納空間部87、または88に収納される。図6においては、メダル収納空間部88にメダルMが収納されたことを示している。
なお、遮蔽回転体80はA方向に一定速度で回転しているので、メダルMがキャンセルシュート36に排出されたときに、遮蔽回転体80の円弧状外周部材85または86がキャンセルシュート36内の上方部を塞いでいる状態の場合、メダルMは円弧状外周部材85または86上に落下する。しかし、遮蔽回転体80はA方向に回転しているので、円弧状外周部材85上または86上に落下したメダルMは、円弧状外周部材85上または86上に載置された状態でA方向に移動し、キャンセルシュート36の側壁36bに当接すると移動は停止する。そして、メダル収納空間部87または88がこの停止しているメダルMの位置に回転してくると、このメダルMはメダル収納空間部87または88に落下して、メダル収納空間部87または88に収納されることになる。
メダル収納空間部88に収納されたメダルMは、遮蔽回転体80の回転に伴って、図6に示す状態から図7に示す状態になり、さらに、図8に示す状態になる。そして、図8に示すように、メダル収納空間部87または88が、キャンセルシュート36の下方部36dに位置すると、メダル収納空間部87または88に収納されたメダルMは、自重により開口部91a、91b、92a、92bの何れを通過してキャンセルシュート36の下方部36dに落下する。キャンセルシュート36の下方部36dに落下したメダルMは、メダル払出口61を通過してメダル受皿6aに払出される。これにより、メダルセレクタ34から不正なメダルとして排出されたメダルMは、遮蔽回転体80に留まることなく、遮蔽回転体80の回転により、確実にメダル払出口61からメダル受皿6aに払出すことができるようになる。
続いて、不正行為者がメダル払出口61からピアノ線等の針金を含む異物を挿入してメダルセレクタ34のセンサの誤作動を行なおうとしたときに、この不正行為を遮蔽回転体80等により防止する作用について説明する。
遮蔽回転体80は、その各部材がキャンセルシュート36の側壁となす間隔を1mm以下と極めて微小にして、キャンセルシュート36内で回転可能に設置することができる。そして、図6に示すように、メダル収納空間部88の開口部92a、92bが遮蔽回転体80の上方部に位置しているときには、第1の遮蔽部材83a、84aと円弧状外周部材85、および第1の遮蔽部材83b、84bと円弧状外周部材86とが、キャンセルシュート36内の通路を塞いでいる状態、すなわち、キャンセルシュート36内に直線的な連通が生じないようにすることが可能になる。これにより、遮蔽回転体80が概略図6に示すような回転位置にあるときは、メダル払出口61からピアノ線等の異物を挿入し、この異物の先端部をメダルセレクタ34の位置まで到達させることは不可能になる。
遮蔽回転体80が図6に示す状態からA方向に約45°回転して図7に示す状態、すなわち、メダル収納空間部88がキャンセルシュート36の側壁36bの近傍に位置する状態になると、メダル収納空間部88の外周部には円弧状外周部材が形成されていないので、第1の遮蔽部材83bと84aとはキャンセルシュート36内の通路を塞ぐことができなくなる。しかし、図7に示すように、メダル収納空間部88において側壁円板82の外周部のほぼ中央部から回転軸93方向に長さLほど配設されている第2の遮蔽部材90が、平面視でキャンセルシュート36内の直線状の連通を阻止する位置になる。これにより、メダル払出口61からキャンセルシュート36内に挿入されたピアノ線等の異物は、第2の遮蔽部材90が障害になり、この異物の先端部を容易にメダルセレクタ34に到達させることが不可能になる。
遮蔽回転体80がさらに約45°回転して、図7示す状態から図8に示す状態になると、第1の遮蔽部材83bと円弧状外周部材86、および第1の遮蔽部材84aとがキャンセルシュート36内を塞ぐ状態、すなわち、キャンセルシュート36内に直線状の連通が生じない状態になる。このため、メダル払出口61からキャンセルシュート36内に挿入されたピアノ線等の異物は、この第1の遮蔽部材83bと円弧状外周部材86等が障害になり、その先端部等をメダルセレクタ34に到達させることが不可能になる。
上記のように、キャンセルシュート36内に設置されて所定の速度で回転する遮蔽回転体80は、その回転位置が如何なる状態になっても、第1の遮蔽部材83a、83b、84a、84b、円弧状外周部材85と86、および第2の遮蔽部材89、90が、キャンセルシュート36内の直線的な連通が生じることを防止する作用を行う。これにより、本発明のスロットマシンにおいては、細くて剛性があるピアノ線等の異物をメダル払出口61からキャンセルシュート36内に挿入する不正行為を行っても、この異物をメダルセレクタ34に達することを防止することができる。
さらに、本発明においては、遮蔽回転体80の回転を検出するためのセンサ94を設置している。これにより、メダル払出口61からキャンセルシュート36内にピアノ線等を挿入するという不正行為が発生したときには、遮蔽回転体80の回転が異常になるので、センサ94によりこの回転異常を直ちに発見することができる。
続いて、この遮蔽回転体80について、その回転異常を検出する手段について説明する。
スロットマシン1の電源が投入されると、動作制御プログラム206は遮蔽回転体80の駆動装置97の制御装置に制御信号を出力して、遮蔽回転体80を所定の一定速度で回転させるように制御する。そして、遮蔽回転体80が1回転(360°)または180°回転するごとに、磁気センサ94は磁性体95を検出し、この検出信号は主制御基板20に入力される。主制御基板20のROM202に搭載されている遮蔽回転体異常検出プログラム209は、この遮蔽回転体80の1回転(または180°回転)信号が入力されるごとにその入力信号の時間間隔、すなわち、1回転(または180°回転)に要した時間を常時計測する処理を行う。遮蔽回転体80は、予め設定した所定の速度、例えば、1回転に要する時間が1秒になるように設定することにより、遮蔽回転体異常検出プログラム209は、この1回転に要した時間が予め設定された所定の回転時間より誤差が生じたときには、遮蔽回転体80の回転に異常が発生したと判定することができる。例えば、不法行為によりメダル払出口61から異物が挿入され、この異物が遮蔽回転体80に接触すると遮蔽回転体80の回転が停止するか、あるいは回転速度が低下するので、遮蔽回転体80の回転異常を検出することが可能になる。
このようにして、遮蔽回転体異常検出プログラム209は、例えば、遮蔽回転体80の1回転に要する時間が予め設定された所定の回転時間より30%以上長く要した場合には、遮蔽回転体80に回転異常が発生したと判定し、この回転異常発生の制御コマンドをサブ制御基板30に送信する処理を行う。そして、サブ制御基板30に搭載されている演出制御プログラムは、警報装置98を作動させて遊技ホールの従業員に報知する処理を行うようにする。これにより、不正行為を発見することができるようになる。
上記した磁気センサ94、磁性体95、遮蔽回転体異常検出プログラム209および警報装置98等は、本発明の遮蔽回転体異常検出手段を構成する。
なお、図7に示すように、メダル収納空間部87または88がキャンセルシュート36の側壁36の近傍に位置したときに、屈曲したピアノ線等の異物をメダル収納空間部87または88内の空間部を通過させることは可能であるが、遮蔽回転体80の回転に伴って、この異物に第1の遮蔽部材83a、83b、84a、84b等が絡んで遮蔽回転体80の回転は停止することになる。これにより、上記した遮蔽回転体異常検出手段により、不正行為を直ちに発見することが可能になる。
上記した本発明の実施形態においては、遮蔽回転体80は駆動装置97により常時A方向に所定の速度で回転させる例について説明した。メダル投入口71から不正なメダルが投入される頻度は、極めて希にしか発生しないと考えられるので、常時、遮蔽回転体80を駆動モータ93等により所定の速度で回転させておくと、電力の無駄使いになる。
そこで、本発明においては、通常は遮蔽回転体80を停止状態にしておき、メダルセレクタ34から不正なメダルMがキャンセルシュート36内に排出されたことをセンサにより検出し、このセンサの検出信号に基いて遮蔽回転体80を、例えば、180°、または1回転(360°)させる手段を採用することも可能である。
図9は、上記したメダルセレクタ34から不正なメダルMがキャンセルシュート36内に排出されたときのみに、遮蔽回転体80を180°、または1回転(360°)させるための実施形態の例を示す。
図9においては、キャンセルシュート36の上方部36cの側壁にメダルセレクタ34から排出されたメダルMを検出するセンサ96a、96bを設けている。センサ96a、96bとしては光センサ(発光装置96aと受光センサ96b)等を用いることができる。メダルセレクタ34からメダルMが排出されると、受光センサ96bによりこのメダルMを検出することができるので、この検出信号を主制御基板20に入力することにより、遮蔽回転体80の回転制御を行うことが可能になる。
また、通常の状態においては、図9に示すように、遮蔽回転体80のメダル収納空間部87または88がキャンセルシュート36の上方部36cを向く位置で停止させるように制御する。そして、遮蔽回転体80の回転の制御方法は、次のような手段により実施することができる。
メダルセレクタ34から排出されたメダルMを受光センサ96bが検出すると、数m秒後には、このメダルMは遮蔽回転体80のメダル収納空間部88(またはメダル収納空間部87)に収納される。従って、動作制御プログラム206は、受光センサ96bからのメダルMの検出信号が入力されてから所定時間経過後、例えば、0.5秒後に、遮蔽回転体80を180°回転させるように制御すると、遮蔽回転体80は図9に示す位置からA方向に回転し、図8に示す状態を経て180°回転して停止する。180°回転して停止したときには、図9に示すメダル収納空間部87と88の上下に位置が逆になる。
このように、遮蔽回転体80がA方向に回転して図8に示す状態になると、前記したように、メダル収納空間部88に収納されたメダルMは、キャンセルシュート36の下方部36dに重力により落下する。そして、このメダル収納空間部88から落下したメダルMは、メダル払出口61からメダル受皿6aに払出されることになる。
なお、遮蔽回転体80の180°の回転制御は、例えば、動作制御プログラム206の制御に基いて、円弧状外周部材85、86の内壁に回転軸93に対して対象の位置に設定した磁性体95を、磁気センサ94で検出することにより可能になる。例えば、図9に示す状態のときに、受光センサ96bがメダルMを検出すると、所定時間経過した後、動作制御プログラム206は遮蔽回転体80をA方向に回転させる制御信号を出力する。そして、遮蔽回転体80がA方向に回転し、円弧状外周部材85に設置されている磁性体95が磁気センサ94に到達する。磁気センサ94がこの磁性体95を検出するとその検出信号は主制御基板20に入力される。続いて、動作制御プログラム206は、直ちに、遮蔽回転体80の回転を停止する制御信号を出力して、遮蔽回転体80の回転を停止させることができる。このような制御手段を採用することにより、メダルセレクタ34からメダルMが排出されると、遮蔽回転体80を180°回転制御することが可能になる。
遮蔽回転体80にメダル収納空間部88を1個のみ形成させた場合には、メダルセレクタ34からメダルMが排出されると、上記の回転制御手段と同様の考え方により、遮蔽回転体80を1回転(360°)の回転制御を行うようにする。また、遮蔽回転体80の回転制御は、磁気センサ94を用いる他に、パルスモータを用いて遮蔽回転体80の回転制御を行うようにしてもよい。
なお、遮蔽回転体80の駆動装置97、磁気センサ94、磁性体95、センサ96a、96b、動作制御プログラム206等は、遮蔽回転体制御手段を構成する。
なお、図9に示す実施形態においては、メダルセレクタ34から排出されたメダルMを、キャンセルシュート36の側壁に設置した光センサ96a、96bにより検出する構成例について説明したが、本発明においては、メダル収納空間部87または88に収納されたメダルMをセンサにより検出する手段を採用してもよい。
このような検出手段は、例えば、光センサ96a、96bを図9に示す位置よりさらに下方、すなわち、排出されたメダルMが確実にメダル収納空間部87または88に収納されたことが確認できる位置に設置するようにする。あるいは、投光側のセンサを第1の遮蔽部材83aと83bに設置し、受光側のセンサをキャンセルシュート36の側壁36bに設置して、排出されたメダルMが確実にメダル収納空間部87または88に収納されたことが確認できるようにしてもよい。
さらに、メダル収納空間部87または88内に磁気センサを設置し、キャンセルシュート36から排出されたメダルMがメダル収納空間部87または88内に収納されたことをこの磁気センサで検出する。そして、この検出信号に基づいて遮蔽回転体80の180°または360°の回転制御を行なう手段も採用することができる。
また、図9に示す実施形態のように、遮蔽回転体80を180°または360°の回転制御を行うときには、メダル収納空間部87、88に収納したメダルMがキャンセルシュート36の下方部36dに万一払出されないための対策として、キャンセルシュート36の下方部36dに、払出されたメダルMを検出するための光センサを設置してもよい。このような対策を行った場合には、遮蔽回転体80が180°または360°の回転制御中にこの光センサからのメダルMの検出信号が入力されないときには、動作制御プログラム206は、遮蔽回転体80をさらに180°または360°回転させる。そして、これでも、光センサからのメダルMの検出信号が入力されないときには、警報装置98等を作動させるようにする。
なお、図9に示すようにキャンセルシュート36の側壁にセンサ96a、96bを設置すると、不正行為により、メダル払出口61からキャンセルシュート36内に挿入されたピアノ線等の異物を検出することも可能になる。すなわち、万一、ピアノ線等の異物が遮蔽回転体80を通過した場合においても、この異物をセンサ96a、96bにより検出することが可能になる。そして、動作制御プログラム206は、この検出信号が所定の時間継続して入力されたとき、あるいは所定の時間について所定の回数以上この検出信号が入力されたときには、異常が発生したとして警報装置98を作動させるように制御する。
また、図3に示す遮蔽回転体80において、第1の遮蔽部材83aと84aおよび円弧状外周部材85で囲まれた部分、同じく、第1の遮蔽部材83bと84bおよび円弧状外周部材86で囲まれた部分は空洞状にした例を示したが、中実にしてもよい。
さらに、本発明を構成する遮蔽回転体80は、回転軸受部81から回転円周方向に延びる第1の遮蔽部材を、例えば、60°間隔で配設した構成とし、隣どうしの第1の遮蔽部材が形成する扇型の空間部をメダル収納部とした構成にしてもよい。
本発明の一実施形態を示すスロットマシンの外観構造を説明するための斜視図である。 図1に示すスロットマシンの内部構造を示す図である。 本発明を構成する遮蔽回転体の構造を説明するための斜視図である。 図3に示す遮蔽回転体をキャンセルシュート内に設置したときの構成例を説明するための断面図である。 図1に示すスロットマシンの制御システムの一例を示すブロック図である。 図3に示す遮蔽回転体について、その作用を説明するための断面図である。 図3に示す遮蔽回転体について、同じく、その作用を説明するための他の断面図である。 図3に示す遮蔽回転体について、同じく、その作用を説明するための他の断面図である。 図3に示す遮蔽回転体の回転制御について、他の実施形態を説明するための断面図である。
符号の説明
1 :スロットマシン
6a:メダル受皿
20 :主制御基板
30 :サブ制御基板
34 :メダルセレクタ
36 :キャンセルシュート
42 :表示窓
61 :メダル払出口
71 :メダル投入口
72、73、74:ベットボタン
75 :スタートレバー
76a、76b、76c:ストップボタン
80 :遮蔽回転体
81 :回転軸受部
82 :側壁円板
83a、83b、84a、84b:第1の遮蔽部材
85、86:円弧状外周部材
87、88:メダル収納空間部
89、90:第2の遮蔽部材
91a、91b、92a、92b:開口部
93 :回転軸
94 :磁気センサ
95 :磁性体
96a、96b:光センサ
97 :遮蔽回転体の駆動装置
98 :警報装置
101a、101b、101c:リール
120a、120b、120c:基準位置センサ
201 :CPU
202 :ROM
203 :RAM
206 :動作制御プログラム
209 :遮蔽回転体異常検出プログラム
M :メダル

Claims (6)

  1. メダル投入口から投入されたメダルの真偽を判定するメダルセレクタを備え、前記メダルセレクタにより偽と判定されたメダルをキャンセルシュートに導くようにしたスロットマシンにおいて、
    前記キャンセルシュート内に回転可能な遮蔽回転体を備え、
    前記遮蔽回転体は、前記遮蔽回転体の回転と共に前記キャンセルシュート内の通路を塞ぐように回転する遮蔽部材と、前記メダルセレクタから排出されたメダルを収納するメダル収納空間部とを備え、
    前記メダル収納空間部に収納したメダルは、前記遮蔽回転体の回転により前記キャンセルシュートの下方部に落下可能にされていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記メダルセレクタから排出されたメダルを検出するセンサを備え、
    前記センサの前記メダルの検出信号に基づいて、前記遮蔽回転体を回転させて前記メダル収納空間部に収納したメダルを前記キャンセルシュートの下方に落下させる遮蔽回転体制御手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記メダルセレクタから排出されたメダルが前記メダル収納空間部に収納されたことを検出するセンサを備え、
    前記センサの前記メダルの検出信号に基いて、前記遮蔽回転体を回転させて前記メダル収納空間部に収納したメダルを前記キャンセルシュートの下方に落下させる遮蔽回転体制御手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  4. 前記遮蔽回転体を所定速度で回転させる遮蔽回転体制御手段と、前記遮蔽回転体の回転異常を検出する遮蔽回転体異常検出手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 前記遮蔽部材は、前記遮蔽回転体の回転軸受部から回転外周部まで延設された第1の遮蔽部材から構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 前記遮蔽回転体は、回転軸受部の一方の側面部に前記遮蔽部材を一体に接続した側壁円板を備え、
    前記遮蔽部材は、前記遮蔽回転体の回転軸受部から回転外周部まで延設された第1の遮蔽部材と、前記メダル収納空間部の回転外周部から前記回転軸受部方向に所定の長さ配設された第2の遮蔽部材を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスロットマシン。
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