JPH05159126A - 硬貨送出装置 - Google Patents
硬貨送出装置Info
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- JPH05159126A JPH05159126A JP3357420A JP35742091A JPH05159126A JP H05159126 A JPH05159126 A JP H05159126A JP 3357420 A JP3357420 A JP 3357420A JP 35742091 A JP35742091 A JP 35742091A JP H05159126 A JPH05159126 A JP H05159126A
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- stirring
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D3/00—Sorting a mixed bulk of coins into denominations
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D9/00—Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
- G07D9/008—Feeding coins from bulk
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のキャリアの斜交角度調整及び撹拌部材
の複雑な出没機構を不要とする共に、撹拌作用を有効に
維持しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去す
ることができる硬貨送出装置を提供すること。 【構成】 回転軸（２）により回転可能に支持され硬貨
を送出するために用いられる回転板（３）と、回転板に
離間して並行に対向する底板（２０）と，回転板に穿孔
されてなる案内孔（１４）と、案内孔を臨み回転板の回
転により底板上を円軌道に沿って移動する撹拌部材（１
３）と、撹拌部材が底板上を通過可能に円軌道に沿って
設けられる押出部材（５０）と有し、押出部材が撹拌部
材の通過の際に撹拌部材の一部を案内孔から回転板上に
突出せしめる構成を採る硬貨送出装置。
の複雑な出没機構を不要とする共に、撹拌作用を有効に
維持しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去す
ることができる硬貨送出装置を提供すること。 【構成】 回転軸（２）により回転可能に支持され硬貨
を送出するために用いられる回転板（３）と、回転板に
離間して並行に対向する底板（２０）と，回転板に穿孔
されてなる案内孔（１４）と、案内孔を臨み回転板の回
転により底板上を円軌道に沿って移動する撹拌部材（１
３）と、撹拌部材が底板上を通過可能に円軌道に沿って
設けられる押出部材（５０）と有し、押出部材が撹拌部
材の通過の際に撹拌部材の一部を案内孔から回転板上に
突出せしめる構成を採る硬貨送出装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メダルまたは硬貨等
を、ホッパー内にばら状態で収容し、所要に応じて、ホ
ッパー内から硬貨を一枚宛送出する硬貨送出装置に関す
る。
を、ホッパー内にばら状態で収容し、所要に応じて、ホ
ッパー内から硬貨を一枚宛送出する硬貨送出装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の硬貨送出装置として、本
願出願人が先に出願した特開平２−１７３８９１号公報
がある。
願出願人が先に出願した特開平２−１７３８９１号公報
がある。
【０００３】図７に示すように、従来の硬貨送出装置
は、ホッパー１内に水平に対して傾斜した位置で、回転
軸２により回転可能に支持され、硬貨を送出するために
用いられる回転板である硬貨送り円板３と、この円板３
に所定の離間距難を介して斜交して対向する底板である
固定支持板２０と、円板３と固定支持板２０との間に位
置し、円板３に斜交する状態で、円板３と共同して回転
するキャリア１２と、円板３に穿孔されてなる複数の案
内孔１４，１４，…と、各案内孔１４，１４…を通して
円板３上に出没可能に配され、円板３及びキャリア１２
の回転に従って公転する複数の撹拌部材１３とを有して
いる。
は、ホッパー１内に水平に対して傾斜した位置で、回転
軸２により回転可能に支持され、硬貨を送出するために
用いられる回転板である硬貨送り円板３と、この円板３
に所定の離間距難を介して斜交して対向する底板である
固定支持板２０と、円板３と固定支持板２０との間に位
置し、円板３に斜交する状態で、円板３と共同して回転
するキャリア１２と、円板３に穿孔されてなる複数の案
内孔１４，１４，…と、各案内孔１４，１４…を通して
円板３上に出没可能に配され、円板３及びキャリア１２
の回転に従って公転する複数の撹拌部材１３とを有して
いる。
【０００４】ここで、キャリア１２の円板３に対する斜
交角度は、硬貨がホッパー１内にばら状態で重なり合っ
ている位置すなわち円板３の下方側で、撹拌部材１３の
突出量が最大となり、一方、硬貨の送り出し出口に相当
する円板３の上方側で、零又は最小となるように調整さ
れている。
交角度は、硬貨がホッパー１内にばら状態で重なり合っ
ている位置すなわち円板３の下方側で、撹拌部材１３の
突出量が最大となり、一方、硬貨の送り出し出口に相当
する円板３の上方側で、零又は最小となるように調整さ
れている。
【０００５】キャリア１２の斜交角度調整及び撹拌部材
１３の出没機構は、円板３に斜交する固定支持板２０
と、リテーナリング３０により円板３の円周方向に等間
隔で互いに離間した位置で、固定支持板２０の支持面２
２上に保持される複数のキャリア支持板ボール３１，３
１，…と、キャリア支持板ボール３１，３１，…を支持
面２２上に位置決めする環状レース３２と、円板３とキ
ャリア１２との間に介在し、キャリア１２の中央を支持
面２２側に付勢するスプリング３６とから、主に構成さ
れる。
１３の出没機構は、円板３に斜交する固定支持板２０
と、リテーナリング３０により円板３の円周方向に等間
隔で互いに離間した位置で、固定支持板２０の支持面２
２上に保持される複数のキャリア支持板ボール３１，３
１，…と、キャリア支持板ボール３１，３１，…を支持
面２２上に位置決めする環状レース３２と、円板３とキ
ャリア１２との間に介在し、キャリア１２の中央を支持
面２２側に付勢するスプリング３６とから、主に構成さ
れる。
【０００６】なお、円板３は、硬貨送り円板３の内周部
分に配され、実質的に硬貨１枚分の厚みの外周縁４ａを
有する中央板状台部４と、外周部分３ａでホーパー１側
に突出して設けられた硬貨送り片５とを有している。中
央板状台部４は、ねじピン４２により硬貨送り円板３に
ねじ止められている。中央板状台部４の外周縁４ａと硬
貨送り片５とは、互いの間に、ホッパー１内の硬貨を支
持して、上方に送出する。硬貨送り円板３は、駆動ピン
４０及び係合ピン４１を介して、回転可能に回転軸２に
支持されている。駆動ピン４０は回転軸２から半径方向
に突出して設けられている。係合ピン４１は硬貨送り円
板３を駆動ピン４０に係合するものである。
分に配され、実質的に硬貨１枚分の厚みの外周縁４ａを
有する中央板状台部４と、外周部分３ａでホーパー１側
に突出して設けられた硬貨送り片５とを有している。中
央板状台部４は、ねじピン４２により硬貨送り円板３に
ねじ止められている。中央板状台部４の外周縁４ａと硬
貨送り片５とは、互いの間に、ホッパー１内の硬貨を支
持して、上方に送出する。硬貨送り円板３は、駆動ピン
４０及び係合ピン４１を介して、回転可能に回転軸２に
支持されている。駆動ピン４０は回転軸２から半径方向
に突出して設けられている。係合ピン４１は硬貨送り円
板３を駆動ピン４０に係合するものである。
【０００７】硬貨送り円板３及び中央板状台部４を貫通
するねじピン４２が、キャリア１２の掛合孔４３に軸受
４４を介して掛合され、硬貨送り円板３とキャリア１２
とを一緒に回転されるように、駆動連結している。
するねじピン４２が、キャリア１２の掛合孔４３に軸受
４４を介して掛合され、硬貨送り円板３とキャリア１２
とを一緒に回転されるように、駆動連結している。
【０００８】硬貨送り円板３及び中央板状台部４を貫い
て突出している回転軸２の軸端側には、スプリング３５
が取付けられている。スプリング３５は、座金３７を介
して、回転軸２の軸端に緊締ねじ３８により、緊締固着
され、硬貨送り円板３及び中央板状台部４を、固定支持
板２０に向けて付勢する。硬貨送り円板３の外周部分３
ａの固定支持板２０側は、固定支持板２０の円板支持面
２０ｂに、複数個の円板支持ボール２６を介して、互い
に回転可能に接合している。なお、複数個の円板支持ボ
ール２６は、リテーナリング２５により、円板支持面２
０ｂ上で円周方向に等間隔に配され、環状レース２７に
より位置決めされている。
て突出している回転軸２の軸端側には、スプリング３５
が取付けられている。スプリング３５は、座金３７を介
して、回転軸２の軸端に緊締ねじ３８により、緊締固着
され、硬貨送り円板３及び中央板状台部４を、固定支持
板２０に向けて付勢する。硬貨送り円板３の外周部分３
ａの固定支持板２０側は、固定支持板２０の円板支持面
２０ｂに、複数個の円板支持ボール２６を介して、互い
に回転可能に接合している。なお、複数個の円板支持ボ
ール２６は、リテーナリング２５により、円板支持面２
０ｂ上で円周方向に等間隔に配され、環状レース２７に
より位置決めされている。
【０００９】以上の構成により、撹拌部材１３の突出量
が、円板３の回転位置に対応して変動し、円板３の下方
側における撹拌作用を維持し、円板３の上方側における
撹拌部材による不要な硬貨押上げを抑制していた。
が、円板３の回転位置に対応して変動し、円板３の下方
側における撹拌作用を維持し、円板３の上方側における
撹拌部材による不要な硬貨押上げを抑制していた。
【００１０】一方、図８に示すように、従来の硬貨送出
装置においては、硬貨を拾い上げるための硬貨送り片５
は、円板３からホッパー１内に突出して設けられている
が、上述のキャリア１２の斜交角度調整及び撹拌部材１
３の出没機構に連動させて、硬貨送り片５を円板３上に
出没可能に構成し、１枚の硬貨だけを送出し得るよう
に、円板３の上方側における硬貨送り片５の突出量を調
整していた。
装置においては、硬貨を拾い上げるための硬貨送り片５
は、円板３からホッパー１内に突出して設けられている
が、上述のキャリア１２の斜交角度調整及び撹拌部材１
３の出没機構に連動させて、硬貨送り片５を円板３上に
出没可能に構成し、１枚の硬貨だけを送出し得るよう
に、円板３の上方側における硬貨送り片５の突出量を調
整していた。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の硬貨送出装置では、キャリアの斜交角度を調整
するための複雑な機構を必要とするから、その機構に要
する部品数が多くなり、その組み立て作業に手間がかか
る欠点があった。
た従来の硬貨送出装置では、キャリアの斜交角度を調整
するための複雑な機構を必要とするから、その機構に要
する部品数が多くなり、その組み立て作業に手間がかか
る欠点があった。
【００１２】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、従来のキャリアの斜交角度調整及び撹拌部材の
複雑な出没機構を不要とする共に、撹拌作用を有効に維
持しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去する
ことができる硬貨送出装置を提供することである。
に鑑み、従来のキャリアの斜交角度調整及び撹拌部材の
複雑な出没機構を不要とする共に、撹拌作用を有効に維
持しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去する
ことができる硬貨送出装置を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転軸
により回転可能に支持され、硬貨を送出するために用い
られる回転板と、該回転板に所定の離間距離を介して対
向する底板とを有する硬貨送出装置において、前記回転
板に穿孔されてなる案内孔と、該案内孔を臨み、前記回
転板の回転により前記底板上を所定の円軌道に沿って移
動する撹拌部材と、前記底板に前記円軌道に沿って設け
られる押出部材とを有し、前記押出部材は、前記円軌道
に沿って前記撹拌部材が通過する際に、当該撹拌部材の
一部を撹拌突出部として、前記案内孔から前記回転板上
に突出せしめる所定の比高差を前記底板に対して有する
ことを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
により回転可能に支持され、硬貨を送出するために用い
られる回転板と、該回転板に所定の離間距離を介して対
向する底板とを有する硬貨送出装置において、前記回転
板に穿孔されてなる案内孔と、該案内孔を臨み、前記回
転板の回転により前記底板上を所定の円軌道に沿って移
動する撹拌部材と、前記底板に前記円軌道に沿って設け
られる押出部材とを有し、前記押出部材は、前記円軌道
に沿って前記撹拌部材が通過する際に、当該撹拌部材の
一部を撹拌突出部として、前記案内孔から前記回転板上
に突出せしめる所定の比高差を前記底板に対して有する
ことを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
【００１４】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記押出部材は、少なくとも一部に、前記回
転板上に突出した前記撹拌部材に印加される所定の応力
に対して弾性変形してなる弾性材を有することを特徴と
する硬貨送出装置が得られる。
において、前記押出部材は、少なくとも一部に、前記回
転板上に突出した前記撹拌部材に印加される所定の応力
に対して弾性変形してなる弾性材を有することを特徴と
する硬貨送出装置が得られる。
【００１５】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記押出部材は、前記回転板の回転方向に自
由端を有する片持ち支持されたバネ板であることを特徴
とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記押出部材は、前記回転板の回転方向に自
由端を有する片持ち支持されたバネ板であることを特徴
とする硬貨送出装置が得られる。
【００１６】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記撹拌突出部は、少なくとも一部に、Ｒ部
を有することを特徴とする硬貨送出装置が得られる。ま
た、本発明によれば、前記硬貨送出装置において、前記
撹拌突出部は、少なくとも一部に、エラストマ材を有す
ることを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記撹拌突出部は、少なくとも一部に、Ｒ部
を有することを特徴とする硬貨送出装置が得られる。ま
た、本発明によれば、前記硬貨送出装置において、前記
撹拌突出部は、少なくとも一部に、エラストマ材を有す
ることを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
【００１７】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記撹拌部材の残部は、少なくとも一部に、
Ｒ部を有することを特徴とする硬貨送出装置が得られ
る。
において、前記撹拌部材の残部は、少なくとも一部に、
Ｒ部を有することを特徴とする硬貨送出装置が得られ
る。
【００１８】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記撹拌部材の残部は、前記Ｒ部に潤滑材を
有することを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記撹拌部材の残部は、前記Ｒ部に潤滑材を
有することを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
【００１９】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記撹拌部材は、実質的に、球形状を呈する
ことを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記撹拌部材は、実質的に、球形状を呈する
ことを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
【００２０】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画
定する縁部を有し、該縁部は、前記球形状の撹拌部材に
対応する突出用テーパ面を有することを特徴とする硬貨
送出装置が得られる。
において、前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画
定する縁部を有し、該縁部は、前記球形状の撹拌部材に
対応する突出用テーパ面を有することを特徴とする硬貨
送出装置が得られる。
【００２１】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画
定する縁部を有し、前記撹拌部材の残部は、前記縁部に
係止する係止片を有することを特徴とする硬貨送出装置
が得られる。
において、前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画
定する縁部を有し、前記撹拌部材の残部は、前記縁部に
係止する係止片を有することを特徴とする硬貨送出装置
が得られる。
【００２２】また、本発明によれば、前記硬貨送出装置
において、前記縁部と前記係止片との間に、前記撹拌部
材を前記底板側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴
とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記縁部と前記係止片との間に、前記撹拌部
材を前記底板側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴
とする硬貨送出装置が得られる。
【００２３】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１及び図２に示す通り、１は、多数の硬貨をば
ら状態で収容するホッパーである。ホッパー１は、水平
に対して４５°の傾斜する底板である固定支持板２０に
固定支持される。なお、ホッパー１は、略水平位置にお
いても使用可能であることは自明である。
する。図１及び図２に示す通り、１は、多数の硬貨をば
ら状態で収容するホッパーである。ホッパー１は、水平
に対して４５°の傾斜する底板である固定支持板２０に
固定支持される。なお、ホッパー１は、略水平位置にお
いても使用可能であることは自明である。
【００２４】固定支持板２０は、平坦面を形成する底部
２０ａと、底部２０ａの外縁からホッパー１の方向へ延
在し屈曲してフランジを形成する円板支持面２０ｂとか
ら構成される。
２０ａと、底部２０ａの外縁からホッパー１の方向へ延
在し屈曲してフランジを形成する円板支持面２０ｂとか
ら構成される。
【００２５】硬貨送り円板３は、ホッパー１内の硬貨を
送出するために用いられるものであり、固定支持板２０
と並行に対向して、ホーパー１側に配されている。硬貨
送り円板３は、硬貨送り円板３の内周部分に配され、実
質的に硬貨１枚分の厚みの外周縁４ａを有する中央板状
台部４と、外周部分３ａでホーパー１側に突出して設け
られた硬貨送り片５とを有している。中央板状台部４
は、ねじピン４２により硬貨送り円板３にねじ止められ
ている。なお、中央板状台部４の外周縁４ａと硬貨送り
片５との間で、ホッパー１内の硬貨を支持して、上方に
送出する。
送出するために用いられるものであり、固定支持板２０
と並行に対向して、ホーパー１側に配されている。硬貨
送り円板３は、硬貨送り円板３の内周部分に配され、実
質的に硬貨１枚分の厚みの外周縁４ａを有する中央板状
台部４と、外周部分３ａでホーパー１側に突出して設け
られた硬貨送り片５とを有している。中央板状台部４
は、ねじピン４２により硬貨送り円板３にねじ止められ
ている。なお、中央板状台部４の外周縁４ａと硬貨送り
片５との間で、ホッパー１内の硬貨を支持して、上方に
送出する。
【００２６】回転軸２は、モータ２３により回転駆動さ
れ、固定支持板２０の底部２０ａと硬貨送り円板３及び
中央板状台部４のそれぞれの中心部を貫通している。硬
貨送り円板３及び中央板状台部４は、駆動ピン４０及び
係合ピン４１を介して、回転可能に回転軸２に支持され
ている。駆動ビン４０は回転軸２から半径方向に突出し
て設けられている。係合ピン４１は硬貨送り円板３を駆
動ピン４０に係合するものである。硬貨送り円板３及び
中央板状台部４を貫いて突出している回転軸２の軸端側
には、スプリング３５が取付けられている。スプリング
３５は、座金３７を介して、回転軸２の軸端に緊締ねじ
３８により、緊締固着され、硬貨送り円板３及び中央板
状台部４を、固定支持板２０に向けて付勢する。
れ、固定支持板２０の底部２０ａと硬貨送り円板３及び
中央板状台部４のそれぞれの中心部を貫通している。硬
貨送り円板３及び中央板状台部４は、駆動ピン４０及び
係合ピン４１を介して、回転可能に回転軸２に支持され
ている。駆動ビン４０は回転軸２から半径方向に突出し
て設けられている。係合ピン４１は硬貨送り円板３を駆
動ピン４０に係合するものである。硬貨送り円板３及び
中央板状台部４を貫いて突出している回転軸２の軸端側
には、スプリング３５が取付けられている。スプリング
３５は、座金３７を介して、回転軸２の軸端に緊締ねじ
３８により、緊締固着され、硬貨送り円板３及び中央板
状台部４を、固定支持板２０に向けて付勢する。
【００２７】硬貨送り円板３の外周部分３ａの固定支持
板２０側は、固定支持板２０の円板支持面２０ｂに、複
数個の円板支持ボール２６を介して、互いに回転可能に
接合している。なお、複数個の円板支持ボール２６は、
リテーナリング２５により、円板支持面２０ｂ上で円周
方向に等間隔に配され、環状レース２７により位置決め
されている。
板２０側は、固定支持板２０の円板支持面２０ｂに、複
数個の円板支持ボール２６を介して、互いに回転可能に
接合している。なお、複数個の円板支持ボール２６は、
リテーナリング２５により、円板支持面２０ｂ上で円周
方向に等間隔に配され、環状レース２７により位置決め
されている。
【００２８】一方、硬貨送り円板３及び中央板状台部４
には、それらを貫く複数の案内孔１４，１４，…が、穿
孔され、互いに円周方向に等間隔に配されている。但
し、案内孔１４の位置は、図２に示す破線で示すよう
に、外周部分３ａに穿孔しても良い。
には、それらを貫く複数の案内孔１４，１４，…が、穿
孔され、互いに円周方向に等間隔に配されている。但
し、案内孔１４の位置は、図２に示す破線で示すよう
に、外周部分３ａに穿孔しても良い。
【００２９】ここで、図３をも参照して説明する。固定
支持板２０の底部２０ａ上には、各案内孔１４に対応す
る位置に、複数の撹拌部材１３，１３，…が配されてい
る。撹拌部材１３は、案内孔１４を臨み、硬貨送り円板
３の回転により、底部２０ａ上を一定の円軌道に沿つて
移動する。なお、円軌道に沿って、撹拌部材１３の位置
決めをする環状のレース（図示せず。）を底部２０ａ上
に設けてもよい。
支持板２０の底部２０ａ上には、各案内孔１４に対応す
る位置に、複数の撹拌部材１３，１３，…が配されてい
る。撹拌部材１３は、案内孔１４を臨み、硬貨送り円板
３の回転により、底部２０ａ上を一定の円軌道に沿つて
移動する。なお、円軌道に沿って、撹拌部材１３の位置
決めをする環状のレース（図示せず。）を底部２０ａ上
に設けてもよい。
【００３０】底部２０ａ上の一部、すなわち、ホッパー
１内に硬貨がばら状態で重なり合っている硬貨送り円板
３の下方側に対応する位置で、円軌道に沿って、撹拌部
材１３が通過可能に、押出部材５０が固着されている。
押出部材５０は、凸部を構成しており、撹拌部材１３が
通過する際には、撹拌部材１３の先端部が、撹拌突出端
１３ａとして、案内孔１４を通って、中央板状台部４上
に突出せしめる。なお、撹拌部材１３は、押出部材５０
を通過した後は、自重により、案内孔１４を通って、底
部２０ａ上の円軌道位置に自由落下する。
１内に硬貨がばら状態で重なり合っている硬貨送り円板
３の下方側に対応する位置で、円軌道に沿って、撹拌部
材１３が通過可能に、押出部材５０が固着されている。
押出部材５０は、凸部を構成しており、撹拌部材１３が
通過する際には、撹拌部材１３の先端部が、撹拌突出端
１３ａとして、案内孔１４を通って、中央板状台部４上
に突出せしめる。なお、撹拌部材１３は、押出部材５０
を通過した後は、自重により、案内孔１４を通って、底
部２０ａ上の円軌道位置に自由落下する。
【００３１】当該実施例では、押出部材５０は、硬貨送
り円板３の回転方向（図中の矢印方向）に自由端５０ａ
を有する片持ち支持バネ板により構成されている。片持
ち支持バネ板の自由端５０ａの弾性により、撹拌部材１
３の撹拌突出端１３ａに印加される硬貨の衝突等による
過負荷が回避される。
り円板３の回転方向（図中の矢印方向）に自由端５０ａ
を有する片持ち支持バネ板により構成されている。片持
ち支持バネ板の自由端５０ａの弾性により、撹拌部材１
３の撹拌突出端１３ａに印加される硬貨の衝突等による
過負荷が回避される。
【００３２】なお、本発明の押出部材５０は片持ち支持
バネ板に限定されるものではなく、底部２０ａから適宜
の高さを有し、撹拌突出端１３ａを、中央板状台部４上
に突出せしめるものであれば足る。
バネ板に限定されるものではなく、底部２０ａから適宜
の高さを有し、撹拌突出端１３ａを、中央板状台部４上
に突出せしめるものであれば足る。
【００３３】また、底部２０に凹部（図示せず。）を設
け、硬貨送り片５を通過させる際に、落下せしめる逆の
構成を採ることができることは、本発明の趣旨から自明
である。 次に、撹拌部材１３は、本実施例では、その
撹拌突出端１３ａを球状を形成することにより、撹拌突
出端１３ａに印加される硬貨の衝突等による過負荷を、
押出部材５０の片持ち支持バネ板と協働して、有効に回
避する構成を採る。なお、撹拌突出端１３ａに、ウレタ
ンゴム等のエラストマ材（図示せず。）を貼付又は埋め
込み等して、摩擦係数を上げかつ湾曲変形による硬貨の
ブリッジ形成を有効に防止してもよい。
け、硬貨送り片５を通過させる際に、落下せしめる逆の
構成を採ることができることは、本発明の趣旨から自明
である。 次に、撹拌部材１３は、本実施例では、その
撹拌突出端１３ａを球状を形成することにより、撹拌突
出端１３ａに印加される硬貨の衝突等による過負荷を、
押出部材５０の片持ち支持バネ板と協働して、有効に回
避する構成を採る。なお、撹拌突出端１３ａに、ウレタ
ンゴム等のエラストマ材（図示せず。）を貼付又は埋め
込み等して、摩擦係数を上げかつ湾曲変形による硬貨の
ブリッジ形成を有効に防止してもよい。
【００３４】また、撹拌部材１３は、その後端部１３ｂ
にもＲ部を設け、底部２０ａから押出部材５０上の通過
をスムーズにしている。なお、後端部１３ｂのＲ部に
は、たとえば、カーボン入りナイロンシート等の合成樹
脂のフィルム（図示せず。）を、潤滑材として、貼付又
は埋め込み等して、底部２０及び押出部材５０との間に
発生する摩擦力を有効に軽減してもよい。
にもＲ部を設け、底部２０ａから押出部材５０上の通過
をスムーズにしている。なお、後端部１３ｂのＲ部に
は、たとえば、カーボン入りナイロンシート等の合成樹
脂のフィルム（図示せず。）を、潤滑材として、貼付又
は埋め込み等して、底部２０及び押出部材５０との間に
発生する摩擦力を有効に軽減してもよい。
【００３５】撹拌部材１３の後端部１３ｂ側には、係止
フランジ１３ｃが設けられている。係止フランジ１３ｃ
は、撹拌突出端１３ａが中央板状台部４上に突出する際
に、案内孔１４を画定する硬貨送り円板３の固定支持板
２０側の縁部に係止され、案内孔１４からホッパー１側
への撹拌部材１３の脱落を防止している。
フランジ１３ｃが設けられている。係止フランジ１３ｃ
は、撹拌突出端１３ａが中央板状台部４上に突出する際
に、案内孔１４を画定する硬貨送り円板３の固定支持板
２０側の縁部に係止され、案内孔１４からホッパー１側
への撹拌部材１３の脱落を防止している。
【００３６】撹拌部材１３の他の実施例として、図４に
示すように、案内孔１４を画定する硬貨送り円板３の固
定支持板２０側の縁部と係止フランジ１３ｃとの間に、
撹拌部材１３を固定支持板２０側に付勢する戻りばね１
３ｄを配してもよい。なお、戻りばね１３ｄに限定され
ず、板ばね等の付勢力を生じるものも使用できることは
自明である。戻りばね１３ｄの付勢力により、撹拌部材
１３は、押出部材５０を通過した後は、自重によらず
に、案内孔１４を通って、底部２０ａ上の円軌道位置に
強制落下する。
示すように、案内孔１４を画定する硬貨送り円板３の固
定支持板２０側の縁部と係止フランジ１３ｃとの間に、
撹拌部材１３を固定支持板２０側に付勢する戻りばね１
３ｄを配してもよい。なお、戻りばね１３ｄに限定され
ず、板ばね等の付勢力を生じるものも使用できることは
自明である。戻りばね１３ｄの付勢力により、撹拌部材
１３は、押出部材５０を通過した後は、自重によらず
に、案内孔１４を通って、底部２０ａ上の円軌道位置に
強制落下する。
【００３７】ただし、本実施例においては、戻りばね１
３ｄの一端を硬貨送り円板３に結合し、他端を係止フラ
ンジ１３ｃに結合して、撹拌部材１３自身を懸吊し、固
定支持板２０から遊離させる構造を採っている。
３ｄの一端を硬貨送り円板３に結合し、他端を係止フラ
ンジ１３ｃに結合して、撹拌部材１３自身を懸吊し、固
定支持板２０から遊離させる構造を採っている。
【００３８】撹拌部材１３の更なる他の実施例として、
図５に示すように、撹拌部材１３自体を球形状に構成し
てもよい。案内孔１４の固定支持板側に、球形状の撹拌
部材１３に対応する突出用テーパ面１４ａを設け，撹拌
突出端１３ａの突出量を増加せしめると共に、案内孔１
４からホッパー１側への撹拌部材１３の脱落を防止して
いる。
図５に示すように、撹拌部材１３自体を球形状に構成し
てもよい。案内孔１４の固定支持板側に、球形状の撹拌
部材１３に対応する突出用テーパ面１４ａを設け，撹拌
突出端１３ａの突出量を増加せしめると共に、案内孔１
４からホッパー１側への撹拌部材１３の脱落を防止して
いる。
【００３９】なお、図６に示すように、硬貨を拾い上げ
るための硬貨送り片５を、上述の撹拌部材１３と同様な
構成とすることにより、硬貨送り片５を、硬貨送り円板
３の外周部分３ａ上に出没可能に構成し、１枚の硬貨だ
けを送出し得るように、円板３の上方側における硬貨送
り片５の突出量を調整することもできる。
るための硬貨送り片５を、上述の撹拌部材１３と同様な
構成とすることにより、硬貨送り片５を、硬貨送り円板
３の外周部分３ａ上に出没可能に構成し、１枚の硬貨だ
けを送出し得るように、円板３の上方側における硬貨送
り片５の突出量を調整することもできる。
【００４０】なお、図２及び図９に示すように、上述の
構成により、ホッパー１内で、撹拌部材１３により撹拌
され、硬貨送り片５と中央板状台部４の外周縁４ａとの
間で硬貨が拾い上げられると、硬貨送り円板３の回転に
従って、硬貨送り円板３の上方に位置する上方出口部６
に送出される。上方出口部６には、硬貨送り円板３の外
周部分３ａを横切って、中央板状台部４の外周縁４ａの
接線方向に延在する出口ナイフ７が設けられている。出
口ナイフ７は、その先端部を中央板状台部４の外周縁４
ａに接し、外周縁４ａから硬貨を取り上げて、上方出口
８に通過させる。
構成により、ホッパー１内で、撹拌部材１３により撹拌
され、硬貨送り片５と中央板状台部４の外周縁４ａとの
間で硬貨が拾い上げられると、硬貨送り円板３の回転に
従って、硬貨送り円板３の上方に位置する上方出口部６
に送出される。上方出口部６には、硬貨送り円板３の外
周部分３ａを横切って、中央板状台部４の外周縁４ａの
接線方向に延在する出口ナイフ７が設けられている。出
口ナイフ７は、その先端部を中央板状台部４の外周縁４
ａに接し、外周縁４ａから硬貨を取り上げて、上方出口
８に通過させる。
【００４１】出口ナイフ７の上方には、出口ナイフ７側
にスプリング（図示せず。）により付勢される硬貨計数
用ロール９が設けられている。硬貨計数用ロール９を
は、出口ナイフ７により上方出口８に案内された硬貨
が、スプリングの付勢力に抗して押し上げることによ
り、送出された硬貨の枚数を計算し、所用数の硬貨を係
数し終わると同時に、回転軸２を駆動するモータ２３を
停止し、硬貨送り円３の回転を止める。
にスプリング（図示せず。）により付勢される硬貨計数
用ロール９が設けられている。硬貨計数用ロール９を
は、出口ナイフ７により上方出口８に案内された硬貨
が、スプリングの付勢力に抗して押し上げることによ
り、送出された硬貨の枚数を計算し、所用数の硬貨を係
数し終わると同時に、回転軸２を駆動するモータ２３を
停止し、硬貨送り円３の回転を止める。
【００４２】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、撹
拌部材と押出部材との組み合わせにより、従来のキャリ
アの斜交角度調整及び撹拌部材の複雑な出没機構を不要
としたから、単純な構造で、組立て容易な硬貨送出装置
を提供することができ、しかも、撹拌作用を有効に維持
しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去するこ
とができる。
拌部材と押出部材との組み合わせにより、従来のキャリ
アの斜交角度調整及び撹拌部材の複雑な出没機構を不要
としたから、単純な構造で、組立て容易な硬貨送出装置
を提供することができ、しかも、撹拌作用を有効に維持
しつつ、撹拌部材による硬貨押上げの弊害を除去するこ
とができる。
【図１】本発明の第１の実施例に係わる硬貨送出装置を
図２のＩ−Ｉ線上で示す断面図である。
図２のＩ−Ｉ線上で示す断面図である。
【図２】本発明の第１の実施例に係わる硬貨送出装置の
正面図である。
正面図である。
【図３】本発明の第１の実施例に係わる硬貨送出装置の
撹拌部材及び押出部材を図２のＩ′−Ｉ′線上で示す断
面図である。
撹拌部材及び押出部材を図２のＩ′−Ｉ′線上で示す断
面図である。
【図４】本発明の第２の実施例に係わる撹拌部材及び押
出部材を示す断面図である。
出部材を示す断面図である。
【図５】本発明の第３の実施例に係わる撹拌部材及び押
出部材を示す断面図である。
出部材を示す断面図である。
【図６】本発明の第４の実施例に係わる硬貨送り片を示
す断面図である。
す断面図である。
【図７】従来の硬貨送出装置を示す断面図である。
【図８】従来の他の硬貨送出装置を示す断面図である。
【図９】一般的な硬貨送出装置の斜視図である。
１ ホッパー ２ 回転軸 ３ 硬貨送り円板 ３ａ 外周部分 ４ 中央板状台部４ ４ａ 外周縁 ５ 硬貨送り片 ６ 上方出口部 ７ 出口ナイフ ８ 上方出口 ９ 硬貨計数用ロール １２ キャリア １３ 撹拌部材 １３ａ 撹拌突出端 １３ｂ 後端部１３ｂ １３ｃ 係止フランジ １３ｄ 付勢する戻りばね １４ 案内孔 １４ａ 突出用テーパ面 ２０ 固定支持板 ２０ａ 底部 ２０ｂ 円板支持面 ２５ リテーナリング ２６ 円板支持ボール ２７ 環状レース ３５ スプリング ３７ 座金 ３８ 緊締ねじ ４０ 駆動ピン ４１ 係合ピン ４２ ねじピン ５０ 押出部材
Claims (11)
- 【請求項１】 回転軸により回転可能に支持され、硬貨
を送出するために用いられる回転板と、 該回転板に所定の離間距離を介して対向する底板とを有
する硬貨送出装置において、 前記回転板に穿孔されてなる案内孔と、 該案内孔を臨み、前記回転板の回転により前記底板上を
所定の円軌道に沿って移動する撹拌部材と、 前記底板に前記円軌道に沿って設けられる押出部材とを
有し、 前記押出部材は、前記円軌道に沿って前記撹拌部材が通
過する際に、当該撹拌部材の一部を撹拌突出部として、
前記案内孔から前記回転板上に突出せしめる所定の比高
差を前記底板に対して有することを特徴とする硬貨送出
装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記押出部材は、少なくとも一部に、前記回転板上に突
出した前記撹拌部材に印加される所定の応力に対して弾
性変形してなる弾性材を有することを特徴とする硬貨送
出装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記押出部材は、前記回転板の回転方向に自由端を有す
る片持ち支持されたバネ板であることを特徴とする硬貨
送出装置。 - 【請求項４】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記撹拌突出部は、少なくとも一部に、Ｒ部を有するこ
とを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項５】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記撹拌突出部は、少なくとも一部に、エラストマ材を
有することを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項６】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記撹拌部材の残部は、少なくとも一部に、Ｒ部を有す
ることを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項７】 請求項６記載の硬貨送出装置において、
前記撹拌部材の残部は、前記Ｒ部に潤滑材を有すること
を特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項８】 請求項１記載の硬貨送出装置において、
前記撹拌部材は、実質的に、球形状を呈することを特徴
とする硬貨送出装置。 - 【請求項９】 請求項８記載の硬貨送出装置において、
前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画定する縁部
を有し、該縁部は、前記球形状の撹拌部材に対応する突
出用テーパ面を有することを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項１０】 請求項１記載の硬貨送出装置におい
て、前記回転板は、前記底板側で前記案内孔を画定する
縁部を有し、前記撹拌部材の残部は、前記縁部に係止す
る係止片を有することを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項１１】 請求項１０記載の硬貨送出装置におい
て、前記縁部と前記係止片との間に、前記撹拌部材を前
記底板側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする
硬貨送出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357420A JPH05159126A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 硬貨送出装置 |
| KR1019920022020A KR960001447B1 (ko) | 1991-12-02 | 1992-11-23 | 경화 송출 장치 |
| US07/984,909 US5295900A (en) | 1991-12-02 | 1992-12-02 | Coin dispensing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357420A JPH05159126A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 硬貨送出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05159126A true JPH05159126A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18454035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3357420A Pending JPH05159126A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 硬貨送出装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295900A (ja) |
| JP (1) | JPH05159126A (ja) |
| KR (1) | KR960001447B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068626A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Olympia:Kk | ホッパー装置 |
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| US5769848A (en) * | 1996-05-14 | 1998-06-23 | Wattanasirichaigoon; Somkiat | Endoscopic instrument |
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| US6059650A (en) * | 1998-04-13 | 2000-05-09 | Agent Systems, Inc. | System and method for coin singulation |
| ES2144964B1 (es) | 1998-07-31 | 2001-02-01 | Azkoyen Medios De Pago Sa | Devolvedor de monedas para maquinas accionadas por monedas. |
| US6279718B1 (en) | 1998-11-10 | 2001-08-28 | Rowe International, Inc. | Merchandising machine with bulk coin hopper |
| KR100600420B1 (ko) * | 1999-08-06 | 2006-07-13 | 아사히 세이코 가부시키가이샤 | 코인 호퍼 장치 |
| EP1843302A4 (en) * | 2004-12-28 | 2009-08-26 | Glory Kogyo Kk | DISTRIBUTOR OF PARTS |
| DE102005056191B4 (de) * | 2005-11-21 | 2007-08-16 | Walter Hanke Mechanische Werkstätten GmbH & Co. KG | Vorrichtung zum Vereinzeln von Münzen |
| ES2390726B1 (es) | 2010-07-22 | 2013-10-16 | Azkoyen , S.A. | Dispensador unitario de monedas y metodo de dispensacion unitaria de monedas que utiliza dicho dispensador |
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| EP2680236B1 (en) * | 2011-02-22 | 2020-12-30 | Glory Ltd. | Coin depositing and dispensing machine |
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1991
- 1991-12-02 JP JP3357420A patent/JPH05159126A/ja active Pending
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- 1992-11-23 KR KR1019920022020A patent/KR960001447B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-12-02 US US07/984,909 patent/US5295900A/en not_active Expired - Lifetime
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| KR960001447B1 (ko) | 1996-01-30 |
| KR930014211A (ko) | 1993-07-22 |
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