JP4514047B2 - 樹脂製分岐管の撤去方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス配管等の樹脂製分岐管の撤去方法に関する。特には、作業の一層の簡略化、低コスト化を実現し、作業バリエーションを増やすことが可能な樹脂製分岐管の撤去方法に関する。
都市ガス配管の分野を例に採って背景技術を説明する。
都市ガス配管には、近年、ポリエチレンパイプ等の樹脂製配管が多用されるようになってきた。樹脂製配管は、従来のメッキ鋼管と比べて腐蝕や地震に強く、配管工事の施工性にも優れるからである。このような樹脂製配管において、既存の配管に樹脂製分岐管を接続する場合には、電気融着継手を用いているのが一般的である。
図19は、チー型の電気融着継手を用いた樹脂製配管の一例を示す一部断面側面図である。
図19には、図の表裏方向に延びる樹脂製の元管101と、図の右方向に延びる樹脂製の分岐管103とが、電気融着継手(サービスチー)105を介して接続された状態が示されている。サービスチー105は、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチック製である。このサービスチー105は、円筒状の立上り管部105aと、この立上り管部105aの下端に一体化した鞍状のサドル部105bと、立上り管部105aの側面から横方向に分岐した分岐部105cとを備える。
サービスチー105の立上り管部105a内には、内蔵タッピング工具(カッター)106が収納されている。このカッター106は、元管101にサービスチー105を融着した後に、元管101の側壁にタッピング孔101aを開けるためのものである。カッター106で開けられたタッピング孔101aは、元管101側壁とサービスチー105のサドル部105bを貫通しており、元管101内部と分岐管103内部との連通孔となる。サービスチー105のサドル部105bには、図示せぬ電熱線が埋設されている。この電熱線に電流を流して発熱させ、サドル部105bを元管101の側面に気密に融着する。サービスチー105の分岐部105cには、ソケット107を介して分岐管103が接続される。このソケット107は、サービスチー105の分岐部105cと分岐管103との接続端部同士をシールしつつ固定する。
ところで、このような樹脂製配管において、建物の撤去等により不要となった分岐管を取り外す場合は、従来、以下に述べる(1)〜(3)の手順で既存の分岐管103を撤去している。
図20〜22は、従来の樹脂製分岐管の撤去方法の概要を示す一部断面側面図である。
(1)図20に示すように、分岐管103の途中をスクイズバー110で挟んで圧縮遮断(スクイズオフ)する。このとき、分岐管103をスクイズオフする位置103xは、ソケット融着部に圧縮による悪影響が及ばないようにするために、ソケット107の端部(図の右端部)から分岐管103の外径Dの3倍以上離れた位置とする必要がある。このスクイズオフを行うことで、分岐管103内部のガス流が遮断される。
(2)図21に示すように、分岐管103の先方(図の右端側:元管101と反対側)103zをノコ等で切断し、その後に分岐管103の切断端部103yにキャップ111を取り付ける。このとき、分岐管103は、スクイズオフ位置103xから分岐管外径Dの3倍以上離れた位置(切断端部103y)で切断する。これは、(1)の場合と同様に、ソケット融着部に圧縮による悪影響が及ばないようにするためである。分岐管103の切断作業が完了した後は、切断された分岐管103の先方103′を撤去する。
(3)図22に示すように、分岐管103の残存部103″をスクイズオフしているスクイズバー110を開放する。スクイズオフを開放すると、樹脂製の分岐管103が弾性変形して、元の状態に復帰する。元管101から分岐管103側へと流れるガスは、キャップ111で遮断されるので、分岐管103の切断後もガスは漏れない。
ところで、上述した従来の樹脂製分岐管の撤去方法においては、分岐管103のスクイズオフを、ソケット107の右端部から分岐管外径Dの約3倍以上離れた位置103xで行わなければならない。さらに、分岐管103の切断は、スクイズオフ位置103xから分岐管外径Dの約3倍以上離れた位置103yで行わなければならない。したがって、この切断位置103yは、元管101の根元部から測った場合、分岐管外径Dの最低約6倍以上離れた位置となる。このため、撤去作業終了後も、分岐管の一部103″(残存部)が相当長く残ってしまう(図22参照)。
この分岐管103の残存部103″は、撤去作業終了後に再び地中に埋設される。地中に残存部103″が残ったままであると、撤去作業後にある期間を経て掘削工事等の他の工事を行う際に、掘削工具等が残存部103″に当たるおそれがある。分岐管103の残存部103″は樹脂製であるため、掘削工具等が当たると損傷し易く、その損傷部分からガス漏れ等が生じる危険性がある。したがって、分岐管を切断して撤去する際には、分岐管残存部をできる限り短くすることが求められる。
これに対し、本出願人は、特許文献1(特開2002−295724号公報)において、分岐管を撤去した後の他の工事で、残存した分岐管が損傷する危険性を低減できる『樹脂製分岐管の撤去方法』を提案した。これは、概略次に述べる第1〜第4段階の作業を行い、元管に融着されたサービスチーの一部及びこれに接続された分岐管を撤去するものである。
第1段階:サービスチーの立上り管部に内蔵されたカッターを、元管の側壁の孔(タッピング孔)内に挿入する。
第2段階:カッターの上側でサービスチーの立上り管部の根元を切断した後、この立上り管部とともに分岐管を撤去する。ここで、元管に接続されたサービスチーの根元を切断し、分岐管全体を撤去するため、撤去作業後に分岐管が全く残らず、分岐管を撤去した後の他の工事で、残存した配管が損傷する危険性を低減できる。
第3段階:サービスチーの切断部にノーブローガスバッグ(封止作業バッグ)を取り付け、このバッグ内部において元管側壁の孔内からカッターを取り外した後、この孔に仮栓を取り付ける。ここで、ノーブローガスバック内部でカッターを取り外し、仮栓の取り付けを行うので、これらの作業時に、ガス漏れが生じること等を防ぐことができる。
第4段階:仮栓の外側から樹脂製の本閉止栓を回転させながら当て、本閉止栓と孔端部との間に生じる摩擦熱で、本閉止栓をサービスチーの切断部に融着する。
一方、特許文献2(特開2004−291589号公報)には、電気融着継手(電気融着ソケット)の上流側の箇所(サービスチーの分岐部)において分岐管を切断した後、この切断端面を回転融着部材で密閉する方法が開示されている。同文献2における回転融着部材は、分岐管の切断端面に当たる円環部と、分岐管の内周面に対向するガイド部と、円環部の内周側に形成されたガイド溝を備えている。回転融着部材は、分岐管の切断端面に当てられた後、この切断端面に押し付けながら回転させられる。すると、切断端面と円環部端面とが摩擦熱で溶融し、これが冷却固化することで両者が接合される。なお、回転融着の際には、分岐管が30Aの中密度ポリエチレン管の場合、回転速度が5〜10m/min、送り速度が1.5m/min、押し付け時間が3min、押し付け圧力が0.3〜1.5MPaの各条件を満たせば、実用上充分な接合強度が得られるとされている。
特開2002−295724号公報 特開2004−291589号公報(図3)
ところで、前述したような樹脂製分岐管の撤去作業をより簡略化、低コスト化し、作業バリエーションを増やすことが求められている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、作業の一層の簡略化、低コスト化を実現し、作業バリエーションを増やすことが可能な樹脂製分岐管の撤去方法を提供することを目的とする。
本発明に関連する第1の樹脂製分岐管の撤去方法は、 元管にサービスチーを介して接続された樹脂製分岐管を撤去する方法であって、 前記サービスチーは、 前記元管と連通する貫通孔を有するサドル部と、 該サドル部の貫通孔周囲から立ち上がった立上り管部と、 該立上り管部から分岐して延び出た分岐部と、 前記立上り管部の上端に着脱可能に設けられたチーキャップと、 前記立上り管部の管内に内蔵された、前記サドル部の貫通孔内を挿通可能なカッターと、を備え、 前記サドル部が前記元管の外面に当てられて融着されているとともに、前記分岐部が継手を介して前記樹脂製分岐管と接続されており、 前記サービスチーの前記立上り管部から前記チーキャップを取り外し、 前記元管側に向けて前記カッターを送り込んで、該カッターを前記元管と前記分岐部との間に位置させ、 前記継手の下流側で、融着必要寸法のみを残して前記樹脂製分岐管を切断し、 該樹脂製分岐管の切断部に電気融着キャップを融着することを特徴とする。
この方法によれば、元管に向けてカッターを送り込むことで、元管と分岐部との間のある程度のシール状態を確保する。そのため、分岐管切断前に分岐管を潰して圧縮する、いわゆるスクイズオフ作業を行うことなく分岐管を撤去できるので、撤去作業を簡略化でき、作業コストを低くできる。また、分岐管は、電気融着キャップの融着必要寸法のみを残して撤去できるため、分岐管残存部分が短くて済み、その後に行う可能性のある他の工事等により分岐管残存部分が損傷する危険を減らすことができる。
本発明の第2の樹脂製分岐管の撤去方法は、元管にサービスチーを介して接続された樹
脂製分岐管を撤去する方法であって、 前記サービスチーは、 前記元管と連通する貫通孔
を有するサドル部と、 該サドル部の貫通孔周囲から立ち上がった立上り管部と、 該立上
り管部から分岐して延び出た分岐部と、 前記立上り管部の上端に着脱可能に設けられた
チーキャップと、 前記立上り管部の管内に内蔵された、前記サドル部の貫通孔内を挿通
可能なカッターと、を備え、 前記サドル部が前記元管の外面に当てられて融着されてい
るとともに、前記分岐部が継手を介して前記樹脂製分岐管と接続されており、 前記サー
ビスチーの前記立上り管部から前記チーキャップを取り外し、 前記立上り管部の前記チ
ーキャップの取付部に封止作業用具を取り付け、 前記封止作業用具の内側で、前記立上り管部内において前記元管側に向けて柔軟性を有する仮栓を押し込んで、前記元管と前記分岐部との間を封止し、 前記仮栓を入れて前記元管と前記立上り管部との間を封止した後に、前記サービスチーの立上り管部(前記仮栓の下流側)若しくは分岐部又は前記樹脂製分岐管を切断し、 前記柔軟性を有する仮栓で前記元管と前記分岐部との間を封止したまま、切断した部分に本栓を融着により取り付けることを特徴とする。
この方法によれば、サービスチーの立上り管部の、チーキャップの取付部に封止作業用具を取り付け、この封止作業用具の内側で、立上り管部内において元管側に向けて仮栓を入れて、元管と分岐部との間を封止してから撤去作業を行う。そのため、元管とサービスチーの分岐部との間を仮封止できる。なお、仮栓は、カッターを元管側に押し込んだ状態でカッターの上側に配置してもよいし、カッターをサービスチーから抜き取った後に配置してもよい。
なお、封止作業用具としては、封止作業バッグ(ノーブローバッグ)や継手封止工具等を用いることができる。
本発明の第3の樹脂製分岐管の撤去方法は、前記継手が電気融着ソケットであり、 前記仮栓を入れた後、前記電気融着ソケットの下流側で、融着必要寸法のみを残して前記樹脂製分岐管を切断することができる。
この場合、前述と同様に、融着必要寸法のみを残して分岐管を撤去できるため、分岐管残存部分が短くて済み、分岐管残存部分が損傷する危険を減らすことができる。
本発明の第4の樹脂製分岐管の撤去方法は、元管にサービスチーを介して接続された樹脂製分岐管を撤去する方法であって、 前記サービスチーは、 前記元管と連通する貫通孔を有するサドル部と、 該サドル部の貫通孔周囲から立ち上がった立上り管部と、 該立上り管部から分岐して延び出た分岐部と、 前記立上り管部の上端に着脱可能に設けられたチーキャップと、 前記立上り管部の管内に内蔵された、前記サドル部の貫通孔内を挿通可能なカッターと、を備え、 前記サドル部が前記元管の外面に当てられて融着されているとともに、前記分岐部が継手を介して前記樹脂製分岐管と接続されており、 前記サービスチーの前記立上り管部から前記チーキャップを取り外し、 前記立上り管部の前記チーキャップの取付部に封止作業用具を取り付け、 前記封止作業用具の内側で、前記立上り管部内において前記元管側に向けて仮栓を入れて、前記元管と前記分岐部との間を封止し、 前記サービスチーの前記分岐部の根元付近を切断し、 この切断した分岐部の端部に本栓を取り付けることを特徴とする。
特許文献1(特開2002−295724号公報)に開示された方法では、カッターを元管側に挿入した後にチーを切断し、この切断部に封止作業バッグを取り付けてから仮栓を取り付けるが、本方法では封止作業用具を取り付けてから仮栓を入れて切断を行うので、作業過程がよりスムーズになる。また、サービスチーを分岐部の根元付近で切断することで、分岐管残存部分がより短くて済む。
本発明の第5の樹脂製分岐管の撤去方法は、元管にサービスチーを介して接続された樹脂製分岐管を撤去する方法であって、 前記サービスチーは、 前記元管と連通する貫通孔を有するサドル部と、 該サドル部の貫通孔周囲から立ち上がった立上り管部と、 該立上り管部から分岐して延び出た分岐部と、 前記立上り管部の上端に着脱可能に設けられたチーキャップと、 前記立上り管部の管内に内蔵された、前記サドル部の貫通孔内を挿通可能なカッターと、を備え、 前記サドル部が前記元管の外面に当てられて融着されているとともに、前記分岐部が継手を介して前記樹脂製分岐管と接続されており、 前記サービスチーの前記立上り管部から前記チーキャップを取り外し、 前記立上り管部の前記チーキャップの取付部に封止作業用具を取り付け、 前記封止作業用具の内側で、前記立上り管部内において前記元管側に向けて仮栓を入れて、前記元管側と前記立上り管部との間を封止し、 前記仮栓の下流側で前記サービスチーの前記立上り管部の根元付近を切断し、 この切断した立上り管部の端部に本栓を取り付けることを特徴とする。
この方法においても、前述と同様に封止作業用具を取り付けてから仮栓を入れて切断を行うので、作業過程がよりスムーズになる。また、サービスチーを立上り管部の根元付近で切断することで、分岐管、継手、サービスチーの分岐部を含む横引き残存部分を完全に撤去できる。
本発明の樹脂製分岐管の撤去方法においては、バット融着により前記サービスチーの切断部に前記本栓を取り付けることができる。
また、電気融着により前記サービスチーの切断部に前記本栓を取り付けることができる。
さらに、前記サービスチーの切断部に前記本栓を回転させながら当て、これら両者の間に生じる摩擦熱で融着することができる。
これらの融着方法を適宜選択して用いることにより、作業状況等に応じた作業バリエーションを増やすことができる。
本発明によれば、作業の一層の簡略化、低コスト化を実現し、作業バリエーションを増やすことが可能な樹脂製分岐管の撤去方法を提供できる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照しつつ説明する。
以下に述べる各実施例では、都市ガス配管を例に採って説明する。
図1は、本発明に関連する第1参考例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における撤去前の状態を示す一部断面側面図である。
図2は、同樹脂製分岐管の撤去方法におけるチーキャップを取り外した状態を示す一部断面側面図である。
図3は、同樹脂製分岐管の撤去方法におけるカッターを押し込んだ状態を示す正面断面図である。
図4は、同樹脂製分岐管の撤去方法における分岐管を切断した状態を示す一部断面側面図である。
図5は、同樹脂製分岐管の撤去方法における撤去完了後の状態を示す一部断面側面図である。
図1に示す樹脂製配管においては、元管11と分岐管13とがサービスチー15を介して接続されている。サービスチー15は、元管11や分岐管13と同種のポリエチレン等の熱可塑性プラスチック製である。サービスチー15は、元管11外周面に融着されるサドル部16を備えている。このサドル部16外面には、融着時に固定工具等を係止させるための爪状の係止突起16aが複数形成されている。サドル部16には、図示せぬ電熱線が埋設されている。この電熱線に電流を流して発熱させ、サドル部16を元管11の側壁に気密に融着する。サドル部16上には、立上り管部17が立ち上げて形成されている。この立上り管部17上端には、チーキャップ18が着脱可能にネジ結合されている。チーキャップ18の下側において、立上り管部17外周面には、鍔状に張り出した鍔部17aが2段形成されている。立上り管部17側部(図中右側)からは、分岐部19が分岐して延び出ている。
サービスチー15の立上り管部17内には、カッター21が内蔵されている。図3に示すように、カッター21外周面のオネジ21bは、サービスチー15の立上り管部17内周面のメネジ17bに噛み合っている。カッター21は、元管11にサービスチー15のサドル部16を融着した後に、元管11の側壁に貫通孔11aを開けるためのものである。カッター21で開けられた貫通孔11aは、元管11内部とサービスチー15(及び分岐管13)内部との連通孔となる。カッター21下端の刃21c内側には、元管11に貫通孔11aを開けた際の切片11′が保持されている。サービスチー15の分岐部19と分岐管13との接続端部同士は、電気融着ソケット23で気密に接続固定されている。
以下、第1参考例における分岐管13の撤去方法について述べる。
参考例における撤去方法では、最初に、地中に埋設されている配管の周囲を掘削して露出させる。そして、図2に示すように、サービスチー15のチーキャップ18を掴んで回し、立上り管部17から取り外す。次いで、図3に示すように、立上り管部17の開口端部から六角レンチフライ1等の工具を挿入し、カッター21の係合孔21aに係合する。そして、六角レンチフライ1を回してカッター21を元管11側にネジ込むと、カッター21のオネジ21bがサービスチー15の立上り管部17内周面のメネジ17bに沿って下降する。このとき、元管11内部とサービスチー15の分岐部19(及び分岐管13)内部との間は、これらオネジ21bとメネジ17bとの噛み合い部分である程度気密封止されるとともに、カッター21の刃21c内側に保持された切片11′である程度気密封止される。
次いで、図4に示すように、電気融着ソケット23の下流側で、融着必要寸法tのみを残して、分岐管13を切断する。この融着必要寸法tは、一例で10cm程度である。分岐管13の切断は、切断工具等(図示されず)を用いて行い、切断作業が完了した後は、分岐管13を搬出して撤去する。最後に、図5に示すように、分岐管13の切断端面に電気融着キャップ25を融着し、チーキャップ18を再び立上り管部17上端に取り付ける。この第1実施例の方法によれば、元管11側に向けてカッター21を押し込むことで、元管11とサービスチー15との間をある程度気密封止するため、前述のスクイズオフ作業(図20〜図22参照)を行うことなく分岐管13を撤去できる。これにより、スクイズオフ作業の場合には分岐管外径の最低約6倍以上残っていた残存部を短くでき、さらに、撤去作業を簡略化でき、作業コストを少なくできる。
次いで、本発明の第2実施例について説明する。
図6は、本発明の第2実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における封止作業バッグ取り付け状態を示す一部断面側面図である。
図7は、同樹脂製分岐管の撤去方法における封止作業バッグ内でのカッター取り外し・仮栓取り付け作業を示す一部断面側面図である。
図8は、同樹脂製分岐管の撤去方法における仮栓取り付け状態を示す正面断面図である。
図9は、同樹脂製分岐管の撤去方法を示す分岐管切断部付近の側面断面図である。(A)はバット融着を用いた本栓融着作業を示す図であり、(B)は本栓融着状態を示す図である。
図10(A)〜(C)は、それぞれ同樹脂製分岐管の撤去方法を示す分岐管切断部付近の側面断面図であり、電気融着を用いた本栓融着作業を示す図である。
この第2実施例の撤去方法では、最初に、第1実施例と同様にして、配管の周囲を掘削して露出させ、サービスチー15のチーキャップ18を掴んで回し、立上り管部17から取り外す(図2参照)。そして、図6に示すように、バッグ固定治具33を用いて、サービスチー15の立上り管部17上端にノーブローガスバッグ31を取り付ける。このノーブローガスバッグ31は、透明な樹脂製の袋状体であって、上下2つの開口を有する。上開口の周囲はゴム等が取り付けられた絞り口31aとなっており、伸縮自在である。下開口の周囲はゴム等製の防護板31bが取り付けられている。バッグ固定治具33は、リング状をしており、内面に立上り管部17のオネジ17c(チーキャップ18の取付ネジ)に螺合するメネジ33aが切られている。
ノーブローガスバッグ31の取り付けは、まず、下開口31bをサービスチー15の立上り管部17上端に通し、鍔部17aまで下ろす。次いで、ノーブローガスバッグ31の上開口31aからバッグ固定治具33を入れる。そして、バッグ固定治具33を立上り管部17のオネジ17cに締め付けると、同治具33と鍔部17aとの間が防護板31bで気密状態となり、ノーブローガスバッグ31が固定される。
次に、図7に示すように、ノーブローガスバッグ31の絞り口31aから手Hを入れて、前述の六角レンチフライ1等(図3参照)を用いてカッター21を取り外す。カッター21を取り外した後は、仮栓35を立上り管部17内に押し込む。図8に示すように、この仮栓35はゴム製等からなり、柔軟性を有する。そのため、バー2等の工具を用いて、立上り管部17内周面のメネジ17bのネジ山に抗して押し込むことができる。この仮栓35により、元管11内部とサービスチー15の分岐部19(及び分岐管13)内部との間がシールされる。このように、ノーブローガスバッグ31を用いて作業することで、カッター21を取り外したり仮栓35を取り付けたりする際に、貫通孔11a内部が外界に露出せず、ガス漏れ等を防ぐことができる。
なお、本実施例では、カッター21をサービスチー15から抜き取った後に仮栓35を押し込むものとしたが、カッター21を元管11側に押し込んだままの状態で、カッター21の上側まで仮栓35を押し込んで配置してもよい。
次いで、第1実施例と同様に、電気融着ソケット23の下流側で、融着必要寸法t(前述と同様)のみを残して、分岐管13を切断する(図4参照)。そして、以下に述べるバット融着(図9参照)又は電気融着(図10参照)により、分岐管13の切断部に本栓を融着する。
バット融着は、図9(A)に模式的に示すように、ヒータ3を有するバット融着機を用いるものである。このバット融着機のヒータ3の一面(図中左面)を分岐管13の切断部端面13xに当てるとともに、ヒータ3の他面(図中右面)に本栓37の融着端面37xを当てる。そして、ヒータ3を発熱させると、この熱で両端面13x、37xが溶融する。両端面13x、37xが融着に充分な程度にまで溶融した後は、ヒータ3を抜き取り、本栓37の取っ手37aを持って融着端面37xを切断部端面13xに押し当てる。すると、図9(B)に示すように、融着部Xでこれら両面13x、37xが融着し、分岐管13の切断部が本栓37で塞がれる。
一方、電気融着は、本実施例では図10(A)に示すような本栓41を用いる。この本栓41は、分岐管13と同種のポリエチレン等の樹脂製からなり凹部内面に電熱線43が埋め込まれている。本栓41の内凹部41aは、分岐管13の切断部に外嵌可能に形成されている。本栓41の外周面には、ケーブル45を繋ぐ端子44が設けられている。この本栓41は、分岐管13の切断部に内凹部41aを嵌め込んで、図示せぬ固定工具を巻き付ける等により固定する。これにより、本栓41は、分岐管13の切断部側に押し付けられた状態でクランプされる。そして、端子44にケーブル45を繋いで通電し、電熱線43を発熱させて分岐管13の切断部に本栓41を融着する。なお、このような本栓41は、図14を用いて後述するようなサービスチー15の分岐部19の切断部にも同様に融着することができる(図10(B)参照)。
図10(A)、(B)では、分岐管13の切断部の外側に嵌め込む形状の本栓41を用いたが、図10(C)に示すように、内側に挿入して嵌め込む形状のものを用いることもできる。この本栓41′もポリエチレン等の樹脂製であり、栓本体42の下面に内挿凸部42aが形成されている。内挿凸部42aは、分岐管13の切断部(又はサービスチー15の分岐部19の切断部)内側に挿入される。内挿凸部42の外周面内には電熱線42bが埋設されており、栓本体42の外周面には前述と同様の端子(図示されず)が設けられている。図示せぬケーブルを介して端子から通電されると、電熱線42bへと電流が供給され、内挿凸部42aが加熱されて融着される。なお、このような本栓41′は、前述の第1実施例においても用いることができる(図5参照)。また、後述する図16の本栓71は、この本栓41′と同様の形態のものである。
ところで、前述の第2実施例では、ノーブローガスバッグ31を用いて仮栓35を押し込む形態について述べたが、図11〜図13に示すように、継手封止工具50(図中符号59はアダプター)を用いて仮栓35の押し込み作業を行うこともできる。
図11は、本実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具を用いたカッター取り外し作業を示す一部断面側面図である。
図12は、同樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具のシャッター閉止状態を示す一部断面側面図である。
図13は、同樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具を用いた仮栓取り付け作業を示す一部断面側面図である。
これらの各図に模式的に示すように、継手封止工具50は、箱状の工具本体51を備えている。この工具本体51の上面側には、開閉可能な蓋体53がクリップ55で取り付けられている。蓋体53には、六角レンチフライ1やバー2等の工具が挿通可能になっており、これらの挿通時にも工具本体51内の気密状態が維持されるようになっている。工具本体51には、内部を上下2つのスペース50A、50B(図12参照)に仕切るシャッター57が設けられている。このような継手封止工具50は、工具本体51下端のアダプター59を介して、サービスチー15の立上り管部17上端に取り付けられる。このアダプター59により、管径の異なる複数種類のサービスチーに対して、同一の継手封止工具50を適用できる。
この継手封止工具50を用いる場合は、サービスチー15のチーキャップ18を外した後(図2参照)、立上り管部17上端にアダプター59を介して工具本体51を取り付ける。そして、図11に示すように、シャッター57を開けた状態で、蓋体53の外側から六角レンチフライ1を挿通し、前述と同様に立上り管部17内のカッター21を回して引き上げる。カッター21を工具本体51の上半スペース50A内まで引き上げた後は、図12に示すように、まずシャッター57を閉じて工具本体51内の下半スペース50Bより下方を密閉し、次いでクリップ55を外して蓋体53を開けて六角レンチフライ1とともにカッター21を抜き取る。さらに、図13に示すように、仮栓35をバー2に取り付けて工具本体51内に収容した後、蓋体53を閉じてからシャッター57を再び開け、前述と同様に仮栓35を元管11側へ向けて押し込む。このように、継手封止工具50を用いる場合も、ノーブローガスバッグ31を用いる場合と同様に、カッター21を取り外したり仮栓35を取り付けたりする際に、ガス漏れ等を防ぐことができる。
前述の第2実施例では、仮栓35で元管11とサービスチー15との間をシールした後、分岐管13を切断して撤去する場合について説明したが、本発明においては、サービスチー15の分岐部19又は立上り管部17を切断して、分岐管13とともに撤去することもできる。以下、これらの場合を第3実施例として述べる。
図14は、本発明の第3実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における分岐部を切断する場合を示す一部断面側面図である。
図15は、同樹脂製分岐管の撤去方法における立上り管部を切断する場合を示す一部断面側面図である。
図16は、本実施例に係る本栓を示す図である。(A)は側面図であり、(B)は底面図(下面図)である。
図17は、図15のサービスチーの切断部に図16の本栓を融着する方法を説明する図である。
図14、図15には、切断工具60を用いて、サービスチー15の分岐部19根元、立上り管部17根元をそれぞれ切断する場合が示されている。この切断工具60は、カッター刃61を備えている。サービスチー15の分岐部19根元、立上り管部17根元は、このカッター刃61を当てて押し切ることができる。このように、サービスチー15の分岐部19根元や立上り管部17根元を切断すると、分岐管13を完全に撤去することができるので、残存部分がさらに少なくて済む。
本実施例では、サービスチー15の切断部に図16に示すような本栓71を融着する。この本栓71は、ポリエチレン等の樹脂製であり、栓本体73の下面に内挿凸部75が形成されてなる。内挿凸部75は、サービスチー15の分岐部19又は立上り管部17の切断部内側に挿入される。内挿凸部75の外周面には、導電ワイヤ75aが埋設されている。栓本体73の外周面には、ケーブル79を繋ぐ端子77が設けられている。図示せぬ電源からケーブル79を介して通電されると、端子77から導電ワイヤ75aへと電流が供給され、内挿凸部75が加熱される。
このような本栓71をサービスチー15の立上り管部17の切断部に融着する方法(一例)について述べる。図17には、仮栓35が押し込まれ、立上り管部17根元が切断された状態のサービスチー15及び元管11が示されている。このサービスチー15に対して、まず本栓71の内挿凸部75を切断部に挿入し、栓本体73で塞ぐ。そして、栓本体73の上側から押え板80を当て、元管11下端を通してバンド81を掛け渡す。バンド81は、サービスチー15のサドル部16の係止突起16aに係止させて、強固に締め付ける。この後、本栓71の端子77にケーブル79を繋いで通電すると、内挿凸部75の導電ワイヤ75aが発熱し、本栓71と切断部とが溶融して融着される。
なお、本栓は、図18に示すような回転摩擦融着によっても取り付けることができる。
図18は、本実施例における回転摩擦融着工具を用いて本栓を融着する方法を説明する図である。
回転摩擦融着に用いる本栓71′は、ポリエチレン等の樹脂製であり、下端外周縁にテーパが形成されたものである。回転摩擦融着工具90は、本栓71′を回転可能に取り付けるロッド91を有する。これらの係合は、本栓71′の端面に切られた溝に、ロッド91の先端が係合するもの等、簡易な方法でよい。このロッド91は、ステッピングモータ93で回転駆動する。このステッピングモータ93のケーシングには、図示せぬ基台に固定するための工具固定部95や、人手で把持するための取っ手99を設けることができる。ステッピングモータ93のケーシングとロッド91との間には、ベアリング97が介装されている。ロッド91は、ステッピングモータ93の回転軸に直接結合されており、この回転軸とともに同期回転する。
このような回転摩擦融着工具90を用いて本栓71′をサービスチー15の立上り管部17の切断部に融着するには、次の通りに行う。まず、本栓71′を回転摩擦融着工具90のロッド91に取り付け、図示せぬ基台に工具固定部95を固定する、又は、取っ手99を掴んで持ち上げる等をして、ステッピングモータ93を回転させる。そして、ロッド91とともに回転する本栓71′のテーパを立上り管部17の切断部に当てる。ロッド91とともに回転する本栓71′が立上り管部17の切断部に接触すると、両者間に摩擦熱が発生し、本栓71′及びサービスチー15の材料であるポリエチレンの融点付近まで温度が上昇すると、これら両者が融解し始め、混じり合って一体化される。
以上、本発明に係る各実施例によれば、仮栓35の取り付け作業にノーブローガスバッグ31や継手封止工具50を用いることができ、本栓37、41、71、71′の融着にバット融着、電気融着、回転摩擦融着を用いることができる。これにより、撤去作業の具体的なバリエーションを増やすことができる。
本発明に関連する第1参考例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における撤去前の状態を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法におけるチーキャップを取り外した状態を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法におけるカッターを押し込んだ状態を示す正面断面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における分岐管を切断した状態を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における撤去完了後の状態を示す一部断面側面図である。 本発明の第2実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における封止作業バッグ取り付け状態を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における封止作業バッグ内でのカッター取り外し・仮栓取り付け作業を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における仮栓取り付け状態を示す正面断面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法を示す分岐管切断部付近の側面断面図である。(A)はバット融着を用いた本栓融着作業を示す図であり、(B)は本栓融着状態を示す図である。 (A)〜(C)は、それぞれ同樹脂製分岐管の撤去方法を示す分岐管切断部付近の側面断面図であり、電気融着を用いた本栓融着作業を示す図である。 本実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具を用いたカッター取り外し作業を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具のシャッター閉止状態を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における継手封止工具を用いた仮栓取り付け作業を示す一部断面側面図である。 本発明の第3実施例に係る樹脂製分岐管の撤去方法における分岐部を切断する場合を示す一部断面側面図である。 同樹脂製分岐管の撤去方法における立上り管部を切断する場合を示す一部断面側面図である。 本実施例に係る本栓を示す図である。(A)は側面図であり、(B)は底面図(下面図)である。 図15のサービスチーの切断部に図16の本栓を融着する方法を説明する図である。 本実施例における回転摩擦融着工具を用いて本栓を融着する方法を説明する図である。 チー型の電気融着継手を用いた樹脂製配管の一例を示す一部断面側面図である。 従来の樹脂製分岐管の撤去方法の概要を示す一部断面側面図である。 従来の樹脂製分岐管の撤去方法の概要を示す一部断面側面図である。 従来の樹脂製分岐管の撤去方法の概要を示す一部断面側面図である。
符号の説明
1 六角レンチフライ 2 バー
3 (バット融着機の)ヒータ
11 元管 13 分岐管
15 サービスチー 16 サドル部
17 立上り管部 18 チーキャップ
19 分岐部 21 カッター
23 電気融着ソケット 31 ノーブローガスバッグ
31a 絞り口 31b 防護板
33 バッグ固定治具 35 仮栓
37、41、41′71、71′ 本栓 50 継手封止工具
51 工具本体 53 蓋体
55 クリップ 57 シャッター
59 アダプター 60 切断工具
61 カッター刃 90 回転摩擦融着工具

Claims (3)

  1. 元管にサービスチーを介して接続された樹脂製分岐管を撤去する方法であって、
    前記サービスチーは、
    前記元管と連通する貫通孔を有するサドル部と、
    該サドル部の貫通孔周囲から立ち上がった立上り管部と、
    該立上り管部から分岐して延び出た分岐部と、
    前記立上り管部の上端に着脱可能に設けられたチーキャップと、
    前記立上り管部の管内に内蔵された、前記サドル部の貫通孔内を挿通可能なカッターと、を備え、
    前記サドル部が前記元管の外面に当てられて融着されているとともに、前記分岐部が継手を介して前記樹脂製分岐管と接続されており、
    前記サービスチーの前記立上り管部から前記チーキャップを取り外し、
    前記立上り管部の前記チーキャップの取付部に封止作業用具を取り付け、
    前記封止作業用具の内側で、前記立上り管部内において前記元管側に向けて柔軟性を有する仮栓を押し込んで、前記元管と前記分岐部との間を封止し、

    前記仮栓を入れて前記元管と前記立上り管部との間を封止した後に、前記サービスチーの立上り管部(前記仮栓の下流側)若しくは分岐部又は前記樹脂製分岐管を切断し、
    前記柔軟性を有する仮栓で前記元管と前記分岐部との間を封止したまま、切断した部分に本栓を融着により取り付けることを特徴とする樹脂製分岐管の撤去方法。
  2. 前記サービスチーの前記分岐部の根元付近を切断し、
    この切断した分岐部の端部に本栓を取り付けることを特徴とする請求項1記載の樹脂分岐管の撤去方法。
  3. 前記仮栓の下流側で前記サービスチーの前記立上り管部の根元付近を切断し、
    この切断した立上り管部の端部に本栓を取り付けることを特徴とする請求項1記載の樹脂製分岐管の撤去方法。
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