JP2003185082A - 管路分岐部遮断用治具及びこの治具を用いたノーブロー作業工法 - Google Patents

管路分岐部遮断用治具及びこの治具を用いたノーブロー作業工法

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JP2003185082A
JP2003185082A JP2002180065A JP2002180065A JP2003185082A JP 2003185082 A JP2003185082 A JP 2003185082A JP 2002180065 A JP2002180065 A JP 2002180065A JP 2002180065 A JP2002180065 A JP 2002180065A JP 2003185082 A JP2003185082 A JP 2003185082A
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pipe
branch
jig
joint
branch hole
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JP2002180065A
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English (en)
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Yukinobu Satake
志伸 佐竹
Kinya Takayama
欣也 高山
Takashi Komine
高志 小峰
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Tokyo Gas Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Osaki Precision Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Osaki Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路に流体を流したままの状態で管路に形成
された分岐孔の周囲をノーブロー作業バッグから一旦開
放することを余儀なくされる工法においても、既存の機
材をそのまま採用してノーブロー作業を行う。 【解決手段】 治具1は、元管Aの分岐孔A1に挿入さ
れ、管外の操作部10の操作によって、上下の加圧片1
1,12を近接させて中実の弾性部材4を圧縮すること
により、元管A内で弾性部材4を分岐孔A1より大きく
拡径し、この弾性部材4をばね部材6による管内面から
の反発力により分岐孔A1に圧接させる。これにより、
分岐孔A1を管の内側から封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路に穿孔された
分岐孔及びこの分岐孔に接続される分岐継ぎ手を封止し
て、管路の分岐部から管路内流体が噴出するのを遮断す
る管路分岐部遮断用治具、及びこの治具を用いて、管路
の分岐部に対して管路に流体を流したままの状態で、各
種の無噴出作業を行うノーブロー作業工法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】管路に流体を流したままの状態で、鋼管
又は鋳鉄管の管路に分岐継ぎ手を接続して分岐管の取り
出しを行う工法としては、以下に示すようなノーブロー
工法が確立されている。これを図11を参照しながら説
明する。
【0003】すなわち、先ずは分岐元となる管路である
元管AにチェンBによって穿孔機の台座C(溝付きサド
ル)を取り付け、台座Cの開口C1に穿孔機Eを装着す
ることによって元管に分岐孔A1を穿孔する。その後直
ちに、穿孔機Eを覆うようにして台座Cの開口C1にノ
ーブロー作業バッグDを取り付ける。このノーブロー作
業バッグDの中には、内部をストッパFで封止した分岐
継ぎ手Gを配備しておき、このノーブロー作業バッグD
内で穿孔機Eを台座から取り外し、穿孔された分岐孔A
1に前述の分岐継ぎ手Gをねじ込んで接続させる。分岐
継ぎ手GはストッパFによって封止された状態にあるの
で、台座の開口C1からノーブロー作業バッグDを取り
外し、また元管Aに取り付けられた台座Cを、分岐継ぎ
手Gが開口C1を通るようにして取り外す。そして、分
岐継ぎ手Gに対して分岐管の接続を行う。
【0004】この分岐管接続工事が終了すると、今度は
分岐継ぎ手の上部G1にノーブロー作業バッグDを装着
して、このノーブロー作業バッグ内で、分岐継ぎ手Gの
上部開口G1からストッパFを取り外し、この上部開口
G1をプラグ(図示省略)で封止する。最後に、分岐継
ぎ手Gの上部からノーブロー作業バッグDを取り外して
作業を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような分岐管取
り出し工法は、分岐継ぎ手の基部G2が短いものを用
い、分岐継ぎ手を元管に接続した後に台座を取り外し
て、この基部G2に分岐管を接続する工法を前提として
おり、この場合には特に問題なくノーブロー作業が可能
となるものである。しかしながら、最近行われている鋼
管又は鋳鉄管の元管からPE管の分岐管(供給管等)を
取り出す工事では、トランジション付きの分岐継ぎ手が
一般に用いられている。
【0006】この分岐継ぎ手は、ある程度の長さを有す
る中継PE管を分岐継ぎ手の基部に予め固着しているも
のであり、このような分岐継ぎ手を用いた場合には、分
岐継ぎ手を元管に接続した後に穿孔機の台座を取り外す
ことができなくなり、既存の機材をそのまま用いた場合
には、前述のノーブロー工法は採用できなくなる。そこ
で、実際上は、元管の穿孔後に穿孔機の台座を取り外す
作業をブロー状態で行い、即座に、ストッパで内部を封
止した分岐継ぎ手を元管に接続するというブロー作業が
行われていた。
【0007】また、このような分岐管取り出し工法だけ
でなく、敷設した分岐管を分岐継ぎ手ごと撤去して元管
の分岐孔をプラグ止めする際の工法や、クランプを用い
た分岐箇所に対してクランプの新規取り付け又は交換作
業を行う工法等においても、管路に流体を流したままの
状態で管路に形成された分岐孔の周囲をノーブロー作業
バッグから一旦開放することを余儀なくされるケースが
あり、このような場合にもブロー作業を行わざるを得な
い問題があった。
【0008】この問題の対処手段として、本出願人等は
特開2000−18465号公報又は実公平7−439
3号公報に記載される治具を提案している。これらの治
具は、元管内に膨張体又は中空体を挿入して、これらを
管外から拡径した後、この膨張体又は中空体を分岐孔に
圧接するというものである。しかしながら、この治具で
は、穿孔された分岐孔の周囲にあるバリによって膨張体
又は中空体が破裂することがあり、満足な結果が得られ
なかった。
【0009】本発明は、このような事情に対処するため
に提案されたものであって、管路に流体を流したままの
状態で管路に形成された分岐孔の周囲をノーブロー作業
バッグから一旦開放することを余儀なくされる工法にお
いても、既存の機材をそのまま採用してノーブロー作業
を可能にする管路分岐部遮断用治具を提供するものであ
り、また、この治具を用いることで、これまでブロー作
業を行っていた工法に対してノーブロー作業の実現を可
能にすることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の特徴を具備するものである。まず、
請求項1〜11における管路分岐部遮断用治具の特徴と
しては、以下のとおりである。
【0011】請求項1に係る発明は、管路分岐部に対し
てノーブロー作業を行うための管路分岐部遮断用治具で
あって、前記分岐部の分岐継ぎ手を通過する外径を備
え、管外からの操作によって上下の加圧片を近接させて
中実の弾性部材を圧縮することにより、管内で該弾性部
材を管路の分岐孔より大きく拡径し、この拡径した弾性
部材を、管内面に当接された管内当接部材からの反発力
により前記分岐孔に管路の内側から圧接させることを特
徴とする。
【0012】請求項2に係る発明は、前述の管路分岐部
遮断用治具であって、基軸部材と、該基軸部材に沿って
摺動する筒状部材と、該筒状部材の下側に設けられる上
側加圧片と、前記基軸部材に固着され前記上側加圧片と
対向して設けられる下側加圧片と、前記上側加圧片と下
側加圧片間に配設され前記基軸部材が貫通する中実の弾
性部材と、前記基軸部材の下端に接続され管内面に当接
される管内当接部材とからなり、前記筒状部材上端付近
に設けた操作部による操作によって、前記上側加圧片と
前記下側加圧片とを近接させ、前記弾性部材を圧縮・拡
径することで、管路分岐孔部の開口を遮断することを特
徴とする。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項2の管路分
岐部遮断用治具を前提として、前記操作部による操作
は、前記基軸部材上部に対して前記操作部をねじ込み操
作することを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項2の管路分
岐部遮断用治具を前提として、前記操作部による操作
は、前記基軸部材に沿った下方に前記操作部を押圧させ
ることを特徴とする。
【0015】請求項5に係る発明は、上端付近にねじ部
が形成された基軸部材と、該ねじ部に螺合した操作部の
ねじ込み操作によって前記基軸部材に沿って摺動する筒
状部材と、該筒状部材の下端に設けられる上側加圧片
と、前記基軸部材に固着され前記上側加圧片と対向して
設けられる下側加圧片と、前記上側加圧片と下側加圧片
間に配設され前記基軸部材が貫通する中実の弾性部材
と、前記基軸部材の下端に軸方向に摺動自在に装着され
る管内当接部材と、前記管内面当接部材の上端と前記下
側加圧片の間に設けられ、該管内当接部材に対して前記
下側加圧片を上方に付勢するばね部材とを備え、全体の
外径を管路の分岐孔に接続される分岐継ぎ手の内径より
小さく設定し、前記弾性部材は、前記操作部のねじ込み
操作による前記上側加圧片と下側加圧片の圧縮によって
前記管路の分岐孔より大きく拡径し、前記ばね部材は、
その反発力によって、拡径した前記弾性部材を前記分岐
孔に管路の内側から圧接させることを特徴とする。
【0016】請求項6に係る発明によると、請求項1又
は5記載の管路分岐部遮断用治具を前提として、前記弾
性部材は、一部拡径して前記分岐継ぎ手の内径を封止し
得ることを特徴とする。
【0017】請求項7に係る発明によると、請求項1〜
5のいずれかに記載の管路分岐部遮断用治具を前提とし
て、前記弾性部材は、複数の円柱体を積み重ねて成るこ
とを特徴とする。
【0018】請求項8に係る発明によると、請求項1〜
5のいずれかに記載の管路分岐部遮断用治具を前提とし
て、前記弾性部材は、直径45mm以上の球状体から成
ることを特徴とする。
【0019】請求項9に係る発明によると、請求項1〜
5に記載の管路分岐部遮断用治具において、前記管内当
接部材は、管路の内径に応じた長さを有する屈折部が軸
支されていることを特徴とする。
【0020】請求項10に係る発明によると、請求項5
記載の管路分岐部遮断用治具において、前記管内当接部
材は、折りたたみ可能な関節部を有し、該関節部の上下
に設けたEリング間を摺動する筒体によって、前記関節
部を直立状態で固定することを特徴とする。
【0021】請求項11に係る発明によると、請求項9
又は10記載の管路分岐部遮断用治具において、前記管
内当接部材は、管路の内径に応じて交換可能なアタッチ
メント部を有することを特徴とする。
【0022】また、請求項12〜15におけるノーブロ
ー作業工法の特徴は以下のとおりである。
【0023】請求項12に係る発明は、請求項1記載の
管路分岐部遮断用治具を用いたノーブロー作業工法であ
って、分岐部の周囲をノーブロー作業バッグで覆い、該
ノーブロー作業バッグ内で前記治具を分岐孔に挿入し、
該ノーブロー作業バッグ内での操作によって前記弾性部
材を拡径させて、管路の分岐孔を管内から封止する工程
を含むことを特徴とする。
【0024】請求項13に係る発明は、請求項1記載の
管路分岐部遮断用治具を用いたノーブロー作業工法であ
って、管路に穿孔された分岐孔の周囲を穿孔機台座に装
着したノーブロー作業バッグで覆い、該ノーブロー作業
バッグ内で、前記治具を前記分岐孔から管路内に挿入
し、前記管内当接部材を管内面に当接させて、管外から
の操作により前記弾性部材を拡径して前記分岐孔を封止
する工程と、前記分岐孔を封止した状態で、ノーブロー
作業バッグ及び穿孔機台座を前記分岐孔の周囲から取り
外す工程と、前記治具の上方から該分岐孔に分岐継ぎ手
を接続し、前記弾性部材によって前記分岐継ぎ手内を封
止して前記分岐継ぎ手に分岐管を接続する工程と、前記
分岐継ぎ手の上部にノーブロー作業バッグを装着し、該
ノーブロー作業バッグ内で前記治具を取り外し、前記分
岐継ぎ手の上部開口をプラグ止めする工程とを含み、管
路から分岐継ぎ手を介して分岐管を取り出す作業を行う
ことを特徴とする。
【0025】請求項14に係る発明は、請求項1記載の
管路分岐部遮断用治具を用いたノーブロー作業工法であ
って、管路の分岐孔に接続された分岐継ぎ手の上部にノ
ーブロー作業バッグを装着して、該ノーブロー作業バッ
グ内で、前記分岐継ぎ手の上部開口から前記治具を前記
管路内に挿入し、前記管内当接部材を管内面に当接させ
て、管外からの操作により前記弾性部材を拡径して前記
分岐孔を封止する工程と、前記分岐孔を封止した状態
で、前記分岐継ぎ手を前記分岐孔から取り外す工程と、
前記分岐孔の周囲をノーブロー作業バッグで覆い、該ノ
ーブロー作業バッグ内で前記治具を取り外して前記分岐
孔をプラグ止めする工程とを含み、管路から分岐継ぎ手
を撤去して分岐孔をプラグ止めする作業を行うことを特
徴とする。
【0026】請求項15に係る発明は、請求項1記載の
管路分岐部遮断用治具を用いたノーブロー作業工法であ
って、管路の分岐孔周囲に取り付けられたクランプに接
続された分岐継ぎ手の上部又は管路の新規開口分岐孔の
周囲にノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作
業バッグ内で、前記分岐継ぎ手の上部開口又は管路の新
規開口分岐孔から前記治具を管路内に挿入し、前記管内
当接部材を管内面に当接させて、管外からの操作により
前記弾性部材を拡径して前記分岐孔を封止する工程と、
前記分岐孔を封止した状態で、新たなクランプを取り付
け、該クランプに分岐継ぎ手を接続する工程と、該分岐
継ぎ手の上部にノーブロー作業バッグを装着し、該ノー
ブロー作業バッグ内で前記治具を取り外し、前記分岐継
ぎ手の上部開口をプラグ止めする工程とを含み、管路の
分岐孔周囲に新たなクランプを取り付け又は交換する作
業を行うことを特徴とする。
【0027】前述の各請求項に係る発明は、以下の作用
を成すものである。
【0028】前述の管路分岐部遮断用治具によると、管
路の分岐孔に挿入して、この分岐孔を管の内側から封止
することが可能になり、封止後には分岐孔の周囲からノ
ーブロー作業バッグを含む全ての機材を取り外しても封
止状態を維持することができる。また、分岐孔に圧接さ
れる弾性部材として中実の弾性部材を用いているので、
バリの多い穿孔された分岐孔を封止する際にも破損の虞
がない。
【0029】このような管路分岐部遮断用治具による
と、治具を分岐孔から管路内に挿入し、管内当接部材を
管路内面に当接させ、操作部材を下方への押圧又はねじ
込み操作することで、上側加圧片が下側加圧片に近接し
て弾性部材を圧縮し、この圧縮で弾性部材が管路内で分
岐孔の径より大きく拡径される。そして、基軸部材の下
端に弾性的に接続された管内当接部材の反発力により、
拡径した弾性部材が管路の内側から分岐孔に圧接される
ことになり、分岐孔を管の内側から封止できる。
【0030】そして、治具の外径は、分岐孔に接続され
る分岐継ぎ手の内径より小さく設定されているので、分
岐継ぎ手が接続されている状態で、分岐継ぎ手内を通し
て分岐孔に治具を挿入することが可能になると共に、治
具によって分岐孔を封止している状態で、治具の上方か
ら分岐継ぎ手を分岐孔に対して接続することが可能にな
る。
【0031】これによると、ノーブロ作業バッグ内の作
業で、分岐孔をこの治具により封止すると、分岐孔の周
囲からノーブロー作業バッグを含む全ての機材を取り除
いた後に、分岐継ぎ手を接続することができるようにな
り、トランジション付きの分岐継ぎ手の接続に際しても
ノーブローの作業が可能になる。また、この治具を用い
た分岐孔の封止は、操作部を下方に押圧するか又はねじ
込むという簡単な操作であるから、ノーブロー作業バッ
グ内での片手作業によって容易に行うことができる。更
には、一旦分岐孔を治具によって封止してしまえば、ノ
ーブロー作業バッグ無しでノーブロー作業を行うことが
できるので、分岐継ぎ手の取り外し作業や分岐部を構成
するクランプの新規取り付け又は交換作業等をノーブロ
ー状態で円滑に行うことができる。
【0032】そして、管路の分岐孔をこの治具により封
止した後、この治具の上から分岐孔に分岐継ぎ手を接続
し、この接続が完了すると、一旦操作部により弾性部材
を縮径させ、分岐継ぎ手内に弾性部材を引き込んで再度
操作部を押圧又はねじ込むことにより、弾性部材を一部
拡径させて分岐継ぎ手内を封止することができるもので
ある。これによると、分岐継ぎ手を分岐孔へ接続すると
共にこの分岐継ぎ手に対して分岐管接続工事を行い、工
事終了後にこの治具によって分岐継ぎ手内を封止して、
分岐継ぎ手の下流側に接続された分岐管に対して気密試
験を行うことが可能になる。
【0033】前述した治具に設けられる弾性部材は、非
加圧時には分岐継ぎ手等から成る分岐部内を通過する外
径を有し、圧縮による拡径時には分岐孔より大きく拡径
する必要がある。分岐継ぎ手は分岐孔に接続されるもの
であるから、分岐継ぎ手の内径は分岐孔の径に比べて少
なくとも分岐継ぎ手の肉厚分だけ小さくなっている。し
たがって、分岐継ぎ手を通過してしかも分岐孔より大き
く拡径するためには、かなりの拡径率が必要となる。
【0034】そして、弾性部材の形態を複数の円柱体を
積み重ねた構造にすることで、比較的小さい非加圧時の
外径(22〜23mm)を有する状態から、これを上下
から圧縮することにより1.3〜1.4倍程度に拡径さ
せることが可能になる。
【0035】また、弾性部材の形態を45mm以上の球
体から成る構造にすることにより、比較的大きい非加圧
時の外径(45mm以上)を有する状態から、これを上
下から圧縮することにより1.2〜1.3倍程度に拡径
させることが可能になる。
【0036】管内挿入時に管の内面に当接する管内当接
部材は、管内面に当接することにより、ばね部材等の反
発力を弾性部材に伝えてこれを分岐孔に圧接する作用を
成すと共に、管路の内径に応じた長さを有する屈折部を
設けることにより、管路に挿入後に屈折して操作時の基
軸部材の供回りを阻止する作用を成すものである。
【0037】この管内当接部材は、長尺なものでは関節
部を設けて折りたたみ可能としており、ノーブロー作業
バッグ内に配備する際には折りたたんでコンパクトにす
ることでノーブロー作業バッグ内での作業の邪魔になら
ないようにしている。また、この関節部の上下にはEリ
ングが装着され、このEリング間で摺動する筒体を設け
ているので、治具の使用時には関節部が直立して筒体が
自重で下方に摺動することで、関節部を直立状態に固定
できるようにしている。
【0038】そして、この管内当接部材における屈折部
をアタッチメント化して交換可能にすることにより、各
種の管径を有する対象管路に対して、アタッチメントを
交換するだけで対応させることが可能になる。
【0039】前述のノーブロー作業工法は、前述の治具
を用いて管路の分岐部に対して行われる各種作業を無噴
出状態で行うものである。特に、管路に対する分岐管取
り出し工事を行う際に、ノーブロー作業バッグ及び穿孔
台座を取り外した後に、分岐継ぎ手を分岐孔に接続する
ことを可能にするものであり、これによると、トランジ
ション付きの分岐継ぎ手のような長い中継管が予め固着
されている分岐継ぎ手を採用する場合でも、ノーブロー
作業が可能となる。
【0040】また、管路から分岐継ぎ手及び分岐管を撤
去する工事を行う際に、前記治具を用いて前述した分岐
管取り出し工事の逆工程を行うことで、ノーブロー作業
を行うことができる。更には、クランプにより分岐部を
形成したものにおいて、クランプを交換する作業とし
て、前記治具を用いてノーブロー作業を行うこともでき
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る管
路分岐部遮断治具の構成を示す説明図である。図におい
て、Aは分岐元の管路となる元管、A1は元管に穿孔さ
れた分岐孔、破線で示されたGは分岐孔に接続される分
岐継ぎ手を示している。ここでは、元管Aは管内に流体
が流れたままの状態(活管状態)となっている。
【0042】この元管Aに分岐孔A1から挿入される管
路分岐部遮断用の治具1の構造は、治具1の中心軸を形
成する基軸部材2、基軸部材2に沿って摺動可能に装着
される筒状部材3、圧縮によって拡径して分岐孔A1を
封止する弾性部材4、元管内の内面に当接される管内当
接部材5、弾性部材4を管内面からの反発力により分岐
孔A1に圧接するばね部材6からなる。
【0043】基軸部材2の上端付近にはねじ部2aが形
成されており、このねじ部2aに筒状部材3の上方に設
けられる操作部10が螺合している。そして、筒状部材
3の下端には上側加圧片11が設けられ、この上側加圧
片11に対向して、基軸部材2にねじ止め等で固着され
て下側加圧片12が設置されている。この上側加圧片1
1と下側加圧片12の間に挟まれるように弾性部材4が
配設されており、弾性部材4には基軸部材2が貫通する
貫通孔が形成されている。また、弾性部材4は円柱状の
ゴム製(EPDM)中実部材であって、第1部材4Aと
第2部材4Bが積み重なった形態としている。
【0044】管内当接部材5は、基軸部材2の下端に形
成されたスライド溝2bを介して摺動自在に装着される
装着部5Aと、この装着部下端に着脱自在に装着される
アタッチメント部5Bよりなり、このアタッチメント部
5Bは下方部分が軸支されて屈折部13を形成してい
る。この屈折部13は破線で示されるように180度の
範囲で屈折可能となっている。そして、この管内当接部
材5の上端と下側加圧片12の間にばね部材6が配設さ
れており、管内当接部材5に対して下側加圧片12をス
ライド溝2bの範囲で上方に付勢している。
【0045】このような構造の治具1は、その全体(各
部材2〜5及び各加圧片11,12)の外径を分岐継ぎ
手Gの最小内径より小さく設定しており、分岐継ぎ手G
の上部開口G1から治具1を分岐孔A1を通して元管A
内に挿入できると共に、分岐孔A1に治具1を挿入した
状態で治具1の上方から分岐継ぎ手Gを分岐孔A1に接
続できるようにしている。
【0046】前述の実施形態に係る管路分岐部遮断用治
具1の操作及び機能について、図2及び図3を参照して
説明する。図2は、弾性部材4を圧縮操作した状態を示
している。この状態とするには、治具1を分岐孔A1を
通して元管A内に挿入して、管内当接部材5を元管Aの
内面に当接させた状態で、操作部10を基軸部材2のね
じ部2aに対してねじ込み操作して、基軸部材2に沿っ
て筒状部材3を下方に摺動させる。この操作は、管内当
接部材5に設けられた元管Aの内径に応じた長さを有す
る屈折部13の作用によって基軸部材2の供回りが阻止
されるので、片手で簡単に行うことができる。なお、こ
の管内当接部材5は、アタッチメント部5Bを異なる寸
法を有するものに交換できるようにしており、これによ
って、一つの治具1で異なる口径の元管Aに対応できる
ようにしている。
【0047】この操作によって、第1部材4Aと第2部
材4Bとからなる弾性部材4は、筒状部材3の下端に設
けられた上側加圧片11と基軸部材2に固着された下側
加圧片12とが近接されることによる圧縮を受けて、図
に示されるようにつぶれた状態で拡径される。ここでは
弾性部材4を円柱部材として、第1部材4A及び第2部
材4Bからなる2つの部材を積み重ねて構成している
が、これを3つ又は4つの部材を積み重ねた構成とし
て、その厚さ及び硬度を適宜設定することにより、更に
大きな拡径率を得ることが可能になる。
【0048】そして、この拡径された弾性部材4は、元
管Aの内面に当接した管内当接部材5の上端と下側加圧
片12の間に設けられたばね部材6によって上方に付勢
されており、下側加圧片12が固着された基軸部材2は
管内当接部材5に対して軸方向にスライド可能であるか
ら、このばね部材6の反発力により分岐孔A1に圧接さ
れることになる。ここで、ばね部材6の反発力、弾性部
材4の配設位置(上側加圧片11及び下側加圧片12)
及び管内当接部材5の長さは、元管口径に応じて最適な
値に設定されており、これによって分岐孔を封止するの
に適する圧接力が得られるようにしている。
【0049】図3は、治具1によって分岐継ぎ手G内を
封止した状態を示している。図2の状態にして分岐孔A
1を封止した後に、分岐継ぎ手Gを治具1の上から被せ
て分岐孔A1に接続する。この分岐継ぎ手Gに接続され
る分岐管に対して気密試験を行うために、分岐孔A1を
封止していた弾性部材4を分岐継ぎ手Gの接続部内に移
動させる。そのためには、一旦操作部10をねじ戻して
弾性部材4を縮径させ、操作部10を持って治具1を上
方に引き上げる。そして、弾性部材4が丁度分岐継ぎ手
Gの接続部内に移動したことを確認して(操作部10の
下線10aが分岐継ぎ手Gの上端と一致した状態で、弾
性部材4が分岐継ぎ手Gの接続部内に位置するように下
線10aの位置を設定している。)、再び操作部10を
ねじ込み操作する。これよって、弾性部材4が一部拡径
して、分岐継ぎ手G内を封止することができる。
【0050】図4は、本発明の管路分岐部遮断用治具に
おける他の実施形態を示す説明図(部分断面図)であ
る。前述の実施形態は25mm〜32mmの分岐孔を封
止するための形態として有効であり、図4に示す形態は
50mm程度の分岐孔を封止する際に有効なものであ
る。同図においては、中心線の左側に非圧縮の状態、右
側に圧縮時の状態を示している。なお、前述の実施形態
と同様な部位には同一の符号を付して重複した説明を省
略する。
【0051】この実施形態においては、弾性部材40と
して中実の球状体を用いている。この弾性部材40にも
中心に基軸部材2を貫通させる貫通孔が形成されてい
る。弾性部材40の材質はゴム製(EPMD)で、50
mmの分岐孔に対応するために45mmの外径を有する
球状体としている。これを右側の図に示すように圧縮さ
せた場合には、55mm程度まで拡径させることができ
る。
【0052】管内当接部材5のアタッチメント部5Bは
前述の実施形態と同様に着脱自在であって、寸法の異な
るものと交換して、各種口径の元管に対応できるように
している。また、アタッチメント部5Bが長尺なもので
は、関節部14を設けて、その関節部14の上下にEリ
ング15を取り付け、このEリング15の間で筒体16
を摺動可能に装着している。これによると、ノーブロー
作業バッグ内に治具1を配備する際には、筒体16を上
方に摺動させて関節部14を折りたたんだ状態とし、分
岐孔への挿入時には、関節部14を直立させると同時に
筒体を自重で下方に摺動させて、関節部14を直立させ
た状態で固定することができる。
【0053】図5〜図7は、本発明の管路分岐部遮断用
治具における更に別の実施形態を示す説明図である。こ
こで、前述の実施形態における説明箇所と同一の部分に
は同じ符号を付して重複した説明を一部省略する。
【0054】この実施形態に係る治具20の構造は、治
具20の中心軸を形成する基軸部材22、基軸部材22
に沿って摺動可能に装着される筒状部材23、圧縮によ
って拡径して分岐孔A1を封止する弾性部材24、元管
内の内面に当接される管内当接部材25、弾性部材24
を管内面からの反発力により分岐孔A1に圧接するばね
部材26からなる。
【0055】筒状部材23の下端には上側加圧片31が
設けられ、この上側加圧片31に対向して、基軸部材2
2にねじ止め等で固着されて下側加圧片32が設置され
ている。この上側加圧片31と下側加圧片32の間に挟
まれるように円柱状のゴム製(EPDM)中実部材等か
らなる弾性部材24が配設されており、弾性部材24に
は基軸部材22が貫通する貫通孔が形成されている。
【0056】管内当接部材25は、内部に摺動孔25a
を有し、その摺動孔25a内で基軸部材22の下端が摺
動自在に装着されており、摺動孔25a内に基軸部材2
2の下端を上方に付勢するばね部材26が設けられてい
る。また、管内当接部材25は、基軸部材22下端に接
続される装着部25Aと管内面に当接するアタッチメン
ト部25Bよりなり、このアタッチメント部25Bは管
路の内径に応じて長さの異なるものを適宜装着可能にし
ている。
【0057】そして、治具20の上部には操作部21が
設けられている。この操作部21は、筒状部材23の上
部に基軸部材22の軸を中心に回動可能に装着される操
作筒部21A、この操作筒部21Aに設けた軸21Bに
軸支された係合片21C、ばね21Dとからなり、基軸
部材22に形成されたラチェット歯部22aに係合片2
1Cの爪部が係合されている。
【0058】図6は、操作部21の拡大図である。基軸
部材22に形成されたラチェット歯部22aと係合片2
1Cの爪部bとは、基軸部材22に対して操作筒部21
Aが下方に摺動する際には非係合となり、操作筒部21
Aが基軸部材22に対して上方に摺動しようとすると係
合するように、片側に方向性を有する係合構造となって
いる。そして、係合片21Cの上部aをばね21Dに抗
して押圧することで、係合片21Cが軸21Bに対して
回動して、ラチェット歯部22aと爪部bの係合が解除
されるようになっている。また、ラチェット歯部22a
と爪部bとが係合している状態で操作筒部21Aを基軸
部材22の中心軸周りに回動させると、ラチェット歯部
22aはねじとしても作用し、操作筒部21Aを基軸部
材22に沿って摺動させることができる。
【0059】このような実施形態に係る管路分岐部遮断
用治具20の操作及び機能について、図7を参照して説
明する。図7は、弾性部材24を圧縮操作した状態を示
している。この状態とするには、治具20を分岐孔A1
を通して元管A内に挿入して、管内当接部材25を元管
Aの内面に当接させた状態で、操作筒部21Aを基軸部
材22に沿って下方に(矢印方向)押圧操作して、基軸
部材22に沿って筒状部材23を下方に摺動させる。こ
の操作は、単純な押圧操作であるから、片手で簡単に行
うことができる。なお、この管内当接部材25は、アタ
ッチメント部25Bを異なる寸法を有するものに交換で
きるようにしており、これによって、一つの治具20で
異なる口径の元管Aに対応できるようにしている。
【0060】この操作によって、弾性部材24は、筒状
部材23の下端に設けられた上側加圧片31と基軸部材
22に固着された下側加圧片32とが近接されることに
より圧縮を受けて、図に示されるようにつぶれた状態で
拡径される。そして、圧縮された弾性部材24は、その
反発力によって、筒状部材23及び操作筒部21Aを上
方に押し上げようとするとので、前述のラチェット歯部
22aと爪部bが係合して、操作筒部21Aを押し込ん
だ位置で弾性部材24の拡径が保持されることになる。
また、元管Aの内面に当接した管内当接部材25内のば
ね部材26によって基軸部材22の下端が上方に付勢さ
れており、このばね部材26の反発力により、拡径され
た弾性部材24は分岐孔A1に管の内側から圧接される
ことになる。
【0061】ここで、ばね部材26の反発力、弾性部材
24の配設位置(上側加圧片31及び下側加圧片32)
及び管内当接部材25の長さは、元管口径に応じて最適
な値に設定されており、これによって分岐孔を封止する
のに適する圧接力が得られるようにしている。
【0062】そして、図7の状態にして分岐孔A1を封
止した後に、分岐継ぎ手Gを治具1の上から被せて分岐
孔A1に接続する。この分岐継ぎ手Gに接続される分岐
管に対して気密試験を行うために、分岐孔A1を封止し
ていた弾性部材24を分岐継ぎ手Gの接続部内に移動さ
せる。そのためには、図6に示すように係合片21Cを
非係合状態にするか、或いは操作筒部21Aを回動して
ラチェット歯部22aのねじ作用によって、基軸部材2
2に対して操作筒部21Aを上方に摺動させ弾性部材2
4を縮径させる。そして、適度な縮径状態が得られたと
ころで操作筒部21Aを持って治具20を上方に引き上
げる。そして、弾性部材24が丁度分岐継ぎ手Gの接続
部内に移動したことを確認して、再び操作筒部21Aを
回動してねじ込み操作する。これよって、弾性部材24
が一部拡径して、分岐継ぎ手G内を封止することができ
る。
【0063】前述した実施形態の管路分岐部遮断用治具
を用いた活管路に対してのノーブロー作業工法の例を以
下に説明する。
【0064】第1の例は、分岐管の取り出し工事におけ
る作業工法である。図8はその各工程を示す説明図であ
る。同図(a)において、元管AにチェンBを巻いて溝
付きサドルと称する穿孔機台座Cを取り付け、この台座
Cに穿孔機Eを装着して、元管に分岐孔A1を形成す
る。次に、同図(b)に示すように、穿孔機Eを覆うよ
うにして台座Cの開口C1にノーブロー作業バッグDを
装着する。このノーブロー作業バッグD内で、穿孔機E
を取り外して、前述の治具1を分岐孔A1に挿入する。
【0065】そして、ノーブロー作業バッグD内での片
手操作で、治具1を図2に示すような拡径状態にして、
元管Aの内側から分岐孔A1を封止させる。この封止が
完了すると分岐孔A1の周囲に配備している台座C及び
ノーブロー作業バッグDを元管Aから取り外すことがで
きる。したがって、同図(c)に示されるように、分岐
孔A1を治具1で管内から封止してノーブロー状態を確
保しながら、分岐孔A1の周囲には何も配備しない状態
を形成できる。
【0066】次に、同図(d)に示されるように、治具
1の上方から、分岐孔A1に上部プラグを外した分岐継
ぎ手Gをねじ込んで接続する。前述のとおり、治具1の
外径は分岐継ぎ手Gの最小内径より小さく設定している
ので、分岐継ぎ手G内に治具1の管外露出部分を通して
分岐継ぎ手Gを分岐孔A1に接続することができる。こ
のように、分岐孔A1の周囲に何も配備していない状態
で分岐継ぎ手Gを接続することができるので、分岐継ぎ
手Gとしてトランジション付きの分岐継ぎ手のように長
い中継管を予め固着しているものを採用しても何らの問
題も生じない。
【0067】分岐継ぎ手Gの接続が完了すると、この分
岐継ぎ手Gに対して分岐管の接続工事を行う。この分岐
管の接続工事が終了すると、治具1を図3に示すような
状態として分岐継ぎ手G内を封止する。そして、同図
(e)に示されるように、分岐継ぎ手Gの上部開口G1
に試験設備Tを装着して、分岐継ぎ手Gの上部開口から
圧をかけて分岐継ぎ手Gの下流側に接続された分岐管に
対する気密試験を行う。
【0068】最後に、同図(f)に示されるように、分
岐継ぎ手Gの上部開口G1をノーブロー作業バッグDで
覆い、ノーブロー作業バッグD内での操作によって、治
具1を分岐継ぎ手Gから取り外し、上部プラグG3を分
岐継ぎ手Gの上部開口G1に取り付ける。そして、ノー
ブロー作業バッグDを取り外して作業を終了する。
【0069】このような作業工法によれば、従来工法で
はノーブロー作業ができなかったトランジション付き分
岐継ぎ手を用いる分岐管取り出し工事に際しても、既存
の穿孔機台座Cやノーブロー作業バッグDをそのまま用
いて、他の特殊機材を用いることなく完全なノーブロー
作業を行うことが可能になる。
【0070】第2の例は、第1の例の逆工程を行うもの
で、分岐管及び分岐継ぎ手の撤去工事における作業工法
である。図9はその各工程を示す説明図である。
【0071】同図(a)において、元管Aに接続されて
いる分岐継ぎ手Gに対して、その上部にノーブロー作業
バッグDを装着し、ノーブロー作業バッグD内の作業
で、上部プラグG3を取り外して、上部開口G1から治
具1を挿入する。そして、ノーブロー作業バッグD内の
片手操作で治具1を操作して、図2の状態で分岐孔A1
を封止する。
【0072】この封止が完了すると、ノーブロー状態で
分岐継ぎ手Gを分岐孔A1から取り外すことができる
(同図(b)参照)。そして、同図(c)に示されるよ
うに、元管Aの分岐孔A1の周囲に固定バンド付きノー
ブロー作業バッグD1を装着し、ノーブロー作業バッグ
D1内の片手操作によって、治具1を分岐孔A1から取
り外して、この分岐孔A1にプラグA2を取り付けてプ
ラグ止めを行う。最後にノーブロー作業バッグD1を元
管Aから取り外して作業を終了する(同図(d))。な
お、ここでは固定バンド付きノーブロー作業バッグD1
を採用した例を示したが、この固定バンド付きノーブロ
ー作業バックD1に換えて前述の台座C及びノーブロー
作業バッグDを分岐孔A1の周囲に装着してもよい。
【0073】この作業工法によると、治具1を用いるこ
とにより、従来工法で用いられていた既存のノーブロー
作業バッグを用いて、活管に対しての分岐管の撤去作業
をノーブロー作業で行うことが可能になる。
【0074】第3の例は、分岐部としてクランプを用い
る管路に対して、クランプの交換工事を行う作業工法で
ある。図10はその作業を説明する説明図である。
【0075】同図においては、元管Aにの分岐孔A1を
覆うようにクランプHを装着し、このクランプHを介し
て分岐継ぎ手Gを接続している。元管Aに直接分岐継ぎ
手を接続できない場合に、このような気密保持及び管体
補強のためのクランプが用いられる。クランプに換えて
サドル又は割スリーブが用いられる場合もある。このよ
うなクランプ等を劣化したものから新しいものへ交換す
る作業に対して、前述の治具1を用いることにより簡単
な工程でノーブロー作業が可能になる。
【0076】すなわち、分岐継ぎ手Gの上部にノーブロ
ー作業バッグDを装着して、ノーブロー作業バッグD内
の作業で、上部プラグG3を取り外し、上部開口G1か
ら治具1を挿入する。そして、図2の状態で分岐孔A1
を封止する。この封止が完了すると、分岐孔A1の周囲
から全ての機材を取り外してもノーブロー状態を確保で
きるので、分岐継ぎ手G及びクランプHを取り外して、
新たなクランプHを装着する。そして、新たなクランプ
Hに分岐継ぎ手Gを接続して、再び図示のように分岐継
ぎ手Gの上部開口G1をノーブロー作業バッグDで覆
い、治具1の取り出し及び上部プラグG3の取り付けを
行う。ここでは、クランプHの交換について説明した
が、管路の新規分岐開口に対して直接ノーブロー作業バ
ッグDを装着し、新たなクランプHを取り付ける際にも
同様の作業が可能である。
【0077】本発明の治具の用途は前述の作業工法の例
に限られるものではない。例えば、従来例として示した
分岐継ぎ手のストッパの代替え品としても用いることが
できると共に、前述の例に限らず各種のノーブロー作業
において適用することが可能である。
【0078】そして、本発明の治具を用いた作業工法に
よると、既存のノーブロー作業バッグや穿孔機台座(溝
付きサドル)をそのまま用いることができ、しかも単純
な作業工程でノーブロー作業が可能になる。また、従来
工法と比較して対象工事の範囲が拡大して、施工性を向
上させることができる。更に、ガス管工事においては、
ノーブロー作業により工事が完了できるので、安全面の
向上にもなると共に、活管状態でノーブローの作業を行
うことで、工事による圧力変動が小さく、近隣需要家へ
に対する工事の影響が少なくてすむ。
【0079】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので、
管路に流体を流したままの状態で管路に形成された分岐
孔の周囲をノーブロー作業バッグから一旦開放すること
を余儀なくされる工法においても、既存の機材をそのま
ま採用してノーブロー作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る管路分岐部遮断治具
の構成を示す説明図である。
【図2】実施形態に係る管路分岐部遮断用治具の操作及
び機能を説明する説明図である(弾性部材を圧縮操作し
た状態)。
【図3】実施形態に係る管路分岐部遮断用治具の操作及
び機能を説明する説明図である(分岐継ぎ手内を封止す
る状態)。
【図4】本発明の管路分岐部遮断用治具における他の実
施形態を示す説明図(部分断面図)である。
【図5】本発明の管路分岐部遮断用治具における他の実
施形態を示す説明図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】図5の実施形態の操作及び機能を説明する説明
図である(弾性部材を圧縮操作した状態)。
【図8】実施形態のノーブロー作業工法(分岐管の取り
出し工事)の例を示す説明図である。
【図9】実施形態のノーブロー作業工法(分岐管及び分
岐継ぎ手の撤去工事)の例を示す説明図である。
【図10】実施形態のノーブロー作業工法(クランプ交
換工事)の例を示す説明図である。
【図11】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1,20 治具 2,22 基軸部材 3,23 筒状部材 4,24 弾性部材 5,25 管内当接部材 6,26 ばね部材 10,21 操作部 21A 操作筒部 21B 軸 21C 係合片 21D ばね 11,31 上側加圧片 12,32 下側加圧片 13 屈折部 14 関節部 15 Eリング 16 筒体 A 元管 A1 分岐孔 A2 プラグ B チェン C 台座 C1 開口 D,D1 ノーブロー作業バッグ E 穿孔機 F ストッパ G 分岐継ぎ手 G1 上部開口 G2 基部 G3
上部プラグ H クランプ T 試験設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 志伸 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 高山 欣也 千葉県市川市市川南2丁目8番8号 京葉 瓦斯株式会社内 (72)発明者 小峰 高志 東京都大田区仲池上2丁目19番6号 大肯 精密株式会社内 Fターム(参考) 3H019 DA03 DA19 3H025 DA03 DB15 DD01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路分岐部に対してノーブロー作業を行
    うための管路分岐部遮断用治具であって、 前記分岐部の分岐継ぎ手を通過する外径を備え、管外か
    らの操作によって上下の加圧片を近接させて中実の弾性
    部材を圧縮することにより、管内で該弾性部材を管路の
    分岐孔より大きく拡径し、この拡径した弾性部材を、管
    内面に当接させた管内当接部材からの反発力により前記
    分岐孔に管路の内側から圧接させることを特徴とする管
    路分岐部遮断用治具。
  2. 【請求項2】 基軸部材と、該基軸部材に沿って摺動す
    る筒状部材と、該筒状部材の下側に設けられる上側加圧
    片と、前記基軸部材に固着され前記上側加圧片と対向し
    て設けられる下側加圧片と、前記上側加圧片と下側加圧
    片間に配設され前記基軸部材が貫通する中実の弾性部材
    と、前記基軸部材の下端に接続され管内面に当接される
    管内当接部材とからなり、 前記筒状部材上端付近に設けた操作部による操作によっ
    て、前記上側加圧片と前記下側加圧片とを近接させ、前
    記弾性部材を圧縮・拡径することで、管路分岐孔部の開
    口を遮断することを特徴とする管路分岐部遮断用治具。
  3. 【請求項3】 前記操作部による操作は、前記基軸部材
    上部に対して前記操作部をねじ込み操作することを特徴
    とする請求項2に記載の管路分岐部遮断用治具。
  4. 【請求項4】 前記操作部による操作は、前記基軸部材
    に沿った下方に前記操作部を押圧させることを特徴とす
    る請求項2に記載の管路分岐部遮断用治具。
  5. 【請求項5】 上端付近にねじ部が形成された基軸部材
    と、該ねじ部に螺合した操作部のねじ込み操作によって
    前記基軸部材に沿って摺動する筒状部材と、該筒状部材
    の下端に設けられる上側加圧片と、前記基軸部材に固着
    され前記上側加圧片と対向して設けられる下側加圧片
    と、前記上側加圧片と下側加圧片間に配設され前記基軸
    部材が貫通する中実の弾性部材と、前記基軸部材の下端
    に軸方向に摺動自在に装着される管内当接部材と、前記
    管内面当接部材の上端と前記下側加圧片の間に設けら
    れ、該管内当接部材に対して前記下側加圧片を上方に付
    勢するばね部材とを備え、 全体の外径を管路の分岐孔に接続される分岐継ぎ手の内
    径より小さく設定し、 前記弾性部材は、前記操作部のねじ込み操作による前記
    上側加圧片と下側加圧片の圧縮によって前記管路の分岐
    孔より大きく拡径し、 前記ばね部材は、その反発力によって、拡径した前記弾
    性部材を前記分岐孔に管路の内側から圧接させることを
    特徴とする管路分岐部遮断用治具。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、一部拡径して前記分岐
    継ぎ手の内径を封止し得ることを特徴とする請求項1又
    は5に記載の管路分岐部遮断用治具。
  7. 【請求項7】 前記弾性部材は、複数の円柱体を積み重
    ねて成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の管路分岐部遮断用治具。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材は、直径45mm以上の球
    状体から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の管路分岐部遮断用治具。
  9. 【請求項9】 前記管内当接部材は、管路の内径に応じ
    た長さを有する屈折部が軸支されることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の管路分岐部遮断用治具。
  10. 【請求項10】 前記管内当接部材は、折りたたみ可能
    な関節部を有し、該関節部の上下に設けたEリング間を
    摺動する筒体によって、前記関節部を直立状態で固定す
    ることを特徴とする請求項5記載の管路分岐部遮断用治
    具。
  11. 【請求項11】 前記管内当接部材は、管路の内径に応
    じて交換可能なアタッチメント部を有することを特徴と
    する請求項9又は10記載の管路分岐部遮断用治具。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の管路分岐部遮断用治具
    を用いたノーブロー作業工法であって、 分岐部の周囲をノーブロー作業バッグで覆い、該ノーブ
    ロー作業バッグ内で前記治具を分岐孔に挿入し、該ノー
    ブロー作業バッグ内での操作によって前記弾性部材を拡
    径させて、管路の分岐孔を管内から封止する工程を含む
    ノーブロー作業工法。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の管路分岐部遮断用治具
    を用いたノーブロー作業工法であって、 管路に穿孔された分岐孔の周囲を穿孔機台座に装着した
    ノーブロー作業バッグで覆い、該ノーブロー作業バッグ
    内で、前記治具を前記分岐孔から管路内に挿入し、前記
    管内当接部材を管内面に当接させて、管外からの操作に
    より前記弾性部材を拡径して前記分岐孔を封止する工程
    と、 前記分岐孔を封止した状態で、ノーブロー作業バッグ及
    び穿孔機台座を前記分岐孔の周囲から取り外す工程と、 前記治具の上方から該分岐孔に分岐継ぎ手を接続し、前
    記弾性部材によって前記分岐継ぎ手内を封止して前記分
    岐継ぎ手に分岐管を接続する工程と、 前記分岐継ぎ手の上部にノーブロー作業バッグを装着
    し、該ノーブロー作業バッグ内で前記治具を取り外し、
    前記分岐継ぎ手の上部開口をプラグ止めする工程とを含
    み、 管路から分岐継ぎ手を介して分岐管を取り出す作業を行
    うことを特徴とするノーブロー作業工法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の管路分岐部遮断用治具
    を用いたノーブロー作業工法であって、 管路の分岐孔に接続された分岐継ぎ手の上部にノーブロ
    ー作業バッグを装着して、該ノーブロー作業バッグ内
    で、前記分岐継ぎ手の上部開口から前記治具を前記管路
    内に挿入し、前記管内当接部材を管内面に当接させて、
    管外からの操作により前記弾性部材を拡径して前記分岐
    孔を封止する工程と、 前記分岐孔を封止した状態で、前記分岐継ぎ手を前記分
    岐孔から取り外す工程と、 前記分岐孔の周囲をノーブロー作業バッグで覆い、該ノ
    ーブロー作業バッグ内で前記治具を取り外して前記分岐
    孔をプラグ止めする工程とを含み、 管路から分岐継ぎ手を撤去して分岐孔をプラグ止めする
    作業を行うことを特徴とするノーブロー作業工法。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の管路分岐部遮断用治具
    を用いたノーブロー作業工法であって、 管路の分岐孔周囲に取り付けられたクランプに接続され
    た分岐継ぎ手の上部又は管路の新規開口分岐孔の周囲に
    ノーブロー作業バッグを装着し、該ノーブロー作業バッ
    グ内で、前記分岐継ぎ手の上部開口又は管路の新規開口
    分岐孔から前記治具を管路内に挿入し、前記管内当接部
    材を管内面に当接させて、管外からの操作により前記弾
    性部材を拡径して前記分岐孔を封止する工程と、 前記分岐孔を封止した状態で、新たなクランプを取り付
    け、該クランプに分岐継ぎ手を接続する工程と、 該分岐継ぎ手の上部にノーブロー作業バッグを装着し、
    該ノーブロー作業バッグ内で前記治具を取り外し、前記
    分岐継ぎ手の上部開口をプラグ止めする工程とを含み、 管路の分岐孔周囲に新たなクランプを取り付け又は交換
    する作業を行うことを特徴とするノーブロー作業工法。
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