JP4349861B2 - 管継手の挿口管引抜き方法及びその治具 - Google Patents

管継手の挿口管引抜き方法及びその治具 Download PDF

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この発明は、管継手の挿口管引抜き治具に関し、詳しくは管受口に挿口管を挿入することで接続された管継手から、挿口管を引抜くために使用される治具に関する。
従来、管継手として、管受口に挿口管を、管受口内面と挿口管外面との間にシール用のゴムリングを介挿して挿入接続する、いわゆるスリップオンタイプの管継手が知られている。また、この種スリップオンタイプの管継手として耐震性、離脱防止機能を付与した管継手も知られている。
これらスリップオンタイプの管継手は、シール用ゴムリング部分で管内外の水密を図るので、圧縮力がかなり強くされ、したがって、一旦管を正式に接続してしまうと、接続直後であればともかく管内に通水した後は、塗布した滑剤が流失するので管受口から挿口管を引き抜くことは容易に出来なくなる問題があった。
また、経年変化した後では、シール用ゴムリングも挿口管外面に固着した状態となるので引抜きは更に困難となる問題があった。
従来、このように引抜きにくくなってしまった管継手を分解するための軽便な工具として、管外周に巻き付けられるチェーンなどの緊締締結部材と、管外周を一周させた緊締締結部材の結止部分を管受口から遠ざかる方向へてこ機構を用いて強制的に押し拡げ、引き抜いて行く装置が知られている(特許文献1)。
しかし、上記の引抜き工具は管に対して引抜き力を作用させる力点が一箇所しかないので、管を引き抜くための操作力に比較的大きな力を要し、強力に固着してしまった管継手に対しては、操作が困難となる場合がある問題があった。
さらに、力点が軸方向に対して管継手の側面片側でそれぞれ一直線上に並ぶ点となるので、加えた力が軸方向への力のみならず管継手の管軸に対する曲げ力ともなって作用するので、挿口管を引抜くために加えた力が有効に利用されず効率が悪くなる問題点があった。
特開平11‐33927号公報 段落0005、図3参照
この発明は、強力に固着してしまった管継手であっても、現場で作業員による人力で容易に引き抜くことができ、しかも管継手にも無理な力が加わらず、スムーズに引き抜くことを課題としてなされたものである。
上記課題を達成するための手段は、平坦な基枠の一端表面に軸が立設され、前記基枠の一端に対する対辺に、係合部が二箇所設けられた一対のてこ部材を、管継手の挿口管の軸心を含む面に対して面対称となるように挿口管の両側面へそれぞれ配置し、前記挿口管の上半部外周に沿わせた締結部材の両側を、前記一対のてこ部材にそれぞれ設けられた二箇所の係合部のうち管受口端側のそれぞれの係合部に係合し、前記挿口管の下半部外周に沿わせた締結部材の両側を、他方のそれぞれの係合部へ係合し、
次いで前記管継手の径方向両側に筒体を管継手の軸方向に沿ってそれぞれ配置し、該それぞれの筒体を少なくとも管受口の設けられた管側へ軸方向に移動不能に前記管受口外面に係止すると共に、該それぞれの筒体内にロッドを軸方向に摺動移動可能に挿入し、前記それぞれのロッドを前記一対のてこ部材のそれぞれの軸と連接し、
ついで前記それぞれのロッドの管受口側端と前記それぞれの筒体との間に締付工具を連結し、該締付工具を締め付けることによって前記それぞれのロッドを前記筒体より前記挿口管側端へと押出させ、この動きにより前記締結部材を挿口管外周に巻き付かせ、さらに前記ロッドを突き出していくことで前記締結部材を介して挿口管を管受口から引き抜くことを特徴とするものである。
この発明によれば、スリップオンタイプの管継手を引き抜く場合、管の両側から同時に引抜き力を加えるので、加えた力は管継手に対し管軸に沿った方向へ作用し、引抜き力として有効に作用すると共に、二箇所から加える力の合力で管を引抜くので人力程度であっても容易に引抜くことが可能となる。
また、この発明の装置は、二つのてこ部材と管上半部と下半部に沿う鎖などの締結部材および筒体とロッドよりなる簡単な構造であり締付工具としても一般に使用されているチェーンブロックなども使用できるので、非常に安価に実施ができ、しかも締結部材の長さを適宜変更することで任意の径の管に適用できるので汎用性もあり、非常に軽便に使用できるなど種々の効果を有する。
(実施の形態1)
次に、この発明について、まず管継手の挿口管引抜き治具から説明する。
図1は実施の形態1である管継手の挿口管引抜き治具の平面図、図2は同じく側面図、図3は管継手の挿口管引抜き治具の要部斜視図である。
図1において、1は、管継手の挿口管引抜き治具を示し,管受口2に挿口管3を挿入して接続された管継手4の両側面に軸方向に沿って配置される。
そして、管継手の挿口管引抜き治具1は、以下のように構成される。
即ち、図1、図2に示したように、管継手の挿口管3の両側に、平坦な基枠20の一端20aに、先端をきのこ状の拡径部21とした軸14が立設され、一端20aに対する対辺16に係合部22、23が二箇所設けられたてこ部材15が挿口管3を挟んで図示のように面対称に配置されている。そして、挿口管3の上半部周囲に鎖などの上半部締結部材19aが沿わせて配置され、その両側がてこ部材15の一辺16に設けた係合部のうち、受口端6側に位置する係合部23に係合され、また、挿口管3の下半部周囲に沿わせた鎖などの下半部締結部材19bが他の係合部22に係合されている。
係止部22、23は、締結部材19が図示例のように鎖とされている場合は、鎖の一つのリンク19が引っ掛かる切り欠き溝とされる。なお、図4(a)(b)において図中24は係止部22の上部開口部を任意に閉じ、係止部22から締結部材19bが外れないようにするストッパで、ねじ締め部25を中心として回動可能とされている。
また、図中19cは、下半部締結部材19bを係合部22に引き通すための案内ピンを示し、作業の容易性のために設けられる。
そして、一対の筒体8、8が管受口2の上面に掛け渡されるチェーンなどの締結部材28、28により吊下支持され、筒体8の外周側面5に設けられた係止片7を、管受口開口端6に係止することで受口管を有する管2p方向へ移動できないように支持されている。
そして、この筒体8に軸方向に自由にスライドできるようにロッド9、9が収納されている。
このロッド9、9の管受口を有する管2p側部分10と、筒体8外面に立設されたブラケット26との間に両者間の軸方向距離Lを強制的に縮める締付工具11、例えばチェーンブロックが掛け渡されている。
そして、ロッド9、9の挿口管側部分12に設けられた係合孔13(図2)にてこ部材15の軸14が挿入されて、ロッド9、9の筒体8、8に対する相対移動がこの部分を通じててこ部材15へと伝わるようにされている。
上記の締結部材19a、19bとして、ここでは鎖の場合を示したが、この場合、強く締め付けると管外面がこすられて傷が付く場合がある。
このような傷つきを防止する見地より、締め付け作業に先立ち、鎖と管外面との間にキャンバスのような厚手の布や、ゴムシートなどのクッション材を介挿し、あるいはチェーンをゴムホースなどで被覆するなどしてもよく、さらには、締結部材19a、19bとして、てこ部材15に係止される部分は鎖、管外面に接触する部分は強靭な合成樹脂製バンドとした複合構造としてもよい。
また、締結部材19a、19bの長さは、それぞれの締結部材のてこ部材15に対する止着位置を変えることで管の径に合わせて施工現場で任意に設定調整できる。
次に、この管継手の挿口管引抜き治具を用いた管継手の挿口管引抜き方法を説明する。
まず図1に示すように一対のてこ部材15、15を管継手4の両側部分に面対称となるよう設置する。そして図2、図3に示したように鎖など締結部材19aの両側をてこ部材15の一辺16に設けた係合部のうち、受口端6側に位置する係合部23に係合する。てこ部材15はこれで仮支持されるので次に下半部に締結部材19bを掛けまわし一側を一方のてこ部材15の係合部22に係合したあと他方を案内ピン19cを使用して係合部22に引き通して係合させる。
締結部材19が緩まないようにしっかりと固定されているのを確認後、筒体8、8を管継手4の両側部分に設置する。
なお、二つの筒体8、8は鎖などの締結部材28で連結されており、長さを管継手の径に合わせて調整し管継手4の上面から被せるようにして配置する。
ついで、筒体8、8の係合片7、7を管受口開口端面6に引っ掛け、軸方向位置決めをする。
そして、ロッド9、9を筒体8、8内に滑らせて管受口2の設けられた管側に引き寄せ、ロッド9、9の挿口管側端12に設けた貫通孔13に、てこ部材15の軸14を連接し、ついで、ロッド9、9の管受口側端10と筒体8に形成した取付け部25との間にチェーンブロックなど締付工具11を取り付ける。
これが終われば、チェーンブロック等締付工具11を締め付けていく。
締付工具11の締め付けと共にロッド9、9は図5に矢印イで示すように挿口管3側へと突き出されて行くが、この突き出し時、てこ部材15は図6に矢印イで示すように軸14が先行し、軸に対向する辺16は、締結部材19が周方向に張られていることと相俟って矢印ロで示すように軸14周囲に回転しようとする。
すると、対向する辺16の管受口側の締結部材19aは、矢印ハ方向へ引っ張られ、この結果挿口管3の上半部分を締め付ける。
一方辺16に対して挿口管3の下半部側に掛け渡された締結部材19bは、てこ部材15の矢印ロに示す回転により、矢印ニで示す方向へ引っ張られ、挿口管3の下半部分を締め付ける。
反対側においても同様に締め付け動作が行われるので、結局、締結部材19は挿口管3周囲全体を強く締め付けることになる。
この締め付けによって、締結部材19a、19b、てこ部材15を介してロッド9が挿口管3と一体となって軸方向へ引っ張り出されていく。
この結果、挿口管は管受口から次第に引抜かれていくのである。
このとき、挿口管の引抜き力は管継手の両側の対称位置から加えられるので、管軸に対して均等な力が加わり、このため無理な曲げ力が発生しないので、管受口内に挿入された挿口管が少々堅く固着していても容易に引抜けると共に管軸方向へと真っ直ぐに引抜くことができる。
また、締結部材の長さは、管の径にあわせ任意に設定できるので、各種径の管に対して一つの管継手の挿口管引抜治具で対応できるので施工も容易となる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具の平面図、図8は同じく側面図である。
実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具1は、図7、図8より明らかように筒体8の管受口管2側に対する固定構造が異なる。
即ち、筒体8の管受口側端に貫通孔29を有するブラケット29a(図8)が設けられ、この貫通孔29にてこ部材15の径方向軸14が挿入されている。
そして、このてこ部材15の対辺16の挿口管側端同士には管受口2の上側に沿う締結部材19aが、管受口管側端同士は管の下側に沿う締結部材19bがそれぞれ係合される。
この実施の形態2では、筒体8の管受口に対する固定構造が異なることと、そのために筒体8の長さがやや長く、その中に挿通されるロッド9の長さが長い点が異なるほかは実施の形態1と同じであるので、同一部分は同一符号を付し詳細な説明は省略する。
次に、この実施の形態2の使用状態を説明する。
てこ部材15の軸14を筒体8の貫通孔29に係合し、管受口2上面側に渡した締結部材19aを対辺16の挿口管側端同士に係止させ、管下面側に渡した締結部材19bを管受口管側端同士に係止させる。
なお、ロッド9の挿口管側端12にもてこ部材15を係合させ、締結部材19a、19bを結止するが、これは実施実施の形態1と同じであるので説明は省略する。
そして、筒体8とロッド9との間に架設した締付工具11を締付けていくと、筒体8からロッド9が挿口管側へと突き出されていくが、ロッド9の挿口管側端は既に説明したように挿口管3外面と係合し、その反力を受けた筒体8は、図9に示すようにブラケット29aでてこ部材15を矢印チ方向ヘ押す。この押す力によって、てこ部材15は図10に示すように矢印リ方向へ軸周囲に回転しようとする。
そして、対向する辺16の管受口上半部側の締結部材19は、矢印ヌ方向へ引っ張られ、この結果管受口2の上半部分を締め付ける。
一方、辺16に対して管受口2の下半部側に掛け渡された締結部材19は、てこ部材15の矢印リに示す回転により、矢印ルで示す方向へ引っ張られ、管受口3の下半部分を締め付ける。
反対側においても同様に締め付け動作が行われるので締結部材19a、19bは管受口周囲全体を強く締め付けることになる。
この結果、筒体8から抜け出るロッド9と共に挿口管3は管受口2から引抜かれていく。
(実施の形態3)
上記実施の形態1、2の管継手の挿口管引抜き治具はいずれも直管の管継手で、筒体8の長さに制限が無い場合を示したが、図11に示すように異形管継手の場合、筒体8の長さが制限されると共に、引抜き力が作用すると管軸に対し非対称の力が発生し、引抜きが非常に困難となる。
そこで、この場合は、図12に示すように管に対して非対称の力が生じる側、即ち図示例では管下側に単体の引抜き装置を配設し、図13に示すようにてこ部材15に対して締結部材19を掛け、ロッド9の突き出しによって締結部材19が強く張られ、挿口管3に強く巻き付き、これによって抜け出し力が作用するようにし、全体で三点支持の状態として同時に管を引き抜くのである。
この場合、管継手の抜け出しに伴う曲がりが防止できるので管継手の抜き作業が容易に行えるのである。
なお、上記において三点目の引抜き治具1aを一対のてこ部材15の間の締結部材19に係合させた場合を示したが、図13に示すように別個独立配置としてもよい。
なお、引抜くための構造並びに操作方法は実施の形態1〜3に記したのと同じであるため、符号のみ記して詳細な説明は省略する。
実施の形態1である管継手の挿口管引抜き治具の平面図である。 実施の形態1である管継手の挿口管引抜き治具の側面図である。 実施の形態1である管継手の挿口管引抜き治具の要部斜視図である。 (a)はてこ部材の平面図、(b)は同右側面図である。 てこ部材の作動説明図である。 てこ部材の作動説明図である。 実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具の平面図である。 実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具の側面図である。 実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具の作動説明図である。 実施の形態2の管継手の挿口管引抜き治具の作動説明図である。 実施の形態3の側面図である。 図11の要部平面図である。 実施の形態3の管継手の挿口管引抜き治具の他の構成例の要部平面図である。
符号の説明
1 管継手の挿口管引抜き治具
2 管受口
3 挿口管
4 管継手
5 外周側面
6 管受口開口端
7 係合片
8 筒体
9 ロッド
10 管受口側部分
11 締付工具
12 挿口管側部分
13 係合孔
14 軸
15 てこ部材
16 対辺
19 締結部材

Claims (3)

  1. 平坦な基枠の一端表面に軸が立設され、前記基枠の一端に対する対辺に、係合部が二箇所設けられた一対のてこ部材を、管継手の挿口管の軸心を含む面に対して面対称となるように挿口管の両側面へそれぞれ配置し、前記挿口管の上半部外周に沿わせた締結部材の両側を、前記一対のてこ部材にそれぞれ設けられた二箇所の係合部のうち管受口端側のそれぞれの係合部に係合し、前記挿口管の下半部外周に沿わせた締結部材の両側を、他方のそれぞれの係合部へ係合し、
    次いで前記管継手の径方向両側に筒体を管継手の軸方向に沿ってそれぞれ配置し、該それぞれの筒体を少なくとも管受口の設けられた管側へ軸方向に移動不能に前記管受口外面に係止すると共に、該それぞれの筒体内にロッドを軸方向に摺動移動可能に挿入し、前記それぞれのロッドを前記一対のてこ部材のそれぞれの軸と連接し、
    ついで前記それぞれのロッドの管受口側端と前記それぞれの筒体との間に締付工具を連結し、該締付工具を締め付けることによって前記それぞれのロッドを前記筒体より前記挿口管側端へと押出させ、この動きにより前記締結部材を挿口管外周に巻き付かせ、さらに前記ロッドを突き出していくことで前記締結部材を介して挿口管を管受口から引き抜くことを特徴とする管継手の挿口管引抜き方法。
  2. 平坦な基枠の一端に軸が立設され、前記基枠の一端に対する対辺に、係合部が二箇所設けられた一対のてこ部材と、管上半部に沿わされる締結部材であって、前記一対のてこ部材が管継手の挿口管の軸心を含む面に対して面対称に挿口管の両側面へそれぞれ配置された場合に前記一対のてこ部材の係合部のうち管受口端側にあるそれぞれの係合部同士に両側が係合される管上半部締結部材と、管下半部に沿わされる締結部材であって、両側が他方のそれぞれの係合部同士に係合される管下半部締結部材と、
    管受口開口端に対する係止片が設けられた二個一対をなす筒体と、該筒体内を軸方向に自由にスライドし、かつ前記てこ部材の軸と係合する係合部を有するロッドと、該ロッドの管受口側部と前記筒体外面との間に掛け渡され、両者間の軸方向距離を強制的に縮める締付工具とからなることを特徴とする管継手の挿口管引抜き治具。
  3. 請求項2の管継手の挿口管引抜き治具における筒体を管受口外面に係止するための構造が、平坦な基枠の一端に軸が立設され、前記基枠の一端に対する対辺に、係合部が二箇所設けられたてこ部材と、前記筒体外面に形成された前記軸と係合する貫通孔と、管上半部に沿わされる締結部材であって、両側が前記係合部のうち管受口端側にある係合部同士に係合される管上半部締結部材と、管下半部に沿わされる締結部材であって、両側が他の係合部に係合される管下半部締結部材とからなる構造とされ、ロッドを締結工具により挿口管側へ強制的に突き出すと、その反作用を受ける前記筒体よりブラケットを介して反方向へ前記てこ部材が移動し、この移動に伴い逆方向へ回動するてこ部材により締結部材が緊締されて管受口管外周に巻き付き、これにより筒体と管受口管とが前記締結部材で締結一体化され、前記筒体が管受口管方向へ相対移動しないように支持されるようにした管継手の挿口管引抜き治具。
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