JP6251120B2 - 管接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、管状体同士を接続する管接続方法に関する。
上下水道や農業用下水道の配管に使用されるガラス繊維強化樹脂複合管などの管状体は、一方の端部に管本体部よりも大径の受け口が形成され、他方の端部には受け口に挿入する挿し口が形成されている。この種の管状体を接続するには、複数の管状体を管軸方向に配置して挿入することにより接続するが、口径が大きいと重量が嵩むことから、ワイヤーロープ等を管状体の内側に配設して牽引したり、管状体の外側に配設して牽引したりする接続方法がとられている。
例えば、特許文献1に開示されるように、複数の管体を並べ、両端の管体の開口端部に係止棒を架け渡し、管体の内側を通してワイヤーロープを係止棒に係止し、牽引機を用いてワイヤーロープを牽引することで管体を接続する内側接続方法がある。
また、図3に示すように、接続する管101、102の外周面にそれぞれワイヤーロープ103とレバーホイスト104とを取り付け、2つのレバーホイスト104のレバーを反復操作してワイヤーロープ103を引っ張る外側接続方法もある。この種の接続方法は、例えば、特許文献2に開示されており、ワイヤーロープ103に、レバーホイスト104のフックを引っ掛けるための複数のアイスプライス部105が設けられている。このワイヤーロープ103を管101、102の外周面に巻き付け、ワイヤーロープ103の一方の端部のアイスプライス部105に、他方の端部のアイスプライス部105を通し、このアイスプライス部105をレバーホイスト104のフック106に引っ掛ける。管101、102の反対側の外周面にも、同様にレバーホイスト104を配置し、アイスプライス部105にフック106を引っ掛けている。そして、2つのレバーホイスト104を操作することにより、管101のワイヤーロープ103のアイスプライス部105と、管102のワイヤーロープ103のアイスプライス部105とを挿入方向に引っ張り、管101、102を接続する。
特開平4−362384号公報 特開平5−126281号公報
上記のような接続方法は、次のような点で課題があり、未だ改善の余地があった。すなわち、内側接続方法では、ワイヤーロープを牽引することで、係止棒が折れたり開口端部から離脱したりしやすいという不都合があった。
また、外側接続方法では、複数のレバーホイストごとに作業者を配置して、これらのレバーホイストを同時に操作しなければならなかった。特に、牽引に際しては、その牽引バランスをよくするために、一つの管にワイヤーロープを2本ずつ使用することが多く、レバーホイストを少なくとも2機使用するのが通常であった。
そのため、複数の作業者を配置して、多方向から目視しながら、管が軸心方向に挿入されていることを確認したり、管の挿入量を確認したりしながら接続作業を進めなければならなかった。その際、管に対して接続方向に均等に荷重をかけて、軸心を一致させて接続する必要があり、接続する管同士の芯出しが容易ではなく、熟練を要するものとなっていた。軸心方向に対して管が斜めに挿入されて接続されてしまうと、接続した管を引き抜き、再度、接続し直す作業が必要となって、作業手間と時間を要することとなっていた。
加えて、レバーホイストを操作する作業者のためのスペースが管の周囲の複数箇所に必要になり、接続のための広い作業スペースを確保しなければならなかった。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、管状体同士を接続するに際し、少ない作業者で効率よく迅速に接続作業を行うことができ、管状体同士の芯出しを確実に行うことのできる管接続方法を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、受け口と挿し口とを有する管状体同士を複数の紐状部材を用いて接続する管接続方法を前提とする。この管接続方法として、管状体の接続端部の受け口と、これに接続する管状体の接続端部の挿し口とを対向させ、前記受け口に前記挿し口を挿入して仮接続する。次いで、第1の紐状部材を、一方の管状体の外側面の固定点Aから、該固定点Aとは径方向反対側の外側面にあって固定点Aよりも接続端部寄りに位置する可動点Bを経由させ、元の固定点Aまで斜めがけして巻き付け、この第1の紐状部材の両端を固定点Aにおいて連結固定する。また、第2の紐状部材を、前記可動点Bから該管状体の外側面、他方の管状体の外側面および非接続端部を経由させて固定点Aまで巻き付け、この第2の紐状部材を双方の管状体の外側面に軸方向に沿って配置するとともに他方の管状体の非接続端部の径方向に架け渡す。そして、固定点Aにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結、または可動点Bにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結のいずれか一方に紐状部材の牽引機を介装し、前記牽引機を操作して第2の紐状部材を巻き取り、一方の管状体に対して他方の管状体を引き寄せて接続することを特徴としている。
この特定事項により、管状体同士の接続のために操作する牽引機は管状体の片側に設けるだけで済み、省スペースでの接続作業が可能となり、少人数の作業者でも接続作業を効率よく行うことが可能となる。また、第2の紐状部材を、接続する管状体双方の外側面に軸方向に沿って配置するとともに他方の管状体の非接続端部の径方向に架け渡しているので、牽引機を操作することで、第2の紐状部材を介して他方の管状体の非接続端部が接続方向に押圧される。そして、他方の管状体に対して軸方向に均等に荷重をかけて挿入力を与えることができ、管状体が斜めに接続されるようなことがなく、芯出しを容易に行うことができる。その結果、前記牽引機の操作だけで、容易に他方の管状体を一方の管状体との接続方向に引き寄せて確実かつ迅速に接続することができる。
前記管接続方法において、他方の管状体の非接続端部には、第2の紐状部材を径方向に保持する保持治具を取り付け、第2の紐状部材を径方向に案内することが好ましい。
これにより、第2の紐状部材を他方の管状体の非接続端部に保持した状態で容易に引っ張ることができ、管状体に接続方向の荷重を確実に付加することができる。
また、前記管接続方法において、前記保持治具には、管状体の内径に対応する長さに調整可能なスペーサと、スペーサの両端に設けられ、管状体の内側面に対向するように挿入して固定される一対の挿入杆と、各挿入杆の先端部に回転自在に固定され紐状部材を案内する回転体とを備えさせ、前記保持治具を、管状体の非接続端部の開口端に径方向に横断するように取り付けることが好ましい。
これにより、管状体の非接続端部に第2の紐状部材を径方向に安定的に架け渡し、前記保持治具に保持させることができるので、効率よく短時間で接続作業を行うことが可能となる。また、前記保持治具は、スペーサの長さを調整することで一対の挿入杆の配設間隔を変更でき、取り付けおよび取り外し作業が容易であり、多様な口径の管状体に対応して取り付けることができる。
また、前記管接続方法において、一方の管状体の外周面に第3の紐状部材を周方向に巻き付けて固定し、この第3の紐状部材の端部に備えた環状部を前記固定点Aに設けてもよい。
これにより、一方の管状体に第3の紐状部材が固定され、固定点Aに第3の紐状部材の環状部を設けることができ、第1の紐状部材の両端を第3の紐状部材の環状部に連結し、固定点Aに固定することができる。
本発明に係る管接続方法は、第1の紐状部材を、一方の管状体の外側面の固定点Aから、該固定点Aとは径方向反対側の外側面にあって固定点Aよりも接続端部寄りに位置する可動点Bを経由させ、元の固定点Aまで斜めがけして巻き付け、この第1の紐状部材の両端を固定点Aにおいて連結固定し、第2の紐状部材を、前記可動点Bから該管状体の外側面、他方の管状体の外側面および非接続端部を経由させて固定点Aまで巻き付け、この第2の紐状部材を双方の管状体の外側面に軸方向に沿って配置するとともに他方の管状体の非接続端部の径方向に架け渡す。そして、固定点Aにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結、または可動点Bにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結のいずれか一方に紐状部材の牽引機を介装し、前記牽引機を操作して第2の紐状部材を巻き取り、一方の管状体に対して他方の管状体を引き寄せて接続するように構成したから、少人数の作業者であっても管状体が斜めに挿入されることがなく、芯出しを容易に行うことができ、その結果、確実かつ迅速に管状体の接続作業を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る管接続方法を示す斜視図である。 図1における管状体の非接続端部を示す斜視図である。 従来の管接続方法を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る管接続方法について、図面を参照しつつ説明する。
図1および図2は本発明の実施形態に係る管接続方法を示すものであり、図1は斜視図、図2は図1の反対側から見た管状体の端部を示す斜視図である。
下水道管や農業用水管等の各種配管を敷設施工する場合には、掘削した溝底や溝壁の地盤を締め固めた後、溝底に複数本の管状体を配置し、管状体の受け口に他の管状体の挿し口を挿入して接続する。
例示する管状体10a、10bは、管本体11の一方の開口端部に受け口12を有し、他方の開口端部に挿し口13を有する管または管継手である。受け口12は、管本体11よりも大径で形成され、内面にシール部が設けられている。管状体10a、10b同士は、接着接合またはゴム輪接合により接合される。
実施の形態に係る管接続方法では、このような管状体10a、10bを、複数の紐状部材21〜23を用いて接続する。紐状部材21〜23としては、ワイヤーロープ、ベルトスリング、チェーン、縄などの紐状部材を用いることができる。また、紐状部材21〜23は、少なくとも両端部に、アイ、フック、リング、またはシャックルなどの環状部201を備えている。
まず、接続する複数の管状体のうちの2本の管状体10a、10bについて、管状体10aの接続端部の挿し口13と、これに接続する管状体10bの接続端部の受け口12とを対向させ、挿し口13が受け口12に係止する程度に挿入して配置する。
管状体10aには、管本体11の外周面に紐状部材21を周方向に巻き付けて固定する。紐状部材21には、ワイヤーロープの両端部にレバーホイストのフックを引っ掛けるループ状のアイスプライス部(環状部201)が設けられたものを用いている。この紐状部材21を、管本体11の外周面に1周または2周させて巻き付け、環状部201の一方を他方に挿通させる。紐状部材21を管状体10aの外周面に締め付け、配置する。これにより、紐状部材21は、一方の端部の環状部201が、軸方向に引っ張られても移動することがなく、この管状体10aの外周面(図1に示す固定点A)に固定される。
次に、紐状部材22を、管状体10aの外周面に巻き付ける。紐状部材22には、紐状部材21と同様の両端アイスプライス部付きのワイヤーロープを用いることができるが、ここでは、2本のワイヤーロープがリング3を介して連結された紐状部材を用いている。紐状部材22の各ワイヤーロープは、一端部のシンブル付きのアイ部がリング3に連結され、他端部にアイフックが備えられている。すなわち、2本のワイヤーロープのアイ部がリング3に連結されて形成されている。
このような紐状部材22を、図1に示すように、管状体10aの外周面に斜めがけし、巻き付ける。具体的には、固定点Aに配設した紐状部材21の環状部201と、紐状部材22の一方のワイヤーロープのアイフックとを、シャックル4を介して連結する。そして、紐状部材22を、管状体10aの外周面に管軸に対して斜めに回し掛けて固定点Aまで引き戻し、他方のワイヤーロープのアイフックをシャックル4に連結する。これにより、紐状部材22のリング3は、固定点Aとは径方向反対側の外側面にあって、固定点Aよりも接続端部寄りに位置するものとなる。このリング3は、管状体10aの外側面に沿って移動しうるものであり、このリング3の位置が管状体10aの可動点Bとされる。
次に、紐状部材22のリング3に、紐状部材23を連結する。紐状部材23は、管状体10a、10bの双方の外側面に、管軸方向に沿って配置するとともに管状体10bの非接続端部の径方向に架け渡して配置する。
管状体10bの非接続端部である挿し口13には、予め、紐状部材23を保持して径方向に案内する保持治具5を取り付けている。
図2に示すように、保持治具5は、管状体10bの内径に対応する長さに調整可能なスペーサ51と、スペーサ51の両端に設けられ、管状体10bの内側面に対向するように挿入して固定される一対の挿入杆52と、各挿入杆52の先端部に回転自在に固定され紐状部材23を案内する回転体としての滑車53を有する。
スペーサ51は、伸縮調整が自在な軸部を有して形成されたものであれば、どのような構成であってもよい。例示の形態では、スペーサ51は、円筒状の支持部511と、支持部511に挿入されたボルト軸512と、ボルト軸512に螺合するナット513とを備え、ナット513を締め込みまたは緩めることで、支持部511に対するボルト軸512の挿入量を調整し、伸縮するように構成されている。
挿入杆52は、矩形または溝形断面を有するステンレス材等の金属製部材であり、先端部に管状体10bの開口端部に係止する係止段部521が外方へ突出するように設けられている。一対の挿入杆52の間には、2本のスペーサ51が相互に間隔を設けて備えられている。
また、挿入杆52の先端部には、紐状部材23が係合する滑車53が備えられている。滑車53の外周面には、紐状部材23を離脱しないように係止させる凹溝が形成されている。
このような保持治具5を、管状体10bの非接続端部の挿し口13に挿入し、挿入杆52の係止段部521を管状体10bの開口端部に係止する。このとき、保持治具5を、管状体10bの軸芯を通る径方向にほぼ水平に配置する。挿入杆52の係止段部521は、管状体10bの開口端部に対向して配置される。また、スペーサ51の長さを調整して一対の挿入杆52を管状体10bの内面に押圧して固定し、スペーサ51が管状体10bの径方向に横断するように保持治具5を取り付ける。
両端に環状部201を備える紐状部材23を、管状体10aおよび管状体10bの外側面に軸方向に沿って配置するとともに、管状体10bに固定した保持治具5を通して管状体10bの挿し口13に径方向に架け渡す。さらに管状体10bの反対側の外側面に引き回す。紐状部材23の一端の環状部201は、紐状部材22にリング3を介して連結する。紐状部材23を管軸方向へ引っ張ると、連結した紐状部材22も引っ張られて緊張し、可動点Bのリング3は管軸方向に移動しうる。
また、紐状部材23の他端の環状部201を、牽引機6を介して固定点Aのシャックル4に連結する。牽引機6としては、チェーンレバーホイストが好ましく、チェーン端部のフック61を紐状部材23の環状部201と固定点Aのシャックル4とに連結する。
これにより、紐状部材23は、可動点Bから管状体10aの外側面および管状体10bの外側面に沿って配設され、管状体10bの非接続端部の挿し口13に径方向に架け渡され、管状体10bの反対側の外側面に沿って配設され、牽引機6を介して固定点Aまで巻き付けられる。
図1に示すように、紐状部材21の一端の環状部201、紐状部材22の両端の環状部201、および牽引機6の一端のフック61が、固定点Aに集約されシャックル4を介して連結されている。牽引機6を操作することで、紐状部材23を固定点Aの方向へ巻き取ることができる。紐状部材23は、保持治具5に滑車53に架け渡して配置されているので、離脱することなく引っ張られる。
これにより、両端が固定点Aに固定されている紐状部材22は、可動点Bのリング3を介して管軸方向に引っ張られる。リング3は管状体10aの外側面に沿って移動し、紐状部材22は管状体10aに斜めがけされた状態で巻き付く。また、紐状部材23は、保持治具5を介して管状体10bの挿し口13を管軸方向に押圧し、管状体10bは管状体10aとの接続方向に引き寄せられる。このとき、紐状部材23が架け渡された管状体10bの挿し口13の開口端部に対して、管軸方向の荷重が一対の挿入杆52を介して均等に付加される。
管状体10bは、管状体10aとの接続方向に対して傾くことなく均等に引き寄せられて、管状体10aに接続される。したがって、作業者は、1つの牽引機6を操作するだけで、極めて容易に管状体10aと管状体10bとを接続することができる。接続した管状体10aと管状体10bとは、双方の軸芯を合致させた状態で接続される。牽引機6は1つで足りることから、作業者の人数も、作業スペースも少なくて済み、迅速かつ確実に管状体10aと管状体10bとを接続することができる。
その後、他の管状体に対しても上記接続工程を繰り返して行い、複数本の管状体を接続して配管を敷設施工する。作業者は、管状体の外部からのみの作業で管状体同士を接続することができるので、作業環境に左右されず、安全に効率よく接続作業を進めることができる。
以上の管接続方法により、複数本の塩化ビニル管の接続作業を行ったところ、管の長さが4mであり、口径が250mm〜600mmの大口径の管状体を、それぞれ円滑に接続することができた。また、これらの口径の管状体の接続に用いた紐状部材22は、3mまたは4.5mの2種類の長さのもので足り、紐状部材23は8mの長さの1種類のもので足りることが確認された。すなわち、大口径の管状体同士の接続に際しても、多様な種類の紐状部材を用意する必要はなく、少ない部材で効率よく確実に管状体を接続できることが確認された。
なお、本発明において、牽引機6は、固定点Aにおけるシャックル4と紐状部材23との連結の間に介装されるに限らず、可動点Bにおける紐状部材22と紐状部材23との連結の間に介装されてもよく、これらの連結部のいずれか一方に設けられていればよい。また、管状体10aに対して固定点Aを構成する方法は、上記のように紐状部材21によるだけでなく、管状体10aの外側面に紐状部材22等の環状部201を結合し得る構成であれば、どのような構成であってもよい。固定点Aには、汎用の固定治具(例えば、積水化学工業社製、エスロン挿入機)を用いて構成し、紐状部材22等の環状部201を連結してもよい。また、紐状部材の保持治具5は、上記実施形態において説明した構成であるに限られず、紐状部材を径方向に案内する保持治具であれば、どのように構成されてもよい。さらに、接続する対象となる管状体にあっては、地上または地中に横引きされる配管だけに限られず、鉛直方向に配設される竪管であってもよく、本接続方法を好適に実施することができる。
本発明は、上下水道や農業用下水道等の各種配管に使用される大口径の管状体同士の接続に好適に利用可能である。
10a、10b 管状体
11 管本体
12 受け口
13 挿し口
21、22、23 紐状部材
201 環状部
3 リング
4 シャックル
5 保持治具
51 スペーサ
511 支持部
512 ボルト軸
513 ナット
52 挿入杆
521 係止段部
53 滑車
6 牽引機
61 フック

Claims (4)

  1. 受け口と挿し口とを有する管状体同士を複数の紐状部材を用いて接続する管接続方法であって、
    管状体の接続端部の受け口と、これに接続する管状体の接続端部の挿し口とを対向させ、前記受け口に前記挿し口を挿入して仮接続し、
    第1の紐状部材を、一方の管状体の外側面の固定点Aから、該固定点Aとは径方向反対側の外側面にあって固定点Aよりも接続端部寄りに位置する可動点Bを経由させ、元の固定点Aまで斜めがけして巻き付け、この第1の紐状部材の両端を固定点Aにおいて連結固定し、
    第2の紐状部材を、前記可動点Bから該管状体の外側面、他方の管状体の外側面および非接続端部を経由させて固定点Aまで巻き付け、この第2の紐状部材を双方の管状体の外側面に軸方向に沿って配置するとともに他方の管状体の非接続端部の径方向に架け渡し、
    固定点Aにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結、または可動点Bにおける第1の紐状部材と第2の紐状部材との連結のいずれか一方に紐状部材の牽引機を介装し、前記牽引機を操作して第2の紐状部材を巻き取り、一方の管状体に対して他方の管状体を引き寄せて接続することを特徴とする管接続方法。
  2. 請求項1に記載の管接続方法において、
    他方の管状体の非接続端部には、第2の紐状部材を径方向に保持する保持治具を取り付け、第2の紐状部材を径方向に案内することを特徴とする管接続方法。
  3. 請求項2に記載の管接続方法において、
    前記保持治具は、管状体の内径に対応する長さに調整可能なスペーサと、スペーサの両端に設けられ、管状体の内側面に対向するように挿入して固定される一対の挿入杆と、各挿入杆の先端部に回転自在に固定され紐状部材を案内する回転体とを有し、
    前記保持治具を、管状体の非接続端部の開口端に径方向に横断するように取り付けることを特徴とする管接続方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載の管接続方法において、
    一方の管状体の外周面に第3の紐状部材を周方向に巻き付けて固定し、この第3の紐状部材の端部に備えた環状部を前記固定点Aに設けることを特徴とする管接続方法。
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