JP6774709B2 - 回転リール、筒状体の回転リールへの取付方法、および回転リールを用いた長尺帯状体の引出し方法 - Google Patents
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Description
さらに、略円筒状の筒状体をリールに収容するとき、複数本の連結部材を着脱する作業をフレーム体の相互間隔を一定に保持したまま行うことができるため、作業性が格段に高まり、短時間で効率よく施工することが可能となる。また、筒状体をリール内に収容する際に、リールを転動させて収容するため、筒状体をクレーンなどで吊り上げる必要が無く、短時間で手間をかけず、かつ、安全に作業を行うことができる。
図2に例示した、帯状体61により構成された筒状体6は、筒軸が水平方向になるようにパレット等に載置される。筒状体6は、中空部63に後述する吊上げ用治具7を取り付けてクレーン等によって吊り上げられる。
筒状体6を回転リール1へ取り付ける別の方法について説明する。
既設管の更生施工に際しては、まず初めに回転リール1を準備する。図11に示すように、8本の連結部材3(31、32)を全て取り付けた状態の回転リール1を予め用意し、図11に丸で囲んで示すように、回転軸心より上方に位置する3箇所の固定部25において、連結部材3(第2の連結部材32)を一対のフレーム体2から取り外す(連結部材取外し工程)。このとき、回転リール1は、地面上などに仮置きされているが、転動しないように支持部材などで仮支持するとよい。
上記いずれかの方法により、回転リール1における一部を開放する。
例えば、上記実施形態では回転リール1の回転軸心の上方に位置する固定部25および連結部材3について、回転軸心に平行な方向に抜き差し可能な構成または連結部材3(32)の端部が出没自在な構成としたが、これに限られず、全ての固定部25および連結部材3についてかかる構成が採用されてもよい。
また、上記実施形態では、3本の連結部材を取り外した状態で回転リール1を転動させて筒状体6を回転リール1内へ収容する方法を説明したが、筒状体6が回転リール1内へ収容されるのであれば、取り外す連結部材の本数や場所などは適宜設定することができる。
2 フレーム体
21 円形開口
22 内周リング
23 外周リング
24 補強桟
25 固定部
26 取付孔
27 ボルト挿通孔
28 段部
3 連結部材
31 第1の連結部材
32 第2の連結部材
33 ボルト挿通孔
34 係止部
41 ボルト
42 ナット
5 支持台
6 筒状体
61 帯状体
62 結束材
63 中空部
7 吊上げ用治具
Claims (5)
- 略円筒形の束巻状態の長尺帯状体を送り出し可能に保持する回転リールであって、
中心部に円形開口を有するとともに略円形状の外形を有して対向配置される一対のフレーム体と、これらのフレーム体の間に配設されてフレーム体の相互間隔を保つ複数本の連結部材とを有し、
前記フレーム体は、連結部材の軸方向の端部が取り付けられる複数の固定部を備え、これらの固定部は、互いに間隔をおいて前記フレーム体の外周寄りに周方向に配設され、
前記複数の固定部には、前記連結部材が嵌挿される取付孔と、嵌挿した連結部材をフレーム体に締結する締結手段とを備えて、少なくとも一方のフレーム体には、前記取付孔が当該フレーム体の表裏に貫通する貫通孔として設けられ、前記連結部材が前記フレーム体の外方から前記フレーム体の回転軸心に平行な方向に抜き差し可能とされる固定部を含むことを特徴とする回転リール。 - 請求項1に記載の回転リールにおいて、
前記取付孔は、一対のフレーム体の双方に貫通孔として設けられてなることを特徴とする回転リール。 - 請求項2に記載の回転リールにおいて、
前記取付孔は、孔内部に連結部材の端部が係止する段部が設けられてなることを特徴とする回転リール。 - 略円筒形の束巻状態の長尺帯状体を送り出し可能に保持する回転リールであって、
中心部に円形開口を有するとともに略円形状の外形を有して対向配置される一対のフレーム体と、これらのフレーム体の間に配設されてフレーム体の相互間隔を保つ複数本の連結部材とを有し、
前記フレーム体は、連結部材の軸方向の端部が取り付けられる複数の固定部を備え、これらの固定部は、互いに間隔をおいて前記フレーム体の外周寄りに周方向に配設され、
前記複数の固定部には、前記連結部材が嵌挿される取付孔と、嵌挿した連結部材をフレーム体に締結する締結手段とを備えて、少なくとも一方のフレーム体には、前記取付孔が当該フレーム体の表裏に貫通する貫通孔として設けられ、前記連結部材がフレーム体の回転軸心に平行な方向に抜き差し可能とされる固定部を含み、
前記取付孔は、一方のフレーム体には貫通孔として設けられ、他方のフレーム体には連結部材の端部を受ける凹状の窪みとして設けられてなることを特徴とする回転リール。 - 回転リールを用いた長尺帯状体の引出し方法であって、
前記回転リールは略円形状の外形を有する一対のフレーム体と、これらのフレーム体の間に配設されてフレーム体の相互間隔を保つ複数本の連結部材とを有しており、
一対のフレーム体を対向配置して、該フレーム体における回転軸心の下方に、複数本の連結部材のうちの数本を、周方向に間隔をあけて取り付ける第1組立工程と、
略円筒形の束巻状体の長尺帯状体を上方から吊り降ろし、一対のフレーム体の間に落とし込む工程と、
残りの連結部材を、一対のフレーム体における回転軸心の上方に、周方向に間隔をあけて取り付ける第2組立工程と、
前記回転リールを回転させる支持台の上に設置する工程とを含み、
前記第2組立工程では、対向配置したフレーム体の相互間隔を一定に保持したまま前記連結部材を取り付け、
前記連結部材を、いずれか一方のフレーム体の外面側から他方のフレーム体の内面側へ向けて、これらのフレーム体の回転軸心と平行な方向に差し込み、少なくとも前記一方のフレーム体を貫通させて配設することを特徴とする長尺帯状体の引出し方法。
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JP2016247091A Active JP6774709B2 (ja) | 2016-01-12 | 2016-12-20 | 回転リール、筒状体の回転リールへの取付方法、および回転リールを用いた長尺帯状体の引出し方法 |
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2016
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