JPH05318328A - パイプ把持具 - Google Patents

パイプ把持具

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Publication number
JPH05318328A
JPH05318328A JP12325692A JP12325692A JPH05318328A JP H05318328 A JPH05318328 A JP H05318328A JP 12325692 A JP12325692 A JP 12325692A JP 12325692 A JP12325692 A JP 12325692A JP H05318328 A JPH05318328 A JP H05318328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipes
frames
block
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP12325692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kajiki
義昭 梶木
Toshiyuki Ishiyasu
敏行 石保
Shigeyuki Ito
重幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP12325692A priority Critical patent/JPH05318328A/ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多種類の管径のパイプを容易に把持することが
できるパイプ把持具を提供し、以てパイプの接合,離脱
の作業を容易にできるようにすることを目的としてなさ
れたものである。 【構成】パイプ把持具としてのパイプクランプ1は、二
本のフレーム11,12 からなり、その一端は連結手段とし
ての軸13で開閉自在に連結され、それぞれのフレーム1
1,12 にはブロック5が回転可能に軸支されている。前
記フレーム11,12の他端には縮径手段としての締めつけ
機構6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプどうしを接合ま
たは離脱するときに、パイプを把持するためのパイプ把
持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、パイプどうしを接合また
は離脱するときは、挿入側と受け口側の双方にワイヤを
巻付け、レバーブロック等の引締め機を用いて、両者を
引き寄せて接合することが行われていた。また、実開平
2−74180には、挿入側のパイプに、ロッドが前後
するギヤー式ジャッキをパイプクランプで固定し、前記
ロッドの先端には、鞍形のフォークを装備して、このフ
ォークを受け口側の隆起した大径部の肩部や端面に掛止
し、前記ジャッキを作動させることによってロッドを介
してフォークを移動させ、挿入側と受け口側とを近づけ
たり離したりして、両管を接合,離脱できるパイプ接合
具が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイヤを引締
め機で引き寄せるやりかたでは、両管の軸芯を折曲させ
る力が働き両管の軸芯が一致しなくなるので、軸芯を合
わせた状態での接合は困難であるという問題と、接合は
できても離脱はできないという問題があった。また、実
開平2−74180に開示のパイプ接合具を用いる場合
には、作業対象の管径に見合う形状の専用のパイプクラ
ンプとフォークを要するので、多種類のパイプの接合,
離脱に対応するには、多種類のパイプクランプとフォー
クを要するという問題があった。また、堀削溝内等にお
ける作業の場合には、従来のような煩雑な作業は困難で
あるという問題もあった。
【0004】そこで、本発明は、多種類の管径のパイプ
を容易に把持することができるパイプ把持具を提供し、
以てパイプの接合,離脱の作業を容易にできるようにす
ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、パイプの軸
方向へ移動しないように当該パイプを把持するパイプ把
持具において、パイプに外嵌するフレームを、少なくと
も二つの部分に分割し、分割された各フレームを相互に
連結する連結手段と、連結されたフレームによって形成
される空間を縮径する縮径手段とを設け、前記フレーム
には少なくとも一つのブロックを回転自在に取付け、該
ブロックの各面には曲率の異なる凹面を形成するという
手段を講じた。
【0006】
【作用】本発明のパイプ把持具によれば、パイプに外嵌
するフレームを、少なくとも二つに分割構成したので、
分割した状態でパイプの周囲に配し、連結手段によって
連結してパイプを外嵌するフレームを構成する。そし
て、縮径手段によって、前記フレームによって形成され
る径を縮めると、前記フレームに取りつけたブロックに
形成された凹面は、パイプの表面の凸面に押圧されて、
パイプ把持具はパイプに固定される。よって、このよう
にパイプに固定されたパイプ把持具をジャッキ等で軸方
向に動かすと、パイプもパイプ把持具に把持された状態
で軸方向に動く。そして、前記ブロックを回転させて、
曲率の異なる凹面を内側に向けることによって、外径の
ことなるパイプも確実に把持されるのである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明のパイプ把持具を、その実施
例を用いたパイプ接合具を例示した図面に基づいて詳細
に説明する。図1は前記パイプ接合具の使用状態を示す
側面図である。図1において、1は本発明のパイプ把持
具を利用したパイプクランプ、2はパイプホルダ、3は
挿入側のパイプ、4は受け口側のパイプ、41は大径部、
8はジャッキ、81はレバーである。図2,図3におい
て、パイプクランプ1は、二本のフレーム11,12 からな
り、その一端は軸13で開閉自在に連結され、それぞれの
フレーム11,12 にはブロック5が軸14で回転可能に軸支
されている。前記フレーム11,12 の他端にはネジとボル
トとからなる締めつけ機構6を備えている。なお、前記
軸13は連結手段に、前記締めつけ機構6は縮径手段に対
応している。上記二本のフレーム11,12 を開いて、挿入
側のパイプ3を挟み、締めつけ機構6によってブロック
5の表面をパイプ3の表面に押しつけて、パイプクラン
プ1をパイプ3に固定する。
【0008】パイプホルダ2も、開閉自在な二つ割りの
構造となっており、開いた状態で受け側のパイプ4の隆
起した大径部41の奥側にはめてから閉じて、締めつけ機
構7によって締めつけて、受け側のパイプ4に掛止す
る。なお、大径部41があるので、抜けない程度に締めつ
けるだけでも掛止できる。
【0009】このようにして、挿入側の、パイプ3に固
定されたパイプクランプ1と、受け側のパイプ4の大径
部41に掛止されたパイプホルダ2に、ジャッキ8を取付
け、ジャッキ8のレバー81を操作することによって、パ
イプクランプ1とパイプホルダ2と共に両管を引き寄
せ、接合するのである。
【0010】接合されている管を離脱するときは、パイ
プホルダ2を、受け側のパイプ4の隆起した大径部41の
手前側に掛止する。そして、挿入側のパイプ3に固定さ
れたパイプクランプ1と、受け側のパイプ4の大径部41
の手前に掛止されたパイプホルダ2の間に、ジャッキ8
を取付け、ジャッキ8のレバー81を操作することによっ
て、パイプクランプ1とパイプホルダ2との間を押し広
げ、接合していた両管を離脱するのである。
【0011】なお、前記ブロック5は、図4に示すよう
に、4面51,52,53,54 を持ち、それぞれの面に形成され
た凹面は異なる曲率r1,r2,r3,r4に形成され
ているとともに、軸14を偏心させて、それぞれの面と軸
14との間の隔たりが異なるようにした。よって、図5に
示したように、各ブロック5をそれぞれの軸14回りに回
転させることによって、所望の曲率の凹面が形成された
面を内側に向けることができる。これらの4面51,52,5
3,54 と軸14との隔たりは、それぞれ異なるので、異な
る外径のパイプを挟み込んで固定することができるので
ある。このようにして、4種類の異なる半径r1,r
2,r3,r4の管を挟み込むことができるのである。
また、前記各ブロック5の各面51,52,53,54 には、滑り
止めのために多数の凸条を形成するとよい。
【0012】このようにして、このパイプ接合具によれ
ば、挿入側のパイプ3を簡単な操作で確実に挟み込んで
固定したパイプクランプ1と、受け側のパイプ4の大径
部41に掛止したパイプホルダ2とを、ジャッキで引き寄
せたり、引き離したりすることによって、軸芯を合わせ
た状態で、両パイプの接合と離脱が極めて容易に行える
という効果が得られる。さらに、ひとつのブロック5を
用いて、異なる外径のパイプを挟み込んで確実に固定す
ることができるので、多種類のパイプクランプやフォー
クを要しないという効果も得られる。また、堀削溝内等
の狭い場所における作業の場合においても、パイプクラ
ンプ1とパイプホルダ2は、パイプ3,4の側方から開
いた状態でセットすることができるので、作業性が優れ
ているという効果も得られる。
【0013】また、図6に示すように、二個のブロック
を備えたフレーム91と一個のブロックを備えたフレーム
92とを、それぞれの一端を引っ掛け支点93で連結し、他
端を締めつけ機構94によって締め込んでパイプに固定し
てもよい。また、引っ掛け支点98を複数の位置に設け、
パイプの径に合わせて最適な位置の引っ掛け支点を用い
て連結するように構成してもよい。また、図7に示すよ
うに、それぞれがブロックを備えた三つのフレーム95,9
6,97を軸98で連結して、締めつけ機構99によって締めつ
けるようにしてもよい。また、フレームの一部を、屈曲
自在なチェーンやベルトで構成してもよい。なお、図8
に示すように、各ブロックの偏心した異なる位置に軸14
a,14b,14cを設け、パイプの外径に応じて最適な軸
を選択してもよい。
【0014】
【発明の効果】このようにして、本発明のパイプ把持具
は、少なくとも二つのフレームに分割構成されているの
で、パイプに装着するときは、フレームを分割した状態
でパイプの回りに配して、連結手段によって連結するこ
とによって、パイプを外嵌するフレームを構成すること
ができるので、堀削溝内等の狭い場所における作業の場
合でも、容易に装着することができ、優れた作業性が得
られる。また、パイプ把持具をパイプに固定するとき
は、縮径手段によって内径を縮めて、凹面が形成された
ブロックをパイプに押圧するので、確実に固定すること
ができる。また、フレームに備えたブロックの各面に
は、異なる曲率の凹面が形成されているので、ブロック
を回転させることによって、ひとつのブロックで異なる
外径のパイプに対応することができるという効果も得ら
れる。このようにして、本発明のパイプ把持具によれ
ば、多種類の異なる管径のパイプを、共通のパイプ把持
具で確実且つ容易に把持することができるという効果が
得られる。
【0015】そして、本発明のパイプ把持具を、パイプ
の接合具に応用することによって以下の効果が得られ
る。即ち、本発明のパイプ把持具を用いたパイプクラン
プで挿入側のパイプを固定し、受け側のパイプの大径部
にパイプホルダを掛止し、パイプクランプとパイプホル
ダとを、ジャッキで引き寄せたり、引き離したりするこ
とによって、軸芯を合わせた状態で、パイプの接合と離
脱が極めて容易に行えるという効果が得られるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイプ把持具の実施例を用いたパイプ
接合具の側面図である。
【図2】同パイプ接合具のパイプクランプの側面図であ
る。
【図3】同パイプ接合具のパイプクランプの正面図であ
る。
【図4】同パイプクランプのブロックの正面図である。
【図5】同パイプクランプのブロックを回転させて、異
なる径のパイプを把持する状態を説明する図である。
【図6】本発明のパイプ把持具の別実施例の正面図であ
る。
【図7】本発明のパイプ把持具の別実施例の正面図であ
る。
【図8】本発明のパイプ把持具の別実施例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パイプ把持具,パイプクランプ 11,12 フレーム 13 連結手段,軸 5 ブロック 51,52,53,54 凹面 6 縮径手段,締めつけ機構 91,92 フレーム 93 連結手段,引っ掛け支点 94 縮径手段,締めつけ機構 95,96,97 フレーム 98 連結手段,軸 99 縮径手段,締めつけ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプの軸方向へ移動しないように当該パ
    イプを把持するパイプ把持具において、パイプに外嵌す
    るフレームを、少なくとも二つの部分に分割し、分割さ
    れた各フレームを相互に連結する連結手段と、連結され
    たフレームによって形成される空間を縮径する縮径手段
    とを設け、前記フレームには少なくとも一つのブロック
    を回転自在に取付け、該ブロックの各面には曲率の異な
    る凹面を形成したことを特徴とするパイプ把持具。
JP12325692A 1992-05-15 1992-05-15 パイプ把持具 Pending JPH05318328A (ja)

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JP12325692A JPH05318328A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 パイプ把持具

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JP12325692A JPH05318328A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 パイプ把持具

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JPH05318328A true JPH05318328A (ja) 1993-12-03

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JP12325692A Pending JPH05318328A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 パイプ把持具

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055606A (ko) * 2000-12-29 2002-07-10 김형국 원통형 가이드부싱 가공용 클램퍼
JP2007162753A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Osaka Rasenkan Kogyo Kk 管継手用位置合わせ器具
JP2011099509A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Chubu Plant Service Co Ltd 位置決め治具
CN103240617A (zh) * 2013-04-25 2013-08-14 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 一种导叶片定位夹具
JP2017061014A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 西部瓦斯株式会社 穿孔機取付治具
JP2018199166A (ja) * 2014-04-14 2018-12-20 寛治 泉 クランプ具。
JP2019030937A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社マキタ 棒材切断機

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