JP2017061014A - 穿孔機取付治具 - Google Patents

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【課題】管の屈曲部に精度良く閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機取付治具を提供する。【解決手段】穿孔機取付治具は、流体Gが流れる管106の屈曲部109の外側面に装着される装着部と、屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部12と、装着部と取付部とを連通し、穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、装着部と屈曲部109とを固定する固定部14とを備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、穿孔機取付治具に関する。
従来、ガスなどの流体が流れる管を交換する場合、遮断機を用いて交換箇所よりも流体流れ方向の上流側の管部分を遮断し、遮断箇所よりも流体流れ方向の下流側をパイプカッターなどの切断機を用いて切断し、遮断箇所にソケット等の継手を介して新たな管を連結している。また、管の交換時に流体の漏れを防止する管の交換工法として、ノーブロー工法が知られている。例えば、遮断箇所周辺を封止部材で覆い、管の一部に穿孔機を用いて孔を形成し、形成した孔から閉塞具を管内に挿入して閉塞して流体の流れを一時的に止めた後、管を切断して交換するものが、特許文献1に開示されている。
特開平10−132189号公報
穿孔機で管に孔を形成する場合、閉塞具を挿入する孔を穿孔機で管に形成する箇所は、管の屈曲部では精度良く孔を形成できないことから、直線部分に孔を形成するのが一般的であった。
本発明は、管の屈曲部に精度良く閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機取付治具を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る穿孔機取付治具は、流体が流れる管の屈曲部の外側面に装着される装着部と、屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部と、装着部と取付部とを連通し、穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、装着部と屈曲部とを固定する固定部とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、流体が流れる管の屈曲部の外側面に装着される装着部と、屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部と、装着部と取付部とを連通し、穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、装着部と屈曲部とを固定する固定部とを備えているので、穿孔機で管の屈曲部に孔を形成する際の位置が安定し、管の屈曲部に精度良く閉塞具を挿入する孔を形成することができる。
本発明に係る管交換工法の工程を説明する概念図。 穿孔機取付治具の一形態を示す平面図。 図2に示した穿孔機取付治具のA−A断面図。 穿孔機取付治具の構成を説明する概略斜視図。 穿孔機取付治具に穿孔具が取り付けられた状態を説明する断面図。 穿孔具により管に孔が形成された状態を説明する断面図。 管に形成された孔に閉塞具が挿入されて管内が閉塞された状態を説明する断面図。 穿孔機取付治具の構成を説明する図であって、(a)は装着前の状態を示す図、(b)は装着後の状態を示す図。 閉塞具の一形態を説明する部分破断断面図。 閉塞具に延長部材が連結された状態を説明する断面図。 閉塞具が備えている閉塞部の構成を説明する拡大断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。実施形態において、同一部材や同一機能を有する部材には、同一の符号を付し、重複説明は適宜省略する。なお、図面を見やすさを考慮して、構成要件を部分的に省略して記載することもある。
発明を実施するための形態において、管交換工法について最初に説明し、次に管交換工法で用いられる穿孔機取付治具や閉塞具の一例について説明する。
(管交換工法)
本発明に係る管交換工法の適用形態として、図1に示す、宅地内100を掘削して地中101に埋設されている管である埋設管の交換を例に説明する。埋設管は、道路102側の地中103から宅地内100の地中101まで延びる供給管106と、供給管106と接続されている白ガス管107とである。供給管106と白ガス管107の管内には、流体の一例であるガス(都市ガス、プロパンガスを含む)Gが流れている。本実施形態では、白ガス管107を新たな管である樹脂管108へと交換するものとする。また、供給管106は耐震性などを考慮してポリエチレン管などの樹脂管とされている。
道路102の表面は石畳が敷かれていて、道路102の端部には側溝104が地中103に埋設されている。供給管106は、障害物となる側溝104を迂回するように、側溝104の下方に配置されていて、宅地内100に入って地上側へと屈曲している。これは宅地内100の地上には、ガスメータが配置されていることが多く、白ガス管107は、ガスメータと供給管106とを接続するため、宅地内100においては地表近くに配置されているためである。また、道路102の地中に埋設管である供給管106を配置する場合、耐久性を考慮して道路表面から所定の深さ以上埋設されていなければならないことも、供給管106と白ガス管107の落差を形成する要因となっている。
このような構成で、管交換を行なおうとすると、従来は道路102側から宅地100側へと掘削して供給管106を露呈させて供給管106の一部を切断して、供給管106の一部と白ガス管107とを撤去して、新たな樹脂管108を供給管106に接続し、掘削した箇所を埋め戻していた。
このように、道路102側を掘削する場合には、道路許可を取得したり、道路102の交通規制を行ったり、工事する時間帯や曜日等の規制、埋め戻した際の石畳みの修復等が必要となり、事前手続きの煩雑さや工期を要していた。
そこで、ここでは、道路102側は掘削するのではなく、宅地内100の地中101を掘削して白ガス管107を交換するようにした。宅地内100を掘削する場合、宅地内の家屋の位置や障害物などの関係から十分な掘削面積を確保することができないこともあり、掘削面積としては必要最小限に留めることも要望されている。また、交換に必要な掘削面積が充分でない場合、大きな資材や長い資材は避けざるを得ない。
工事中のガス漏れやガス臭の拡散を防止するために、交換工法としてノーブロー工法を用いる場合、遮断箇所周辺を封止部材であるノーブローバック112で覆い、供給管106の一部に穿孔機40を用いて孔110を形成し、形成した孔110から閉塞具20を管内に挿入して閉塞してガスGの流れを一時的に止めた後、供給管106を切断して交換する場合がある。閉塞具20を挿入する孔110を穿孔機40で供給管106に形成する箇所は、供給管106の屈曲部であるエルボー109の部分では精度良く孔110を形成できないことから、直線部分に形成するのが一般的である。しかし、直線部分に孔110を形成する場合、管の直径方向から管の中心に向かって孔110を形成するため、閉塞具20による閉塞箇所Cが限定されてしまう。
そこで、本実施形態に係る管交換工法は、ノーブロー工法であって、図1(a)〜図1(h)に示す各工程を備えていて、当該工程を行うものである。すなわち、本実施形態に係る管交換工法は、掘削工程、装着工程、孔形成工程、閉塞工程、切断工程、接合工程、封止工程、移動工程、遮断工程を有している。これらのうち、封止工程は適宜実行される工程である。
掘削工程は、図1(a)に示すように、宅地内100の地中101を掘削して供給管106と白ガス管107を露呈させる工程である。ここでは、宅地内100の地中101を掘削機で掘削するが、道路102側の地中103を掘削して少なくとも供給管106を露呈させる掘削工程としても良い。この掘削工程は、埋設管を交換する場合に必要な工程であって、装着工程の前に行うものであるが、埋設管を交換する場合でなければ、不要となる。
装着工程は、図1(b)に示すように、ガスGが流れる供給管106のエルボー109の外側面109aに穿孔機取付治具10を装着する工程である。穿孔機取付治具10の構成は後段で説明する。
孔形成工程は、図1(c)に示すように、穿孔機取付治具10に穿孔機40を装着してエルボー109の外側面109aから供給管106の長手方向Yに向かって孔110を形成する工程である。
封止工程は、図1(d)に示す閉塞工程、好ましくは、図1(c)に示した孔形成工程の前に、穿孔機40と穿孔機取付治具10の取付部12とを封止部材としてのノーブローバック112で覆って密閉して封止する工程である。このようにノーブローバック112で穿孔機取付治具10と穿孔機40の一部である取付部12を覆って孔形成工程にて孔110を穿孔して形成することで、穿孔部分からのガスGの大気中への漏れを防止でき、ガス臭の拡散も防止できる。
閉塞工程は、図1(d)に示すように、孔110に閉塞具20を挿入して供給管106内を閉塞状態としてエルボー109及び白ガス管107へのガスGの流れを止める工程である。図中符号Cは閉塞箇所を示す。
切断工程は、図1(e)に示すように、閉塞具20による閉塞箇所Cよりも孔110寄りの管の部位106Aを切断機となる例えばパイプカッター50を用いて切断する工程である。ここでは、閉塞具20による閉塞箇所Cをエルボー109よりも供給管106側に設定するので、切断工程で切断した箇所となるパイプカッター50による切断箇所は供給管106の直線部分とエルボー109の間の部分となる。なお、作業性を考慮して白ガス管107とエルボー109の間の供給管106の部分もパイプカッター50で切断し、エルボー109と白ガス管107をここでは撤去する。
接合工程は、図1(f)に示すように、ソケット113を介して切断箇所に新たな管であるスクイズ用の樹脂管108を接合する工程であり、ここでは、閉塞具20による閉塞状態を維持したまま行われる。
移動工程は、図1(g)に示すように、接合工程でソケット113を介して接合した供給管106と樹脂管108との接合部114よりも樹脂管108側に閉塞具20による閉塞箇所Cを移動する工程である。
遮断工程は、図1(h)に示すように、閉塞具20による樹脂管108での閉塞箇所Cと接合部114の間の部位108Aを遮断機60で遮断する工程である。遮断機60による遮断後は、閉塞具20を樹脂管108から引き抜き、新たな管である樹脂管1080をガスメータと樹脂管108の端部108aとに接続するように配管する。この際、閉塞具20を樹脂管108から引き抜きく前に、樹脂管108に対して封止工程を行うのが好ましい。ここでは、樹脂管108の端部108aにノーブローバック112を装着し、ノーブローバック112内において、閉塞具20を樹脂管108から引き抜くのが望ましい。
このように、本実施形態に係る管交換工法によると、ガスGが流れる供給管106のエルボー109の外側面109aに装着工程で穿孔機取付治具10を装着し、孔形成工程で穿孔機取付治具10に穿孔機40を装着してエルボー109の外側面109aに供給管106の長手方向Yに向かって孔110を形成する。そして、閉塞工程で孔110から供給管106内に閉塞具20を挿入して閉塞してガスGの流れを止めるので、孔110から供給管106内に挿入させた閉塞具20による管内でのガスGの流れを止める閉塞箇所Cを長手方向Yにおいて任意に調整することができる。このため、閉塞箇所Cが限定されることなく供給管106や白ガス管107の交換を行える。
また、孔形成工程の前にノーブローバック112で穿孔機取付治具10の取付部12や穿孔機40を覆ったり、閉塞具20を樹脂管108から引き抜きく前に、樹脂管108の端部108aに対してノーブローバック112を装着するので、穿孔後や閉塞具20の引き抜き後に、管内から漏れ出たガスGの大気中への放出やガス臭の拡散を防止することができる。
さらに、宅地内100を掘削して交換作業を行うことから、道路許可を取得したり、道路102の交通規制を行ったり、工事する時間帯や曜日等の規制、埋め戻した際の石畳みの修復等が不要となり、事前手続きの煩雑さが無く、工期も短縮することができる。
管交換工法としては、このように例示したすべての工程を備えて行わなくても良く、必要に応じて適宜工程を省略することができる。また、本実施形態に係る管交換工法は、主に装着工程、孔形成工程、閉塞工程の3つに特徴があり、少なくとも、この3つの工程を備えていれば、埋設管の交換工法に限定されるものではなく、地上に露出している露出管の屈曲部に対しても適用することができる。
図1に示した管の配管は、垂直方向に段差を有した配管例を用いて説明したが、地中あるいは地上や屋上に水平に配置した配管に対しても、本実施形態に係る管交換工法を適用することができる。また、壁面に配管されている屈曲部を有する配管の交換にも、本実施形態で説明した管交換工法を適用することができる。
(穿孔機取付治具)
穿孔機取付治具10は、図2、図3に示すように、ガスGが流れる供給管106及び白ガス管107を交換する際に、図1(b)に示した装着工程において、供給管106の屈曲部の一例であるエルボー109の外側面109aに装着されて使用されるものである。
穿孔機取付治具10は、装着部11、取付部12、空間部13、固定部14及び調整部15を備えている。装着部11、取付部12、空間部13、固定部14及び調整部15は、ブロック状の基体部16にそれぞれ設けられている。装着部11、取付部12、空間部13、固定部14、調整部15および基体部16には、アルミやステンレスなどの金属材が用いられている。
装着部11は、基体部16の内側面16aに沿って形成されていて、ガスGが流れるエルボー109の外側面109aに装着されて接触する接触面となる。基体部16は、内側面16aと、内側面16aと反対側に位置する平坦な外側面16bと、外側面16bと交差する面16cと、面16cと反対側に位置していて、面16cと平行な面16dを備えている。
このうち、面16dの中央部は、図4に示すように、面16cよりも基体部16の内側に窪んでいて、その幅が面16cよりも短く形成されている。このため、内側面16aは、図3にも示すように段差状に形成されていて、外側面109aとの接合面となる装着部11を形成している。
取付部12は、外側面16bに設けられていて、図5、図6に示すようにエルボー109の外側面109aに孔110を形成する穿孔機40を取り付ける部位を構成している。穿孔機40は、回転駆動されることで対処物を切削するドリル刃やホルソ―などの回転式の穿孔具41を備えていて、当該穿孔具41を回転させながら進退移動させることで対象物を穿孔する。本実施形態では、樹脂製のエルボー109の外側面109aから供給管106の長手方向Yに向かって穿孔して孔110を形成する。この形成された孔110には、図6に示すように、閉塞具20が挿入される。
図3に示すように、取付部12は略筒形状を成していて、その一方の端部12aは小径に形成され、他方の端部12bには鍔部12cが形成されている。本実施形態において、取付部12は基体部16と別体に製造されていて、外側面16bに形成された取付孔17に端部12a側を挿入して接着材などによってシールされて一体化されている。
空間部13は、取付部12を装着した取付孔17と装着部11とを連通するように基体部16を貫通して形成されている。この空間部13は、取付部12に装着された穿孔機40の穿孔具41が、図6に示すように、供給管106の長手方向Yに進退可能に挿通される部位である。また、この空間部13内には、図3、図5に示すように内側面16a側(装着部11側)からエルボー109の角部109cが入り込むように形成されている。
空間部13内には、内側面16aにその一部が露呈するように、筒状部材を斜めにカットした緩衝材18が挿入されている。緩衝材18は、例えばゴム製であって、エルボー109の外側面109aと装着部11との間に介装されるように配置されている。
固定部14は、装着部11とエルボー109とを固定するものである。固定部14は、緩衝材18を介してエルボー109の外側面109aに巻き付き、エルボー109を装着部11に、図3、図8(b)に示すように、矢印Dで示す密着させる方向に引き寄せる引張り部材141と、引張り部材141の端部141aを固定する固定部材142とを備えている。
図2、図8(a)示すように、引張り部材141は、チェーンで構成されていて、その一方の基端141bが基体部16の内側面16aと直交する側面16eに回動自在に取り付けられている。側面16eと反対側に位置する基体部16の側面16fには、引張り部材141の自由端を成す端部141aを引っかけて固定するための固定部材142が固定されている。引張り部材141の端部141aにはネジ部143が設けられていて、このネジ部143にはナット144が螺合しているとともに、ネジ部143と直交するようにロック棒145が装着されている。引張り部材141は、拘束部材でもあり、その全長はエルボー109に巻き付けたときに、端部141aのロック棒145が固定部材142に届く長さに設定されている。
固定部材142は、その一端142a側が側面16fから離間する方向に湾曲形成されていて、その中央にスリット142bが形成されている。このスリット142bはネジ部143を挿通可能な大きさに形成されている。引張り部材141は、図8(b)に示すように、エルボー109に巻き付けたときに、ネジ部143を挿通してロック棒145が固定部材142の湾曲した一端142aに引っかかるように形成されている。引張り部材141は、固定部材142に引っかけた状態でナット144を締め込むことで、装着部11に向かってエルボー109を密着させる方向Dに引き寄せて拘束する。
このように穿孔機40を取り付ける取付部12を有する穿孔機取付治具10をエルボー109の外側面109aに対して固定部14を用いて密着させて固定することで、図5、図6に示すように、穿孔機40による穿孔作業する際の穿孔機40とエルボー109との位置関係が安定する。このため、穿孔機40でエルボー109に孔110を形成する際の位置が安定し、図7に示すように、エルボー109に精度良く閉塞具20を挿入する孔110を形成することができる。
空間部13内には、図3、図4に示すように、内側面16aにその一部が露呈するように、緩衝材18が挿入されているので、エルボー109に穿孔機取付治具10を装着して固定した際に、エルボー109の外側面109aと空間部13との気密性を確保することができる。このため、図5、図6に示すように、穿孔機40でエルボー109の外側面109aから供給管106の長手方向Yに向かって孔110を穿孔して形成しても、エルボー109と穿孔機取付治具10との接合面からのガスGの漏れを防止することができる。
調整部15は、図3〜図6に主に示すように、エルボー109の角部109cから穿孔具41の進行方向である長手方向Yに延びる第1延在部1091の断面中心線Oと、取付部12に取付けられた穿孔機40の穿孔具41の回転中心線O1との平行度合を調整するものである。より詳細に説明すると、調整部15は、第1延在部の断面中心線Oと穿孔具41の回転中心線O1とが同一線上となるように調整するものである。
調整部15は、第1延在部1091の外側面1091aと、エルボー109の角部109cから第1延在部1091とは異なる方向に延びる第2延在部1092の外側面1092aとに当接する第1及び第2位置決め部151、152を有している。
第1位置決め部151は、一端1510aが基体部16の面16cに固定された板状の固定部材1510と、固定部材1510の他端1510bに着脱可能に取り付けられた支持体1511とを備えている。固定部材1510は、面16cに固定された状態で他端1510bが基体部16から第1延在部1091(供給管106)の延びる方向、すなわち長手方向Yに突出する長さを有している。支持体1511は直方体であって、互いの対向する面1511a、1511bにV溝153、154がそれぞれ形成されている。支持体1511は、固定部材1510に対し、面1511aからの距離と面1511bからの距離とが異なるように形成されていて、支持体1511の向きを変更するとこで、サイズの異なるエルボー109に対応可能とされている。V溝153の互いに対向する面153a、153bと、このV溝154の互いに対向する面154a、154bとは、第1延在部1091の外側面1091aとの距離が異なる複数の位置決め面をそれぞれ形成している。面153a、153bと面154a、154bとは、第1延在部1091の外側面1091aと当接して支持する位置決め面を構成している。
第2位置決め部152は、基体部16の面16dにネジで固定されていて、ネジを外すことで交換可能に構成されている。第2位置決め部152は、内側面16a側に位置する面152aに、第2延在部1092の外側面1092aと当接して支持する位置決め面となる傾斜面155a、155bを備えたV溝155が形成されている。
つまり、第1位置決め部151は、ある直径のエルボー109に穿孔機取付治具10が装着される場合には、第1延在部1091の外側面1091aと面153a、153bとが接触することで、第1延在部の断面中心線Oと穿孔具41の回転中心線O1とが平行、好ましくは同一線上となるようにエルボー109の向きを調整する。また、第2位置決め部152は、ある直径のエルボー109に穿孔機取付治具10が装着される場合には、第2延在部1092の外側面1092aと面153a、155bとが接触することで、第1延在部の断面中心線Oと穿孔具41の回転中心線O1とが平行、好ましくは同一線上となるようにエルボー109の向きを調整する。
第1位置決め部151は、別な大きさのエルボー109に装着される場合には、支持体1511の向きを変更して、第1延在部1091の外側面1091aと面154a、154bとが接触することで、第1延在部の断面中心線Oと穿孔具41の回転中心線O1とが平行、好ましくは同一線上となるようにエルボー109の向きを調整する。
なお、エルボー109は、固定部14の張り部材141によって装着部11に密着する方向Dに引き寄せられて固定されるが、角部109cが空間部13内に押し込まれる際に緩衝材18が圧縮される。この緩衝材18の圧縮によりエルボー109と穿孔機取付治具10との向き(平行度)をある程度調整することができるため、第2位置決め部152を交換しなくても良い場合がある。無論、図4に示すように、V溝155と角度の異なるV溝156を形成した第2位置決め部1520を要しいておき、必要に応じて交換するようにしても良い。
このような調整部15として位置決め部151、152を穿孔機取付治具10が備えていると、図5、図6に示すように、エルボー109に穿孔機取付治具10を装着して固定した際に、エルボー109の角部109cから穿孔具41の進退方向(長手方向Y)に延びる第1延在部1091の断面中心線Oと、取付部12に取付けられた穿孔機40の穿孔具41の回転中心線O1との平行度や位置の調整を行える。このため、エルボー109に対し、第1延在部1091(供給管106)の中心と位置合わせされた孔110を形成することができる。よって、穿孔機40でエルボー109に形成される孔110の精度が高まり、図7に示すように、孔110から供給管106の長手方向Yに挿入した閉塞具20による閉塞を良好に行うことができる。
また、孔110は穿孔具41の進退方向に向かって形成されるので、閉塞具20を、第1延在部1091の延びる方向(長手方向Y)に向かって進入することができ、閉塞具20によるガスGの閉塞がより確実に行える。つまり、エルボー109から既存管である供給管106の長手方向Yに向かって孔110を形成すると、棒状の閉塞具20を長手方向Yに挿入することができるので、閉塞具20による供給管106の閉塞を確実に行える。
なお、本実施形態において、第1位置決め部151と第2位置決め部152とは、エルボー109の第1延在部1091の外側面1091aと第2延在部1092の外側面1092aに接触して支持するように構成したが、エルボー109の一端109bと他端109dにそれぞれ連結されている供給管106、106をそれぞれ第1延在部と第2延在部としてもよい。この場合、供給管106、106のそれぞれの外側面106a、106bが第1延在部と第2延在部の外側面となる。
つまり、エルボー109が大きい場合には、互いに交差する方向に延びる供給管106、106ではなく、エルボー109の一端109bと他端109dの外側面を第1位置決め部151と第2位置決め部152とで位置決めすればよい。また、エルボー109が小さい場合、あるいはエルボー109を用いていない場合には、屈曲部を中心にして互いに交差する方向に延びる供給管106、106のそれぞれの外周面106a、106bに、第1位置決め部151と第2位置決め部152とを接触させて位置決めすればよい。
(閉塞具の構成)
図9に示すように、閉塞具20は、例えば孔110から供給管106内に挿入して使用するものである。閉塞具20は、軸線方向Xに延びる棒状の本体部としての主軸21と、主軸21の一端側21aに設けられた閉塞部22と、主軸21の他端側21bに設けられた操作部23と、主軸21の外側に外装された連結部材としてのスリーブ24と、スリーブ24を軸線方向Xに移動させる送り部25を備えている。
操作部23は、軸線方向Xに延びる孔23aがその中心部に形成された円柱部材であって、その外周面23bには、すべり止めとなるローレット加工が施されている。操作部23には、外周面23bから孔23aに貫通するネジ孔23cが形成されている。操作部23は、主軸21の他端側21bを孔23aに挿入し、ネジ孔23cに締結部材としての蝶ネジ26を締め込むことで、他端側21bに一体的に固定される。操作部23は、主軸21を回転操作するものである。
スリーブ24は、送り部25と閉塞部22との間に位置する主軸21の外側に軸線方向Xに移動可能に装着されている。スリーブ24は、軸線方向Xに延びていて、その一方の端部24aは、閉塞部22に当接し、他方の端部24bは送り部25の端面25aに当接するように形成されている。
送り部25は、その中心に径の異なるネジ孔25b、25cが形成された筒状部材である。送り部25は、端面25a側に位置するネジ孔25bを、主軸21の外周面21cに形成されたネジ部21dに螺合させている。このネジ孔25bは本体部である主軸21と螺合する螺合部を構成している。送り部25の内部には、主軸21から突出しているピン211と係合する段差部25dが形成されている。この段差部25dは、主軸21の回転が伝達される回転伝達部を構成している。つまり、送り部25は、操作部23が回転操作されることで、段差部25dを介して主軸21と同一方向に回転するとともに、螺合部となるネジ孔25bで軸線方向Xに移動するように構成されている。
ネジ孔25bとネジ部21dの関係は、送り部25を図中矢印B1で示す時計回り方向に回転させるとスリーブ24を図中矢印X1で示す閉塞方向に移動し、矢印B2で示す反時計回り方向に回転させるとスリーブ24を図中矢印X2で示す開放方向に移動するように形成されている。
ネジ孔25cは、ネジ孔25bよりも大径であって、ネジ孔25bと反対側の端面25eから送り部25の内側に向かって軸線方向Xに形成されている。送り部25の端面25eには、図10に示すように、延長部材30の一端30aが連結される。ネジ孔25cのネジの向きは、ネジ孔25bのネジの向きと逆方向となる逆ネジに形成されている。
延長部材30は、軸部材であって、その一端30aの外周面には、ネジ孔25cにネジ込まれるネジ部31が形成されている。延長部材30の他端30bに、ネジ孔25cと同様の逆ネジ部であるネジ孔を形成すると、別な延長部材30を連結することができるので好ましい。
図10及び、図11に拡大して示すように、閉塞部22は、受け部221、移動体222及び矢印Rで示す径方向に膨張可能な弾性部材としての筒状のゴム223を備えている。受け部221は、主軸21の一端側21aにスプリングピン等の締結部材225によって固定されている。受け部221には、径方向Rに突出する鍔部221aと、鍔部221aから移動体222に向かって延びる装着部221bが形成されている。受け部221と主軸21の外周面21cとの間には、シール部材としてのOリング27が介装されていて、図1(d)に示した閉塞工程において、閉塞具20を供給管106内に軸線方向Xが長手方向Yと平行となるように挿入した際に、供給管1061内のガスGが閉塞部22側から主軸21の外周面21cとスリーブ24の間の空間を介して操作部23側に流れ込まないように構成されている。
移動体222は、主軸21の外周面21cを軸線方向Xに移動可能(摺動可能)に装着されている。移動体222は、受け部221よりもスリーブ24寄りに、移動体222と離間して配置されている。移動体222には、径方向Rに突出する鍔部222aと、鍔部222aから装着部221bに向かって延びる装着部222bが形成されている。装着部222bと反対側に位置する鍔部222aの端面222cには、スリーブ24の一方の端部24aが当接している。
受け部221と移動体222の間には、ゴム223が配置されている。ゴム223は、外観形状が太鼓形状の筒状部材であって、軸線方向Xに形成された貫通孔223aがその中央に形成されている。ゴム223は、貫通孔223aに受け部221の装着部221bと移動体222の装着部222bとが挿入されることで、受け部221と移動体222とに跨って、鍔部221aと鍔部222aの間に配置されて装着される。
筒状のゴム223は、スリーブ24が閉塞方向X1に移動すると、鍔部222aによって押されて圧縮されることで径方向Rに弾性変形して膨張し、スリーブ24が開放方向X2に移動すると、鍔部222aによる圧縮が弱められて内方に向かって戻り、元の形状に復元する。すなわち、移動体222は、軸線方向Xに移動可能に主軸21の外周面21cに装着されていて、スリーブ24の一方の端部24aとゴム223とに当接し、スリーブ24が軸線方向Xに移動することでゴム223を圧縮方向(閉塞方向X1)に押圧するものである。
また、送り部25は、主軸21に回転かつ軸線方向Xに移動可能に設けられていて、回転することで軸線方向Xに移動して閉塞部22のゴム223を膨張させるものである。図9に示すように、送り部25は、閉塞部22のゴム223を膨張させる回転方向となると時計回り方向B1と逆方向となる反時計回り方向B2に延長部材30を回転させることで、延長部材30が連結される連結部であり逆ネジ部としてのネジ孔25cを有している。
ゴム223の直径は、図1(d)に示した閉塞工程で挿入する供給管106の内径よりも小径に形成されていて、径方向Rに弾性変形して膨張した時に、供給管106の内面106cに圧接して密着することで、供給管106内を閉塞するように構成されている。
つまり、図7に示すように、閉塞工程で閉塞具20を軸線方向Xが長手方向Yと平行となるように供給管106内に挿入後、操作部23を時計回り方向B1に回転操作すると、スリーブ24が閉塞方向X1に移動し、ゴム223が径方向Rの外方に弾性変形して膨らむことで、供給管106内の内面106cに密着して供給管106内を閉塞状態とすることができる。
また、延長部材30を閉塞具20に連結するには、図1(g)に示した移動工程において、蝶ネジ26をノーブローバック112内で緩めて操作部23を他端側21bから取り外す。次に、送り部25のネジ孔25cに、予めノーブローバック112内に入れておいた延長部材30のネジ部31を締め込むことで、延長部材30と送り部25とが一体化されて連結される。
このように延長部材30を送り部25に連結することで、閉塞具20の全長を延長することができる。つまり、送り部25の端面25eは、延長部材30との連結端を構成し、ネジ孔25cは延長部材30との連結部を構成している。なお、ネジ孔25cの形成範囲は、送り部25の全長のおよそ1/3程度とされていて、延長部材30を連結した際に延長部材30がガタやぶれない程度の連結代が取れるように形成されている。このため、送り部205と延長部材30とをピンなどで連結する場合に比べてガタ付が少なく、ネジ込むことで連結されるので作業性がよい。
連結部となるネジ孔25cと、これにネジ込む延長部材30のネジ部31とは、スリーブ24が閉塞方向X1に移動する際の回転方向であるゴム223を膨張させる回転方向となる時計回り方向B1と逆方向に回転させて締結させる逆ネジ部とされている。すなわち、予め供給106内に挿入されている閉塞具20に対して延長部材30を連結する回転方向が、ゴム223を膨張させる時計回り方向B1(順方向)への回転と逆回転方向(逆方向)になる。このため、延長部材30を連結する際の回転方向は、ゴム223の圧縮を弱めて閉塞状態を解除する反時計回り方向B2(逆方向)となる。よって延長作業しても延長部材30と閉塞具20とが離脱することがなく、供給管106内に閉塞具20が取り残されることを防止することができる。閉塞具20の全長は、必要に応じて延長部材30を連結することで、その全長を延ばすことができるので、連結個数や延長部材30の長さを調整することで、切断箇所に接続する新たな管である樹脂管108の長さにフレキシブルに対応することができる。
特にノーブロー工法の場合、密閉バッグであるノーブローバック112の大きさ[容積や全長]が規格によって定められているので、最初から柄の長い閉塞具20を用いることができないことから、閉塞具20は、ノーブロー工法や狭い箇所で用いる場合に特に有効に機能することができる。
ポリエチレン管のような樹脂管108をポリエチレン製の供給管106に連結する場合、その連結箇所に用いられるソケット113は、電熱によって両方の管106、108を熱溶着するEFソケットを用いることが多い。このため、熱劣化を考慮すると、閉塞具20のゴム223は、ソケット113から離れた位置まで供給管106内に挿入して管内を閉塞するのが好ましい。この点、本実施形態のように閉塞具20の全長を延長できることは、ソケット113とゴム223との離間距離を十分に取ることができるので好ましい。また、孔110から供給管106内に挿入させた閉塞具20による管内でのガスGの流れを止める閉塞箇所Cを調整することができるので、閉塞箇所Cが限定されることなく供給管106や白ガス管107の交換を行え、交換作業の自由度が増し、作業性が向上する。
つまり、本実施形態によれば、径方向Rに膨張可能であって膨張することで供給管106の内面106cに密着可能な閉塞部22を膨張させる回転方向である時計回り方向B1と逆方向である反時計回り方向B2に延長部材30を回転させることで、延長部材30が閉塞具20と連結される。このため、閉塞具20の全長を調整することができるとともに、連結時に閉塞部22が膨張しないので、閉塞部22が供給管106内で引っかかることなく移動することができ、操作性が良い閉塞具20を提供することができる。
本実施形態では、閉塞部22のゴム223を膨張させる回転方向を時計回り方向B1とし、延長部材30を閉塞具20に連結する回転方向を逆方向である反時計回り方向B2として説明したが、膨張させる回転方向を反時計回り方向B2とし、延長部材30を閉塞具20に連結する際の回転方向と逆方向である時計回り方向B1としてもよい。また、
本実施形態において、閉塞具20は、管交換工法において穿孔機取付治具10に取付けられた穿孔機40によって形成された孔110内に挿入するものとして説明したが、閉塞具20の使用形態としては、このような工法や治具との組み合わせに限定されるものではなく、他の管交換工法時に用いても良い。また、作業時に管に形成した孔に挿入するもの形態ではなく、予め管に形成された孔部やその他流体が流れる空間内に挿入し、当該管や空間内を閉塞する際に使用してもよい、特に使用形態を限定するものではない。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施形態において、穿孔機取付治具10を装着したり、閉塞具20を挿入して使用する管を、地中101に埋設されている埋設管として説明したが、埋設管ではなく、装着対象や挿入対象となる管は地上に露出している露出管であっても良い。穿孔機取付治具10を装着したり、閉塞具20を用いて閉塞する管は、ガスG(都市ガス、プロパンガス)が流れる管に限定するものではなく、例えば液体である水やお湯、オイルが流れる管、エアコンなどで使用する冷媒、気体である空気が流れる管の閉塞に適用しても良い。この場合、流体の性質によって管内の圧力が異なることから、閉塞部22のゴム223の材質やゴム223を圧縮する受け部221や移動体222の材質や強度を、適宜、流体の種類や圧力に応じて変更するのが好ましい。
また、本実施形態において、流体とは、都市ガスやプロパンガスに限定されるものではなく、冷却装置に用いられる相転移する冷却媒体、水やお湯、オイル等の液体、空気なども含まれる。
本実施形態において、管の屈曲部の例としてエルボー109を例示した。これは多くの配管の場合、屈曲形成されて内部が中空形状の継手であるエルボー109に、直線状のパイプを連結して配管をしている。例示した供給管106においても複数の直線状の樹脂パイプをエルボー109の両端に連結して配管している。しかし、管材にはエルボー109を用いずに、屈曲形成された屈曲部を有する管材もあり、このような管材に、本実施形態の工法を用いたり、穿孔機取付治具10を装着したり、閉塞具20を挿入する場合、継手となるエルボー109部分ではなく、管の屈曲部に対して装着したり、閉塞具20を挿入する様にすればよく、屈曲部の構成がエルボー109に限定されるものではない。
本実施形態において、閉塞具20は、その軸線方向Xが長手方向Yと平行となるように供給管106内に挿入され、また、穿孔機40の穿孔具41の回転中心線O1と、エルボー109の角部109cから穿孔具41の長手方向Yに延びる第1延在部1091の断面中心線O(供給管106の中心線)とを一致するようにした。しかし、回転中心線O1と断面中心線Oとを一致させることは精度を要するので、閉塞具20の管内への挿入方向は長手方向Yに向かって挿入されていればよく、閉塞具20の挿入方向と長手方向Yとが平行であってもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 穿孔機取付治具
11 装着部
12 取付部
13 空間部
14 固定部
15 調整部
18 緩衝材
20 閉塞具
21 本体部
21a 本体部の一端側
22 閉塞部
23 操作部
24 連結部材
24a、24b 連結部材の両端
25 送り部
25b 螺合部
25c 連結部、逆ネジ部
25d 回転伝達部
30 延長部材
40 穿孔機
41 穿孔具
60 遮断機
1091 第1延在部
1092 第2延在部
1092a 第1延在部の外側面
1092a 第2延在部の外側面
141 引張り部材
142 固定部材
151 第1位置決め部
152 第2位置決め部
153a、153b 第1位置決め面
154a、154b 第2位置決め面
100 宅地内
101 地中
106 管、埋設管、供給管
106A 孔寄りの管の部位
107 埋設管、白ガス管
108、108A 埋設管、新たな管
109 屈曲部
109a 外側面
110 孔
112 封止部材、ノーブローバック
114 接合部
Ba 膨張させる回転方向
Bb 逆方向
C 閉塞箇所
D 密着させる方向
G 流体
O 第1延在部の断面中心線
O1 穿孔具の回転中心線
R 径方向
X 軸線方向
Y 長手方向、進退方向

Claims (5)

  1. 流体が流れる管の屈曲部の外側面に装着される装着部と、
    前記屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部と、
    前記装着部と前記取付部とを連通し、前記穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、
    前記装着部と前記屈曲部とを固定する固定部と、
    を備えた穿孔機取付治具。
  2. 前記屈曲部の角部から前記穿孔具の進退方向に延びる第1延在部の断面中心線と、前記取付部に取付けられた前記穿孔機の穿孔具の回転中心線との平行度合を調整する調整部を備えた請求項1に記載の穿孔機取付治具。
  3. 前記調整部は、前記第1延在部の断面中心線と前記穿孔具の回転中心線とが同一線上となるように調整するものである請求項2に記載の穿孔機取付治具。
  4. 前記調整部は、前記第1延在部の外側面と、前記屈曲部の角部から前記第1延在部とは異なる方向に延びる第2延在部の外周面とに当接する第1及び第2の位置決め部を有し、
    少なくとも前記第1の位置決め部は、前記第1延在部の外側面との距離が異なる複数の位置決め面を有する請求項2又は3に記載の穿孔機取付治具。
  5. 前記屈曲部と前記装着部の間に介装される緩衝材を有し、
    前記固定部は、前記緩衝材を介して前記屈曲部に巻き付き、前記屈曲部を前記装着部に密着させる方向に引き寄せる引張り部材と、前記引張り部材の端部を固定する固定部材とを有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の穿孔機取付治具。
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