JP6549005B2 - 穿孔機取付治具 - Google Patents
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Description
本発明は、管の屈曲部に精度良く閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機取付治具を提供することを、その目的とする。
発明を実施するための形態において、管交換工法について最初に説明し、次に管交換工法で用いられる穿孔機取付治具や閉塞具の一例について説明する。
本発明に係る管交換工法の適用形態として、図1に示す、宅地内100を掘削して地中101に埋設されている管である埋設管の交換を例に説明する。埋設管は、道路102側の地中103から宅地内100の地中101まで延びる供給管106と、供給管106と接続されている白ガス管107とである。供給管106と白ガス管107の管内には、流体の一例であるガス(都市ガス、プロパンガスを含む)Gが流れている。本実施形態では、白ガス管107を新たな管である樹脂管108へと交換するものとする。また、供給管106は耐震性などを考慮してポリエチレン管などの樹脂管とされている。
道路102の表面は石畳が敷かれていて、道路102の端部には側溝104が地中103に埋設されている。供給管106は、障害物となる側溝104を迂回するように、側溝104の下方に配置されていて、宅地内100に入って地上側へと屈曲している。これは宅地内100の地上には、ガスメータが配置されていることが多く、白ガス管107は、ガスメータと供給管106とを接続するため、宅地内100においては地表近くに配置されているためである。また、道路102の地中に埋設管である供給管106を配置する場合、耐久性を考慮して道路表面から所定の深さ以上埋設されていなければならないことも、供給管106と白ガス管107の落差を形成する要因となっている。
このように、道路102側を掘削する場合には、道路許可を取得したり、道路102の交通規制を行ったり、工事する時間帯や曜日等の規制、埋め戻した際の石畳みの修復等が必要となり、事前手続きの煩雑さや工期を要していた。
工事中のガス漏れやガス臭の拡散を防止するために、交換工法としてノーブロー工法を用いる場合、遮断箇所周辺を封止部材であるノーブローバック112で覆い、供給管106の一部に穿孔機40を用いて孔110を形成し、形成した孔110から閉塞具20を管内に挿入して閉塞してガスGの流れを一時的に止めた後、供給管106を切断して交換する場合がある。閉塞具20を挿入する孔110を穿孔機40で供給管106に形成する箇所は、供給管106の屈曲部であるエルボー109の部分では精度良く孔110を形成できないことから、直線部分に形成するのが一般的である。しかし、直線部分に孔110を形成する場合、管の直径方向から管の中心に向かって孔110を形成するため、閉塞具20による閉塞箇所Cが限定されてしまう。
掘削工程は、図1(a)に示すように、宅地内100の地中101を掘削して供給管106と白ガス管107を露呈させる工程である。ここでは、宅地内100の地中101を掘削機で掘削するが、道路102側の地中103を掘削して少なくとも供給管106を露呈させる掘削工程としても良い。この掘削工程は、埋設管を交換する場合に必要な工程であって、装着工程の前に行うものであるが、埋設管を交換する場合でなければ、不要となる。
孔形成工程は、図1(c)に示すように、穿孔機取付治具10に穿孔機40を装着してエルボー109の外側面109aから供給管106の長手方向Yに向かって孔110を形成する工程である。
封止工程は、図1(d)に示す閉塞工程、好ましくは、図1(c)に示した孔形成工程の前に、穿孔機40と穿孔機取付治具10の取付部12とを封止部材としてのノーブローバック112で覆って密閉して封止する工程である。このようにノーブローバック112で穿孔機取付治具10と穿孔機40の一部である取付部12を覆って孔形成工程にて孔110を穿孔して形成することで、穿孔部分からのガスGの大気中への漏れを防止でき、ガス臭の拡散も防止できる。
切断工程は、図1(e)に示すように、閉塞具20による閉塞箇所Cよりも孔110寄りの管の部位106Aを切断機となる例えばパイプカッター50を用いて切断する工程である。ここでは、閉塞具20による閉塞箇所Cをエルボー109よりも供給管106側に設定するので、切断工程で切断した箇所となるパイプカッター50による切断箇所は供給管106の直線部分とエルボー109の間の部分となる。なお、作業性を考慮して白ガス管107とエルボー109の間の供給管106の部分もパイプカッター50で切断し、エルボー109と白ガス管107をここでは撤去する。
接合工程は、図1(f)に示すように、ソケット113を介して切断箇所に新たな管であるスクイズ用の樹脂管108を接合する工程であり、ここでは、閉塞具20による閉塞状態を維持したまま行われる。
遮断工程は、図1(h)に示すように、閉塞具20による樹脂管108での閉塞箇所Cと接合部114の間の部位108Aを遮断機60で遮断する工程である。遮断機60による遮断後は、閉塞具20を樹脂管108から引き抜き、新たな管である樹脂管1080をガスメータと樹脂管108の端部108aとに接続するように配管する。この際、閉塞具20を樹脂管108から引き抜きく前に、樹脂管108に対して封止工程を行うのが好ましい。ここでは、樹脂管108の端部108aにノーブローバック112を装着し、ノーブローバック112内において、閉塞具20を樹脂管108から引き抜くのが望ましい。
また、孔形成工程の前にノーブローバック112で穿孔機取付治具10の取付部12や穿孔機40を覆ったり、閉塞具20を樹脂管108から引き抜きく前に、樹脂管108の端部108aに対してノーブローバック112を装着するので、穿孔後や閉塞具20の引き抜き後に、管内から漏れ出たガスGの大気中への放出やガス臭の拡散を防止することができる。
さらに、宅地内100を掘削して交換作業を行うことから、道路許可を取得したり、道路102の交通規制を行ったり、工事する時間帯や曜日等の規制、埋め戻した際の石畳みの修復等が不要となり、事前手続きの煩雑さが無く、工期も短縮することができる。
図1に示した管の配管は、垂直方向に段差を有した配管例を用いて説明したが、地中あるいは地上や屋上に水平に配置した配管に対しても、本実施形態に係る管交換工法を適用することができる。また、壁面に配管されている屈曲部を有する配管の交換にも、本実施形態で説明した管交換工法を適用することができる。
穿孔機取付治具10は、図2、図3に示すように、ガスGが流れる供給管106及び白ガス管107を交換する際に、図1(b)に示した装着工程において、供給管106の屈曲部の一例であるエルボー109の外側面109aに装着されて使用されるものである。
穿孔機取付治具10は、装着部11、取付部12、空間部13、固定部14及び調整部15を備えている。装着部11、取付部12、空間部13、固定部14及び調整部15は、ブロック状の基体部16にそれぞれ設けられている。装着部11、取付部12、空間部13、固定部14、調整部15および基体部16には、アルミやステンレスなどの金属材が用いられている。
このうち、面16dの中央部は、図4に示すように、面16cよりも基体部16の内側に窪んでいて、その幅が面16cよりも短く形成されている。このため、内側面16aは、図3にも示すように段差状に形成されていて、外側面109aとの接合面となる装着部11を形成している。
図3に示すように、取付部12は略筒形状を成していて、その一方の端部12aは小径に形成され、他方の端部12bには鍔部12cが形成されている。本実施形態において、取付部12は基体部16と別体に製造されていて、外側面16bに形成された取付孔17に端部12a側を挿入して接着材などによってシールされて一体化されている。
空間部13内には、内側面16aにその一部が露呈するように、筒状部材を斜めにカットした緩衝材18が挿入されている。緩衝材18は、例えばゴム製であって、エルボー109の外側面109aと装着部11との間に介装されるように配置されている。
図2、図8(a)示すように、引張り部材141は、チェーンで構成されていて、その一方の基端141bが基体部16の内側面16aと直交する側面16eに回動自在に取り付けられている。側面16eと反対側に位置する基体部16の側面16fには、引張り部材141の自由端を成す端部141aを引っかけて固定するための固定部材142が固定されている。引張り部材141の端部141aにはネジ部143が設けられていて、このネジ部143にはナット144が螺合しているとともに、ネジ部143と直交するようにロック棒145が装着されている。引張り部材141は、拘束部材でもあり、その全長はエルボー109に巻き付けたときに、端部141aのロック棒145が固定部材142に届く長さに設定されている。
調整部15は、第1延在部1091の外側面1091aと、エルボー109の角部109cから第1延在部1091とは異なる方向に延びる第2延在部1092の外側面1092aとに当接する第1及び第2位置決め部151、152を有している。
第1位置決め部151は、別な大きさのエルボー109に装着される場合には、支持体1511の向きを変更して、第1延在部1091の外側面1091aと面154a、154bとが接触することで、第1延在部の断面中心線Oと穿孔具41の回転中心線O1とが平行、好ましくは同一線上となるようにエルボー109の向きを調整する。
なお、エルボー109は、固定部14の張り部材141によって装着部11に密着する方向Dに引き寄せられて固定されるが、角部109cが空間部13内に押し込まれる際に緩衝材18が圧縮される。この緩衝材18の圧縮によりエルボー109と穿孔機取付治具10との向き(平行度)をある程度調整することができるため、第2位置決め部152を交換しなくても良い場合がある。無論、図4に示すように、V溝155と角度の異なるV溝156を形成した第2位置決め部1520を要しいておき、必要に応じて交換するようにしても良い。
また、孔110は穿孔具41の進退方向に向かって形成されるので、閉塞具20を、第1延在部1091の延びる方向(長手方向Y)に向かって進入することができ、閉塞具20によるガスGの閉塞がより確実に行える。つまり、エルボー109から既存管である供給管106の長手方向Yに向かって孔110を形成すると、棒状の閉塞具20を長手方向Yに挿入することができるので、閉塞具20による供給管106の閉塞を確実に行える。
つまり、エルボー109が大きい場合には、互いに交差する方向に延びる供給管106、106ではなく、エルボー109の一端109bと他端109dの外側面を第1位置決め部151と第2位置決め部152とで位置決めすればよい。また、エルボー109が小さい場合、あるいはエルボー109を用いていない場合には、屈曲部を中心にして互いに交差する方向に延びる供給管106、106のそれぞれの外周面106a、106bに、第1位置決め部151と第2位置決め部152とを接触させて位置決めすればよい。
図9に示すように、閉塞具20は、例えば孔110から供給管106内に挿入して使用するものである。閉塞具20は、軸線方向Xに延びる棒状の本体部としての主軸21と、主軸21の一端側21aに設けられた閉塞部22と、主軸21の他端側21bに設けられた操作部23と、主軸21の外側に外装された連結部材としてのスリーブ24と、スリーブ24を軸線方向Xに移動させる送り部25を備えている。
ネジ孔25cは、ネジ孔25bよりも大径であって、ネジ孔25bと反対側の端面25eから送り部25の内側に向かって軸線方向Xに形成されている。送り部25の端面25eには、図10に示すように、延長部材30の一端30aが連結される。ネジ孔25cのネジの向きは、ネジ孔25bのネジの向きと逆方向となる逆ネジに形成されている。
延長部材30は、軸部材であって、その一端30aの外周面には、ネジ孔25cにネジ込まれるネジ部31が形成されている。延長部材30の他端30bに、ネジ孔25cと同様の逆ネジ部であるネジ孔を形成すると、別な延長部材30を連結することができるので好ましい。
移動体222は、主軸21の外周面21cを軸線方向Xに移動可能(摺動可能)に装着されている。移動体222は、受け部221よりもスリーブ24寄りに、移動体222と離間して配置されている。移動体222には、径方向Rに突出する鍔部222aと、鍔部222aから装着部221bに向かって延びる装着部222bが形成されている。装着部222bと反対側に位置する鍔部222aの端面222cには、スリーブ24の一方の端部24aが当接している。
筒状のゴム223は、スリーブ24が閉塞方向X1に移動すると、鍔部222aによって押されて圧縮されることで径方向Rに弾性変形して膨張し、スリーブ24が開放方向X2に移動すると、鍔部222aによる圧縮が弱められて内方に向かって戻り、元の形状に復元する。すなわち、移動体222は、軸線方向Xに移動可能に主軸21の外周面21cに装着されていて、スリーブ24の一方の端部24aとゴム223とに当接し、スリーブ24が軸線方向Xに移動することでゴム223を圧縮方向(閉塞方向X1)に押圧するものである。
ゴム223の直径は、図1(d)に示した閉塞工程で挿入する供給管106の内径よりも小径に形成されていて、径方向Rに弾性変形して膨張した時に、供給管106の内面106cに圧接して密着することで、供給管106内を閉塞するように構成されている。
また、延長部材30を閉塞具20に連結するには、図1(g)に示した移動工程において、蝶ネジ26をノーブローバック112内で緩めて操作部23を他端側21bから取り外す。次に、送り部25のネジ孔25cに、予めノーブローバック112内に入れておいた延長部材30のネジ部31を締め込むことで、延長部材30と送り部25とが一体化されて連結される。
このように延長部材30を送り部25に連結することで、閉塞具20の全長を延長することができる。つまり、送り部25の端面25eは、延長部材30との連結端を構成し、ネジ孔25cは延長部材30との連結部を構成している。なお、ネジ孔25cの形成範囲は、送り部25の全長のおよそ1/3程度とされていて、延長部材30を連結した際に延長部材30がガタやぶれない程度の連結代が取れるように形成されている。このため、送り部205と延長部材30とをピンなどで連結する場合に比べてガタ付が少なく、ネジ込むことで連結されるので作業性がよい。
ポリエチレン管のような樹脂管108をポリエチレン製の供給管106に連結する場合、その連結箇所に用いられるソケット113は、電熱によって両方の管106、108を熱溶着するEFソケットを用いることが多い。このため、熱劣化を考慮すると、閉塞具20のゴム223は、ソケット113から離れた位置まで供給管106内に挿入して管内を閉塞するのが好ましい。この点、本実施形態のように閉塞具20の全長を延長できることは、ソケット113とゴム223との離間距離を十分に取ることができるので好ましい。また、孔110から供給管106内に挿入させた閉塞具20による管内でのガスGの流れを止める閉塞箇所Cを調整することができるので、閉塞箇所Cが限定されることなく供給管106や白ガス管107の交換を行え、交換作業の自由度が増し、作業性が向上する。
本実施形態において、閉塞具20は、管交換工法において穿孔機取付治具10に取付けられた穿孔機40によって形成された孔110内に挿入するものとして説明したが、閉塞具20の使用形態としては、このような工法や治具との組み合わせに限定されるものではなく、他の管交換工法時に用いても良い。また、作業時に管に形成した孔に挿入するもの形態ではなく、予め管に形成された孔部やその他流体が流れる空間内に挿入し、当該管や空間内を閉塞する際に使用してもよい、特に使用形態を限定するものではない。
本実施形態において、穿孔機取付治具10を装着したり、閉塞具20を挿入して使用する管を、地中101に埋設されている埋設管として説明したが、埋設管ではなく、装着対象や挿入対象となる管は地上に露出している露出管であっても良い。穿孔機取付治具10を装着したり、閉塞具20を用いて閉塞する管は、ガスG(都市ガス、プロパンガス)が流れる管に限定するものではなく、例えば液体である水やお湯、オイルが流れる管、エアコンなどで使用する冷媒、気体である空気が流れる管の閉塞に適用しても良い。この場合、流体の性質によって管内の圧力が異なることから、閉塞部22のゴム223の材質やゴム223を圧縮する受け部221や移動体222の材質や強度を、適宜、流体の種類や圧力に応じて変更するのが好ましい。
また、本実施形態において、流体とは、都市ガスやプロパンガスに限定されるものではなく、冷却装置に用いられる相転移する冷却媒体、水やお湯、オイル等の液体、空気なども含まれる。
本実施形態において、閉塞具20は、その軸線方向Xが長手方向Yと平行となるように供給管106内に挿入され、また、穿孔機40の穿孔具41の回転中心線O1と、エルボー109の角部109cから穿孔具41の長手方向Yに延びる第1延在部1091の断面中心線O(供給管106の中心線)とを一致するようにした。しかし、回転中心線O1と断面中心線Oとを一致させることは精度を要するので、閉塞具20の管内への挿入方向は長手方向Yに向かって挿入されていればよく、閉塞具20の挿入方向と長手方向Yとが平行であってもよい。
11 装着部
12 取付部
13 空間部
14 固定部
15 調整部
18 緩衝材
20 閉塞具
21 本体部
21a 本体部の一端側
22 閉塞部
23 操作部
24 連結部材
24a、24b 連結部材の両端
25 送り部
25b 螺合部
25c 連結部、逆ネジ部
25d 回転伝達部
30 延長部材
40 穿孔機
41 穿孔具
60 遮断機
1091 第1延在部
1092 第2延在部
1092a 第1延在部の外側面
1092a 第2延在部の外側面
141 引張り部材
142 固定部材
151 第1位置決め部
152 第2位置決め部
153a、153b 第1位置決め面
154a、154b 第2位置決め面
100 宅地内
101 地中
106 管、埋設管、供給管
106A 孔寄りの管の部位
107 埋設管、白ガス管
108、108A 埋設管、新たな管
109 屈曲部
109a 外側面
110 孔
112 封止部材、ノーブローバック
114 接合部
Ba 膨張させる回転方向
Bb 逆方向
C 閉塞箇所
D 密着させる方向
G 流体
O 第1延在部の断面中心線
O1 穿孔具の回転中心線
R 径方向
X 軸線方向
Y 長手方向、進退方向
Claims (3)
- 流体が流れる管の屈曲部の外側面に装着される装着部と、
前記屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部と、
前記装着部と前記取付部とを連通し、前記穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、
前記装着部と前記屈曲部とを固定する固定部と、
前記屈曲部の角部から前記穿孔具の進退方向に延びる第1延在部の断面中心線と、前記取付部に取付けられた前記穿孔機の穿孔具の回転中心線との平行度合を調整する調整部と、を備え、
前記調整部は、前記第1延在部の外側面と、前記屈曲部の角部から前記第1延在部とは異なる方向に延びる第2延在部の外周面とに当接する第1及び第2の位置決め部を有し、
少なくとも前記第1の位置決め部は、前記第1延在部の外側面との距離が異なる複数の位置決め面を有する穿孔機取付治具。 - 流体が流れる管の屈曲部の外側面に装着される装着部と、
前記屈曲部の外側面に閉塞具を挿入する孔を形成する穿孔機を取り付ける取付部と、
前記装着部と前記取付部とを連通し、前記穿孔機が備える穿孔具が進退可能に挿通される空間部と、
前記装着部と前記屈曲部とを固定する固定部と、
前記屈曲部の角部から前記穿孔具の進退方向に延びる第1延在部の断面中心線と、前記取付部に取付けられた前記穿孔機の穿孔具の回転中心線との平行度合を調整する調整部と、
を備え、
前記調整部は、
前記第1延在部の断面中心線と前記穿孔具の回転中心線とが同一線上となるように調整するものであり、
前記第1延在部の外側面と、前記屈曲部の角部から前記第1延在部とは異なる方向に延びる第2延在部の外周面とに当接する第1及び第2の位置決め部を有し、
少なくとも前記第1の位置決め部は、前記第1延在部の外側面との距離が異なる複数の位置決め面を有する穿孔機取付治具。 - 前記屈曲部と前記装着部の間に介装される緩衝材を有し、
前記固定部は、前記緩衝材を介して前記屈曲部に巻き付き、前記屈曲部を前記装着部に密着させる方向に引き寄せる引張り部材と、前記引張り部材の端部を固定する固定部材とを有する請求項1又は2に記載の穿孔機取付治具。
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