JPH09254048A - 管継ぎ手の管体引抜工具 - Google Patents
管継ぎ手の管体引抜工具Info
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- JPH09254048A JPH09254048A JP6571996A JP6571996A JPH09254048A JP H09254048 A JPH09254048 A JP H09254048A JP 6571996 A JP6571996 A JP 6571996A JP 6571996 A JP6571996 A JP 6571996A JP H09254048 A JPH09254048 A JP H09254048A
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- shaped
- joint
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の管継ぎ手が近接した狭い作業場所にお
いても、また、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管体が食い
込んでいるときでも、引き抜きに際しての複雑な準備作
業を必要とすることなく、簡単な構造で、ドライバー等
を使うことなく容易な操作で軟質管体を迅速に引き抜く
ことができ、Ｔ字管継ぎ手やエルボウ管継ぎ手等のワン
タッチ式管継ぎ手にも使用することができる管継ぎ手の
管体引抜工具の提供。 【解決手段】 一対の操作把手を有し、操作把手の延長
部の交叉部において互いに回動自在に軸着されており、
各交叉部の先端部に、管体及び管継ぎ手に嵌合し管継ぎ
手の上下から管継ぎ手を挟持押圧して管継ぎ手の係止部
材の係止を解く一対のＵ字状嵌合部材が互いに向き合う
ように設けられているものである。
いても、また、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管体が食い
込んでいるときでも、引き抜きに際しての複雑な準備作
業を必要とすることなく、簡単な構造で、ドライバー等
を使うことなく容易な操作で軟質管体を迅速に引き抜く
ことができ、Ｔ字管継ぎ手やエルボウ管継ぎ手等のワン
タッチ式管継ぎ手にも使用することができる管継ぎ手の
管体引抜工具の提供。 【解決手段】 一対の操作把手を有し、操作把手の延長
部の交叉部において互いに回動自在に軸着されており、
各交叉部の先端部に、管体及び管継ぎ手に嵌合し管継ぎ
手の上下から管継ぎ手を挟持押圧して管継ぎ手の係止部
材の係止を解く一対のＵ字状嵌合部材が互いに向き合う
ように設けられているものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂ホースや銅管
等の軟質管体を管継ぎ手に差し込むと係止部材が軟質管
体の外面に食い込み、管体が固着される管継ぎ手の管体
引抜工具、特に機械、装置の組立、調整の配管時におい
て、管体を引き抜く際は係止部材の食い込みを解除する
可動部材を押し込むことによって管体を引き抜くことが
できるワンタッチ式管継ぎ手に使用する管体引抜工具の
技術分野に属する。
等の軟質管体を管継ぎ手に差し込むと係止部材が軟質管
体の外面に食い込み、管体が固着される管継ぎ手の管体
引抜工具、特に機械、装置の組立、調整の配管時におい
て、管体を引き抜く際は係止部材の食い込みを解除する
可動部材を押し込むことによって管体を引き抜くことが
できるワンタッチ式管継ぎ手に使用する管体引抜工具の
技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】ワンタッチ式管継ぎ手は、プッシュオン
管継ぎ手とも呼ばれて、空気や液体の配管用継手として
幅広く使われており、近年では車両用の配管についても
使用されるようになった。
管継ぎ手とも呼ばれて、空気や液体の配管用継手として
幅広く使われており、近年では車両用の配管についても
使用されるようになった。
【０００３】従来、ワンタッチ式管継ぎ手から軟質管体
を引き抜くときは、管継ぎ手と管体との接合部の上部つ
まり管継ぎ手の上面に円筒状部材（図示せず）を指で押
し込んでいたが、この円筒状部材は小さいものでありな
がら、その押し込みには大きな押し込み力を必要とする
とともに、その押し込み力のかけ方が難しい等管体の引
き抜きは容易なことではなかった。
を引き抜くときは、管継ぎ手と管体との接合部の上部つ
まり管継ぎ手の上面に円筒状部材（図示せず）を指で押
し込んでいたが、この円筒状部材は小さいものでありな
がら、その押し込みには大きな押し込み力を必要とする
とともに、その押し込み力のかけ方が難しい等管体の引
き抜きは容易なことではなかった。
【０００４】また、軟質管体の径が大きくなるほど管体
の引き抜きに大きな力を必要とし、例えば、直径８ミリ
程度の管体の引き抜き作業は容易なものではなく、特
に、ワンタッチ式管継ぎ手が対面状態で近接して設けら
れている場合には、従来ドライバー等を差し込んで引き
抜いていたが、この場合管継ぎ手の周辺をこじって抜く
ために周辺の部材を傷つけたり、最悪の場合ワンタッチ
式管継ぎ手を破損する等の恐れがあった。
の引き抜きに大きな力を必要とし、例えば、直径８ミリ
程度の管体の引き抜き作業は容易なものではなく、特
に、ワンタッチ式管継ぎ手が対面状態で近接して設けら
れている場合には、従来ドライバー等を差し込んで引き
抜いていたが、この場合管継ぎ手の周辺をこじって抜く
ために周辺の部材を傷つけたり、最悪の場合ワンタッチ
式管継ぎ手を破損する等の恐れがあった。
【０００５】ところで、ワンタッチ式管継ぎ手の普及に
従い、狭い作業場所においても使用でき、ワンタッチ式
管継ぎ手に接続されている樹脂ホースや銅管等の軟質管
体を容易に引き抜くことができる管体引抜工具は、例え
ば実開昭５９ー１５１６７４号公報や実開昭６２ー１０
４８７７号公報に記載されている。
従い、狭い作業場所においても使用でき、ワンタッチ式
管継ぎ手に接続されている樹脂ホースや銅管等の軟質管
体を容易に引き抜くことができる管体引抜工具は、例え
ば実開昭５９ー１５１６７４号公報や実開昭６２ー１０
４８７７号公報に記載されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭５９ー１５
１６７４号公報に記載されているものは、チューブを継
ぎ手から引き抜く際に、チューブ引き抜き治具をチュー
ブにセットするのに爪２と可動爪３をチューブ１０３の
径に合わせ、可動爪３をロックピン４で位置決め固定
し、継ぎ手１０４の入り口のコレット１０２に挿入した
チューブ１０３を跨ぐようにして、コレット１０２上に
セットするという複雑な作業を必要としている。
１６７４号公報に記載されているものは、チューブを継
ぎ手から引き抜く際に、チューブ引き抜き治具をチュー
ブにセットするのに爪２と可動爪３をチューブ１０３の
径に合わせ、可動爪３をロックピン４で位置決め固定
し、継ぎ手１０４の入り口のコレット１０２に挿入した
チューブ１０３を跨ぐようにして、コレット１０２上に
セットするという複雑な作業を必要としている。
【０００７】また、上記実開昭５９ー１５１６７４号公
報に記載されているものは、把手１３、把手２３、把手
２４という３つの把手を有しているので、その重量も大
きく、継ぎ手の挿着されたホースの引き抜き操作も、ホ
ース挟み２１、２２をワンタッチ継ぎ手の可動リング上
面でホースに嵌め込んで、一対のホース挟み２１、２２
を閉じた状態で戻した後、把手１３、２３を握りホース
を挟んで閉じた状態の一対のホース挟み２１、２２を上
昇させ、ホースを継ぎ手から引き抜き、次いで、或いは
同時に把手２４を併せ握るとホース挟み２１、２２が開
き、ホースがホース挟みから離れるというもので、ホー
スを継ぎ手から引き抜く前の準備の操作も複雑であり、
時間を要し、片手での操作も重量が大きいこともあって
円滑に行うことができないものである。
報に記載されているものは、把手１３、把手２３、把手
２４という３つの把手を有しているので、その重量も大
きく、継ぎ手の挿着されたホースの引き抜き操作も、ホ
ース挟み２１、２２をワンタッチ継ぎ手の可動リング上
面でホースに嵌め込んで、一対のホース挟み２１、２２
を閉じた状態で戻した後、把手１３、２３を握りホース
を挟んで閉じた状態の一対のホース挟み２１、２２を上
昇させ、ホースを継ぎ手から引き抜き、次いで、或いは
同時に把手２４を併せ握るとホース挟み２１、２２が開
き、ホースがホース挟みから離れるというもので、ホー
スを継ぎ手から引き抜く前の準備の操作も複雑であり、
時間を要し、片手での操作も重量が大きいこともあって
円滑に行うことができないものである。
【０００８】本発明は、上記従来のものが有する問題を
解決し、複数の管継ぎ手が近接した狭い作業場所におい
ても、また、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管体が食い込
んでいるときでも、引き抜きに際しての複雑な準備作業
を必要とすることなく、簡単な構造で、ドライバー等を
使うことなく容易な操作で軟質管体を迅速に引き抜くこ
とができ、Ｔ字管継ぎ手やエルボウ管継ぎ手等のワンタ
ッチ式管継ぎ手にも使用することができる管継ぎ手の管
体引抜工具の提供を目的とするものである。
解決し、複数の管継ぎ手が近接した狭い作業場所におい
ても、また、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管体が食い込
んでいるときでも、引き抜きに際しての複雑な準備作業
を必要とすることなく、簡単な構造で、ドライバー等を
使うことなく容易な操作で軟質管体を迅速に引き抜くこ
とができ、Ｔ字管継ぎ手やエルボウ管継ぎ手等のワンタ
ッチ式管継ぎ手にも使用することができる管継ぎ手の管
体引抜工具の提供を目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具は、一対の操作
把手を有し、操作把手の延長部の交叉部において互いに
回動自在に軸着されており、各交叉部の先端部に、管体
及び管継ぎ手に嵌合し管継ぎ手の上下から管継ぎ手を挟
持押圧して管継ぎ手の係止部材の係止を解く一対のＵ字
状嵌合部材が互いに向き合うように設けられているもの
である。
の本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具は、一対の操作
把手を有し、操作把手の延長部の交叉部において互いに
回動自在に軸着されており、各交叉部の先端部に、管体
及び管継ぎ手に嵌合し管継ぎ手の上下から管継ぎ手を挟
持押圧して管継ぎ手の係止部材の係止を解く一対のＵ字
状嵌合部材が互いに向き合うように設けられているもの
である。
【００１０】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具にお
けるＵ字状挟持部材は、管体外周に嵌合できる嵌合部
と、管継ぎ手の可動部を押圧する２つの爪状部とを有す
るものである。
けるＵ字状挟持部材は、管体外周に嵌合できる嵌合部
と、管継ぎ手の可動部を押圧する２つの爪状部とを有す
るものである。
【００１１】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具にお
ける一方のＵ字状挟持部材の各爪状部先端にはくさび状
部が形成されている。
ける一方のＵ字状挟持部材の各爪状部先端にはくさび状
部が形成されている。
【００１２】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具にお
ける他方のＵ字状挟持部材の爪状部先端には、湾曲立ち
上がり部が形成されている。
ける他方のＵ字状挟持部材の爪状部先端には、湾曲立ち
上がり部が形成されている。
【００１３】
【作用】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具は、管体
引抜工具先端のＵ字状挟持部材の嵌合部を樹脂ホース、
金属管等の軟質管体と機械、装置の管継ぎ部の可動部材
のフランジ部上面と管継ぎ手の下部間隙部に挿入し、操
作把手を握り締めると、可動部材が僅かに下方に移動
し、可動部材のスリーブ先端の傾斜部が係止部材を押し
拡げるので、管体は容易に上方へ引き上げることがで
き、管体を管継ぎ手から引き抜くことができる。
引抜工具先端のＵ字状挟持部材の嵌合部を樹脂ホース、
金属管等の軟質管体と機械、装置の管継ぎ部の可動部材
のフランジ部上面と管継ぎ手の下部間隙部に挿入し、操
作把手を握り締めると、可動部材が僅かに下方に移動
し、可動部材のスリーブ先端の傾斜部が係止部材を押し
拡げるので、管体は容易に上方へ引き上げることがで
き、管体を管継ぎ手から引き抜くことができる。
【００１４】また、管体引抜工具の一方のＵ字状挟持部
材の爪状部のくさび状部をエルボ管継手と管継ぎ手との
連結部分のフランジ部間の隙間にＵ字状挟持部材の嵌合
部を押し入れ、他の一方のＵ字状挟持部材の嵌合部を管
継ぎ手の下端部の隙間に押し入れ、既に説明したと同じ
作用により、操作把手を握り、Ｕ字状挟持部材の嵌合部
を樹脂ホース、金属管等の軟質管体と機械、装置の管継
ぎ手部に管継ぎ手によって取り付けられている管継ぎ手
の隙間部分に挿入し、操作把手を握り締めながら管体を
管継手から引き抜くことができる。
材の爪状部のくさび状部をエルボ管継手と管継ぎ手との
連結部分のフランジ部間の隙間にＵ字状挟持部材の嵌合
部を押し入れ、他の一方のＵ字状挟持部材の嵌合部を管
継ぎ手の下端部の隙間に押し入れ、既に説明したと同じ
作用により、操作把手を握り、Ｕ字状挟持部材の嵌合部
を樹脂ホース、金属管等の軟質管体と機械、装置の管継
ぎ手部に管継ぎ手によって取り付けられている管継ぎ手
の隙間部分に挿入し、操作把手を握り締めながら管体を
管継手から引き抜くことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜
工具の実施の態様を図面を参照して説明すると、図１に
示すように、管体引抜工具はてこの原理を利用して握力
を倍増させる鋏状のものであって、一対の操作把手１、
１を有し、操作把手１、１の延長部の交叉部２、２にお
いて互いに回動自在に軸着１０されており、各交叉部
２、２の先端部に、管体１１及び管継ぎ手１２に嵌合し
管継ぎ手１２の上下から管継ぎ手１２を挟持押圧して管
継ぎ手１２の係止部材の係止を解く一対のＵ字状嵌合部
材３、３が互いに向き合うように設けられている。
工具の実施の態様を図面を参照して説明すると、図１に
示すように、管体引抜工具はてこの原理を利用して握力
を倍増させる鋏状のものであって、一対の操作把手１、
１を有し、操作把手１、１の延長部の交叉部２、２にお
いて互いに回動自在に軸着１０されており、各交叉部
２、２の先端部に、管体１１及び管継ぎ手１２に嵌合し
管継ぎ手１２の上下から管継ぎ手１２を挟持押圧して管
継ぎ手１２の係止部材の係止を解く一対のＵ字状嵌合部
材３、３が互いに向き合うように設けられている。
【００１６】Ｕ字状挟持部材３、３は、樹脂ホース或い
は銅製管等の軟質管体１１の外周に嵌合することができ
る嵌合部６、６と、管継ぎ手１２の可動部材１３を押圧
する２つの爪状部４、４をそれぞれ有している。
は銅製管等の軟質管体１１の外周に嵌合することができ
る嵌合部６、６と、管継ぎ手１２の可動部材１３を押圧
する２つの爪状部４、４をそれぞれ有している。
【００１７】また、一方のＵ字状挟持部材３の爪状部
４、４の先端には、くさび状部５、５が形成されてい
る。そして、他方のＵ字状挟持部材３の爪状部４、４先
端には、湾曲立ち上がり部８、８が形成されている。な
お、９、９は爪状部４、４の先端の立ち上がり湾曲部で
ある。
４、４の先端には、くさび状部５、５が形成されてい
る。そして、他方のＵ字状挟持部材３の爪状部４、４先
端には、湾曲立ち上がり部８、８が形成されている。な
お、９、９は爪状部４、４の先端の立ち上がり湾曲部で
ある。
【００１８】図２及び図３に示すように、本発明に係る
管継ぎ手の管体引抜工具は、操作把手１、１を握り、Ｕ
字状挟持部材３、３の嵌合部６を樹脂ホース等の軟質管
体１１と機械、装置の管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２に
よって取り付けられている管継ぎ手１２の隙間部分２０
に挿入し、操作把手１、１を握り締めながら管体１１を
管継ぎ手１２から引き抜くことができる。この場合、嵌
合部６の湾曲部７が管体１１の外周面に合致し、管体１
１に無理な力を与えることがないので、容易且つ円滑に
管体１１を管継ぎ手１２から引き抜くことができる。
管継ぎ手の管体引抜工具は、操作把手１、１を握り、Ｕ
字状挟持部材３、３の嵌合部６を樹脂ホース等の軟質管
体１１と機械、装置の管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２に
よって取り付けられている管継ぎ手１２の隙間部分２０
に挿入し、操作把手１、１を握り締めながら管体１１を
管継ぎ手１２から引き抜くことができる。この場合、嵌
合部６の湾曲部７が管体１１の外周面に合致し、管体１
１に無理な力を与えることがないので、容易且つ円滑に
管体１１を管継ぎ手１２から引き抜くことができる。
【００１９】図４を参照して、操作把手１、１を握り締
めながら管体１１を管継手１２から引き抜く状況を管継
ぎ手１２の構造との関係において説明すると、機械、装
置の管継ぎ手部２１に取り付けられている管体１１は、
管継ぎ手１２のニップル（図示せず）に挿入され、可動
部材１３の下端であってシール部材１６の上方に挿入さ
れたリング状の係止部材１６が管体１１の外周面に食い
込み、 可動部材１３及び固定部材１４により、管体１
１は管継ぎ手１２に容易に抜けないように固定されてい
る。
めながら管体１１を管継手１２から引き抜く状況を管継
ぎ手１２の構造との関係において説明すると、機械、装
置の管継ぎ手部２１に取り付けられている管体１１は、
管継ぎ手１２のニップル（図示せず）に挿入され、可動
部材１３の下端であってシール部材１６の上方に挿入さ
れたリング状の係止部材１６が管体１１の外周面に食い
込み、 可動部材１３及び固定部材１４により、管体１
１は管継ぎ手１２に容易に抜けないように固定されてい
る。
【００２０】管体引抜工具先端のＵ字状挟持部材３、３
の嵌合部を樹脂ホース等の軟質管体１１と機械、装置の
管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２によって取り付けられて
いる管継ぎ手１２の隙間部分２０に挿入し、操作把手
１、１を握り締めると、可動部材１３が僅かに下方に移
動し、可動部材１３のスリーブ１８先端の傾斜部１９が
係止部材１５の管体１１の外周面への食い込み部分を押
し拡げるので、管体１１は容易に上方へ引き上げること
ができ、管体１１を管継ぎ手１２から引き抜くことがで
きる。
の嵌合部を樹脂ホース等の軟質管体１１と機械、装置の
管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２によって取り付けられて
いる管継ぎ手１２の隙間部分２０に挿入し、操作把手
１、１を握り締めると、可動部材１３が僅かに下方に移
動し、可動部材１３のスリーブ１８先端の傾斜部１９が
係止部材１５の管体１１の外周面への食い込み部分を押
し拡げるので、管体１１は容易に上方へ引き上げること
ができ、管体１１を管継ぎ手１２から引き抜くことがで
きる。
【００２１】図５は機械、装置の管継ぎ手部２１に取り
付けられているエルボ管継ぎ手２２を管継ぎ手１２から
引き抜く作業を説明するためのもので、管体引抜工具の
一方のＵ字状挟持部材３の爪状部４のくさび状部５をエ
ルボ管継手２２と管継ぎ手１２との連結部分のフランジ
部１７間の隙間部分２０にＵ字状挟持部材３の嵌合部６
を押し入れ、他の一方のＵ字状挟持部材３の嵌合部６を
管継ぎ手１２の下端部の隙間部分２０に押し入れ、既に
説明したと同じ作用により、操作把手１、１を握り、Ｕ
字状挟持部材３、３の嵌合部６を樹脂ホース等の管体１
１と機械、装置の管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２によっ
て取り付けられている管継ぎ手１２の隙間部分２０に挿
入し、操作把手１、１を握り締めながら管体１１を管継
手１２から引き抜く。
付けられているエルボ管継ぎ手２２を管継ぎ手１２から
引き抜く作業を説明するためのもので、管体引抜工具の
一方のＵ字状挟持部材３の爪状部４のくさび状部５をエ
ルボ管継手２２と管継ぎ手１２との連結部分のフランジ
部１７間の隙間部分２０にＵ字状挟持部材３の嵌合部６
を押し入れ、他の一方のＵ字状挟持部材３の嵌合部６を
管継ぎ手１２の下端部の隙間部分２０に押し入れ、既に
説明したと同じ作用により、操作把手１、１を握り、Ｕ
字状挟持部材３、３の嵌合部６を樹脂ホース等の管体１
１と機械、装置の管継ぎ手部２１に管継ぎ手１２によっ
て取り付けられている管継ぎ手１２の隙間部分２０に挿
入し、操作把手１、１を握り締めながら管体１１を管継
手１２から引き抜く。
【００２２】図５において、爪状部４、４のくさび状部
５、５をエルボ管継ぎ手２２と管継ぎ手１２との連結部
分のフランジ部１７間の隙間部分２０が狭いものであっ
ても該隙間部分２０に容易にＵ字状挟持部材３の嵌合部
６を押し入れることができる。
５、５をエルボ管継ぎ手２２と管継ぎ手１２との連結部
分のフランジ部１７間の隙間部分２０が狭いものであっ
ても該隙間部分２０に容易にＵ字状挟持部材３の嵌合部
６を押し入れることができる。
【００２３】図６は管体１１、１１、１１を接合したＴ
字管継ぎ手２３を示しており、このＴ字管継ぎ手２３か
ら１つの管体１１を管体引抜工具により引き抜く状況を
図７により説明すると、Ｔ字管継ぎ手２３の可動部材１
３のフランジ部１７の上面と管継ぎ手１２の下面とをＵ
字状挟持部材３、３により可動部材１３を下方に押圧移
動させた状態で管体１１を上方に持ち上げて管体１１を
Ｔ字管継ぎ手２３から引き抜く。この場合、Ｕ字状挟持
部材３の爪状部４の先端に形成されている立ち上がり湾
曲部９を有する立ち上がり部８がＴ字管継ぎ手２３の外
周面に合致し、操作把手１、１を握り締めながら管体１
１をＴ字管継ぎ手２３から容易に引き抜くことができ
る。
字管継ぎ手２３を示しており、このＴ字管継ぎ手２３か
ら１つの管体１１を管体引抜工具により引き抜く状況を
図７により説明すると、Ｔ字管継ぎ手２３の可動部材１
３のフランジ部１７の上面と管継ぎ手１２の下面とをＵ
字状挟持部材３、３により可動部材１３を下方に押圧移
動させた状態で管体１１を上方に持ち上げて管体１１を
Ｔ字管継ぎ手２３から引き抜く。この場合、Ｕ字状挟持
部材３の爪状部４の先端に形成されている立ち上がり湾
曲部９を有する立ち上がり部８がＴ字管継ぎ手２３の外
周面に合致し、操作把手１、１を握り締めながら管体１
１をＴ字管継ぎ手２３から容易に引き抜くことができ
る。
【００２４】
【発明の効果】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具
は、複数の管継ぎ手が近接した狭い作業場所においても
その操作が容易にでき、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管
体が食い込んでいるときでもドライバー等を使うことな
く、容易且つ確実に引き抜くことができ、Ｔ字管継ぎ手
やエルボウ管継ぎ手等のワンタッチ式管継ぎ手にも使用
することができるという効果を有する。
は、複数の管継ぎ手が近接した狭い作業場所においても
その操作が容易にでき、ワンタッチ式管継ぎ手に軟質管
体が食い込んでいるときでもドライバー等を使うことな
く、容易且つ確実に引き抜くことができ、Ｔ字管継ぎ手
やエルボウ管継ぎ手等のワンタッチ式管継ぎ手にも使用
することができるという効果を有する。
【００２５】また、本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工
具は、てこの原理を利用して握力を倍増させる鋏状の構
造が簡単なものであって、軽量であり、安価であり、そ
の操作もペンチを使うように何らの熟練を要することな
く容易であるという効果を有する。
具は、てこの原理を利用して握力を倍増させる鋏状の構
造が簡単なものであって、軽量であり、安価であり、そ
の操作もペンチを使うように何らの熟練を要することな
く容易であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の斜視図
である。
である。
【図２】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の使用状
況を示す一部断面の側面図である。
況を示す一部断面の側面図である。
【図３】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の使用状
況を示す一部断面の側面図である。
況を示す一部断面の側面図である。
【図４】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の使用状
況を示す一部断面の拡大側面図である。
況を示す一部断面の拡大側面図である。
【図５】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の使用状
況を示す一部断面の側面図である。
況を示す一部断面の側面図である。
【図６】Ｔ字管継ぎ手の側面図である。
【図７】本発明に係る管継ぎ手の管体引抜工具の使用状
況を示す一部断面の側面図である。
況を示す一部断面の側面図である。
１ 操作把手 ２ 交叉部 ３ Ｕ字状挟持部材 ４ 爪状部 ５ くさび状部 ６ 嵌合部 ８ 湾曲部立ち上がり部
Claims (4)
- 【請求項１】 一対の操作把手を有し、操作把手の延長
部の交叉部において互いに回動自在に軸着されており、
各交叉部の先端部に、管体及び管継ぎ手に嵌合し管継ぎ
手の上下から管継ぎ手を挟持押圧して管継ぎ手の係止部
材の係止を解く一対のＵ字状嵌合部材が互いに向き合う
ように設けられていることを特徴とする管継ぎ手の管体
引抜工具。 - 【請求項２】 Ｕ字状挟持部材は、管体外周に嵌合でき
る嵌合部と、管継ぎ手の可動部を押圧する２つの爪状部
とを有することを特徴とする請求項１に記載の管継ぎ手
の管体引抜工具。 - 【請求項３】 一方のＵ字状挟持部材の各爪状部先端に
はくさび状部が形成されていることを特徴とする請求項
１又は請求項２に記載の管継ぎ手の管体引抜工具。 - 【請求項４】 他方のＵ字状挟持部材の各爪状部先端に
は湾曲立ち上がり部が形成されていることを特徴とする
請求項１又は請求項２又は請求項３に記載の管継ぎ手の
管体引抜工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6571996A JPH09254048A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 管継ぎ手の管体引抜工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6571996A JPH09254048A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 管継ぎ手の管体引抜工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254048A true JPH09254048A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13295119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6571996A Pending JPH09254048A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 管継ぎ手の管体引抜工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254048A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-03-22 JP JP6571996A patent/JPH09254048A/ja active Pending
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