JP2010209972A - ヘッダー固定具、及び、ヘッダー固定構造 - Google Patents

ヘッダー固定具、及び、ヘッダー固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な作業により、ヘッダーの破損を抑制する。
【解決手段】補強部材76は、補強部80、フランジ部78、及び、保持フランジ部82を有している。フランジ部78は、補強部80の幅方向の両端から外側へ延出するように一対形成されている。一対のフランジ部78の先端側は、挟持部52の各々の基端部52Aの上側に載置され支持される。保持フランジ部82は、一対のフランジ部78の各々の下側に、空間R1を構成するようにフランジ部78と離間して形成されている。保持フランジ部82は、フランジ部78に沿った形状とされ、挟持部52の各々の基端部52Aの下側に配置される。補強部材76は、一対の挟持部52の各々の基端部52Aが空間R1に挿入され、一対の挟持部52の間から補強部80が取付面48側に突出するように配置されて、固定部材50に支持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッダーを取付面に固定する固定具、及び、このヘッダー固定具を用いたヘッダー固定構造に関する。
住宅用などの給水給湯配管にはヘッダー工法が多く用いられている。そしてヘッダーには軽量化の目的で樹脂ヘッダーが用いられることがある。特許文献1には、この樹脂ヘッダーを、地面や床スラブなどの取付面上に直接置くのではなく、取付面から離間させて固定する固定方法が記載されている。
詳細には、取付面から立設する基部を備える固定部材を決められた間隔で配置し、この固定部材に樹脂ヘッダーを固定することで、樹脂ヘッダーが取付面から離間させた状態で固定されるようになっている。
このように、樹脂ヘッダーを取付面から離間させることで、パイプ接続等の後工程の作業性を向上させることができる。
特開2004−225858号公報
しかしながら、ヘッダーはその連結構造のために強度が低く、例えば、施工現場で作業者によって踏まれたり、重量物が載せられたりして、ヘッダーに過度な曲げ方向の力が作用されることが考えられる。
本発明は、上記事実を考慮し、取付面から離間して固定されたヘッダーの損傷を抑制することが課題である。
本発明の請求項1に係るヘッダー固定具は、取付面から立設する基部と、前記基部の前記取付面から離れた位置に基端部が各々回転可能に取り付けられ、閉状態で互いに前記基端部と逆側の先端部が当接して配管用のヘッダーを挟み込んで保持し、開状態で互いに前記先端部が離れて前記ヘッダーを開放し、前記基端部が互いに離間されている一対の挟持部と、を有する固定部材と、前記一対の挟持部間に架け渡されると共に前記ヘッダーの長手方向に沿って配置され、前記ヘッダーを受ける一対のフランジ部と、前記ヘッダーの長手方向に沿って設けられ前記一対のフランジ部と連結されると共に前記挟持部の基端部から前記ヘッダーとは反対側に突出する補強部と、を有する補強部材と、前記補強部材を前記ヘッダーを受ける位置に保持する保持部材と、を備えている。
本発明のヘッダー固定具は、固定部材、補強部材、及び保持部材を備えている。固定部材は、一対の挟持部を有しており、各々の挟持部の基端部が取付面から立設した基部に回転可能に取り付けられている。
補強部材は、一対の挟持部間に架け渡されると共にヘッダーの長手方向に沿って配置されている。補強部材には、ヘッダーを受ける一対のフランジ部と、ヘッダーの長手方向に沿って設けられ一対のフランジ部と連結されると共に挟持部の基端部からヘッダーとは反対側に突出する補強部とが備えられている。また、保持部材は、補強部材を前記ヘッダーを受ける位置に保持する。
このようにして、ヘッダーは、補強部材で支持されつつ取付面から離間した位置に保持される。補強部材によって、ヘッダーは支持されているので、曲剛性が補強されており、損傷を抑制することができる。
また、保持部材により、補強部材をヘッダーを受ける位置に保持することができるので、作業者がヘッダーを固定する際に補強部材を保持する必要がなく、容易に作業を行うことができる。
本発明の請求項2に係るヘッダー固定具は、前記保持部材が、前記補強部材に形成され、前記フランジ部の前記ヘッダーを保持する面と反対側に配置されていること、を特徴とする。
上記構成によれば、フランジ部と保持部材との間に挟持部の基端部を挿入することにより、一対の挟持部の間に補強部材を保持することができる。
本発明の請求項3に係るヘッダー固定具は、前記保持部材が、前記固定部材に形成され、前記挟持部の下側で前記フランジ部を保持する位置に配置されていること、を特徴とする。
上記構成によれば、補強部材のフランジ部を保持部材上に載置することにより、補強部材を保持することができる。また、補強部材のフランジ部は挟持部の下側と保持部材との間で保持されるので、ヘッダーを固定した後に補強部材をヘッダーを受ける位置に取り付けることができる。
本発明の請求項4に係るヘッダー固定構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項のヘッダー固定具と、前記ヘッダー固定具に保持されるヘッダーと、を備えている。
本発明のヘッダー固定構造によれば、補強部材によって、ヘッダーの曲剛性が補強されており、損傷を抑制することができる。また、保持部材により、補強部材をヘッダーを受ける位置に保持することができるので、作業者がヘッダーを固定する際に補強部材を保持する必要がなく、容易に作業を行うことができる。
本発明によれば、容易な作業によりヘッダーを固定して、ヘッダーの破損を、抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造を使用してヘッダーを固定する概略工程図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定具を示した拡大分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造にヘッダーが固定された状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造にヘッダーが固定された状態を示した、(A)は正面図であり、(B)は側面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定具の、固定部材と補強部材とが取り付けられる前の状態(A)と、取り付けられた後の状態を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造で固定されるヘッダーを示した平面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造で固定されるヘッダーを示した一部断面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッダー固定構造に固定されるヘッダーを示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定構造を示した分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定構造を使用してヘッダーを固定する概略工程図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定具を示した拡大分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定構造にヘッダーが固定された状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定構造にヘッダーが固定された状態を示した、(A)は正面図であり、(B)は側面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッダー固定具の、固定部材と補強部材とが取り付けられる前の状態(A)と、取り付けられた後の状態を示した説明図である。
[第1実施形態]
本実施形態に係るヘッダー固定具、ヘッダー固定構造について図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、本実施形態のヘッダー固定構造10は、ヘッダー12及びヘッダー固定具11を含んで構成されている。
図7には、本願発明に係るヘッダー固定具11によって取付面48(図2参照)に固定される樹脂材料で形成されたヘッダー12が示されている。このヘッダー12は、複数のヘッダー基体14を連結することで構成されている。なお、ヘッダー12としては、金属製のものを用いてもよい。
図8、図9にも示されるように、ヘッダー基体14は、主管部16に枝配管接続部18を備えている。主管部16の内部には直線流路20が構成され、枝配管接続部18の内部には立ち上り流路22が構成されている。
枝配管接続部18には、立ち上り流路22と接続される樹脂パイプ24に挿入される合成樹脂性の内筒26が設けられており、内筒26の外表面に形成された周溝28にOリング30が嵌め込まれている。
この内筒26の外周側には、樹脂パイプ24が挿入される隙間を介して合成樹脂性の外筒32が配置されている。この外筒32の先端側には断面V字状とされたパイプ保持リング34が配置され、外筒32にはパイプ保持リング34の抜けを防止するための筒状のキャップ36が取り付けられている。
また、キャップ36の内部には、パイプ保持リング34の爪部の食い込みを解除する解放リング38が装着されている。
内筒26と外筒32との間に樹脂パイプ24が挿入されると、パイプ保持リング34の内周側端部が樹脂パイプ24の外周面に引っ掛かり、樹脂パイプ24の抜けを阻止する。Oリング30により樹脂パイプ24の内周面と内筒26の外周面との間のシールが行われる(いわゆる内面シール)。
また、解放リング38を、専用の治具(不図示)を用いて押し込むと、解放リング38のテーパー部分がパイプ保持リング34の内周側に挿入し、パイプ保持リング34の内径が拡大して樹脂パイプ24との引っ掛かりが解除され、樹脂パイプ24を引き抜くことが出来る。
さらに、主管部16の一方の端部も枝配管接続部18と同様の構造となっており、他方の端部は樹脂パイプ24と同一の内外径を有する筒体部40となっており、内筒26と外筒32との間に挿入可能となっている。
したがって、ヘッダー基体14の主管部16の筒体部40を隣接する他のヘッダー基体14の主管部16の内外筒間に挿入することで、複数のヘッダー基体14を直線状に連結して、各々のヘッダー基体14が回転可能とされるヘッダー12とすることが出来る。
なお、本実施形態では、図7に示されるように、全ての枝配管接続部18を矢印A方向(図面上方向)に向けているが、何れかのヘッダー基体14を回転させることで、何れかの枝配管接続部18を矢印B方向へ向けることが出来る。
次に、ヘッダー基体14が連結されたヘッダー12を取付面48に固定するヘッダー固定具11について説明する。
図1に示されているように、ヘッダー固定具11は、ヘッダー12の軸方向に所定間隔で配置される固定部材50、および、ヘッダー12の下側面に長手方向に沿って配置される補強部材76を含んで構成されている。
図3に示されるように、固定部材50は、ヘッダー12(図1参照)を挟持する一対の挟持部52と、取付面48から立設して挟持部52を支持する基部54とを備えている。
基部54は、底板56と、底板56から立設する一対の側板58と、底板56及び側板58の縁に沿って形成された一対の折返板60とを備えている。
この底板56は、長手方向(挟持されるヘッダー12の軸方向と直交する方向)の幅が、ヘッダー12を挟持した際の一対の挟持部52の直径と略同一とされている。基部54は、一対の挟持部52にヘッダー12が挟持されることにより固定部材50によって固定されたヘッダー12と、取付面48との間に配置されるようになっている。
底板56には、固定部材50を取付面48に固定するためのスクリュー46が通される固定用孔のスクリュー孔62が形成されている。スクリュー孔62には、スクリュー46が通され、取付面48にスクリュー止めされる構成となっている。
一対の側板58は、底板56の両端から各々立設して対向配置されており、各々の側板58の上側には、挟持部52を回転可能に支持する一対の軸部64が形成されている。
一対の挟持部52の各々は、長尺板状とされ、挟持するヘッダー12の外形に沿って弧状に湾曲されている。一対の挟持部52の一端側である基端部52Aには、軸部64が嵌合する嵌合孔66を有する突出片68が形成され、軸部64が嵌合孔66に嵌合することにより、各々の挟持部52は軸部64を中心に回転可能に支持されている。
一対の挟持部52は、挟持部52の他端側である先端部52Bが互いに離れる方向に回転して一対の挟持部52の先端部52Bの間が開いて、ヘッダー12を受け入れ可能な開状態となる。開状態となった挟持部52の先端部52B側からヘッダー12が入れられて、ヘッダー12が基部54側へ押し込まれると、挟持部52の基端部52Aが押されて、挟持部52の先端部52Bが接近する方向へ回転する。
一方の挟持部52の先端部52Bには、係合片70が形成され、他方の挟持部52の先端部52Bには、係合片70が係合する係合孔72が形成されている。図6に示されるように、一対の挟持部52の先端部52Bが接近して、係合片70が係合孔72に係合し、ヘッダー12が挟持部52に挟み込まれて挟持部52が閉状態となり、ヘッダー12に固定部材50が固定されるようになっている。
なお、挟持部52に挟持されたヘッダー12の弾性力により、挟持部52は、互いの先端部52Bが離れる方向に付勢され、係合片70が係合孔72に係合した係合状態が維持される。
図1に示されるように、補強部材76は、ヘッダー12の長手方向に沿って長尺状とされている。補強部材76は、補強部80、フランジ部78、及び、保持フランジ部82を有している。
補強部80は、補強部材76の幅方向(前記長手方向と直交する方向)の中央部に長手方向に沿って構成されている。補強部80の長手方向からみた断面は凹形状とされており、凹状の底部が取付面48側に配置される。
フランジ部78は、補強部80の幅方向の両端から外側へ延出するように一対形成されている。一対のフランジ部78の各々の先端側は、挟持部52の各々の基端部52Aの上側に載置され支持される。
保持フランジ部82は、一対のフランジ部78の各々の下側(ヘッダー12が配置される側と逆側)に、空間R1を構成するようにフランジ部78と離間して形成されている。保持フランジ部82は、フランジ部78に沿った形状とされ、挟持部52の各々の基端部52Aの下側に配置される。
補強部材76は、図6に示されるように、一対の挟持部52の各々の基端部52Aが空間R1に挿入され、一対の挟持部52の間から補強部80が取付面48側に突出するように配置されて、固定部材50に支持される。
なお、ヘッダー12、補強部材76及び固定部材50で、ヘッダー固定構造10が構成されている。
(作用・効果)
図1、図2(A)に示されるように、作業者は、先ず複数個(本実施例では2個)の開状態の固定部材50を取付面48の決められた位置に固定する。具体的には、固定部材50の底板56に形成されたスクリュー孔62にスクリュー46を通し、取付面48に固定部材50をスクリュー止めする。
次に、図2(B)に示されるように、補強部材76のフランジ部78と保持フランジ部82の間の空間R1に、挟持部52の基端部52Aを挿入する。これにより、補強部材76を固定部材50上に支持することができる。
次に、図2(C)に示されるように、補強部材76のフランジ部78上にヘッダー12を載せる。このとき、挟持部52を開状態とし、ヘッダー12の挿入ができるように先端部52Bを互いに離間させて、ヘッダー12を挿入する。ヘッダー12を基部54側へ押し込むと、挟持部52の基端部52Aが押されて、挟持部52の先端部52Bが接近する方向へ回転する。そして、一対の挟持部52の先端部52Bが互いに接近して、係合片70が係合孔72に係合し、図4、図5(A)(B)に示されるように、ヘッダー12が挟持部52に挟み込まれ、さらに、フランジ部78が挟持部52とヘッダー12に挟まれて挟持部52が閉状態となる。これにより、ヘッダー12が取付面48から離間した状態で固定される。
このように、挟持部52とヘッダー12の間にフランジ部78を挟み込んで補強部材76をヘッダー12と共に固定させることで、外部からの荷重によるヘッダー12の変形が防止され、取付面48から離間して固定されたヘッダー12の損傷を抑制することができる。
また、ヘッダー12を取付面48から離間して固定することにより、後工程のパイプ接続時の作業性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態のヘッダー固定具91、ヘッダー固定構造90について図面に基づいて説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図10に示されるように、本実施形態のヘッダー固定構造90は、ヘッダー12及びヘッダー固定具91を含んで構成されている。
図12に示されているように、ヘッダー固定具91は、ヘッダー12の軸方向に所定間隔で配置される固定部材51、および、ヘッダー12の下側面に長手方向に沿って配置される補強部材71を含んで構成されている。
図12に示されるように、固定部材51は、ヘッダー12(図10参照)を挟持する一対の挟持部52と、取付面48から立設して挟持部52を支持する基部54とを備えている。
基部54には、保持部材55が形成されている。保持部材55は、一対の側板58の各々の上側で挟持部52の基端部52Aの下側に、空間R2を構成するように挟持部52と離間して形成されている。保持部材55は、ヘッダー12が挟持部52に保持された状態における、挟持部52の基端部52Aに沿った形状とされ、側板58と一体的に構成されている。本実施形態の固定部材51は、保持部材55を備えている点が、第1実施形態の固定部材50と異なっている。
図10に示されるように、補強部材71は、ヘッダー12の長手方向に沿って長尺状とされている。補強部材71は、補強部80、及び、フランジ部78を有している。本実施形態の補強部材71は、保持フランジ部82を有してない点のみが第1実施形態の補強部材76とは異なり、その他の構成は第1実施形態の補強部材76と同一である。
補強部材71は、図15に示されるように、フランジ部78が空間R2に挿入され、一対の保持部材55の上で固定部材51に支持される。
なお、ヘッダー12、補強部材71及び固定部材51で、ヘッダー固定構造90が構成されている。
(作用・効果)
図10、図11(A)に示されるように、作業者は、先ず複数個(本実施例では2個)の開状態の固定部材51を取付面48の決められた位置に固定する。
次に、図11(B)に示されるように、固定部材51の一対の挟持部52間にヘッダー12を挿入し、基部54側へ押し込む。すると、挟持部52の基端部52Aが押されて、挟持部52の先端部52Bが接近する方向へ回転する。そして、一対の挟持部52の先端部52Bが互いに接近して、係合片70が係合孔72に係合し、図11(B)に示されるように、ヘッダー12が挟持部52に挟み込まれる。これにより、挟持部52が閉状態となり、ヘッダー12が取付面48から離間した状態で固定される。
次に、図15、図11(C)に示されるように、固定部材51の保持部材55上に構成される空間R2へ、補強部材71のフランジ部78を、ヘッダー12の長手方向から挿入する。これにより、補強部材71を、ヘッダー12の下側に配置することができる。
このように、挟持部52と保持部材55の間にフランジ部78を挟み込んで補強部材71をヘッダー12の下側に配置することで、外部からの荷重によるヘッダー12の変形が防止され、取付面48から離間して固定されたヘッダー12の損傷を抑制することができる。
また、ヘッダー12を取付面48から離間して固定することにより、後工程のパイプ接続時の作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、ヘッダー12を固定部材51に固定した状態で、補強部材71の取り付け、及び、取り外しを行うことができるので、ヘッダー12を固定した後に、補強が不要となった場合に、容易に補強部材71取り外すことができる。
10 ヘッダー固定構造
11 ヘッダー固定具
12 ヘッダー
48 取付面
50 固定部材
51 固定部材
52 挟持部
52A 基端部
52B 先端部
55 保持部材
71 補強部材
76 補強部材
78 フランジ部
80 補強部
82 保持フランジ部
90 ヘッダー固定構造
91 ヘッダー固定具

Claims (4)

  1. 取付面から立設する基部と、前記基部の前記取付面から離れた位置に基端部が各々回転可能に取り付けられ、閉状態で互いに前記基端部と逆側の先端部が当接して配管用のヘッダーを挟み込んで保持し、開状態で互いに前記先端部が離れて前記ヘッダーを開放し、基端部が互いに離間されている一対の挟持部と、を有する固定部材と、
    前記一対の挟持部間に架け渡されると共に前記ヘッダーの長手方向に沿って配置され、前記ヘッダーを受ける一対のフランジ部と、前記ヘッダーの長手方向に沿って設けられ前記一対のフランジ部と連結されると共に前記挟持部の基端部から前記ヘッダーとは反対側に突出する補強部と、を有する補強部材と、
    前記補強部材を前記ヘッダーを受ける位置に保持する保持部材と、
    を備えたヘッダー固定具。
  2. 前記保持部材は、前記補強部材に形成され、前記フランジ部の前記ヘッダーを保持する面と反対側に配置されていること、を特徴とする請求項1に記載のヘッダー固定具。
  3. 前記保持部材は、前記固定部材に形成され、前記挟持部の下側で前記フランジ部を保持する位置に配置されていること、を特徴とする請求項1に記載のヘッダー固定具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のヘッダー固定具と、
    前記ヘッダー固定具に保持されるヘッダーと、
    を備えたヘッダー固定構造。
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