JP4502530B2 - 床暖房パネルおよび周辺パネル - Google Patents

床暖房パネルおよび周辺パネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱用長尺体を配設させるための溝部が形成された板状基材と、前記加熱用長尺体の熱を均一に伝熱させるための均熱体とが設けられ、前記均熱体が、前記板状基材の溝部に前記加熱用長尺体を配設させた状態で、前記板状基材の上面側に設けられ、前記均熱体の上面部と前記床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着剤を介在させて、前記均熱体上に床仕上げ材を固定させるように構成されている床暖房パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような床暖房パネルは、熱媒体流通管や電気ヒータ線などの加熱用長尺体を板状基材に形成された溝部に配設した状態で、板状基材の上面側にアルミ箔などの均熱体が設けられ、床仕上げ用接着剤を用いて、均熱体上にフローリングなどの床仕上げ材を固定させているものである。
そして、従来、均熱体上に床仕上げ材を固定させる際には、単純に、均熱体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着剤を介在させることにより、床仕上げ材を均熱体上に固定させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような床暖房パネルにおいては、床仕上げ材に傷がつくなどして、床仕上げ材を張り替える必要が生じることがあるが、この場合には、傷ついた床仕上げ材を均熱体から剥して、床仕上げ用接着剤を用いて新しい床仕上げ材を均熱体上に固定するようにしている。
また、床仕上げ材が傷つくなどにより、床仕上げ材を張り替える必要が生じるだけでなく、例えば、上記のような床暖房パネルを賃貸住宅に使用した場合にも、床仕上げ材を張り替える必要が生じることになる。
すなわち、賃貸住宅では、入居者が変わるごとにリフォームする必要があることから、賃貸住宅に上記のような床暖房パネルを使用する場合には、入居者が変わるごとに、床仕上げ材を張り替える必要が生じる。
以上の如く、上記のような床暖房パネルにおいては、床仕上げ材を張り替えることに対する要望が強いものとなっている。
【0004】
そして、床仕上げ材を張り替える際には、床仕上げ材を均熱体から剥すことになるが、上記従来の床暖房パネルでは、単純に、床仕上げ材の下面部と均熱体の上面部との間に床仕上げ用接着を介在させて均熱体上に床仕上げ材を固定させているので、床仕上げ材を均熱体から剥すために、床仕上げ用接着剤による接着力よりも強い力が必要となる。
したがって、床仕上げ材を強い力で均熱体から剥そうとすると、例えば、床仕上げ材が均熱体から剥がれる前に、均熱体が板状基材から剥がれてしまう虞があり、床仕上げ材の張り替え作業が複雑になり、床仕上げ材の張り替え作業が煩雑になる虞がある。
また、均熱体が板状基材から剥がれてしまうことになると、板状基材の溝部に配設された加熱用長尺体が均熱体とともに板状基材から剥がれてしまうことになって、加熱用長尺体が損傷して、加熱用長尺体を交換する必要が生じてコストアップを招く虞がある。
【0005】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、床仕上げ材の張り替え作業の容易化を図り、床仕上げ材の張り替え作業を行い易くするとともに、コストアップを招いてしまう事態を回避することが可能となる床暖房パネルを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、加熱用長尺体を配設させるための溝部が形成された板状基材と、前記加熱用長尺体の熱を均一に伝熱させるための均熱体とが設けられ、前記均熱体が、前記板状基材の溝部に前記加熱用長尺体を配設させた状態で、前記板状基材の上面側に設けられ、前記均熱体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着剤を介在させて、前記均熱体上に前記床仕上げ材を固定させるように構成されている床暖房パネルにおいて、
前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離し易くし且つ加熱されても常温状態になったときに前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材にて、前記均熱体の上面部をコーティングした状態で、前記均熱体の上面部と前記床仕上げ材の下面部との間に前記床仕上げ用接着剤を介在させるように構成され、
前記板状基材の上面部と前記均熱体の下面部との間に均熱体用接着剤を介在させて、前記板状基材上に前記均熱体を固定させるように構成され、
前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離する際に、前記均熱体の下面部と前記板状基材の上面部との接着状態が維持されるように、前記均熱体用接着剤による接着力を調整するように構成され
前記コーティング材が、ポリエチレンイミンオクタデシルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成され、
前記床仕上げ用接着剤が、ウレタン系にて構成されている。
【0007】
すなわち、均熱体上に床仕上げ材を固定する際には、均熱体の上面部をコーティング材にてコーティングした状態で、均熱体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着を介在させて、均熱体上に床仕上げ材を固定させるので、コーティング材による作用により、床仕上げ材を均熱体から剥がれ易くしながら、床仕上げ材を均熱体上に固定させることが可能となる。
したがって、床仕上げ用接着剤による接着力よりも強い力でなくとも、床仕上げ材を均熱体から剥すことが可能となるので、床仕上げ材を均熱体から容易に剥すことが可能となり、床仕上げ材を均熱体から剥すときに、床仕上げ材が均熱体から剥がれる前に、均熱体が板状基材から剥がれてしまうなどの事態を回避することが可能となる。
【0008】
以上のことをまとめると、請求項1に記載の発明によれば、床仕上げ材の張り替え作業の容易化を図り、床仕上げ材の張り替え作業を行い易くするとともに、コストアップを招いてしまう事態を回避することが可能となる床暖房パネルを提供できるに到った。
又、床仕上げ材と均熱体との接着状態を剥離する際に、均熱体の下面部と板状基材の上面部との接着状態が維持されるように、板状基材の上面部と均熱体の下面部との間に介在させる均熱体用接着剤による接着力を調整するように構成されているので、床仕上げ材を均熱体から剥すときに、均熱体の下面部と板状基材の上面部との接着状態を維持したまま、床仕上げ材を均熱体から剥離することが可能となって、床仕上げ材を均熱体から剥すときに、床仕上げ材が均熱体から剥がれる前に、均熱体が板状基材から剥がれてしまうなどの事態を的確に回避することが可能となる。
ちなみに、均熱体用接着材の材料を変更したり、均熱用接着剤の厚みを厚くするなどにより、均熱体用接着剤による接着力を強化することによって、床仕上げ材と均熱体との接着状態を剥離する際に、均熱体の下面部と板状基材の上面部との接着状態が維持させることが可能となる。
【0010】
また、請求項1に記載の発明は、コーティング材が、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成され、床仕上げ用接着剤が、ウレタン系にて構成されている。
ちなみに、コーティング材を、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成し、床仕上げ用接着剤が、ウレタン系にて構成したときに、床仕上げ材を均熱体から剥すときに、床仕上げ材が剥がれ易くなるとともに、床仕上げ材が均熱体から剥がれる前に、均熱体が板状基材から剥がれてしまうなどの事態を回避できることが実験により確認されている。
【0014】
請求項に記載の発明によれば、前記床仕上げ材を前記均熱体上に固定させるための両面テープが設けられ、前記床仕上げ用接着剤が、前記両面テープにおける接着剤にて構成され、前記両面テープを前記床仕上げ材の下面部と前記均熱体の上面部との間に介在させて、前記床仕上げ材を前記均熱体上に固定させるように構成されている。
【0015】
すなわち、床仕上げ用接着剤が両面テープにおける接着剤にて構成され、その両面テープを床仕上げ材の下面部と均熱体の上面部との間に介在させて、床仕上げ材を均熱体上に固定させるように構成されているので、単に、両面テープを均熱体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に介在させるだけで、均熱体上に床仕上げ材を固定させることが可能となり、均熱体上に床仕上げ材を固定させる際の作業の容易化および床仕上げ材を張り替える際の作業の容易化を図ることが可能となる。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の床暖房パネルの周辺に配設される周辺パネルにおいて、前記床仕上げ材と周辺パネル本体との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材にて、前記周辺パネル本体の上面部をコーティングした状態で、前記周辺パネル本体の上面部と前記床仕上げ材の下面部との間に前記床仕上げ用接着剤を介在させて、前記周辺パネル本体上に前記床仕上げ材を固定させるように構成されている。
【0017】
すなわち、通常、床暖房パネルの周辺には、周辺パネルを配設することになるので、この周辺パネル本体上にも床仕上げ材を固定することになって、この周辺パネル本体上における床仕上げ材についても、張り替える必要が生じる。
請求項に記載の発明によれば、周辺パネル本体上に床仕上げ材を固定する際には、周辺パネル本体の上面部をコーティング材にてコーティングした状態で、周辺パネル本体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着剤を介在させて、周辺パネル本体上に床仕上げ材を固定させるので、コーティング材による作用により、床仕上げ材を周辺パネル本体から剥がれ易くしながら、床仕上げ材を周辺パネル本体上に固定させることが可能となる。
したがって、床仕上げ材を周辺パネル本体から剥がれ易くすることが可能となって、床仕上げ材の張り替え作業の容易化を図ることが可能となる。
【0018】
そして、前記コーティング材を、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成し、前記床仕上げ用接着剤を、ウレタン系にて構成することが可能となって、床仕上げ材を周辺パネル本体から剥がれ易くすることができる。
【0019】
また、床下地材の上面部と前記周辺パネル本体の下面部との間に、周辺パネル用接着材を介在させて、前記床下地材上に前記周辺パネル本体を固定させるように構成し、前記床仕上げ材と前記周辺パネル本体との接着状態を剥離する際に、前記周辺パネル本体の下面部と前記床下地材の上面部との接着状態が維持されるように、前記周辺パネル用接着材による接着力を調整するように構成することが可能となって、床仕上げ材を周辺パネル本体から剥すときに、周辺パネル本体の下面部と床下地材の上面部との接着状態を維持したまま、床仕上げ材を周辺パネル本体から剥離することが可能となる。
ちなみに、周辺パネル用接着材の材料を変更したり、周辺パネル用接着剤の厚みを厚くするなどにより、周辺パネル用接着剤による接着力を強化することによって、床仕上げ材と周辺パネル本体との接着状態を剥離する際に、周辺パネル本体の下面部と床下地材の上面部との接着状態が維持させることが可能となる。
【0020】
さらに、前記床仕上げ材を前記周辺パネル本体上に固定させるための両面テープを設け、前記床仕上げ用接着剤を、前記両面テープにおける接着剤にて構成し、前記両面テープを前記床仕上げ材の下面部と前記周辺パネル本体の上面部との間に介在させて、前記床仕上げ材を前記周辺パネル本体上に固定させるように構成することが可能となって、単に、両面テープを周辺パネル本体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に介在させるだけで、周辺パネル本体上に床仕上げ材を固定させることが可能となり、周辺パネル本体上に床仕上げ材を固定させる際の作業の容易化および床仕上げ材を張り替える際の作業の容易化を図ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる床暖房パネルを温水式の床暖房パネルに適応した例を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この床暖房パネルPは、図1および図2に示すように、加熱用長尺体としての熱媒体流通管1と、その熱媒体流通管1を配設させるための溝部2aが形成された板状基材2と、熱媒体流通管1の熱を均一に伝熱させるための均熱体3などから構成され、均熱体3が、板状基材2の溝部2aに熱媒体流通管1を配設させた状態で、板状基材2の上面側に設けられ、その均熱体3の上面側に床仕上げ材6が設けられている。
前記板状基材2の溝部2aは、熱媒体流通管1を蛇行状に配設するように形成され、その蛇行状に配設される熱媒体流通管1に熱媒体供給部5を介して図外の熱源機から温水を通流させることにより、暖房対象の床が暖房されるように構成されている。
【0022】
前記熱媒体流通管1は、一般的に架橋ポリエチレン管やポリブテン樹脂管などが使用され、接続部のない2本の熱媒体流通管1から構成されている。つまり、配管の信頼性を高めるために、接続部のない管により熱媒体流通管1を構成し、2本の熱媒体流通管1を板状基材2に2本ずつ配管するように構成されている。
なお、2本の熱媒体流通管1の両端は、熱媒体供給部5に接続され、図外の熱源機から温水などの熱媒体が熱媒体供給部5の往き側を介して熱媒体流通管1のそれぞれに供給され、その熱媒体流通管1に供給された温水が、熱媒体流通管1を通流して熱媒体供給部5の戻り側に供給されて排出するように構成されている。
【0023】
前記板状基材2の材質は、発泡樹脂製のもの、合板、パーチクルボードなどの木質製のものや、樹脂製のものなどが適応可能であり、発泡樹脂製のものでは、例えば、硬質のポリスチレン発泡体やポリエチレン発泡体など各種の発泡体が適応可能であり、発泡体の上面に合成樹脂製の樹脂シート成型体を積層する構成としてもよい。
前記均熱体3としては、アルミ箔や熱伝導率がよい可撓性の薄い金属などで構成するようにしている。
また、床仕上げ材6は、木質製のフローリング6aと、そのフローリング6aの下面側にクッション材(約1.5〜5mm)を貼り付けたバッカー材6bとから構成されている。なお、バッカー材6bの下面側には、さらに、薄いシートを貼り付けてもよい。
【0024】
以下、板状基材2と均熱体3との接着、および、均熱体3と床仕上げ材6との接着について、図3に基づいて説明する。
ちなみに、床下地材11の上面部と板状基材2の下面部との間に接着剤12を介在させて、床下地材11上に板状基材2を固定させるように構成されている。
【0025】
まず、板状基材2と均熱体3との接着については、板状基材2の溝部2aに熱媒体流通管1を配設させた状態で、板状基材2の上面部と均熱体3の下面部との間に均熱体用接着剤4を介在させて、板状基材2上に均熱体3を固定させるように構成されている。
また、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離する際に、均熱体3の下面部と板状基材2の上面部との接着状態が維持されるように、均熱体用接着材4による接着力を調整するように構成されている。
具体的には、均熱用接着4の材料を変更したり、均熱用接着剤4の厚みを厚くするなどにより、均熱用接着剤4による接着力を強化することによって、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離する際に、均熱体3の下面部と板状基材2の上面部との接着状態が維持されるように構成されている。
【0026】
そして、均熱体3と床仕上げ材6との接着については、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材10(例えば、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物)にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、均熱体3の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に床仕上げ用接着剤7を介在させて、均熱体3上に床仕上げ材6を固定させるように構成されている。
【0027】
具体的に説明すると、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させるための両面テープ8が設けられ、床仕上げ用接着剤7が、両面テープ8における接着剤9(例えば、アクリル系)にて構成されている。
そして、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材10にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、均熱体3の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に両面テープ8を介在させて、均熱体3上に床仕上げ材6を固定させるように構成されている。
【0028】
このようにして、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成されたコーティング材10にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、アクリル系の接着剤にて構成された両面テープ8を均熱体3の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に介在させて、均熱体3上に床仕上げ材6を固定させることによって、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6を均熱体3から剥がれ易くしながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となる。
すなわち、両面テープ8の接着剤9による接着力よりも強い力でなくとも、床仕上げ材6を均熱体3から剥すことが可能となるので、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことが可能となり、床仕上げ材6を均熱体3から剥すときに、床仕上げ材6が均熱体3から剥がれる前に、均熱体3が板状基材2から剥がれてしまうなどの事態を回避することが可能となる。
【0029】
したがって、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことを可能としながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となるので、床仕上げ材6の張り替え作業の容易化を図り、その張り替え作業の際に、均熱体3が板状基材2から剥がれてしまうことが生じて、熱媒体流通管1が損傷し、コストアップを招いてしまう事態を回避することが可能となる。
【0030】
以上の如く、上記第1実施形態では、コーティング材10にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、均熱体3と床仕上げ材6を接着させることにより、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことを可能としながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となるが、このことについて実験結果に基づいて説明を加える。
【0031】
試験体Aとして、図5の(イ)に示すように、床下地材11として厚さ20mmの合板を用い、その合板の上面部と板状基材2の下面部との間に接着剤12(コニシ:KU−928(ウレタン系ボンド))を介在させて、合板上に板状基材2を固定させ、床暖房パネルPとしては、均熱体3としてアルミ箔を用い、板状基材2が硬質の発泡樹脂製の硬質タイプを使用し、コーティング材10としては、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトを用い、床仕上げ用接着剤7としては、両面テープ8におけるアクリル系の接着剤を用いる。
【0032】
そして、試験体Aをオーブンに入れて80℃で4日間加熱したのち、オーブンから試験体Aを取り出して、常温にて1日間放置して、試験体Aを平面方向に引っ張り、各部の接着強度を確認し、そのときの均熱体3の剥がれや浮きを確認する。
また、図6の(イ)に示すように、均熱体3としてのアルミ箔上に残ったバッカー材6bにおけるクッション材を90度剥したときの、ノリ残り状態を確認する。
【0033】
このようにして、上記第1実施形態における試験体Aについての試験結果は、図7に示すように、試験体Aが、接着強度の最も弱い部位はバッカー材であり、そのときのアルミ箔の剥がれや浮きはないことが確認された。
また、試験体Aが、アルミ箔上のバッカー材6bを90度剥したときに、アルミ箔表面にノリ残りはないことが確認された。
【0034】
以上の実験結果によると、試験体Aが、接着強度の最も弱い部位はバッカー材であり、そのときのアルミ箔の剥がれや浮きはなく、また、アルミ箔上のバッカー材6bを90度剥したときに、アルミ箔表面にノリ残りはないことから、床仕上げ材6を均熱体3としてのアルミ箔から剥離する際に、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6が均熱体3から剥がれ易く、かつ、アルミ箔に剥がれや浮きを生じることなく、床仕上げ材6を剥すことが可能となることが確認される。
【0035】
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態における均熱体3と床仕上げ材6との接着についての別実施形態を示すものであり、その均熱体3と床仕上げ材6との接着について説明する。
なお、均熱体3と床仕上げ材6との接着以外の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、同符号を示すなどにより、その詳細な説明は省略する。
【0036】
前記均熱体3と床仕上げ材6との接着については、図4に示すように、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材10(例えば、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物)にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、均熱体3の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に床仕上げ用接着剤7(例えば、ウレタン系ボンド)を介在させて、均熱体3上に床仕上げ材6を固定させるように構成されている。
【0037】
このようにして、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成されたコーティング材10にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、ウレタン系ボンドにて構成された床仕上げ用接着剤7を均熱体3の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に介在させて、均熱体3上に床仕上げ材6を固定させることによって、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6を均熱体3から剥がれ易くしながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となる。
すなわち、床仕上げ用接着剤7による接着力よりも強い力でなくとも、床仕上げ材6を均熱体3から剥すことが可能となるので、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことが可能となり、床仕上げ材6を均熱体3から剥すときに、床仕上げ材6が均熱体3から剥がれる前に、均熱体3が板状基材2から剥がれてしまうなどの事態を回避することが可能となる。
【0038】
したがって、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことを可能としながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となるので、床仕上げ材6の張り替え作業の容易化を図り、その張り替え作業の際に、均熱体3が板状基材2から剥がれてしまうことが生じて、熱媒体流通管1が損傷し、コストアップを招いてしまう事態を回避することが可能となる。
【0039】
以上の如く、上記第2実施形態では、コーティング材10にて、均熱体3の上面部をコーティングした状態で、均熱体3と床仕上げ材6を接着させることにより、床仕上げ材6を均熱体3から容易に剥すことを可能としながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させることが可能となるが、このことについて実験結果に基づいて説明を加える。
【0040】
試験体Bとして、図5の(ロ)に示すように、試験体Aと同様に、床下地材11として厚さ20mmの合板を用い、その合板の上面部と板状基材2の下面部との間に接着剤12(コニシ:KU−928(ウレタン系ボンド))を介在させて、合板上に板状基材2を固定させ、床暖房パネルPとしては、均熱体3としてアルミ箔を用い、板状基材2が硬質の発泡樹脂製の硬質タイプを使用し、コーティング材10としては、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトを用い、床仕上げ用接着剤7としては、コニシ:KU−928(ウレタン系ボンド)を用いる。
【0041】
そして、試験体Bをオーブンに入れて80℃で4日間加熱したのち、オーブンから試験体Bを取り出して、常温にて1日間放置して、試験体Aを平面方向に引っ張り、各部の接着強度を確認し、そのときの均熱体3としてのアルミ箔の剥がれや浮きを確認する。
また、図6の(ロ)に示すように、均熱体3としてのアルミ箔上に残ったバッカー材6bにおけるクッション材を90度剥したときの、ノリ残り状態を確認する。
【0042】
このようにして、上記第2実施形態における試験体Bについての試験結果は、図7に示すように、試験体Bが、接着強度の最も弱い部位はバッカー材であり、そのときのアルミ箔の剥がれや浮きはないことが確認された。
また、試験体Bが、アルミ箔上のバッカー材6bを90度剥したときに、アルミ箔表面にノリ残りはないことが確認された。
【0043】
以上の実験結果によると、試験体Bが、接着強度の最も弱い部位はバッカー材であり、そのときのアルミ箔の剥がれや浮きはなく、また、アルミ箔上のバッカー材6bを90度剥したときに、アルミ箔表面にノリ残りはないことから、床仕上げ材6を均熱体3としてのアルミ箔から剥離する際に、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6が均熱体3から剥がれ易く、かつ、アルミ箔に剥がれや浮きを生じることなく、床仕上げ材6を剥すことが可能となることが確認される。
【0044】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、本発明にかかる床暖房パネルPについての実施形態を示したが、この第3実施形態では、本発明にかかる床暖房パネルPの周辺に、周辺パネルが配設されており、この周辺パネルについて図面に基づいて説明する。
ちなみに、周辺パネル以外の構成は、上記第1実施形態と同様であるので、同符号を示すなどにより、その詳細な説明は省略する。
【0045】
床暖房パネルPは、図8に示すように、暖房対象となる床面積に応じて、その大きさが適宜変更され、床暖房が必要な部分に敷設され、その床暖房パネルPの周辺で室内の隅など床暖房が不必要な部分には、周辺パネルWを敷設するように構成されている。
そして、周辺パネルWは、複数枚を適宜組み合わせて、床暖房パネルPの周囲を囲む状態で、床暖房パネルPの周辺に配設されている。
【0046】
ちなみに、この第3実施形態では、床暖房パネルPを矩形状に形成しているが、床暖房パネルPの形状は、暖房対象である床の面積や形状などに応じて適宜変更が可能であり、また、周辺パネルWも、床暖房パネルPの周囲を囲む状態で、床暖房パネルPの周辺に配設するようにしているが、周辺パネルWを、床暖房パネルPの周囲のうち、一部にだけ配設することも可能であり、周辺パネルWの配設箇所および配設枚数も、暖房対象である床の面積や形状などに応じて適宜変更が可能である。
【0047】
前記周辺パネルWは、周辺パネル本体13から構成され、その周辺パネル本体13の材質は、発泡樹脂製のもの、合板、パーチクルボードなどの木質製のものや、樹脂製のものなどが適応可能である。
そして、図9の(イ)に示すように、床下地材11の上面部と周辺パネル本体13の下面部との間に、周辺パネル用接着剤14を介在させて、床下地材11上に周辺パネル本体13を固定させるように構成され、床仕上げ材14と周辺パネル本体13との接着状態を剥離する際に、周辺パネル本体13の下面部と床下地材11の上面部との接着状態が維持されるように、周辺パネル用接着剤14による接着力を調整するように構成されている。
具体的には、周辺パネル用接着剤14の材料を変更したり、周辺パネル用接着剤14の厚みを厚くするなどにより、周辺パネル用接着剤14による接着力を強化することによって、床仕上げ材6と周辺パネル本体13との接着状態を剥離する際に、周辺パネル本体13の下面部と床下地材11の上面部との接着状態が維持されるように構成されている。
【0048】
また、床仕上げ材6と周辺パネル本体13との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材10にて、周辺パネル本体13の上面部をコーティングした状態で、周辺パネル本体13の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に床仕上げ用接着剤7を介在させて、周辺パネル本体13上に床仕上げ材6を固定させるように構成されている。
【0049】
説明を加えると、周辺パネル本体13上に床仕上げ材6を固定する際には、周辺パネル本体13の上面部をコーティング材10にてコーティングした状態で、周辺パネル本体13の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に床仕上げ用接着7を介在させて、周辺パネル本体13上に床仕上げ材6を固定させて、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6を周辺パネル本体13から剥がれ易くしながら、床仕上げ材6を周辺パネル本体13上に固定させるように構成されている。
したがって、床仕上げ材6を周辺パネル本体13から剥がれ易くすることが可能となって、床仕上げ材6の張り替え作業の容易化を図るように構成されている。
【0050】
そして、コーティング材10を、ポリエチレンイミンオクタデルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成し、床仕上げ用接着剤7を、ウレタン系にて構成することが可能となって、床仕上げ材6を周辺パネル本体13から剥がれ易くするように構成されている。
【0051】
ちなみに、図9の(ロ)に示すように、床仕上げ材6を周辺パネル本体13上に固定させるための両面テープ8を設け、床仕上げ用接着剤7を、両面テープ8における接着剤9にて構成し、両面テープ8を床仕上げ材6の下面部と周辺パネル本体13の上面部との間に介在させて、床仕上げ材6を周辺パネル本体13上に固定させるように構成させて実施することも可能である。
具体的に説明すると、両面テープ8を周辺パネル本体13の上面部と床仕上げ材6の下面部との間に介在させるだけで、周辺パネル本体13上に床仕上げ材6を固定させるようにして、周辺パネル本体13上に床仕上げ材6を固定させる際の作業の容易化および床仕上げ材6を張り替える際の作業の容易化を図るように構成されている。
【0052】
ちなみに、この第3実施形態における床暖房パネルPは、上記第1実施形態における床暖房パネルおよび上記第2実施形態における床暖房パネルのいずれか一方を適応するように構成され、コーティング材10による作用により、床仕上げ材6を均熱体3から剥がれ易くしながら、床仕上げ材6を均熱体3上に固定させるように構成されている。
【0053】
〔別実施形態〕
(1)仕上げ用接着剤7について、上記第1実施形態の如く、両面テープ8のアクリル系の接着剤9や、上記第2実施形態の如く、ウレタン系ボンドに限らず、コーティング材10による均熱体3の上面部のコーティングにより、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態が剥離し易くなるものであればよい。
【0054】
(2)上記第1および第2実施形態では、均熱用接着4の材料を変更したり、均熱用接着剤4の厚みを厚くするなどにより、均熱用接着剤4による接着力を強化することによって、床仕上げ材6と均熱体3との接着状態を剥離する際に、均熱体3の下面部と板状基材2の上面部との接着状態が維持されるように構成されている例を示したが、例えば、床仕上げ材6と均熱体3との接着強度が強いほど、均熱体3と板状基材2との接着強度が強くなるように、均熱体用接着4による接着力を調整して、床仕上げ材6と均熱体3との接着強度に応じて、均熱体用接着4による接着力を調整するように構成して実施することも可能である。
【0055】
また、上記第3実施形態では、周辺パネル用接着剤14の材料を変更したり、周辺パネル用接着剤14の厚みを厚くするなどにより、周辺パネル用接着剤14による接着力を強化することによって、床仕上げ材6と周辺パネル本体13との接着状態を剥離する際に、周辺パネル本体13の下面部と床下地材11の上面部との接着状態が維持されるように構成されている例を示したが、例えば、床仕上げ材6と周辺パネル本体13との接着強度が強いほど、周辺パネル本体13と床下地材11との接着強度が強くなるように、周辺パネル用接着剤14による接着力を調整して、床仕上げ材6と周辺パネル本体13との接着強度に応じて、周辺パネル用接着剤14による接着力を調整するように構成して実施することも可能である。
【0056】
(3)上記第1および第2実施形態では、本発明にかかる床暖房パネルPを温水式の床暖房パネルに適応した例を示したが、加熱用長尺体が電気ヒータで構成された電気式の床暖房パネルに適応することも可能である。
また、本発明にかかる床暖房パネルPは、小根太を使用するタイプのものでも適応可能であり、各種の床暖房パネルに適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】床暖房パネルの全体平面図
【図2】第1実施形態における床暖房パネルの斜視図
【図3】第1実施形態における床暖房パネルの縦断面図
【図4】第2実施形態における床暖房パネルの縦断面図
【図5】実験過程を示す床暖房パネルの側面図
【図6】実験過程を示す床暖房パネルの側面図
【図7】実験結果を示す表
【図8】第3実施形態における床暖房パネルおよび周辺パネルの全体平面図
【図9】第3実施形態における周辺パネルの縦断面図
【符号の説明】
1 加熱用長尺体
2 板状基材
2a 溝部
3 均熱体
4 均熱体用接着剤
6 床仕上げ材
7 床仕上げ用接着剤
8 両面テープ
9 両面テープにおける接着剤
10 コーティング材
13 周辺パネル本体

Claims (3)

  1. 加熱用長尺体を配設させるための溝部が形成された板状基材と、前記加熱用長尺体の熱を均一に伝熱させるための均熱体とが設けられ、
    前記均熱体が、前記板状基材の溝部に前記加熱用長尺体を配設させた状態で、前記板状基材の上面側に設けられ、
    前記均熱体の上面部と床仕上げ材の下面部との間に床仕上げ用接着剤を介在させて、前記均熱体上に前記床仕上げ材を固定させるように構成されている床暖房パネルであって、
    前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離し易くし且つ加熱されても常温状態になったときに前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材にて、前記均熱体の上面部をコーティングした状態で、前記均熱体の上面部と前記床仕上げ材の下面部との間に前記床仕上げ用接着剤を介在させるように構成され、
    前記板状基材の上面部と前記均熱体の下面部との間に均熱体用接着剤を介在させて、前記板状基材上に前記均熱体を固定させるように構成され、
    前記床仕上げ材と前記均熱体との接着状態を剥離する際に、前記均熱体の下面部と前記板状基材の上面部との接着状態が維持されるように、前記均熱体用接着剤による接着力を調整するように構成され、
    前記コーティング材が、ポリエチレンイミンオクタデシルカルバメイトまたはオクタデシルイソシアネートとポリビニルアルコールの反応物にて構成され、
    前記床仕上げ用接着剤が、ウレタン系にて構成されている床暖房パネル。
  2. 前記床仕上げ材を前記均熱体上に固定させるための両面テープが設けられ、
    前記床仕上げ用接着剤が、前記両面テープにおける接着剤にて構成され、
    前記両面テープを前記床仕上げ材の下面部と前記均熱体の上面部との間に介在させて、前記床仕上げ材を前記均熱体上に固定させるように構成されている請求項1記載の床暖房パネル。
  3. 請求項1又は2に記載の床暖房パネルの周辺に配設される周辺パネルであって、
    前記床仕上げ材と周辺パネル本体との接着状態を剥離し易くするためのコーティング材にて、前記周辺パネル本体の上面部をコーティングした状態で、前記周辺パネル本体の上面部と前記床仕上げ材の下面部との間に前記床仕上げ用接着剤を介在させて、前記周辺パネル本体上に前記床仕上げ材を固定させるように構成されている周辺パネル。
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