JP2001201069A - 暖房畳 - Google Patents
暖房畳Info
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- JP2001201069A JP2001201069A JP2000013404A JP2000013404A JP2001201069A JP 2001201069 A JP2001201069 A JP 2001201069A JP 2000013404 A JP2000013404 A JP 2000013404A JP 2000013404 A JP2000013404 A JP 2000013404A JP 2001201069 A JP2001201069 A JP 2001201069A
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- sheet
- tatami
- plate
- heating
- tatami mat
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- Floor Finish (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度や湿度の変化によるソリや、膨張、収縮
の少ない暖房畳を提供する。 【解決手段】 畳表、クッションシート、金属箔芯材、
板状発熱体、断熱シートがこの順に積層されているも
の、及び畳表、クッションシート、板状発熱体、金属箔
芯材、断熱シートがこの順に積層されているもの。
の少ない暖房畳を提供する。 【解決手段】 畳表、クッションシート、金属箔芯材、
板状発熱体、断熱シートがこの順に積層されているも
の、及び畳表、クッションシート、板状発熱体、金属箔
芯材、断熱シートがこの順に積層されているもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房畳に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】部屋の暖房方法は、従来から種々のもの
がある。ガスストーブ、電気ストーブ、電気カーペット
等である。しかし、室内空気の清浄化、部屋内の温度分
布等を考えると、床暖房が最も優れている。これは、床
の下に電気ヒーターや温水のチューブを通すもので、空
気は汚れず、また頭寒足熱にも叶うものである。
がある。ガスストーブ、電気ストーブ、電気カーペット
等である。しかし、室内空気の清浄化、部屋内の温度分
布等を考えると、床暖房が最も優れている。これは、床
の下に電気ヒーターや温水のチューブを通すもので、空
気は汚れず、また頭寒足熱にも叶うものである。
【0003】通常は、フローリングと呼ばれる床材の下
部に電気ヒーターや温水チューブを設けて、その熱量を
フローリングを通して室内に導入するものである。フロ
ーリングとは、さねはぎ加工をした幅狭長尺の床板で、
通常は3層以上の断面構成のもので、主として合板を台
板にして表面は塗装まで施した仕上げ済みのものがほと
んどである。
部に電気ヒーターや温水チューブを設けて、その熱量を
フローリングを通して室内に導入するものである。フロ
ーリングとは、さねはぎ加工をした幅狭長尺の床板で、
通常は3層以上の断面構成のもので、主として合板を台
板にして表面は塗装まで施した仕上げ済みのものがほと
んどである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
床暖房のフローリングでは、次のような欠点があった。
即ち、フローリング自体が温度によって膨張、収縮し、
特に表裏面の温度差によってソリが生じる。また、湿気
による膨張も大きい。即ち、加熱することにより木材は
平衡水分を失って乾燥し収縮する。また、表面から入る
水分が不均一であることによっても伸縮する。更に、湿
度によってもソリが生じ、フローリングの端部や四隅が
浮き上がってくるのである。勿論、このようなものは使
用できない。そこで前々から本業界では、前記した欠点
を有しない床材が暖房用として待望されていた。
床暖房のフローリングでは、次のような欠点があった。
即ち、フローリング自体が温度によって膨張、収縮し、
特に表裏面の温度差によってソリが生じる。また、湿気
による膨張も大きい。即ち、加熱することにより木材は
平衡水分を失って乾燥し収縮する。また、表面から入る
水分が不均一であることによっても伸縮する。更に、湿
度によってもソリが生じ、フローリングの端部や四隅が
浮き上がってくるのである。勿論、このようなものは使
用できない。そこで前々から本業界では、前記した欠点
を有しない床材が暖房用として待望されていた。
【0005】また、現在においてもまだ日本家屋におい
ては畳の部屋が少なくとも1部屋は存在する。特に高齢
者が望む場合が多い。この畳の部屋における床暖房も非
常に難しいものであった。即ち、畳が厚く断熱性を有す
るため、熱効率が非常に悪くなるためである。また、熱
効率を良くするため、薄い畳も考案されているが、薄く
すると熱に弱く、反りや収縮が発生するという欠点があ
る。
ては畳の部屋が少なくとも1部屋は存在する。特に高齢
者が望む場合が多い。この畳の部屋における床暖房も非
常に難しいものであった。即ち、畳が厚く断熱性を有す
るため、熱効率が非常に悪くなるためである。また、熱
効率を良くするため、薄い畳も考案されているが、薄く
すると熱に弱く、反りや収縮が発生するという欠点があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような現状に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明暖房畳を完成した
ものであり、その特徴とするところは、畳表、クッショ
ンシート、金属箔芯材、板状発熱体、断熱シートがこの
順に積層されている点にあり、他の態様では、畳表、ク
ッションシート、板状発熱体、金属箔芯材、断熱シート
がこの順に積層されている点にある。
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明暖房畳を完成した
ものであり、その特徴とするところは、畳表、クッショ
ンシート、金属箔芯材、板状発熱体、断熱シートがこの
順に積層されている点にあり、他の態様では、畳表、ク
ッションシート、板状発熱体、金属箔芯材、断熱シート
がこの順に積層されている点にある。
【0007】畳表とは、通常のものでよく、天然イグサ
製のものでも模造イグサ製のものであってもよい。
製のものでも模造イグサ製のものであってもよい。
【0008】クッションシートは、畳表と後述する金属
箔芯材との間に設けて、通常の畳が有するクッション性
を確保するためのものである。よって、その弾性やクッ
ション性は通常の畳程度か又は高齢者用に少し柔らか目
でもよい。このシートは、不織布、ゴム、織布、スポン
ジ等どのようなものでもよい。厚みは特に限定はしない
が、1〜5mm程度が好適である。
箔芯材との間に設けて、通常の畳が有するクッション性
を確保するためのものである。よって、その弾性やクッ
ション性は通常の畳程度か又は高齢者用に少し柔らか目
でもよい。このシートは、不織布、ゴム、織布、スポン
ジ等どのようなものでもよい。厚みは特に限定はしない
が、1〜5mm程度が好適である。
【0009】金属箔芯材とは、板の表裏面に金属箔(シ
ート)を貼付したものである。板は、ベニヤ板、プラス
チック板、インシュレーションボードやMDF、木製
板、プラ段、等であり、ある程度の剛性を有する板であ
ればよい。
ート)を貼付したものである。板は、ベニヤ板、プラス
チック板、インシュレーションボードやMDF、木製
板、プラ段、等であり、ある程度の剛性を有する板であ
ればよい。
【0010】金属箔としては、アルミニュウムが価格の
点からも好適であるが、鉄箔その他の金属シートも使用
できる。
点からも好適であるが、鉄箔その他の金属シートも使用
できる。
【0011】金属シートの厚みは特に限定しないが、
0.1〜0.5mmのものが好適であり、表面に塗装等
の防錆加工を施してもよい。この金属シートは、水分、
湿気が基材部に進入するのを防止する役目を果たす。プ
ラスチックシートについても、発明者は実験したが、温
度による膨張係数が大きく使用できなかった。また、金
属シートは、市販している程度のものでよく、特別な純
度や精度を要するものではない。発明者の実験では、金
属シートとしてアルミ箔を用い、板としてベニヤ板を用
いたものが最もよかった。これは、ベニヤ板は繊維の方
向が直角になった板を積層しているためどの方向にも強
いためである。
0.1〜0.5mmのものが好適であり、表面に塗装等
の防錆加工を施してもよい。この金属シートは、水分、
湿気が基材部に進入するのを防止する役目を果たす。プ
ラスチックシートについても、発明者は実験したが、温
度による膨張係数が大きく使用できなかった。また、金
属シートは、市販している程度のものでよく、特別な純
度や精度を要するものではない。発明者の実験では、金
属シートとしてアルミ箔を用い、板としてベニヤ板を用
いたものが最もよかった。これは、ベニヤ板は繊維の方
向が直角になった板を積層しているためどの方向にも強
いためである。
【0012】更に、この金属シートを板に強固に固着し
ておくと、板の反りを両面から防止できる。よって、単
に水分等の進入防止だけでなく、変形防止の役目も果た
すこととなる。なぜならば、板のソリは表裏面の線膨張
(主として水分に起因する)の差によって生じるもので
あり、表面の金属が延びなければ、ソリは生じないので
ある。
ておくと、板の反りを両面から防止できる。よって、単
に水分等の進入防止だけでなく、変形防止の役目も果た
すこととなる。なぜならば、板のソリは表裏面の線膨張
(主として水分に起因する)の差によって生じるもので
あり、表面の金属が延びなければ、ソリは生じないので
ある。
【0013】また、ベニヤ等の木材とアルミとの弾性率
の差も大きく、アルミを貼付したものは撓みにくい。実
験によると、10mmのベニヤに0.135mm のアルミを両面
に貼付すると、12mmのベニヤと同等の弾性率であっ
た。即ち、荷重が掛かった場合の撓みが少なくなるとい
うことである。
の差も大きく、アルミを貼付したものは撓みにくい。実
験によると、10mmのベニヤに0.135mm のアルミを両面
に貼付すると、12mmのベニヤと同等の弾性率であっ
た。即ち、荷重が掛かった場合の撓みが少なくなるとい
うことである。
【0014】固着の方法は、接着等どのような方法でも
よく、金属シートと板がスライドしないように両端部を
固定するか、全面固定するかすればよい。接着剤はどの
ようなものでもよく、板と金属が強固に接着できるもの
でればよい。
よく、金属シートと板がスライドしないように両端部を
固定するか、全面固定するかすればよい。接着剤はどの
ようなものでもよく、板と金属が強固に接着できるもの
でればよい。
【0015】この金属による両面カバーが本発明のポイ
ントの1つであり、上記の効果ばかりでなく、熱伝導を
助けるという利点もある。
ントの1つであり、上記の効果ばかりでなく、熱伝導を
助けるという利点もある。
【0016】この金属芯材の厚みは、特に限定しないが
5〜10mm程度が好適である。この金属芯材は、本発
明暖房畳の基材となる部分である。
5〜10mm程度が好適である。この金属芯材は、本発
明暖房畳の基材となる部分である。
【0017】発熱体とは、電気ヒーター、面発熱体、温
水又はスチーム等の加熱流体通過パイプ等(以下熱源と
いう)を有する板状又はシート状のものをいう。熱源を
保持する基材としては、ベニヤ板やプラスチックシー
ト、インシュレーションボード等でよい。これは、隣接
する熱源や制御装置と接続できるコネクターを有してい
る。勿論、この中に制御装置を有していてもよい。
水又はスチーム等の加熱流体通過パイプ等(以下熱源と
いう)を有する板状又はシート状のものをいう。熱源を
保持する基材としては、ベニヤ板やプラスチックシー
ト、インシュレーションボード等でよい。これは、隣接
する熱源や制御装置と接続できるコネクターを有してい
る。勿論、この中に制御装置を有していてもよい。
【0018】この基材も非常に薄く、柔軟なものでもよ
い。例えば、電気ヒーターをマイカで挟持したもの等で
ある。また、フィルム状のもので線でなく面全体で発熱
する面状発熱体も好適である。これらは、断線等がなく
(非常に少なく)上部からの衝撃や荷重に対して耐久性
が大きい。
い。例えば、電気ヒーターをマイカで挟持したもの等で
ある。また、フィルム状のもので線でなく面全体で発熱
する面状発熱体も好適である。これらは、断線等がなく
(非常に少なく)上部からの衝撃や荷重に対して耐久性
が大きい。
【0019】また、上記の金属箔芯材と板状発熱体と
は、その順が替わってもよい。即ち、板状発熱体を上方
に置き、熱効率を上げるのである。この為には、板状発
熱体が衝撃や荷重に対して耐久性が大きいものが望まし
い。
は、その順が替わってもよい。即ち、板状発熱体を上方
に置き、熱効率を上げるのである。この為には、板状発
熱体が衝撃や荷重に対して耐久性が大きいものが望まし
い。
【0020】必須要件の内で最も下層に位置する断熱シ
ートは、熱源からの熱を下方に逃がして無駄にしないよ
うにするためのもので、発泡プラスチック板が好適であ
る。また、これにクッション性を持たせて、全体として
のクッション性を補ってもよい。
ートは、熱源からの熱を下方に逃がして無駄にしないよ
うにするためのもので、発泡プラスチック板が好適であ
る。また、これにクッション性を持たせて、全体として
のクッション性を補ってもよい。
【0021】金属箔芯材が板状発熱体よりも下方に位置
するものの場合、金属箔芯材がこの断熱シートを兼ねる
ものであってもよい。
するものの場合、金属箔芯材がこの断熱シートを兼ねる
ものであってもよい。
【0022】本発明暖房畳には、上記した必須の成分
に、消臭シート、吸湿シート、下部クッションシート、
滑り止めシート等を加えてもよい。消臭シートや吸湿シ
ートは畳表のすぐ下に積層するのがよい。消臭シートと
しては、シリカゲルや活性炭を担持したシート(紙等)
がよく、吸湿シートと同様のものでも、単なる不織布や
厚紙でもよい。
に、消臭シート、吸湿シート、下部クッションシート、
滑り止めシート等を加えてもよい。消臭シートや吸湿シ
ートは畳表のすぐ下に積層するのがよい。消臭シートと
しては、シリカゲルや活性炭を担持したシート(紙等)
がよく、吸湿シートと同様のものでも、単なる不織布や
厚紙でもよい。
【0023】下部クッションシートは、前記したクッシ
ョンシートと同様のものでよいが、これは金属芯材より
下方に積層するものである。また、滑り止めシートは、
裏面に貼付する。これは、本発明暖房畳を部屋全体に敷
き込むのではなく、例えば、フローリングの部屋の一部
に上敷のように敷く場合の移動防止のためのものであ
る。滑り止めシートとしては、ゴムシートが好適であ
る。
ョンシートと同様のものでよいが、これは金属芯材より
下方に積層するものである。また、滑り止めシートは、
裏面に貼付する。これは、本発明暖房畳を部屋全体に敷
き込むのではなく、例えば、フローリングの部屋の一部
に上敷のように敷く場合の移動防止のためのものであ
る。滑り止めシートとしては、ゴムシートが好適であ
る。
【0024】本発明暖房畳の全体の厚みとしては、フロ
ーリングに敷くものとすれば、10〜25mm程度が好
適であるが、通常のようにより厚ものでもよい。
ーリングに敷くものとすれば、10〜25mm程度が好
適であるが、通常のようにより厚ものでもよい。
【0025】以上5層(畳表、クッションシート、金属
箔芯材、板状発熱体、断熱シート)の積層方法は、どの
ようなものでもよいが、接着剤による接着が最も簡単で
ある。また、この畳は半畳型でも1畳型でも、またその
他の特殊形状でもよい。更に、縁を設けても設けなくと
もよい。
箔芯材、板状発熱体、断熱シート)の積層方法は、どの
ようなものでもよいが、接着剤による接着が最も簡単で
ある。また、この畳は半畳型でも1畳型でも、またその
他の特殊形状でもよい。更に、縁を設けても設けなくと
もよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に基づ
き本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明暖房畳
1の1部破断した斜視図である。構成は、下層から順に
滑り止めシート2、断熱シート3、下部クッションシー
ト4、板状発熱体5、金属芯材6、クッションシート
7、畳表8となっている。そして、縁9が両端部に固着
されている。
き本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明暖房畳
1の1部破断した斜視図である。構成は、下層から順に
滑り止めシート2、断熱シート3、下部クッションシー
ト4、板状発熱体5、金属芯材6、クッションシート
7、畳表8となっている。そして、縁9が両端部に固着
されている。
【0027】この例では、滑り止めシート2はゴムシー
トであり、断熱シート3はプラ段(プラスチック段ボー
ル)、下部クッションシート4は発泡ポリエチレンシー
トである。板状発熱体5は、薄いベニヤ板に電気ヒータ
ーを埋め込んだものである。また、金属芯材6はベニヤ
板の表裏両面にアルミシートを貼付したものである。ク
ッションシート7は不織布であり、それに活性炭粉末が
担持されており消臭、吸湿シートを兼ねている。最後に
畳表8はプラスチック製模造イグサを織ったものであ
り、温度や湿度の変化による褪色が少ないものである。
トであり、断熱シート3はプラ段(プラスチック段ボー
ル)、下部クッションシート4は発泡ポリエチレンシー
トである。板状発熱体5は、薄いベニヤ板に電気ヒータ
ーを埋め込んだものである。また、金属芯材6はベニヤ
板の表裏両面にアルミシートを貼付したものである。ク
ッションシート7は不織布であり、それに活性炭粉末が
担持されており消臭、吸湿シートを兼ねている。最後に
畳表8はプラスチック製模造イグサを織ったものであ
り、温度や湿度の変化による褪色が少ないものである。
【0028】この例では、全体の厚みがほぼ25mmで
あり、通常の畳と比較すると非常に薄い。また、発熱体
である電気ヒーターの上方には、金属芯材とクッション
シート、及び畳表だけであるため熱効率が非常に高い。
従来の畳の下方に発熱体を施工するものと比較して大き
く向上している。
あり、通常の畳と比較すると非常に薄い。また、発熱体
である電気ヒーターの上方には、金属芯材とクッション
シート、及び畳表だけであるため熱効率が非常に高い。
従来の畳の下方に発熱体を施工するものと比較して大き
く向上している。
【0029】また、従来の畳の内部に発熱体を埋め込む
方式では、熱効率は大きいが、熱による反りが大きく、
とても実用性はない。これに対して、上記の例ではアル
ミ芯材が使用されており、反りには非常に強い。
方式では、熱効率は大きいが、熱による反りが大きく、
とても実用性はない。これに対して、上記の例ではアル
ミ芯材が使用されており、反りには非常に強い。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明では、次のよ
うな大きな効果がある。 (1) 床の基材として、金属箔シートを用いているた
め、熱伝達率が大きく、熱効率がよい。よって、熱源温
度を低くすることができ、省エネに貢献し、衣服や布団
に接した低温度やけどの危険性も低下する。 (2) 板が金属シートでカバーされているため、水分
や湿気の侵入が防止され、それらによる反りや伸縮がな
い。 (3) 金属シートを両面全面固着すると、水分の侵入
を防止するだけでなく、両面の金属の伸縮が小さいこと
とそれが板に滑らないように固着されているため、熱そ
の他による全体としての伸縮や片面の伸縮(反り)が防
止される。 (4) 断熱シートを下方にもうけれいるため、熱の無
駄がない。 (5) クッションシートによって、歩行感もよい。
うな大きな効果がある。 (1) 床の基材として、金属箔シートを用いているた
め、熱伝達率が大きく、熱効率がよい。よって、熱源温
度を低くすることができ、省エネに貢献し、衣服や布団
に接した低温度やけどの危険性も低下する。 (2) 板が金属シートでカバーされているため、水分
や湿気の侵入が防止され、それらによる反りや伸縮がな
い。 (3) 金属シートを両面全面固着すると、水分の侵入
を防止するだけでなく、両面の金属の伸縮が小さいこと
とそれが板に滑らないように固着されているため、熱そ
の他による全体としての伸縮や片面の伸縮(反り)が防
止される。 (4) 断熱シートを下方にもうけれいるため、熱の無
駄がない。 (5) クッションシートによって、歩行感もよい。
【図1】本発明暖房畳の1部破断した斜視図である。
1 暖房畳 2 滑り止めシート 3 断熱シート 4 下部クッションシート 5 板状発熱体 6 金属芯材 7 クッションシート 8 畳表 9 縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 尚章 大阪市北区堂島浜2丁目1番9号 積水成 型工業株式会社内 Fターム(参考) 3L072 AA02 AB03 AC02 AC05 AD02 AD04 AE10 3L073 BB03 BB05 BC01 BD06
Claims (3)
- 【請求項1】 畳表、クッションシート、金属箔芯材、
板状発熱体、断熱シートがこの順に積層されていること
を特徴とする暖房畳。 - 【請求項2】 畳表、クッションシート、板状発熱体、
金属箔芯材、断熱シートがこの順に積層されていること
を特徴とする暖房畳。 - 【請求項3】 金属箔芯材が断熱シートを兼ねるもので
ある請求項2記載の暖房畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013404A JP2001201069A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 暖房畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013404A JP2001201069A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 暖房畳 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001201069A true JP2001201069A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18540997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000013404A Withdrawn JP2001201069A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 暖房畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001201069A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003097030A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Venture Material Kk | 暖房畳および該暖房畳を複数敷設してなる暖房畳群 |
JP2013147853A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Narabe Denko Co Ltd | 畳式暖房パネルおよび畳式暖房装置 |
CN104264942A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热强化木地板 |
CN104264941A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热实木多层地板 |
CN104264944A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热瓷砖 |
CN105546627A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-05-04 | 金陵科技学院 | 一种可移动加热地板 |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000013404A patent/JP2001201069A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003097030A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Venture Material Kk | 暖房畳および該暖房畳を複数敷設してなる暖房畳群 |
JP2013147853A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Narabe Denko Co Ltd | 畳式暖房パネルおよび畳式暖房装置 |
CN104264942A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热强化木地板 |
CN104264941A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热实木多层地板 |
CN104264944A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 张正国 | 制热瓷砖 |
CN105546627A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-05-04 | 金陵科技学院 | 一种可移动加热地板 |
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Date | Code | Title | Description |
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