JP2006226616A - 床暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】床下地に接着剤で固定されている床基材に、加熱源である温水管が蛇行埋設されているため床基材は乾燥収縮する。温水管の近傍と温水管の遠方とでは収縮差が生じ、床基材上面に収縮が集まり、床基材上面にへこみ生じてしまう。本発明は、床基材上面の均一性を確保した床暖房装置を提供することをその課題とする。
【解決手段】本発明の床暖房装置は、裏面に配管用の溝3を有する床基材1と、該溝3に埋設される温水管4と、該床基材1の裏面に上接着剤5を介して接着される均熱板6と、該均熱板6と下接着剤7とを介して接着され該床基材1を支える床下地8とよりなる床暖房装置において、均熱板6と上接着剤5との間および均熱板6と下接着剤7との間のいずれか一方もしくは双方に、かつ溝3近傍に接着を禁止する非接着体9を介在させたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の床暖房装置は、裏面に配管用の溝3を有する床基材1と、該溝3に埋設される温水管4と、該床基材1の裏面に上接着剤5を介して接着される均熱板6と、該均熱板6と下接着剤7とを介して接着され該床基材1を支える床下地8とよりなる床暖房装置において、均熱板6と上接着剤5との間および均熱板6と下接着剤7との間のいずれか一方もしくは双方に、かつ溝3近傍に接着を禁止する非接着体9を介在させたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は住宅を構成する床下地上に接着される床基材に埋設される温水管を備えた床暖房装置に関する。
従来、温水循環パイプを床面下部に蛇行状に埋設した床暖房装置は知られている。
特開平8−128658号公報
上記特許文献1における床暖房装置は、温水循環パイプの熱により床が膨張変形を起こすという問題が発生する場合がある。例えば、本願の第4図に示す床暖房装置は、裏面に配管用の溝3を有し木素材で構成される床基材1と、該溝3に埋設される温水管4と、該床基材1の裏面に上接着剤5を介して接着される均熱板6と、該均熱板6と下接着層7を介して接着され該床基材1を支える床下地8とで構成されたものであるが、床基材1に加熱源である温水管4が蛇行埋設されているため床基材1は乾燥収縮する。そしてたとえ均熱板6を付加していても、温水管4の近傍と温水管4の遠方とでは収縮差が生じ、床基材1の下面が床下地8に接着固定されているので、固定されていない床基材1上面にのみ収縮が集まり、床基材1上面にへこみHが生じてしまう。即ち床基材1上面の均一性をそこなうという問題があった。本発明は、床基材1上面の均一性を確保した床暖房装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る床暖房装置の第一の特徴構成は、請求項1に記載した如く、裏面に配管用の溝を有する床基材と、該溝に埋設される温水管と、該床基材の裏面に上接着剤を介して接着される均熱板と、該均熱板と下接着層を介して接着され該床基材を支える床下地とよりなる床暖房装置において、均熱板と上接着剤との間および均熱板と下接着剤との間のいずれか一方もしくは双方に、かつ溝近傍に接着を禁止する非接着体を介在させた点にある。
同第二の特徴構成は、請求項2に記載した如く、第一の特徴構成に加えて、前記溝に沿って外溝設けた点にある。
請求項1に記載の床暖房装置は、前記構成であるから、温水管の下面および下面近傍の床基材が接着剤で固定されていないので、従来床基材の上面のみに集中していた収縮が下面にも分散するので床基材の上面のへこみは小さくなるという効果がある。
請求項2に記載の床暖房装置は、前記構成であるから、請求項1の床暖房装置が有する効果に加え、外溝により床基材の下面が分離されているので収縮は床基材の下面側に多く発生し、床基材の上面のへこみはさらに小さくなるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1および図2は本発明に係る床暖房装置の第一実施例を示すものである。図1は床暖房装置の断面図であり、図2はその平面図である。図において、1は床基材であり複数の床基材素片2を雄実と雌実の接合で構成される。床基材1はたとえば合板、パーティクルボード、MDF(中密度繊維板)等の木質材料で構成される。床基材1の下面には蛇行する溝3が設けられており、該溝3には温水管4が埋設されている。6はたとえばアルミ板製の均熱板であり、床基材1の裏面に上接着剤5を介して接着される。均熱板6は温水管4の脱落を防止もする。9は床基材1の溝3形状に該当する形状(若干の大小は許されるが溝3より大きい方が好ましい)の非接着体であり、下接着剤7との接着性をもたないたとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)シートで構成される。非接着体9は均熱板6の下面でかつ溝3に対応する位置に位置ずれを起こさない程度で固定されるほうが好ましい。上記の床基材素片2と温水管4と均熱板6と非接着体9とは、工場でブロック体10として完成されるのが好ましい。
そしてブロック体10は建築施工現場で、下接着剤7を塗布された床下地8上面に接着固定される。このとき非接着体9の介在しているブロック体10の面は床下地8に接着固定されない。なお非接着体9は建築施工現場で床下地8に載置し均熱板6と床下地8の間に挟持固定してもよい。そして建築施工現場では複数の床基材素片2を雄実雌実接合して広い面積の床基材1を構成し、また温水管4も連接し温水を通して完成される。
図3は本発明に係る床暖房装置の第二実施例を示すものである。該第二実施例では、第一実施例と以下の点で異なる。第二実施例においては、溝3の回りにさらに外溝11がいわゆる外堀状に付加されている。なお外溝11は溝3外周を完全に連続する溝でなくともよい。さらに第二実施例においては、非接着体9は溝3より若干大きい形状のもので、均熱板6と上接着剤5の間に配置されている。非接着体9の配置で第一実施例とは異なるが、同様の作用をする点で同一である。
1 床基材
2 床基材素片
3 溝
4 温水管
5 上接着剤
6 均熱板
7 下接着剤
8 床下地
9 非接着体
10 ブロック体
11 外溝
H へこみ
2 床基材素片
3 溝
4 温水管
5 上接着剤
6 均熱板
7 下接着剤
8 床下地
9 非接着体
10 ブロック体
11 外溝
H へこみ
Claims (2)
- 裏面に配管用の溝を有する床基材と、該溝に埋設される温水管と、該床基材の裏面に上接着剤を介して接着される均熱板と、該均熱板と下接着剤とを介して接着され該床基材を支える床下地とよりなる床暖房装置において、均熱板と上接着剤との間および均熱板と下接着剤との間のいずれか一方もしくは双方に、かつ溝近傍に接着を禁止する非接着体を介在させたことを特徴とする床暖房装置。
- 前記溝に沿って外溝設けたことを特徴とする請求項1記載の床暖房装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041488A JP2006226616A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041488A JP2006226616A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 床暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006226616A true JP2006226616A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36988140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005041488A Pending JP2006226616A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006226616A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107366405A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-21 | 苏州三冷暖工程有限公司 | 一种便于维修和防腐的地暖铺设方法 |
-
2005
- 2005-02-18 JP JP2005041488A patent/JP2006226616A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107366405A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-21 | 苏州三冷暖工程有限公司 | 一种便于维修和防腐的地暖铺设方法 |
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