JP4498633B2 - オシレータ回路、及び内部電源生成回路 - Google Patents

オシレータ回路、及び内部電源生成回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オシレータ回路、及び内部電源生成回路に関する。
【0002】
半導体装置には、DRAM等のメモリデバイスにおけるワード線等への昇圧電圧を生成する昇圧電源生成回路、及び基板電源等に使用するグランド電圧よりも電位の低い電圧を生成する負電源生成回路などの内部電源生成回路が備えられている。内部電源生成回路は、内部電源を供給するため駆動能力の大きいアクティブモードと、駆動能力の小さいスタンバイモードとを備え、スタンバイモード時には消費電流を削減している。近年の半導体装置では、バッテリなどで駆動する携帯情報端末への対応から消費電力の低減とともに、動作の安定化がますます必要となっている。
【0003】
【従来の技術】
図12は、半導体装置に搭載される従来の内部電源生成回路を示す。尚、この内部電源生成回路は、外部又は内部の電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を生成する昇圧電源生成回路である。
【0004】
昇圧電源生成回路91は、昇圧電圧VPP を検出する第1及び第2検出回路92,93と、発振回路としての第1及び第2オシレータ回路94,95と、信号合成回路96と、昇圧電圧生成回路としてのチャージポンプ回路97とから構成される。昇圧電源生成回路91は、駆動能力を高くして電流供給を大きくするアクティブモードと、駆動能力を低くして電流供給を小さくするスタンバイモードとを有する。
【0005】
まず、アクティブモード時について説明する。
第1検出回路92は、消費電流は大きいが反応速度の速いアクティブモード用の検出回路であり、そのアクティブモード時には活性化信号φにより活性化されて動作する。
【0006】
第1検出回路92は、アクティブモード時に昇圧電圧VPP を検出し、その昇圧電圧VPP の電圧レベルが所定電圧以下になると検出信号DET-A を第1オシレータ回路94に出力する。第1オシレータ回路94は、検出信号DET-A を受けて比較的短周期(例えば数10ns)の発振周波数を持つアクティブモード用のオシレータ信号OSC-A を生成し、そのオシレータ信号OSC-A は信号合成回路96に入力される。信号合成回路96は、アクティブモード用のオシレータ信号OSC-A に基づいてオシレータ信号OSC を生成し、そのオシレータ信号OSC はチャージポンプ回路97に入力される。そして、チャージポンプ回路97は、オシレータ信号OSC の周期に基づいてチャージポンプ動作を行い、外部又は内部の電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を生成する。
【0007】
次に、スタンバイモード時について説明する。
第2検出回路93は、反応速度は遅いが消費電流の小さいスタンバイモード用の検出回路であり、そのスタンバイモード時を含めデバイスに電源電圧VDD が印加されている時すべてに動作する。即ち、第2検出回路93は、デバイス動作中(アクティブモード時)及びデバイス停止中(スタンバイモード時)にかかわらず常時活性化される。
【0008】
第2検出回路93は、常時昇圧電圧VPP を検出し、その昇圧電圧VPP の電圧レベルが所定電圧以下になると検出信号DET-S を第2オシレータ回路95に出力する。第2オシレータ回路95は、検出信号DET-S を受けて比較的長周期(例えば数100ns)の発振周波数を持つスタンバイモード用のオシレータ信号OSC-S を生成し、そのオシレータ信号OSC-S は信号合成回路96に入力される。信号合成回路96は、スタンバイモード用のオシレータ信号OSC-S に基づいてオシレータ信号OSC を生成し、そのオシレータ信号OSC はチャージポンプ回路97に入力される。そして、チャージポンプ回路97は、オシレータ信号OSC の周期に基づいてチャージポンプ動作を行い、外部又は内部の電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を生成する。
【0009】
このように、昇圧電源生成回路91は、アクティブモードとスタンバイモードで異なる周波数で動作するように構成され、そのアクティブモード時にはスタンバイモード時に比べて電源電圧VDD から大きな電流を供給して昇圧電圧VPP を生成する。一方、昇圧電源生成回路91は、スタンバイモード時には消費電流を小さくして消費電力を抑えるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような昇圧電源生成回路91は、アクティブモード時には第2オシレータ回路95とともに第1オシレータ回路94が活性化される。しかしながら、第1及び第2オシレータ回路94,95が非同期で動作するため、両オシレータ回路94,95の周期よりも短い周期でパルスが発生する等の不具合が発生する場合がある。このようなパルスはチャージポンプ回路97の動作不良の原因となる。即ち、パルス周期が短いと、チャージが不十分になって電流供給能力の低下、あるいは消費電力の増加を招いていた。
【0011】
このため、昇圧電源生成回路91にアクティブモード時に動作させるチャージポンプ回路と、スタンバイモード時に動作させるチャージポンプ回路を設ける方式が考えられる。
【0012】
しかしながら、チャージポンプ回路は一般的に回路面積が大きいため、この方式ではダイサイズを大きくする要因、且つ消費電力が大きくなる要因となっていた。
【0013】
本発明の目的は、安定的且つ効率良く内部電源を供給し得るオシレータ回路、及び内部電源生成回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1に記載の発明によれば、第1オシレータ回路は、第1周期ディレイ回路と該第1周期ディレイ回路のループを制御する第1スイッチ回路とを有する第1周期回路を備え、第1制御信号に基づいて第1周波数のオシレータ信号を生成する。また、第2オシレータ回路は、第2周期ディレイ回路と該第2周期ディレイ回路のループを制御する第2スイッチ回路とを有する第2周期回路と前記第2スイッチ回路を制御する第2スイッチ制御回路とを備え、第2制御信号に基づいて第2周波数のオシレータを生成する。そして、パルス発生回路は、前記第2周波数のオシレータ信号が入力され、該第2周波数のオシレータ信号の変位に基づいて前記第1周波数で発振する前記第1周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する。また、合成器は、前記パルス発生回路の出力に接続され、前記第1制御信号及び前記パルス信号が入力されるとともに出力信号を前記第1スイッチ制御回路に出力する。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、前記第1周波数は前記第2周波数よりも大きい。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、第1オシレータ回路は、第1周期ディレイ回路と該第1周期ディレイ回路のループを制御する第1スイッチ回路とを有する第1周期回路を備え、第1制御信号に基づいて第1周波数の第1オシレータ信号を生成する。また、第2オシレータ回路は、第2周期ディレイ回路と該第2周期ディレイ回路のループを制御する第2スイッチ回路とを有する第2周期回路と前記第2スイッチ回路を制御する第2スイッチ制御回路とを備え、第2制御信号に基づいて第2周波数の第2オシレータを生成する。そして、内部電源生成回路のパルス発生回路は、前記第2オシレータ信号が入力され、該第2オシレータ信号の変位に基づいて前記第1周波数で発振する前記第1周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する。また、内部電源回路の合成器は、前記パルス発生回路の出力に接続され、前記第1制御信号及び前記パルス信号が入力されるとともに出力信号を前記第1スイッチ制御回路に出力する。また、チャージポンプ回路は、前記第1オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成する。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1周波数は前記第2周波数よりも大きい。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明を例えば半導体装置に搭載される昇圧電源生成回路に具体化した第一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
【0019】
図1は、昇圧電源生成回路の概略ブロック図を示す。
昇圧電源生成回路11は、昇圧電圧VPP (第1電圧)を検出する第1及び第2検出回路12,13と、不正パルス防止回路14と、オシレータ回路15と、チャージポンプ回路16とを備える。
【0020】
昇圧電源生成回路11は、アクティブモード時(デバイス動作中)とスタンバイモード時(デバイス停止中)とで異なる周波数で動作するように構成されている。つまり、昇圧電源生成回路11は、アクティブモード時(以下、アクティブ時)には第1周波数でチャージポンプ回路16を動作させ、電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を出力する。一方、昇圧電源生成回路11は、スタンバイモード時(以下、スタンバイ時)には第2周波数でチャージポンプ回路16を動作させ、電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を出力する。第1周波数は第2周波数より高く設定され、昇圧電源生成回路11はアクティブ時にスタンバイ時よりも多くの電流を供給するように構成されている。
【0021】
第1検出回路12は、消費電流は大きいが反応速度の速いアクティブモード用の検出回路であり、そのアクティブ時には活性化信号φにより活性化されて動作する。即ち、第1検出回路12は、アクティブ時に昇圧電圧VPP を検出し、その昇圧電圧VPP の電圧レベルが所定電圧以下となると検出信号DET-A を出力する。
【0022】
第2検出回路13は、反応速度が遅いが消費電流の小さいスタンバイモード用の検出回路であり、そのスタンバイ時を含めデバイスに電源電圧VDD が印加されている時すべてに動作する。即ち、第2検出回路13は、常時活性化されて昇圧電圧VPP を検出し、その昇圧電圧VPP の電圧レベルが所定電圧以下となると検出信号DET-S を出力する。
【0023】
図2は、昇圧電源生成回路11の詳細を示すブロック図である。
オシレータ回路15(第2オシレータ回路)は、周期回路23、スイッチ制御回路24、及びインバータゲート25を含み、周期回路23は周期ディレイ回路21とスイッチ回路22とからなる。周期ディレイ回路21の出力信号はスイッチ回路22に入力され、スイッチ回路22の出力信号は周期ディレイ回路21に帰還されるとともにスイッチ制御回路24に入力される。
【0024】
インバータゲート25には第2検出回路13からの検出信号DET-S が入力され、そのインバータゲート25の出力信号はスイッチ制御回路24に入力される。スイッチ制御回路24は、インバータゲート25の出力信号及びオシレータ信号OSC-S に応答して活性化し、スイッチ回路22に活性化信号を出力する。スイッチ回路22は活性化信号に応答して活性化し、周期回路23はリングオシレータとして動作し、第2周波数を持つオシレータ信号OSC-S を出力する。
【0025】
不正パルス防止回路14は、パルス発生回路31、合成器32、オシレータ回路33(第1オシレータ回路)を含む。第1オシレータ回路33は、周期回路43、スイッチ制御回路44を含み、周期回路43は周期ディレイ回路41とスイッチ回路42とからなる。周期ディレイ回路41の出力信号はスイッチ回路42に入力され、スイッチ回路42の出力信号は周期ディレイ回路41に帰還されるとともにスイッチ制御回路44に入力される。
【0026】
パルス発生回路31には、第2オシレータ回路15からのオシレータ信号OSC-S が入力され、そのオシレータ信号OSC-S を受けてパルス発生回路31はパルス信号P1を出力する。合成器32には、そのパルス信号P1及び第1検出回路12からの検出信号DET-A が入力され、その合成器32の出力信号はスイッチ制御回路44に入力される。
【0027】
スイッチ制御回路44は、合成器32の出力信号及びオシレータ信号OSC に応答して活性化し、スイッチ回路42に活性化信号を出力する。スイッチ回路42は活性化信号に応答して活性化し、周期回路43はリングオシレータとして動作する。
【0028】
即ち、不正パルス防止回路14は、第1制御信号IN1として第1検出回路12からの検出信号DET-A を入力し、第2制御信号IN2として第2オシレータ回路15からのオシレータ信号OSC-S を入力する。
【0029】
そして、第1オシレータ回路33は、合成器32に例えばHレベルの検出信号DET-A が入力される時(第1制御信号IN1が第1状態の時)に活性化される。この時には、第1オシレータ回路33の周期回路43が第1周波数(第1周波数>第2周波数)にて発振する。これにより、不正パルス防止回路14から第1周波数を持つオシレータ信号OSC が出力される。
【0030】
また、後述するように第1オシレータ回路33は、合成器32に例えばLレベルの検出信号DET-A が入力される時(第1制御信号IN1が第2状態の時)には、オシレータ信号OSC-S に基づいて生成されるパルス信号P1により活性化される。この時には、不正パルス防止回路14から第2周波数の周期を持つオシレータ信号OSC が出力される。
【0031】
チャージポンプ回路16は、そのオシレータ信号OSC に基づいてチャージポンプ動作を行い、電源電圧VDD を昇圧した昇圧電圧VPP を生成する。
図3は、第1検出回路12の回路図を示す。
【0032】
第1検出回路12は、抵抗R1,R2と、カレントミラー51と、インバータ52とから構成される。
カレントミラー51は、第1及び第2のPMOSトランジスタTr1,Tr2と、第1〜第3のNMOSトランジスタTr3〜Tr5から構成される。
【0033】
カレントミラー51の一方の入力端子(図中、第1のNMOSトランジスタTr3のゲート)には、チャージポンプ回路16にて生成された昇圧電圧VPP を抵抗R1,R2にて分圧した電圧が入力される。また、カレントミラー51の他方の入力端子(図中、第2のNMOSトランジスタTr4のゲート)には、基準電圧Vrefが入力される。
【0034】
第2のPMOSトランジスタTr2には、第3のPMOSトランジスタTr6が並列に接続され、その第3のPMOSトランジスタTr6と第3のNMOSトランジスタTr5のゲートにはアクティブ時を示す活性化信号φが入力される。
【0035】
そして、第2及び第3のPMOSトランジスタTr2,Tr6、第3のNMOSトランジスタTr4のドレインから出力信号が出力され、その出力信号はインバータ52に入力される。
【0036】
そして、第1検出回路12は、アクティブ時を示す活性化信号φにより活性化されると、チャージポンプ回路16にて生成される昇圧電圧VPP を検出する。このとき、昇圧電圧VPP の分圧レベルが基準電圧Vref以下ならば、第1オシレータ回路33を活性化させる。例えば、第1検出回路12は、Hレベルの検出信号DET-A を出力する。
【0037】
図4は、第2検出回路13の回路図を示す。
上記第1検出回路12と同様に、第2検出回路13は、抵抗R3,R4と、カレントミラー61と、インバータ62とから構成される。
【0038】
カレントミラー61は、第1及び第2のPMOSトランジスタTr7,Tr8と、第1〜第3のNMOSトランジスタTr9〜Tr11から構成される。
カレントミラー61の一方の入力端子(図中、第1のNMOSトランジスタTr9のゲート)には、チャージポンプ回路16にて生成された昇圧電圧VPP を抵抗R3,R4にて分圧した電圧が入力される。また、カレントミラー61の他方の入力端子(図中、第2のNMOSトランジスタTr10のゲート)には、基準電圧Vrefが入力される。
【0039】
また、第3のNMOSトランジスタTr11のゲートに電源電圧VDD が供給される。これにより、第2検出回路13は、アクティブ時及びスタンバイ時にて電源電圧VDD が供給される限り常時活性化されている。
【0040】
従って、第2検出回路13は、アクティブ時及びスタンバイ時を問わずチャージポンプ回路16にて生成される昇圧電圧VPP を常時検出する。そして、その昇圧電圧VPP の分圧レベルが基準電圧Vref以下ならば、第2オシレータ回路15を活性化させる。例えば、第2検出回路13は、Hレベルの検出信号DET-S を出力する。
【0041】
図5は、第2オシレータ回路15の回路図を示す。
上記したように、第2オシレータ回路15は、周期回路23、スイッチ制御回路24、及びインバータゲート25を含み、周期回路23は、周期ディレイ回路21とスイッチ回路22とからなる。
【0042】
スイッチ回路22は、第1のPMOSトランジスタTr12と第1のNMOSトランジスタTr13で構成されるインバータ22aと、第2及び第3のPMOSトランジスタTr14,Tr15と、第2及び第3のNMOSトランジスタTr16,Tr17で構成される。周期ディレイ回路21は、偶数段(例えば4段)のインバータ21aにて構成されている。
【0043】
周期ディレイ回路21の出力信号(ノードN1)は、スイッチ回路22のインバータ22a(トランジスタTr12,Tr13のゲート)に入力され、インバータ22aの出力端子は周期ディレイ回路21の入力端子(初段のインバータ)に接続されている。即ち、周期回路23には、奇数段のインバータ(周期ディレイ回路21の4つのインバータ21aとスイッチ回路22のインバータ22a)を環状に接続したリングオシレータが構成される。
【0044】
第2のPMOSトランジスタTr14のソースは電源電圧VDD に接続され、ドレインはインバータ22aを構成する第1のPMOSトランジスタTr12のソースに接続される。また、第2のNMOSトランジスタTr16のソースはグランドGNDに接続され、ドレインはインバータ22aを構成する第1のNMOSトランジスタTr13のソースに接続される。従って、トランジスタTr14,Tr16がオンされると周期回路23が活性化され、周期回路23は、第2周波数を持つオシレータ信号OSC-S を出力する。
【0045】
第3のPMOSトランジスタTr15のソースは電源電圧VDD に接続され、ゲートは第2のNMOSトランジスタTr16のゲートに接続される。また、第3のNMOSトランジスタTr17のソースはグランドGNDに接続され、ゲートは第2のPMOSトランジスタTr14のゲートに接続される。
【0046】
第3のPMOSトランジスタTr15及び第3のNMOSトランジスタTr17のドレインは互いに接続され、その接続ノードN2はインバータ22aの出力端子(トランジスタTr12,Tr13のドレイン)に接続される。そして、図5に示すように、このノードN2から周期回路23の出力信号としてオシレータ信号OSC-S が出力される。
【0047】
スイッチ制御回路24は複数の論理回路により構成され、例えばインバータ24aと、ナンド回路24bと、ノア回路24cとから構成される。
インバータ24aにはインバータゲート25の出力信号(ノードN3)が入力され、そのインバータゲート25の出力信号はナンド回路24bの一方の入力端子に入力される。ナンド回路24bの他方の入力端子にはオシレータ信号OSC-S が入力される。また、そのオシレータ信号OSC-S はノア回路24cの一方の入力端子に入力され、そのノア回路24cの他方の入力端子にはインバータ24aの出力信号が入力される。
【0048】
ナンド回路24bの出力信号は、第2のNMOSトランジスタTr16及び第3のPMOSトランジスタTr15のゲートに入力される。ノア回路24cの出力信号は、第3のNMOSトランジスタTr17及び第2のPMOSトランジスタTr14のゲートに入力される。これにより、周期回路23の活性・非活性はスイッチ制御回路24により制御される。
【0049】
即ち、このように構成される第2オシレータ回路15では、そのインバータゲート25に第2検出回路13からのHレベルの検出信号DET-S が入力されると、該インバータゲート25からLレベルの出力信号が出力される。(ノードN3がLレベルになる。)これにより、ナンド回路24bからHレベル、ノア回路24cからLレベルの出力信号が出力され、前記トランジスタTr14、Tr16はオンされ、トランジスタTr15,Tr17はオフされる。従って、スイッチ回路22のインバータ22aが活性化され、周期回路23は第2周波数を持つオシレータ信号OSC-S を出力する。
【0050】
一方、インバータゲート25に第2検出回路13からのLレベルの検出信号DET-S が入力されると、該インバータゲート25からHレベルの出力信号が出力される。(ノードN3がHレベルになる。)
この際、周期回路23からLレベルのオシレータ信号OSC-S が出力されている場合には、ナンド回路24b及びノア回路24cから共にHレベルの出力信号が出力される。これにより、前記トランジスタTr14,Tr15はオフされ、トランジスタTr16,Tr17はオンされる。従って、スイッチ回路22のインバータ22aが非活性化されることにより周期回路23は動作停止する。このとき、オンしたトランジスタTr17によりオシレータ信号OSC-S はLレベルにクランプされる(グランドGNDに接続される)。
【0051】
また、上記のようにインバータゲート25からHレベルの出力信号が出力される時に、周期回路23からHレベルのオシレータ信号OSC-S が出力されている場合には、ナンド回路24b及びノア回路24cから共にLレベルの出力信号が出力される。これにより、前記トランジスタTr14,Tr15はオンされ、トランジスタTr16,Tr17はオフされる。従って、前記同様にスイッチ回路22のインバータ22aが非活性化されることにより周期回路23は動作停止する。このとき、オンしたトランジスタTr15によりオシレータ信号OSC-S はHレベルにクランプされる(電源電圧VDD に接続される)。
【0052】
図6は、不正パルス防止回路14の回路図を示す。
上記したように、不正パルス防止回路14は、パルス発生回路31、合成器32、第1オシレータ回路33を含む。
【0053】
まず、パルス発生回路31について説明する。
パルス発生回路31は複数の論理回路により構成され、第2オシレータ回路15から出力されるオシレータ信号OSC-S (第2制御信号IN2)のパルスエッジをトリガー(エッジトリガー方式)として新たにパルスを生成する。本実施形態では、パルス発生回路31は、奇数段(例えば3段)のインバータからなる第1及び第2遅延回路71,72と、インバータ73と、第1〜第3のナンド回路74〜76とから構成されている。
【0054】
第1ナンド回路74には、オシレータ信号OSC-S が入力されるとともに、そのオシレータ信号OSC-S を第1遅延回路71にて遅延及びレベル反転させた信号が入力される。また、オシレータ信号OSC-S はインバータ73に入力され、そのインバータ73の出力信号は第2ナンド回路75に入力される。その第2ナンド回路75には、インバータ73の出力信号を第2遅延回路72にて遅延及びレベル反転させた信号が入力される。第1及び第2ナンド回路74,75の出力信号は第3ナンド回路76に入力される。
【0055】
そして、第2周波数を持つオシレータ信号OSC-S のパルスエッジ(立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ)に基づいて第3ナンド回路76からパルス信号P1が出力される。即ち、パルス発生回路31は、オシレータ信号OSC-S のパルスエッジに基づいて第1及び第2遅延回路71,72の遅延時間に対応するパルス幅を持つHレベルのパルス信号P1を出力する。つまり、パルス信号P1は第2周波数の2倍の周波数を持つ。
【0056】
ちなみに、後述するように、このパルス信号P1に基づいて第1オシレータ回路33の周期回路43が半周期もしくは1周期分動作する。即ち、パルス発生回路31から出力されるパルス信号P1は、周期回路43を半周期もしくは1周期動作させる時間よりも短くなるようなパルス幅を有し、このパルス幅は第1及び第2遅延回路71,72による遅延時間により設定される。
【0057】
次に、合成器32について説明する。
合成器32はノア回路で構成され、そのノア回路には、第1検出回路12からの検出信号DET-A (第1制御信号IN1)が入力されるとともに、パルス発生回路31からのパルス信号P1が入力される。これにより、合成器32は、第1検出回路12から第1オシレータ回路33を活性化させるHレベルの検出信号DET-A またはパルス発生回路31からHレベルのパルス信号P1が入力される場合に、Lレベルの出力信号を出力する。
【0058】
次に、第1オシレータ回路33について説明する。
第1オシレータ回路33は、周期回路43、スイッチ制御回路44を含み、周期回路43は周期ディレイ回路41及びスイッチ回路42からなる。即ち、第1オシレータ回路33は、上記第2オシレータ回路15と同様に構成される。
【0059】
ちなみに、第1オシレータ回路33は、周期ディレイ回路41を構成する偶数段(4段)のインバータ41aにて各インバータ41aを構成するトランジスタの素子パラメータ(例えばチャネル長)が第2オシレータ回路15の4段のインバータ21aのそれと異なる。これにより、第1オシレータ回路33は、第2オシレータ回路15が発振する第2周波数と異なる発振周波数、即ち第1周波数の周期にて発振する(第1周波数>第2周波数)。尚、第1オシレータ回路33の周期ディレイ回路41と、第2オシレータ回路15の周期ディレイ回路21とを異なる段数(偶数段)のインバータにて構成することにより、異なる発振周波数を設定することもできる。
【0060】
そして、上記第2オシレータ回路15と同様に周期回路43の活性・非活性はスイッチ制御回路44により制御され、図6に示すノードN5から周期回路43の出力信号としてオシレータ信号OSC が出力される。
【0061】
詳述すると、合成器32からLレベルの出力信号が出力されると(ノードN6がLレベルになると)、前記同様にスイッチ回路42のインバータ42aが活性化され、周期回路43は動作する。一方、合成器32からHレベルの出力信号が出力されると(ノードN6がHレベルになると)、スイッチ回路42のインバータ42aが非活性化されることにより周期回路43は動作停止する。
【0062】
この際、前記同様にして周期回路43からLレベルのオシレータ信号OSC が出力されている場合には、オンしたトランジスタTr23によりオシレータ信号OSC はLレベルにクランプされる(グランドGNDに接続される)。また、周期回路43からHレベルのオシレータ信号OSC が出力されている場合には、オンしたトランジスタTr21によりオシレータ信号OSC はHレベルにクランプされる(電源電圧VDD に接続される)。
【0063】
そして、このように構成される不正パルス防止回路14では、検出信号DET-A (第1制御信号IN1)又はオシレータ信号OSC-S (第2制御信号IN2)に基づいて第1オシレータ回路33からオシレータ信号OSC が出力される。
【0064】
詳述すると、合成器32にHレベルの検出信号DET-A が入力されるとき(アクティブ時)、スイッチ回路42のトランジスタTr20,Tr22がオンされ、トランジスタTr21,Tr23がオフされる。これにより、第1オシレータ回路33は、第1周波数を持つオシレータ信号OSC を出力する。
【0065】
また、合成器32にLレベルの検出信号DET-A が入力されるとき(スタンバイ時)、第1オシレータ回路33はパルス信号P1に応答して間欠動作する。即ち、上記したように、パルス発生回路31はオシレータ信号OSC-S のエッジをトリガーとして所定時間Hレベルのパルス信号P1を入力する。すると、合成器32からLレベルのパルス信号が出力されることにより(図8(b)参照)、上記したように第1オシレータ回路33では、スイッチ回路42のインバータ42aが活性化される。
【0066】
このとき、図8(b)に示すように、例えば第1オシレータ回路33から出力されているオシレータ信号OSC の初期状態における電圧レベルがLレベルであるときには、周期ディレイ回路41の出力(ノードN4)も同様にLレベルとなっている。従って、スイッチ回路42のインバータ42aが活性化されると、第1オシレータ回路33は直ちにHレベルのオシレータ信号OSC を出力する。合成器32からのLレベルのパルス信号は、反転したオシレータ信号OSC がノードN4に伝達される(ノードN4のレベルが周期ディレイ回路41により変更される)までにHレベルとなるため、インバータ42aは非活性化される。そして、オシレータ信号OSC を受けるスイッチ制御回路44のナンド回路44bからLレベルの信号が出力され、その信号によりオンしたトランジスタTr21によってオシレータ信号OSC はHレベルにクランプされる。即ち、第1オシレータ回路33の周期回路43が、結果として半周期動作した状態となる。
【0067】
次いで、再度、Hレベルのパルス信号P1を受けて合成器32からLレベルのパルス信号が出力されたときには、前記オシレータ信号OSC はHレベルにクランプされているため、周期ディレイ回路41の出力(ノードN4)も同様にHレベルとなっている。従って、スイッチ回路42のインバータ42aが活性化されると、第1オシレータ回路33は直ちにLレベルのオシレータ信号OSC を出力する。合成器32からのLレベルのパルス信号は、反転したオシレータ信号OSC がノードN4に伝達される(ノードN4のレベルが周期ディレイ回路41により変更される)までにHレベルとなるため、インバータ42aは非活性化される。そして、オシレータ信号OSC を受けるスイッチ制御回路44のノア回路44cからHレベルの信号が出力され、その信号によりオンしたトランジスタTr23によってオシレータ信号OSC はLレベルにクランプされる。即ち、前記同様に第1オシレータ回路33の周期回路43が、結果として半周期動作した状態となる。
【0068】
このように、第1オシレータ回路33のオシレータ信号OSC は、合成器32にLレベルの検出信号DET-A が入力されている状態では(スタンバイ時)、第2オシレータ信号OSC-S の第2周波数の周期と同じ周期で発振する。
【0069】
尚、本実施形態では、パルス発生回路31からのパルス信号P1に応答して第1オシレータ回路33の周期回路43が半周期動作するように構成されるが、1周期動作するように構成されてもよい。
【0070】
図7は、チャージポンプ回路16の回路図を示す。
チャージポンプ回路16は、ダイオードとして機能するトランジスタTr24,Tr25と容量C1とから構成され、それらトランジスタTr24,Tr25の接続ノードN7に容量C1の出力端子が接続される。
【0071】
容量C1の入力端子にはオシレータ信号OSC が入力される。トランジスタTr24,Tr25は、例えばNMOSトランジスタのゲートをドレインに接続したMOSダイオードであり、トランジスタTr24のドレインに電源電圧VDD に接続され、トランジスタTr25のソースから昇圧電圧VPP が出力される。
【0072】
このようなチャージポンプ回路16では、Lレベルのオシレータ信号OSC が入力されると、容量C1に電源電圧VDD から電荷が充電され、その結果ノードN7は電源電圧VDD の電圧よりもトランジスタTr24の閾値だけ低い電圧となる。
【0073】
次いで、Hレベルのオシレータ信号OSC が入力されると、ノードN7は容量C1の容量結合により昇圧される。そして、ノードN7の電圧が、昇圧電圧VPP の電圧よりもトランジスタTr25の閾値以上高くなると、容量C1から電荷が供給されて昇圧電圧VPP は昇圧される。
【0074】
このように、Hレベル又はLレベルのオシレータ信号OSC が繰り返し入力されることにより、チャージポンプ回路16が動作して昇圧電圧VPP が生成される。次に、上記のように構成される昇圧電源生成回路11の作用について図8に従って説明する。
【0075】
図8(a)に示すように、第1検出回路12からアクティブモードを示すHレベルの検出信号DET-A が出力されると、図6に示すノードN6(合成器32の出力信号)がLレベルとなる。これにより、第1オシレータ回路33は第1周波数の周期にて発振し、オシレータ信号OSC を出力する。その後、第1検出回路12からLレベルの検出信号DET-A が出力されてアクティブモードが解除されると、ノードN6がHレベルとなり第1オシレータ回路33は不活性化される。このとき、オシレータ信号OSC はHレベルにクランプされる。
【0076】
次いで、図8(b)に示すように、第1検出回路12からLレベルの検出信号DET-A が出力されている時に、第2オシレータ回路15からオシレータ信号OSC-S のパルスが入力されると、上記したようにノードN6にLレベルのパルスが発生する。このとき、Lレベルのパルスは、第2周波数の周期を持つオシレータ信号OSC-S のパルスエッジに基づいて発生する。従って、上記したように第1オシレータ回路33は、第2オシレータ信号OSC-S の第2周波数の周期と同じ周期で発振する。
【0077】
次に、第1検出回路12からLレベルの検出信号DET-A が出力された後(アクティブモードが解除後)の短い期間にオシレータ信号OSC-S のパルスが入力される場合について説明する。
【0078】
図8(c)に示すように、今、第1オシレータ回路33は、Hレベルの検出信号DET-A により第1周波数の周期を持つオシレータ信号OSC を出力している。
次いで、第1オシレータ回路33にLレベルの検出信号DET-A が入力されると、ノードN6がHレベルとなり第1オシレータ回路33は不活性化される。このとき、オシレータ信号OSC はLレベルにクランプされる。
【0079】
今ここで、Lレベルの検出信号DET-A に切り替わり後、直ちにオシレータ信号OSC-S のパルスが入力されるとする(図では、Hレベルに立ち上がる)。
すると、前記同様にしてノードN6にLレベルのパルスが発生することにより、第1オシレータ回路33にてスイッチ回路42のインバータ42aが活性化され、オシレータ信号OSC は、そのLレベルのクランプが解除される。しかし、このときノードN4(周期ディレイ回路41の出力信号)は、Lレベルのオシレータ信号OSC が周期ディレイ回路41にて遅延されるため、未だHレベルとなっている。このため、第1オシレータ回路33はLレベルのオシレータ信号OSC を出力する。さらに、図8(c)に示すように、ノードN6に発生するLレベルのパルスは短い期間に立ち上がるため、ノードN4が立ち下がる前にスイッチ回路42のインバータ42aが不活性化される。つまり、Lレベルのオシレータ信号OSC の状態で、周期回路43の動作が停止する。
【0080】
これにより、第1オシレータ回路33からのオシレータ信号OSC のパルス幅は、該第1オシレータ回路33が発振する第1周波数の周期よりも短いパルス幅にならない。ちなみに、このことは第2オシレータ回路15からオシレータ信号OSC-S のパルスが入力された後、直ちにHレベルの検出信号DET-A が入力される場合にも同様なことがいえる。
【0081】
図9は、不正パルス防止回路14の入出力特性を示す。
上記のように構成される昇圧電源生成回路11では、第2制御信号IN2として入力される入力周波数(オシレータ信号OSC-S )により、不正パルス防止回路14から出力されるオシレータ信号OSC は第1周波数より低い周波数を出力する。
【0082】
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)不正パルス防止回路14は、パルス発生回路31、合成器32、第1オシレータ回路33を含み、その第1オシレータ回路33は、周期ディレイ回路41とスイッチ回路42とからなる周期回路43、スイッチ制御回路44を含む。第1オシレータ回路33は、アクティブ時には合成器32に入力される検出信号DET-A に基づいて第1周波数を持つオシレータ信号OSC を出力する。また、第1オシレータ回路33は、スタンバイ時にはパルス発生回路31を介して入力される第2オシレータ回路15からのオシレータ信号OSC-S により、該オシレータ信号OSC-S の第2周波数(第1周波数>第2周波数)の周期と同じ周期で発振する。これにより、不正パルス防止回路14から第1周波数の周期より短いパルス幅をもつオシレータ信号OSC は出力されない。従って、チャージポンプ回路16のチャージポンプ動作が安定され、安定的且つ効率良く昇圧電圧VPP を供給することができる。
【0083】
(2)アクティブ時とスタンバイ時との切り替わり時や、検出信号DET-A (第1制御信号IN1)とオシレータ信号OSC-S (第2制御信号IN2)が重なって変化した場合にも第1周波数の周期より短いパルス幅をもつオシレータ信号OSC が出力されない。
【0084】
(3)互いに非同期で動作する第1及び第2オシレータ回路15,33を1つのチャージポンプにて利用する構成であるため、ダイサイズを大きくすることもない。
【0085】
(第二実施形態)
以下、本発明を例えば半導体装置に搭載される昇圧電源生成回路に具体化した第二実施形態を図10及び図11に従って説明する。
【0086】
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成、信号については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図10は、本実施形態の昇圧電源生成回路を示す概略ブロック図である。
【0087】
昇圧電源生成回路81は、第1及び第2検出回路12,13と、第1オシレータ回路33を含む不正パルス防止回路82と、第2オシレータ回路15と、第3オシレータ回路83と、チャージポンプ回路16とを備える。即ち、本実施形態では、第1検出回路12の検出信号DET-A が第3オシレータ回路83に入力され、その第3オシレータ回路83のオシレータ信号OSC-A が第1制御信号IN1として不正パルス防止回路82に入力される。
【0088】
第3オシレータ回路83は、上記第2オシレータ回路15と同様な回路構成をなし、その詳細な説明を省略する。尚、本実施形態では、第3オシレータ回路83は第3周波数の周期にて発振し、その第3周波数の周期は、第1オシレータ回路33にて発振する第1周波数の周期より長い周期を持つ。また、第3周波数の周期は、第2オシレータ回路15にて発振する第2周波数の周期より短い周期を持つ。つまり、第1周波数>第3周波数>第2周波数である。
【0089】
図11は、不正パルス防止回路82の回路図を示す。
不正パルス防止回路82は、第1及び第2パルス発生回路31a,31b、合成器32、周期回路43、スイッチ制御回路44を備える。第1及び第2パルス発生回路31a,31bは、図6に示す上記第一実施形態の不正パルス防止回路14のパルス発生回路31と同じ構成を持つ。従って、第1制御信号IN1を受ける第1パルス発生回路31aから出力されるパルス信号と、第2制御信号IN2を受ける第2パルス発生回路31bから出力されるパルス信号が合成器32に入力されるようにして構成されている。尚、本実施形態では、第1制御信号IN1はオシレータ信号OSC-A であり、第2制御信号IN2はオシレータ信号OSC-S である。
【0090】
次に、このように構成される昇圧電源生成回路81の作用について説明する。上記同様にして第1検出回路12は、アクティブ時に昇圧電圧VPP を検出し、その分圧レベルが基準電圧Vref以下であるとHレベルの検出信号DET-A を出力し、その検出信号DET-A は第3オシレータ回路83に入力される。第3オシレータ回路83は、Hレベルの検出信号DET-A を受けて第3周波数にて発振し、その周期を持つオシレータ信号OSC-A を出力する。
【0091】
すると、不正パルス防止回路82には、その合成器32にオシレータ信号OSC-A が第1パルス発生回路31aを介して入力されることにより、上記第一実施形態と同様にして第1オシレータ回路33が第3周波数の周期と同じ周期にて発振するようになる。従って、不正パルス防止回路82から第3周波数の周期と同じ周期を持つオシレータ信号OSC が出力される。
【0092】
これにより、チャージポンプ回路16では、上記第一実施形態のように電源電圧VDD から電荷が供給され、次第に昇圧電圧VPP が生成される。そして、第1検出回路12は、昇圧電圧VPP の分圧レベルが基準電圧Vref以上となるとLレベルの検出信号DET-A を出力し、これにより第3オシレータ回路83が不活性化され、不正パルス防止回路82も不活性化する。従って、チャージポンプ回路16は動作を停止する。
【0093】
一方、第2検出回路13は、常時昇圧電圧VPP を検出し、その分圧レベルが基準電圧Vref以下であるとHレベルの検出信号DET-S を出力し、その検出信号DET-S は第2オシレータ回路15に入力される。第2オシレータ回路15は、Hレベルの検出信号DET-S を受けて第2周波数にて発振し、その周期を持つオシレータ信号OSC-S を出力する。
【0094】
すると、不正パルス防止回路82には、その合成器32にオシレータ信号OSC-S が第2パルス発生回路31bを介して入力されることにより、上記第一実施形態と同様にして第1オシレータ回路33が第2周波数の周期と同じ周期にて発振するようになる。従って、不正パルス防止回路82から第2周波数の周期と同じ周期を持つオシレータ信号OSC が出力される。
【0095】
これにより、チャージポンプ回路16では、上記第一実施形態のように電源電圧VDD から電荷が供給され、次第に昇圧電圧VPP が生成される。そして、第2検出回路13は、昇圧電圧VPP の分圧レベルが基準電圧Vref以上となるとLレベルの検出信号DET-S を出力し、これにより第2オシレータ回路15が不活性化され、不正パルス防止回路82も不活性化する。従って、チャージポンプ回路16は動作を停止する。
【0096】
以上記述したように、本実施形態によれば、不正パルス防止回路82のオシレータ信号OSC の状態は、第1及び第2制御信号IN1,IN2(オシレータ信号OSC-A ,OSC-S )の切り替わり毎に切り替えられる。従って、上記第一実施形態と同様な効果を奏することができる。
【0097】
尚、前記各実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・リングオシレータを構成する周期回路43にて、周期ディレイ回路41の4つのインバータ41aは例えば2又は6つの偶数段のインバータでもよい。即ち、スイッチ回路42のインバータ42aとを合わせた奇数段のインバータによりリングオシレータを構成してもよい。
【0098】
・第1オシレータ回路33の周期ディレイ回路41と、第2オシレータ回路15の周期ディレイ回路21とを異なる段数のインバータにて構成することにより、異なる発振周波数を持つようにすることもできる。
【0099】
・例えばSDRAM等のメモリデバイスにおいて、第1制御信号IN1としてシステムクロックを入力し、第2制御信号IN2としてセルフリフレッシュの要求信号を入力するようにしてもよい。
【0100】
・上記各実施形態では、昇圧電源生成回路11,81に具体化したが、負電源生成回路に具体化してもよい。
以上の様々な実施形態をまとめると、以下のようになる。
(付記1) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路を備え、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成するオシレータ回路の制御方法であって、
前記第1制御信号が第1状態の時に、該第1制御信号に基づいて前記第1周波数を発振させ、前記第1制御信号が第2状態の時に、前記オシレータ信号を前記第2制御信号の周期に同期させるようにしたことを特徴とするオシレータ回路の制御方法。
(付記2) 前記スイッチ回路を活性化して前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させる第1ステップと、
前記スイッチ回路を非活性化させる第2ステップと
を前記第1制御信号が第2状態の時に実行することを特徴とする付記1に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記3) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路を備え、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成するオシレータ回路の制御方法であって、
前記オシレータ信号を前記第1又は第2制御信号の周期に同期させるようにしたことを特徴とするオシレータ回路の制御方法。
(付記4) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路を備え、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成するオシレータ回路であって、前記第2制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成するパルス発生回路と、
前記第1制御信号及び前記パルス発生回路の出力信号を入力する合成器と、
前記合成器の出力信号に基づいて前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路と
を備えたことを特徴とするオシレータ回路。
(付記5) 前記パルス発生回路には、
前記第1周波数の周波数より低い前記第2周波数を、前記第2制御信号として入力したことを特徴とする付記4に記載のオシレータ回路。
(付記6) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路を備え、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成するオシレータ回路であって、
前記第1制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する第1パルス発生回路と、
前記第2制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する第2パルス発生回路と、
前記第1及び第2パルス発生回路の各出力信号を入力する合成器と、
前記合成器の出力信号に基づいて前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路と
を備えたことを特徴とするオシレータ回路。
(付記7) 前記第1及び第2パルス発生回路には、
前記第1周波数の周波数より低く、且つ互いに異なる周波数である2つのオシレータ信号をそれぞれ入力したことを特徴とする付記6に記載のオシレータ回路。
(付記8) 前記パルス発生回路は、
該パルス発生回路に入力される前記制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させる時間よりも短いパルス幅を有する前記パルス信号を生成することを特徴とする付記4又は6に記載のオシレータ回路。
(付記9) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路と、前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路とから構成され、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、前記オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成するチャージポンプ回路とを備え、
前記第1オシレータ回路を制御する第1制御信号及び第2制御信号を入力し、前記第1制御信号が第1状態の時に、該第1制御信号に基づいて前記第1オシレータ回路を前記第1周波数にて発振させ、前記第1制御信号が第2状態の時に、前記第1オシレータ回路の出力信号を前記第2制御信号の周期に同期させるようにしたことを特徴とする内部電源生成回路の制御方法。
(付記10) 前記スイッチ回路を活性化して前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させる第1ステップと、
前記スイッチ回路を非活性化させる第2ステップと
を前記第1制御信号が第2状態の時に実行することを特徴とする付記9に記載の内部電源生成回路の制御方法。
(付記11) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路と、前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路とから構成され、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、前記オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成するチャージポンプ回路とを備え、
前記第1オシレータ回路を制御する第1制御信号及び第2制御信号を入力し、前記第1オシレータ回路の出力信号を前記第1又は第2制御信号の周期に同期させるようにしたことを特徴とする内部電源生成回路の制御方法。
(付記12) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路と、前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路とから構成され、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、
前記オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成するチャージポンプ回路と、
前記第2制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成するパルス発生回路と、
前記第1制御信号、及び前記パルス発生回路の出力信号を入力する合成器と
を備えたことを特徴とする内部電源生成回路。
(付記13) 前記パルス発生回路には、
前記第1周波数の周波数より低い前記第2周波数を持つ第2オシレータ回路の出力信号を前記第2制御信号として入力したことを特徴とする付記12に記載の内部電源生成回路。
(付記14) 周期ディレイ回路と該周期ディレイ回路のループを制御するスイッチ回路とを有する周期回路と、前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路とから構成され、第1制御信号又は第2制御信号に基づいて第1周波数又は第2周波数のオシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、
前記オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成するチャージポンプ回路と、
前記第1制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する第1パルス発生回路と、
前記第2制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成する第2パルス発生回路と、
前記第1及び第2パルス発生回路の各出力信号を入力する合成器と
を備えたことを特徴とする内部電源生成回路。
(付記15) 前記第1及び第2パルス発生回路には、
前記第1周波数の周波数より低く、且つ互いに異なる周波数である2つのオシレータ回路の出力信号をそれぞれ入力したことを特徴とする付記14に記載の内部電源生成回路。
(付記16) 前記パルス発生回路は、
該パルス発生回路に入力される前記制御信号の変位に基づいて前記周期回路を半周期もしくは1周期動作させる時間よりも短いパルス幅を有する前記パルス信号を生成することを特徴とする付記12又は14に記載の内部電源生成回路。
(付記17) 前記第1電圧の電圧レベルを検出し、その検出結果に基づいて前記第1制御信号を活性化信号に制御する第1検出回路と、
前記第1電圧の電圧レベルを検出し、その検出結果に基づいて前記第2制御信号を活性化信号に制御する第2検出回路と
を備えたことを特徴とする付記12又は14に記載の内部電源生成回路。
【0101】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は安定的且つ効率良く内部電源を供給し得るオシレータ回路、及び内部電源生成回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態の昇圧電源生成回路を示す概略ブロック図である。
【図2】 昇圧電源生成回路の詳細を示すブロック図である。
【図3】 第1検出回路を示す回路図である。
【図4】 第2検出回路を示す回路図である。
【図5】 第2オシレータ回路を示す回路図である。
【図6】 不正パルス防止回路を示す回路図である。
【図7】 チャージポンプ回路を示す回路図である。
【図8】 第一実施形態を示す波形図である。
【図9】 第一実施形態の入出力特性を示す説明図である。
【図10】 第二実施形態の昇圧電源生成回路を示す概略ブロック図である。
【図11】 不正パルス防止回路を示す回路図である。
【図12】 従来の昇圧電源生成回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
16 チャージポンプ回路
31 パルス発生回路
33 第1オシレータ回路
41 周期ディレイ回路
42 スイッチ回路
43 周期回路
44 スイッチ制御回路
VPP 第1電圧(昇圧電圧)
IN1 第1制御信号
IN2 第2制御信号
DET-A 第1制御信号としての検出信号
OSC-S 第2制御信号としてのオシレータ信号
OSC-A 第1制御信号としてのオシレータ信号

Claims (4)

  1. 第1周期ディレイ回路と該第1周期ディレイ回路のループを制御する第1スイッチ回路とを有する第1周期回路と前記第1スイッチ回路を制御する第1スイッチ制御回路とを備え、第1制御信号に基づいて第1周波数のオシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、
    第2周期ディレイ回路と該第2周期ディレイ回路のループを制御する第2スイッチ回路とを有する第2周期回路と前記第2スイッチ回路を制御する第2スイッチ制御回路とを備え、第2制御信号に基づいて第2周波数のオシレータ信号を生成する第2オシレータ回路と、
    前記第2周波数のオシレータ信号が入力され、該第2周波数のオシレータ信号の変位に基づいて前記第1周波数で発振する前記第1周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成するパルス発生回路と、
    前記パルス発生回路の出力に接続され、前記第1制御信号及び前記パルス信号が入力されるとともに出力信号を前記第1スイッチ制御回路に出力する合成器と、を備えたことを特徴とするオシレータ回路。
  2. 前記第1周波数は前記第2周波数よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のオシレータ回路。
  3. 第1周期ディレイ回路と該第1周期ディレイ回路のループを制御する第1スイッチ回路とを有する第1周期回路と前第1スイッチ回路を制御する第1スイッチ制御回路とを備え、第1制御信号に基づいて第1周波数の第1オシレータ信号を生成する第1オシレータ回路と、
    第2周期ディレイ回路と該第2周期ディレイ回路のループを制御する第2スイッチ回路とを有する第2周期回路と前記第2スイッチ回路を制御する第2スイッチ制御回路とを備え、第2制御信号に基づいて第2周波数の第2オシレータ信号を生成する第2オシレータ回路と、
    前記第2オシレータ信号が入力され、該第2オシレータ信号の変位に基づいて前記第1周波数で発振する前記第1周期回路を半周期もしくは1周期動作させるパルス信号を生成するパルス発生回路と、
    前記パルス発生回路の出力に接続され、前記第1制御信号及び前記パルス信号が入力されるとともに出力信号を前記第1スイッチ制御回路に出力する合成器と、
    前記第1オシレータ信号により駆動され、第1電圧を生成するチャージポンプ回路と
    を備えたことを特徴とする内部電源生成回路。
  4. 前記第1周波数は前記第2周波数よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の内部電源生成回路。
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