JP4498419B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4498419B2
JP4498419B2 JP2007534209A JP2007534209A JP4498419B2 JP 4498419 B2 JP4498419 B2 JP 4498419B2 JP 2007534209 A JP2007534209 A JP 2007534209A JP 2007534209 A JP2007534209 A JP 2007534209A JP 4498419 B2 JP4498419 B2 JP 4498419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
housing
heating element
radiating plate
air layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007534209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007029311A1 (ja
Inventor
洋介 角田
真純 鈴木
亨匡 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2007029311A1 publication Critical patent/JPWO2007029311A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498419B2 publication Critical patent/JP4498419B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
    • H05K7/20436Inner thermal coupling elements in heat dissipating housings, e.g. protrusions or depressions integrally formed in the housing
    • H05K7/20445Inner thermal coupling elements in heat dissipating housings, e.g. protrusions or depressions integrally formed in the housing the coupling element being an additional piece, e.g. thermal standoff
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、LSI等の発熱体を筐体内に収容した電子機器に関する。
ノートパソコン、携帯電話その他の電子機器では、薄型化および小型化が進む一方、内蔵されているLSI等の電子部品からの発熱量が増加する傾向にある。このような発熱部品に対しては、従来、ヒートシンク(放熱板)や冷却ファン等を用いた冷却方法が採られている。
放熱板は、熱伝導率の高い物質を用いて形成され、発熱部品からの熱を拡散することによって放熱する。但し、放熱板からの放熱によって、電子機器の筐体、特に使用者が手で触れる部分(例えば操作ボタンが配置された部分)の温度が上昇し、使用者に不快感を与えることを防止する必要がある。
このため、日本特開2001−350546号公報には、発熱部品と装置ケースとの間に、放熱板と真空断熱材とを重ねて配置し、発熱部品の放熱を行いながらケースの温度上昇を抑えた放熱構造が開示されている。
また、日本特開2002−319652号公報および日本特開2003−8956号公報には、発熱部品と筐体又は外装カバーとの間に、熱伝導部材と、放熱板(日本特開2003−8956号公報)と、断熱部材とを重ねて挟むように配置し、発熱部品の放熱を行いながら筐体やカバーにおける人体が接触する部分への伝熱を防止した放熱構造が開示されている。
なお、日本特開平10−229287号公報には、発熱部品からの熱を熱拡散シートを用いて筐体に伝達することで放熱する放熱構造が開示されている。また、該日本特開平10−229287号公報には、熱拡散シートのうち発熱部材の直下の部分と筐体との間に枠状の支持フレーム(スペーサ)を配置することによって空気による断熱層を設け、筐体における発熱部品の直下の部分の温度が局所的に上昇することを防止する構造が提案されている。
しかしながら、日本特開2001−350546号公報、日本特開2002−319652号公報および日本特開2003−8956号公報にて開示された放熱構造では、基本的には、図16に示すように、放熱板204や熱伝導部材206に重ねられた断熱部材207を筐体210に接触させている。このため、発熱部品201からの発熱量が増加すると、断熱部材207を伝わった熱が筐体210に伝わり、筐体210の温度が上昇してしまう。特に、筐体210のうち発熱部品201、放熱板204、熱伝導部材206および断熱部材207が重なる方向から見たときの該発熱部品201に重なる領域の概ね中心Pが、その周辺に比べて著しく高温化したヒートスポットになる可能性が高い。
また、日本特開平10−229287号公報にて開示された放熱構造によれば、熱拡散シートと筐体との間に空気断熱層を設けることで、筐体における発熱部品に重なる領域内では局所的な温度上昇を防止することができる。しかし、空気断熱層がない領域のうち発熱部品に近い部分(例えば、支持フレームに隣接し、熱拡散シートが直接筐体に接触する部分)に局所的な温度上昇が生ずる可能性がある。
本発明は、発熱量がより大きな発熱部材を用いる場合でも効率良く放熱することができ、しかも筐体におけるヒートスポットの形成を抑えることができるようにした放熱構造を有する電子機器を提供することを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての電子機器は、発熱体を実装した基板と、前記基板に情報を入力するために操作される操作部と、前記発熱体を放熱する放熱板と、前記放熱板を支持する支持部材と、前記操作部が設けられると共に、前記基板、前記放熱板及び前記支持部材を収容する筐体と、を有し、前記発熱体は前記基板に関して前記操作部側に設けられ、前記支持部材は、前記操作部が設けられる前記筐体の面と前記放熱板との間に配置されて前記放熱板と前記筐体の面との間に空気層を形成し、前記面が前記放熱板に接触することを防止するとともに、前記支持部材は、弾性を有し、弾性力により前記放熱板と前記発熱体とを圧接させることを特徴とする。
これによれば、空気層の断熱作用によって、放熱板から拡散した熱が操作部が設けられる筐体の面に伝達されにくくなるため、発熱量が大きな発熱部材を用いる場合でも操作部が設けられる筐体の面にヒートスポットが形成されることを抑制できる。また、発熱体と放熱板との間の熱抵抗を小さくし、より効率良く放熱させることができる。
また、放熱板よりも操作部側に断熱部材を配置し、該断熱部材と操作部が設けられる筐体の面との間に空気層を形成するようにしてもよい。断熱部材による断熱作用と空気層による断熱作用とが相まって、より効果的にヒートスポットの形成を抑制することができる。なお、空気層の厚さを、断熱部材のサイズの半分以上とすると、空気層による十分な断熱効果を得ることができる。
また、空気層を、筐体内の該空気層以外の空間に対して開放するとよい。これにより、放熱板又は断熱部材から空気層に伝わった熱が筐体内の空間に拡散し、ヒートスポットの形成をより効果的に抑制することができる。
また、支持部材は、繊維系材料、発泡系材料、又は断熱材を内部に含む積層型材料により形成するとよい。これらの材料は、熱伝導率が低いので、支持部材を介しての操作部が設けられる筐体の面への熱伝達を抑えることができる。
また、支持部材は、発熱体および放熱板が重なる方向から見たときの発熱体の配置領域(発熱体に重なる領域)よりも外側に配置するとよい。これにより、支持部材を介しての操作部が設けられる筐体の面への熱伝達をより効果的に抑えることができる。例えば、複数の支持部材を該発熱体配置領域外にて互いに離間して配置してもよいし、支持部材を発熱体配置領域を囲む枠形状に形成してもよい。
また、放熱板のうち発熱体に接触する部分を、該放熱板の他の部分よりも発熱体側に突出させるようにしてもよい。これにより、該放熱板と発熱体が取り付けられた基板との間に、該発熱体とは別の電子部品を配置することができ、電子機器の小型化に有効である。また、放熱板に弾性を持たせ、該突出した部分を弾性力により発熱体に圧接させるようにすることで、発熱体と放熱板との間の熱抵抗を小さくし、より効率良く放熱させることができる。
さらに、発熱体と放熱板との間に、発熱体よりもサイズが大きなヒートスプレッダを配置してもよい。これにより、放熱板の面内方向での伝熱量を増加させることができ、放熱板により効率良く放熱させることができる。
本発明の実施例1である携帯電話の筐体内部の構造を示す断面図である。 実施例1において支持台に弾性を持たせた場合の効果を示す断面図である。 実施例1における支持台の配置例を示す平面透視図である。 実施例1における支持台の他の配置例を示す平面透視図である。 実施例において支持台として用いられる繊維系材料の概略図である。 実施例において支持台として用いられる発泡系材料の概略図である。 実施例において支持台として用いられる積層型材料の概略図である。 本発明の実施例2である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施例3である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施例4である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施例5である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施例6である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施例7である携帯電子機器の筐体内部の構造を示す断面図である。 実施例1の携帯電子機器の概略構成図である。 実施例1の実験例を示す図である。 実施例1の実験例を示す図である。 実施例3の実験例を示す図である。 実施例3の実験例を示す図である。 従来の電子機器の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
11には、本発明の実施例1である携帯電子機器(電子機器)の概略構成を示している。本実施例の携帯電子機器100は、第1の本体部30と、ヒンジ部42を中心として該第1の本体部30に対して開閉可能に取り付けられた第2の本体部40とを有する。
第1の本体部30は、プラスチック等の樹脂製ケースである筐体10内に、発熱体1、基板2および放熱板4を収容して構成されている。また、筐体10には、バッテリ16が着脱可能に装着されている。第1の本体部30において、筐体10における前側の壁状部分、すなわち第1の壁部である筐体前壁10aには、キーパッドその他の操作部材が配置された操作部12が設けられている。なお、筐体前壁10aは、開口のない壁である必要はなく、実際には操作部材を露出させるための開口が複数形成されている。
第2の本体部40において、プラスチック等の樹脂製、またはアルミなどの金属製のケースである筐体の前側の壁状部分には、液晶素子や自発光素子により構成されるディスプレイ41が設けられている。該筐体内には、ディスプレイ41を駆動するための回路(図示せず)が内蔵されている。
発熱体1は、LSI,CPU等の演算処理装置により代表される。但し、本発明においては、発熱するものであれば、演算処理装置以外の電子部品も発熱体に含む。以上の携帯電子機器の基本構成は、以下に説明する実施例においても同様である。
図1Aには、第1の本体部30を構成する筐体10内の構造を拡大して示している。この図では、筐体前壁10aを下にして示している。このことは以下の実施例でも同様である。
発熱体1は、プリント基板(以下、単に基板という)2における筐体前壁10a側の面に実装されている。発熱体1および基板2は、筐体前壁10に対してほぼ平行となるように配置され、基板2は、筐体10内の概ね全体に広がる面内方向サイズを有する。なお、図示しないが、基板2には、発熱体1以外の各種電子部品も実装されている。
放熱板4は、発熱体1と筐体前壁10aとの間に基板2とほぼ平行になるように配置され、発熱体1に接触している。放熱板4は、発熱体1で発生した熱を拡散させて放熱し、該発熱体1を冷却する。放熱板4は、一般にアルミニウム(熱伝導率200〜300W/m・K)や銅(熱伝導率300〜400W/m・K)等、熱伝導率が高い金属材料により形成されている。
但し、放熱板4の材料としてグラファイトシート(熱伝導率200〜600W/m・K)を用いると、金属材料を用いる場合に比べて軽量化することができる。なお、図示していないが、放熱板4に、放熱表面積を増加させるためのフィン形状等を形成してもよい。
基板2の左右両端部にはネジ3が取り付けられており、これらのネジ3は筐体前壁10aに形成されたネジ穴に締め込まれて固定されている。そして、本実施例では、放熱板4と筐体前壁10aとの間に支持台5を配置し、これにより放熱板4と筐体前壁10aとの間に所定の厚みを有する空気層6を形成している。すなわち、本実施例では、支持台5(空気層6)、放熱板4、発熱体1および基板2が筐体前壁10a側からこの順で筐体10内に配置されている。
支持台5は、基板2および発熱体1を介してネジ3による締め付け力を受ける放熱板4と筐体前壁10aとの間に挟み込まれて固定されている。言い換えれば、支持台5は、該締め付け力に抗して放熱板4を筐体前壁10aから離間させ、所定の厚みを有する空気層6を確保する機能を有する。なお、支持台5を筐体前壁10a又は放熱板4に接着又はテープにより固定してもよい。
放熱板4は、放熱効率をできるだけ上げるために、基板2に対してほぼ同程度の面内方向サイズを有するように(但し、ネジ3との干渉を避けられる程度に小さく)形成されている。
ここで、筐体10内の構造を、基板2、発熱体1および放熱板4が重なっている方向のうち支持台5側から見たときの平面図(図1A中にGで示す方向から見た図)を図2に示す。図2において、1′は筐体前壁10aから放熱板4までの間でG方向から見たときに発熱体1に重なる領域、つまりはG方向から放熱板4を素通しで見たときに発熱体1が存在する領域を示している。以下この領域1′を発熱体配置領域という。
そして、支持台5は、発熱体配置領域1′よりも外側に配置されている。本実施例では、発熱体配置領域1′外において該領域1′を挟んで離間配置された2つの支持台5を有する。各支持台5は立方体形状又は直方体形状(板形状を含む)を有する。なお、本実施例では、2つの支持台5を設ける場合について説明するが、本発明において支持台の数はこれに限定されず、3つ以上の支持台を発熱体配置領域外に互いに離間させて配置してもよい。
また、図3に示すように、支持台5を矩形枠状に形成し、発熱体配置領域1′よりも外側に配置してもよい。すなわち、支持台5を、発熱体配置領域1′を囲むように配置してもよい。
なお、図2および図3に示した支持台5の形状および配置は例にすぎず、本発明における支持台の形状および配置は、放熱板4と筐体前壁10aとの間に空気層6を確保できれば、どのようなものであってもよい。但し、上述したように支持台5を発熱体配置領域1′外に配置することで、発熱体1から放熱板4に伝わった熱が支持台5を介して発熱体配置領域1′に伝わりにくくなるようにすることができる。
さらに、支持台5は、一般的に用いられる熱伝導率が低い材料、例えば図4Aに示す繊維系材料、図4Bに示す発泡系材料又は図4Cに示す積層型材料により形成される。繊維系材料としては、例えばグラスウール(熱伝導率0.034W/m・K)がある。また、発泡系材料としては、例えば押出発泡ポリスチレン(熱伝導率0.038W/m・K)、発泡ポリエチレン(熱伝導率0.035W/m・K)がある。さらに、積層型材料としては、例えば図4Cに示すように、ウレタン等の弾性材料5bの間に一般的な断熱材料5aを挟んだものがある。
このように、プラスチックや金属に比べて熱伝導率が低い材料を用いて支持台5を形成するのが好ましい。これにより、発熱体1から放熱板4に伝わった熱が支持台5を介して筐体前壁10aに伝わりにくくなるようにすることができる。
なお、支持台5を、図4Cに示した弾性材料の間に断熱材料を挟んだ積層型材料や他の弾性を有する材料を用いて形成することにより、図1B中に点線矢印Jで示すように、該弾性部材の弾性力によって放熱板4と発熱体1とをより強く圧接させることができる。これにより、発熱体1から放熱板4への熱抵抗を減少させて放熱板4による発熱体1の冷却効果を高めることができる。
空気層6を形成する空気は、60〜90℃では、熱伝導率が0.026W/m・Kであり、一般的な断熱部材(熱伝導率0.026W/m・K以上)以下の熱伝導率を有する。従来のように放熱板と筐体との間に断熱部材を配置し、該断熱部材を先に説明した発熱体配置領域に接触させると、断熱部材によって遮断できなかった熱が断熱部材を介して直に筐体に伝わり、筐体における発熱体配置領域にその周辺に比べて極めて高い温度のヒートスポットが形成される。しかし、本実施例のように、放熱板4と筐体前壁10aとの間に空気層6を形成することにより、断熱部材を筐体に接触させて配置する場合に比べて筐体に熱が伝わりにくくなり、より高い断熱効果が得られる。したがって、筐体10におけるヒートスポットの形成を回避することができる。
しかも、放熱板4と同等の大きなサイズの断熱部材ではなく、小さなサイズの支持台5によって空気層6を設けることで、携帯電子機器100の軽量化を図ることもできる。
また、放熱板4は筐体10と接触しておらず、空気層6(の外周全体)が筐体10内の空気層6以外の空間に開放されている。このため、放熱板4から空気層6に伝わった熱が筐体10内における該空気層6以外の空間に拡散する。これにより、筐体前壁10aにおけるヒートスポットの形成をより効果的に回避することができる。
ここで、図12(A),(B)および図13(A),(B)にはそれぞれ、支持台により放熱板と筐体との間に空気層を形成する場合において、支持台の配置および形状と筐体の温度との関係を調べるための実験内容とその結果を示す。
本実験では、図12(A)に示すように、筐体310(図1Aの筐体前壁10aに相当する)側から順に、繊維系材料(0.034W/m・K)により形成した支持台305、銅板(385W/m・K)からなる放熱板304、10mm四方の矩形の発熱体301および基板302を配置した。
12(B)に示すパターン1では、図2および図3と同じ平面視において、12mm四方の矩形形状を有する支持台を発熱体配置領域301′と重なるように配置し、A点〜F点での筐体310の温度を測定した。A点は発熱体配置領域301′の中央、B点はA点から支持台の対角方向に約14mm離れた点、C,D点はB点から同対角方向に10mmおよび20mm離れた点である。また、E点はA点から支持台の対向する2辺に平行な方向に10mm離れた点、F点はE点から同平行方向にさらに10mm離れた点である。
なお、パターン1は、放熱板と筐体との間に断熱部材を配置し、該断熱部材をA点を含めて筐体に接触させた場合と同等である。
パターン2では、6mm四方の矩形形状を有する4つの支持台を、発熱体配置領域301′外において該領域301′を囲む20mm四方の矩形の角部に配置し、A点〜F点での筐体310の温度を測定した。A点〜F点の位置はパターン1と同じである。
パターン3では、20mm四方の矩形枠形状を有する支持台を、発熱体配置領域301′外において該領域301′を囲むように配置し、A点〜F点での筐体310の温度を測定した。A点〜F点の位置はパターン1と同じである。なお、パターン1〜3において、支持台および空気層の厚さ(支持台305、放熱板304、発熱体301および基板302の重なり方向での高さ)は同じとした。
13(A)には、周囲温度35℃で測定した上記パターン1〜3におけるA点からF点での温度(℃)を示す。また、図13(A)には、発熱体301の温度(℃)、発熱体301の発熱量(消費電力)(W)および発熱体301とA点間での熱抵抗値(℃/W)も併せて示している。さらに、図13(B)には、パターン1〜3における発熱体301の温度とA点からC点までの温度変化を示す。
パターン2,3では、A点での筐体温度が、パターン1と比較して約5℃低くなった。また、パターン2,3でのB点では、支持台305と接触するためパターン1でのB点よりも温度が高くなった。同様に、パターン3でのE点でも、支持台305と接触するためパターン1でのB点よりも温度が高くなった。但し、パターン2,3でのB点およびパターン3でのE点の温度は、パターン2,3でのA点よりは低い温度であった。
発熱体301とA点間での熱抵抗値は、パターン2ではパターン1に比べて約1.56倍、パターン3ではパターン1に比べて約1.73倍高くなった。
この実験結果から分かるように、パターン2,3の支持台の配置方法を採ることにより、筐体における支持台との接触位置の温度は接触していない場合に比べて高くなるものの、パターン1においてヒートスポットとなっていたA点での温度が下がり、該ヒートスポットを解消することができる。つまり、A点からF点まで含む広い範囲でヒートスポットの形成を回避することができ、パターン1の場合のようにヒートスポットに触れた使用者に不快感を与えることを防止することができる。
図5には、本発明の実施例2である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には、実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、放熱板4′のうち発熱体1に重なる部分4a′をその周囲の部分(他の部分)4b′よりも基板2側とは反対側に突出させた形状を有する。具体的には、放熱板4′における発熱体1に接触する部分が凸形状となり、その反対側が凹形状になるように形成している。
放熱板4′をこのような形状に形成することにより、放熱板4′が弾性を有する材料で形成されている場合には、該放熱板4′に基板2の方向に発生する弾性力Kによって、突出部分4a′と発熱体1との密着性を高めることができる。これにより、発熱体1から放熱板4′への熱抵抗を小さくすることができ、発熱体1をより効率良く冷却することができる。
さらに、本実施例では、放熱板4′のうち周囲部分4b′と基板2との間に、実施例1の場合に比べて厚さの大きな空間を形成することができる。そして、この空間を利用して、基板2における放熱板4′側の面(発熱体1の実装面)に他の大型の電子部品(IC等)20を実装することができる。これにより、例えば該電子部品20を基板2における放熱板4′とは反対側の面に実装する場合に比べて、筐体10(つまりは携帯電子機器)を薄型化および小型化することができる。
図6には、本発明の実施例3である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には、実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、放熱板4における筐体前壁10a側の面に、該放熱板4とほぼ同じ面内方向サイズの板形状の断熱部材(断熱板)7を接触させ、該断熱部材7と筐体前壁10aとの間に、支持台5を配置して空気層6を設けている。すなわち、本実施例では、支持台5(空気層6)、断熱部材7、放熱板4、発熱体1および基板2が筐体前壁10a側からこの順で筐体10内に配置されており、断熱部材7と空気層6とにより放熱板4と筐体前壁10aとの間に断熱層8を形成している。本実施例は、発熱体1の発熱量が、実施例1の発熱体に比べて大きい場合に特に有効である。
断熱部材7としては、空気層6の空気(0.024〜0.026W/m・K)の熱膨張率以上の熱膨張率(0.026W/m・K以上)を有する一般的な断熱材料、例えば発泡ウレタンやシリコンフォームを用いている。本実施例の場合も、断熱部材を筐体に接触させる場合に比べて高い断熱効果が得られ、筐体におけるヒートスポットの形成を回避することができる。つまり、一般的な断熱部材を用いた場合でも、空気層6によって高い断熱効果が得られるため、ヒートスポットが形成されることを抑制できる。
ここで、従来のように断熱部材を筐体に接触させる場合において、断熱部材の厚さを厚くすることによってもヒートスポットの形成を回避することができると考えられる。しかし、本実施例のように空気層を設けるようにすれば、ヒートスポットの形成を回避するために必要な空気層の厚さは、断熱部材の厚さ増加分よりも薄くて済む。このため、空気層を設けることにより、断熱部材の厚さを増加させる場合に比べて、基板2から筐体前壁10aまでの厚さを薄くすることができる。したがって、筐体前壁10aにおけるヒートスポットの形成を回避しつつ筐体10(つまりは携帯電子機器)のコンパクト化を図ることができる。
また、放熱板4および断熱部材7は筐体10と接触しておらず、空気層6は、筐体10内の空気層6以外の空間に開放されている。このため、断熱部材7から空気層6に伝わった熱が空気層6内や筐体10内における該空気層6以外の空間に拡散し、筐体前壁10aにおけるヒートスポットの形成をより効果的に回避することができる。
ここで、断熱部材を厚くして筐体に接触させた場合(空気層を設けない場合)と空気層を設けた場合での筐体の温度を比較するために行った実験結果を、図14(B)に示す。
14(A)には、断熱部材407と筐体前壁410aとの間に空気層406を設けた実験装置を示す。空気層406を設けない場合は、該空気層406の部分も全て断熱部材407とした実験装置を用いた。なお、図14(B)に示すように、空気層406を設けない場合の断熱部材407の厚さは1.5mm、空気層406を設けた場合の断熱部材407および空気層406の厚さはそれぞれ、1.0mmおよび0.5mmである。また、筐体410は、110×260×14mmの外形サイズで、壁部分の厚さが1mmのものを用いた。また、発熱体401の発熱量は3.5Wで、放熱板404として50×100mmの銅板(385W/m・K)を、断熱部材407として熱膨張率が0.026W/m・Kのものを用いた。
双方の場合の発熱体401、放熱板404、断熱部材407、筐体410(筐体前壁410a)の内面および外面における発熱体配置領域の中央I,Hの温度は、図14(B)に示す通りである。
14(B)から分かるように、空気層を設けず断熱部材を1.5mmと厚くした場合に比べて、断熱層408として同じ厚み内で断熱部材を1.0mm、空気層406を0.5mmとした場合の方が、筐体外面の温度が1.2℃低くなった。これにより、空気層の断熱部材よりも優れた断熱効果、つまりはヒートスポット形成の回避効果を確認することができた。さらに言えば、空気層6(支持台5)の厚さを断熱部材7の厚さの半分以上とすることで、断熱部材を同じ厚さ厚くする場合に比べて筐体外面の温度を低くする効果を有することが分かった。
また、空気層を設けない場合において、筐体外面の温度を空気層406を設けた場合と同等まで下げるためには、断熱部材を1.5mmよりもさらに厚くする必要があることが推測できた。
また、図15には、同じ厚さの断熱部材を用いて空気層を設けない場合と空気層を設けた場合について筐体の温度を比較するために行った実験結果を示す。本実験では、断熱部材の厚さは1.0mm、発熱体の発熱量は5W、放熱板としてグラファイトシート(240W/m・K)を用いた。また、この実験では、断熱部材として、熱膨張率が空気よりも低い(0.005W/m・K)ものを用いた。これ以外の実験条件は、図14(A),(B)の実験と同じである。
15から分かるように、空気層を設けた場合の方が、空気層を設けない場合に比べて筐体外面の温度が3.6℃低くなった。これにより、空気層を設けることによって、空気層を設けない場合に比べて筐体の温度を下げること(ヒートスポットの形成をより確実に回避すること)ができることが分かった。
なお、本実施例においては、断熱部材7と支持台5とを別部材として構成した場合について説明したが、断熱部材7の一部を筐体前壁10a側に突出する形状に形成して支持台として用いるようにしてもよい。この場合、断熱部材のうち放熱板に沿って延びる板状の部分が請求項1にいう「断熱部材」に相当し、支持台形状の部分が同「支持台」に相当する。このことは、後述する断熱部材を用いる他の実施例でも同様である。
図7には、本発明の実施例4である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には、実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例は、実施例1における放熱板4の筐体前壁10a側の面のうち、発熱体1と放熱板4とが重なる方向から見て、該発熱体1にほぼ重なる領域にのみ断熱部材7′を設けたものに相当する。断熱部材7′は、発熱体1より若干大きな面内方向サイズを有する。
放熱板4のうち断熱部材7′が重なっていない領域および断熱部材7′と筐体前壁10aとの間には空気層6が形成されている。本実施例も、実施例1に比べて発熱体1の発熱量が大きい場合に特に有効である。
また、実施例1と同様に、空気層6は、筐体10内の空気層6以外の空間に開放されている。支持台5は、放熱板4のうち断熱部材7′が重なっていない領域と筐体前壁10aとの間に配置されている。
本実施例によれば、発熱体1にほぼ重なる領域に設けた断熱部材7′と空気層6との高い断熱効果によって、筐体前壁10aにヒートスポットが形成されることを回避することができる。しかも、断熱部材7′のサイズを実施例2のように放熱板4とほぼ同サイズとする場合に比べて、携帯電子機器を軽量化することができる。
図8には、本発明の実施例5である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。本実施例において、実施例3と共通する構成要素には、実施例3と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、実施例3の構成において、実施例2と同様に放熱板4′のうち発熱体1に重なる部分4a′をその周囲の部分(他の部分)4b′よりも筐体前壁10a側とは反対側に突出させた形状を有する。そして、放熱板4′が弾性を有する材料で形成されている場合には、その弾性力によって該突出部分4a′と発熱体1との密着性を高め、発熱体1から放熱板4′への熱抵抗を小さくすることができる。したがって、発熱体1をより効率良く冷却することができる。
また、本実施例でも、放熱板4′のうち周囲部分4b′と基板2との間に、実施例1の場合に比べて厚さの大きな空間を形成することができるので、この空間を利用して、基板2における放熱板4′側の面(発熱体1の実装面)に他の大型の電子部品(IC等)20を実装することができる。これにより、例えば該電子部品20を基板2における放熱板4′とは反対側の面に実装する場合に比べて、筐体10(つまりは携帯電子機器)を薄型化および小型化することができる。
図9には、本発明の実施例6である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。本実施例において、実施例5と共通する構成要素には、実施例5と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、放熱板4′の筐体前壁10a側の面のうち、発熱体1に接触する(重なる)突出部分4a′の反対側の領域に、発熱体1よりも若干大きな面内方向サイズを有する断熱部材7″を設けている。
これにより、実施例5にて説明した効果に加え、放熱板4′における発熱体1にほぼ重なる領域に設けた断熱部材7″と空気層6との高い断熱効果によって、筐体前壁10aにおける発熱体配置領域(図2,3参照)にヒートスポットが形成されることをより確実に回避することができる。しかも、断熱部材7″のサイズを実施例4のように放熱板4′とほぼ同サイズとする場合に比べて、携帯電子機器を軽量化することができる。
図10には、本発明の実施例7である携帯電子機器における第1の本体部を構成する筐体10内の構造を示している。また、本実施例において、実施例3と共通する構成要素には、実施例3と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、実施例3の構成に加え、発熱体1と放熱板4との間に、発熱体1よりも大きな面内方向サイズを有するヒートスプレッダ9を配置している。このヒートスプレッダ9は、熱伝導率の高い金属で作られ、発熱体1から受けた熱を面内方向に高い熱伝導率で伝達する。このため、放熱板4に直接、発熱体1を接触させる場合よりも広い面積で発熱体1からの熱を放熱板4に伝えることができる。したがって、放熱板4の面内方向での伝熱量を増加させることができ、放熱板4により効率良く放熱させることができる。
さらに、ヒートスプレッダ9が追加されたことにより、実施例3に比べて、発熱体1から筐体前壁10aに至る熱伝導経路が長くなるため、筐体前壁10aにおける発熱体配置領域1′(図2,3参照)の温度をより低下させることができる。
本実施例は、特に、発熱体1が小型である場合(放熱板4との接触面積が小さい場合)や、グラファイトシート等、厚さ方向の熱伝導率が低い放熱板4を用いる場合に有効である。
以上説明したように、上記各実施例によれば、空気層の断熱作用によって筐体の第1の壁部に熱が伝達されにくくなるため、発熱量が大きな発熱部材を用いる場合でも、第1の壁部でのヒートスポットの形成を抑制することができる。
なお、ここまで本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、様々な変形及び変更が可能である。例えば、放熱板、断熱部材および支持台の材料は上記実施例にて説明したものに限られない。また、本発明は、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)、デジタルカメラ等の電子機器に広く適用することができる。
本発明は、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等の電子機器における発熱体の冷却構造として有用であり、特に筐体にヒートスポットが形成されることを回避しつつ冷却を行うのに適している。

Claims (10)

  1. 発熱体を実装した基板と、
    前記基板に情報を入力するために操作される操作部と、
    前記発熱体を放熱する放熱板と、
    前記放熱板を支持する支持部材と、
    前記操作部が設けられると共に、前記基板、前記放熱板及び前記支持部材を収容する筐体と、
    を有し、
    前記発熱体は前記基板に関して前記操作部側に設けられ、
    前記支持部材は、前記操作部が設けられる前記筐体の面と前記放熱板との間に配置されて前記放熱板と前記筐体の面との間に空気層を形成し、前記面が前記放熱板に接触することを防止するとともに、前記支持部材は、弾性を有し、弾性力により前記放熱板と前記発熱体とを圧接させることを特徴とする電子機器。
  2. 前記放熱板よりも前記操作部側に断熱部材が配置され、該断熱部材と前記筐体の面との間に前記空気層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記空気層は、前記断熱部材の厚さの半分以上の厚さを有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記空気層は、前記筐体内における前記空気層以外の空間に開放されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記放熱板のうち前記発熱体に接触する部分が、該放熱板の他の部分よりも前記発熱体側に突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  6. 前記他の部分と前記発熱体が取り付けられた基板との間に、前記発熱体とは別の電子部品が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記放熱板は、弾性を有し、弾性力により前記発熱体側に突出した部分が前記発熱体に圧接することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記支持部材は、繊維系材料、発泡系材料、又は断熱材を内部に含む積層型材料により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  9. 前記支持部材は、前記発熱体および前記放熱板が重なる方向から見たときの前記発熱体の配置領域よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  10. 前記発熱体と前記放熱板との間に、該発熱体よりもサイズが大きいヒートスプレッダが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
JP2007534209A 2005-09-06 2005-09-06 電子機器 Expired - Fee Related JP4498419B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/016314 WO2007029311A1 (ja) 2005-09-06 2005-09-06 電子機器

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009142516A Division JP2009205700A (ja) 2009-06-15 2009-06-15 電子機器
JP2009277918A Division JP2010055642A (ja) 2009-12-07 2009-12-07 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007029311A1 JPWO2007029311A1 (ja) 2009-03-12
JP4498419B2 true JP4498419B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=37835448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007534209A Expired - Fee Related JP4498419B2 (ja) 2005-09-06 2005-09-06 電子機器

Country Status (3)

Country Link
US (3) US20080158817A1 (ja)
JP (1) JP4498419B2 (ja)
WO (1) WO2007029311A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104640416A (zh) * 2013-11-08 2015-05-20 联想(北京)有限公司 一种电子设备

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070119199A1 (en) * 2005-11-30 2007-05-31 Raytheon Company System and method for electronic chassis and rack mounted electronics with an integrated subambient cooling system
US7908874B2 (en) * 2006-05-02 2011-03-22 Raytheon Company Method and apparatus for cooling electronics with a coolant at a subambient pressure
US8651172B2 (en) * 2007-03-22 2014-02-18 Raytheon Company System and method for separating components of a fluid coolant for cooling a structure
US7921655B2 (en) * 2007-09-21 2011-04-12 Raytheon Company Topping cycle for a sub-ambient cooling system
JP4841566B2 (ja) * 2008-01-07 2011-12-21 三菱電機株式会社 パワーコンディショナ
US7934386B2 (en) 2008-02-25 2011-05-03 Raytheon Company System and method for cooling a heat generating structure
JP4978521B2 (ja) * 2008-03-14 2012-07-18 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末
US7907409B2 (en) * 2008-03-25 2011-03-15 Raytheon Company Systems and methods for cooling a computing component in a computing rack
FR2932356B1 (fr) * 2008-06-10 2011-03-25 Airbus France Systeme de dissipation de chaleur
WO2010004810A1 (ja) * 2008-07-09 2010-01-14 日本電気株式会社 液晶表示装置
JP4488093B2 (ja) 2008-07-24 2010-06-23 ダイキン工業株式会社 空気調和機
CN102017228B (zh) * 2008-09-22 2014-03-19 松下电器产业株式会社 便携式电子设备
JP5408528B2 (ja) * 2009-01-19 2014-02-05 日本電気株式会社 電子機器
JP5402200B2 (ja) * 2009-04-20 2014-01-29 株式会社リコー 熱移動機構及び情報機器
US8194400B2 (en) 2009-12-11 2012-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device
JP4806079B2 (ja) 2010-02-17 2011-11-02 株式会社東芝 記憶装置
US9105908B2 (en) 2010-03-29 2015-08-11 Schott Ag Components for battery cells with inorganic constituents of low thermal conductivity
US9101082B1 (en) * 2010-05-03 2015-08-04 Sunpower Corporation Junction box thermal management
US8936072B2 (en) * 2010-06-11 2015-01-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thermal distribution systems and methods
JP5573601B2 (ja) * 2010-10-29 2014-08-20 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 基板の結露防止構造
JP4843736B2 (ja) * 2011-02-23 2011-12-21 株式会社東芝 電子機器
JP5588895B2 (ja) * 2011-02-28 2014-09-10 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワー半導体モジュール,パワー半導体モジュールの製造方法及び電力変換装置
US8760868B2 (en) * 2011-08-30 2014-06-24 Apple Inc. Electronic device enclosures and heatsink structures with thermal management features
US8804331B2 (en) * 2011-12-02 2014-08-12 Ati Technologies Ulc Portable computing device with thermal management
CN104303423B (zh) * 2012-04-26 2016-04-20 株式会社日立制作所 移动体通信用信标
TWI576558B (zh) * 2012-09-14 2017-04-01 仁寶電腦工業股份有限公司 散熱結構
CN103002722B (zh) 2012-12-18 2015-03-25 武汉光迅科技股份有限公司 一种功率设备的热控制装置
CN103151318A (zh) * 2013-03-07 2013-06-12 北京中石伟业科技股份有限公司 电子设备中发热芯片与壳体之间的散热管理系统及方法
US20140284040A1 (en) * 2013-03-22 2014-09-25 International Business Machines Corporation Heat spreading layer with high thermal conductivity
KR20140144420A (ko) * 2013-06-11 2014-12-19 삼성전자주식회사 초음파 프로브 및 그 제조방법
JP6023885B2 (ja) * 2013-06-19 2016-11-09 アモグリーンテック カンパニー リミテッド ハイブリッド断熱シートおよびこれを備えた電子機器
JP6079480B2 (ja) * 2013-07-02 2017-02-15 株式会社村田製作所 モジュールおよびこれを備える携帯機器
DE102013215364A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-05 Zf Friedrichshafen Ag Elektronisches Schaltungsmodul mit fixiertem Kühlkörper und Herstellungsverfahren
WO2015102415A1 (ko) * 2013-12-31 2015-07-09 주식회사 아모그린텍 복합 시트 및 그를 구비한 휴대용 단말
US9282681B2 (en) * 2014-01-21 2016-03-08 Seagate Technology Llc Dissipating heat during device operation
US9792961B2 (en) 2014-07-21 2017-10-17 Advanced Micro Devices, Inc. Distributed computing with phase change material thermal management
CN105704978A (zh) * 2014-11-26 2016-06-22 英业达科技有限公司 电子装置
JP6311591B2 (ja) * 2014-12-10 2018-04-18 株式会社デンソー 電池ユニット
US9575523B2 (en) * 2015-01-22 2017-02-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Device sandwich structured composite housing
KR102395602B1 (ko) * 2015-06-30 2022-05-09 엘지디스플레이 주식회사 포스 터치 기능을 갖는 전자 기기
CN106455409B (zh) * 2015-08-11 2019-11-26 奇鋐科技股份有限公司 手持装置隔热结构及具有隔热结构的手持装置
US9689623B2 (en) * 2015-11-05 2017-06-27 Chaun-Choung Technology Corp. Composite structure of flat heat pipe and heat conduction device thereof
CN107771004A (zh) * 2016-08-16 2018-03-06 上海阿莱德实业股份有限公司 电子设备中发热芯片与壳体之间的散热管理系统
JP6777912B2 (ja) 2016-10-07 2020-10-28 株式会社マキタ バッテリパック及び電動作業機
WO2019030809A1 (ja) * 2017-08-08 2019-02-14 Necプラットフォームズ株式会社 放熱構造体
JP2019096702A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 トヨタ自動車株式会社 冷却器
JP6885438B2 (ja) * 2019-09-24 2021-06-16 カシオ計算機株式会社 電子機器
CN114698336A (zh) * 2020-04-23 2022-07-01 华为技术有限公司 移动终端
US20230345675A1 (en) * 2022-04-26 2023-10-26 Dish Network, L.L.C. Electronic assembly having thermal pad with polymer layer

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307083A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Toshiba Corp 回路モジュールの冷却装置およびこの冷却装置を有する携帯形電子機器
JPH0955459A (ja) * 1995-06-06 1997-02-25 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPH1187946A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Fujitsu Ltd 電子機器の組立方法及び電子機器
JPH1197871A (ja) * 1997-09-16 1999-04-09 Nec Gumma Ltd 筐体の放熱構造
JP2000227822A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Brother Ind Ltd 電子機器冷却装置およびその電子機器冷却装置が使用される電子機器に配置されるキーボード装置
JP2001057493A (ja) * 1999-03-31 2001-02-27 Toshiba Home Technology Corp ファンモータ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3178985B2 (ja) * 1995-03-24 2001-06-25 株式会社東芝 携帯形電子機器
US5991155A (en) * 1996-12-13 1999-11-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Heat sink assembly including flexible heat spreader sheet
US6019165A (en) * 1998-05-18 2000-02-01 Batchelder; John Samuel Heat exchange apparatus
US6349032B1 (en) * 1999-02-03 2002-02-19 International Business Machines Corporation Electronic chip packaging
US6882533B2 (en) * 2001-02-22 2005-04-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thermal connector for cooling electronics
JP2004172489A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Nec Semiconductors Kyushu Ltd 半導体装置およびその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307083A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Toshiba Corp 回路モジュールの冷却装置およびこの冷却装置を有する携帯形電子機器
JPH0955459A (ja) * 1995-06-06 1997-02-25 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPH1187946A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Fujitsu Ltd 電子機器の組立方法及び電子機器
JPH1197871A (ja) * 1997-09-16 1999-04-09 Nec Gumma Ltd 筐体の放熱構造
JP2000227822A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Brother Ind Ltd 電子機器冷却装置およびその電子機器冷却装置が使用される電子機器に配置されるキーボード装置
JP2001057493A (ja) * 1999-03-31 2001-02-27 Toshiba Home Technology Corp ファンモータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104640416A (zh) * 2013-11-08 2015-05-20 联想(北京)有限公司 一种电子设备
CN104640416B (zh) * 2013-11-08 2017-05-24 联想(北京)有限公司 一种电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2007029311A1 (ja) 2009-03-12
US20110128706A1 (en) 2011-06-02
US20080158817A1 (en) 2008-07-03
WO2007029311A1 (ja) 2007-03-15
US20110122574A1 (en) 2011-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4498419B2 (ja) 電子機器
JP4144983B2 (ja) 熱拡散プレートを有する薄型電磁妨害シールド
JP4421963B2 (ja) 電子機器
JP4556174B2 (ja) 携帯端末機器及び放熱方法
US7072181B2 (en) Heat dissipating device and electronic apparatus including the same
JP2011081437A (ja) 電子機器
JP2010055642A (ja) 電子機器
JP2022016917A (ja) 電子機器及び冷却モジュール
JP2000106495A (ja) 電気電子器具の内部構造
JP6578616B1 (ja) 電子機器
CN114489243A (zh) 信息设备
JP2007049015A (ja) 電子機器構造と、電子機器構造が用いられた電子機器
WO2014030376A1 (en) Electronic apparatus
JP2002319652A (ja) 電気電子器具の内部構造
JP2001067150A (ja) 情報処理装置の放熱機構
JP2009205700A (ja) 電子機器
JP2004200586A (ja) 冷却装置および冷却装置を有する電子機器
JPH08286783A (ja) 情報機器における電子部品の放熱構造
JP4214543B2 (ja) 電子装置
JP2000349482A (ja) 電子機器
JPH11110084A (ja) 情報処理装置
JP2001111280A (ja) 電子機器
WO2023074261A1 (ja) 電子機器
JP2010287672A (ja) 携帯電子機器
JP2001044675A (ja) 電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees