JP2001111280A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001111280A
JP2001111280A JP29269599A JP29269599A JP2001111280A JP 2001111280 A JP2001111280 A JP 2001111280A JP 29269599 A JP29269599 A JP 29269599A JP 29269599 A JP29269599 A JP 29269599A JP 2001111280 A JP2001111280 A JP 2001111280A
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JP
Japan
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heat
electric component
connector
main body
housing
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP29269599A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Isoda
達哉 磯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化でき、筐体の温度が不要に上昇しな
い。 【解決手段】 ヒートプレーナ121は、MPU111
から熱を吸収して、コネクタ107に吸収した熱を伝達
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
特に、放熱を要する電気部品を内蔵する電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の携帯型のパーソナルコン
ピュータ1の外観を示す斜視図である。パーソナルコン
ピュータ1は、本体2および表示部3から構成され、表
示部3は、本体2に対して開閉自在に結合されている。
【0003】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるタッチパッド5が、その
上面に設けられている。
【0004】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)が設けられている。また、
本体2の右側面には、装着されたフロッピィディスクを
駆動するフロッピィディスクドライブ6および所定のケ
ーブルが接続されるコネクタ7が設けられている。
【0005】図2に示すように、本体2内部には、各種
処理を実行するMPU(Micro Processing Unit)11
が設けられている。基板12に固定されたMPU11
は、動作しているときの発熱量が大きく、所定の温度よ
り高温になったとき、暴走(正常なプログラムの処理結
果が得られなくなる)するか、または破壊される。そこ
で、MPU11が発生する熱を放熱して、MPU11を
所定の温度以下に保つため、ヒートシンク13が装着さ
れる。ヒートシンク13は、MPU11が発生する熱を
吸収して、その熱を放熱する。また、冷却ファンモジュ
ールを装着して、MPU11を冷却する場合もある。
【0006】また、図3に示すように、本体2をより薄
くするなどを目的として、ヒートプレーナ21が利用さ
れるときもある。ヒートプレーナ21は、MPU11の
熱を吸収して、吸収した熱をヒートシンク22に伝達す
るとともに、吸収した熱を放熱する。ヒートシンク22
は、ヒートプレーナ21により伝達された熱を放熱す
る。
【0007】さらに、放熱を要する電気部品が発する熱
を筐体または基板に伝達して、筐体または基板に放熱さ
せる電子機器が一部にある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子機器内にヒートシンクを設けるとき、電子機器
内にヒートシンクを格納する空間が必要となり、より小
型化することができなかった。また、筐体または基板に
伝熱させて放熱させる電子機器においては、温度が極度
に高い部分が筐体にできやすく、操作の際に温度の高い
部分に触ってしまう場合があり、快適に操作できないと
きがあった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、放熱を要する部品が内蔵された電子機器を
より小型化でき、筐体の不要な温度の上昇を防止するこ
とができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器は、第1の電気部品から熱を吸収して、第2の電気部
品に、吸収した熱を伝達する熱伝達手段を含むことを特
徴とする。
【0011】第2の電気部品は、少なくともその一部が
筐体の外部に露出しているコネクタとすることができ
る。
【0012】請求項1に記載の電子機器においては、第
1の電気部品から熱が吸収され、第2の電気部品に、吸
収した熱が伝達される。
【0013】
【発明の実施の形態】図4は、本発明に係る携帯型のパ
ーソナルコンピュータ101の実施の形態を示す外観斜
視図である。パーソナルコンピュータ101は、本体1
02および表示部103から構成され、表示部103
は、本体102に対して開閉自在に結合されている。
【0014】本体102には、各種の文字や記号などを
入力するとき操作されるキーボード104、マウスカー
ソルを移動させるときなどに操作されるタッチパッド1
05が、その上面に設けられている。
【0015】表示部103の正面には、画像を表示する
LCD(Liquid Crystal Display)が設けられている。ま
た、本体102の右側面には、フロッピィディスクドラ
イブ106およびコネクタ107が設けられている。
【0016】フロッピィディスクドライブ106は、フ
ロッピィディスクが装着され、装着されたフロッピィデ
ィスクに所定のデータを記録し、装着されたフロッピィ
ディスクに記録されているデータを読み出す。コネクタ
107は、EIA(ElectronicIndustries Association)
が規定するDB(Data Bus)-25のコネクタである。
【0017】図5は、本体102内部の構造の一部を説
明する図である。基板112に固定されているMPU1
11は、動作しているときの発熱量が大きく、所定の温
度より高温になったとき、暴走(正常なプログラムの処
理結果が得られなくなる)するか、または破壊されるの
で、ヒートプレーナ113は、MPU111の熱を吸収
して、吸収した熱をフロッピィディスクドライブ106
に伝達するとともに、吸収した熱の一部を放熱する。ヒ
ートプレーナ113は、熱伝達の良い材質(例えば、銅
合金、またはアルミニュウム合金など)で構成されて、
例えば、板状で多数の穴を有する。フロッピィディスク
ドライブ106は、発熱量が少なく、ヒートプレーナ1
13から伝達された熱を放熱する。
【0018】このように、本発明に係るパーソナルコン
ピュータ101は、ヒートシンクを設けることなく、放
熱を要する電気部品が発生した熱を放熱を要しない部品
に伝達して、伝達した熱を放熱を要しない部品に放熱さ
せる。
【0019】本発明に係るパーソナルコンピュータ10
1は、本体102の筐体に直接熱を伝達しないので、本
体102の筐体に極度に温度の高い部分ができにくいと
いう利点がある。
【0020】図6は、本体102内部の他の構造の一部
を説明する図である。ヒートプレーナ121は、熱伝達
の良い材質(例えば、銅合金、またはアルミニュウム合
金など)で構成されて、例えば、板状で多数の穴を有
し、MPU111の熱を吸収して、吸収した熱をコネク
タ107に伝達する。コネクタ107は、発熱量が少な
く、コネクタ107の一部が本体2の外部に露出してい
るので、ヒートプレーナ113から伝達された熱を、全
体が本体102に内蔵されている電気部品に比較して、
より効率的に放熱する。
【0021】このように、本発明に係るパーソナルコン
ピュータ101は、ヒートシンクを設けることなく、放
熱を要する電気部品が発生した熱を、その一部が筐体の
外部に露出している発熱量の少ない電気部品に伝達し
て、その電気部品に放熱させる。筐体の外部に露出して
いる発熱量の少ない電気部品に放熱させる場合、筐体内
部の電気部品に放熱させるときに比較し、放熱の効率が
高い。
【0022】なお、MPU111が発生する熱を放熱す
るとして説明したが、放熱を要する電気部品は、MPU
111に限らず、例えば、AC/DCコンバータ、DC/DCコ
ンバータ、バスコントローラ、またはDSP(Digital Sig
nal Processor)などでもよい。
【0023】放熱を要する電気部品の熱を放熱を要しな
い部品に伝達する部品は、ヒートプレーナであると説明
したが、ヒートプレーナに限らず、ヒートパイプ、ヒー
トプレーン、または熱伝達の良い材質(例えば、銅合
金、またはアルミニュウム合金など)で構成されている
板金などでもよい。
【0024】コネクタ107は、DB-25のコネクタに限
らず、例えば、DB-9のコネクタ、USB(Universal Siria
l Bus)の規格に準拠するコネクタ、またはIEEE(Insti
tuteof Electrical and Electronics Engineers)1394
の規格に準拠するコネクタなどでもよい。
【0025】また、熱が伝達される放熱を要しない部品
は、コネクタに限らず、多少の熱を与えても、その動作
に影響しない部品、例えば、スピーカユニットなどでも
よい。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の電子機器によれば、第
1の電気部品から熱が吸収され、第2の電気部品に、吸
収した熱が伝達されるようにしたので、より小型化で
き、筐体の不要な温度の上昇を防止することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の携帯型のパーソナルコンピュータ1の外
観を示す斜視図である。
【図2】従来の携帯型のパーソナルコンピュータ1の内
部の構造を示す図である。
【図3】従来の携帯型のパーソナルコンピュータ1の内
部の構造を示す図である。
【図4】本発明に係る携帯型のパーソナルコンピュータ
101の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図5】携帯型のパーソナルコンピュータ101の内部
の構造を示す図である。
【図6】携帯型のパーソナルコンピュータ101の内部
の他の構造を示す図である。
【符号の説明】
101 パーソナルコンピュータ, 106 フロッピ
ィディスクドライブ,107 コネクタ, 111 M
PU, 113 ヒートプレーナ, 121ヒートプレ
ーナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板または筐体に装着され、電気的に所
    定の処理を行う電気部品であって、放熱を要する第1の
    電気部品と、放熱を要しない第2の電機部品とを内蔵す
    る電子機器において、 前記第1の電気部品から熱を吸収して、前記第2の電気
    部品に、吸収した前記熱を伝達する熱伝達手段を含むこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記第2の電気部品は、少なくともその
    一部が前記筐体の外部に露出しているコネクタであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
JP29269599A 1999-10-14 1999-10-14 電子機器 Abandoned JP2001111280A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094695A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kyocera Corp 携帯情報端末
WO2014159398A1 (en) * 2013-03-13 2014-10-02 Elwha Llc Management of exterior temperatures encountered by user of a portable electronic device by reducing heat generation by a component
US8971043B2 (en) 2013-03-13 2015-03-03 Elwha Llc Management of exterior temperatures encountered by user of a portable electronic device in response to an inferred user contact with the portable electronic device
US9291399B2 (en) 2013-03-13 2016-03-22 Elwha Llc Management of exterior temperatures encountered by user of a portable electronic device
US9291400B2 (en) 2013-03-13 2016-03-22 Elwha Llc Management of exterior temperatures encountered by user of a portable electronic device using multiple heat-rejection elements

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US9320174B2 (en) 2013-03-13 2016-04-19 Elwha Llc Management of exterior temperatures encountered by user of a portable electronic device in response to an inferred user contact with the portable electronic device

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