JP4489625B2 - 止水装置 - Google Patents

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Description

この発明は、地下施設等の構造物施設の出入口に設置されて、増水等による構造物施設への浸水を防止する止水装置に関するものである。
一般に、地下鉄、地下道または地下駐車場等の地下施設あるいは倉庫等の地上施設では、大雨あるいは高潮等により発生する増水に対処するために、それぞれの施設の出入口に防潮板等の防水設備が設けられている場合がある。この防水設備は、施設の出入口の所定位置に駅員等の専任者によって運ばれて設置される防潮板と、この防潮板を所定位置に固定する固定機構とから構成されている。
しかしながら、従来の防潮板は、増水による水圧の増加にも耐え得るように、重厚長大に設計されているため、増水の発生という緊急時に、専任者が防潮板を保管場所から所定位置まで運び、設置するという一連の作業が非常に重労働となるばかりでなく、その設置までの作業時間を考慮すると、防水設備に要求される迅速性を欠いていると考えられる。そこで、従来の欠点を解決すべく、比較的迅速に設置が可能な防水設備も提案されている。
特許文献1は、地下施設等の出入口の床面内に埋設された防水収納ケースと、この防水収納ケース内に折り畳まれた状態で収納されかつ下端部が固定された防水シャッタと、上記防水収納ケースに取り付けられかつ上方に延在するレールと、このレールに沿って上記防水シャッタを上方に送出する駆動機構とから構成された防水シャッタ装置を開示するものである。
特許文献2は、地下施設等の出入口の床面内に形成された収納溝と、この収納溝内に折り畳まれた状態で収納されたシートと、上記収納溝から引き出されたシートを支持するサイドレールおよび中柱とから構成された防潮板装置を開示するものである。
特許文献3は、地下施設等の出入口としての開口部の床面内に形成された支持溝と、この支持溝内に固定された下端部を有する防潮用の堰板と、この堰板の裏面に設置されかつ上記開口部に上記堰板を固定するためのラチェット機構による締付け部材とから構成された防潮板締付装置を開示するものである。
しかしながら、上記特許文献1から特許文献3までに開示された防水設備はいずれも、防潮板の機能を発揮するシャッタ、シートあるいは堰板を収納あるいは固定するための溝部を、出入口または開口部の床面に形成する必要があるため、上記防水設備の構築に際して床面に対し大掛かりなハツリ工事を行わなければならず、上記防水設備の費用に加えて、ハツリ工事の費用も嵩んでいた。さらに、上記防水設備は、そもそも上記施設の出入口に設置されるものであるので、既存の施設に防水設備用のハツリ工事を別途行う場合には、出入口を一時的にでも閉鎖して施設使用者の通行を制限する必要が生じるため、施設使用者にとって不便であった。
特開2003−82956号公報 特開2001−227255号公報 実開平4−116597号公報
この発明の目的は、地下施設等の構造物施設の出入口に対して容易にかつ迅速に設置可能であり、しかも設置に大掛かりな工事を必要としない止水装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明は、床面と互いに対向する2つの壁面とからなる出入口に設置される止水装置であって、上記2つの壁面のうち一方の壁面に接して配された第1収納ケースと、この第1収納ケース内に縦置き状態で収納されかつ上記2つの壁面間の上記床面上に横置きされた状態で上記出入口を遮断して上流側および下流側を区画すると共に、長さ方向に離間する両端部を有する止水扉と、上記第1収納ケース内に縦置き状態で収納された止水扉の両端部のうち、上記床面から遠い一端部を回転可能に支持する回転支持手段と、上記止水扉の一端部を上記第1収納ケース内で鉛直方向に案内する鉛直方向移動手段と、上記止水扉の一端部が上記鉛直方向移動手段に従って鉛直方向下方に移動する際に、上記止水扉の他端部を上記床面上で水平移動させる水平方向移動手段と、この水平方向移動手段により移動して上記床面上に横置き状態になった上記止水扉の他端部を収納しかつ上記2つの壁面のうち他方の壁面に接して配された第2収納ケースを含むものである。
この発明の請求項2記載の発明は、上記止水扉が、その両端部を連絡しかつ横置き状態で上記床面に近接する一側面に設けられた弾性シール部を有するものであることを特徴とするものである。
この発明の請求項3記載の発明は、上記止水扉の一端部を鉛直方向上方に付勢する第1付勢手段をさらに含むことを特徴するものである。
この発明の請求項4記載の発明は、上記水平方向移動手段を、上記止水扉の他端部の角部に設けられかつ当該他端部の水平移動を補助するキャスターと、上記止水扉が上記床面に対して傾斜している間、上記止水扉の自重に抗して上記キャスターを、上記弾性シール部を越えて上記床面に接触させると共に、上記止水扉が上記床面に対して平行になる際に、上記止水扉の自重により上記キャスターを後退させて上記弾性シール部を上記床面に接触させるように、上記キャスターを付勢する第2付勢手段とで構成することを特徴とするものである。
この発明の請求項1記載の発明によれば、止水扉を回転可能に支持する回転支持手段と、上記止水扉の一端部を鉛直方向に案内する鉛直方向移動手段と、上記止水扉の他端部を水平方向に移動する水平方向移動手段を含むように構成したので、止水扉を出入口に対して容易にかつ迅速に設置することができるという効果がある。また、この発明では、上記回転支持手段等による回転的移動で止水扉を床面に配置することができるので、床面に対して、従来実施されてきたような大掛かりなハツリ工事を不要とすることができることから、出入口への止水装置の設置を安価で迅速に行うことができるという効果もある。またさらに、この発明では、止水扉を第1収納ケース内に縦置き状態でコンパクトに収納することができるので、増水時以外の未使用時において場所を採らず、出入口の通行を妨げないという効果もある。
この発明の請求項2記載の発明によれば、止水扉の側面のうち、横置き状態で床面に近接する一側面に弾性シール部を設けるように構成したので、この弾性シール部により、止水扉を横置き状態にした際に、床面と止水扉との間に水密構造を容易に形成することができるという効果がある。
この発明の請求項3記載の発明によれば、上記止水扉の一端部を鉛直方向上方に付勢する第1付勢手段を含むように構成したので、止水扉を縦置き状態から横置き状態に回転的に移動させる際に、第1付勢手段の付勢力により止水扉の回転的移動を規制することができることから、不用意な回転的移動を防止することができると共に、止水扉の取り扱いを容易にして駅員等の専任者の作業負担を軽減することができるという効果がある。
この発明の請求項4記載の発明によれば、水平方向移動手段をキャスターと第2付勢手段とで構成するようにしたので、止水扉が縦置き状態から横置き状態になるまで、キャスターにより、止水扉を円滑に移動することができると共に、横置き状態になる際には、キャスターを後退させて、弾性シール部を床面と止水扉との間に介在させることで、容易に水密構造を形成することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による止水装置の全体構成を示す正面図であり、図2は、図1に示した止水装置の一部を構成する第1収納ケースの配置構成を矢印A1から見た矢視図であり、図3は、図1に示した止水装置の一部を構成する第2収納ケースの配置構成を矢印A2から見た矢視図であり、図4は、図2に示した第1収納ケース内に縦置き状態で収納されている止水扉の構成を示す正面図であり、図5は、図4に示した止水扉の一端部に取り付けられた回転支持手段の構成を示す斜視図であり、図6は、図5に示した回転支持手段の構成を矢印A3から見た矢視図であり、図7は、図4に示した止水扉の他端部に取り付けられた水平方向移動手段の構成を拡大して示す正面図であり、図8は、図7に示した水平方向移動手段の内部構成を示す立面図であり、図9は、図2に示した第1収納ケース内に配設された鉛直方向移動手段の構成を示す正面図であり、図10は、図9に示した鉛直方向移動手段の構成を矢印A4から見た矢視図であり、図11は、図9に示した鉛直方向移動手段の構成を示す斜視図であり、図12は、図9のXII−XII線断面図であり、図13は、図1のXIII−XIII線断面図であり、図14は、図4に示した止水扉の動作を説明するための正面図であり、図15(a)、図15(b)、図15(c)、図15(d)および図15(e)は、図14で説明された止水扉の動作に対応する水平方向移動手段の動作を説明するための正面図であり、図16は、図15(e)に示した水平方向移動手段に対応する横置き状態の止水扉を示す斜視図であり、図17は、止水扉が横置き状態になった場合における止水装置の内部構成を示す図であって、図1のXVII−XVII線断面図である。なお、この明細書において、「縦置き」とは上下方向すなわち鉛直方向に配設されたことを意味し、「横置き」とは床面に沿って水平方向に配設されたことを意味するものとする。また、増水により発生することが予想される水流の方向については、「上流側」および「下流側」で示すものとする。
この実施の形態1による止水装置1は、階段Sの階段口部S1を構成する床面Fと、この床面Fに対向する天井Cと、互いに対向する2つの壁面W1およびW2とからなる出入口Pに設置されるものであり、壁面W1およびW2間の床面F上に横置きされた状態で出入口Pを遮断して上流側Uおよび下流側Dを区画する止水扉2と、この止水扉2を縦置き状態で収納しかつ一方の壁面W1に接して配された断面矩形状の第1収納ケース3と、横置き状態の止水扉2の一部を収納しかつ他方の壁面W2に接して配された断面矩形状の第2収納ケース4とから概略構成されている。
まず、止水扉2の構成を説明する。
止水扉2は、金属等の剛性材からなる六面体構造の長尺部材であり、この止水扉2は、縦置き状態で上端を構成する一端部2aと、この一端部2aから長さ方向に離間しかつ縦置き状態で下端を構成する他端部2bと、これら両端部を連絡しかつ横置き状態で床面Fに近接する一側面2cと、この一側面2cに対向する反対側に設けられた他側面2dと、増水時の上流側Uに面する上流側面2eと、下流側Dに面する下流側面2fとから概略構成されている。止水扉2の一側面2cには、止水扉2が横置き状態になったときに、床面Fに接触して、止水扉2と床面Fとの間に水密構造を形成するのに適したゴムや軟質な合成樹脂などの弾性を有する材料で構成された防潮パッキン(弾性シール部)5が設けられている。止水扉2の他側面2dには、第1収納ケース3内に縦置き状態で収納された止水扉2を引き出すための取手6が取り付けられている。
図4に示すように、止水扉2の一端部2aには、止水扉2の長さ方向の中心線Xを基準にして他側面2d寄りの適切な位置に、ガイドプレート(回転支持手段)7が回転軸8を介して回転可能に取り付けられている。ガイドプレート7は、図5に示すように、断面コ字状の部材であって、矩形状の上流側板部7aと、この上流側板部7aに対して平行に配された矩形状の下流側板部7bと、これら両側板部を連絡する中央板部7cとから概略構成されている。上流側板部7aと下流側板部7bとの離間距離は、止水扉2の厚さ寸法より大きく設定されており、これにより、上流側板部7aは止水扉2の上流側面2eから離間し、下流側板部7bは止水扉2の下流側面2fから離間している。上流側板部7aおよび下流側板部7bには、止水扉2の中心線Xを基準にして他側面2d寄りの適切な位置に、回転軸8を配設するための貫通穴9がそれぞれ形成されている。また、上流側板部7aの外側には、四隅の適切な位置に、2対のガイドローラ(鉛直方向移動手段)10が取り付けられており、同様に、下流側板部7bの外側にも、四隅の適切な位置に、2対のガイドローラ10が取り付けられている。各1対のそれぞれのガイドローラ10は、その間に後述のガイドレールが挿通されるように所定の寸法だけ離間している。また、ガイドプレート7の中央板部7cには、止水扉2の中心線Xを基準にして他側面2d寄りの適切な位置に、後述のバランサースプリングからのワイヤを取り付けるためのフック11が固定されている。
図4、図7および図8に示すように、止水扉2の他端部2bと一側面2cとから構成される角部には、切欠き部2gが形成されており、この切欠き部2gの一側面2cの内側には、止水扉2の他端部2bを床面F上で移動するのを補助するキャスター(水平方向移動手段)12と、このキャスター12に対して常時付勢力を与える第2付勢手段としてのスプリング(水平方向移動手段)13が配設されている。この実施の形態1におけるスプリング13は、同軸上に配された2つのコイルスプリング14および15から構成されている。各コイルスプリングの一端部14aおよび15aは、止水扉2の一側面2cの内側に固定具16により固定された固定プレート17を押圧しており、各コイルスプリングの他端部14bおよび15bは、キャスター12を回転軸12aにより回転可能に支持する支持部12bが固定具18により固定された可動プレート19を押圧している。キャスター12に作用するスプリング13の付勢力は、止水扉2が後述するように床面Fに対して傾斜している間、止水扉2の自重に抗してキャスター12を、防潮パッキン5を越えて床面Fに接触させると共に、止水扉2が床面Fに対して平行になる際に、止水扉2の自重によりキャスター12を止水扉2の他側面2d側へ後退させて防潮パッキン5を床面Fに接触させるように設定されている。なお、必要に応じて、床面F上には、キャスター12の移動を案内するように溝などの案内部を設けてもよい。
次に、第1収納ケース3内の構成を説明する。
図13に示すように、第1収納ケース3は、止水扉2を縦置き状態で収納するのに十分な高さを有する断面矩形状の函状部材である。この第1収納ケース3には、図13に示すように、第2収納ケース4に対向する側に開閉扉3aが設けられている。開閉扉3aは、蝶番3bにより回転可能に支持されている。
図9から図14に示すように、第1収納ケース3内には、床面F上に立設されかつ上記止水扉2の長さ寸法より長い寸法を有する断面コ字状の支柱20が配設されている。支柱20は、図12に示すように、中央板部20aと、この中央板部20aの上流側に設けられた上流側板部20bと、上記中央板部20aの下流側に設けられた下流側板部20cとから概略構成されている。上流側板部20bには、この上流側板部20bの長さ方向に沿って断面略L字状の板部材21が固定されており、他方、下流側板部20cには、この下流側板部20cの長さ方向に沿って断面略L字状の板部材22が固定されている。両板部材21および22には、互いに対向する内面上に、板部材21および22のそれぞれ長さ方向に沿って間隔をおいて複数のスペーサ23および24が配設されている。複数のスペーサ23の先端部(最内部)には、鉛直方向に延在する薄板状のガイドレール(鉛直方向移動手段)25が設けられており、他方、複数のスペーサ24の先端部(最内部)には、鉛直方向に延在する薄板状のガイドレール(鉛直方向移動手段)26が設けられている。両ガイドレール25および26の長さ方向の両縁部は、図5および図6に示すように、対をなすガイドローラ10によって摺接されるように、ガイドローラ10間の離間寸法に合わせて両ガイドレール25および26の幅(水平方向の寸法)が設定されている。なお、ガイドレール25および26と、ガイドプレート7上に設けられたガイドローラ10とは、止水扉2の一端部2aを鉛直方向に移動する鉛直方向移動手段を構成している。
図1、図2および図14に示すように、第1収納ケース3内の支柱20の上部には、止水扉2の一端部2aを鉛直方向上方に常時付勢するバランサースプリング(第1付勢手段)27が設けられている。バランサースプリング27は、鉛直方向上方に常時引き取られる付勢力を受けるワイヤ28と、このワイヤ28の一端部(図示せず)を巻き取る方向に付勢するリール(図示せず)とから概略構成されている。ワイヤ28のループ状の他端部28aは上記ガイドプレート7に固定されたフック11に取り付けられている。バランサースプリング27の付勢力は、第1収納ケース3内に縦置き状態で収納される止水扉2の姿勢を維持すると共に、止水扉2が床面Fに対して傾斜していく過程で、止水扉2の移動速度が必要以上に増さない程度に設定されている。
このような第1収納ケース3内には、図13および図17に示すように、床面F上に横置きされた状態の止水扉2の下流側面2fと第1収納ケース3との間に水密構造を形成するのに適したゴムや軟質な合成樹脂などの弾性を有する材料で構成された防潮パッキン29が配設されている。
次に、第2収納ケース4内の構成を説明する。
図17に示すように、第2収納ケース4は、止水扉2の他端部2bを横置き状態で収納するのに十分な高さを有する断面矩形状の函状部材である。この第2収納ケース4には、第1収納ケース3に対向する側に開閉扉4aが設けられている。開閉扉4aは、蝶番4bにより回転可能に支持されている。第2収納ケース4内には、第1収納ケース3内に設けられた支柱20と略同一構造を有する断面コ字状の支柱30が設けられている。支柱30は、図17に示すように、中央板部30aと、この中央板部30aの上流側に設けられた上流側板部30bと、上記中央板部30aの下流側に設けられた下流側板部30cとから概略構成されている。上流側板部30bと下流側板部30cとの間には、横置き状態になった止水扉2の他端部2bから突出するキャスター12が収容されるように構成されている。また、第2収納ケース4内には、図17に示すように、床面F上に横置きされた状態の止水扉2の下流側面2fと第1収納ケース3との間に水密構造を形成するのに適したゴムや軟質な合成樹脂などの弾性を有する材料で構成された防潮パッキン31が配設されている。
次に、止水装置1の動作(使用方法)について説明する。
まず、止水装置1の未使用状態では、第1収納ケース3の開閉扉3aおよび第2収納ケース4の開閉扉4aが閉じられており、そのうち、第1収納ケース3内には止水扉2が縦置き状態で収納されている。このとき、止水扉2は、図14に示すように、スプリング13を構成するスプリング14および15により付勢されたキャスター12により床面F上に縦置き状態とされ、この縦置き状態は、バランサースプリング27の付勢力により止水扉2の一端部2aを鉛直方向上方に付勢してキャスター12の転がりを防止することで、維持されている。この場合、図15(a)に示すように、キャスター12の回転軸12aに作用するスプリング13の付勢力に対する応力f1と止水扉2の自重に対する応力f2との合力f3がスプリング13の中心を通過するため、スプリング13の付勢力がキャスター12に有効に作用し、これによりキャスター12が床面F上での転がりを防止する。したがって、緊急時あるいは訓練時に、専任者が止水扉2に対して引出し力を加えない限り、止水扉2の縦置き状態は安定している。
次に、増水時すなわち緊急時にあっては、止水装置1は容易に使用状態を採ることができる。すなわち、増水発生等の緊急時において、専任者により第1収納ケース3の開閉扉3aおよび第2収納ケース4の開閉扉4aが開けられる。次に、第1収納ケース3内に縦置き状態で収納された止水扉2の取手6が専任者により手前(第2収納ケース4側)に引かれると、キャスター12が床面F上を若干転がって、止水扉2が床面Fに対して若干傾斜する。この場合、図15(b)に示すように、キャスター12の回転軸12aに作用するスプリング13の付勢力に対する応力f1が小さくなるため、この応力f1と止水扉2の自重に対する応力f2との合力f3がスプリング13の中心から止水扉2の他側面2d寄りに変移する。しかし、合力f3がスプリング13の付勢力に対抗しないため、キャスター12の床面Fに対する十分な接触は維持されている。
さらに、止水扉2が引き出されると、止水扉2の床面Fに対する傾斜角が小さくなる。この場合、図15(c)に示すように、キャスター12の回転軸12aに作用するスプリング13の付勢力に対する応力f1が実質的に零になるため、止水扉2の自重に対する応力f2が上記合力f3と実質的に等しくなる。しかし、合力f3がスプリング13の付勢力に対抗しないため、キャスター12の床面Fに対する十分な接触は維持されている。
さらに、止水扉2が引き出されると、止水扉2の床面Fに対する傾斜角がさらに小さくなり、止水扉2が横置き状態に近くなる。この場合、図15(d)に示すように、キャスター12の回転軸12aに作用するスプリング13の付勢力に対する応力f1が止水扉2の自重に対する応力f2を越えて向きを変えるため、スプリング13の付勢力に抗する合力f3が生じる。しかし、合力f3がスプリング13の付勢力に対抗しないため、この段階でも、キャスター12の床面Fに対する十分な接触は維持されている。
止水扉2が十分に引き出されると、止水扉2の床面F上に横置き状態になる。この場合、図15(e)に示すように、キャスター12の回転軸12aに作用するスプリング13の付勢力に対する応力f1が大きくなり、この応力f1と止水扉2の自重に対する応力f2との合力f3がスプリング13の付勢力に対抗するため、この段階で、キャスター12は床面Fに接触するものの、キャスター12の転がりは終了する。このとき、横置き状態になった止水扉2の防潮パッキン5が床面Fに対して止水扉2の自重により押し付けられることから、止水扉2と床面Fとの間には水密構造が形成される。同時に、図17に示すように、止水扉2と第1収納ケース3との間には、防潮パッキン29により水密構造が形成されると共に、止水扉2と第2収納ケース4との間には、防潮パッキン31により水密構造が形成される。
以上のように、この実施の形態1によれば、止水扉2の縦置き状態での上方側である一端部2a側を中心にして止水扉2を回転可能に支持するガイドプレート7と、止水扉2の一端部2aを鉛直方向に案内するガイドローラ10、ガイドレール25および26と、止水扉2の他端部2bを水平方向に移動するキャスター12およびスプリング13を含むように構成したので、止水扉2を出入口Pに対して容易にかつ迅速に設置することができるという効果がある。また、この実施の形態1では、ガイドプレート7等による回転的移動で止水扉2を床面Fに配置することができるので、床面Fに対して、従来実施されてきたような大掛かりなハツリ工事を不要とすることができることから、出入口Pへの止水装置1の設置を安価で迅速に行うことができるという効果もある。またさらに、この実施の形態1では、止水扉2を第1収納ケース3内に縦置き状態でコンパクトに収納することができるので、増水時以外の未使用時において場所を採らず、出入口Pの通行を妨げないという効果もある。
この実施の形態1によれば、止水扉2の一端部2aを鉛直方向上方に付勢するバランサースプリング27を含むように構成したので、止水扉2を縦置き状態から横置き状態に回転的に移動させる際に、バランサースプリング27の付勢力により止水扉2の回転的移動を規制することができることから、不用意な回転的移動を防止することができると共に、止水扉2の取り扱いを容易にして駅員等の専任者の作業負担を軽減することができるという効果がある。
この実施の形態1によれば、水平方向移動手段をキャスター12とスプリング13とで構成するようにしたので、止水扉2が縦置き状態から横置き状態になるまで、キャスター12により、止水扉2を円滑に移動することができると共に、横置き状態になる際には、キャスター12を後退させて、防潮パッキン5を床面Fと止水扉2との間に介在させることで、容易に水密構造を形成することができるという効果がある。
この実施の形態1によれば、止水扉2の一側面2cに防潮パッキン5を設けるように構成したので、この防潮パッキン5により、止水扉2を横置き状態にした際に、床面Fと止水扉2との間に水密構造を容易に形成することができるという効果がある。さらに、この実施の形態1によれば、第1収納ケース3内に防潮パッキン29を設けかつ第2収納ケース4内に防潮パッキン31を設けるように構成したので、止水扉2が床面F上に横置き状態になると同時に、第1収納ケース3および第2収納ケース4と止水扉2との間にそれぞれ水密構造を形成することができるという効果がある。
なお、この実施の形態1では、床面Fを階段Sの階段口部S1としたが、この発明は階段口部に限定されるものではなく、種々の構造物施設の出入口等の必要な箇所において適用可能である。
実施の形態2.
図18は、この発明の実施の形態2による止水装置の一部を構成する止水扉の構成を縦置き状態で示す正面図であり、図19は、図18に示した止水扉の一端部に取り付けられた回転支持手段に対するロック機構を示す正面図であり、図20は、図18に示した止水扉の動作を説明するための正面図である。なお、この実施の形態2の構成要素のうち、実施の形態1の構成要素と共通するものについては同一の符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態2の特徴は、止水扉2の一端部2aに回転可能に取り付けられたガイドプレート(回転支持手段)7の上流側板部7aおよび下流側板部7bを略台形状にした点にある。すなわち、上流側板部7aおよび下流側板部7bには、中央板部7cに近い1対のガイドローラ10および貫通穴9のみが設けられており、上流側板部7aおよび下流側板部7bは、それぞれの先端側(止水扉2が縦置き状態にあるときに下側)が切り取られることで、略台形状になり、実施の形態1のガイドプレート7と比較して軽量化が図られている。また、上流側板部7aおよび下流側板部7bが上述のように略台形状に形成されたことから、実施の形態1において上流側板部7aおよび下流側板部7bの先端側に設けられていた1対のガイドローラ10を省くことが可能となり、部品点数を削減することができる。さらに、上流側板部7aおよび下流側板部7b間には、1対のガイドローラ10間の位置に、ガイドロッド(鉛直方向移動手段)32が配されている。このガイドロッド32の中央には、バランサースプリング27のワイヤ28のループ状の他端部28aが取り付けられている。
この実施の形態2では、ガイドプレート7が支柱20の最下端まで降下した際に、ガイドプレート7のガイドローラ10のうち、支柱20寄りのガイドローラ10を係止するための凹部33aを有するロック機構33が支柱20の最下部に設けられている。このロック機構33は、横置き状態になった止水扉2の不用意なズレを防止し、第1収納ケース3および第2収納ケース4と止水扉2との間に形成される水密構造を維持する役割を果たすものである。
以上のように、この実施の形態2によれば、ガイドプレート7の上流側板部7aおよび下流側板部7bを略台形状にするように構成したので、実施の形態1による効果に加えて、止水扉2に対する鉛直方向へのガイド機能を維持しつつ、実施の形態1のガイドプレート7と比較して軽量化を図ると共に、1対のガイドローラ10を省くことで部品点数を削減することができるという効果がある。
この実施の形態2によれば、ガイドプレート7に対するロック機構33を設けるように構成したので、第1収納ケース3および第2収納ケース4と止水扉2との間に形成される水密構造を確実に維持することができるという効果がある。
実施の形態3.
図21は、この発明の実施の形態3による止水装置の一部を構成する止水扉の構成を縦置き状態で示す正面図であり、図22は、図21に示した止水扉の構成を矢印A5から見た矢視図であり、図23は、図21に示した止水扉の動作を説明するための正面図であり、図24は、図23に示した止水扉の構成を矢印A6から見た矢視図であり、図25は、図23のXXV−XXV線断面図である。なお、この実施の形態3の構成要素のうち、実施の形態1および実施の形態2の構成要素と共通するものについては同一の符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態3の特徴は、止水扉2の一端部2aに、上流側面2eと下流側面2fとの間に延在されるガイドロッド(鉛直方向移動手段)34を回転可能に支持する断面Ω形状の回転支持部材35が固定具36により固定されている点にある。すなわち、ガイドロッド34の両端部には、ガイドローラ(鉛直方向移動手段)37およびガイドローラ(鉛直方向移動手段)38が回転可能に配設されている。一方、支柱20に固定された板部材21および板部材22には、上記ガイドローラ37および38の摺接を許す断面U字状のガイドレール(鉛直方向移動手段)39およびガイドレール(鉛直方向移動手段)40が配設されている。
以上のように、この実施の形態3によれば、止水扉2の一端部2aにガイドロッド(鉛直方向移動手段)34を回転可能に配設するように構成したので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。すなわち、この実施の形態3によれば、止水扉2を出入口Pに対して容易にかつ迅速に設置することができるという効果がある。また、この実施の形態1では、止水扉2の一端部2aを鉛直方向上方に付勢するバランサースプリング27を含むように構成したので、止水扉2を縦置き状態から横置き状態に回転的に移動させる際に、バランサースプリング27の付勢力により止水扉2の回転的移動を規制することができることから、不用意な回転的移動を防止することができると共に、止水扉2の取り扱いを容易にして駅員等の専任者の作業負担を軽減することができるという効果がある。さらに、この実施の形態1では、ガイドプレート7等による回転的移動で止水扉2を床面Fに配置することができるので、床面Fに対して、従来実施されてきたような大掛かりなハツリ工事を不要とすることができることから、出入口Pへの止水装置1の設置を安価で迅速に行うことができるという効果もある。またさらに、この実施の形態1では、止水扉2を第1収納ケース3内に縦置き状態でコンパクトに収納することができるので、増水時以外の未使用時において場所を採らず、出入口Pの通行を妨げないという効果もある。
なお、この発明は、上記実施の形態1から実施の形態3に限定されるものではなく、この技術分野における当業者によって容易に到達することができる変更あるいは修正を施した変形例も特許請求の範囲内において、この発明に含めることができる。
また、この発明において出入口には、外部から構造物施設内への同一階あるいは下階への通行口となる部分で、例えば踊り場等の階段口部やスロープ部、廊下部などが含まれるものである。さらに、この発明における第1付勢手段は、上記バランサースプリング27とワイヤ28との構成に限らず、例えば、コイルスプリング等の付勢部材と、ベルトやチェーン等の紐状部材との構成などでもよく、止水扉を鉛直方向上方へ付勢する構成であれば、任意である。
この発明の止水装置は、例えば地下鉄、地下道、地下駐車場、地下駐輪場、地下街、地下室等の地下施設あるいはビル、住宅、倉庫等の地上施設等の構造物施設において、大雨あるいは高潮等により発生する増水に対処して浸水を防止するのに好適に使用可能である。
この発明の実施の形態1による止水装置の全体構成を示す正面図である。 図1に示した止水装置の一部を構成する第1収納ケースの配置構成を矢印A1から見た矢視図である。 図1に示した止水装置の一部を構成する第2収納ケースの配置構成を矢印A2から見た矢視図である。 図2に示した第1収納ケース内に縦置き状態で収納されている止水扉の構成を示す正面図である。 図4に示した止水扉の一端部に取り付けられた回転支持手段の構成を示す斜視図である。 図5に示した回転支持手段の構成を矢印A3から見た矢視図である。 図4に示した止水扉の他端部に取り付けられた水平方向移動手段の構成を拡大して示す正面図である。 図7に示した水平方向移動手段の内部構成を示す立面図である。 図2に示した第1収納ケース内に配設された鉛直方向移動手段の構成を示す正面図である。 図9に示した鉛直方向移動手段の構成を矢印A4から見た矢視図である。 図9に示した鉛直方向移動手段の構成を示す斜視図である。 図9のXII−XII線断面図である。 図1のXIII−XIII線断面図である。 図4に示した止水扉の動作を説明するための正面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)および(e)は、図14で説明された止水扉の動作に対応する水平方向移動手段の動作を説明するための正面図である。 図15(e)に示した水平方向移動手段に対応する横置き状態の止水扉を示す斜視図である。 止水扉が横置き状態になった場合における止水装置の内部構成を示す図であって、図1のXVII−XVII線断面図である。 この発明の実施の形態2による止水装置の一部を構成する止水扉の構成を縦置き状態で示す正面図である。 図18に示した止水扉の一端部に取り付けられた回転支持手段に対するロック機構を示す正面図である。 図18に示した止水扉の動作を説明するための正面図である。 この発明の実施の形態3による止水装置の一部を構成する止水扉の構成を縦置き状態で示す正面図である。 図21に示した止水扉の構成を矢印A5から見た矢視図である。 図21に示した止水扉の動作を説明するための正面図である。 図23に示した止水扉の構成を矢印A6から見た矢視図である。 図23のXXV−XXV線断面図である。
符号の説明
F 床面
C 天井
W1 壁面
W2 壁面
S 階段
S1 階段口部
P 出入口
U 上流側
D 下流側
1 止水装置
2 止水扉
2a 一端部
2b 他端部
2c 一側面
2d 他側面
2e 上流側面
2f 下流側面
2g 切欠き部
X 中心線
3 第1収納ケース
3a 開閉扉
4 第2収納ケース
4a 開閉扉
5 防潮パッキン(弾性シール部)
6 取手
7 ガイドプレート(回転支持手段)
7a 上流側板部
7b 下流側板部
7c 中央板部
8 回転軸
9 貫通穴
10 ガイドローラ(鉛直方向移動手段)
11 フック
12 キャスター(水平方向移動手段)
12a 回転軸
12b 支持部
13 スプリング(水平方向移動手段:第2付勢手段)
14 コイルスプリング(水平方向移動手段)
14a 一端部
14b 他端部
15 コイルスプリング(水平方向移動手段)
15a 一端部
15b 他端部
16 固定具
17 固定プレート
18 固定具
19 可動プレート
20 支柱
20a 中央板部
20b 上流側板部
20c 下流側板部
21 板部材
22 板部材
23 スペーサ
24 スペーサ
25 ガイドレール(鉛直方向移動手段)
26 ガイドレール(鉛直方向移動手段)
27 バランサースプリング(第1付勢手段)
28 ワイヤ
28a 他端部
29 防潮パッキン
30 支柱
30a 中央板部
30b 上流側板部
30c 下流側板部
31 防潮パッキン
32 ガイドロッド(鉛直方向移動手段)
33 ロック機構
33a 凹部
34 ガイドロッド(鉛直方向移動手段)
35 回転支持部材
36 固定具
37 ガイドローラ(鉛直方向移動手段)
38 ガイドローラ(鉛直方向移動手段)
39 ガイドレール(鉛直方向移動手段)
40 ガイドレール(鉛直方向移動手段)

Claims (4)

  1. 床面と互いに対向する2つの壁面とからなる出入口に設置される止水装置であって、上記2つの壁面のうち一方の壁面に接して配された第1収納ケースと、この第1収納ケース内に縦置き状態で収納されかつ上記2つの壁面間の上記床面上に横置きされた状態で上記出入口を遮断して上流側および下流側を区画すると共に、長さ方向に離間する両端部を有する止水扉と、上記第1収納ケース内に縦置き状態で収納された止水扉の両端部のうち、上記床面から遠い一端部を回転可能に支持する回転支持手段と、上記止水扉の一端部を上記第1収納ケース内で鉛直方向に案内する鉛直方向移動手段と、上記止水扉の一端部が上記鉛直方向移動手段に従って鉛直方向下方に移動する際に、上記止水扉の他端部を上記床面上で水平移動させる水平方向移動手段と、この水平方向移動手段により移動して上記床面上に横置き状態になった上記止水扉の他端部を収納しかつ上記2つの壁面のうち他方の壁面に接して配された第2収納ケースを含むことを特徴とする止水装置。
  2. 上記止水扉は、その両端部を連絡しかつ横置き状態で上記床面に近接する一側面に設けられた弾性シール部を有するものであることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
  3. 上記止水扉の一端部を鉛直方向上方に付勢する第1付勢手段をさらに含むことを特徴する請求項1または請求項2に記載の止水装置。
  4. 上記水平方向移動手段は、上記止水扉の他端部の角部に設けられかつ当該他端部の水平移動を補助するキャスターと、上記止水扉が上記床面に対して傾斜している間、上記止水扉の自重に抗して上記キャスターを、上記弾性シール部を越えて上記床面に接触させると共に、上記止水扉が上記床面に対して平行になる際に、上記止水扉の自重により上記キャスターを後退させて上記弾性シール部を上記床面に接触させるように、上記キャスターを付勢する第2付勢手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれかの項に記載の止水装置。
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