JPH09209327A - シャッター式防水フェンス装置 - Google Patents

シャッター式防水フェンス装置

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Publication number
JPH09209327A
JPH09209327A JP8044027A JP4402796A JPH09209327A JP H09209327 A JPH09209327 A JP H09209327A JP 8044027 A JP8044027 A JP 8044027A JP 4402796 A JP4402796 A JP 4402796A JP H09209327 A JPH09209327 A JP H09209327A
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JP
Japan
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shutter
waterproof
frame
frames
fence device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8044027A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kimura
哲夫 木村
Toshiyuki Shibata
敏幸 柴田
Hidemasa Kurishima
秀昌 栗島
Kunio Fukazawa
邦男 深澤
Yuichi Aida
裕一 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIWA TEC KK
Nippon Steel Corp
Toyo Tire Corp
Miwa Tech Co Ltd
Original Assignee
MIWA TEC KK
Nippon Steel Corp
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Miwa Tech Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MIWA TEC KK, Nippon Steel Corp, Toyo Tire and Rubber Co Ltd, Miwa Tech Co Ltd filed Critical MIWA TEC KK
Priority to JP8044027A priority Critical patent/JPH09209327A/ja
Publication of JPH09209327A publication Critical patent/JPH09209327A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産できて、現場での設置が容易であり、し
かも周辺の邪魔にならず、かつ景観を害することがない
シャッター式防水フェンス装置の提供。 【解決手段】 地面1に設置したシャッター収納箱2の
両端から起立する起立枠3及び、各起立枠3間を連結す
る上部横枠4とで矩形枠5を構成し、前記上部横枠4内
に配設された連動機構と、この連動機構と連動して前記
起立枠3内に設けられ、かつ駆動手段と連動される防水
シャッター引上げ機構により引上げられ、両端部が起立
枠3のたて長ガイド溝17に沿って水密的かつ摺動自在
に設けられた防水シャッター6が前記シャッター収納箱
2に巻取り又は折畳み収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洪水等により水位
が上昇し、堤防を越えて河川が氾濫し、さらには、この
溢出した水が河川周辺の住宅などに浸水するのを防止す
るためのシャッター式防水フェンス装置に関するもの
で、さらにこの防水フェンス装置は貯水装置にも利用で
きるものである。
【0002】
【従来の技術】大雨や台風による洪水発生時に、河川の
堤防を越えて水が氾濫する恐れのある地域、とくに都市
部の河川の幅の狭い地域では、堤防に設置されている柵
に補強板兼用防水板を設置して堤防から水が溢れるのを
防いだり、さらに、河川周辺の家屋や建物の回りに土の
うを積むことによって、堤防から溢れた水が家屋へ浸水
するのを食い止める防水対策が施されることが多かっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の防水対策による
と、堤防の柵に補強板兼防水板を設置したり、家屋や建
物の回りに土のうを積むことで周囲の景観が悪くなると
いう問題があり、さらに、これら補強板兼用防水板を設
置し、または土のうを積む作業に手間がかかり、急な河
川の増水の場合、対策が間に合わないなどの問題点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係るシャッター式防水フェンス装置は、地
面1に設置のシャッター収納箱2の両端から起立する起
立枠3及び、各起立枠3間を連結する上部横枠4とで矩
形枠5を構成し、前記上部横枠4内に配設された連動機
構10と、この連動機構10と連動して前記起立枠3内
に設けられ、かつ駆動手段と連動される防水シャッター
引上げ機構16により引上げられ、両端部が起立枠3の
たて長ガイド溝17に沿って水密的かつ摺動自在に設け
られた防水シャッター6が前記シャッター収納箱2に巻
取り又は折畳み収納されている構成を特徴とする。ま
た、本発明のシャッター式防水フェンス装置は、前記シ
ャッター収納箱2内に上下方向に伸縮自在の防水シャッ
ター6を巻取り又は折畳み等によって収納し、前記防水
シャッター6の両端部を左右の起立枠3のたて長ガイド
溝17に水密的に進入させて、この起立枠3に沿って上
下スライド自在に設け、両起立枠3内において、防水シ
ャッター6の上端部に係止した吊上げワイヤー8を上方
に引上げた後、この吊上げワイヤー8を、各起立枠3内
の上部に設けられ、上部横枠4内に配設される連動機構
10を介して左右互いに連動しており、手動又は電動で
作動するワイヤー巻取り装置11に連結させた構成を特
徴とする。また、前記シャッター収納箱2を河川の堤防
や住宅地等の防水区域の地面に設置し、左右の起立枠3
と上部横枠4とで高欄を構成するとよい。また、前記防
水シャッター6とその保持機構とを地面に環状に設置す
ることによって貯水装置を構成することができる。前記
防水シャッター6は、可撓性シート12の側面に横長の
複数のパネル単体13を固着し、又は可撓性連続被覆体
内に横長の複数の芯材を埋設して構成するとよい。さら
に、本発明のシャッター式防水フェンス装置は、前記矩
形枠5とその上部横枠4内に配設される連動機構を介し
て左右互いに連動しているワイヤー巻取り装置11に連
結して防水シャッターユニット14を構成し、複数の前
記防水シャッターユニット14を連設してそれぞれのシ
ャッター収納箱2を河川の堤防や住宅地等の防水区域の
地面に設置し、前記複数の防水シャッターユニット14
同士の各ワイヤー巻取り装置11を連動構成し、少なく
とも一つのワイヤー巻取り装置11には手動又は電動の
駆動入力装置を連結した構成を特徴とする。
【0005】本発明のシャッター式防水フェンス装置
は、工場で製作して現場に運搬したうえ容易に設置でき
る。また設置した後は防水シャッター6は、これをシャ
ッター収納箱2に収納しておくことで左右の起立枠3と
上部横枠4とが歩行者や自動車の往来をガードする高欄
となり、景観を害することもない。一方、洪水発生によ
る非常時はシャッター収納箱2から防水シャッター6を
引上げることで、瞬時に防水バリアが構成され、実質的
に堤防を嵩上げすることで洪水や浸水を未然に防ぐこと
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
5を参照して説明する。図1〜図28は本発明の第1の
実施の形態を示し、図1には防水シャッター6が下った
状態でシャッター式防水フェンス装置15が、河川18
の堤防に設置された状態が示されており、図2には防水
シャッター6が上った状態が示されている。各図におい
て、堤防に沿って道路20が走っており、堤防の土手に
は、シャッター収納箱2がその長手方向に複数連接して
設置され、各シャッター収納箱2の端部(継目部)から
起立枠3が立上っており、各起立枠3の上端が上部横枠
4で連結されて矩形枠5が構成されており、このように
してシャッター式防水フェンス装置15が堤防に設置さ
れた高欄21を構成している。
【0007】防水フェンス装置15は、河川18の水位
が下っている平常時は、図1のように防水シャッター6
は引下げられて、シャッター収納箱2に巻取られて収納
されている。一方、大雨等で河川が氾濫し、水位が上昇
して堤防を越えて水が周辺の家屋に浸水するおそれが生
じたときは、防水シャッター引上げ機構16を駆動する
ことで防水シャッター6をシャッター収納箱2から出し
て引上げる。これにより実質的に堤防の高さが1m〜2
m嵩上げされ、図2に示されるようにこの防水フェンス
装置15によって水が遮断され、堤防を越えて水が溢出
するのが防止される。
【0008】図3以下によって説明すると、シャッター
収納箱2は、例えばステンレス,アルミ合金など錆に強
く、剛性のある材料で構成され、かつ防水フェンス装置
15の設置される長さ(例えば数メートルないし10数
メートル)により、必要個数だけ長手方向に連接して設
置され、各シャッター収納箱2の継目部からは矩形筒体
形状の起立枠3が立設され、隣合う起立枠3の上端は同
じく矩形筒体形状の上部横枠4で連結され、起立枠3の
上端と上部横枠4の内部は連通した空胴となっていて、
これらの内部に防水シャッター6を引上げるための駆動
機構や連動機構が収納される。
【0009】図5に示すように平面からみてシャッター
収納箱2の左端は一部鉤状に凹ませてあって、左隣りの
シャッター収納箱2のストレートの右端とは継目部22
で連接されており、前記鉤状の凹部に角筒状の起立枠3
が配設されている。シャッター収納箱2の端板23には
防水シャッター6の巻取りドラム24の中心に位置する
固定軸25の軸端を貫通支持する軸受部26が設けられ
(図14参照)、また天板27には防水シャッター6の
引出し口28が形成されている。
【0010】図10〜図14に示されるように、前記シ
ャッター巻取りドラム24内には、一端46を固定軸2
5に係止し、他端47をドラム内面に係止したシャッタ
ー巻取り用コイルバネ48が収納されていて、このコイ
ルバネ48の巻取り力で防水シャッター6が自動的にシ
ャッター巻取りドラム24に巻取られるように構成され
ている。
【0011】また、シャッター収納箱2から引出された
防水シャッター6の両端部は起立枠3と水密的に、かつ
上下方向に摺動自在に接し、かつ起立枠3を介して横方
向に連続する複数の防水シャッター6で防水バリアを構
成するものであるから、そのための手段として筒形状の
起立枠3の両側には折り曲げ部30を介してたて長ガイ
ド溝17が形成され、防水シャッター6の両端スライド
部29が折曲げ部30の内側面に固着したシール部材3
1を介して水密的かつ摺動自在に前記たて長ガイド溝1
7に進入している(図5参照)。そして、起立枠3のた
て長ガイド溝17の下端は、シャッター収納箱2の天板
27の引出し口28の両端と連通して構成されており、
シャッター収納箱2の引出し口28から引出された防水
シャッター6の両端スライド部29は直ちに起立枠3の
たて長ガイド溝17に沿って水密的に摺動して上昇でき
る。
【0012】図3〜図5において、隣合う起立枠3の間
で、略中間高さの位置で、しかも昇降する防水シャッタ
ー6の背側(つまり河川からみて陸側)に補強横桟32
が架設され、この補強横桟32の両端は起立枠3の垂直
側壁を貫通してこれに支持されている(図5参照)。ま
た、この補強横桟32と上部横枠4にその上下端を固定
した補強立桟33が所定の間隔で複数設けられている。
【0013】防水シャッター6は、図6〜図9に示され
るようにゴム等長尺の可撓性シート12の側面に、横長
の複数のパネル単体13を当接し、それぞれを貫通して
鍔付きボルト34を設け、そのねじ部にナット35を螺
着することで両者を一体化して構成される。
【0014】可撓性シート12の巻取り基端には係止杆
36が取付けられていて、この係止杆36が図10,図
11に示すシャッター収納箱2内のシャッター巻取りド
ラム24の係止溝37の内側に係止される(詳細は後述
する)。図6と他図に示されるように防水シャッター6
の上端には、平面からみて略長方形のストッパー板38
が設けられていて、その上面に2つの把手39が設けら
れている。ストッパー板38は、図10に示されるよう
に防水シャッター6がその巻取りドラム24に巻取られ
たとき、シャッター収納箱2のシャッター引出口28の
付近で係止されて防水シャッター6の上端がシャッター
収納箱2内に落下しないようにするために設けられる。
【0015】図8と他に示されるように、防水シャッタ
ー6の最上部の両外端には係合部41を有する係止金具
40が取付けられており、この係合部41に、起立枠3
内におけるシャッター引上げ機構16の一要素である吊
上げワイヤー8の下端が係止されている。吊上げワイヤ
ー8は起立枠3内を上方に引上げられており、起立枠3
の上板42の開口43を通して上部横枠4の両端部にお
いて回転軸44に枢支されたワイヤ巻取りプーリ45に
巻取られるように構成されている。
【0016】また、図12,図13において上部右側が
河川側であり、シャッター収納箱2のシャッター引出し
口28からその内部に水が流入しないようこのシャッタ
ー引出し口28の内側において、箱内側壁50から伸長
する腕51の先端にシール部材52が装着されていて、
このシール部材52と防水シャッター6の一側面が水密
的かつ摺動自在に接している。
【0017】シャッター引出し口28の下側において、
防水シャッター6を挾みシール部材52の反対側に当該
防水シャッター6の他側面と摺接してその引出し方向を
ガイドすることでシャッター引出しを円滑に行なわせる
ためのガイドローラ53が設けられている。ガイドロー
ラ53は、シャッター収納箱2のシャッター引出し口2
8の縁に設けられた支軸54を枢支された揺動アーム5
5の下側分岐腕56の先端に軸支されている。また、揺
動アーム55は上側分岐腕57を有し、この上側分岐腕
57とシール部材52の保持板58に防水シャッター6
の上端に設けられるストッパー板38が当たることで防
水シャッター6の外端がシャッター収納箱2に巻き込ま
れるのが阻止される。
【0018】揺動アーム55からは、上下の分岐腕5
6,57と反対側に揺動規制腕59が突出していて、こ
の揺動規制腕59を軸ストッパー60の先端が押すこと
で揺動アーム55の回動が停止される。軸ストッパー6
0はシャッター収納箱2の天板27を貫通して取付けら
れているガイド筒61に上下動自在に収納されており、
ガイド筒61の側部に固着された小ケース62内のバネ
63に押されてガイド筒61内に出没する係止軸64を
軸ストッパー60の段部65に係脱させることでこの軸
ストッパー60の上動を阻止し、または上動を許容す
る。そして、防水シャッター6の引上げ時は、軸ストッ
パー60の上動を許容することで、揺動アーム55をバ
ネ66により支軸54を中心に反時計回りに、かつ揺動
可能に付勢してあるので、ガイドローラ53が揺動しな
がら防水シャッター6の引出しをガイドし、円滑に引出
すことができる。なお、67はシャッター収納箱2に収
納されている配管である。
【0019】図3に示すように、前記シャッター式防水
フェンス装置15の右端に位置する起立枠3に沿って駆
動機構収納枠68が設けられていて、この収納枠68の
下部に複数の防水シャッター6をそれぞれ個別に昇降さ
せる駆動モータ69が収納されており、駆動モータ69
から環状の駆動チェーン70が立上げられており、駆動
チェーン70の上端が連動機構10を介して前記各防水
シャッター6を昇降する従動側に連動している。
【0020】図15,図16及び図28によって連動機
構を説明すると、駆動チェーン70の上端は起立枠3の
上部において支軸71に枢支された2つのスプロケット
92,93のうちの一方のスプロケット93に掛けられ
ている。
【0021】また、各起立枠3の上方内部には、それぞ
れ回転軸44が、軸受台79と上部横枠4の背板74に
軸受75を介して回転自在に軸支されており、図20以
下に拡大して示すように回転軸44に3個の第1,第
2,第3のクラッチ板76,77,78が固着されてい
て、各クラッチ板に係脱自在に対向する位置においてワ
イヤー巻取りプーリ45と第1スプロケット72と第2
スプロケット73が回転軸44に対し回転自由に枢支さ
れている。
【0022】前記第1,第2,第3クラッチ板76,7
7,78における対向側との係脱機構は同じであるの
で、その1つである第1クラッチ板76と第1スプロケ
ット72との係合関係を図21〜図26を参照して説明
する。各図に示されるように、回転軸44に固着された
第1クラッチ板76の軸部80に第1スプロケット72
が回転自在に嵌合されていて、ストッパー81により脱
嵌しないように設けられている。さらに、第1スプロケ
ット72のクラッチ側端面82には、回転軸44を中心
とする円周上に複数の係合穴83が形成されていて、第
1クラッチ板76を貫通して軸方向に移動自在に設けら
れていて、通常はバネ84で外側に押されている操作軸
85をバネ84に抗して押して先端部86を係合穴83
に係合させることにより、第1クラッチ板76を介して
第1スプロケット72を回転軸44と連結することがで
きる。
【0023】操作軸85をバネ84に抗して押入れ、先
端部86を係合穴83に係合した状態に保持する手段の
一例として、本発明では図24〜図26に示すように操
作軸85の先端部86がバネ84に引かれて嵌るよう第
1クラッチ板76に設けられている凹部87の底にテー
パ部90が付形されて、かつテーパ部90の最も浅い部
分と深い部分とに第1係合凹部88と第2係合凹部89
が設けられており、他方先端部86の背面周縁部に係合
突起91が設けられており、操作軸85の操作レバー9
6を摘んで回転させることにより係合突起91がテーパ
部90の深い部分から徐々に浅い部分に移動し、それに
伴って先端部86が前進し、第1スプロケット72の係
合穴83に嵌る。その位置で操作レバー96から手を離
すとバネ84の弾発力で係合突起91が第1係合凹部8
8に係合し、操作軸85は回転せず、かつ先端部86が
第1スプロケット72の係合穴83に係合した状態が保
持される。
【0024】逆に、クラッチの係合を外すときは、操作
軸85を再度押して係合突起91を第1係合凹部88か
ら脱出させ、操作軸85を回転させることでこの操作軸
85はバネ84の力で後退し、係合突起91がテーパ部
90の第2係合凹部89と係合し、この位置、つまり、
先端部86が係合穴83から脱出してクラッチが断たれ
た状態に安定に保持される。図26には前記操作軸85
と、テーパ部90に設けられる第1,第2係合凹部8
8,89の係合関係を展開図で示している。回転軸44
の一端には手動操作用のハンドル97が取付けてある。
【0025】図19,図28等に示すように同一の起立
枠3内に平行に配設された2つの回転軸44のそれぞれ
の第2スプロケット73の間には、第2連動チェーン9
4が掛け渡される。また、間隔をあけて隣接する起立枠
3間における回転軸44に枢支される第1スプロケット
72の間には、上部横枠4内に配設される第2連動チェ
ーン94が掛け渡される。
【0026】なお、図28に示すように複数の起立枠3
のうちの右端部に位置する起立枠3の第2スプロケット
73と駆動機構収納枠68の上端の他方のスプロケット
92の間には第3連動チェーン95が架設されている。
【0027】前記の連動機構により、駆動モータ69の
駆動力を各起立枠3の上部におけるワイヤー巻取りプー
リ45に伝えて、これに吊上げワイヤー8を巻取ること
で、ワイヤー下端で防水シャッター6を起立枠3のたて
長ガイド溝17に沿って引上げることができ、それによ
り防水バリアを構成できる。
【0028】この場合、複数の各回転軸44は第1,第
2,第3のクラッチ板76,77,78を具えているの
で、これらを相互に係脱操作して、防水バリアを構成す
べく設けられた複数の防水シャッター6のうち任意の防
水シャッター6を個別に(例えば順番に)引上げ操作
し、又は複数枚同時に引上げ操作することができる。
【0029】例えば、各起立枠3における第2クラッチ
板77と第2スプロケット73とのクラッチのみを断
ち、第1クラッチ板76と第1スプロケット72との間
及び第3クラッチ板78とワイヤー巻取りプーリ45と
の間をつなぐことで、その位置から従動側に駆動モータ
69の動力が伝達されず、前記クラッチがつながれた起
立枠3におけるワイヤー巻取りプーリ45のみが回動し
て、その位置の防水シャッター6のみを引上げることが
できる。
【0030】前記と逆に第3クラッチ板78とワイヤー
巻取りプーリ45間のクラッチを外し、第1クラッチ板
76と第1スプロケット72及び第2クラッチ板77と
第2スプロケット73をつなぐことにより、当該ワイヤ
ー巻取りプーリ45への動力の伝達がパスされ、従動側
に駆動モータ69の動力が伝達されるので、その従動側
のクラッチ操作により任意のワイヤー巻取りプーリ45
を回転駆動させてその位置の防水シャッター6を引上げ
ることができる。
【0031】このようにして、複数の各起立枠3におけ
る第1,第2,第3クラッチ板76,77,78を相互
に操作することで1つの駆動モータ69の駆動力を利用
して複数の防水シャッター6を順次円滑に引上げ、又は
複数の防水シャッター6を同時に引上げることができ
る。なお、複数の防水シャッター6を順番に引上げると
きは、各防水シャッター6毎に公知のブレーキ装置を適
当な配置に設けて各防水シャッター6が自重に降下しな
いようにするとよく、全部の防水シャッター6を同時に
引上げる方式とするときは、駆動モータ69に電磁ブレ
ーキ(図示)を有するものを使用するとよい。
【0032】また、回転軸44には手動操作用のハンド
ル97が取付けられているので、このハンドル97を操
作して回転軸44を回わし手動で防水シャッター6を引
上げることができる。この場合は引上げるべき防水シャ
ッター6の両端に位置する回転軸44の第1クラッチ板
76のみつなぎ、駆動機構及び他に連なるクラッチは切
断しておくことで、目的とする一つの防水シャッター6
のみを手動操作で円滑に引上げ操作できる。
【0033】また、手動操作で防水シャッター6を引上
げた後、操作ハンドル97から手を離すことで防水シャ
ッター6が自重で降下するのを防止するため、その一例
として、図20,図27に示すように、軸受台79の側
面に操作ハンドル97の逆転を防止する係止レバー98
が支軸99に枢支されている。つまり、係止レバー98
を水平に起こし、操作ハンドル97の側部の鉤部100
に係止させることで操作ハンドル97の逆回転を阻止
し、これにより防水シャッター6の自重による下降を阻
止できる。
【0034】図29〜図35は本発明の第2の実施の形
態を示すものである。これが発明の第1の実施の形態と
相違するのは、防水シャッター6を手動操作のみで昇降
させるようにした点である。したがって、この第2の実
施の形態においては、駆動モータを有せず、それに伴っ
てこの駆動モータにより複数の防水シャッター6を昇降
させるべく連動させる必要がないからクラッチ機構も有
していない。そして、図35に示すように防水シャッタ
ー6の両端上部における回転軸44にワイヤー巻取りプ
ーリ45とスプロケット101が軸着され、各防水シャ
ッター6における左右のスプロケット101が連動チェ
ーン102で連動されている。
【0035】したがって、各防水シャッター6毎に回転
軸44の端部の操作ハンドル97を回動操作することで
防水シャッター6を引上げることができる。なお、第1
の発明の実施形態と同一要素には同一符号を付して説明
を省略する。
【0036】前記各発明の実施の形態では、防水フェン
ス装置が堤防に設置されており、それにより実質的に堤
防を1m〜2m嵩上げすることで河川の氾濫を防止する
例を示したが、本発明の防水フェンス装置は、これらに
限定されず、例えば、河川近くの家屋や工場,公園その
他の場所において、河川から溢れた水をせき止め、その
流れを変えるべき地域の地面に設置することができ、さ
らに防水フェンス装置を環状に地面に設置して貯水装置
を構成することもできる。また、前記各発明の実施の形
態では、所定の場所にセンサー(図示せず)を設置して
おき、河川18の水位上昇をセンサーが検知したとき、
自動的に駆動モータ69が作動し、各防水シャッター6
が引上げられるように構成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシャ
ッター式防水フェンス装置は、工場で各部材をユニット
として製作して出荷でき、施工現場において簡易に設置
できるので、大規模な土木工事を必要とせず、また河川
の拡幅とこれに伴う新たな用地購入が不要であり、工事
スペース、工期等の点で経済的であり、しかもコンパク
トな構造設備のためこの点でもコストが安くてすむ。さ
らに、このシャッター式防水フェンス装置では、洪水等
で水位が上昇したときはシャッター収納箱2に納められ
ている防水シャッター6を素早く上方に巻き出して防水
バリアを瞬時に構成できる一方、防水シャッター6がシ
ャッター収納箱2に収納されている平常時は、その外観
形状は既存の高欄と同じであるので景観を害さず、特に
景観を重視する河川には最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、堤防に設置
したシャッター式防水フェンス装置の収納時の斜視図で
ある。
【図2】同じく、図1のシャッター式防水フェンス装置
の伸長時の斜視図である。
【図3】防水フェンス装置の右端における矩形枠の正面
図である。
【図4】防水フェンス装置の中間における矩形枠の正面
図である。
【図5】図4のA−A線に沿う拡大断面説明図である。
【図6】防水シャッターの縦断面図である。
【図7】防水シャッターの平面図である。
【図8】防水シャッターの一部破断正面図である。
【図9】防水シャッターのパネル単体を示す拡大部分断
面図である。
【図10】図3のB−B断面図で、防水シャッターが下
った状態を示す図である。
【図11】図3のB−B断面図で、防水シャッターが上
った状態を示す図である。
【図12】シャッター収納箱の長手方向と直交する面で
の縦断面拡大図である。
【図13】図12の防水シャッター引出し部の拡大図で
ある。
【図14】シャッター収納箱の長手方向に沿う面での左
端部の横断面拡大図である。
【図15】防水フェンス装置の右端部における防水シャ
ッターと駆動装置の配置を示す平面説明図である。
【図16】防水フェンス装置の中間部における防水シャ
ッターと起立枠の配置を示す平面説明図である。
【図17】防水フェンス装置の右端部における駆動機構
と連動機構を示す平面説明図である。
【図18】防水フェンス装置の中間部における連動機構
を示す平面説明図である。
【図19】図18のC部の詳細図である。
【図20】図19の一部縦断側面説明図である。
【図21】クラッチ機構の切断時における拡大断面図で
ある。
【図22】クラッチ機構の接続時における拡大断面図で
ある。
【図23】スプロケットのクラッチ係合側の端面図であ
る。
【図24】図22におけるD部の拡大図である。
【図25】図24の係合凹部の正面図である。
【図26】図24の係合凹部の第1,第2係合部の展開
図である。
【図27】図20のE部の拡大図である。
【図28】駆動系統の概要図である。
【図29】本発明の第2の実施の形態を示し、堤防に設
置したシャッター式防水フェンス装置の収納時の斜視図
である。
【図30】同じく、図29のシャッター式防水フェンス
装置の伸長時の斜視図である。
【図31】図29の防水フェンス装置の右端部における
矩形枠の正面図である。
【図32】図29の防水フェンス装置における中間部の
矩形枠の正面図である。
【図33】図32のF部の詳細図である。
【図34】図29の防水フェンス装置の連動機構を示す
平面説明図である。
【図35】駆動系統の概要図である。
【符号の説明】
1 地面 2 シャッター収納箱 3 起立枠 4 上部横枠 5 矩形枠 6 防水シャッター 7 止水壁 8 吊上げワイヤー 10 連動機構 11 ワイヤー巻取り装置 12 可撓性シート 13 パネル単体 14 防水シャッターユニット 15 シャッター式防水フェンス装置 16 防水シャッター引上げ機構 17 たて長ガイド溝 18 河川 20 道路 21 高欄 22 継目部 23 端板 24 巻取りドラム 25 固定軸 26 軸受部 27 天板 28 引出し口 29 両端スライド部 30 折り曲げ部 31 シール部材 32 補強横桟 33 補強立桟 34 鍔付きボルト 35 ナット 36 係止杆 37 係止溝 38 ストッパー板 39 把手 40 係止金具 41 係合部 42 上板 43 開口 44 回転軸 45 ワイヤー巻取りプーリ 46 一端 47 他端 48 シャッター巻取り用コイルバネ 50 箱内側壁 51 腕 52 シール部材 53 ガイドローラ 54 支軸 55 揺動アーム 56 下側分岐腕 57 上側分岐腕 58 保持板 59 揺動規制腕 60 軸ストッパー 61 ガイド筒 62 小ケース 63 バネ 64 係止軸 65 段部 66 バネ 67 配管 68 駆動機構収納枠 69 駆動モータ 70 駆動チェーン 71 支軸 72 第1スプロケット 73 第2スプロケット 74 背板 75 軸受 76 第1クラッチ板 77 第2クラッチ板 78 第3クラッチ板 79 軸受台 80 軸部 81 ストッパー 82 クラッチ側端面 83 係合穴 84 バネ 85 操作軸 86 先端部 87 凹部 88 第1係合凹部 89 第2係合凹部 90 テーパ部 91 係合突起 92 スプロケット 93 スプロケット 94 第2連動チェーン 95 第3連動チェーン 96 操作レバー 97 ハンドル 98 係止レバー 99 支軸 100 鉤部 101 スプロケット 102 連動チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 敏幸 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 栗島 秀昌 千葉県松戸市松飛台96 (72)発明者 深澤 邦男 東京都新宿区百人町3−1−5−1204 (72)発明者 合田 裕一 東京都世田谷区成城八丁目31番29ー204号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面1に設置したシャッター収納箱2の
    両端から起立する起立枠3及び、各起立枠3間を連結す
    る上部横枠4とで矩形枠5を構成し、前記上部横枠4内
    に配設された連動機構10と、この連動機構10と連動
    して前記起立枠3内に設けられ、かつ駆動手段と連動さ
    れる防水シャッター引上げ機構16により引上げられ、
    両端部が起立枠3のたて長ガイド溝17に沿って水密的
    かつ摺動自在に設けられた防水シャッター6が前記シャ
    ッター収納箱2に巻取り又は折畳み収納されている構成
    を特徴とするシャッター式防水フェンス装置。
  2. 【請求項2】 下部横枠を兼ねるシャッター収納箱2と
    上部横枠4及び、シャッター収納箱2と上部横枠4の両
    端部を結合する左右の起立枠3で矩形枠5を構成し、前
    記シャッター収納箱2内に上下方向に伸縮自在の防水シ
    ャッター6を巻取り又は折畳み等によって収納し、前記
    防水シャッター6の両端部を左右の起立枠3のたて長ガ
    イド溝17に水密的に進入させて、この起立枠3に沿っ
    て上下スライド自在に設け、両起立枠3内において、防
    水シャッター6の上端部に係止した吊上げワイヤー8を
    上方に引上げた後、この吊上げワイヤー8を、各起立枠
    3内の上部に設けられ、上部横枠4内に配設される連動
    機構10を介して左右互いに連動しており、手動又は電
    動で作動するワイヤー巻取り装置11に連結させた構成
    を特徴とするシャッター式防水フェンス装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッター収納箱2を河川の堤防や
    住宅地等の防水区域の地面に設置し、左右の起立枠3と
    上部横枠4とで高欄を構成することを特徴とする請求項
    1に記載のシャッター式防水フェンス装置。
  4. 【請求項4】 前記防水シャッター6とその保持機構と
    を地面に環状に設置することによって貯水装置を構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載のシャッター式防水
    フェンス装置。
  5. 【請求項5】 前記防水シャッター6は、可撓性シート
    12の側面に横長の複数のパネル単体13を固着し、又
    は可撓性連続被覆体内に横長の複数の芯材を埋設して構
    成することを特徴とする請求項1に記載のシャッター式
    防水フェンス装置。
  6. 【請求項6】 下部横枠を兼ねるシャッター収納箱2と
    上部横枠4及び、シャッター収納箱2と上部横枠4の両
    端部を結合する左右の起立枠3とで矩形枠5を構成し、
    前記シャッター収納箱2内に上下方向に伸縮自在の防水
    シャッター6を巻取り又は折畳み等によって収納し、前
    記防水シャッター6の両端部を左右の起立枠3内に水密
    的に進入させて、この起立枠3に沿って上下スライド自
    在に設け、両起立枠3内において、防水シャッター6の
    上端部に係止した吊上げワイヤー8を上方に引上げた
    後、この吊上げワイヤー8を、各起立枠3内の上部に設
    けられ、上部横枠4内に配設される連動機構を介して左
    右互いに連動しているワイヤー巻取り装置11に連結し
    て防水シャッターユニット14を構成し、複数の前記防
    水シャッターユニット14を連設して、それぞれのシャ
    ッター収納箱2を河川の堤防や住宅地等の防水区域の地
    面に設置し、前記複数の防水シャッターユニット14同
    士の各ワイヤー巻取り装置11を連動構成し、少なくと
    も一つのワイヤー巻取り装置11には手動又は電動の駆
    動入力装置を連結した構成を特徴とするシャッター式防
    水フェンス装置。
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