JP2002227163A - 氾濫水の誘導方法および誘導装置 - Google Patents

氾濫水の誘導方法および誘導装置

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JP2002227163A JP2001023947A JP2001023947A JP2002227163A JP 2002227163 A JP2002227163 A JP 2002227163A JP 2001023947 A JP2001023947 A JP 2001023947A JP 2001023947 A JP2001023947 A JP 2001023947A JP 2002227163 A JP2002227163 A JP 2002227163A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定区域の近傍の景観を損なうことなく、ま
た停電のような非常時にも、特定区域は安全地帯として
氾濫水から保護される、氾濫水の誘導方法を提供する。 【解決手段】一般住宅、学校、病院のような公共施設等
が建設されている特定区域(S1、S2)の、氾濫水が
流れると予想される上流側の近傍(S’1、S’2、
S”1)の地下に誘導板(5、5、…)を埋設してお
く。そして、氾濫水が発生するとき、あるいは氾濫水が
発生する恐れがあるとき、誘導板(5、5、…)を水圧
式ピストンシリンダユニットで地表の所定高さまで上昇
させる。上昇させた誘導板(5、5、…)により、氾濫
水を特定区域(S1、S2)から反らして遊水池、放水
路、霞堤等へ誘導することにより、特定区域(S1、S
2)を安全地帯として確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅、学校の
ような公共施設等が建設されている特定区域を安全地帯
として氾濫水から確保する、氾濫水の誘導方法およびこ
の方法の実施に使用される氾濫水の誘導装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】我が国の治水行政は、明治以来、雨水あ
るいは洪水を早く海に流すことを基本方針の一つにして
きた。また、雨水を溜めて一度に流さないようにするこ
とも基本方針としていた。そして、これらの基本方針に
則り、多くの河川は直線状に改修され、堤防は石垣、コ
ンクリートで固められてきた。また、大きな河川の上流
には多くのダムが建設されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように直線状に
改修され、そしてコンクリートで固められた河川の水は
けが良くなったことは認められる。また、上流にダムが
建設されて河川の氾濫がある程度防止されていることも
認められる。しかしながら、ダムが建設された山地の自
然環境は破壊され、また堤防がコンクリート、石垣等で
固められた川は、人工の水路と化している。そして、河
川に住む魚類は減り、河川の堤防を住処とする動物は絶
滅あるいは絶滅の瀬戸際に立っている。このように、環
境を破壊するような治水を行っても、1999年9月の
東海豪雨に見られるように、水害は起こっている。洪水
あるいは雨水をダムに溜めようとする今日までの治水方
法あるいは雨水を河川に押し込めようとする治水方法に
は限界があることを認めざるを得ない状況下にある。こ
のようなことは、米国および欧州においても認識され始
め、川があふれ出すことを認め、自然に逆らわない治水
へと方法転換されつつある。これに応答するような形
で、我が国の建設省の河川審議会からも「川があふれる
ことを前提に、流域全体で治水を進めるべきだ」旨の答
申が、1999年の年末に出されている。
【0004】本発明は、上記のような氾濫事実、答申等
に鑑みてなされたもので、河川あるいは海水等の氾濫水
があふれても、特定区域例えば一般住宅、学校のような
公共施設等が建設されている特定区域は安全地帯として
氾濫水から保護される、氾濫水の誘導方法およびこの方
法の実施に使用される氾濫水の誘導装置を提供すること
を目的とし、さらに詳細にいえば特定区域の近傍の景観
を損なうことなく、特定区域は安全地帯として氾濫水か
ら保護される、氾濫水の誘導方法およびこの方法の実施
に使用される氾濫水の誘導装置を提供することを目的と
ている。また、他の発明は、上記目的に加えて、安価で
あると共に、停電時にも特定区域は安全地帯として氾濫
水から保護される、氾濫水の誘導方法およびこの方法の
実施に使用される氾濫水の誘導装置を提供することを目
的とている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、河
川の堤防、溜め池の堤防、港湾の堤防等が決壊するとき
氾濫水が流れるであろうと予想される上流側の地下に誘
導板を埋めておき、氾濫水が流れると、あるいは流れた
とき、さらには流れると予想されるとき、誘導板を地表
へ上昇させ、そして誘導板により氾濫水を所定方向へ誘
導するように構成することにより達成される。また、他
の発明は、誘導板の駆動に水道水を適用することにより
達成される。さらには、学校、ビル等の比較的高層の建
物には給水タンク、防災用タンク等の貯水槽が備わって
いる。したがって、このような貯水槽中の水を利用する
ように構成することにより達成される。貯水槽中の水を
利用すれば、水道水が得られないような非常時にも誘導
板を上方へ駆動することができる。かくして、請求項1
に記載の発明は、上記目的を達成するために、一般住
宅、学校、病院のような公共施設等が建設されている特
定区域の、氾濫水が流れると予想される上流側の近傍の
地下に誘導板を埋設しておき、氾濫水が発生するとき、
あるいは氾濫水が発生する恐れがあるとき、前記誘導板
を地表の所定高さまで上昇させて、上昇させた前記誘導
板により氾濫水を特定区域から反らして遊水池、放水
路、霞堤等へ誘導することにより、特定区域を安全地帯
として確保するように構成される。請求項2に記載の発
明は、請求項1に記載の誘導板を、水道水、貯水等の水
圧で上昇させるように構成される。そして、請求項3に
記載の発明は、一般住宅、学校、病院のような公共施設
等が建設されている特定区域の、氾濫水が流れると予想
される上流側の近傍の地下に設けられ、氾濫水を特定区
域から反らして遊水池、放水路、霞堤等へ誘導する誘導
板と、該誘導板を地表の所定高さ位置へ駆動する駆動装
置とからなる氾濫水の誘導装置であって、前記駆動装置
は、水道水、貯水等の水圧で作動するピストンシリンダ
ユニットから構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係わる氾濫水の
誘導装置1の設置個所を例示した斜視図である。同図に
おいて、参照文字Riは河川を、そしてS1、S2は、
例えば一般の住宅、学校、図書館等の公共施設が建てら
れている第1、2の安全地帯あるいは特定区域をそれぞ
れ示している。河川Riは地点Dで湾曲しているので、
もし堤防Baが決壊するとすると、この地点Dで決壊す
ることが予想され、そして堤防Baよりも低地に位置す
る第1、2の特定区域S1、S2の方へ向かって、流水
の一部が氾濫水として流れることが予想される。そこ
で、第1、2の特定区域S1、S2の上流端部S’1、
S’2および迂回して第1の特定区域S1の側部の方へ
流れると予想される部位S”1の近傍の地下に本実施の
形態に係わる誘導装置1が埋設されている。そして、実
際に堤防Baが決壊して氾濫水が流れると、あるいは氾
濫の恐れがあるとき、誘導装置1の誘導板5、5、…が
地下室から地表の所定高さ位置まで駆動され、氾濫水は
遊水池、放水路、霞堤等へ誘導される。これにより、第
1、2の特定区域S1、S2は安全地帯として氾濫水か
ら保護される。このようにして、氾濫水が誘導板5、
5、…により誘導されて流れている状態が、図1におい
て多数の矢印で示されている。
【0007】第1の実施の形態に係わる氾濫水の誘導装
置1は、図2に示されているように、上端縁2、下端縁
3および両側縁4、4からなる平板状部材が略直角に曲
げられた形の誘導板5を備えている。誘導板5の上端縁
2は、後述する地下室U・Rに格納されている状態では
地表の一部となるようになっている。そのために、付近
の地表と同じ色に着色あるいは芝生で覆われる。その下
端縁3には、後述するように第1、2の水圧式のピスト
ンシリンダユニット20、20が取り付けられ、そして
両側縁4、4はガイド部となっている。このように構成
されている誘導板5は、前述もしたように氾濫水が流れ
ると予想される上流側の所定地点の地下室U・Rに格納
あるいは埋設され、有事には地表の所定高さ位置へ駆動
されるようになっている。誘導板5をガイドすると共
に、氾濫水の水圧を受け止める一対の案内支柱7、7が
所定の間隔をおいて地下室U・Rの床面Fから地表の所
定高さまで延びている。これらの案内支柱7、7には、
誘導板5の側縁4、4をガイドする凹溝8、8が長手方
向に形成され、これらの凹溝8、8が向き合った形で床
面Fに建てられている。
【0008】誘導板1を地表へ駆動する駆動装置は、本
実施の形態では、2組の第1、2の水圧式のピストンシ
リンダユニット20、20からなっているので、以下一
方の第1の水圧式ピストンシリンダユニット20につい
てのみ説明し、他方には同じ参照数字を付けて重複説明
はしない。第1の水圧式ピストンシリンダユニット20
は、テレスコピックに構成されている。すなわち、図2
の(ロ)に示されている実施の形態によると、第1、2
段の水圧シリンダ21、22から構成されている。さら
に詳しくは、地下室U・Rに固定される比較的大径の第
1段の水圧シリンダ21と、この第1段の水圧シリンダ
21内に往復動自在に設けられている第2段の水圧シリ
ンダ22と、この第2段の水圧シリンダ22内に同様に
往復動自在に設けられているピストン25と、このピス
トン25と一体のピストンロッド26とから構成されて
いる。第2段の水圧シリンダ22の底部は、透孔24が
明けられているがピストン部23となり、このピストン
部23が第1段の水圧シリンダ21の内周面に密接して
往復動するようになっている。このように構成されてい
るピストンロッド26の上端部が、誘導板5の下縁3に
固定されている。したがって、給水管35から水道水が
供給されると、第1段の水圧シリンダ21のピストンヘ
ッド室に供給される水道水は、透孔24を通って第2段
の水圧シリンダ22のピストンヘッド室へも供給され
る。これにより、第2段の水圧シリンダ22のピストン
部23と、ピストン25の受圧面積の差あるいはこれら
のピストンヘッド室の容積の差等により、第2段の水圧
シリンダ23とピストン25の上昇する速度、あるいは
持ち上げる力等は異なるが、最終的にはピストンロッド
26が上昇し、誘導板5が所定高さ位置まで駆動される
ことになる。
【0009】給水装置30は、図2の(ロ)に示されて
いるように、給水管31を備えている。そして、この給
水管31の一方は、開閉バルブ32を介して水道管に接
続され、他方は3方弁34、図示されていない逆止弁等
が介装されて、2本の分岐管35、35に分岐してい
る。これらの分岐管35、35にはオリフイス36、3
6が介装され、そして第1、2の水圧式ピストンシリン
ダユニット20、20の第1段の水圧シリンダ21、2
1のピストンヘッド室にそれぞれ接続されている。この
ように、分岐管35、35には、オリフイス36、36
がそれぞれ介装されているので、第1、2の水圧式ピス
トンシリンダユニット20、20の上昇位置に差が生じ
ると、駆動力の差により第1、2の水圧式ピストンシリ
ンダユニット20、20のピストンヘッド室の圧力にも
差が生じるが、差が生じると、オリフイス36、36の
入口側と出口側との間の差圧も変化する。その結果、オ
リフイス36、36を流れる水量が変化する。これによ
り、第1、2の水圧式ピストンシリンダユニット20、
20は、同じ水量で同じように駆動されることになる。
【0010】本実施の形態によると、開閉バルブ32は
安全地帯に配置されている。したがって、河川の氾濫時
等に危険に身を晒すことなく安全な場所から、開閉バル
ブ32を開いて水道水を第1、2の水圧式ピストンシリ
ンダユニット20、20へ供給し、そして誘導板5を上
方の所定位置へ駆動することができる。なお、3方弁3
4も安全地帯に配置することもできる。また、逆止弁が
介装されているので、水道水の供給が何らかの原因でス
トップしても誘導板5が妄りに下がるようなこともな
い。なお、3方弁34の一方の管は、排水溝に開口して
いる。
【0011】次に、作用について説明する。誘導板5、
5、…を前述したような所定位置に埋設しておく。通常
の状態では、逆止弁の逆止作用を解除し、また3方弁3
4を図2の(ロ)に示されている状態から排水できる状
態へ切り替える。これにより、第1、2の水圧式ピスト
ンシリンダユニット20、20の水は、逆止弁および3
方弁34を通って排水溝に排水される。誘導板5は、自
重により、図2には示されていないが、支持部材あるい
はストッパに当接するまで下がり、誘導板5、、5…の
上端縁2が地表と略同じ高さになる。これにより、誘導
板5、5、…の上端縁2が地表の一部となり、誘導板
5、5、…が地下室U・Rに埋設されていることを意識
する必要が無くなる。また、付近の景観を損なうような
こともない。なお、案内支柱7、7は、誘導板5、5、
…の埋設位置の目安となる。
【0012】河川Riの堤防Baが決壊し氾濫したと
き、あるいは雨量等から判断して氾濫の恐れがあるとき
は、3方弁34を図2(ロ)に示されている位置へ切り
替え、そして開閉弁32を開く。そうすると、水道水が
給水管31から第1、2の水圧式ピストンシリンダユニ
ット20、20に、前述した理由により均等に供給され
る。第2段の水圧式ピストンシリンダユニット22、2
2およびピストン25、25が上方へ駆動される。した
がって、誘導板5、5,…が地表の所定高さ位置へ駆動
される。これにより、氾濫水の流れ方向が誘導板5、
5、…により強制的に変えられ、遊水池、放水路、霞堤
等へと誘導される。氾濫水が誘導されて流れている状態
が、図1において多数の矢印で示されている。
【0013】なお、図2には示されていないが、誘導板
5、5、…の上方への駆動量を規制するストッパが第
1、2の水圧式ピストンシリンダユニット20、20あ
るいは案内支柱7、7に取り付けられているので、水道
水を供給し続けても、誘導板5、5、…は所定位置で止
まる。このとき、水道水の圧力は、比較的低いので第
1、2の水圧式ピストンシリンダユニット20、20等
が破壊されるようなことはない。もし必要ならば、安全
のために給水管31にリリーフ弁を介装することもでき
る。
【0014】次に、図3により、本発明の第2の実施の
形態を説明する。第1の実施の形態の構成要素と同じ要
素には同じ参照数字あるいは文字を付けて、あるいは同
じ参照文字にダッシュ「’」を付けて重複説明はしない
が、本実施の形態によると、通常は一対の案内支柱4
0、40も地下室U・Rに格納され、誘導板5’が地表
へ駆動されるとき、案内支柱40、40も地表へテレス
コッピクス的に駆動されるようになっている。すなわ
ち、案内支柱40は、地下室U・Rの床面Fに固定され
ている所定長さの筒状のガイド部材41と、このガイド
部材41に抜き差し自在にガイドされる支柱42とから
なっている。ガイド部材41の上方の内側部分には、上
下方向に所定の間隔をおいて一対のガイドローラ43、
44が取り付けられ、支柱42はこれらのガイドローラ
43、44により案内されるようになっている。このよ
うにして、上下方向に案内される支柱42、42の上方
部分に誘導板5’の側縁4’、4’が固定されている。
また、本実施の形態によると、誘導板5’は平板状にな
っている。
【0015】第2の実施の形態も同様に作用することは
明らかである。すなわち、第1、2の水圧式ピストンシ
リンダユニット20、20に水道水を供給すると、誘導
板5’は前述したように上方へ駆動されるが、これに連
動して支柱42、42が伸びることは明らかである。こ
のとき、支柱42、42は、上下方向に間隔をおいた一
対のガイドローラ43、44により支持されているの
で、氾濫水の水圧を受け止めることができることも明ら
かである。なお、氾濫水の大きな水圧を受ける恐れがあ
るときは、上記したような案内支柱を誘導板の背面に複
数本設けることもできる。本実施の形態によると、案内
支柱40、40も地下室U・Rに埋設されているので、
氾濫水の誘導装置による景観が損なわれるようなことは
一切ない。景観をさらに良好に保つために、図3に示さ
れているように、誘導板5’の上端縁2’に土2”を載
せ、芝生などを植えて誘導板5’を隠すこともできる。
【0016】本発明は、上記第1、2の実施の形態に限
定されることなく色々な形で実施できる。例えば、高所
に給水タンクが設置されているときは、この給水タンク
に給水管を接続しておくと、水道水がストップしても、
誘導板を駆動することができる。また、雨水タンク、防
災用のタンク等が備えられているときは、これらのタン
クに接続することもできる。さらには、水道管に、給水
タンク、雨水タンク等に連なった水管を並列的に接続し
ておくと、非常時にはいずれかにより誘導板を駆動する
ことができる利点もある。なお、埋設箇所によっては誘
導板を電動モータ、内燃機関等で駆動するように実施す
ることもできる。
【0017】オリフィスに代えて圧力補償形流量調整弁
を設け、第1、2の水圧式ピストンシリンダユニットに
等量の水が供給できるように実施することもできる。な
お、水圧式ピストンシリンダユニットの数が、上記実施
の形態の数に限定されないことも明らかである。本実施
の形態によると、水圧式ピストンシリンダユニットに
は、水道水が供給されるが、水道水の水圧はそれほど高
くはない。したがって、水圧式ピストンシリンダユニッ
トは、腐食の問題がなく、メインテナンスの容易な強化
プラスチックから形成することもできる。また、水圧式
ピストンシリンダユニットの給水管に遠隔的に操作され
る自動制御弁を設けることもできるし、誘導盤が妄りに
作動しないような安全弁を設けることもできる。なお、
上記実施の形態では、誘導板の構成材料については格別
に言及されていないが、腐食の問題のないステンレス鋼
あるいは合成樹脂から構成することもできる。さらに
は、誘導板の形状が上記実施の形態に限定されることが
ないことは明らかである。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、一般住
宅、学校、病院のような公共施設等が建設されている特
定区域の、氾濫水が流れると予想される上流側の近傍の
地下に誘導板を埋設しておき、氾濫水が発生するとき、
あるいは氾濫水が発生する恐れがあるとき、前記誘導板
を地表の所定高さまで上昇させて、上昇させた前記誘導
板により氾濫水を特定区域から反らして遊水池、放水
路、霞堤等へ誘導するので、氾濫水があふれても、特定
区域は安全地帯として確保されるという本発明に特有の
効果が得られる。したがって、本発明によると、河川の
上流に徒に多くのダムを建設して、あるいは河川の堤防
等をコンクリートで固めて自然環境を破壊することな
く、特定区域を氾濫水から保護することができる。ま
た、他の発明によると、誘導板は水道水、貯水等の水圧
で駆動されるので、氾濫水の誘導装置が安価であると共
に、停電時のような非常時にも特定区域は安全地帯とし
て氾濫水から保護される。さらには、氾濫水の誘導装置
が地下に埋設されているので、特定区域の近傍の景観が
損なわれるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる氾濫水の誘導装置
の埋設位置および作動状態を模式的に示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、その
(イ)は全体を模式的に示す斜視図で、その(ロ)は水
圧式ピストンシリンダユニットの実施の形態を示す断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を一部断面にして模
式的に示す正面図である。
【符号の説明】
1、1’ 誘導装置 5、5’ 誘導板 7 案内支柱 20 水圧式ピストン
シリンダユニット 30 給水装置 40 案内支柱 S1、S2 第1、2の安全地帯 S’1、S’2 第1、2の安全地帯の上流端部 Ri 河川 Ba 堤防 整理番号YANO006

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般住宅、学校、病院のような公共施設等
    が建設されている特定区域の、氾濫水が流れると予想さ
    れる上流側の近傍の地下に誘導板を埋設しておき、氾濫
    水が発生するとき、あるいは氾濫水が発生する恐れがあ
    るとき、前記誘導板を地表の所定高さまで上昇させて、
    上昇させた前記誘導板により氾濫水を特定区域から反ら
    して遊水池、放水路、霞堤等へ誘導することにより、特
    定区域を安全地帯として確保することを特徴とする氾濫
    水の誘導方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の誘導板を、水道水、貯水
    等の水圧で上昇させる氾濫水の誘導方法。
  3. 【請求項3】一般住宅、学校、病院のような公共施設等
    が建設されている特定区域の、氾濫水が流れると予想さ
    れる上流側の近傍の地下に設けられ、氾濫水を特定区域
    から反らして遊水池、放水路、霞堤等へ誘導する誘導板
    と、該誘導板を地表の所定高さ位置へ駆動する駆動装置
    とからなる氾濫水の誘導装置であって、 前記駆動装置は、水道水、貯水等の水圧で作動するピス
    トンシリンダユニットから構成されていることを特徴と
    する氾濫水の誘導装置。
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