JP4476731B2 - ドキュメントフィーダ - Google Patents

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Description

本発明はスタッカー上に積載した原稿を読取プラテンに一枚ずつ分離して給送し、プラテンで原稿上の画像を順次読み取り、その後この原稿を排紙スタッカーに収納するドキュメントフィーダに関する。
複写機、スキャナなどの画像読取装置のプラテンガラス上に据付けられた原稿搬送装置は、給紙トレイ上に積載してある原稿を一枚ずつ繰り出して画像読取装置のプラテンガラス上の読取位置へと搬送し、画像読取装置の光源、ミラー、レンズ、CCDからなる読取手段に読み取らせた後、原稿を収納トレイ上に排出する構成が知られている。
かかる装置として、プラテンガラスの上方に給紙スタッカーと排紙スタッカーを上下に配置しU字状の経路で給紙スタッカーからプラテンガラスを介して排紙スタッカーに原稿を搬送するものが広く使用されている。このような装置構成にあっては、プラテンガラスの上流側に給送経路が下流側に排紙経路が構成され、これ等の経路が全体としてU字状に形成され、各経路にはプラテンガラスに原稿を給送するための一つ若しくは複数のローラ対とプラテンガラスから原稿を排紙スタッカーに排紙するための一つ若しくは複数のローラ対が配置されている。そして、これらのローラ対を駆動モータで駆動するように構成されている。そして、プラテンガラスの手前の所定位置まで一定の搬送速度で原稿搬送させ、所定の位置でカラー原稿、モノクロ原稿、読取解像度に応じて設定される読取速度に切り換えてプラテンガラス上に給送し、排紙するように制御している。
このような装置においては、原稿の読み取りが完了した後に原稿を停止させ、その後に駆動モータを逆転させて給紙スタッカー上の次原稿を繰り出し、そして給紙スタッカーからプラテンガラス上に送る経路途中のレジスト位置に次原稿が到達すると駆動モータを逆転から正転に切り換え、次原稿のプラテンガラス上への供給と先原稿の排紙スタッカーへの排紙を同時に行なうように制御している(例えば、特開2001−302053号公報)。
しかし、近年の原稿搬送装置を搭載した画像読取装置においては、ブレや歪みのない高画質の読取画像や大量の原稿を取り扱うことのできる装置の要求が高まっている。このため、プラテンガラス上から原稿を掬い上げる際の衝撃による読取画像のブレを防止するために原稿の掬い上げ角度を極力小さくすることや、大量の原稿を収納可能な排紙スタッカーが望まれている。そして、原稿の掬い上げ角度を極力小さくし、かつ大量の原稿を収納可能にするためには、供給経路の長さに比べて読取位置から排紙スタッカーに至る排出経路を長くする必然性が生じる。
そして、この装置に上述した搬送制御方法を適用すると、次原稿が読取手段によって読み取り中に先原稿が排紙スタッカーに排出されることとなるため、原稿の排紙による駆動負荷の変動によって、読取画像の画質劣化の問題が生じる。さらに、先原稿は次原稿の読取速度と同一速度で排紙スタッカーに排紙されることとなるので、原稿が速い速度で排出される場合は、原稿が排紙スタッカー上で散乱し、遅い速度で排出される場合は、排紙ローラの位置に原稿後端が残ることとなり、排紙整列性が良くないとの問題が生じる。
このような問題を解決するものとして、読取速度が原稿の排紙整列性に支障のない所定範囲の速度の場合は原稿の間隔を一定の最小間隔で搬送するように制御し、読取速度が所定範囲外の速度の場合は先原稿を排紙整列性に支障のない所定範囲内に切り換えて排出した後に次原稿を供給するように制御するものが提案されている(例えば、特開平11−222345号)。
特開2001−302053号公報 特開平11−222345号公報
しかしながら、上述のような手段を用いても、読取速度が所定の範囲内で排紙速度が異なるため、排紙整列性が十分良好なものではなく、また読取速度が所定範囲内の速度の場合は次原稿が読取手段によって読取中に先原稿が排紙スタッカーに排出されることとなるため、原稿の排紙による駆動負荷の変動によって、読取画像の画質劣化が生じるとの問題は依然として解決がされない。また、読取速度が所定範囲外の速度の場合は先原稿の排出速度を切り換えて排出した後に次原稿の供給を開始するように制御するので、原稿の処理時間が増大するとの問題が生じる。
そこで本発明は、プラテンガラス上の読取位置に順次原稿を効率的に供給し、原稿読取中に先の原稿を排紙することが無く安定した画像の読取りが可能であり、更に排紙スタッカーに原稿を整然と収納することの可能なドキュメントフィーダを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の原稿搬送装置は、原稿画像を読み取る読取位置と、上記読取位置の上流側に配置された給送位置から上記読取位置にシートを案内する給送経路と、上記読取位置の下流側に配置された排出位置に上記読取位置からのシートを案内する排紙経路と、上記給送経に配置されシートを上記読取位置に搬送する給送手段と、上記排紙経路に配置されシートを上記排出位置に搬送する排紙手段と、上記給送手段及び排紙手段を駆動する駆動手段と、上記駆動手段を、上記読取位置から上記排出位置に向かう先行シートの搬送と同時に後続シートを上記給送位置から上記読取位置に向けて搬送するように制御する制御手段とを備える。上記排紙経路は上記読取位置から上記排出位置に至る経路長上記給送経路の給送位置から読取位置に至る経路長より長くなるように構成され、上記制御手段は、上記給送経路に設定された所定の第1位置にシート先端が到達したときにシートの搬送速度を給送速度から読取り速度に変更すると共に、上記排紙手段で搬送されるシート後端が上記排紙経路に設定された所定の第2位置に到達したときに上記給送位置から後続シートを上記第1位置に向けて給送するように上記駆動手段を制御し、上記第2位置は、上記排出位置との間の距離が、上記第1位置と上記給送位置との間の距離より短い位置に設定したものである。
本願発明は、シート端検知手段からの信号に基づいてシート後端が、排紙経路の所定位置に到達したとき、給送手段と排紙手段を同時に駆動するように制御することによって、排紙経路の所定位置にある先原稿の給送動作と給送位置にある次原稿の排紙動作が同時に実行されるので、原稿の処理時間が短くなる。さらに、排紙経路の所定位置と排出位置との間の距離を給送位置と原稿が読取速度に変更される給送経路の所定位置との間の距離より短い位置としたので、排紙スタッカーに予め定められた一定の速度にて先原稿が常時排紙されるようになる。これによって、原稿が整然と排紙スタッカー上に排紙され、また原稿読取中に先の原稿を排紙することが無く安定した画像の読み取りが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る原稿搬送装置(ドキュメントフィーダ)及びこの原稿搬送装置が搭載される画像読取装置の主要部を示す図である。
図1において、Aは原稿読取装置本体Hに搭載された原稿搬送装置であり、この原稿搬送装置Aにて原稿読取装置本体Hのコンタクトガラス1上面の読取位置に供給された原稿を原稿読取装置Hにて読み取り、読み取られた画像データをプリンタやパーソナルコンピュータ等の画像形成装置に送信するように構成されている。
原稿読取装置本体Hは、LED等の光源2、セルフォックレンズ3、CCD等の光電変換素子4を有する読取ユニット5を備えており、コンタクトガラス1を介して光源2からの光を搬送される原稿に照射し、セルフォックレンズ3を介してCCDなどの光電変換素子4により光電変換して原稿画像を読み取る。そして、この原稿読取装置本体Hは、原稿搬送装置Aを開閉してコンタクトガラス1に載置されたブック物等の厚い原稿を読み取るために読取ユニット5を副走査方向に移動させることによって原稿の画像を読み取るモードと、原稿搬送装置Aでコンタクトガラス1の上方を搬送される原稿を所定の読取位置Xで読取ユニット5を停止させて読み取るモードとを備えている。
原稿搬送装置Aは、複数枚の原稿を載置可能な給紙スタッカー10と、読み取られた原稿を収納する排紙スタッカー11と、コンタクトガラス1を押圧するためにスポンジ等の多孔質部材と白色マイラー等のフィルム部材とを有する押圧カバー12と、原稿を読取り位置Xに搬送するための原稿搬送機構とから構成される。また、給紙スタッカー10上に載置された原稿の幅方向を規制するサイドガイド10aが設けられている。
原稿搬送機構の搬送経路は、給紙スタッカー10上の原稿をコンタクトガラス1上の読取位置Xに案内するための給紙経路22a及び供給経路22bと、読取位置Xから排紙スタッカー11に原稿を案内する排紙経路23にて構成されている。
さらに、原稿搬送機構には、給紙スタッカー10上に積載された原稿の最上位原稿に接触して原稿を繰り出す昇降自在な繰り出しローラ15と、この繰り出しローラ15で繰り出された原稿を給送する給紙ローラ16と最上位原稿の1枚のみを通過して2枚目以降の原稿の給送を阻止する分離部材17からなる分離手段、この分離手段で1枚に分離され給送される原稿の先端を突き当てて整合した後に下流側に送るレジストローラ対18が配置されている。さらに、読取位置Xの手前には読取位置Xに原稿を供給する送りローラ対19が配置され、読取位置Xの下流側には原稿を排紙スタッカー11に排紙する排紙ローラ対20が配置されている。また、排紙ローラ対20の駆動ローラ21aの駆動軸には、回動自在な排紙フラッパー28が自重で垂下されて設けられている。
そして、繰り出しローラ15、給紙ローラ16にて給紙スタッカー10上の原稿は給紙経路22aに沿って案内され、レジストローラ対18、送りローラ対19にて供給経路22bに沿って読取位置Xに供給される。そして、送りローラ対19と排紙ローラ対20によって原稿は読取位置Xを通過される。この読取位置Xを通過する過程でコンタクトガラス1の下方に静止された読取ユニット5によって原稿は読み取られ、読み取られた原稿は排紙経路23に沿って排紙スタッカー11に排紙される。このとき、この排紙フラッパー28は、図9に示すように排紙ローラ対20で排紙される原稿が突き当たる(図9(a)参照)。これによって、排紙ローラ対20の原稿搬送力によって排紙フラッパー28が回動し(図9(b)参照)、そして排紙フラッパー28によって排紙スタッカー11上に排出される原稿を下方に案内する(図9(c)参照)。このような排紙フラッパーの作用によって、原稿が勢いよく飛び出すのを防止し、原稿の排紙整列性を良好にしている。
なお、読取位置Xにおけるコンタクトガラス1と白色バックアップガイド27との間には、透明のフィルム部材21が設けられている。この透明フィルム部材21は読取位置Xの上流側の上流ガイド25と下流側の下流ガイド26との間に掛渡されるように取り付けられ、白色バックアップガイド27との間に読取経路を形成する。これによって、送りローラ対19で搬送される原稿は、透明フィルム部材21に沿って支障なく下流側ガイド26に案内される。
ここで、本実施例では排紙経路23のコンタクトガラス1から原稿を掬い上げる角度を小さくし、読取位置Xから排紙スタッカー11に至る長さを極力長く形成している。これは、原稿の掬い上げる際の衝撃を小さくして読取画像のブレを防止し、さらに排紙スタッカー11の原稿収納面に対して排紙口を高い位置にして原稿収納量を増大するためである。
図2は、駆動手段としての原稿搬送機構の駆動構成を示す駆動伝達構成図である。ここでは、正逆転自在な駆動モータMTの正転駆動で、繰り出しローラ15、給紙ローラ16を駆動し、逆転駆動でレジストローラ対18、送りローラ対19、排紙ローラ対20を駆動するように構成されている。
駆動モータMTの正転駆動は複数のギヤを介してメインギヤZ1に伝達され、さらにメインギヤZ1から複数のギヤを介して給紙ローラ16に伝達される。そして、これにより給紙ローラ16が原稿給紙方向に回転する。給紙ローラ16の駆動軸にはギヤZ10が設けられており、給紙ローラ16の駆動は繰り出しローラ15の軸に設けられたギヤZ12にギヤZ11を介して繰り出しローラ15にも駆動が伝達される。
また、給紙ローラ16の駆動軸には、ワンウェイクラッチOW1が設けられており、このワンウェイクラッチOW1によって駆動モータMTの正転駆動のみが給紙ローラ16、繰り出しローラ15に伝達され、逆転駆動は伝達されない構成となっている。
駆動モータMTの逆転駆動は、複数のギヤを介してメインギヤZ1に伝達される。レジストローラ18の駆動軸、及び送りローラ19の駆動軸の一方側にはそれぞれギヤZ20、ギヤZ21が取り付けられており、このギヤZ20、ギヤZ21はメインギヤZ1に歯合してレジストローラ18及び送りローラ19に駆動モータMTの逆転駆動を伝達する。レジストローラ18の駆動軸の他方側には、ギヤZ22が取り付けられており、レジストローラ18の駆動がギヤZ22から複数ギヤを介して、排紙ローラ20の駆動軸に設けられたギヤZ23に伝達される。これによって、駆動モータMTからレジストローラ18の駆動軸に伝達された駆動が排紙ローラ20の軸に伝達され、排紙ローラ20が原稿搬送方向に回転する。
また、レジストローラ18の駆動軸には、ワンウェイクラッチOW2が設けられており、このワンウェイクラッチOW2によって駆動モータMTの逆転駆動のみがレジストローラ18、排紙ローラ20に伝達され、正転駆動は伝達されない構成となっている。なお、送りローラ19は駆動モータMTの逆転駆動で搬送方向に回転し、正転駆動で搬送方向と逆方向に回転するように構成されているが、後述するように駆動モータMTが正転駆動し、送りローラ19が逆方向に回転する時には、原稿が送りローラ19の位置に存在しないため、何等支障が生じない。
なお、給紙ローラ16の駆動軸には、繰り出しローラ15を支持する昇降アーム(図示せず)の一端側が取り付けられており、この駆動軸の給紙方向の回転(駆動モータMTの正転駆動)により昇降アームが回動して繰り出しローラ15が下降し、繰り出しローラ15が原稿に当接すると、バネクラッチCL1(図示せず)、バネクラッチCL2(図示せず)の作用により昇降アームに対して給紙ローラ16の駆動軸は空転するように構成している。また、給紙ローラ16の駆動軸にも駆動モータMTの逆転駆動が伝達され、昇降アームを反時計回りに回動させることにより繰り出しローラ15を上昇させる。このとき、給紙ローラ16はワンウェイクラッチOW1の作用で回転しない。上昇した昇降アームは図示しない規制部材に当接し、バネクラッチCL3(図示せず)の作用により昇降アームと給紙ローラ16の駆動軸とは空転する。
なお、本実施例では、部品点数を低減して構造を簡素化して、組立て工数やコストを低減させるために単一の駆動モータMTを用いて各ローラを駆動するように駆動手段を構成している。
しかし、繰り出しローラ、給紙ローラ、レジストローラを駆動する駆動モータと、送りローラ、排紙ローラを駆動する駆動モータとを個別に設けて原稿を送るように構成することも可能である。
次に、原稿搬送装置Aの検出センサ及び制御系について、図1並びに図3の制御ブロック図に基づき説明すると、図1に示すように給紙スタッカー10の原稿給紙方向下流側には給紙スタッカー10上に原稿が載置されたことを検出するエンプティセンサS1が設けられ、給紙経路22aには給紙される原稿の端部を検知するレジストセンサS2が設けられている。さらに、排紙経路23の排紙ローラ対20の手前には、排紙センサS3が設けられており、この排紙センサS3が原稿の後端を検出したことに基づき原稿が排紙されたか否かを判断する。
これらの経路中に配置された各センサS1〜S3は、図3に示すように装置全体の駆動を制御する制御手段としての制御部30上に接続されている。さらに、制御部30は、原稿読取装置本体Hの制御部と通信ケーブルにて接続されており、原稿読取装置本体Hからの給紙指令、読取搬送指令を含む各種コマンドや情報等を受信する。そして、各センサからの検知信号及び原稿読取装置本体Hからの各種コマンドや情報に基づいて、駆動モータMTの駆動が制御される。
また、制御手段としての制御部30は、原稿搬送の情報や読取ユニット5が読取開始するための読取コマンドを含む各種コマンド等を原稿読取装置本体Hに送信する。
また、駆動モータMTはパルスモータである。ROM33には複数の駆動モータMTの速度データが記憶されており、CPU31は複数の速度データから1つを選択し、この選択された速度データに基づき駆動パルス発生器32から駆動パルス信号を出力させる。そして、駆動パルス発生器32から出力された駆動パルス信号によって駆動モータMTが駆動されるようになっている。このようにして、給紙、搬送される原稿の搬送速度が制御されるとともに、読取位置Xにおいては読取倍率やカラー原稿、モノクロ原稿、読取解像度等のそれぞれに対応して設定された読取速度で原稿を搬送するようになっている。
なお、駆動パルス発生器32から出力される駆動パルス信号はCPU31にフィードバックされ、この駆動パルス数をカウントすることによって駆動モータMTの駆動量を計測し、これから原稿が搬送されている位置を検出する。
ここで、本実施例では原稿の搬送効率を向上させ、さらに原稿の排紙整列性に不具合を生じさせないために、先に給紙される原稿と次に給紙する原稿を以下のような搬送方法で搬送している。図8は搬送方法を示す説明図であり、図8に基づいて先に給紙される原稿と次に給紙する原稿の搬送方法を説明する。なお、ここでは上記実施例と同一な符号を用いて説明する。
図8(a)に示すように、先原稿はレジストローラ対18にてその先端を整合させた後に、レジストローラ対18のニップ位置(給送位置PA)から読取速度切換位置P1までの距離LAを搬送したことが計測されると「高速」から「読取速度」に切り換わって搬送される。このとき、距離LAの計測は、駆動モータMTの逆転駆動開始から距離LAに相当する駆動モータパルス数をカウントすることで計測すればよい。
そして、図8(b)に示すように読取中の先原稿の後端がレジストセンサS2で検出した後、先原稿が距離L2を搬送したことが計測されると、先原稿の後端が読取位置Xを通過し、読み取りが完了したと判断して原稿の搬送速度を「読取速度」から「高速」に切り換えて搬送する。このとき、距離L2の計測は、レジストセンサS2が原稿後端を検出した時点から距離L2に相当する駆動モータパルス数をカウントすることで計測すればよい。
その後、図8(c)に示すように原稿の後端が読取位置Xを通過し、高速搬送される先原稿の後端が排紙待機位置P2まで搬送されたことが計測されると、駆動モータMTを一旦停止し、正転駆動させる。これによって、先原稿は排紙待機位置P2に停止待機状態となり、次原稿の給紙が開始される。このとき、排紙待機位置は、(給送位置PAから読取速度切換位置P1までの距離LA)>(排紙待機位置P2から排出位置PBまでの距離LB)となるように設定する。排紙待機位置P2に原稿が到達したことは、レジストセンサS2が原稿後端を検出した時点から距離L4に相当する駆動モータパルス数をカウントすることで計測し、これによって認識すればよい。
そして、図8(d)に示すように、駆動モータMTを逆転駆動させる。これによって、待機中の先行原稿は、排紙スタッカー11に向かって搬送され、同時にレジストローラ対18のニップ位置に突き当てられた状態の次原稿は読取速度切換位置P1に向かって搬送される。この次原稿が読取速度切換位置P1に到達した時点で駆動モータが「高速」から「読取速度」に切り換わる。
この時、先原稿はLA>LBの位置関係から次原稿の先端が読取速度切換位置P1に到達する前(読取速度の切換え前)に完全に排出位置PBを通過して排紙スタッカー11に排紙される。
つまり、この搬送方法では、先原稿の給紙と次原稿の排紙の動作を同時に行なわせるようにすることで原稿の搬送効率を向上させ、次原稿が読取速度に切り換えられた時点では先原稿が排紙スタッカー11に排出されているようにしているので、原稿は常に一定の速度で排紙されて原稿の排紙整列性に不具合を生じさせない。
上述した搬送方法に基づき制御される本実施例における原稿搬送装置Aの原稿搬送動作を図4の原稿の搬送状態を示す模式図を参照しつつ、図5のタイミングチャート及び図6の動作フローチャートに基づき説明する。
操作パネルや外部装置(図示せず)からの給紙信号を受信し、エンプティセンサS1で給紙スタッカー10上に原稿が載置されていることが検知されると駆動モータMTが正転駆動され、繰り出しローラ15によって原稿が繰り出される(ST1〜ST3)。繰り出された原稿は給紙ローラ16と分離部材17からなる分離手段によって1枚に分離されて下流側に給紙される。そして、レジストセンサS2が原稿の先端を検知すると、その検知から所定量(L1)搬送させた後に駆動モータMTは一旦停止される(ST3〜ST6)。駆動モータMTが停止したとき、原稿の先端はレジストローラ対18のニップ部に突き当てられてたわみが形成され、原稿の先端が整合されスキューが除去されている。そして、この一旦停止後、原稿読取装置本体Hが読み取り可能状態であるか否かが読取搬送指令信号の受信によって判断され、読み取り可能状態であれば駆動モータMTを逆転で高速駆動させる(ST7〜ST8)。これによって、レジストローラ対18、送りローラ対19、排紙ローラ対20の各ローラ対が回転し、原稿を高速で読取位置Xに向けて搬送する。
そして、原稿の先端が読み取り位置手前の予め定められた読取速度切換位置P1に到達すると原稿読取装置本体Hに対して読取タイミング信号を送信するとともに駆動モータMTは高速駆動から読取速度に切り換えられる(ST9〜ST11)。これによって、原稿は読取位置Xを読取速度で移動され、読取ユニット5にて原稿画像が読み取られる。なお、原稿が読取速度切換位置P1に到達したか否かは、駆動モータMTを逆転駆動開始させた時点からの駆動パルス信号をカウントし、レジストローラ対18のニップ位置から予め定められた読取速度切換位P1までの距離(LA)に相当する駆動パルスがカウントされたことに基づき認識される。
その後、レジストセンサS2が読み取り中の原稿の後端を検知した時点から原稿が所定距離(L2)搬送されたことに基づき駆動モータMTを高速に切り換える(ST12〜ST14)。このとき、原稿の後端は読取位置Xを通過した状態であり、原稿の読み取りは既に完了している。つまり、上記の所定距離(L2)は原稿後端がレジストセンサS2の位置から読取位置Xに至る距離となっている。
読み取られた原稿は、駆動モータMTを高速に切り換えることによって排紙ローラ対20にて高速で搬送され、その後端が予め定められた排紙待機位置P2に到達すると給紙スタッカー10上に次原稿D2があるか否かがエンプティセンサS1で検出される(ST15〜ST16)。そして、エンプティセンサS1によって、次原稿D2がないと判断された場合は、駆動モータMTの逆転駆動を継続し、排紙センサS3が原稿の後端を検出した時点から確実に原稿の後端が排紙スタッカー11に到達する距離、駆動モータMTを駆動して停止する(ST17〜ST21)。一方、エンプティセンサS1によって次原稿D2がある判断された場合は、駆動モータMTを一旦停止させた後に次原稿D2の給紙動作を開始させる(ST18)。このとき、先原稿D1は排紙待機位置P2に停止して待機状態となっている。
ここで、排紙原稿待機位置P2は、レジストローラ対18のニップ位置から読取速度切換位置P1に至る距離(LA)に対し、排紙ローラ対20のニップ位置からの排紙原稿待機位置P2間の距離(LB)が短くなるように設定されている。また、排紙待機位置P2に原稿の後端が到達したことは、レジストセンサS2が原稿の後端を検知した時点から駆動モータMTの駆動パルス数をカウントし、カウント値がレジストセンサS2の位置から排紙待機位置P2までの距離(L4)に相当するカウント値に到達したことによって認識される。
次原稿D2の給紙動作は、1枚目(先原稿D1)と同様に駆動モータMTを正転駆動し、繰り出しローラ15で次原稿D2を繰り出し、給紙ローラ16と分離部材17で1枚に分離する。そして、次原稿D2の先端がレジストローラ対18のニップ部に突き当てて整合される(ST3〜ST6)。
次に、原稿読取装置本体Hが読み取り可能状態であれば駆動モータMTを逆転で高速駆動させる。これによって、レジストローラ対18、送りローラ対19が回転し、次原稿D2が高速で読取速度切換位置(P1)に向けて搬送されるとともに、排紙ローラ対20が回転して排紙待機位置(P2)に待機された先原稿D1が排紙スタッカー11に向かって送られる。
そして、次原稿D2の先端が読取速度切換位置P1に到達すると駆動モータMTを高速から読取速度に切り換えられる。このとき、先原稿D1は、レジストローラ対18のニップ位置から読取速度切換位置P1に至る距離(LA)よりも排紙ローラ対20のニップ位置からの排紙原稿待機位置P2間の距離(LB)が短いので、次原稿D2の先端が読取速度切換位置P1に到達した時点では、既に排紙ローラ対20のニップ位置を通過し、排紙スタッカー11上に排出されている。
このとき、先原稿D1は、高速で排紙スタッカー11に排出されることとなるが、排紙フラッパー28によって下方に向かって案内されるため、原稿が勢い良く飛び出すことが防止され、排紙スタッカー11上に原稿が散乱することがなくなるとともに、排紙ローラ対20の従動ローラ20bに原稿が巻き付くように排出されるため、排紙ローラ対20の従動ローラ20bに引っ掛かった状態で後残りされることが防止される。
読取速度に切り換えられた次原稿D2は、先原稿D1と同様にその後端が読取位置Xを通過すると高速で搬送され、排紙待機位置P2に到達した時点で、エンプティセンサS1によって給紙スタッカー10上の原稿の有無が検出される。そして、給紙スタッカー10上に原稿がなければ搬送動作が継続され、給紙スタッカー10上に原稿がある場合は、次原稿D2を排紙待機位置P2で停止して給紙スタッカー10上の後続原稿の給紙が開始される。
以降、給紙スタッカー10上の最後の原稿が給紙されるまで上述した給紙、搬送動作が繰り返されることとなる。
この実施例によれば、レジストローラ対18のニップ位置から読取速度切換位置P1に至る距離(LA)よりも排紙ローラ対20のニップ位置からの排紙原稿待機位置P2間の距離(LB)が短くなるように排紙原稿待機位置P2を設定しているので、読取倍率等の読み取り条件によって原稿の排紙速度が異なることがなく、常時一定の速度で原稿が排出される。これによって、良好な排紙整列性を容易に得ることができる。
また、先原稿を排紙待機位置P2で一旦停止し、次原稿をレジストローラ対18まで給紙した後にこのニップ点からの次原稿の供給と、排紙待機位置P2からの先原稿の排紙を同時に行なうように制御したので、原稿の処理時間が短縮される。
上述した実施例では、次原稿D2の先端が読取速度切換位置P1に到達するまで駆動モータMTを高速駆動し、先原稿D1の排紙と次原稿D2の搬送を高速で行なうようにしたが、次原稿D2の先端が読取速度切換位置P1に到達する過程で駆動モータMTの駆動速度を高速から排紙整列性を考慮した適正な速度に切り換え、先原稿D1を適正な排紙速度で排紙するように制御してもよい。
この場合の具体的な実施の形態を、図7の動作フローチャートに基づき説明する。駆動モータMTが逆転駆動され、原稿がレジストローラ対18によって搬送されると、原稿が1枚目か否かが判断される(ST58〜ST59)。原稿が1枚目であれば、原稿の先端が読取速度切換位置P1に到達するまで高速で駆動して、読取速度切換位置P1の位置で読取速度に切り換わる。これによって、原稿の搬送速度も高速から読み取り速度に切り換わり、読取位置Xに搬送される。一方、2枚目以降の原稿であれば、先行する原稿が排紙待機位置P2で待機状態となっているので、駆動モータMTの逆転駆動によって排紙ローラ対20も回転し、レジストローラ対18のニップ位置にある原稿と先行原稿が同時に搬送される。そして、先行原稿の後端が排紙センサS3で検出されると駆動モータMTを高速駆動から低速駆動に切り換える(ST60〜ST61)。これによって、先行原稿は低速で排紙スタッカー11に排出される。そして、先行原稿が排出された後に原稿の先端が読取速度切換位置P1に到達し、駆動モータMTの駆動速度が読取速度に切り換わることとなる。
以降の動作(ST62〜ST74)は、上述した実施例の動作(ST9〜ST21)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
これによって、排紙スタッカー11への原稿の排紙速度を一定にすることができ、さらに排紙スタッカー11に積載される原稿の排紙整列性を良好とするために上述の実施例における排紙フラッパー28などの特別な部材を設ける必要がなくなる。
また、上記実施例では、ワンウェイクラッチを用いて駆動モータMTの正転で繰り出しローラ15と給紙ローラ16を駆動させ、逆転でレジストローラ18と排紙ローラ20を駆動する構成としたが、駆動モータMTと繰り出しローラ15及び給紙ローラ16との間に電磁クラッチを用いて適切なタイミングで駆動モータMTの駆動を伝達、遮断して繰り出しローラ15及び給紙ローラ16を駆動してもよい。
上記実施の形態によれば、供給経路に比べて排紙経路が長く形成したので、排紙スタッカーの原稿収納量を増大させても、排紙経路のコンタクトガラス1から原稿を掬い上げる角度を小さくすることが可能となり、読取画像のブレが防止できる。
また、単一の駆動モータで複数の送りローラ対を駆動するように構成したので、部品点数が低減されて構造及び制御が簡素化され、組立て工数やコストが低減される。
さらに、供給経路に比べて排紙経路が長く形成した装置において、原稿された装置でレジストローラから読取速度切換位置までの距離よりも読み取り後の原稿の停止位置から排紙ローラのニップ位置(排紙口)に至る距離を短くしたので、読取速度が読取倍率や読取解像度によって異なる場合であっても、排紙整列性を損なうことなく、原稿交換時間の短縮ができ、また良好な読み取り画像を得ることができる。
本発明に係る原稿搬送装置及びこの原稿搬送装置が搭載される画像読取装置の主要部を示す断面図である。 図1の装置の駆動伝達を示す構成図である。 図1の装置の制御系を示すブロック図である。 図1の装置に於ける原稿の搬送状態を示すものであり、同図(a)は先原稿の読取り状態を示し、(b)は先原稿が排紙経路に待機した状態を示し、(c)は次原稿を分離して繰り出した状態を示し、(d)は先原稿の排紙と次原稿がレジストローラ対から繰り出された状態を示し、(e)は先原稿が排出完了し、次原稿が速度切換位置に到達した状態を示している。 本発明に係る原稿搬送装置の動作を示すタイミングチャート図である。 本発明に係る原稿搬送装置の搬送動作を示す動作フローチャート図である。 本発明に係る原稿搬送装置における他の実施例の搬送動作を示す動作フローチャート図である。 本発明の原理を説明する為の説明図であり、同図(a)は原稿先端が速度切換位置に到達した状態を示し、(b)は原稿後端が読取位置を通過した状態を示し、(c)は先原稿が排紙待機位置に次原稿がレジストローラ対に繰り出された状態を示し、(d)は先原稿の排出が完了、次原稿が速度切換位置に到達した状態の位置関係の説明図である。 図1の装置の排紙フラッパーの動作状態説明図であり、同図(a)は原稿先端が排紙ローラ対に到達した状態を示し、(b)は原稿が排紙スタッカーに排出される状態を示し、(c)は原稿の排出が完了した状態を示す。
符号の説明
A 原稿搬送装置(ドキュメントフィーダ)
H 原稿読取装置
10 給紙スタッカー
11 排紙スタッカー
18 レジストローラ対
19 送りローラ対
20 排紙ローラ対
22a 給紙経路
22b 供給経路
23 排紙経路
30 制御部
S2 レジストセンサ
S3 排紙センサ
MT 駆動モータ
P1 読取速度切換位置
P2 排紙待機位置
PA 給送位置
PB 排出位置

Claims (6)

  1. 原稿画像を読み取る読取位置と、
    上記読取位置の上流側に配置された給送位置から上記読取位置にシートを案内する給送経路と
    上記読取位置の下流側に配置された排出位置に上記読取位置からのシートを案内する排紙経路と
    上記給送経に配置されシートを上記読取位置に搬送する給送手段と、
    上記排紙経路に配置されシートを上記排出位置に搬送する排紙手段と、
    上記給送手段及び排紙手段を駆動する駆動手段と、
    上記駆動手段を、上記読取位置から上記排出位置に向かう先行シートの搬送と同時に後続シートを上記給送位置から上記読取位置に向けて搬送するように制御する制御手段と、
    を備え、
    上記排紙経路は上記読取位置から上記排出位置に至る経路長上記給送経路の給送位置から読取位置に至る経路長より長くなるように構成され
    上記制御手段は、上記給送経路に設定された所定の第1位置にシート先端が到達したときにシートの搬送速度を給送速度から読取り速度に変更すると共に、
    上記排紙手段で搬送されるシート後端が上記排紙経路に設定された所定の第2位置に到達したときに上記給送位置から後続シートを上記第1位置に向けて給送するように上記駆動手段を制御し、
    上記第2位置は、上記排出位置との間の距離が、上記第1位置と上記給送位置との間の距離より短い位置に設定されていることを特徴とするドキュメントフィーダ。
  2. 前記給送手段は、上流側に配置された給紙スタッカーから給紙されたシートを一時的に待機するレジストローラで構成されていることを特徴とする請求項1記載のドキュメントフィーダ。
  3. 上記給送経路若しくは上記排紙経路を搬送されるシートの後端を検出するシート端検知手段を設け、前記シート端検知手段は前記読取位置の上流側に配置されたシートセンサと、前記排紙手段のシート搬送量を計測するカウンタとから構成されている請求項1記載のドキュメントフィーダ。
  4. 前記駆動手段は前記給紙手段と排紙手段とに連結された単一の駆動モータで構成され、
    この駆動モータと上記給紙手段との間にはクラッチ手段が設けられ、
    このクラッチ手段は前記シート端検知手段からの信号で制御されることを特徴とする請求項1記載のドキュメントフィーダ。
  5. 前記制御手段は、シート後端が前記排出位置に到達する手前で前記駆動手段を所定速度に減速することを特徴とする請求項1記載のドキュメントフィーダ。
  6. 前記給送位置の上流側に配置された給紙スタッカーと、
    この給紙スタッカーに載置されたシートを一枚ずつ分離する分離ローラと、
    前記給送位置に配置され、原稿を一時的に待機するレジストローラ
    前記給紙経路前記読取位置の上流側に配置された給紙ローラ
    前記排紙経路前記排出位置の上流側に配置された排紙ローラ
    前記給紙スタッカー上にシートを検出するエンプティ検出手段と、を備え、
    前記駆動手段は、上記分離ローラを一方向の回転にて駆動し、レジストローラと給紙ローラと排紙ローラとを他方向の回転にて駆動する正逆転可能な単一の駆動モータを有し、
    前記制御手段は、シートが第2の位置に到達したときにシートを一旦停止させるとともに前記エンプティ検出手段で前記給紙スタッカー上のシートの有無を検出し、前記エンプティ検出手段でシートを検出した場合に前記給紙トレイ上よりシートを前記給送位置に向けて給紙することを特徴とする請求項1記載のドキュメントフィーダ。
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