JP2008258872A - 原稿読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間にわたって2種類の異なる性質のゴミによる縦すじの発生を防止する。
【解決手段】搬送される原稿を読み取る第2読取部25と、第2読取部25に対向して設けられ、原稿を案内して原稿と原稿読取手段との距離を設定する第2読取ローラ26と、を具備する画像読取装置において、第2読取部25の読取面は、汚れ分解機能を有するコーティング部材、又は、親水性を有するコーティング部材を備えてなり、第2読取ローラ26と第2読取部25との距離を変えることができるソレノイド301を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、原稿読取装置及び画像形成装置に係り、特に搬送される原稿を読取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段に対向して設けられ、原稿を案内して原稿と原稿読取手段との距離を設定するガイド手段と、を具備する画像読取装置及び画像形成装置に関する。
画像読取装置には、CCD等のイメージセンサを利用した縮小光学系タイプのものと、原稿の横幅方向(主操作方向)に渡るライン形状の光源とイメージセンサを並列的に配置した密着型の等倍光学系タイプのものが存在する。いずれのタイプのイメージセンサであっても、原稿の画像を正確に読取るためには、画像読取位置において、原稿を所定の一定速度で安定走行させると共に、原稿を読取面に近づけて走行させることが重要である。特に等倍光学系の密着イメージセンサは、縮小光学系のものと比較して焦点深度が極めて浅いために、原稿を読取面に密着走行させる必要がある。
このように画像読取装置においては、イメージセンサと原稿と距離を適正に保つ必要がある。このような原稿読取装置として以下のものがある。特許文献1には、オペレータが操作部から、特定の入力手段の押下に応じて、離隔手段が原稿押圧搬送手段を搬送路から離隔する方向に移動させるように離隔手段と、離隔手段を制御する制御手段とを備える画像読取装置が記載されている。
また、特許文献2には、原稿画像の表面を読取る第1面読取り手段と原稿画像の裏面を読取る第2面読取り手段を有する自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、前記第2面読取り手段の搬送ギャップを調整可能な搬送ギャップ調整駆動手段を有する画像読取装置が記載されている。
また、特許文献3には、読取部経路先端部を、排紙経路に導くすくい上げガイドを備え、プラテンの表面から離間した位置に読取パスを形成した画像読取装置が記載されている。
また、原稿の画像読取装置には、従来から読取位置に原稿の紙粉等のごみが蓄積することにより、読取った原稿に縦すじが発生するという不具合が発生しており、この対策としては、原稿を強く読取面へ押し付け、原稿自身によってゴミを取り除くという方法が用いられている(セルフクリーニング)。
一方、読取面のゴミには、原稿に付着した糊状のものなど、セルフクリーニングでは取り除けない粘着系のゴミもあり、この対策としては、読取面にコーティングを施し、粘着物がつきにくくするという方法が採用されている。
このようなコーティングを施した画像読取装置とした以下のものがある。特許文献4には、読取対象の搬送されるシートの先端が、透明ガラスと接触する位置に非コーティング領域と、汚れ付着を防止するコーティング領域を近接して配置し、読取対象の汚れを読取箇所の手前の非コーティング領域で取り除く画像読取装置が記載されている。
また特許文献5には、画像読取装置に汚れ防止コーティングをする例として、背景部材の白基準データを読取り、シェーディング補正を行う読取装置において、該背景部材を汚れを分解する光触媒で被覆し、汚れ程度に応じて白基準部材を照射する画像読取装置が記載されている。
特許3472076号公報 特開2004−274278号公報 特開平10−171182号公報 特開2005−269210号公報 特開2004−282166号公報
しかしながら、前述したコーティングは原稿の搬送によるより表面が徐々に取り除かれてしまい、特に前述したように紙粉を取り除くために原稿を強く読取面へ押し付けると、コーティングの寿命は著しく低下してしまうという問題があった。
本発明は紙粉の除去のために原稿を読取面に押し付ける動作を行う構成を備える原稿読取装置において読取面のコーティングの摩耗を防止できるようにし、長期間にわたって前記2種類の異なる性質のゴミによる縦すじの発生を防止することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、搬送される原稿を読取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段に対向して設けられ、原稿を案内して原稿と原稿読取手段との距離を設定するガイド手段と、を具備する画像読取装置において、前記原稿読取手段の読取面は、汚れ分解機能を有するコーティング部材、又は、親水性を有するコーティング部材を備えてなり、前記ガイド手段と原稿読取手段との距離を変えることができる距離変更機構を備えることを特徴とする原稿読取装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿が前記原稿読取手段で読取られながら搬送されるとき、前記ガイド手段と前記原稿読取手段との距離を原稿読取に適した距離に保ち、原稿が前記原稿読取手段で読取られずに搬送されるとき、前記ガイド手段と原稿読取手段との距離を前記原稿読取に適した距離より広げることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿読取手段とガイド手段の間の距離広げるソレノイドを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿読取手段とガイド手段の間の距離を広げるモータを備えることを特徴とする
請求項5の発明は、請求項4記載の原稿読取装置において、前記モータは、搬送ローラ駆動用のモータを兼ねていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の原稿読取装置において、原稿読取装置は原稿の表面及び裏面を読取る両面モードと、原稿の表面だけを読取る片面モードを備え、前記原稿読取手段は原稿の裏面を読取り可能な位置に配置され、前記距離変更機構は、画像読取装置の両面モード時に前記ガイド手段と原稿読取手段と間の距離を原稿読取に適した距離に保ち、原稿読取装置の片面モード時に前記原稿読取手段と原稿との距離を前記原稿読取に適した距離より広げることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿読取装置の片面モード時において、読取処理における原稿の1枚目についてはガイド手段と原稿読取手段との間の距離を前記原稿の読取に適した距離に保つことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿読取装置の片面モード時において、読取処理における最初の所定枚数の原稿についてはガイド手段と原稿読取手段との間の距離を前記原稿読取に適した距離に保つことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか記載の原稿読取装置において、前記距離変更機構は、原稿のジャム時に、原稿読取手段とガイド手段の間の距離を広げることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか記載の原稿読取装置において、前記ガイド手段は、ローラであることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10記載の原稿読取装置において、前記ローラ端部に軸受が配置されており、当該軸受の外周面の一部と前記原稿読取手段読取面を接触させることにより、前記ローラと原稿読取手段の距離を前記原稿読取に適した距離保ち、前記ローラと前記原稿読取手段と間の距離を広げるときは、前記軸受が固定された状態でローラのみが移動する構成を備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項10又は11記載の原稿読取装置において、前記ローラと前記原稿読取手段との間の距離を広げているときには、前記ローラの回転を停止することを特徴とする請。
請求項13の発明は、前記請求項1乃至請求項12のいずれか記載の原稿読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る原稿読取装置によれば、距離変更機構でガイド手段と原稿読取手段との距離を変更するようにしたので、読取面のコーティングの摩耗を防止でき、長期間にわたって前記2種類の異なる性質のゴミによる縦すじの発生を防止することができるという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例において画像読取装置は、被読取原稿を固定された読取装置部に搬送し、所定の速度で搬送しながら画像読取を行う、被読取原稿処理装置(以下ADF)に適用される。以下その基本的な構成、動作、作用について説明する。図1は画像読取装置の構成を示す概略断面図、図2は画像読取装置の全体制御系を示すブロック図である。
原稿読取装置は、コピー装置、MFP等の画像形成装置の上部に配置されており、被読取原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束から1枚毎原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿を一次、突当整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の表面画像を、コンタクトガラスの下方より読取を行わせる第1読取搬送部E、読取後の原稿の裏面画像を読取る第2読取搬送部F、表裏の読取が完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取完了後の原稿を積載保持するスタック部Hを備える。また原稿読取装置は、これら搬送動作の駆動を行う駆動部であるピックアップモータ101、給紙モータ102、読取モータ103、排紙モータ104、底板上昇モータ105、更に、一連の動作を制御するADF制御部100を備えている。
原稿テーブル2は、可動原稿テーブル3を備えて構成され、読取られる原稿1がセットされる。原稿1は原稿テーブル2に原稿面を上向きの状態でセットされる。原稿テーブル2には、図示しないサイドガイドが備えられ、原稿1の幅方向を搬送方向と直行する方向に位置する。セットされた原稿1はセットフィラー4、セットセンサ5により検知され、I/F107により本体制御部111に送信される。
更に原稿テーブル2には、原稿長さ検知センサ30,31(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能なアクチエーター・タイプのセンサが用いられる)が配置され、原稿長さ検知センサ30,31は、原稿の搬送方向長さを判定する。このとき原稿長さ検知センサ30,31は少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能に配置される。
可動原稿テーブル3は、底板上昇モータ105により矢印a、b方向に上下動可能となっている。可動原稿テーブル3に原稿がセットされたことを前記セットフィラー4、セットセンサ5により検知すると、底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で矢印c、d方向に動作すると共に、可動原稿テーブル3が上昇し可動原稿テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がりテーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。
本体操作部108のプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F107を介してADF制御部100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
給紙ベルト9は給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。即ち、リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9との直接接しているとき、又は原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回転につられて反時計方向につれ回りし、原稿が2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10の間に侵入したときは連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって更に送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知され更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる、その後前出の突き当てセンサ11の検知から所定量の定められた距離だけ送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより、給紙ベルト9の駆動が停止する。このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラを原稿上面から退避させ原稿を給紙ベルトの搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ12は、前記スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するものであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。なお、給紙モータ102逆転時、プルアウトローラ12と中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されていない。
原稿幅センサ13は、奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは原稿の先端後端を突き当てセンサ11で読取ることによりモータパルスから原稿の長さを検知する。
プルアウトローラ12及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿の先端が読取入口センサ15により検出されると、読取入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ16、読取り出口ローラ23、CIS出口ローラ27を駆動する。原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、図示していない第1読取部が配置される読取位置20の手前で一時停止すると共に、本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は、読取位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。読取モータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が、第1読取部を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面原稿の読取りの場合には、第1読取搬送部Eを通過した原稿は第2読取部25を経て排紙部Gへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さないように制御される。
両面原稿読取りの場合には、排紙センサ24にて原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより第2読取部25に原稿先端が到達するタイミングでCCDラインセンサで構成される第2読取部25に対してADF制御部100から副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が読取部を原稿後端が抜けるまで送信される。第2読取部25表面は、原稿に付着した糊上のものが読取ライン上に転写することによる縦すじを防止するため、コーティング処理が施されコーティング部材が配置されている。
このコーティング部材は、第2読取部25の読取面に汚れ分解機能を有するコーティング材、又は、親水性を有するコーティング材を塗布して形成したものである。これらのコーティング材は公知のものを使用することができる。
次に第2読取部25について説明する。図3は画像読取装置の読取制御系を示すブロック図である。第2読取部25は、図3に示すように、原稿1裏面を照明する光源部200と、原稿1からの反射光を検出して電気信号を出力するセンサチップ201が列設されたCCDラインセンサとを備えている。センサチップ201で検出された信号は、ゲート202を経て、A/Dコンバータ203でデジタル化され、デジタル化された信号は、画像処理部204、フレームメモリ205、出力制御部206、IF回路207を経て画像信号として本体制御部111に送出される。ADF制御部100からは、光源部200に点灯信号が、出力制御部206にタイミング信号が供給されるほか第2読取部25に電力が供給される。
第2読取ローラ26は、原稿を案内して原稿と原稿読取手段との距離を設定するガイド手段であり、第2読取部25における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。本例では、第2読取部25対向部にガイド手段として第2読取ローラ26を配置した構成としているが、ガイド手段としてローラでなく、図4に示すような板状のガイド部材126を配置することができる。
図5はガイド手段であるローラを示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図である。第2読取ローラ26は、図5に示すように、第2読取部25から離間する方向に移動可能な構成になっており、通常原稿1を読取る際は図5(a)のように、第2読取部25表面から所定の位置を保った読取位置に配置した状態とし、原稿読取を行うのに適正な位置で搬送させる。一方、原稿1を読取らず搬送する場合には、図5(b)に示すように、第2読取部25表面から離れた搬送位置に配置した状態とすることができる。
第2読取ローラ26を読取位置とした状態において、原稿1が読取位置へ押し付けられた状態で搬送されるため、前述したセルフクリーニング効果により、紙粉等のゴミを原稿自身で読取部から除去し、これらによる縦すじの不具合を防ぐことができる。
一方、片面原稿を通紙する際は、第2読取部25で読取を行わず、第2読取部25と第2読取ローラ26の間を原稿1が通過するだけであるため、図5(b)のように第2読取ローラ26が第2読取部25表面から離間する。これにより第2読取部25の不要なコーティングの劣化を防ぐことができる。
次に第2読取ローラ26を移動させて第2読取部25との距離を変更する距離変更機構について説明する。図6は距離変更機構の構成を示す概略側面図である。本例では、第2読取ローラ26の軸には、レバー303が連結されており、通常は引張スプリング302の作用で第2読取ローラ26は、第2読取部25から離れた搬送位置に配置される。ソレノイド301に通電されオン状態となると、ソレノイド301はレバー303を引き寄せ、レバー303が支点を中心に回動し、第2読取ローラ26は第2読取部25表面から適正な距離を保った読取位置に移動する。
また、距離変更機構は、ソレノイドを使用する他、モータを使用するものとできる。図7は他の例に係る距離変更機構の構成を示す概略側面図である。本例は、ローラ移動モータ304の駆動でプーリ305、ギヤ306を介してレバー307を回動させるものである。本例では、ローラ移動モータ304を回転駆動することにより第2読取ローラ26の搬送位置と読取位置とに移動させる。本例によれば、モータの正逆転動でレバー307の駆動を行うため、ソレノイドを使用した装置に比してその駆動をより緩やかに行うことができるため、騒音や振動を防止することができる。
また、このモータは、第2読取ローラ26の移動だけではなく、ギヤを介して他の搬送ローラの駆動に使用することができる。図8は他の例に係る距離変更機構の構成を示す概略側面図である。本例では、モータ308は、プーリ309を介して、ギヤ310及びギヤ311を回転駆動する。そしてギヤ310はレバー312を駆動して第2読取ローラ26を移動させる。一方、ギヤ311にはベルト313が巻き掛けられ、このベルト313で搬送ローラ314が回転駆動される。搬送ローラ314の回転を1方向とする場合には、ワンウエイクラッチを配置しモータ308が正逆回転しても、ギヤ311が1方向にしか回らないように構成しておけばよい。本例によれば、1つのモータ308で、第2読取部25と搬送ローラ314を駆動することができるので、モータの個数を削減でき、コストダウンと、機械の軽量化とを図ることができる。
次に本例に係る原稿読取装置の作動について説明する。図9はソレノイドを用いた距離変更機構の制御状態を示すフローチャートである。ユーザにより片面モード/両面モードが選択されると、それに応じてソレノイド301が動作し、所定の処理が行われる。即ち、ユーザにより片面モードが選択されると(ST11)、ソレノイド301がオフ状態となり、第2読取ローラ26が第2読取部25から離れる搬送位置に配置される(ST12)。この状態で原稿1の表面が第1読取部において読取られ(ST14)、第2読取部25と搬送位置にある第2読取ローラ26との間を通過する。このとき、原稿1は第2読取部25をこすることなく、第2読取部25のコーティング部材を摩耗させることがない。
一方両面読取モードが選択されると(ST11)ソレノイド301がオン状態となり第2読取ローラ26が原稿読取位置に配置され、原稿1が第2読取部25の表面に押し付けられる(ST15)。そして、原稿1の表面が第1読取部で読取られ(ST16)、次いで原稿1の裏面が第2読取部25で読取られる(ST18)。すべての原稿1が読取られるとソレノイド301はオフ状態となり、第2読取ローラ26は搬送1に配置される(ST19)。これらの処理をすべての原稿について行い原稿の読取り処理は終了する。
上記のように、両面読取時は第2読取ローラ26で原稿1を第2読取部25へ押し付け、読取部表面の紙粉等の汚れを除去し、片面読取時は押し付けないようにし、コーティングの劣化を防ぐ動作を説明したが、仮に片面読取動作のみが連続的に行われた場合、紙粉が第2読取部25表面へ大量に蓄積することになる。この状態で両面読取動作が行われると、1回の原稿1搬送では紙粉を取り除ききれない場合がある。このような不具合を防ぐためには、例えば読取処理の1枚目のみは片面読取時であっても原稿1を第2読取部25へ押し付けるようにする。
図10は片面読取時に1枚目の原稿1を第2読取部に押し付ける制御を示すフローチャートである。本例では、ソレノイド301を当初はオン状態としておき(ST21)、ユーザにより片面読取モードが選択されると(ST22)、最初の1枚については、表面の読取を行い(ST23)、さらにソレノイドをオン状態とし第2読取ローラ26を読取位置にしたまま原稿1を通過させる。次いでソレノイド301をオフ状態として(ST24)、次に読取る原稿1がない場合にはそのまま終了し、次に読取る原稿1がある場合には、ソレノイド301をオフ状態としたまま表面読取を行い(ST26)この処理を原稿1がなくなるまで続ける(ST27)。
両面読取モードが選択されたときには(ST22)には、ソレノイド301をオン状態としたまま表面の読取(ST28)、裏面の読取(ST29)を行う。原稿1が無くなるまでこの処理を行い(ST30)、原稿が無くなると、ソレノイド301をオフ状態(ST31)として、第2読取ローラ26を通過位置に戻して一連の読取処理を終了する。
この例のような制御を行うと、仮に1回の読取処理の最大枚数(セットできる最大積載枚数)が100枚であったとしても、100枚に1回は必ず、セルフクリーニングが行われることになる。
またこの動作は1読取処理に1回ではなく所定枚数の原稿の読取に1回(例えば20枚原稿を通紙すると1回は必ず)セルフクリーニングが行われるようにするようにしてもよい。図11は片面読取時に所定枚数に1回だけ原稿を第2読取部に押し付ける制御を示すフローチャートである。
片面読取モードが選択されると(ST41)、ソレノイド301がオフ状態となり第2読取ローラ26が搬送位置に配置される(ST42)。この状態で表面の読取を行い(ST23)、更に第2読取ローラ26を搬送状態にしたまま原稿1を通過させる。そして、x枚(例えば20枚)毎にソレノイド301をオン状態として第2読取ローラ26を搬送位置にして搬送を行う(ST45,ST46)。
両面読取モードが選択されたときには(ST41)には、ソレノイド301をオン状態として表面の読取(ST48)、裏面の読取(ST49)を行う。原稿1が無くなるまでこの処理を行い(ST50)、原稿1が無くなると、ソレノイド301をオフ状態として(ST51)、第2読取ローラ26を通過位置に戻して一連の読取処理を終了する。
また、本例において両面原稿読取時にジャムが発生した場合、第2読取ローラ26が離間した搬送位置にできれば搬送路が広がるため、ジャム処理は容易になる。図12はジャム発生時における距離変更機構の制御状態を示すフローチャートである。本例では、片面読取モードが選択されると(ST61)、ソレノイド301がオフ状態となり第2読取ローラ26が搬送位置に配置される(ST62)。この状態でジャムが発生するとそのまま終了し、ジャムが発生しないと通常の表面の読取を行い、更に第2読取ローラ26を搬送状態にしたまま原稿1を通過させ、この処理をすべての原稿について行う(ST64)。
両面読取モードが選択されたときには(ST61)には、ソレノイド301をオン状態として表面の読取、裏面の読取を行う。ジャムが発生したときにはソレノイド301をオフ状態とし(ST67)第2読取ローラ26が離間させて搬送位置とし、搬送路が広げジャム処理を行う。ジャムが発生しない場合にはた原稿が無くなるまで表面及び裏面の読取を原稿が無くなるまで行い(ST68)、原稿が無くなると、ソレノイド301をオフ状態として(ST69)、第2読取ローラ26を通過位置に戻して一連の読取処理を終了する。
次に第2読取部25と第2読取ローラ26の距離調整について説明する。図13は実施例に係るローラの駆動状態を示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図、図14はローラ駆動の不具合を示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図である。
本例では、第2読取ローラ26の軸26aを軸受320の長穴部321で支持し、26aを長穴部321の読取部側端部321aに接触させて配置したときを読取位置に、軸26aを長穴部321の反読取部側端部321bに接触させて配置したとき搬送位置に配置するものとする。このように、長穴部321の読取部側端部321a及び反読取部側端部321bで軸26aの位置を規制するようにすれば、第2読取ローラ26の軸26aの中心から第2読取部25の読取面接触部までの距離を軸受320だけで管理することができる。
このような構成を採用せず、軸受320ごと移動するように構成すると、図13に示すように、第2読取ローラ26が読取位置(図14(a))から搬送位置(図14(b))に移動し、再度読取位置に移動するとき、軸受320が第2読取部25に衝突するおそれがあり、第2読取部25の表面がガラス等の壊れやすい材質の場合、破損の危険性がある。本例によれば、このような不具合を防ぐことができる。
なお、第2読取ローラ26は、通紙時において、原稿通過に伴う摺動負荷を低減するため、搬送方向に回転していることが好ましいが、搬送位置において、第2読取部25との間隔が十分とれる場合、第2読取ローラ26は回転させる必要はない。搬送位置において、第2読取ローラ26の回転を停止すれば、その分の装置の電力消費を押さえることができる。
以上説明したように、本画像読取装置は、原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を変えることができるため、原稿読取部表面と対向部ガイドの間を搬送する原稿の状態を変えることができる。
また、本画像読取装置は、原稿読取時は原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を適正に保つため、セルフクリーニング効果により、紙粉等のゴミが読取ライン上に滞留することができると共に読取らないときはその距離を広げるため、セルフクリーニングが不要な状態で、不用意なに読取部表面のコーティングの劣化を防止することができる。
また、本画像読取装置は、単純な構成で原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を変えることができるため、部品点数の削減、コストダウンを図ることができる。
また、本画像読取装置は、原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を変えるときに動作を緩やかに行うことができるため、騒音や振動を防止することができる。
また、本画像読取装置は、原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を変えるときに動作を緩やかに行うことができると共に、搬送用の駆動手段を減らすことができるため、部品点数の削減、コストダウンを図ることができる。
また、本画像読取装置は、片面読取モード/両面読取モードの切り替えにより、原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を変えることができるため、読取りが必要な両面読取モードでは、セルフクリーニングを行い、読取る必要がない片面モードでは不用意な読取部表面のコーティングの劣化を防止することができる。
請また、本画像読取装置は、読取処理毎に原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を適正に保つため、片面モードに偏った使用の場合でも定期的に、セルフクリーニングを行い、紙粉の滞留を防ぐことができる。
また、本画像読取装置は、原稿の一定枚数の通紙毎に原稿読取部表面と対向部ガイドの距離を適正に保つため、片面モードに偏った使用の場合でも定期的に、セルフクリーニングを行い、紙粉の滞留を防ぐことができる。
また、本画像読取装置は、原稿ジャム時に原稿読取部表面と対向部ガイドを離間するために、ジャム処理を容易に行うことができる。
また、本画像読取装置は、原稿読取部の対向部ガイドがローラであるため、通紙時の摺動負荷が低減される。
また、本画像読取装置は、原稿読取部の対向部ガイドがローラで、離間、接触の際にギャップを管理する軸受が移動しないため、離間、接触時の騒音、振動を防ぐことができる。
また、本画像読取装置は、原稿読取部表面と対向ローラ離間時には回転が停止しているため、その分の電力消費を押さえることができる。
そして本画像形成装置は、上述の原稿読取装置を使用しているため、読取面のコーティングの摩耗を防止でき、長期間にわたって前記2種類の異なる性質のゴミによる縦すじの発生を防止することができ、良好な画像形成を行うことができる。
尚、上記例では原稿読取手段として第2読取部を例として説明したが、第1読取部に本例を適用することができる。また、原稿読取手段が1つ又は3つ以上ある場合にも適用できる。
画像読取装置の構成を示す概略断面図である。 画像読取装置の全体制御系を示すブロック図である。 画像読取装置の読取制御系を示すブロック図である。 ガイド手段の他の例を示す概略断面図である。 ガイド手段であるローラを示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図である。 距離変更機構の構成を示す概略側面図である。 他の例に係る距離変更機構の構成を示す概略側面図である。 他の例に係る距離変更機構の構成を示す概略側面図である。 ソレノイドを用いた距離変更機構の制御状態を示すフローチャートである。 片面読取時に1枚目の原稿を第2読取部に押し付ける制御を示すフローチャートである。 片面読取時に所定枚数に1回だけ原稿を第2読取部に押し付ける制御を示すフローチャートである。 ジャム発生時における距離変更機構の制御状態を示すフローチャートである 実施例に係るローラの駆動状態を示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図である。 ローラ駆動の不具合を示す図であり、(a)は原稿読取時における概略断面図、(b)は原稿移送時における概略断面図である。
符号の説明
1 原稿
2 原稿テーブル
3 可動原稿テーブル
4 セットフィラー
5 セットセンサ
7 ピックアップローラ
8 テーブル上昇検知センサ
9 給紙ベルト
10 リバースローラ
11 当てセンサ
12 プルアウトローラ
13 原稿幅センサ
14 中間ローラ
15 読取入口センサ
16 読取入口ローラ
17 レジストセンサ
20 読取位置
23 出口ローラ
24 排紙センサ
25 第2読取部
26 第2読取ローラ
26a 軸
27 CIS出口ローラ
28 排紙ローラ
29 排紙トレイ
30,31 原稿長さ検知センサ
30 原稿長さ検知センサ
100 ADF制御部
101 ピックアップモータ
102 給紙モータ
103 読取モータ
104 排紙モータ
105 底板上昇モータ
107 I/F
108 本体操作部
111 本体制御部
126 ガイド部材
200 光源部
201 センサチップ
202 ゲート
203 A/Dコンバータ
204 画像処理部
205 フレームメモリ
206 出力制御部
207 IF回路
301 ソレノイド
302 引張スプリング
303 レバー
304 ローラ移動モータ
305 プーリ
306 ギヤ
307 レバー
308 モータ
309 プーリ
310 ギヤ
311 ギヤ
312 レバー
313 ベルト
314 搬送ローラ
320 軸受
321 長穴部
321a 読取部側端部
321b 反読取部側端部
A 原稿セット部
B 分離給送部
C レジスト部
D ターン部
E 第1読取搬送部
F 第2読取搬送部
G 排紙部
H スタック部

Claims (13)

  1. 搬送される原稿を読取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段に対向して設けられ、原稿を案内して原稿と原稿読取手段との距離を設定するガイド手段と、を具備する画像読取装置において、
    前記原稿読取手段の読取面は、汚れ分解機能を有するコーティング部材、又は、親水性を有するコーティング部材を備えてなり、
    前記ガイド手段と原稿読取手段との距離を変えることができる距離変更機構を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記距離変更機構は、
    原稿が前記原稿読取手段で読取られながら搬送されるとき、前記ガイド手段と前記原稿読取手段との距離を原稿読取に適した距離に保ち、
    原稿が前記原稿読取手段で読取られずに搬送されるとき、前記ガイド手段と原稿読取手段との距離を前記原稿読取に適した距離より広げることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記距離変更機構は、原稿読取手段とガイド手段の間の距離広げるソレノイドを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の原稿読取装置。
  4. 前記距離変更機構は、原稿読取手段とガイド手段の間の距離を広げるモータを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の原稿読取装置。
  5. 前記モータは、搬送ローラ駆動用のモータを兼ねていることを特徴とする請求項4記載の原稿読取装置。
  6. 原稿読取装置は原稿の表面及び裏面を読取る両面モードと、原稿の表面だけを読取る片面モードを備え、
    前記原稿読取手段は原稿の裏面を読取り可能な位置に配置され、
    前記距離変更機構は、
    画像読取装置の両面モード時に前記ガイド手段と原稿読取手段と間の距離を原稿読取に適した距離に保ち、
    原稿読取装置の片面モード時に前記原稿読取手段と原稿との距離を前記原稿読取に適した距離より広げることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の原稿読取装置。
  7. 前記距離変更機構は、原稿読取装置の片面モード時において、読取処理における原稿の1枚目についてはガイド手段と原稿読取手段との間の距離を前記原稿の読取に適した距離に保つことを特徴とする請求項6記載の原稿読取装置。
  8. 前記距離変更機構は、原稿読取装置の片面モード時において、読取処理における最初の所定枚数の原稿についてはガイド手段と原稿読取手段との間の距離を前記原稿読取に適した距離に保つことを特徴とする請求項6記載の原稿読取装置。
  9. 前記距離変更機構は、原稿のジャム時に、原稿読取手段とガイド手段の間の距離を広げることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の原稿読取装置。
  10. 前記ガイド手段は、ローラであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の原稿読取装置。
  11. 前記ローラ端部に軸受が配置されており、当該軸受の外周面の一部と前記原稿読取手段読取面を接触させることにより、前記ローラと原稿読取手段の距離を前記原稿読取に適した距離保ち、
    前記ローラと前記原稿読取手段と間の距離を広げるときは、前記軸受が固定された状態でローラのみが移動する構成を備えることを特徴とする請求項10記載の原稿読取装置。
  12. 前記ローラと前記原稿読取手段との間の距離を広げているときには、前記ローラの回転を停止することを特徴とする請求項10又は11記載の原稿読取装置。
  13. 前記請求項1乃至請求項12のいずれか記載の原稿読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

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