JP2003069790A - 画像読み取り装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読み取り装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2003069790A
JP2003069790A JP2001252099A JP2001252099A JP2003069790A JP 2003069790 A JP2003069790 A JP 2003069790A JP 2001252099 A JP2001252099 A JP 2001252099A JP 2001252099 A JP2001252099 A JP 2001252099A JP 2003069790 A JP2003069790 A JP 2003069790A
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Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Takeshi Yoshida
剛 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の原稿を保持する搬送ローラを多数
備えることなく、原稿に押印を行うことのできるように
する。 【解決手段】 画像読み取り装置126は、原稿が通過
するガラス109の原稿通過面109dの反対側に位置
してガラスを通過する原稿の一方の面の画像を読み取る
移動型イメージセンサ108と、この移動型イメージセ
ンサの下流側に位置して原稿の他方の面の画像を読み取
る裏面読み取りセンサ部116と、この裏面読み取りセ
ンサ部の下流側に位置して、原稿に原稿読み取り済印を
印すスタンプ121gと、このスタンプの下流側に位置
して、原稿を排出する原稿排紙部117と、原稿を裏面
読み取りセンサ部とスタンプとを経て原稿排紙部に案内
する搬送パス116rと、を備え、移動型イメージセン
サより上方の位置に、裏面読み取りセンサ部、スタン
プ、及び原稿パス116rとを配設して、原稿パス11
6rを直線状に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート原稿に形成
された画像を読み取る画像読み取り装置と、この画像読
み取り装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読み取り装置の一例として、
特開平11−69086号公報に記載されているものが
ある。この画像読み取り装置は、本を読み取るブック読
み取りを行えるようになっている。また、この画像読み
取り装置は、シート原稿自動送り装置に、ブック読み取
り用の画像読み取りセンサとは別に、シート原稿を読み
取る固定の画像読み取りセンサを有している。そして、
画像読み取り装置は、読み取ったシート原稿を積載する
シート原稿排紙トレイが装置外に突出しないようにし、
且つ装置高さを低くするため、シート原稿をUターンさ
せて、1回の原稿搬送でシート原稿の両面を読み取るよ
うになっている。また、固定された画像読み取りセンサ
は、ほぼ直線状の搬送パスの途中に配設してある。ま
た、搬送パスに対向して、圧接ローラを配設してある。
【0003】なお、シート原稿は、文字、絵、記号等
(以下、「画像」という)が形成されたシートである。
シートには、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄
いもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用のシート
(OHT)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像読
み取り装置は、固定の画像読み取りセンサをほぼ直線状
の搬送パスの途中に配設してあるため、固定の画像読み
取りセンサから原稿排出部までの距離が長く、原稿搬送
部の原稿搬送方向の長さが長くなりがちである。
【0005】特に、原稿搬送方向の長さの長いシート原
稿を読み取ったとき、排出されたシート原稿が排出方向
に突出する長さが長くなる。このため、シート原稿のそ
の突出部分までを設置面積として確保することが必要で
あった。シート原稿を左右方向に搬送する場合には、画
像読み取り装置は、正面から見たとき左右方向に長くな
り、設置スペースを有効に使用することができなかっ
た。
【0006】さらに、固定の画像読み取りセンサをほぼ
直線状の搬送パスの途中に配置するため、固定の画像読
み取りセンサと排紙トレイ部の相対的な高さの差が少な
くなりがちであった。固定の画像読み取りセンサの下流
に、シート原稿にファクシミリ送信済みのスタンプを押
す済みスタンプなどの印字ユニット、いわゆるエンドー
サを配設すると、原稿パスを上方に屈曲させなければな
らなかった。
【0007】原稿パスを屈曲させると、屈曲させたパス
内でシート原稿に押印を行うのにシート原稿を保持する
搬送ローラを多数必要になり、画像読み取り装置の構造
が複雑になるとともにコストアップの原因になってい
た。
【0008】本発明は、シート原稿を保持する搬送ロー
ラを多数備えることなく、シート原稿に押印を行うこと
のできる画像読み取り装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読み取り装置は、シート原稿が通過す
る原稿台ガラスと、前記原稿台ガラスを通過する前記シ
ート原稿の一方の面の画像を読み取る第1の画像読み取
り手段と、前記第1の画像読み取り手段の下流側に位置
して前記シート原稿の他方の面の画像を読み取る第2の
画像読み取り手段と、前記第2の画像読み取り手段の下
流側に位置して、前記シート原稿に原稿読み取り済印を
印す押印手段と、前記押印手段の下流側に位置して、前
記シート原稿を排出する排出手段と、前記シート原稿を
前記第2の画像読み取り手段と前記押印手段とを経て前
記排出手段に案内する原稿案内パスと、を備え、前記第
1の画像読み取り手段より上方の位置に、前記第2の画
像読み取り手段、押印手段、及び排出手段とを配設し
て、前記原稿案内パスを直線状に形成してある。
【0010】本発明の画像読み取り装置の前記案内パス
は、前記シート原稿の両面を案内する直線状の一対の案
内壁を有している。
【0011】本発明の画像読み取り装置の前記押印手段
は、前記第1の画像読み取り手段が読み取る前記シート
原稿の面に前記原稿読み取り済印を印すようになってい
る。
【0012】本発明の画像読み取り装置の前記排出手段
は、前記シート原稿を挟んで回転搬送する回転体対を有
している。
【0013】本発明の画像読み取り装置の前記第2の画
像読み取り手段は、読み取りセンサ部と、前記読み取り
センサ部に押圧するシート原稿押圧部とを有している。
【0014】本発明の画像読み取り装置は、さらに、前
記シート原稿押圧部と前記シート原稿との間に、白色板
を備えている。
【0015】本発明の画像読み取り装置の前記白色板
は、可撓性を備えている。
【0016】本発明の画像読み取り装置は、前記第2の
画像読み取り手段の上流側に、前記シート原稿を挟んで
前記シート原稿押圧部に案内する可撓性を備えた一対の
案内板を備えている。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、上記いずれか1つの画像読み取り装置と、前
記画像読み取り装置によって、読み取られたシート原稿
の画像を被記録シートに形成する画像形成手段と、前記
画像形成手段によって一方の面に画像を形成された前記
被記録シートを表裏反転搬送して前記画像形成手段に搬
送する反転搬送手段と、前記画像形成手段によって画像
を形成された前記被記録シートが排出される被記録シー
ト積載手段と、を備え、前記画像読み取り装置、前記被
記録シート積載手段、前記画像形成手段、及び反転搬送
手段を順に上方から下方に配列してある。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、上記いずれか1つの画像読み取り装置と、前
記画像読み取り装置によって、読み取られたシート原稿
の画像を被記録シートに形成する画像形成手段と、前記
画像形成手段によって一方の面に画像を形成された前記
被記録シートを表裏反転搬送して前記画像形成手段に搬
送する反転搬送手段と、前記画像形成手段によって画像
を形成された前記被記録シートが排出される被記録シー
ト積載手段と、前記画像形成手段によって画像を形成さ
れた前記被記録シートの画像形成面を上向きにして前記
被記録シート積載手段に前記被記録シートを案内する案
内手段と、を備え、前記画像読み取り装置、前記被記録
シート積載手段、前記画像形成手段、及び反転搬送手段
を順に上方から下方に順次配列してある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態である画
像読み取り装置とこの画像読み取り装置を装置本体に備
えた画像形成装置であるファクシミリとを図に基づいて
説明する。なお、本実施形態のファクシミリは、複写機
としての機能も備えている。
【0020】画像形成装置には、ファクシミリ、デジタ
ル複写機、スキャナプリンタ、及びこれらの複合機等が
ある。原稿読み取り装置は、ファクシミリのみに設けら
れるのではなく、複写機、プリンタ等に設けられるよう
になっている。
【0021】ファクシミリ100は、ファクシミリ10
0の装置本体101の上部に設けられた画像読み取り装
置126と、装置本体101内に設けられた電子写真プ
リンタ127とを有している。
【0022】(画像読み取り装置)画像読み取り装置1
26は、原稿自動供給装置(ADF(オートドキュメン
トフィーダ))128と、画像読み取り部103とを有
している。原稿自動供給装置(以下、「ADF」とい
う)128は、原稿を画像読み取り部103に原稿を1
枚ずつ自動的に送り込むようになっている。画像読み取
り部103は、ADF128によって送り込まれてきた
原稿を読み取るようになっている。
【0023】ADF圧板102は、装置本体101に開
閉自在に設けられて、シート原稿Dを複数枚積載し、1
枚ずつ分離、搬送するようになっている。シート原稿
は、文字、絵、記号等(以下、「画像」という)が形成
されたシートである。
【0024】原稿載置台106は、ユーザによってシー
ト原稿が載置されるトレイである。画像読み取り部10
3は、シート原稿Dの表面、及び原稿台ガラス107上
のブック原稿の画像情報を読み取るようになっている。
なお、原稿台ガラス107は、いわゆる真正ガラスだけ
でなく、ガラスに似せた合成材も含むものである。AD
F分離部115は、原稿載置台106上のシート原稿の
重送を防止してシート原稿を1枚ずつ原稿載置台106
から取り込むようになっている。シート原稿搬送部12
1は、ADF分離部115が取り込んだシート原稿を下
流側に搬送するようになっている。裏面読み取りセンサ
部116は、シート原稿の両面に画像が形成されている
場合、シート原稿の裏面を読み取るようになっている。
原稿排紙部(排出手段)117は、読み取り終わったシ
ート原稿を積載する部分である。原稿押え板118は、
ブック原稿を原稿台ガラス107に押圧するようになっ
ている。
【0025】画像読み取り部103は、シート原稿Dの
表面、及び原稿台ガラス107上のブック原稿の画像情
報を読み取るようになっている。移動型イメージセンサ
部(第1の画像読み取り手段)108は、流し読みガラ
ス109のシート原稿通過面109dに順次送り込まれ
るシート原稿の画像を、停止したままで読み取るように
なっている。また、移動型イメージセンサ部108は、
原稿台ガラス107に載置したシート原稿やブック原稿
の画像を、移動して読み取ることができるようにもなっ
ている。画像読み取り部103の外部には、ユーザがフ
ァクシミリ100全体を操作するための操作部105が
設けてある。操作部105には、表示部、入力キー等を
設けてある。
【0026】ブック原稿の読み取りについて説明する。
【0027】ADF圧板102は、ヒンジ部102aに
よって、画像読み取り部103に回動自在に取り付けら
れている。ヒンジ部102aは、画像読み取り部103
の背面側左右に各1個(左側は不図示)配設され、ユー
ザがADF圧板102の手前側を持ち上げることで開閉
できるようになっている。ヒンジ部102aは、公知の
ダンパやカム、ばね部材などの組み合わせによって、ユ
ーザがADF圧板102を所定の角度(例えば、約70
度)に開いたとき、その開いた状態を保持することがで
きるようになっている。ADF圧板102を開いた状態
において、原稿台ガラス107上にシート原稿やブック
原稿をセットすることができる。
【0028】移動型イメージセンサ部108は、LED
と樹脂製導光体などからなる光源からシート原稿やブッ
ク原稿の画像に光を照射し、画像を反射した反射光をセ
ルフォックレンズ(商標)で一次元センサ素子アレイに
結像して画像を読み取るようになっている。
【0029】移動型イメージセンサ部108は、駆動ワ
イヤ103a、1対の駆動プーリ103b,103b、
図示しない駆動モータなどにより、図示しないレールに
沿って、ファクシミリの左右方向に、所望の位置に移動
するようになっている。移動型イメージセンサ部108
は、ブック読み取り範囲開始位置107aから、ブック
読み取り範囲終了位置107bまでの所定の範囲内の原
稿台ガラス107上に置かれたシート原稿やブック原稿
の画像を、等速で移動することによって読み取ることが
できる。
【0030】原稿台ガラス107の上部に張り出したジ
ャンプ台109bの下面には白色シート109cが配設
されている。移動型イメージセンサ部108は、読み取
り位置が白色シート109cの下部にあるとき、シェー
ディング補正を行えるようになっている。ブックスキャ
ンを行う場合、移動型イメージセンサ部108は、1回
のスキャンのたびに、ジャンプ台109bの下部を通過
するため、そのたびにシェーディング補正を行うことが
できる。このことは、点灯時間に応じて光量が変化する
移動型イメージセンサ部108の光源の影響を減らすた
めに有効である。
【0031】原稿押え板118は、白色シート、スポン
ジなどを積層して形成されて、原稿台ガラス107上に
置かれたシート原稿やブック原稿の浮き上がりを防止す
る。原稿押え板118は、左端118aがブック読み取
り範囲開始位置107aの左側までと、右端118bが
ブック読み取り範囲終了位置107bの右側までに延設
されている。
【0032】シート原稿Dの表面の読み取りについて説
明する。
【0033】ADF分離部115は、図示しないアクチ
ュエータにより上下動するように配設されたピックアッ
プローラ115a、分離ローラ115b、分離ローラ1
15bに圧接されて分離ローラ115bに追従回転可能
で、シート原稿が重送しそうになった場合に逆方向に回
転して重送を防止するリタードローラ115cなどで構
成されている。
【0034】ピックアップローラ115aは、下降し
て、原稿載置台106上に表面を上に向けて積載したシ
ート原稿Dを押圧して、シート原稿を分離ローラ115
bとリタードローラ115cとの間に送り込む。リター
ドローラ115cと分離ローラ115bは、シート原稿
を1枚ずつに分離して下流側に搬送する。そして、図示
しない押圧ばねによって読み取り搬送ローラ121c側
に付勢された分離搬送ころ121a,121bと、読み
取り搬送ローラ121cが、シート原稿を、原稿ガイド
121dに沿ってUターン紙パス129に搬送して、流
し読みガラス109に送り込む。
【0035】図示しない付勢ばねで流し読みガラス10
9側に付勢されたシート原稿押え板121eは、シート
原稿Dを流し読みガラス109に押圧して密着させる。
このとき、移動型イメージセンサ部108は、シート原
稿読み取り位置109aに移動する。シート原稿は、シ
ート原稿読み取り位置109a上を通過して行く。移動
型イメージセンサ部108は、シート原稿Dの表面の画
像を読み取る。
【0036】ジャンプ台109bは、シート原稿DをA
DF圧板102側に案内する。押圧ばねにより読み取り
搬送ローラ121c側に付勢された読み取り搬送ころ1
21fと読み取り搬送ローラ121cはシート原稿を搬
送し、さらに、不図示の押圧ばねにより排紙ローラ11
7b側に付勢された排紙ころ(回転体対)117aと排
紙ローラ(回転体対)117bは原稿排紙トレイ117
cに原稿を排出する。
【0037】排紙ローラ117bの上流側には、読み取
り済みスタンプ(押印手段)121gを配設してある。
読み取り済みスタンプ121gは、シート原稿Dの表面
に読み取り完了印を押す。
【0038】シート原稿Dの裏面の読み取りについて説
明する。
【0039】裏面読み取りセンサ部(第2の画像読み取
り手段)116は、固定された密着型イメージセンサ
(読み取りセンサ部)116aと、シート原稿Dを密着
型イメージセンサ116aに押圧して密着させるシート
原稿押圧部116bとからなり、通過するシート原稿D
の裏面を読み取るようになっている。
【0040】密着型イメージセンサ116aは、LED
と樹脂製導光体などからなる光源からシート原稿やブッ
ク原稿の画像に光を照射し、画像を反射した反射光をセ
ルフォックレンズ(商標)で一次元センサ素子アレイに
結像して画像を読み取るようになっている。密着型イメ
ージセンサ116aに搭載される光源は図5に示すよう
に1本である(片側光源)。これは密着型イメージセン
サ116aが読み取る対象がシート原稿に限られるた
め、立体物を読み取る際に発生する光源の指向性による
影や外光による影響を受けにくいためである。光源を1
本にすることで密着型イメージセンサ116a部をコン
パクトに構成することが可能となる。これに対し移動型
イメージセンサ部108は図3に示すように光源を2本
有する(両側光源)。このことにより移動型イメージセ
ンサ部108は密着型イメージセンサ116aよりも読
取面に多くの光を読取面に照射可能外光の影響を受けに
くく、かつ立体物を読み取る際に影の発生が少ないよう
になっている。
【0041】原稿載置台106は、ADF圧板102に
固定されている。原稿載置台106には、シート原稿D
の搬送方向に対して直角な方向(シート原稿Dの幅方
向)に移動自在なスライダ106aを設けてある。スラ
イダ106aは、ユーザによって原稿載置台106上に
積載されたシート原稿Dの両サイドを揃えることができ
るようになっている。
【0042】原稿載置台106上には、セットされたシ
ート原稿Dの長さを検知する原稿長さ検知センサ106
bが配設されている。また、ADF分離部115には、
シート原稿Dの積載の有無とシート原稿Dの幅を検知す
る原稿幅検知センサ115dがシート原稿Dの幅方向に
複数配設されている。原稿幅検知センサ115dと原稿
長さ検知センサ106bとの検知出力の組み合わせによ
って、原稿サイズとセット方向を検知することができる
ようになっている。
【0043】シート原稿搬送部121には、原稿給送検
知センサ121jと原稿端検知センサ121hが配設さ
れている。原稿給送検知センサ121jは、ADF分離
部115からシート原稿Dが繰り出されたか否かと、シ
ート原稿Dの後端の通過とを検知するようになってい
る。原稿端検知センサ121hは、シート原稿Dの先
端、及び後端の通過を検知するようになっている。その
検知信号は、読み取りのタイミング制御に使用されるよ
うになっている。
【0044】このように、裏面読み取りセンサ部116
を原稿押え板118の上方で、且つスライダ106aか
らADF分離部115の下方に配設することで、ADF
分離部115、シート原稿搬送部121、及び原稿排紙
部117を、コンパクトにまとめることができ、原稿台
ガラス107と流し読みガラス109を近接配置して、
画像読み取り部103の幅(図2の左右方向の幅)を狭
くすることができる。
【0045】上記のように構成することで、画像読み取
り装置126の設置面積を広く必要とすることなく、シ
ート原稿Dを1回の搬送で両面を読み取ることができ、
且つブック原稿の読み取りも可能な構成にすることがで
きる。
【0046】また、原稿載置台106をADF圧板10
2に固定したことによって、原稿載置台106の強度に
よって、ADF圧板102を補強することができ、AD
F圧板102の補強する部材を少なくすることができ
る。これにより、ADF圧板102を軽量にすることが
でき、ユーザは、原稿台ガラス107にシート原稿、或
いはブック原稿を載置するとき、ADF圧板102を容
易に開閉することができる。
【0047】(電子写真プリンタ)図2において、LE
Dアレイを使用した電子写真プリンタ127のプリンタ
本体104は、LEDヘッドユニット110、画像形成
部(画像形成手段)111、カセット給紙部112、プ
リンタ本体104の上部に被記録シートPを複数枚積載
することができるように構成された被記録シート排紙部
(被記録シート積載手段)113、カートリッジカバー
114、画像読み取り部103とプリンタ本体104と
の接合部119、ファクシミリ100の制御部120、
両面搬送部カバー122、搬送方向切換部123、レジ
スト搬送部124、プリンタ本体104の内部に配置さ
れたMP(マルチペーパー)給紙部125、及び両面搬
送部150を備えている。
【0048】なお、被記録シートは、文字、絵、記号等
(以下、「画像」という)が形成されたシートである。
シートには、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄
いもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用の用紙等
がある。
【0049】カセット給紙部112は、装置本体101
の底部に配設されている。給紙カセット112aに収納
された被記録シートPは、中板112bに積載されて、
中板ばね112cによって上方に付勢され、分離爪11
2dによって上面の先端を受け止められている。給紙カ
セット112aの上方には、半円状の給紙ローラ112
eが配設されている。被記録シートPは、半円状の給紙
ローラ112eの回転によって、分離爪112dに押し
当てられ、1枚ずつに分離(爪分離方式)された後、カ
セット搬送ローラ対112fによってレジスト搬送部1
24に搬送される。この搬送された被記録シートPは、
所定時間後にレジストセンサ124bにより先端を検出
される。給紙が開始されてから所定時間以内にレジスト
センサ124bに被記録シートPの先端が検出されない
場合、制御部120は、ジャムが発生したものと判断し
て、記録動作を停止し、操作部105にジャムが発生し
たことを表示する。
【0050】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ124bによって、被記録シートPの先端が
検出された場合、被記録シートPは、カセット搬送ロー
ラ対112fによって圧接搬送を続けられて、レジスト
ローラ対124aの圧接ニップNに案内される。
【0051】レジストローラ対124aは、被記録シー
トPの先端がレジストローラ対124aの圧接ニップN
に到達した時点で、制御部120によって回転を停止さ
れる。被記録シートPの先端は、回転停止しているレジ
ストローラ対124aの圧接ニップ部Nに突き当たって
受け止められる。しかし、被記録シートPは、その後も
カセット搬送ローラ対112fによって搬送され続けら
れる。このため、被記録シートPに撓み(ループ)が発
生し、その撓みの反力によって、被記録シートPの先端
が圧接ニップNに圧接される。この結果、被記録シート
Pの先端が圧接ニップNにならって平行になり、被記録
シートPは斜行状態から真っ直ぐな状態になる。その
後、所定の制御タイミングによってレジストローラ対1
24aが回転して、被記録シートPが搬送される。
【0052】搬送中の被記録シートPは、TOPセンサ
124cにより先端の位置を検知され、画像形成部11
1の感光体ドラム111aに形成されたトナー像の先端
と被記録シートPの先端が一致するように、画像出力タ
イミングを合わされた後、転写帯電器111fと感光体
ドラム111aとの間に搬送される。
【0053】画像は画像形成部111において、給紙カ
セット112aに積載された被記録シートPの下面側に
記録される。給紙カセット112aのシート積載可能枚
数は約250枚である。給紙カセット112aは、装置
本体101に対して前面方向に引き出されるように構成
されている(フロントローディング方式)。
【0054】また、本実施形態のファクシミリ100に
は、プリンタ本体104内部にマルチペーパー(MP)
給紙部125を有している。MP給紙部125は、被記
録シートPが積載される固定されたMPトレイ125e
を有している。MP中板125cは、MP中板ばね12
5dによって上方に付勢されている。しかし、MP中板
125cは、通常、不図示のカムによって待機状態に押
下げられている。
【0055】MP給紙部125は、ファクシミリ100
の制御部120からMP給紙を開始する信号を受信する
と、不図示のカムを回転させて、MP中板125cの押
下げを解除する。MP中板125cは、MP中板ばね1
25dによって押し上げられて、被記録シートPをMP
給紙ローラ125aに圧接する。MP給紙ローラ125
aには、MP分離パッド125bが圧接されている。M
P給紙ローラ125aとMP分離パッド125bは、被
記録シートPを1枚に分離して(摩擦片分離方式)搬送
する。
【0056】MP中板125cに積載された被記録シー
トPも、レジスト搬送部124に搬送されて、斜行を真
っ直ぐに修正されてから画像形成部111によって画像
が形成される。
【0057】画像は画像形成部111において、MPト
レイ125eに積載された被記録シートPの下面側に記
録される。MP給紙部125の積載可能枚数は約100
枚である。MP給紙部125は摩擦片分離方式のため、
画像形成部111にハガキなども供給することができる
ようになっている。
【0058】また、カセット給紙部112と、カセット
給紙部112と同様の図示されていない2段目カセット
給紙部はそれぞれオプションとして分離、結合可能にな
っている。装置全体のシート積載可能枚数は、約350
枚から約600枚まで可変することが可能になってい
る。2段目カセット給紙部からの搬送された被記録シー
トPは、2段目カセットからの紙パス112gを通して
レジスト搬送部124に搬送される。
【0059】感光体ドラム111aは、一次帯電器11
1b、現像ローラ111c、クリーニングブレード11
1dなどと共に記録カートリッジ111e内に一体に組
み込まれている。記録カートリッジ111eは、装置本
体101に着脱自在に設けられている。感光体ドラム1
11aの表面は、一次帯電器111bにより均一に帯電
されるようになっている。帯電された感光体ドラム11
1aの表面は、一次元LEDアレイ110aからの光に
よって照射されると、潜像が形成されるようになってい
る。潜像は、現像ローラ111cから供給されるトナー
によって顕像化されるようになっている。一次元LED
アレイ110aの有効発光幅は、約297mmである。
従って、画像形成部111は、定形サイズではA3サイ
ズの被記録シートPまで、画像を形成することができる
ようになっている。
【0060】画像形成部111の感光体ドラム111a
の周辺部には、転写帯電器111fを配置してある。ま
た、感光体ドラム111aよりも下流側のシート搬送経
路に熱定着器111gを配置してある。
【0061】制御部120からLEDヘッドユニット1
10に画像信号が出力される。LEDヘッドユニット1
10の一次元LEDアレイ110aは、画像信号に対応
した画素が発光する。画像形成装置から発光された光
は、セルフォックレンズ(商標)で構成されたレンズ部
110bを通って感光体ドラム111aを照射して、感
光体ドラム111a表面に潜像を形成する。その後、感
光体ドラム111aに転写帯電器111fによって、ト
ナー像が形成される。そして、カセット給紙部112か
ら画像形成部111に給送された被記録シートPにトナ
ー像が転写される。被記録シートPは、トナー像を転写
された後、シート搬送部111jに案内されて下流側に
搬送される。
【0062】シート搬送部111j(案内手段)は、被
記録シートPの画像形成面を上にして、被記録シート排
紙部113の第1排紙部113a、第2排紙部113
b、両面搬送部150に排出されるように、被記録シー
トを搬送するようになっている。
【0063】シート搬送部111jに沿って搬送された
被記録シートPは、熱定着器111gでトナー像を定着
された後、搬送方向切換部123に搬送される。定着セ
ンサ111hは画像形成部111でのジャム検知やタイ
ミング制御などに使用される。
【0064】被記録シートPは、画像読み取り部と記録
装置本体との接合部119に配設された搬送方向切換部
123において進行方向を切り換えられる。被記録シー
トPは、制御部120からの信号により切換動作する、
第1排紙フラッパ123aと第2排紙フラッパ123b
とによって、被記録シート排紙部113の第1排紙部1
13a、第2排紙部113b、両面搬送部150のいず
れかに搬送される。
【0065】感光体ドラム111aは、被記録シート排
紙部113の第1排紙部113a、第2排紙部113
b、両面搬送部150に排出される被記録シートPの上
面となる側に配設されているため、被記録シート排紙部
113の第1排紙部113a、第2排紙部113b、両
面搬送部150のいずれかに搬送された被記録シートP
は、いずれの位置でも、形成された画像を上面にして
(フェイスアップ状態)積載される。積載された被記録
シートPは、取り去られると、それぞれ記録排紙トレイ
センサ113c,113d、中間トレイセンサ151a
によって、検知されるようになっている。
【0066】装置本体101には、カートリッジカバー
114を開閉自在に設けてある。カートリッジカバー1
14を開くと、記録カートリッジ111eを装置本体1
01から引き出して交換することができるようになって
いる。また、カートリッジカバー114にはインターロ
ック機構が備わっており、カートリッジカバー114が
開いているか、記録カートリッジ111eが装置本体1
01にセットされていない場合、プリンタ本体104が
作動しないようになっている。
【0067】また、被記録シートに画像を形成中にジャ
ムが発生した場合、カートリッジカバー114を開ける
と、内部に滞留した被記録シートPを取り出すことがで
きるようになっている。
【0068】次に、被記録シートの両面に画像を記録す
る場合について説明する。
【0069】両面記録時、被記録シートの裏面に画像を
先に記録し、その後、表面に画像情報を記録する。
【0070】両面搬送部150はプリンタ本体104の
上部に配置されている。熱定着器111gを通過した被
記録シートPは制御部120から出力される制御信号に
基づいて、第1排紙フラッパ123aに案内されて両面
搬送部150に搬送される。両面搬送部150に搬送さ
れた被記録シートPは、熱定着器111gによって熱、
及び圧力が加えられて反っているのを、カール取りロー
ラ対152によって逆方向に反らされて平らになった
後、中間トレイ(シート積載手段)151上に一旦積載
される。
【0071】所定枚数の被記録シートの裏面に画像が形
成された後、中間トレイ151上に積載された被記録シ
ートPの表面に画像が形成される。
【0072】カール取りローラ対152の下部には再給
紙部(反転搬送手段)153を配設してある。再給紙部
153には、搬送ベルト153bと、逆転する分離ロー
ラ153aとを備えている。搬送ベルト153bは、中
間トレイ153上に積載された被記録シートPを下から
順に引き出して、分離して、中間搬送ローラ対154に
搬送される。中間搬送ローラ対154に搬送された被記
録シートPは、レジストローラ対124aに搬送され
る。
【0073】被記録シートの搬送が開始されてから、所
定時間以内にレジストセンサ124bが被記録シートP
の先端を検出した場合、被記録シートPは、中間搬送ロ
ーラ対154によって圧接搬送が続けられて、レジスト
ローラ対124aの圧接ニップ部Nに案内される。
【0074】その後、被記録シートPは、前述のように
記録動作を続けられて画像が表面に記録された後、第1
排紙フラッパ123aの案内によって、被記録シート排
紙部113の第1排紙部113a、又は第2排紙部11
3bに積載される。
【0075】第1排紙部113a、第2排紙部113b
は、透明、又は半透明の部材で形成されており、ヒンジ
部113e、113fを回動中心として上方に回動する
ことができるようになっている。また、両面搬送部カバ
ー122を前方に開くことにより、両面搬送部150で
の作業がさらにしやすくなるようになっている。
【0076】電子写真プリンタ127を上記のように構
成することで、ファクシミリの設置面積を広くする必要
がない。また、画像を記録された被記録シートは、記録
面を上向きにして両面搬送部150に積載されるため、
ユーザは、記録された画像の確認、取り出しを容易に行
うことができる。
【0077】さらに、本体内部の中間トレイ151は、
画像が形成された被記録シートを積載するようになって
いるとともに、被記録シートの両面に画像を形成する場
合、片面に画像を形成された被記録シートを一旦積載す
るようになっているので、有効に使用することができる
とともに、ユーザは、記録された画像の確認、取り出し
を容易に行うことことができる。
【0078】この電子写真プリンタ127の上方に、前
述の画像読み取り装置126を配設することで、両面読
み取り、両面記録が可能で、且つブック原稿も読み取り
可能で設置面積の小さいファクシミリを提供することが
できる。
【0079】図4は本実施形態のファクシミリ100の
制御系300のブロック図である。図4において、CP
U301は、ファクシミリ装置全体を制御するようにな
っている。CPU301は、MPU311、MPU31
1の制御プログラム等を格納するROM312、各種デ
ータ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部とし
て使用されるRAM313、画像の変倍、解像度変換等
を行う画像処理部314等によって構成されている。
【0080】また、CPU301には、公知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられている。RAM
313の記憶領域の内、ワンタッチキー宛先情報、ソフ
トウェアスイッチ情報等の重要なシステム設定情報を格
納する領域は、バッテリーバックアップによって停電等
の不慮の障害から保護されている。ファクシミリ装置の
制御系は、上述のCPU301と、以下の各要素302
乃至310とを、インタフェイスを通じて結合して構成
されている。
【0081】操作部302は、テンキー315、ファン
クションキー316、ワンタッチキー317、スタート
キー318a、ストップキー318b等の各種キースイ
ッチ等で構成されている。表示部303は、各種メッセ
ージの表示を行うLCD319、送信モード等の表示を
行う各種LED320a、通信状態や障害発生を遠方の
操作者に報せるタリーランプ320b等で構成されてい
る。
【0082】読み取り部304は、読み取りモータ等の
駆動部321、画像の読み取りを行う読み取りセンサ3
22、読み取った画像のシェーディングや2値化を行う
画像処理部323、原稿検知等を行う各種センサ324
等で構成されている。記録部305は、記録モータ等の
駆動部325、レーザースキャナや電子写真プロセスの
制御等を行う記録ユニット326、記録する画像のスム
ージング等を行う画像処理部327、記録紙等の検知を
行う各種センサ328等で構成されている。
【0083】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306は、MODEM、NCU等からなる接
続部329を有している。接続部329には通信網30
7、ハンドセット308を接続してある。CPU外部イ
ンタフェイス309は、CPU301から直接データの
送受信を行うインタフェイスであり、例えば、RS−2
32C、SCSI、LAN(例えばEthernet
(登録商標))等のインタフェイス規格の接続方式によ
り装置外部のコンピュータ330に接続することで、フ
ァクシミリ100を外部のコンピュータ330のスキャ
ナプリンタ等として使用できるようにしている。HDD
310は、大容量の不揮発性メモリとして画像情報等の
保存に使用されるようになっている。
【0084】複数頁の画像を記録する場合、CPU30
1は、積載後に頁順が揃うようにRAM313、又はH
DD310に一旦全頁の画像を蓄積した後、最終頁から
記録するように各部を制御するようになっている。ま
た、FAX受信時の相手機や、外部のコンピュータ33
0が、最終頁から画像情報を送信することができる場
合、FAX受信時に、CPU301が、相手機や外部の
コンピュータ330の側で画像の頁順を変更し、ファク
シミリの側で、頁順に画像を形成するようにしてもよ
い。また、CPU301は、両面記録を行う場合、記録
順を、裏側頁を先に、表側頁を後にして被記録シートに
画像を記録するように各部を制御するようになってい
る。
【0085】本実施形態のファクシミリ100を複写機
として使用したとき、ファクシミリ100は、画像読み
取り装置126が、1回の読み取り動作で、シート原稿
の両面を同時に読み取るので、読み取り時のシート原稿
Dの搬送速度が同一であれば、シート原稿Dを反転させ
て片側ずつ読み取る方式と比較してシート原稿束を速く
読み終わることができて、電子写真プリンタ127で被
記録シートの両面に画像を形成する場合、記録開始まで
の待ち時間を縮めることができて、トータルの画像読み
取り時間、画像形成時間等の処理時間を短縮することが
できる。
【0086】次に、裏面読み取りセンサ部116を図5
に基づいて説明する。密着型イメージセンサ116a
は、図示しないLEDと樹脂製導光体等からなる光源1
16c、コンタクトガラス116d、セルフォックレン
ズ116e、一次元センサ素子アレイ116fを有し
て、CSフレーム116gに保持されている。CSフレ
ーム116gは、CS取付板116hを介して、ADF
圧板102に固定されている。
【0087】シート原稿押圧部116bは、押圧ステー
116j、押圧ステー116jに対して上下方向に移動
可能に支持された押圧板金116k、押圧板金116k
を密着型イメージセンサ116aに向けて付勢する白地
ばね116m、白色の可撓性シート(例えば、白色ポリ
エステルフィルム製、厚さ約0.1mm)からなる読み
取り白地(白色フイルム)116n等を備えている。
【0088】読み取り白地116nは、両面テープによ
って押圧ステー116jと押圧板金116kに跨るよう
にして接着されている。シート原稿押圧部116bは、
読み取り白地116nとコンタクトガラス116dの間
をシート原稿Dが通過すると、所定の押圧力でシート原
稿Dをコンタクトガラス116dに押圧するようになっ
ている。
【0089】次に、裏面読み取りセンサ部116の前後
のシート搬送パスについて説明する。
【0090】裏面読み取りセンサ上流搬送パス121k
は、主に、湾曲した裏面上流ガイド121m,121n
によって形成されている。密着型イメージセンサ116
aは,S字状に湾曲したシート原稿搬送パスの終端点に
配設されている。
【0091】裏面原稿読み取り位置116iから、排紙
ころ117aと排紙ローラ117bとのニップ117d
までの搬送パス(原稿案内パス)116rは、直線状に
形成されている。搬送パス116rの上下には、シート
原稿Dを案内する裏面下流ガイド(案内壁)121s、
121tを配設してある。
【0092】このように、裏面上流ガイド121m,1
21nが湾曲し、且つ搬送パス116rが直線状に形成
されていることによって、画像読み取り装置126に次
の特徴が生じる。
【0093】シート原稿Dは、自身の撓みによる反力に
よってコンタクトガラス116d側に押圧されて、白地
ばね116mによる押圧を助けていることになり、コン
タクトガラス116dに密着して、画像を確実に読み取
られる。
【0094】また、シート原稿読み取り位置109aか
ら裏面原稿読み取り位置116iまでの水平方向の距離
を短くすることができて、画像読み取り装置126のシ
ート原稿Dの搬送方向の水平長さを短くすることができ
る。
【0095】さらに、スタンプ121gで、シート原稿
Dの後端部に読み取り完了印を押するときも、搬送パス
116rが直線状になっているので、シート原稿Dも直
線状に保持されて、スタンプ121gの印体は、片当た
りすることなく全体が確実に接触して、読み取り完了印
をシート原稿Dに確実に印することができる。
【0096】スタンプ121gでシート原稿Dに読み取
り完了印を押印するとき、シート原稿Dの後端が裏面原
稿読み取り位置116iから下流で、且つ白地ばね11
6mによる押圧を受ける範囲にある状態で、シート原稿
Dを停止させて押印を行うようにシート原稿の搬送を制
御すると、シート原稿Dに適度な保持力が作用して、良
好な押印状態を得ることができる。
【0097】なお、裏面上流ガイド121m,121n
と密着型イメージセンサ116aとの間には、コンタク
トガラス116dに接着された可撓性シート(例えばポ
リエステルフィルム、厚さ0.1mm)からなるCSガ
イドシート(案内板)116pと、裏面上流ガイド12
1nに接着されたCS入口シート(案内板)116qを
配設してある。可撓性シート(例えばポリエステルフィ
ルム、厚さ0.2mm)からなるCS入口シート116
qは、CSガイドシート116pに圧接されている。
【0098】このため、CSガイドシート116pとC
S入口シート116qは、シート原稿Dを案内するだけ
でなく、所定の挟持力で挟持して、シート原稿Dにブレ
ーキをかけているので、シート原稿Dの後端が裏面上流
ガイド121m部を抜けたとき、シート原稿Dの搬送速
度が急激に変化しないようにして、読み取り画像に乱れ
が生じないようにしている。そのとき、CS入口シート
116qは、CSガイドシート116pの裏側がコンタ
クトガラス116dに接着された位置を押圧しているの
で、CSガイドシート116pがCS入口シート116
qの押圧力で変形することなく安定したガイド形状を形
成することができる。
【0099】また、画像読み取り装置126は、読み取
り白地116n、CSガイドシート116p、及びCS
入口シート116qに帯電防止処理を施してあり、さら
に、密着型イメージセンサ116aの下流側に接地され
た除電ブラシ116uを有しているので、シート原稿D
に過大な静電気が蓄積されて発生する密着型イメージセ
ンサ116aの誤動作や、シート原稿Dの静電吸着を防
止することができるようになっている。
【0100】なお、被記録シートへの画像の記録方式
は、レーザービーム方式など他の電子写真方式でもよい
し、電子写真方式でなくてもよい。
【0101】また、画像読み取りセンサにセルフォック
レンズを用いた等倍光学系のセンサを2つ使用した場合
について説明したが、いずれか一方を、或いは両方を縮
小光学系の画像読み取りセンサに置き換えてもよい。
【0102】さらに、本発明は、原稿シートの記録面を
上にして積載しない装置にも適用することができる。
【0103】
【発明の効果】本発明の画像読み取り装置は、第1の画
像読み取り手段より上方の位置に、第2の画像読み取り
手段、押印手段、及び排出手段とを配設して、原稿案内
パスを直線状に形成することによって、原稿搬送方向の
サイズをコンパクトにまとめて、排出された原稿の排紙
方向の突出長さを短くすることができるので、シート原
稿を搬送する、例えば、搬送ローラの数を少なくして、
構造が簡単で、且つコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像読み取り装置を装置本
体に備えた画像形成装置であるファクシミリの外観斜視
図である。
【図2】図1のファクシミリの概略正面断面図である。
【図3】図1のファクシミリに設けられた画像読み取り
装置の部分拡大図である。
【図4】図1のファクシミリの制御ブロック図である。
【図5】図1のファクシミリに設けられた画像読み取り
装置の主要部分拡大図である。
【符号の説明】
D シート原稿 P 被記録シート N レジストローラ対のニップ 101 装置本体 102 ADF(オートドキュメントフィーダ)圧
板 102a ヒンジ部 103 画像読み取り部 104 プリンタ装置の本体 106 原稿載置台 107 原稿台ガラス 108 移動型イメージセンサ部(第1の画像読み
取り手段) 109 流し読みガラス(原稿台ガラス) 109d シート原稿通過面 109a シート原稿読み取り位置 111 画像形成部(画像形成手段) 111a 感光体ドラム 111j シート搬送部(案内手段) 113 被記録シート排紙部(被記録シート積載手
段) 114 カートリッジカバー部 115 ADF分離部 116 裏面読み取りセンサ部(第2の画像読み取
り手段) 116a 密着型イメージセンサ(読み取りセンサ
部) 116b シート原稿押圧部 116n 読み取り白地(白色フイルム) 116p CSガイドシート(案内板) 116q CS入口ガイド(案内板) 116r 原稿案内パス(搬送パス) 117 原稿排紙部(排出手段) 117a 排紙ころ(回転体対) 117b 排紙ローラ(回転体対) 120 ファクシミリ装置の制御部 121 シート原稿搬送部 121s 裏面下流ガイド(案内壁) 121t 裏面下流ガイド(案内壁) 121g スタンプ(押印手段) 123 搬送方向切換部 124 レジスト搬送部 125 MP(マルチペーパー)給紙部 126 画像読み取り装置 127 電子写真プリンタ 128 原稿自動供給装置(ADF) 129 Uターン紙パス 150 両面搬送部 151 中間トレイ(シート積載手段) 153 再給紙部(反転搬送手段) 300 LBPを使用したファクシミリ装置の制御
系 301 ファクシミリ装置全体を制御するCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 420 H04N 1/00 108Q 5C072 H04N 1/00 108 1/12 Z Fターム(参考) 2H028 BA03 BA09 BA14 BC03 2H071 BA03 BA27 DA01 DA05 DA18 DA22 DA24 EA04 2H076 AA04 AA46 BA14 BA36 BA47 BA48 5B047 AA01 BA01 BA07 BB02 BC05 BC18 BC30 5C062 AA02 AA05 AB02 AB22 AB29 AD06 BA01 5C072 AA01 BA02 EA07 LA15 LA18 NA01 NA10 WA02 XA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート原稿が通過する原稿台ガラスと、 前記原稿台ガラスを通過する前記シート原稿の一方の面
    の画像を読み取る第1の画像読み取り手段と、 前記第1の画像読み取り手段の下流側に位置して前記シ
    ート原稿の他方の面の画像を読み取る第2の画像読み取
    り手段と、 前記第2の画像読み取り手段の下流側に位置して、前記
    シート原稿に原稿読み取り済印を印す押印手段と、 前記押印手段の下流側に位置して、前記シート原稿を排
    出する排出手段と、 前記シート原稿を前記第2の画像読み取り手段と前記押
    印手段とを経て前記排出手段に案内する原稿案内パス
    と、を備え、 前記第1の画像読み取り手段より上方の位置に、前記第
    2の画像読み取り手段、押印手段、及び排出手段とを配
    設して、前記原稿案内パスを直線状に形成したことを特
    徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記案内パスは、前記シート原稿の両面
    を案内する直線状の一対の案内壁を有していることを特
    徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記押印手段は、前記第1の画像読み取
    り手段が読み取る前記シート原稿の面に前記原稿読み取
    り済印を印すことを特徴とする請求項1に記載の画像読
    み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記排出手段は、前記シート原稿を挟ん
    で回転搬送する回転体対を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像読み取り手段は、読み取
    りセンサ部と、前記読み取りセンサ部に押圧するシート
    原稿押圧部とを有していることを特徴とする請求項1に
    記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記シート原稿押圧部と前記シート原稿
    との間に、白色板を備えていることを特徴とする請求項
    5に記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記白色板は、可撓性を備えていること
    を特徴とする請求項6に記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の画像読み取り手段の上流側
    に、前記シート原稿を挟んで前記シート原稿押圧部に案
    内する可撓性を備えた一対の案内板を備えたことを特徴
    とする請求項5又は6に記載の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の内、いずれか1項に記
    載の画像読み取り装置と、 前記画像読み取り装置によって、読み取られたシート原
    稿の画像を被記録シートに形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段によって一方の面に画像を形成された
    前記被記録シートを表裏反転搬送して前記画像形成手段
    に搬送する反転搬送手段と、 前記画像形成手段によって画像を形成された前記被記録
    シートが排出される被記録シート積載手段と、を備え、 前記画像読み取り装置、前記被記録シート積載手段、前
    記画像形成手段、及び反転搬送手段を順に上方から下方
    に配列したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8の内、いずれか1項に
    記載の画像読み取り装置と、 前記画像読み取り装置によって、読み取られたシート原
    稿の画像を被記録シートに形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段によって一方の面に画像を形成された
    前記被記録シートを表裏反転搬送して前記画像形成手段
    に搬送する反転搬送手段と、 前記画像形成手段によって画像を形成された前記被記録
    シートが排出される被記録シート積載手段と、 前記画像形成手段によって画像を形成された前記被記録
    シートの画像形成面を上向きにして前記被記録シート積
    載手段に前記被記録シートを案内する案内手段と、を備
    え、 前記画像読み取り装置、前記被記録シート積載手段、前
    記画像形成手段、及び反転搬送手段を順に上方から下方
    に順次配列してあることを特徴とする画像形成装置。
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