JP4253163B2 - 画像読取り装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートスルー式の原稿画像読取り装置の改良に関し、特に原稿画像を読取るために複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等に装備されるシートスルー式原稿画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
単体のスキャナを構成する原稿画像読取り装置、或いは画像形成装置に装備されて原稿画像を読取る原稿画像読取り装置としては、装置本体側に設けた固定式の読取り手段に対して原稿自動搬送装置によって原稿を一枚ずつ搬送し、読取り手段の読取り面を通過させる過程で、原稿画像の読取りを行うシートスルータイプが知られている。
また、両面原稿を一回搬送する過程で両面の各画像を読取るために、原稿搬送経路に沿った2カ所に読取り手段を配置したタイプも知られている。
図6(a)は従来のシートスルータイプの画像読取り装置の構成を示す説明図であり、この画像読取り装置は、被読取り原稿束をセットする原稿セット部A、原稿セット部Aにセットされた原稿束から一枚ずつ原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きを有したレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の表面画像を、コンタクトガラスCGの下方より読取りを行わせる第一読取り搬送部(第1読取り位置)E、表面画像読取り後の原稿の裏面画像を読取る第二読取り搬送部(第2読取り位置)F、表裏の読取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これらの搬送動作の駆動を行う駆動部、更に、一連の動作を制御するコントローラ部とから構成されている。
第一読取り搬送部Eには、コンタクトガラスCGと、読取りローラ200と、コンタクトガラスCGの直下に停止した図示しない読取り手段(第1読取り手段)が配置されている。この第1読取り手段は、原稿表面の画像を読取る。
また、第二読取り搬送部Fには、CCDを備えた読取り手段(第2読取り手段)205と、読取りローラ206が配置されている。この第2読取り手段205は、原稿上面(裏面)の画像を読取る。読取りローラ206は、その周面を読取り手段205の読取り面205aと非接触状態で対向配置されている。
【0003】
ところで、シートスルータイプの画像読取り装置にあっては、次に示す如く、(1)紙粉、トナー滓等の異物の滞留に起因した縦スジ発生の問題と、(2)シェーディング補正の問題について、適正に対応しない限り、画質を維持することは困難である。
(1)読取り位置での異物の滞留
まず、シートスルー方式の画像読取り装置においては、原稿搬送経路に沿って配置された読取り位置(図6(a)のコンタクトガラスCG上面、或いは読取り手段205の読取り面205a)に、原稿からの紙粉、トナー滓等の異物が落下、付着して滞留し易く、異物が読取り位置に滞留した状態で読取り手段による原稿画像の読取りを実行すると、異物に対応する読取画像部分に縦スジが発生し、画質を著しく劣化させる原因となる。それに対する対策としては、読取り位置を通過する原稿が、異物が滞留し易い部分(読取り手段の読取り面等)に常時接触しながら搬送されるように搬送経路等を構成して、原稿により異物を除去することにより読取り位置での異物滞留を防ぐという方法がある。
なお、搬送される原稿を読取り手段の読取り面等に確実に接触させるためには、まず、▲1▼読取り位置(読取りラインL)における原稿の搬送経路(搬送軌跡)を、ストレートな軌跡よりも湾曲した軌跡とし、湾曲した搬送経路の外側に読取り手段を配置することが必要である。しかし、搬送経路のレイアウトとの関係で、湾曲した搬送経路に読取り位置を常に確保できるとは限らず、ストレートな搬送経路に読取り手段を配置する場合には、読取り手段の読取り面205aと非接触で対向配置した読取りローラ206、ガイド板(図6(c))等を利用して原稿を読取り面に押し付けながら搬送する構成等が採用されていた。
次に、▲2▼原稿による異物の除去、及び読取り精度の確保という点から、第2読取り手段の拡大図である図6(b)に示すように、原稿は、読取り手段205の読取り面205a(コンタクトガラスCG面)の読取りラインLからある程度の距離aだけ上流側に離間した位置にある進入点Aから急角度で読取り面205aに近接し、読取ラインLの前後の所定範囲内を接触しながら搬送される必要がある。即ち、原稿Dが読取りラインLに進入する直前の進入点Aの位置が図示の位置よりも更に下がると、原稿Dの画像面の読取りラインLへの接触圧が弱くなると共に、接触範囲が狭くなり、読取り面205aへの異物の滞留等が発生しやすくなるため、このような配慮が必要となる。
【0004】
(2)シェーディング補正
次に、コンタクトガラスCGの上面、或いは読取り手段205の読取り面205a(読取り位置)は、これらに沿って原稿が搬送されるため、異物の滞留、汚れの付着等が発生し易く、このように異物や汚れが付着し易い部分は、シェーディング補正のための白基準面を配置するには適さない。このため、シェーディング補正は読取り位置とは別の位置に設けた白基準板で行うことが望ましい。このため、原稿の表面画像を読取るための第1読取り位置Eでは、白基準板等を配置するスペースを確保し易いため、シェーディング補正のための白基準板等を読取り位置とは別の位置に設けて読取り位置以外の場所でシェーディング補正を行っているが、原稿の裏面画像を読取るための第2読取り位置Fでは、スペース、コスト等の制約によりシェーディング補正を読取り位置で行わざるをえない。読取り位置にてシェーディング補正を行う場合、読取り手段に対向配置された読取りローラ等の対向部材、又は搬送される原稿の一部を基準部として利用する方法が知られているが、原稿の一部を基準部として利用した補正は原稿面の状態に左右されるため望ましくない。対向部材を白基準部として利用する方法としては、図6(c)に示した如きガイド板207、或いは読取りローラ206の何れかを利用する方法が考えられるが、異物、汚れ等の滞留、付着を防止する効果の点では、読取りローラ206の方が適している。つまり、ガイド板207を白基準板として利用した場合には、読取りラインに相当する位置に汚れが付着した時に、常時画像中に縦スジなどが形成されることとなる。一方、読取りローラの場合には回転しているため、汚れが付着しにくい一方で、汚れが付着しても、回転するため汚れに対応するスジなどが常時画像中に現れるとは限らない。
【0005】
通常、読取り手段が固定方式である場合、対向部材と、コンタクトガラスCGや読取り面205aとの間に一定のギャップを確保し、このギャップ内に原稿を通過させるようにしている。そのため、図6(c)のように、原稿裏面用の読取り位置Fの対向部にガイド板207を配置した場合には、進入点Aの位置を容易且つ正確に確保して原稿を読取り面205aに接触させて搬送することが可能となるが、対向部材としてのガイド板は異物、汚れが付着し易いためシェーディング補正のための基準面としては適さない。逆に、対向部材として読取りローラ206を採用した場合には、シェーディング補正のための基準面としては適するが、図7に示した如き格別のガイド板を併用しない限り、進入点Aを設定するための精度を確保しにくいという問題があった。
この点を図7(a)及び(b)に示した第2読取り位置の要部斜視図、及び正面縦断面図に基づいて更に説明する。即ち、シェーディング補正の基準部を兼ねる対向部材として読取りローラ206を採用した場合には、進入してくる原稿を読取り面205aに接触させながら進行させるために、ガイド板213を用いて進入点Aを確定させる。この際、搬送される原稿の動作自由度を規制するために、ガイド板213の先端縁により設定される進入点Aと読取り面205aとの間の間隔は、所定の微小距離に設定する必要がある。一方、シェーディング補正用基準面を兼ねる読取りローラ206の表面清掃性を高めるため、読取りローラ206を支持部材211により回転自在に支持する一方で、支持部材211の両側壁に設けた支点211aを中心として支持部材211及び読取りローラを上下方向に回動させて、清掃時には読取りローラ206を読取り面205aから十分に離間させ得るように構成する必要がある。進入点Aを確定する役割を担うガイド板213は、支持部材211の上板212によって固定的に支持されているが、ガイド板213の先端部の位置精度は、上板212を含む支持部材211全体の寸法公差、形状バラツキ、組み付け公差、更には支持部材211を支持する装置側の寸法公差等、多数の部品のバラツキ要因によって影響を受け易く、進入点Aを一定に確保することは極めて困難であった。
また、ガイド板213の先端縁を読取り面に接触させる構成も考えられるが、線状、或いは面状の接触部が全体的に均一な接触圧になるとは限らず、接触圧が不均一な場合には原稿スキューや変形の原因となり易く、また接触圧が強すぎる場合には搬送に対する抵抗になる不具合がある。そのため、ガイド板は読取り面から所定距離離間させるのが好ましい。このようにガイド板を読取り面から離間させた場合には、両者の間隔を適正に設定する必要があるが、そのためには部品公差を考慮した調整を組み付け時に行う必要があり、極めて作業が繁雑となっていた。しかも、各種バラツキ要因により、一定の間隔を設定することは極めて困難であった。
【0006】
次に、特開2000−165602には、原稿台上を通過する原稿下面の画像を上側に配置した読取り手段によって読取るシートスルータイプの画像読取装置において、原稿台の直上に配置した原稿案内板に設けた開口から原稿画像を読取るように構成した場合に、開口の内周縁に原稿が引っ掛かる不具合を防止するために、原稿を原稿台に押さえ付ける付勢レバーを配置した構成が開示されているが、この画像読取装置は、図7に示した如く読取り手段の読取り面の直近に、シェーディング補正のための基準面を兼ねる読取りローラを配置した読取り方式とは基本構造が全く異なっており、従ってこの公報に記載された付勢レバー等の構造を図7のタイプに適用して異物除去等を実現することは不可能である。
また、特開2001−42578には、読取り位置における搬送ギャップをできる限り狭くして、原稿の自由度を極力少なくするために、読取り入口ガイドの内面から可撓性のガイド部材を白色背景板方向へ張り出させてその間隙を埋めることが提案されている。
しかし、この可撓性のガイド部材をコンタクトガラス面に接触させた場合には、接触面全体の接触圧が均一にならずに、片当り等が発生し易くなる。このため、コンタクトガラス面とガイド部材間を進行する原稿にスキュー、変形等が発生しやすく、読取り画像に悪影響が発生する。一方、可撓性のガイド部材をコンタクトガラス面から離間させて配置した場合には、位置精度のバラツキによって原稿を抑える機能にバラツキが発生するばかりでなく、可撓性のガイド部材は撓み易いため、撓みによって原稿を均一且つ安定して抑えたり、ガイドすることが困難化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の如き従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、原稿搬送経路に固定配置される読取り手段のシェーディング補正手段として、読取り面に対向配置された読取りローラを用いた場合に、部品寸法、形状等のバラツキ要因による影響を受けることなく、上流側に配置されたガイド板により形成される進入点Aの位置精度を確保することにより、原稿を読取り面の十分に広い範囲に渡って接触走行させて異物除去を確実に行わせることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、発明は、一枚の原稿を搬送して読取り位置を通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置において、前記読取り手段の搬送方向上流側に回動可能なガイド部材を設け、該ガイド部材を読取り手段の読取り面側へ付勢し、更にガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定するためのスペーサとしての突起が設けられていることを特徴とする。
原稿を搬送する過程で固定式の読取り手段によって画像を読取る際に、読取り手段の読取り面(コンタクトガラス)と対向配置された読取りローラをシェーディング補正用の基準部(白基準面)として兼用することがある。一方、読取り面に原稿を密着させながら搬送することは、読取り精度を高めるだけでなく、原稿により読取り面の異物を除去する上でも重要である。そのため、読取りローラと読取り面とのギャップよりも所定距離上流側に剛体から成るガイド板(ガイド部材)を配置し、ガイド部材先端を進入点として原稿を読取り面に沿って強制的に搬送する構成が採用される。従来のガイド板は、読取りローラを支持する部材に固定されていたため、多数の関連部品の寸法精度誤差、組み付け精度誤差等のバラツキ要因の影響を受けて、上記進入点の位置がバラツキ易かった。このため、原稿を理想的な軌跡に沿って安定して読取り面に沿って移動させることができなかった。そこで、本発明では、ガイド板を読取りローラの支持部材とは別体構成にして、部品誤差の積み上げによる悪影響を回避するようにした。また、ガイド板には、読取り面との間の間隔を一定に保持するためのスペーサとしての突起を設けたので、この突起を読取り面、或いはその周辺部に当接させることにより、上記間隔を一定に保持して、原稿の進入点の位置を一定化することができる。
【0009】
発明は、一枚の両面原稿を搬送して読取り位置を通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置において、前記読取り位置は、搬送方向上流側に配置された第1の原稿面読取り位置と、下流側に配置された第2の原稿面読取り位置と、から成り、前記第1又は第2の原稿面読取り位置のうちの少なくとも何れか一方の搬送方向上流側位置に回動可能なガイド部材を設け、該ガイド部材を読取り手段の読取り面側へ付勢し、更にガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定するためのスペーサとしての突起が設けられていることを特徴とする。
一つの原稿搬送経路に沿って、原稿の第1面(表面)の画像を読取る第1の原稿面読取り位置の他に、原稿の第2面(裏面)の画像を読取る第2の原稿面読取り位置を備えた画像読取装置においては、原稿を一回搬送する過程でその表裏両面を順次読取ることができる。この際、第2の原稿面読取り位置にはスペース等の制約から格別のシェーディング補正用基準面を設けることができない。このため、読取り手段(CCD、その他の読取りセンサ類)の読取り面に対向配置される読取りローラに基準面を兼用させる。この際、読取り面と読取りローラとのギャップ部よりも上流側に配置した可動式のガイド部材(一定以上の剛性を有している)を読取り面に対して非接触で配置することにより、ガイド部材先端縁を進入点として原稿を読取り面に対して密着して搬送させることが可能となる。ガイド部材が他の部材から独立していることと、スペーサとしての突起を設けたことにより、ガイド部材先端と読取り面との間の間隔を常に一定に保持することが可能となる。或いは、スペーサを設ければ、上記間隔を一定にすることが可能であるが、スペーサを設けたとしても、部品公差の影響により、上記間隔がばらつくこともあり得るので、本発明の構成は優れた効果をもたらす。
【0010】
本発明は、前記ガイド部材を、弾性付勢手段により前記読取り手段の読取り面側へ付勢したことを特徴とする。
ガイド部材を直接弾性付勢することにより、ガイド部材のスペーサ用突起を安定して読取り面等に圧接させることができ、原稿を安定して読取り面に密着搬送させることができる。
本発明は、前記ガイド部材を、前記読取りローラを介して弾性付勢手段により読取り面側へ付勢したことを特徴とする。
読取りローラを読取り面に向けて弾性付勢する手段の力を利用してガイド部材を付勢するので、部品点数を低減できる。
本発明は、上記何れか一項に記載の画像読取装置を、画像形成装置本体の上面に設置したことを特徴とする。
上記各請求項記載の効果を備えた画像読取装置を有した画像形成装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取り装置の構成説明図であり、図2はその制御系の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るシートスルータイプの画像読取装置は、読取り対象となる原稿の画像を、搬送経路に沿って固定された読取り手段に原稿を通過させる過程で読取るための構成を備えている。各読取り手段に原稿を搬送、排紙する手段としては、自動原稿給紙装置が用いられている。
この画像読取装置0は、被読取り原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束から一枚ずつ原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突き当て整合し、整合後の原稿を引き出し搬送する機能を有したレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の表面画像をコンタクトガラス21の下方に位置する固定された読取り手段により読取る第一読取り搬送部(第1読取り位置)E、表面画像読取り後の原稿の裏面画像を読取る第二読取り搬送部(第2読取り位置)F、表裏の読取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これら搬送動作の駆動源となる駆動部(モータ)101〜105、更に、一連の動作を制御するコントローラ部100と、から構成されている。
【0012】
読取り対象となる原稿束1は、可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上に、原稿面を上向きにしてセットされる。更に原稿束1の巾方向を図示しないサイドガイドによって搬送方向と直交する方向へ位置決めを行う。原稿のセットはセットフィラー4、セットセンサ5により検知され、I/F107により画像形成装置本体側に設けた本体制御部111に送信される。更に原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ30又は31(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能なアクチェーター・タイプのセンサが用いられる)により、原稿の搬送方向長さの概略が判定される。可動原稿テーブル3は底板上昇モータ105により図に示すa、b方向に上下動可能な構成になっていて、原稿がセットされたことをフィラー4及びセットセンサ5が検知すると、底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方向に動作すると共に、可動テーブル3が上昇し可動テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がりテーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。本体操作部108に設けた図示しないプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F107を介してADF制御部100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転により回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。給紙ベルト9は給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は給紙モータ102の正転により給紙方向とは逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって更に送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知され、更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる。プルアウトローラ12は、スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラで、給紙モータ102の逆転により駆動される。プルアウトローラ12及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を読取り搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を読取り位置へ送り込む処理時間の短縮が図られている。原稿先端が読取り入口センサ15により検出されると、読取り入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入する前に原稿搬送速度を読取り搬送速度と同速にする為に減速を開始すると同時に、読取りモータ103を正転駆動して中間ローラ14、読取り入口ローラ16、読取りローラ19、読取り出口ローラ23、CIS出口ローラ27を駆動する。中間ローラ14は、給紙モータ102及び読取りモータ103の両方と駆動が繋がっており、中間ローラ14にそれぞれの駆動を伝達するプーリーには同じ空転方向の一方向クラッチが入っており、両方のモータが駆動している場合の回転速度は回転数の速い方に追従する。そのためレジスト部Cからターン部Dに原稿を送り込む時は、高速で駆動している給紙モータ102によって駆動し、給紙モータが停止している時は読取りモータ103によって駆動する。
【0013】
上記各ローラ、その駆動用モータは、搬送手段を構成している。
原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、第1読取り位置E(20)の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は第1読取り位置Eに原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上るように増速されて搬送される。読取りモータ103のパルスカウントにより検出された原稿先端が第1読取り位置Eに到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り位置Eを原稿後端が抜けるまで送信される。
片面原稿読取りの場合には、第1読取り位置(第1の原稿面読取り位置)Eを通過した原稿は、第2読取り位置(第2の原稿面読取り位置)Fを経て排紙部Gへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
両面原稿読取りの場合には、排紙センサ24にて原稿先端を検知してから読取りモータ103のパルスカウントにより、第2読取り位置(第2の原稿面読取り位置)Fの読取り手段(CCD)25に原稿先端が到達するタイミングで、第2読取り位置Fに対してDF制御部100から副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が読取り位置を原稿後端が抜けるまで送信される。読取り手段25の読取り面(コンタクトガラス面)25aと非接触で対向配置された読取りローラ26は、第2読取り位置Fにおける原稿の浮きを抑える手段と、第2読取り位置Fにおけるシェーディングデータを取得する為の基準白部とを兼ねるものである。
【0014】
図3(a)(b)及び(c)は、本発明の一実施形態に係る読取りローラの支持部材の構成を示す斜視図、第2読取り位置(第2の原稿面読取り手段)の正面図、及び側部断面図である。
第2読取り位置Fには、CCD等の読取り素子を備えた読取り手段25と、その読取り面25aと所定の間隔を隔てて対向配置された読取りローラ26と、読取りローラ26を支持する支持部材51と、支持部材51とは別体構成の可動ガイド板(ガイド部材)60等が配置されている。
支持部材51は、ベース板52、ベース板52の幅方向両端縁から起立した両側板53、両側板53の外側面に突設された回動軸53a、ベース板52と一体化されたガイド上板54、を有する。支持部材51は、読取りローラ26の軸26aを回転自在に支持する図示しない軸受部を上下動可能に支持すると共に、弾性付勢部材27によって読取りローラ26を読取り面25aに向けて付勢している。また、支持部材51は、その回動軸53aを装置側の支持部材によって回動自在に支持されており、回動軸53aを中心として支持部材51及び読取りローラ26を反時計廻り方向へ回動させることにより、読取りローラ26を読取り面25aから離間させて清掃し易くしている。また、ガイド上板54は、第1読取り位置Eから搬送されてきた原稿を読取り面25aと読取りローラ26との間の対向部(ギャップ)内にガイドするための手段である。
【0015】
本発明の特徴的な構成は、読取り面25aと読取りローラ26との対向部の直上流側位置であって、ガイド上板54の先端部よりも下流側位置に、支点61を中心として上下方向に回動する可動ガイド板60を配置した点にある。
可動ガイド板60は、装置本体側適所によって支持された軸である支点61を中心にその先端部を上下方向へ回動自在に構成されると共に、図示しない弾性付勢部材により反時計廻り方向へ付勢されている。可動ガイド板60は、容易に撓み変形しにくい金属、樹脂等の剛性を有した材料から構成する。可動ガイド板60の長手方向両端部には、読取り手段25(読取り面25a)の下面両端部(非読取り領域)に当接して可動ガイド板60を読取り面25aから一定距離離間させるためのスペーサとしての突起60aが設けられている。この突起60aの存在により、可動ガイド板60の先端部により決定される進入点Aの位置と、読取り面25aとの間の間隔を常に一定に保つことができる。この間隔の値は、原稿の肉厚よりも大きいことは勿論であるが、可動ガイド板60の上面に沿って移動してきた原稿を無理なく湾曲変形させてその自由を奪いつつ、読取り面25aに密着させて搬送させ得るように設定する。
このため、進入点Aから、読取り面25aと読取りローラ26との間のギャップ内に進入した原稿は、所定の湾曲軌跡を描いて読取り面25aに密着しつつ読取りラインLに進入して読取りを受けることができる。読取りラインLの上流側においても、下流側においても、所定範囲に渡って読取り面25aに接触しつつ原稿が搬送されるので、広い範囲に渡って読取り面上の異物除去、異物付着の防止を実現することができる。
また、この可動ガイド板60は、装置本体に直接支持されるので、支持部材51等の他の部品の寸法バラツキ、組み付けバラツキ等の影響を受けることが少なく、しかもスペーサとしての突起60aとの協働により、進入点Aの位置精度を確保することが可能となる。突起60aを設けて読取り面に当接させることにより、進入点Aの位置を一義的に確定できるようにも考えられるが、関連部品の精度バラツキ等の影響を排除するために独立化した可動ガイド板60の構成を採用することにより、進入点Aの位置を更に正確に確定することが可能となる。
【0016】
次に、可動ガイド板60の位置精度を確保する方法として、図示しないコイルバネ、板バネ、トーションバネ等々の加圧部材(弾性付勢部材)により可動ガイド板60を読取り面側に弾性付勢して突起60aを用いた位置決めを行ったり、或いは、図4に示す如く、可動ガイド板60は直接加圧せずに、読取りローラ26の動きに追従させる構成がある。即ち、図4の例では、読取りローラ26の軸26aを回転自在に軸支する軸受部材26bをバネ27によって読取り面25a側へ弾性付勢する一方で、可動ガイド板60から下方へ延びる作動突起60bを軸受部材26bの上部に当接させることによって、可動ガイド板60を読取り面側へ付勢している。
【0017】
図5は本発明の画像読取装置0を装備した画像形成装置の概略構成を示す図であり、自動原稿給紙装置を兼ねる画像読取装置0は、画像形成装置本体150側の読取り光学系151を利用した構成となっている。つまり、可動式の読取り光学系151(光源、ミラー、レンズ、CCD)を図示の位置に停止させることにより、第1の読取り位置Eのコンタクトガラス21上を通過する原稿面(第1の原稿面)を読取るものである。このコンタクトガラス21は、画像形成装置本体0上面の所定位置に配置しておき、読取り光学系の光源部の停止位置(ホームポジション)と対応する位置関係に設定しておく。
画像形成装置本体150は、読取り光学系151の他に、読取り光学系から得られた画像データに画像処理を施してレーザ光として出射する書込み光学系152、電子写真式の作像工程を実施する画像形成部153、記録紙上のトナー像を定着する定着部154、画像形成部に記録紙を給紙する給紙部155等を備えている。画像形成部153は、帯電部153a、露光部153b、現像部153c、転写部153d等を備えている。
このように画像形成装置150に対して本発明の画像読取装置0を組み合わせることにより、読取り光学系152を兼用した構成とすることができ、両面画像の読取りを迅速に行うことができる。しかも、長期に渡って滞留異物に起因した読取り画像の劣化を防止することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、原稿搬送経路に固定配置される読取り手段のシェーディング補正手段として、読取り面に対向配置された読取りローラを用いた場合に、流側に配置されたガイド板により形成される進入点Aの位置精度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像読取装置の構成説明図。
【図2】本発明の画像読取装置及び装置本体側の制御系を説明するブロック図。
【図3】(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係る画像読取装置の要部構成を示す斜視図、及び正面断面図、及び側部断面図。
【図4】本発明の他の実施形態に係る画像読取装置の要部構成を示す断面図。
【図5】本発明の画像読取装置を適用した画像形成装置の構成を示す図。
【図6】(a)(b)及び(c)は従来例の説明図。
【図7】(a)及び(b)は他の従来例の構成図。
【符号の説明】
0 画像読取装置、A 原稿セット部、B 分離給送部、C レジスト部、Dターン部、E 第一読取り搬送部(第1読取り位置)、F 第二読取り搬送部(第2読取り位置)、G 排紙部、H スタック部、21 コンタクトガラス、25 読取り手段(CCD)、25a 読取り面(コンタクトガラス)、26 読取りローラ、27 弾性部材、51 支持部材、52 ベース板、53 側板、54 ガイド上板、60 ガイド板(ガイド部材)、60a 突起、60b 作動突起、61 支点、150 画像形成装置本体、151 読取り光学系、152 書込み光学系、153 画像形成部、154 定着部、155 給紙部。

Claims (3)

  1. 一枚の原稿を搬送して読取り位置を通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置において、
    前記読取り手段の搬送方向上流側に回動可能なガイド部材を設け、該ガイド部材は読取り手段の読取り面側へ付勢され、
    前記ガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定するためのスペーサとしての突起が設けられ
    前記読取りローラの軸を軸支する軸受部材を弾性部材によって前記読取面側へ弾性付勢する一方で、前記ガイド部材は前記軸受部材に当接することを特徴とする画像読取り装置。
  2. 一枚の両面原稿を搬送して読取り位置を通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置において、
    前記読取り位置は、搬送方向上流側に配置された第1の原稿面読取り位置と、下流側に配置された第2の原稿面読取り位置と、から成り、
    前記第1又は第2の原稿面読取り位置のうちの少なくとも何れか一方の搬送方向上流側位置に回動可能なガイド部材を設け、該ガイド部材は読取り手段の読取り面側へ付勢され、
    前記ガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定するためのスペーサとしての突起が設けられ、
    前記読取りローラの軸を軸支する軸受部材を弾性部材によって前記読取面側へ弾性付勢する一方で、前記ガイド部材は前記軸受部材に当接することを特徴とする画像読取り装置。
  3. 請求項1又は2の何れか一項に記載の画像読取装置を、画像形成装置本体の上面に設置したことを特徴とする画像形成装置。
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