JP2003322919A - 画像読取り装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取り装置及び画像形成装置

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JP2003322919A JP2002131876A JP2002131876A JP2003322919A JP 2003322919 A JP2003322919 A JP 2003322919A JP 2002131876 A JP2002131876 A JP 2002131876A JP 2002131876 A JP2002131876 A JP 2002131876A JP 2003322919 A JP2003322919 A JP 2003322919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送経路に固定配置される読取り手段の
シェーディング補正手段として、読取り面に対向配置さ
れた読取りローラを用いた場合に、部品寸法、形状等の
バラツキ要因による影響を受けることなく、上流側に配
置されたガイド板により形成される進入点Aの位置精度
を確保することにより、原稿を読取り面の十分に広い範
囲に渡って接触走行させて異物除去を確実に行わせる。 【解決手段】 搬送経路上の読取り位置に固定配置され
通過する原稿の画像を読取る読取り手段25と、原稿を
読取り手段の読取り面25a側へ押圧するために該読取
り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部と
なる読取りローラ26と、を備え、読取り手段の搬送方
向上流側に回動可能なガイド部材60を設け、ガイド部
材を読取り手段の読取り面側へ付勢し、ガイド部材に
は、読取り面との間隔を設定するためのスペーサとして
の突起60aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートスルー式の原
稿画像読取り装置の改良に関し、特に原稿画像を読取る
ために複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等に装備さ
れるシートスルー式原稿画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単体のスキャナを構成する原稿画像読取
り装置、或いは画像形成装置に装備されて原稿画像を読
取る原稿画像読取り装置としては、装置本体側に設けた
固定式の読取り手段に対して原稿自動搬送装置によって
原稿を一枚ずつ搬送し、読取り手段の読取り面を通過さ
せる過程で、原稿画像の読取りを行うシートスルータイ
プが知られている。また、両面原稿を一回搬送する過程
で両面の各画像を読取るために、原稿搬送経路に沿った
2カ所に読取り手段を配置したタイプも知られている。
図6(a)は従来のシートスルータイプの画像読取り装
置の構成を示す説明図であり、この画像読取り装置は、
被読取り原稿束をセットする原稿セット部A、原稿セッ
ト部Aにセットされた原稿束から一枚ずつ原稿を分離し
て給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突き当
て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働
きを有したレジスト部C、搬送される原稿をターンさせ
て原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部
D、原稿の表面画像を、コンタクトガラスCGの下方よ
り読取りを行わせる第一読取り搬送部(第1読取り位
置)E、表面画像読取り後の原稿の裏面画像を読取る第
二読取り搬送部(第2読取り位置)F、表裏の読取りが
完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取り完了後
の原稿を積載保持するスタック部H、これらの搬送動作
の駆動を行う駆動部、更に、一連の動作を制御するコン
トローラ部とから構成されている。第一読取り搬送部E
には、コンタクトガラスCGと、読取りローラ200
と、コンタクトガラスCGの直下に停止した図示しない
読取り手段(第1読取り手段)が配置されている。この
第1読取り手段は、原稿表面の画像を読取る。また、第
二読取り搬送部Fには、CCDを備えた読取り手段(第
2読取り手段)205と、読取りローラ206が配置さ
れている。この第2読取り手段205は、原稿上面(裏
面)の画像を読取る。読取りローラ206は、その周面
を読取り手段205の読取り面205aと非接触状態で
対向配置されている。
【0003】ところで、シートスルータイプの画像読取
り装置にあっては、次に示す如く、(1)紙粉、トナー
滓等の異物の滞留に起因した縦スジ発生の問題と、
(2)シェーディング補正の問題について、適正に対応
しない限り、画質を維持することは困難である。 (1)読取り位置での異物の滞留 まず、シートスルー方式の画像読取り装置においては、
原稿搬送経路に沿って配置された読取り位置(図6
(a)のコンタクトガラスCG上面、或いは読取り手段
205の読取り面205a)に、原稿からの紙粉、トナ
ー滓等の異物が落下、付着して滞留し易く、異物が読取
り位置に滞留した状態で読取り手段による原稿画像の読
取りを実行すると、異物に対応する読取画像部分に縦ス
ジが発生し、画質を著しく劣化させる原因となる。それ
に対する対策としては、読取り位置を通過する原稿が、
異物が滞留し易い部分(読取り手段の読取り面等)に常
時接触しながら搬送されるように搬送経路等を構成し
て、原稿により異物を除去することにより読取り位置で
の異物滞留を防ぐという方法がある。なお、搬送される
原稿を読取り手段の読取り面等に確実に接触させるため
には、まず、読取り位置(読取りラインL)における
原稿の搬送経路(搬送軌跡)を、ストレートな軌跡より
も湾曲した軌跡とし、湾曲した搬送経路の外側に読取り
手段を配置することが必要である。しかし、搬送経路の
レイアウトとの関係で、湾曲した搬送経路に読取り位置
を常に確保できるとは限らず、ストレートな搬送経路に
読取り手段を配置する場合には、読取り手段の読取り面
205aと非接触で対向配置した読取りローラ206、
ガイド板(図6(c))等を利用して原稿を読取り面に
押し付けながら搬送する構成等が採用されていた。次
に、原稿による異物の除去、及び読取り精度の確保と
いう点から、第2読取り手段の拡大図である図6(b)
に示すように、原稿は、読取り手段205の読取り面2
05a(コンタクトガラスCG面)の読取りラインLか
らある程度の距離aだけ上流側に離間した位置にある進
入点Aから急角度で読取り面205aに近接し、読取ラ
インLの前後の所定範囲内を接触しながら搬送される必
要がある。即ち、原稿Dが読取りラインLに進入する直
前の進入点Aの位置が図示の位置よりも更に下がると、
原稿Dの画像面の読取りラインLへの接触圧が弱くなる
と共に、接触範囲が狭くなり、読取り面205aへの異
物の滞留等が発生しやすくなるため、このような配慮が
必要となる。
【0004】(2)シェーディング補正 次に、コンタクトガラスCGの上面、或いは読取り手段
205の読取り面205a(読取り位置)は、これらに
沿って原稿が搬送されるため、異物の滞留、汚れの付着
等が発生し易く、このように異物や汚れが付着し易い部
分は、シェーディング補正のための白基準面を配置する
には適さない。このため、シェーディング補正は読取り
位置とは別の位置に設けた白基準板で行うことが望まし
い。このため、原稿の表面画像を読取るための第1読取
り位置Eでは、白基準板等を配置するスペースを確保し
易いため、シェーディング補正のための白基準板等を読
取り位置とは別の位置に設けて読取り位置以外の場所で
シェーディング補正を行っているが、原稿の裏面画像を
読取るための第2読取り位置Fでは、スペース、コスト
等の制約によりシェーディング補正を読取り位置で行わ
ざるをえない。読取り位置にてシェーディング補正を行
う場合、読取り手段に対向配置された読取りローラ等の
対向部材、又は搬送される原稿の一部を基準部として利
用する方法が知られているが、原稿の一部を基準部とし
て利用した補正は原稿面の状態に左右されるため望まし
くない。対向部材を白基準部として利用する方法として
は、図6(c)に示した如きガイド板207、或いは読
取りローラ206の何れかを利用する方法が考えられる
が、異物、汚れ等の滞留、付着を防止する効果の点で
は、読取りローラ206の方が適している。つまり、ガ
イド板207を白基準板として利用した場合には、読取
りラインに相当する位置に汚れが付着した時に、常時画
像中に縦スジなどが形成されることとなる。一方、読取
りローラの場合には回転しているため、汚れが付着しに
くい一方で、汚れが付着しても、回転するため汚れに対
応するスジなどが常時画像中に現れるとは限らない。
【0005】通常、読取り手段が固定方式である場合、
対向部材と、コンタクトガラスCGや読取り面205a
との間に一定のギャップを確保し、このギャップ内に原
稿を通過させるようにしている。そのため、図6(c)
のように、原稿裏面用の読取り位置Fの対向部にガイド
板207を配置した場合には、進入点Aの位置を容易且
つ正確に確保して原稿を読取り面205aに接触させて
搬送することが可能となるが、対向部材としてのガイド
板は異物、汚れが付着し易いためシェーディング補正の
ための基準面としては適さない。逆に、対向部材として
読取りローラ206を採用した場合には、シェーディン
グ補正のための基準面としては適するが、図7に示した
如き格別のガイド板を併用しない限り、進入点Aを設定
するための精度を確保しにくいという問題があった。こ
の点を図7(a)及び(b)に示した第2読取り位置の
要部斜視図、及び正面縦断面図に基づいて更に説明す
る。即ち、シェーディング補正の基準部を兼ねる対向部
材として読取りローラ206を採用した場合には、進入
してくる原稿を読取り面205aに接触させながら進行
させるために、ガイド板213を用いて進入点Aを確定
させる。この際、搬送される原稿の動作自由度を規制す
るために、ガイド板213の先端縁により設定される進
入点Aと読取り面205aとの間の間隔は、所定の微小
距離に設定する必要がある。一方、シェーディング補正
用基準面を兼ねる読取りローラ206の表面清掃性を高
めるため、読取りローラ206を支持部材211により
回転自在に支持する一方で、支持部材211の両側壁に
設けた支点211aを中心として支持部材211及び読
取りローラを上下方向に回動させて、清掃時には読取り
ローラ206を読取り面205aから十分に離間させ得
るように構成する必要がある。進入点Aを確定する役割
を担うガイド板213は、支持部材211の上板212
によって固定的に支持されているが、ガイド板213の
先端部の位置精度は、上板212を含む支持部材211
全体の寸法公差、形状バラツキ、組み付け公差、更には
支持部材211を支持する装置側の寸法公差等、多数の
部品のバラツキ要因によって影響を受け易く、進入点A
を一定に確保することは極めて困難であった。また、ガ
イド板213の先端縁を読取り面に接触させる構成も考
えられるが、線状、或いは面状の接触部が全体的に均一
な接触圧になるとは限らず、接触圧が不均一な場合には
原稿スキューや変形の原因となり易く、また接触圧が強
すぎる場合には搬送に対する抵抗になる不具合がある。
そのため、ガイド板は読取り面から所定距離離間させる
のが好ましい。このようにガイド板を読取り面から離間
させた場合には、両者の間隔を適正に設定する必要があ
るが、そのためには部品公差を考慮した調整を組み付け
時に行う必要があり、極めて作業が繁雑となっていた。
しかも、各種バラツキ要因により、一定の間隔を設定す
ることは極めて困難であった。
【0006】次に、特開2000−165602には、
原稿台上を通過する原稿下面の画像を上側に配置した読
取り手段によって読取るシートスルータイプの画像読取
装置において、原稿台の直上に配置した原稿案内板に設
けた開口から原稿画像を読取るように構成した場合に、
開口の内周縁に原稿が引っ掛かる不具合を防止するため
に、原稿を原稿台に押さえ付ける付勢レバーを配置した
構成が開示されているが、この画像読取装置は、図7に
示した如く読取り手段の読取り面の直近に、シェーディ
ング補正のための基準面を兼ねる読取りローラを配置し
た読取り方式とは基本構造が全く異なっており、従って
この公報に記載された付勢レバー等の構造を図7のタイ
プに適用して異物除去等を実現することは不可能であ
る。また、特開2001−42578には、読取り位置
における搬送ギャップをできる限り狭くして、原稿の自
由度を極力少なくするために、読取り入口ガイドの内面
から可撓性のガイド部材を白色背景板方向へ張り出させ
てその間隙を埋めることが提案されている。しかし、こ
の可撓性のガイド部材をコンタクトガラス面に接触させ
た場合には、接触面全体の接触圧が均一にならずに、片
当り等が発生し易くなる。このため、コンタクトガラス
面とガイド部材間を進行する原稿にスキュー、変形等が
発生しやすく、読取り画像に悪影響が発生する。一方、
可撓性のガイド部材をコンタクトガラス面から離間させ
て配置した場合には、位置精度のバラツキによって原稿
を抑える機能にバラツキが発生するばかりでなく、可撓
性のガイド部材は撓み易いため、撓みによって原稿を均
一且つ安定して抑えたり、ガイドすることが困難化す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き従
来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
原稿搬送経路に固定配置される読取り手段のシェーディ
ング補正手段として、読取り面に対向配置された読取り
ローラを用いた場合に、部品寸法、形状等のバラツキ要
因による影響を受けることなく、上流側に配置されたガ
イド板により形成される進入点Aの位置精度を確保する
ことにより、原稿を読取り面の十分に広い範囲に渡って
接触走行させて異物除去を確実に行わせることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、一枚の原稿を搬送して読取り位
置を通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され
通過する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置
を通過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するた
めに該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正
の基準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装
置において、前記読取り手段の搬送方向上流側に回動可
能なガイド部材を設け、該ガイド部材を読取り手段の読
取り面側へ付勢し、更にガイド部材には、読取り面との
間隔を所定値に設定するためのスペーサとしての突起が
設けられていることを特徴とする。原稿を搬送する過程
で固定式の読取り手段によって画像を読取る際に、読取
り手段の読取り面(コンタクトガラス)と対向配置され
た読取りローラをシェーディング補正用の基準部(白基
準面)として兼用することがある。一方、読取り面に原
稿を密着させながら搬送することは、読取り精度を高め
るだけでなく、原稿により読取り面の異物を除去する上
でも重要である。そのため、読取りローラと読取り面と
のギャップよりも所定距離上流側に剛体から成るガイド
板(ガイド部材)を配置し、ガイド部材先端を進入点と
して原稿を読取り面に沿って強制的に搬送する構成が採
用される。従来のガイド板は、読取りローラを支持する
部材に固定されていたため、多数の関連部品の寸法精度
誤差、組み付け精度誤差等のバラツキ要因の影響を受け
て、上記進入点の位置がバラツキ易かった。このため、
原稿を理想的な軌跡に沿って安定して読取り面に沿って
移動させることができなかった。そこで、本発明では、
ガイド板を読取りローラの支持部材とは別体構成にし
て、部品誤差の積み上げによる悪影響を回避するように
した。また、ガイド板には、読取り面との間の間隔を一
定に保持するためのスペーサとしての突起を設けたの
で、この突起を読取り面、或いはその周辺部に当接させ
ることにより、上記間隔を一定に保持して、原稿の進入
点の位置を一定化することができる。
【0009】請求項2の発明は、一枚の両面原稿を搬送
して読取り位置を通過させる搬送手段と、読取り位置に
固定配置され通過する原稿の画像を読取る読取り手段
と、読取り位置を通過する原稿を読取り手段の読取り面
側へ押圧するために該読取り面に対向配置され且つシェ
ーディング補正の基準部となる読取りローラと、を備え
た画像読取り装置において、前記読取り位置は、搬送方
向上流側に配置された第1の原稿面読取り位置と、下流
側に配置された第2の原稿面読取り位置と、から成り、
前記第1又は第2の原稿面読取り位置のうちの少なくと
も何れか一方の搬送方向上流側位置に回動可能なガイド
部材を設け、該ガイド部材を読取り手段の読取り面側へ
付勢し、更にガイド部材には、読取り面との間隔を所定
値に設定するためのスペーサとしての突起が設けられて
いることを特徴とする。一つの原稿搬送経路に沿って、
原稿の第1面(表面)の画像を読取る第1の原稿面読取
り位置の他に、原稿の第2面(裏面)の画像を読取る第
2の原稿面読取り位置を備えた画像読取装置において
は、原稿を一回搬送する過程でその表裏両面を順次読取
ることができる。この際、第2の原稿面読取り位置には
スペース等の制約から格別のシェーディング補正用基準
面を設けることができない。このため、読取り手段(C
CD、その他の読取りセンサ類)の読取り面に対向配置
される読取りローラに基準面を兼用させる。この際、読
取り面と読取りローラとのギャップ部よりも上流側に配
置した可動式のガイド部材(一定以上の剛性を有してい
る)を読取り面に対して非接触で配置することにより、
ガイド部材先端縁を進入点として原稿を読取り面に対し
て密着して搬送させることが可能となる。ガイド部材が
他の部材から独立していることと、スペーサとしての突
起を設けたことにより、ガイド部材先端と読取り面との
間の間隔を常に一定に保持することが可能となる。或い
は、スペーサを設ければ、上記間隔を一定にすることが
可能であるが、スペーサを設けたとしても、部品公差の
影響により、上記間隔がばらつくこともあり得るので、
本発明の構成は優れた効果をもたらす。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記ガイド部材を、弾性付勢手段により前記読取り
手段の読取り面側へ付勢したことを特徴とする。ガイド
部材を直接弾性付勢することにより、ガイド部材のスペ
ーサ用突起を安定して読取り面等に圧接させることがで
き、原稿を安定して読取り面に密着搬送させることがで
きる。請求項4の発明は、請求項1又は2において、前
記ガイド部材を、前記読取りローラを介して弾性付勢手
段により読取り面側へ付勢したことを特徴とする。読取
りローラを読取り面に向けて弾性付勢する手段の力を利
用してガイド部材を付勢するので、部品点数を低減でき
る。請求項5の発明に係る画像形成装置は、請求項1、
2、3、4又は5の何れか一項に記載の画像読取装置
を、画像形成装置本体の上面に設置したことを特徴とす
る。上記各請求項記載の効果を備えた画像読取装置を有
した画像形成装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る画像読取り装置の構成説明図であり、図2はそ
の制御系の構成を示すブロック図である。本実施形態に
係るシートスルータイプの画像読取装置は、読取り対象
となる原稿の画像を、搬送経路に沿って固定された読取
り手段に原稿を通過させる過程で読取るための構成を備
えている。各読取り手段に原稿を搬送、排紙する手段と
しては、自動原稿給紙装置が用いられている。この画像
読取装置0は、被読取り原稿束をセットする原稿セット
部A、セットされた原稿束から一枚ずつ原稿を分離して
給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突き当て
整合し、整合後の原稿を引き出し搬送する機能を有した
レジスト部C、搬送される原稿をターンさせて原稿面を
読取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の
表面画像をコンタクトガラス21の下方に位置する固定
された読取り手段により読取る第一読取り搬送部(第1
読取り位置)E、表面画像読取り後の原稿の裏面画像を
読取る第二読取り搬送部(第2読取り位置)F、表裏の
読取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部G、読取
り完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これら搬
送動作の駆動源となる駆動部(モータ)101〜10
5、更に、一連の動作を制御するコントローラ部100
と、から構成されている。
【0012】読取り対象となる原稿束1は、可動原稿テ
ーブル3を含む原稿テーブル2上に、原稿面を上向きに
してセットされる。更に原稿束1の巾方向を図示しない
サイドガイドによって搬送方向と直交する方向へ位置決
めを行う。原稿のセットはセットフィラー4、セットセ
ンサ5により検知され、I/F107により画像形成装
置本体側に設けた本体制御部111に送信される。更に
原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ30又
は31(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能な
アクチェーター・タイプのセンサが用いられる)によ
り、原稿の搬送方向長さの概略が判定される。可動原稿
テーブル3は底板上昇モータ105により図に示すa、
b方向に上下動可能な構成になっていて、原稿がセット
されたことをフィラー4及びセットセンサ5が検知する
と、底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上面
がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テー
ブル3を上昇させる。ピックアップローラ7は、ピック
アップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方
向に動作すると共に、可動テーブル3が上昇し可動テー
ブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がりテー
ブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となってい
る。本体操作部108に設けた図示しないプリントキー
が押下され、本体制御部111からI/F107を介し
てADF制御部100に原稿給紙信号が送信されると、
ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転により
回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1
枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の
原稿を給紙口に搬送する方向である。給紙ベルト9は給
紙モータ102の正転により給紙方向に駆動され、リバ
ースローラ10は給紙モータ102の正転により給紙方
向とは逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の
原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成と
なっている。給紙ベルト9とリバースローラ10との作
用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって
更に送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知さ
れ、更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突
き当たる。プルアウトローラ12は、スキュー補正機能
を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中
間ローラ14まで搬送するためのローラで、給紙モータ
102の逆転により駆動される。プルアウトローラ12
及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからター
ン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬
送速度を読取り搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定
して原稿を読取り位置へ送り込む処理時間の短縮が図ら
れている。原稿先端が読取り入口センサ15により検出
されると、読取り入口ローラ16の上下ローラ対のニッ
プに原稿先端が進入する前に原稿搬送速度を読取り搬送
速度と同速にする為に減速を開始すると同時に、読取り
モータ103を正転駆動して中間ローラ14、読取り入
口ローラ16、読取りローラ19、読取り出口ローラ2
3、CIS出口ローラ27を駆動する。中間ローラ14
は、給紙モータ102及び読取りモータ103の両方と
駆動が繋がっており、中間ローラ14にそれぞれの駆動
を伝達するプーリーには同じ空転方向の一方向クラッチ
が入っており、両方のモータが駆動している場合の回転
速度は回転数の速い方に追従する。そのためレジスト部
Cからターン部Dに原稿を送り込む時は、高速で駆動し
ている給紙モータ102によって駆動し、給紙モータが
停止している時は読取りモータ103によって駆動す
る。
【0013】上記各ローラ、その駆動用モータは、搬送
手段を構成している。原稿の先端をレジストセンサ17
にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、第1
読取り位置E(20)の手前で一時停止すると共に本体
制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号
を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信
号を受信すると、レジスト停止していた原稿は第1読取
り位置Eに原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に
立上るように増速されて搬送される。読取りモータ10
3のパルスカウントにより検出された原稿先端が第1読
取り位置Eに到達するタイミングで、本体制御部111
に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート
信号が第1読取り位置Eを原稿後端が抜けるまで送信さ
れる。片面原稿読取りの場合には、第1読取り位置(第
1の原稿面読取り位置)Eを通過した原稿は、第2読取
り位置(第2の原稿面読取り位置)Fを経て排紙部Gへ
の搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先
端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙
ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙セン
サ24による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカ
ウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ
対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速
させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さ
ない様に制御される。両面原稿読取りの場合には、排紙
センサ24にて原稿先端を検知してから読取りモータ1
03のパルスカウントにより、第2読取り位置(第2の
原稿面読取り位置)Fの読取り手段(CCD)25に原
稿先端が到達するタイミングで、第2読取り位置Fに対
してDF制御部100から副走査方向の有効画像領域を
示すゲート信号が読取り位置を原稿後端が抜けるまで送
信される。読取り手段25の読取り面(コンタクトガラ
ス面)25aと非接触で対向配置された読取りローラ2
6は、第2読取り位置Fにおける原稿の浮きを抑える手
段と、第2読取り位置Fにおけるシェーディングデータ
を取得する為の基準白部とを兼ねるものである。
【0014】図3(a)(b)及び(c)は、本発明の
一実施形態に係る読取りローラの支持部材の構成を示す
斜視図、第2読取り位置(第2の原稿面読取り手段)の
正面図、及び側部断面図である。第2読取り位置Fに
は、CCD等の読取り素子を備えた読取り手段25と、
その読取り面25aと所定の間隔を隔てて対向配置され
た読取りローラ26と、読取りローラ26を支持する支
持部材51と、支持部材51とは別体構成の可動ガイド
板(ガイド部材)60等が配置されている。支持部材5
1は、ベース板52、ベース板52の幅方向両端縁から
起立した両側板53、両側板53の外側面に突設された
回動軸53a、ベース板52と一体化されたガイド上板
54、を有する。支持部材51は、読取りローラ26の
軸26aを回転自在に支持する図示しない軸受部を上下
動可能に支持すると共に、弾性付勢部材27によって読
取りローラ26を読取り面25aに向けて付勢してい
る。また、支持部材51は、その回動軸53aを装置側
の支持部材によって回動自在に支持されており、回動軸
53aを中心として支持部材51及び読取りローラ26
を反時計廻り方向へ回動させることにより、読取りロー
ラ26を読取り面25aから離間させて清掃し易くして
いる。また、ガイド上板54は、第1読取り位置Eから
搬送されてきた原稿を読取り面25aと読取りローラ2
6との間の対向部(ギャップ)内にガイドするための手
段である。
【0015】本発明の特徴的な構成は、読取り面25a
と読取りローラ26との対向部の直上流側位置であっ
て、ガイド上板54の先端部よりも下流側位置に、支点
61を中心として上下方向に回動する可動ガイド板60
を配置した点にある。可動ガイド板60は、装置本体側
適所によって支持された軸である支点61を中心にその
先端部を上下方向へ回動自在に構成されると共に、図示
しない弾性付勢部材により反時計廻り方向へ付勢されて
いる。可動ガイド板60は、容易に撓み変形しにくい金
属、樹脂等の剛性を有した材料から構成する。可動ガイ
ド板60の長手方向両端部には、読取り手段25(読取
り面25a)の下面両端部(非読取り領域)に当接して
可動ガイド板60を読取り面25aから一定距離離間さ
せるためのスペーサとしての突起60aが設けられてい
る。この突起60aの存在により、可動ガイド板60の
先端部により決定される進入点Aの位置と、読取り面2
5aとの間の間隔を常に一定に保つことができる。この
間隔の値は、原稿の肉厚よりも大きいことは勿論である
が、可動ガイド板60の上面に沿って移動してきた原稿
を無理なく湾曲変形させてその自由を奪いつつ、読取り
面25aに密着させて搬送させ得るように設定する。こ
のため、進入点Aから、読取り面25aと読取りローラ
26との間のギャップ内に進入した原稿は、所定の湾曲
軌跡を描いて読取り面25aに密着しつつ読取りライン
Lに進入して読取りを受けることができる。読取りライ
ンLの上流側においても、下流側においても、所定範囲
に渡って読取り面25aに接触しつつ原稿が搬送される
ので、広い範囲に渡って読取り面上の異物除去、異物付
着の防止を実現することができる。また、この可動ガイ
ド板60は、装置本体に直接支持されるので、支持部材
51等の他の部品の寸法バラツキ、組み付けバラツキ等
の影響を受けることが少なく、しかもスペーサとしての
突起60aとの協働により、進入点Aの位置精度を確保
することが可能となる。突起60aを設けて読取り面に
当接させることにより、進入点Aの位置を一義的に確定
できるようにも考えられるが、関連部品の精度バラツキ
等の影響を排除するために独立化した可動ガイド板60
の構成を採用することにより、進入点Aの位置を更に正
確に確定することが可能となる。
【0016】次に、可動ガイド板60の位置精度を確保
する方法として、図示しないコイルバネ、板バネ、トー
ションバネ等々の加圧部材(弾性付勢部材)により可動
ガイド板60を読取り面側に弾性付勢して突起60aを
用いた位置決めを行ったり、或いは、図4に示す如く、
可動ガイド板60は直接加圧せずに、読取りローラ26
の動きに追従させる構成がある。即ち、図4の例では、
読取りローラ26の軸26aを回転自在に軸支する軸受
部材26bをバネ27によって読取り面25a側へ弾性
付勢する一方で、可動ガイド板60から下方へ延びる作
動突起60bを軸受部材26bの上部に当接させること
によって、可動ガイド板60を読取り面側へ付勢してい
る。これによれば、読取りローラ付勢用のバネ27を可
動ガイド板60を付勢する手段として兼用しているの
で、部品点数の低減、構成の簡潔化を実現できる。
【0017】図5は本発明の画像読取装置0を装備した
画像形成装置の概略構成を示す図であり、自動原稿給紙
装置を兼ねる画像読取装置0は、画像形成装置本体15
0側の読取り光学系151を利用した構成となってい
る。つまり、可動式の読取り光学系151(光源、ミラ
ー、レンズ、CCD)を図示の位置に停止させることに
より、第1の読取り位置Eのコンタクトガラス21上を
通過する原稿面(第1の原稿面)を読取るものである。
このコンタクトガラス21は、画像形成装置本体0上面
の所定位置に配置しておき、読取り光学系の光源部の停
止位置(ホームポジション)と対応する位置関係に設定
しておく。画像形成装置本体150は、読取り光学系1
51の他に、読取り光学系から得られた画像データに画
像処理を施してレーザ光として出射する書込み光学系1
52、電子写真式の作像工程を実施する画像形成部15
3、記録紙上のトナー像を定着する定着部154、画像
形成部に記録紙を給紙する給紙部155等を備えてい
る。画像形成部153は、帯電部153a、露光部15
3b、現像部153c、転写部153d等を備えてい
る。このように画像形成装置150に対して本発明の画
像読取装置0を組み合わせることにより、読取り光学系
152を兼用した構成とすることができ、両面画像の読
取りを迅速に行うことができる。しかも、長期に渡って
滞留異物に起因した読取り画像の劣化を防止することが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿搬送
経路に固定配置される読取り手段のシェーディング補正
手段として、読取り面に対向配置された読取りローラを
用いた場合に、部品寸法、形状等のバラツキ要因による
影響を受けることなく、上流側に配置されたガイド板に
より形成される進入点Aの位置精度を確保することによ
り、原稿を読取り面の十分に広い範囲に渡って接触走行
させて異物除去を確実に行わせることができる。請求項
1の発明では、読取り手段の搬送方向上流側に回動可能
なガイド部材を設け、該ガイド部材を読取り手段の読取
り面側へ付勢し、更にガイド部材には、読取り面との間
隔を設定するためのスペーサとしての突起を設けた。つ
まり、本発明では、ガイド板を読取りローラの支持部材
とは別体構成にして、部品誤差の積み上げによる悪影響
を回避した。また、ガイド板にはスペーサとしての突起
を設けたので、この突起を読取り面、或いはその周辺部
に当接させることにより、上記間隔を一定に保持して、
原稿の進入点の位置を一定化することができる。請求項
2の発明では、一つの原稿搬送経路に沿って、原稿の第
1面(表面)の画像を読取る第1の原稿面読取り位置の
他に、原稿の第2面(裏面)の画像を読取る第2の原稿
面読取り位置を備えた画像読取装置において、請求項1
と同様の作用、効果を得ることができる。請求項3の発
明では、ガイド部材を直接弾性付勢することにより、ガ
イド部材のスペーサ用突起を安定して読取り面等に圧接
させることができ、原稿を安定して読取り面に密着搬送
させることができる。請求項4の発明では、読取りロー
ラを読取り面に向けて弾性付勢する手段の力を利用して
ガイド部材を付勢するので、部品点数を低減できる。請
求項5の発明に係る画像形成装置では、請求項1、2、
3、4又は5の何れか一項に記載の画像読取装置を、画
像形成装置本体の上面に設置したので、請求項記載の効
果を備えた画像読取装置を有した画像形成装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像読取装置の構成
説明図。
【図2】本発明の画像読取装置及び装置本体側の制御系
を説明するブロック図。
【図3】(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態
に係る画像読取装置の要部構成を示す斜視図、及び正面
断面図、及び側部断面図。
【図4】本発明の他の実施形態に係る画像読取装置の要
部構成を示す断面図。
【図5】本発明の画像読取装置を適用した画像形成装置
の構成を示す図。
【図6】(a)(b)及び(c)は従来例の説明図。
【図7】(a)及び(b)は他の従来例の構成図。
【符号の説明】
0 画像読取装置、A 原稿セット部、B 分離給送
部、C レジスト部、Dターン部、E 第一読取り搬送
部(第1読取り位置)、F 第二読取り搬送部(第2読
取り位置)、G 排紙部、H スタック部、21 コン
タクトガラス、25 読取り手段(CCD)、25a
読取り面(コンタクトガラス)、26読取りローラ、2
7 弾性部材、51 支持部材、52 ベース板、53
側板、54 ガイド上板、60 ガイド板(ガイド部
材)、60a 突起、60b作動突起、61 支点、1
50 画像形成装置本体、151 読取り光学系、15
2 書込み光学系、153 画像形成部、154 定着
部、155 給紙部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108Q 5C072 1/04 1/12 Z Fターム(参考) 2H108 AA05 GA04 JA02 2H109 AA02 CA21 3F049 AA03 DA14 LA02 LA05 LA11 LB02 3F101 FA05 FB17 FC11 LA02 LA05 LA07 LB02 5C062 AA02 AA05 AB02 AB17 AB22 AB32 AB33 AC02 AC04 AC09 AC11 AD06 BA06 5C072 AA01 BA20 DA25 EA07 NA01 WA02 XA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の原稿を搬送して読取り位置を通過
    させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過する
    原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通過す
    る原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために該読
    取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基準部
    となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置におい
    て、 前記読取り手段の搬送方向上流側に回動可能なガイド部
    材を設け、該ガイド部材は読取り手段の読取り面側へ付
    勢され、 前記ガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定
    するためのスペーサとしての突起が設けられていること
    を特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 一枚の両面原稿を搬送して読取り位置を
    通過させる搬送手段と、読取り位置に固定配置され通過
    する原稿の画像を読取る読取り手段と、読取り位置を通
    過する原稿を読取り手段の読取り面側へ押圧するために
    該読取り面に対向配置され且つシェーディング補正の基
    準部となる読取りローラと、を備えた画像読取り装置に
    おいて、 前記読取り位置は、搬送方向上流側に配置された第1の
    原稿面読取り位置と、下流側に配置された第2の原稿面
    読取り位置と、から成り、 前記第1又は第2の原稿面読取り位置のうちの少なくと
    も何れか一方の搬送方向上流側位置に回動可能なガイド
    部材を設け、該ガイド部材は読取り手段の読取り面側へ
    付勢され、 前記ガイド部材には、読取り面との間隔を所定値に設定
    するためのスペーサとしての突起が設けられていること
    を特徴とする画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材を、弾性付勢手段により
    前記読取り手段の読取り面側へ付勢したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材を、前記読取りローラを
    介して弾性付勢手段により読取り面側へ付勢したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、又は4の何れか一項
    に記載の画像読取装置を、画像形成装置本体の上面に設
    置したことを特徴とする画像形成装置。
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JP2021034870A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 株式会社リコー 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置
JP2021073147A (ja) * 2021-01-25 2021-05-13 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置
JP2021073149A (ja) * 2021-01-25 2021-05-13 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

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