JP2002189319A - 自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

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JP2002189319A
JP2002189319A JP2000387261A JP2000387261A JP2002189319A JP 2002189319 A JP2002189319 A JP 2002189319A JP 2000387261 A JP2000387261 A JP 2000387261A JP 2000387261 A JP2000387261 A JP 2000387261A JP 2002189319 A JP2002189319 A JP 2002189319A
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隆 藤井
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真也 北岡
Motoya Sano
元哉 佐野
Hitoshi Hattori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取位置近傍で原稿を押さえながら搬送する
搬送ローラと白色ガイド板の加圧力を独立に設定できる
自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 画像形成装置などの上部のコンタクトガ
ラス21a上に装着され、搬送ローラ19が白色ガイド
板32のガイド面から一部露出しながらコンタクトガラ
ス21aと当接する自動原稿搬送装置で、搬送ローラ1
9と白色ガイド板32とを異なるアーム61、63また
は62、64に回動可能に支持する。また、アーム61
〜64は、読取出口ローラ23の軸に回動可能に支持す
る。さらに、搬送ローラ19を支持するアーム62、6
4の方が白色ガイド板32を支持するアーム61、63
よりも内側になるように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などの画像
形成装置あるいは画像読取装置に搭載された自動原稿搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置または画像読
取装置に装着された自動原稿搬送装置(ADF)におい
ては、その画像形成装置または画像読取装置の上部のコ
ンタクトガラスの読取位置近傍で、原稿を白色ガイド板
で押さえながら、搬送ローラなどの搬送手段にて読取搬
送するものがある。
【0003】この種の装置では、図10に示すように、
搬送ローラ19の軸に白色ガイド板32が取り付けら
れ、搬送ローラ19及び白色ガイド板32を加圧するた
めの加圧部材84の一端が搬送ローラ19の軸に取り付
けられ、さらに、加圧部材84の他端が読取出口ローラ
23に回動可能に取り付けられている。ここで、加圧部
材84は、弾性部材(スプリングなど)83によって加
圧され、搬送ローラ19をコンタクトガラス(図示せ
ず)に押し当てることになる。
【0004】また、白色ガイド板32は、加圧部材84
にその一端を保持されるとともに、その他端には、捩り
コイルスプリング85が取り付けられている。この捩り
コイルスプリング85は、搬送ローラ19の軸に取り付
けられ、その一端は白色ガイド板32に、その他端は加
圧部材84に取り付けられているので、白色ガイド板3
2は、加圧部材84及び捩りコイルスプリング85の作
用で前記コンタクトガラスに押し当てられることにな
る。なお、前述の搬送ローラ19、白色ガイド板32、
加圧部材84、捩りコイルスプリング85などは、まと
めて一つの部材として構成されいた。
【0005】この種の装置として関連するものには、特
開平5−155463号公報、特開平9−325535
号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
ADF側の搬送ローラ、白色ガイド板、加圧部材、捩り
コイルスプリングなどが一つの部材として構成されいた
ため、読取位置近傍で原稿を押さえながら搬送する搬送
ローラと白色ガイド板の加圧力を設定することについて
制約があった。ここで、読取位置近傍で原稿を押さえな
がら搬送する搬送ローラの加圧力と、白色ガイド板の加
圧力とは画質に直接影響を与えるため、それぞれが適切
な値に設定される必要がある。すなわち、白色ガイド板
については、搬送原稿によって持ち上げられないように
一定以上の加圧力を必要とするが、読取位置近傍で原稿
を押さえながら搬送する搬送ローラについては、白色ガ
イド板の加圧力と同じにすると、必要以上の加圧力とな
ってしまい、画質に対して悪い影響を与える場合があ
る。しかしながら、前記従来の技術で示した構成では、
搬送ローラの加圧力と白色ガイド板の加圧力が相互に影
響を与えるので、双方の加圧力をそれぞれ最適な値に設
定することが困難となる場合がある。
【0007】また、前記従来の技術で示した構成では、
1組の加圧部材の外側(搬送ローラの軸方向)から白色
ガイド板を取り付けているので、白色ガイド板が損傷あ
るいは変色し、これを交換する必要が生じた場合に、周
辺の部品を着脱する必要が生じて作業工数が増えてしま
う。
【0008】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、読取位置近傍で原稿を押さえながら搬送する搬送ロ
ーラと白色ガイド板の加圧力を独立に設定できる自動原
稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する
ことにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、このような問
題点を改善し、作業性の向上を図るのに好適な自動原稿
搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像読取装置または画像形成装置の上部のコンタク
トガラス上に装着され、載置台にセットされた原稿をコ
ンタクトガラス上の読取位置に搬送する搬送手段と、原
稿を押さえるとともに白色情報を読み取るための白色ガ
イド手段とがコンタクトガラス上面に当接する自動原稿
搬送装置であって、前記コンタクトガラスに加わる前記
搬送手段の圧と、前記コンタクトガラスに加わる前記白
色ガイド手段の圧とが互いに干渉せず、かつ異なること
に特徴がある。
【0011】搬送原稿によって持ち上げられないように
一定以上の加圧力を必要とする白色ガイド板に対する加
圧と、この白色ガイド板に比べて小さな加圧力が必要な
搬送ローラとに対する加圧とを分けることで、画質に対
する悪影響を低減できることとなる。
【0012】請求項2に記載の発明は、画像読取装置ま
たは画像形成装置の上部のコンタクトガラス上に装着さ
れ、載置台にセットされた原稿をコンタクトガラス上の
読取位置に搬送する搬送手段と、原稿を押さえるととも
に白色情報を読み取るための白色ガイド手段とがコンタ
クトガラス上面に当接する自動原稿搬送装置であって、
前記搬送手段と前記白色ガイド手段とが、それぞれ異な
るアームに回動可能に支持されたことに特徴がある。
【0013】搬送ローラ加圧用のアームと、白色ガイド
板加圧用のアームとをそれぞれ専用に設けることで、搬
送ローラと白色ガイド板のそれぞれに適切な加圧力を与
えられることとなる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記異なるアームは、同軸上に回動可能に支持され
たことに特徴がある。
【0015】搬送ローラ加圧用のアームと、白色ガイド
板加圧用のアームとが同軸上で支持されるので、搬送ロ
ーラおよび白色ガイド板を同一の軌跡で加圧でき、搬送
ローラと白色ガイド板とが干渉しないようにできること
となる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3において、前記異なるアームを支持する軸の幅方向
で、前記搬送手段を支持するアームが前記白色ガイド手
段を支持するアームよりも内側になるように配設したこ
とに特徴がある。
【0017】搬送ローラ加圧用のアームを白色ガイド板
加圧用のアームの内側に配置し、白色ガイド板両端の凸
部を加圧することで、搬送ローラの撓みを防止できるこ
ととなる。こうするのは、搬送ローラが長くなると、そ
の両端に加圧したときの撓み量が大きくなり、ローラ中
央部の圧が抜け易くなるためである。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2または
3において、前記異なるアームを支持する軸の幅方向
で、前記搬送手段を支持するアームが前記白色ガイド手
段を支持するアームよりも外側になるように配設したこ
とに特徴がある。
【0019】白色ガイド板とコンタクトガラスの隙間を
確保しながら、白色ガイド板加圧用のアームを搬送ロー
ラ加圧用のアームの内側に配置することも可能である。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれかにおいて、前記異なるアームに独立に当接して
前記コンタクトガラス側に付勢する弾性部材を設けたこ
とに特徴がある。
【0021】アームを加圧するための弾性部材の弾性
を、白色ガイド板加圧用と搬送ローラ加圧用とで適宜変
更し、例えば、白色ガイド板とコンタクトガラスの間に
は3N、搬送ローラとコンタクトガラスの間には1Nの
加圧がそれぞれなされるようにできることとなる。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項6におい
て、前記アームには、前記弾性部材と当接する凸部が形
成されたことに特徴がある。
【0023】前記アームの凸部がスプリングなどの弾性
部材と当接することで、前記アームを確実に加圧できる
こととなる。
【0024】請求項8に記載の発明は、画像読取装置ま
たは画像形成装置の上部のコンタクトガラス上に装着さ
れ、載置台にセットされた原稿をコンタクトガラス上の
読取位置に搬送する搬送手段と、原稿を押さえるととも
に白色情報を読み取るための白色ガイド手段とがコンタ
クトガラス上面に当接する自動原稿搬送装置であって、
前記搬送手段を加圧する搬送加圧手段と、前記白色ガイ
ド手段を加圧するガイド加圧手段とをそれぞれ独立に設
けたことに特徴がある。
【0025】搬送ローラ加圧用のアームと白色ガイド板
加圧用のアームとをそれぞれ専用に設け、さらに、それ
ぞれのアームを加圧する弾性部材も専用に設けること
で、搬送ローラと白色ガイド板のそれぞれに対して独立
した加圧力を与えることが可能となる。
【0026】請求項9に記載の発明は、請求項8におい
て、前記搬送加圧手段で前記搬送手段を加圧するときの
軌跡と、前記ガイド加圧手段で前記白色ガイド手段を加
圧するときの軌跡とが同一であることに特徴がある。
【0027】搬送ローラを加圧するときの軌跡と、白色
ガイド板を加圧するときの軌跡とが同一であるため、搬
送ローラと白色ガイド板が接触することはなく、コンタ
クトガラスに対する加圧力が干渉し合うこともなくな
る。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は9において、前記搬送加圧手段の圧力が、前記ガイド
加圧手段の圧力よりも小さいことに特徴がある。
【0029】白色ガイド板が搬送原稿によって持ち上げ
られないようにするためには、一定以上の加圧力を必要
とするが、搬送ローラは前記一定以上の加圧力よりも小
さい加圧力でよい。そこで、コンタクトガラスに対する
搬送ローラの加圧力を白色ガイド板による加圧力よりも
小さく設定することにより、画質に対する悪影響を回避
できることとなる。
【0030】請求項11に記載の発明は、請求項2〜1
0のいずれかにおいて、前記搬送手段を支持する1組の
アームと、前記白色ガイド手段を支持する1組のアーム
とが、同軸上に回動可能に支持されており、前記白色ガ
イド手段を支持する1組のアームの片側で、前記白色ガ
イド手段を回動可能に支持するとともに、回動範囲を規
制する支持規制手段を設けたことに特徴がある。
【0031】白色ガイド板加圧用のアームと搬送ローラ
加圧用のアームの回動始点が同一であって、しかも、白
色ガイド板がアームに組み付けられた状態で回動可能で
あり、かつ回動範囲を規制するので、自動原稿搬送装置
の開閉や白色ガイド板の組み付けの際、白色ガイド板と
搬送ローラとが干渉しあって破損するのを回避できるこ
ととなる。また、白色ガイド板を加圧用アームに取り付
ける際、部品のばらつきによる取り付け位置や角度のず
れで、白色ガイド板が浮き上がって変形することなどに
柔軟に対応できることとなる。
【0032】請求項12に記載の発明は、請求項11に
おいて、前記白色ガイド手段を支持する1組のアームを
装置のフレームに回動可能に取り付けるアーム取付手段
を設けたことに特徴がある。
【0033】自動原稿搬送装置のフレームと加圧用アー
ムとの関係においても、白色ガイド板を加圧用アームに
取り付けた状態での取り付け位置や角度のずれなどによ
る浮き上がりや変形を吸収し、柔軟に対応できることと
なる。
【0034】請求項13に記載の発明は、請求項12に
おいて、前記搬送手段を支持するアームが、前記白色ガ
イド手段を支持するアームよりも長くなるように設定し
たことに特徴がある。
【0035】白色ガイド板の先端部で案内され、読取位
置に進入してきた原稿をさらに搬送し、一方、白色ガイ
ド板は、読取位置の下流で白色ガイド板上に形成した凸
部でコンタクトガラスと当接し、読み取り後の原稿を通
紙するための隙間を確保するので、同軸上に支持された
双方のアーム長さは異なる。
【0036】請求項14に記載の発明は、請求項13に
おいて、前記自動原稿搬送装置は、画像形成装置または
画像読取装置に開閉自在に装着され、前記白色ガイド手
段は、前記アームとは前記自動原稿搬送装置の開閉方向
から着脱可能であることに特徴がある。
【0037】白色ガイド板を一方向から、例えば、自動
原稿搬送装置の開閉やキー操作を行なう前側から差込む
ように取り付け可能とすることで、作業性が向上するこ
ととなる。
【0038】請求項15に記載の発明は、画像読取装置
において、請求項1〜14のいずれかに記載の自動原稿
搬送装置を装着したことに特徴がある。
【0039】前述の自動原稿搬送装置を搭載すること
で、画像読取時の搬送ローラと白色ガイド板の加圧力を
独立に設定できるとともに、白色ガイド板の組み付けな
どの作業性が向上することとなる。
【0040】請求項16に記載の発明は、画像形成装置
において、請求項1〜14のいずれかに記載の自動原稿
搬送装置を装着したことに特徴がある。
【0041】前述の自動原稿搬送装置を搭載すること
で、原稿搬送時の搬送ローラと白色ガイド板の加圧力を
独立に設定できるとともに、白色ガイド板の組み付けな
どの作業性が向上することとなる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。図1に示すように、画像形成装置
200のコンタクトガラス21a、21b上には、片面
/両面原稿用の自動原稿搬送装置(ADF)300が、
ヒンジなどの連結部材で装置の前後方向に開閉可能に装
着されている(図3に示す)。なお、ADFの開閉や操
作部108(図2に示す)のキー操作などは画像形成装
置200の前側から行なうようになっている。ADF3
00は、読み取り対象の原稿(原稿束)1をコンタクト
ガラス21aの読取位置20まで搬送し、さらに第1読
取搬送部Eで原稿1を所定の速度で読取搬送する。ま
た、画像形成装置200の本体側には、詳細に図示しな
いが、ミラー、レンズ、光源、シェーディング板、光電
変換素子(CCDラインセンサ)、スキャナモータなど
から構成された画像読取部(スキャナ)、及び、走査光
学系、ミラーなどの書き込み光学系、感光体、現像装
置、転写装置、分離装置、定着装置などからなる画像形
成部を備えている。この構成により、原稿1は、第1読
取搬送部Eによって所定の速度で搬送されながら、コン
タクトガラス21a下方の画像読取部によって片面(表
面)の画像を読み取られ、さらにADF300側の第2
読取搬送部Fで搬送されながら他の片面(裏面)を読み
取られる。
【0043】ここで、ADF300の基本的な構成、動
作、作用を説明する。ADF300には、読み取り対象
の原稿束1を表面上向きにセットする原稿セット部A、
セットされた原稿束から1枚毎原稿を分離して給送する
分離給送部B、給送された原稿を1次突き当て整合する
働きと、整合後の原稿を引き出して搬送する働きのレジ
スト部C、搬送される原稿を反転して、原稿面(表面)
を読み取り側(下方)に向けて搬送する反転部D、原稿
の表面画像を、コンタクトガラス21aの下方より読み
取りを行わせる第1読取搬送部E、表面読み取り後の原
稿の裏面画像を搬送しながら読み取る第2読取搬送部
F、表裏の読み取りが完了した原稿を機外に排出する排
紙部G、読み取り完了後の原稿を積載保持するスタック
部Hなどを備える。
【0044】また、図2に示すように、ADF300に
は、前述の搬送動作の駆動を行うための駆動部(呼び出
しモータ101、給紙モータ102、読取りモータ10
3、排紙モータ104、底板上昇モータ105反転切換
ソレノイド106など)を備え、ADF300側のコン
トローラ100が画像形成装置200側(本体側)の本
体制御部111と信号を授受しながら、一連の搬送動作
を制御するように構成されている。
【0045】ここで、読み取り対象の原稿束1をセット
するのは、可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上
で、原稿面(表面)を上向きの状態でセットする。さら
に、原稿束1の巾方向(搬送方向と直交する方向)を図
示しないサイドガイドによって位置決めする。原稿1の
セット有無は、セットフィラー4、原稿セットセンサ5
により検知され、インタフェース(シリアル信号線)1
07を介して本体制御部111に送信される。さらに、
原稿テーブル面に設けられた第1原稿長さセンサ30ま
たは第2原稿長さセンサ31(反射型センサ、または原
稿1枚にても検知可能なアクチェータ・タイプのセンサ
で構成する。)により原稿の搬送方向長さの概略が判定
される。ここでは、少なくとも同一原稿サイズの縦か横
かを判断可能なセンサ配置としている。
【0046】可動原稿テーブル3は、底板上昇モータ1
05により図1に示すa、b方向に上下動可能な構成に
なっていて、原稿1がセットされたことをセットフィラ
ー4、原稿セットセンサ5により検知すると、底板上昇
モータ105を正転させて原稿束1の最上面がピックア
ップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上
昇させる。
【0047】ピックアップローラ7は、呼び出しモータ
101によりカム機構(図示せず)で図1に示すc、d
方向に動作する。この動作と共に、可動原稿テーブル3
が上昇し、ピックアップローラ7は、可動原稿テーブル
3上の原稿上面により押されてc方向に上がり、テーブ
ル上昇センサ8により上限を検知可能となっている。さ
らに、画像形成装置本体の操作部108でプリントキー
が押下され、本体制御部111からインタフェース10
7を介してコントローラ100に原稿給紙信号が送信さ
れると、ピックアップローラ7は、給紙モータ102の
正転で回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的に
は1枚)の原稿をピックアップする。ここで、ピックア
ップローラ7の回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬
送する方向(給紙方向)である。
【0048】給紙ベルト9は、給紙モータ102の正転
により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は、給
紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動さ
れる。このような給紙ベルト9とリバースローラ10の
動作により、最上位の原稿とその下の原稿を分離して、
最上位の原稿のみを読取位置へと給紙できる構成となっ
ている。さらに詳しく説明すると、リバースローラ10
は、給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9と直接
接している時または原稿1枚を介して接している状態で
は、給紙ベルト9の回転につられて反時計方向に連れ回
りし、原稿が万一2枚以上、給紙ベルト9とリバースロ
ーラ10の間に侵入した時は連れ回り力がトルクリミッ
タ(図示せず)のトルクよりも低くなるように設定され
ており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時
計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送
が防止される。
【0049】給紙ベルト9とリバースローラ10との作
用により、1枚ずつ分離された原稿は、給紙ベルト9に
よってさらに搬送され、突き当てセンサ11によって先
端が検知され、さらに進んで停止しているプルアウトロ
ーラ12に突き当たる。その後、突き当てセンサ11の
検知から所定量定められた距離送られ、結果的には、プ
ルアウトローラ12に所定量の撓みを持って押し当てら
れた状態で、給紙モータ102を停止させることにより
給紙ベルト9の駆動が停止する。この時、呼び出しモー
タ101を回転させることで、ピックアップローラ7を
原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト9の搬送力の
みで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ1
2の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキ
ュー補正)が行われる。
【0050】プルアウトローラ12は、前述のようなス
キュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正
された原稿を中間ローラ14まで搬送するものであっ
て、給紙モータ102の逆転により駆動される。またこ
の給紙モータ102の逆転時、プルアウトローラ12と
中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7
と給紙ベルト9は駆動されていない。
【0051】原稿幅センサ13は、奥行き方向に複数個
並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿
の幅方向(搬送方向に直行する方向)のサイズを検知す
る。また、原稿の搬送方向の長さは、原稿の先端後端を
突き当てセンサ11で読み取ることによりモータパルス
から原稿の長さを検知する。プルアウトローラ12及び
中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cから反転部D
に原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度
を読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定すること
で、原稿を読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られて
いる。原稿先端が読取入口センサ15により検出される
と、読取入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿
先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同
速にするために減速を開始すると同時に、読取りモータ
103を正転駆動して、読取入口ローラ16、読取ロー
ラ19、読取出口ローラ23、CIS出口ローラ27を
駆動する。
【0052】さらに、原稿の先端をレジストセンサ17
にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取
位置20の手前で一時停止すると共に本体制御部111
にインタフェース107を介してレジスト停止信号を送
信する。次いで、本体制御部111より読取開始信号を
受信すると、レジスト停止していた原稿は、読取位置2
0に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上が
るように増速されて搬送される。読取りモータ103の
パルスカウントにより検出された原稿先端が読取位置2
0に到達するタイミングで、本体制御部111に対し、
第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が、
第1読取搬送部Eを原稿後端が抜けるまで送信される。
【0053】ここで、片面原稿読取りの場合には、第1
読取搬送部Eを通過した原稿は第2読取搬送部Fを経て
排紙部Gへの搬送される。この際、排紙センサ24によ
り原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆
動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。ま
た、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モ
ータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28
の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ1
04の駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出
される原稿が機外に飛び出さないように制御される。
【0054】また、両面原稿読取りの場合には、排紙セ
ンサ24にて原稿先端を検知してから読取りモータ10
3のパルスカウントにより第2読取部25に原稿先端が
到達するタイミングで、第2読取部25に対し、この第
2読取部25を原稿後端が抜けるまで、コントローラ1
00から副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が
送信される。
【0055】なお、第2読取ローラ26は、第2読取部
25における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部
25におけるシェーディングデータを取得するための基
準白部を兼ねるものである。
【0056】次に、第1搬送読取部Eの周辺の構成につ
いて説明する。第1搬送読取部Eにおいては、図3に示
すように、読取ローラ19が白色ガイド板32に穿たれ
た孔からコンタクトガラス21a側に一部露出してお
り、ADF300を閉めた状態でコンタクトガラス21
aのシートスルー読取位置上に白色ガイド板32と読取
ローラ19が重なるように構成されている。
【0057】この読取ローラ19の軸は、図4に示すよ
うに、読取出口ローラ23の軸に回動可能に取り付けた
アーム62、64によって回動可能に支持されている。
また、読取ローラ19の軸は、読取出口ローラ23の駆
動軸にタイミングベルト(図示せず)を介して連結さ
れ、読取出口ローラ23の駆動軸は、さらに給紙モータ
102の駆動軸に連結されているので、読取出口ローラ
23、読取ローラ19とも給紙モータ102の駆動で回
転する。一方、白色ガイド板32は、読取出口ローラ2
3の軸に回動可能に取り付けたアーム61、63に支持
されている。このように、読取出口ローラ23の軸でア
ーム61〜64を支持するのは、読取ローラ19及び白
色ガイド板32と搬送路上で近接するローラ軸を基準と
することで、アーム61〜64を配設する際のバランス
を取り易いためである。
【0058】ここで、アーム61、63の一端部に設け
た突部70、71を、白色ガイド板32の一端部に穿た
れた孔に挿入することで両者は着脱可能に係止されてい
る。また、略円形状の突部70が挿入される孔は、突部
70よりも大径の略楕円形状に形成されているので、挿
入・装着後も突部71を中心として、白色ガイド板32
が回動可能でありながら回動範囲が規制されるようにな
っている。
【0059】さらに、白色ガイド板32を支持する片方
のアーム61は、ビス69などの部材によってフレーム
72に取り付けられている(図4は、ビス69などの部
材を取り外した状態を示す)。ここで、図5に示すよう
に、ビス69などの部材の径L3と、ビス69などの部
材が貫通するようにフレーム72に穿たれたビス孔の径
1と、アーム61に穿たれたビス孔の径L2との大小関
係は、L2>L1>L3となっているため、アーム61は
フレーム72に取り付けられた状態で、回動可能であり
ながら回動範囲が規制されるようになっている(ビス6
9の径より大きいビス穴がストッパ機能を有する)。な
お、白色ガイド板32を支持するアーム61、63は、
読取出口ローラ23の軸上で読取ローラ19の軸を支持
するアーム62、64の外側に配置されており、また、
アーム61、63は、アーム62、64よりも長く設定
されている。
【0060】また、図6に示すように、白色ガイド板3
2を支持するアーム61の上部、及び読取ローラ19の
軸を支持するアーム62の上部には、凸部73、74が
それぞれ形成されており、ADF300の閉状態では、
図7に示すように、フレーム側に取り付けられたコイル
バネなどの弾性部材67、68と凸部73、74が圧接
し、この弾性部材67、68の弾性によってアーム6
1、62が下方に加圧されるように構成されている。こ
こで、弾性部材67、68の弾性をそれぞれ適宜設定す
ることにより、アーム61、62に対して異なる加圧力
を与え、結果として、読取ローラ19の加圧力と白色ガ
イド板32の加圧力とを独立に設定できることとなる。
例えば、白色ガイド板32の加圧力を3Nとし、読取ロ
ーラ19の加圧力を1Nとすることができる。
【0061】なお、図6は、白色ガイド板32を装着し
ていない状態を示す。また、図6、図7は、幅方向片側
のアーム61、62を加圧する構成を示しているが、図
4に示す他のアーム63、64についても同様の構成を
有している。
【0062】次に、白色ガイド板32の装着方法を説明
する。まず、ADF300を開放し、ビス69などの部
材を取り外した状態で、図8に示すように、白色ガイド
板32の下端部を下側のアーム63の端部に引掛けて位
置決めした状態で、白色ガイド板32の上端部を上側の
アーム61へと近づけ、図4に示すように、上側のアー
ム61の凸部70、71が、白色ガイド板32に穿たれ
た二つの孔にそれぞれ係合するように、白色ガイド板3
2を画像形成装置200の前側(ADFの開閉、キー操
作などを行なう側)から差し込む。この状態で、ビス6
9などの部材によってフレーム72にアーム61を回動
可能に取り付け、さらに、図7に示すように、読取出口
ローラ23側のガイド部材80を、白色ガイド板32と
一部オーバラップするように装着する。本実施形態で
は、第2読取部25をADF側に設けているので、ガイ
ド部材80には除電ブラシが取り付けられている。な
お、ビス69などの部材によってフレーム72にアーム
61を取り付ける際、ビス孔の大きさを適宜設定するこ
とにより、アーム61の回動機能およびストッパ機能を
持たせているので、ADF開放時に白色ガイド板32が
垂れ下がり、他部品と接触して破損することはない。
【0063】こうして、ADF300を閉めると、前述
のように異なる弾性を有する弾性部材67、68などに
より、白色ガイド板32と読取ローラ19に対して異な
る加圧力が与えられる。また、白色ガイド板32の幅方
向に設けた4ヶ所の凸部32a〜32dによって、コン
タクトガラス21aと白色ガイド板32との間には通紙
可能な隙間(0.5mm程度)が確保される。また、白
色ガイド板32は、片側2ヶ所に形成した凸部間(凸部
32a、32b間、凸部32c、32d間)でアーム6
1、63により加圧(3N)されることになる。
【0064】なお、本実施形態に限らず、例えば、図9
に示すように、アーム61〜64を加圧する場合、フレ
ーム側に取り付けた圧縮スプリング81の伸縮によって
加圧し、あるいは、フレーム側に取り付けたスポンジゴ
ム82などの弾性部材の復元力によって加圧するように
構成してもよい。
【0065】本実施形態では、アーム62、64、弾性
部材68などが前記搬送加圧手段を構成し、アーム6
1、63、弾性部材67などが前記ガイド加圧手段を構
成し、アーム61の凸部70、71などが前記支持規制
手段を構成し、ビス69、アーム61のビス孔、フレー
ム72のビス孔などが前記アーム取付手段を構成する。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像形成
装置などのコンタクトガラスに加わる自動原稿搬送装置
の搬送ローラ(搬送手段)の圧と、前記コンタクトガラ
スに加わる白色ガイド板(白色ガイド手段)の圧とが互
いに干渉せず、かつ異なるようにしたので、搬送原稿に
よって持ち上げられないように一定以上の加圧力を必要
とする白色ガイド板と、この白色ガイド板に比べて小さ
な加圧力が必要な搬送ローラとに、それぞれ適切な加圧
力を与え、画質に対する悪影響を低減できる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、搬送ロー
ラと白色ガイド板とが、それぞれ異なるアームに回動可
能に支持されているので、搬送ローラと白色ガイド板の
それぞれに適切な加圧力を与えることができる。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、前記異な
るアームは、同軸上に回動可能に支持されているので、
自動原稿搬送装置の開閉時や組み付け時に部品間の干渉
がなくなり、部品の破損を防止できる。
【0069】請求項4に記載の発明によれば、前記異な
るアームを支持する軸の幅方向で、前記搬送ローラを支
持するアームの方が前記白色ガイド板を支持するアーム
よりも内側になるように配設したので、外側に配設する
場合に比べ、搬送ローラの軸方向の長さを短縮し、軸の
両端で加圧した場合の撓み量を削減して画像品質を向上
させることができる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、前記異な
るアームを支持する軸の幅方向で、前記搬送ローラを支
持するアームの方が前記白色ガイド板を支持するアーム
よりも外側になるように配設したので、白色ガイド板と
コンタクトガラスの隙間を確保しながら、コンタクトガ
ラスに白色ガイド板を確実に当接することができる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、前記異な
るアームに独立に当接して前記コンタクトガラス側に付
勢する弾性部材を設けたので、アームを加圧するための
弾性部材の弾性を、白色ガイド板加圧用と搬送ローラ加
圧用とで適宜変更できる。
【0072】請求項7に記載の発明によれば、前記アー
ムには、前記弾性部材と当接する凸部が形成されている
ので、前記アームを確実に加圧できる。
【0073】請求項8に記載の発明によれば、搬送ロー
ラを加圧する搬送加圧手段と、前記白色ガイド板を加圧
するガイド加圧手段とをそれぞれ独立に設けたので、搬
送ローラと白色ガイド板のそれぞれに対して独立した加
圧力を与えることができる。
【0074】請求項9に記載の発明によれば、前記搬送
加圧手段で前記搬送ローラを加圧するときの軌跡と、前
記ガイド加圧手段で前記白色ガイド板を加圧するときの
軌跡とが同一であるので、搬送ローラと白色ガイド板の
接触を回避し、コンタクトガラスに対する加圧力が干渉
し合うことを防止できる。
【0075】請求項10に記載の発明によれば、前記搬
送加圧手段の圧力の方が、前記ガイド加圧手段の圧力よ
りも小さいので、白色ガイド板が搬送原稿によって持ち
上げられないようにするとともに、搬送ローラの加圧力
が強すぎて画質に対し、悪影響を及ぼすことを回避でき
る。
【0076】請求項11に記載の発明によれば、前記搬
送ローラを支持する1組のアームと、前記白色ガイド板
を支持する1組のアームとが、同軸上に回動可能に支持
されており、前記白色ガイド板を支持する1組のアーム
の片側で、前記白色ガイド板を回動可能に支持するとと
もに、回動範囲を規制する支持規制手段を設けたので、
白色ガイド板を加圧用アームに取り付ける際、部品のば
らつきによる取り付け位置や角度のずれで、白色ガイド
板が浮き上がったり、変形したりすることに柔軟に対応
できる。
【0077】請求項12に記載の発明によれば、前記白
色ガイド板を支持する1組のアームを装置のフレームに
回動可能に取り付けるアーム取付手段を設けたので、自
動原稿搬送装置のフレームと加圧用アームとの関係にお
いても、白色ガイド板を加圧用アームに取り付けた状態
での取り付け位置や角度のずれなどによる浮き上がりや
変形に柔軟に対応できる。
【0078】請求項13に記載の発明によれば、前記搬
送ローラを支持するアームの方が、前記白色ガイド板を
支持するアームよりも長くなるように設定したので、前
記搬送ローラは、白色ガイド板の先端部で案内され、読
取位置に進入してきた原稿をさらに搬送し、白色ガイド
板は、読取位置の下流で白色ガイド板上に形成した凸部
でコンタクトガラスと当接し、読み取り後の原稿を通紙
するための隙間を確保することができる。
【0079】請求項14に記載の発明によれば、前記自
動原稿搬送装置は、画像形成装置または画像読取装置に
開閉自在に装着され、前記白色ガイド板は、前記アーム
とは前記自動原稿搬送装置の開閉方向から着脱可能であ
るので、組み付けなどの作業性が向上する。
【0080】請求項15に記載の発明によれば、画像読
取装置において、前述の自動原稿搬送装置を装着したの
で、画像読取時の搬送ローラと白色ガイド板の加圧力を
独立に設定できるとともに、白色ガイド板の組み付けな
どの作業性が向上する。
【0081】請求項16に記載の発明によれば、画像形
成装置において、前述の自動原稿搬送装置を装着したの
で、原稿搬送時の搬送ローラと白色ガイド板の加圧力を
独立に設定できるとともに、白色ガイド板の組み付けな
どの作業性が向上する。
【0082】以上説明したように、本発明によれば、読
取位置近傍で原稿を押さえながら搬送する搬送ローラと
白色ガイド板の加圧力を独立に設定できる。あるいは、
本発明によれば、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の構
成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の制
御部の構成図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る自動原稿搬送装置
の開放状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係る自動原稿搬送装置
の開放状態(白色ガイド板を組み付けた状態)を示す図
である。
【図5】本発明の実施の一形態に係る自動原稿搬送装置
のフレームとアームの組み付け方法を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る自動原稿搬送装置
のアーム加圧用の弾性部材を示す図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係るアーム加圧状態を
示す図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る白色ガイド板の組
み付け方法を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係るアーム加圧用の
弾性部材を示す図である。
【図10】従来の自動原稿搬送装置の白色ガイド板およ
び搬送ローラの構成を示す図である。
【符号の説明】
19 搬送ローラ 20a、20b コンタクトガラス 23 読取出口ローラ 32 白色ガイド板 32a〜32d 凸部 61、63 白色ガイド板加圧用のアーム 62、64 搬送ローラ加圧用のアーム 67、68、81、82 アーム加圧用の弾性部材 69 ビス(取付部材) 70 白色ガイド板の回転支点(アームの凸部) 71 白色ガイド板のストッパ支点(アームの凸部) 72 ADFのフレーム 73、74 アームの凸部 80 ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 北岡 真也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐野 元哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H076 AA04 BA24 BA47 BA48 BA51 3F049 AA10 DA14 DB03 LA01 LB02 3F101 FB17 FC07 FD05 FD10 LA01 LB02 5C062 AA02 AA05 AB17 AB32 AD06 BA00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取装置または画像形成装置の上部の
    コンタクトガラス上に装着され、載置台にセットされた
    原稿をコンタクトガラス上の読取位置に搬送する搬送手
    段と、原稿を押さえるとともに白色情報を読み取るため
    の白色ガイド手段とがコンタクトガラス上面に当接する
    自動原稿搬送装置であって、 前記コンタクトガラスに加わる前記搬送手段の圧と、前
    記コンタクトガラスに加わる前記白色ガイド手段の圧と
    が互いに干渉せず、かつ異なることを特徴とする自動原
    稿搬送装置。
  2. 【請求項2】画像読取装置または画像形成装置の上部の
    コンタクトガラス上に装着され、載置台にセットされた
    原稿をコンタクトガラス上の読取位置に搬送する搬送手
    段と、原稿を押さえるとともに白色情報を読み取るため
    の白色ガイド手段とがコンタクトガラス上面に当接する
    自動原稿搬送装置であって、 前記搬送手段と前記白色ガイド手段とが、それぞれ異な
    るアームに回動可能に支持されたことを特徴とする自動
    原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記異なるアームは、同軸上に回動可能に
    支持されたことを特徴とする請求項2に記載の自動原稿
    搬送装置。
  4. 【請求項4】前記異なるアームを支持する軸の幅方向
    で、前記搬送手段を支持するアームが前記白色ガイド手
    段を支持するアームよりも内側になるように配設したこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の自動原稿搬送
    装置。
  5. 【請求項5】前記異なるアームを支持する軸の幅方向
    で、前記搬送手段を支持するアームが前記白色ガイド手
    段を支持するアームよりも外側になるように配設したこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の自動原稿搬送
    装置。
  6. 【請求項6】前記異なるアームに独立に当接して前記コ
    ンタクトガラス側に付勢する弾性部材を設けたことを特
    徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の自動原稿搬送
    装置。
  7. 【請求項7】前記アームには、前記弾性部材と当接する
    凸部が形成されたことを特徴とする請求項6に記載の自
    動原稿搬送装置。
  8. 【請求項8】画像読取装置または画像形成装置の上部の
    コンタクトガラス上に装着され、載置台にセットされた
    原稿をコンタクトガラス上の読取位置に搬送する搬送手
    段と、原稿を押さえるとともに白色情報を読み取るため
    の白色ガイド手段とがコンタクトガラス上面に当接する
    自動原稿搬送装置であって、 前記搬送手段を加圧する搬送加圧手段と、前記白色ガイ
    ド手段を加圧するガイド加圧手段とをそれぞれ独立に設
    けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  9. 【請求項9】前記搬送加圧手段で前記搬送手段を加圧す
    るときの軌跡と、前記ガイド加圧手段で前記白色ガイド
    手段を加圧するときの軌跡とが同一であることを特徴と
    する請求項8に記載の自動原稿搬送装置。
  10. 【請求項10】前記搬送加圧手段の圧力が、前記ガイド
    加圧手段の圧力よりも小さいことを特徴とする請求項8
    または9に記載の自動原稿搬送装置。
  11. 【請求項11】前記搬送手段を支持する1組のアーム
    と、前記白色ガイド手段を支持する1組のアームとが、
    同軸上に回動可能に支持されており、前記白色ガイド手
    段を支持する1組のアームの片側で、前記白色ガイド手
    段を回動可能に支持するとともに、回動範囲を規制する
    支持規制手段を設けたことを特徴とする請求項2〜10
    のいずれかに記載の自動原稿搬送装置。
  12. 【請求項12】前記白色ガイド手段を支持する1組のア
    ームを装置のフレームに回動可能に取り付けるアーム取
    付手段を設けたことを特徴とする請求項11に記載の自
    動原稿搬送装置。
  13. 【請求項13】前記搬送手段を支持するアームが、前記
    白色ガイド手段を支持するアームよりも長くなるように
    設定したことを特徴とする請求項12に記載の自動原稿
    搬送装置。
  14. 【請求項14】前記自動原稿搬送装置は、画像形成装置
    または画像読取装置に開閉自在に装着され、前記白色ガ
    イド手段は、前記アームとは前記自動原稿搬送装置の開
    閉方向から着脱可能であることを特徴とする請求項13
    に記載の自動原稿搬送装置。
  15. 【請求項15】請求項1〜14のいずれかに記載の自動
    原稿搬送装置を装着したことを特徴とする画像読取装
    置。
  16. 【請求項16】請求項1〜14のいずれかに記載の自動
    原稿搬送装置を装着したことを特徴とする画像形成装
    置。
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