JP4133445B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等に設けられた自動原稿搬送装置に関し、詳しくは、無端状ベルトによって原稿をプラテンガラス上で搬送しながら原稿の読取りを行うことができる自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等に設けられた自動原稿搬送装置として、例えば、自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)があり、このADFとしては、原稿束Pから原稿を1枚ずつ分離して原稿を搬送しながら、プラテンガラスの読取位置において固定されたスキャナ装置によって原稿を読み取る、所謂、シートスルー式のものがある。
【0003】
このシートスルー式のADFは、原稿をプラテンガラスの読取位置に接触させながら搬送させる無端状ベルトを備えたものがあり、このような無端状ベルトを備えたADFとしては、例えば、特許文献1〜3に示すようなものがある。
【0004】
この特許文献1〜3に示すものは、プラテンガラスの読取位置に対して原稿の搬送方向上流側および下流側に設けられたローラ部材およびローラ部材に周回移動自在に巻回された無端状ベルトとを備えており、無端状ベルトによって原稿をプラテンガラスに接触させながら搬送することにより、プラテンガラスから原稿が浮き上がるのを防止することができるとともに、原稿の一定の読取範囲をプラテンガラスに接触させ、原稿の読取有効範囲を拡大させることができる。特に、特許文献3に示すものにあっては、原稿とプラテンガラスの間に原稿の厚さよりも厚い一定の隙間を確保するように無端状ベルトを配設することにより、原稿面がプラテンガラスに強固に押圧されて原稿面が汚れたりすることを等を防止するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−59949号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平8−22080号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平8−30044号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の無端状ベルトを備えたADFにあっては、無端状ベルトが巻回されるローラ部材の何れかを駆動ローラとするのかは考慮されていない。
【0009】
ここで、読取位置に対して原稿の搬送下流側のローラ部材が駆動ローラである場合には、プラテンガラス上の無端状ベルトは下流側の駆動ローラによって引張られて下流側に移動する方向に引張り力が作用するため、無端状ベルトは平面状となってプラテンガラスとの間に隙間が生じてしまう。
【0010】
したがって、原稿をプラテンガラスに圧接する力が弱くなり、原稿の浮きが生じて読取位置での原稿搬送が不安定となり、ジター等画像への悪影響が考えられる。
【0011】
特に、特許文献3に示すものは、最初から無端状ベルトとプラテンガラスとの隙間を原稿の厚さより大きいものとしていることから、原稿が読取位置のプラテンガラス上で浮いて原稿の搬送が不安定となり、この傾向は薄紙原稿の搬送時により強いものとなってしまう。
【0012】
そこで、無端状ベルトが平面状になることを予め想定して、無端状ベルトの組付け時に、無端状ベルトや駆動ローラ等を保持しているフレームとプラテンガラスとの隙間を"0"に管理することも考えられるが、このようにした場合には、各部品の寸法精度や組付け時のバラツキ等により、隙間を"0"にすることは困難であり、有効的な手段とは考え難い。
【0013】
そこで本発明は、原稿搬送手段の組付け時等に原稿とプラテンガラスの間の隙間を厳密に管理するのを不要にして、組付け性を容易にすることができるとともに、原稿をプラテンガラス上で安定して搬送してジター等が発生するのを防止することができる自動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、原稿載置台に載置された原稿をプラテンガラスに給紙し、給紙される原稿を前記プラテンガラス上で搬送しながら前記プラテンガラスの固定読取位置で読取らせる自動原稿搬送装置において、前記原稿を前記プラテンガラスに接触させながら搬送させる原稿搬送手段を有し、前記原稿搬送手段は、前記プラテンガラスの上方かつ対向して前記固定読取位置に対して原稿の搬送方向下流に設けられた回転部材と、前記プラテンガラスの上方かつ対向して前記固定読取位置に対して原稿の搬送方向上流に設けられた駆動回転部材と、前記回転部材及び前記駆動回転部材に周回移動自在に巻回され前記プラテンガラスに対向する無端状ベルトと、前記回転部材を回転自在に支持する支持部材とを有し、前記無端状ベルトが前記駆動回転部材と一の前記回転部材とによって前記プラテンガラスに接触させられ、前記原稿搬送手段は、ユニット化されて前記自動原稿搬送装置の本体フレームに対して移動自在に設けられ、前記無端状ベルトが前記プラテンガラスに対して当接離隔自在であり、前記支持部材には側面に斜面が形成された回転規制部材が設けられ、前記本体フレームの側板には前記回転規制部材の斜面に係合するピンが設けられ、前記斜面に前記ピンが常に接触する状態を維持することを特徴としている。
【0015】
その場合、読取位置に対して搬送方向上流側に位置する回転部材を駆動回転部材から構成し、この駆動回転部材によって無端状ベルトを周回移動させるので、プラテンガラス上の原稿を搬送する部分の搬送ベルトが緩み側となり、駆動回転部材および搬送部材の間でプラテンガラス上の無端状ベルトが弛む。このため、この無端状ベルトの弛みにより原稿をプラテンガラスに着実に接触させることができ、原稿がプラテンガラスから浮くのを防止することができるとともに、無端状ベルトと原稿の接触面積を一定にして原稿をプラテンガラス上で安定して搬送することができる。この結果、ジター等の無い高品質な画像の読取りを行うことができる。
【0016】
これに加えて、原稿搬送手段の組付け時に、無端状ベルトとプラテンガラスの隙間をある程度の寸法幅に設定した場合でも、無端状ベルトの周回移動時に無端状ベルトをプラテンガラスに接触させることができるので、原稿搬送装置の構成部品の寸法精度や組付け時のバラツキ等を厳密に管理する必要がなく、自動原稿搬送装置の製造を容易に行うことができる。
【0017】
また、原稿搬送手段がユニット化されて本体フレームに対して移動自在であり、無端状ベルトがプラテンガラスに対して当接離隔自在となっているので、無端状ベルトとプラテンガラスの隙間を自在に変化させることができる。このため、各種厚さの原稿に合わせて無端状ベルトをプラテンガラスから離すことにより、プラテンガラスと無端状ベルトの間に各種厚さの原稿に適した隙間を確保して、無端状ベルトから原稿に加わる圧力(搬送力)を十分に確保することができる。
【0018】
また、無端状ベルトの駆動回転部材が回転するときに、この駆動回転部材を中心にして原稿搬送手段全体が回転して無端状ベルトがプラテンガラスから離れてしまうのを防止することができる。このため、プラテンガラスから原稿が浮いてしまうのを防止することができ、ジター等が発生するのを防止することができる。
【0019】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記支持部材の一部に、前記プラテンガラスに接触させ前記無端状ベルトと前記プラテンガラスとの間に隙間を生じさせるための突き当て部が形成されていることを特徴としている。
【0020】
その場合、回転部材を回転自在に支持する支持部材の一部をプラテンガラスに接触させるようにしたので、無端状ベルトを介して自動原稿搬送装置の重量がプラテンガラスに加わるのを防止することができる。このため、無端状ベルトのプラテンガラスへの接触圧の増加によって無端状ベルト動作時の抵抗の増大、駆動負荷の増加および原稿搬送の不安定化等が発生するのを防止することができる。
【0021】
また、本発明は、上記課題を解決するために、前記プラテンガラスに対して原稿の搬送方向下流側に、前記プラテンガラスから上方に傾斜する搬送路を有するとともに前記プラテンガラスから前記搬送路に原稿を案内する原稿スケールを有し、前記無端状ベルトを前記プラテンガラスから前記原稿スケールまで延在させ、前記無端状ベルトと前記原稿スケールの間に隙間を形成することを特徴としている。
【0022】
その場合、無端状ベルトが原稿スケールに接触して無端状ベルト動作時の摩擦による抵抗の発生、また無端状ベルトが一定速度で動作しない等の不具合が発生するのを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明に係る自動原稿搬送装置の第1実施形態を示す図であり、本発明の自動原稿搬送装置を画像読取装置に搭載した例を示している。
【0026】
まず、構成を説明する。図1において、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複合機等の画像読取装置の本体21上面にはコンタクトガラス22aおよびコンタクトガラス22aよりも小面積のスリットガラス(プラテンガラス)22bが設けられている。
【0027】
また、本体21の上部には自動原稿搬送装置としてのADF23が設けられており、このADF23は図示しないヒンジ機構を介してコンタクトガラス22aおよびスリットガラス22bを開放および閉塞するように開閉自在になっている。
【0028】
また、ADF23は、積層原稿からなる原稿束Pが原稿面を上向きにして載置される原稿テーブル24、原稿テーブル24に載置された原稿束Pから原稿を一枚ずつ分離して給紙する分離給紙部25と、給紙された原稿を突き当て整合してスキューの矯正を行なうとともに、整合後の原稿を引き出して搬送するレジスト部26と、搬送される原稿を反転させて、原稿面をスリットガラス22b側に向けて搬送するターン部27と、原稿の表面画像をコンタクトガラス22aの下方に設けられた図示しない読取部より読取りを行わせる読取搬送部28と、読取りが完了した原稿をADF23機外に排出する排紙部29と、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部30と、両面原稿の場合に、読取搬送部28で読取りが終了した原稿をスイッチバック通路31を通してスリットガラス22bに搬送する反転部32とを備えている。
【0029】
原稿テーブル24のテーブル面には原稿の長さを検知する原稿長さ検知センサ33a、33bが設けられており、この原稿長さ検知センサ33a、33bは反射型センサ、または、1枚の原稿でも検知可能なアクチェータータイプのセンサ等から構成され、原稿の搬送方向長さを検知して検知信号を図示しないコントローラに出力するようになっている。したがって、原稿長さ検知センサ33a、33bは少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なように原稿テーブル24のテーブル面に配置されている。
【0030】
また、原稿テーブル24の先端(原稿の搬送方向下流側)には可動テーブル34が設けられており、この可動テーブル34は図示しない底板上昇モータによって実線位置と破線位置との間で可動されるようになっている。
【0031】
また、可動テーブル34の近傍にはセットフィラー35および原稿セットセンサ36が設けられており、セットフィラー35は原稿テーブル24に原稿束Pが載置されたときに破線で示す位置から実線で示す位置に移動し、原稿セットセンサ36がこのセットフィラー35を検知した状態から未検知状態に変化すると、コントローラに信号を出力する。コントローラは複写機の本体21に設けられた本体制御部に信号を出力し、本体21側では原稿の読取りを行なうための待機状態に移行する。
【0032】
また、コントローラは原稿セットセンサ36からの検知信号に基づいて原稿テーブル24に原稿束Pが載置されたことを判断したときに、底板上昇モータを上昇させ原稿束Pの最上面をピックアップローラ37に接触させる。
【0033】
ピックアップローラ37は図示しないピックアップモータからの駆動力が図示しないカム機構を介して伝達されるようになっており、ピックアップモータおよびカム機構により原稿束Pの上面に接触する位置と原稿束Pの上面から待避する位置の間で上下移動する。
【0034】
また、可動テーブル34の上方にはテーブル上昇センサ38が設けられており、このテーブル上昇センサ38は可動テーブル34が実線で示す位置に上昇したときにピックアップローラ37が上昇すると、ピックアップローラ37の位置を検知することにより、ピックアップローラ37の上昇可能な上限を検知するようになっている。
【0035】
また、本体21側に設けられた図示しない本体操作部のプリントキーが押下され、本体制御部からコントローラに原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ37は図示しない給紙モータの正転により回転駆動するようになっており、原稿テーブル24上の数枚(理想的には1枚)の原稿の給紙を開始する。
【0036】
この給紙された原稿はピックアップローラ37の下流側に設けられた給紙ベルト39および分離ローラ40からなる分離給紙部25に給紙される。給紙ベルト39は給紙モータが正転駆動されると給紙方向(時計方向)に回転駆動されるようになっており、分離ローラ40には図示しないトルクリミッタが内蔵され、給紙モータが正転駆動されると給紙方向と逆方向(時計方向)に回転駆動されるようになっている。このため、最上位の原稿とその下の原稿が分離されて、最上位の原稿のみが給紙される。
【0037】
具体的には、分離ローラ40は給紙ベルト39と所定圧で接しており、給紙ベルト39との直に接触しているとき、または、原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト39の回転につられて反時計方向に連れ回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト39と分離ローラ40の間に進入した時は連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されている。このため、分離ローラ40は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをして重送を防止することができ、給紙ベルト39と分離ローラ40の作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト39によって送られるようになっている。
【0038】
また、給紙ベルト39の下流側にはレジスト部26を構成する突き当てローラ対41が設けられており、この突き当てローラ対41は給紙モータにより回転駆動されるようになっている。この突き当てローラ対41は給紙ベルト39と分離ローラ40の作用により1枚に分離された原稿のスキューの矯正およびさらに下流側に搬送する機能を有している。
【0039】
すなわち、原稿の給紙時に給紙モータを停止することにより、突き当てローラ対41は停止された状態に設定されており、分離された原稿が突き当てローラ対41の上流側に設けられた突き当てセンサ44によって検知された後、突き当てローラ対41に原稿の先端が突き当てられる。そして、突き当てセンサ44が原稿の先端を検知してコントローラに信号を出力すると、コントローラは突き当てセンサ44の検知から所定量定められた距離だけ給紙モータを駆動して給紙ベルト39を周回移動させることにより、突き当てローラ対41に原稿が所定量の撓みを持って押し当てられた状態にする。
【0040】
また、給紙モータの停止前にピックアップモータを回転させてピックアップローラ37を原稿束Pの上面から退避させる。このときには、原稿が給紙ベルト39の搬送力のみで送られることにより、原稿先端が突き当てローラ対41のニップに進入して原稿の先端のスキューが矯正される。
【0041】
また、スキューの矯正後に給紙モータが逆転駆動されるようになっており、このとき、突き当てローラ対41は給紙モータによって回転駆動され、分離された原稿はターン部27を構成するターンローラ対42および読取入口ローラ対43によって湾曲経路50を通してスリットガラス22bに向かって搬送されるようになっている。また、ターンローラ対42および読取入口ローラ対43は給紙モータによって駆動される。
【0042】
なお、給紙モータが逆転駆動されると、突き当てローラ対41、ターンローラ対42および読取入り口ローラ対43に給紙モータの駆動力が伝達され、ピックアップローラ37と給紙ベルト39には駆動力が駆動されない。
【0043】
また、突き当てローラ対41の下流側には幅方向センサ45が設けられており、この幅方向センサ45は図1中、図面の手前側から奥側に複数個設けられ、搬送された原稿を検知してコントローラに信号を出力するようになっている。コントローラは幅方向センサ45のON信号に基づいて原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知するようになっている。
【0044】
また、原稿の搬送方向の長さに関しては、コントローラが原稿の突き当てセンサ44からの検知信号に基づいて検知するようになっている。すなわち、突き当てセンサ44が原稿の先端を検知してONになり、その後、突き当てセンサ44が原稿の後端を検知してOFFになったときの給紙モータのパルス信号を計数することにより、原稿の長さを検知する。
【0045】
スリットガラス22bの上方には読取搬送部(原稿搬送手段)28が設けられており、この読取搬送部28はスリットガラス22bの読取位置100に対して原稿の搬送方向上流に設けられた駆動ローラ(駆動回転部材)46と、下流に設けられて回転部材を構成する従動ローラ47、48と、駆動ローラ46および従動ローラ47、48に巻回されてスリットガラス22bに対向し、周回移動する無端状ベルト49とを備えており、駆動ローラ46は図示しない読取モータによって駆動されるようになっている。
【0046】
なお、ここで言う読取位置100とは、スリットガラス22bの下方に設けられた画像読取装置の図示しない読取光学系の固定位置で、スリットガラス22bを通して原稿を読取るための位置のことである。
【0047】
また、ターンローラ対42の下流側には入口センサ58が設けられており、この入口センサ58は原稿先端を検知するとコントローラに信号を出力するようになっている。コントローラは入口センサ58から信号が入力されると、読取入口ローラ対43のニップに原稿先端が進入する前に原稿の搬送速度を読取り搬送速度と同速にするために給紙モータの減速を開始するのと同時に、読取りモータを正転駆動してターンローラ対42を読取りモータ側の駆動系に接続するとともに、ターンローラ対42、読取入口ローラ対43、駆動ローラ46を駆動するようになっている。
【0048】
また、読取入口ローラ対43の下流側にはレジストセンサ59が設けられており、このレジストセンサ59は原稿の先端を検知してコントローラに信号を出力するようになっている。
【0049】
コントローラはレジストセンサ59から信号が入力すると、給紙モータを所定の搬送距離をかけて減速し、スリットガラス22bの手前で原稿の先端を一時停止させる共に本体制御部にレジスト停止信号を送信する。コントローラは本体制御部から読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿の先端がスリットガラス22bに到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように読取りモータを増速してターンローラ対42および読取入り口ローラ対43により原稿を搬送する。
【0050】
一方、スリットガラス22bに対して原稿の搬送方向下流側には原稿スケール52が設けられており、この原稿スケール52によってスリットガラス22b上を搬送される原稿がすくい上げられた後、スリットガラス22bから右斜め上方に傾斜する排紙経路(搬送路)51に搬出される。
【0051】
また、排紙経路51には排紙部29として読取出口ローラ対53が設けられており、この読取出口ローラ対53は読取りモータによって駆動されるようになっている。読取出口ローラ対53の下流側には排紙ローラ対54が設けられており、この排紙ローラ対54は図示しない排紙モータによって駆動され、スリットガラス22bから搬出される原稿を挟持して、原稿をスタック部30上に排紙するようになっている。
【0052】
また、反転部32は切換え爪55を備えており、この切換え爪55は図示しない切換ソレノイドによって実線で示す位置と破線で示す位置の間で原稿の搬送経路を切換えるようになっている。
【0053】
すなわち、切換え爪55は実線で示す位置に切換えられると、排紙ローラ対54によって挟持される原稿をスタック部30上に排紙するようになっている。また、破線で示す位置に切換えられると、原稿をスイッチバックローラ対56に案内するようになっている。
【0054】
スイッチバックローラ対56はスイッチバックモータによって駆動されるようにっており、スイッチバックモータは原稿がスイッチバックローラ対56に挟持されるときに正転駆動されて原稿を所定量搬送した後、逆転駆動することにより、スイッチバックローラ対56によって原稿をスイッチバック通路31に搬送するようになっている。
【0055】
このスイッチバック通路31には上述したスイッチバックモータによって駆動されるスイッチバックローラ対57が設けられており、このスイッチバックローラ対57は原稿を挟持して突き当てローラ対41、ターンローラ対42および読取入り口ローラ対43を介してスリットガラス22bに再搬送することにより、表面の読取りが終了した原稿の裏面の読取りを行うように原稿の搬送(すなわち、両面原稿の搬送)を行うようになっている。
【0056】
次に、図2、図3に基づいて読取搬送部28の構成を説明する。図2、図3において、読取搬送部28はユニット化されており、ハウジング(支持部材)61を備えている。このハウジング61は長尺の中板64を介して連結され、ベアリング65、66を介して駆動ローラ46および従動ローラ47を回転自在に支持する側板62、63と、中板64の両側に設けられた突起部64a、64bに摺動自在に挿通されるとともに、ベアリング67を介して従動ローラ48を回転自在に支持する加圧ブラケット68とを備えている。なお、以後、ユニット化された駆動ローラ46、従動ローラ47、48および無端状ベルト49およびハウジング61を無端状ベルトユニットという。
【0057】
また、加圧ブラケット68のベアリング67は側板62、63に形成された嵌合部62a、63aにも回転自在に嵌合されている。また、加圧ブラケット68の突起部64a、64bに図示しない圧縮スプリングを差込まれており、この圧縮スプリングにより加圧ブラケット68が駆動ローラ46から離隔する方向に押出されることによって無端状ベルト49に一定の張力が付与されている。
【0058】
また、駆動ローラ46の一端部にはタイミングプーリ70が設けられており、このタイミングプーリ70にはタイミングベルト69の一端側が巻回されている。このタイミングベルト69の他端側には給紙モータを含んだ駆動系のタイミングプーリ等に巻回されており、駆動ローラ46はこのタイミングベルト69およびタイミングプーリ70を介して駆動系からの駆動力が伝達されるようになっている。
【0059】
また、ハウジング61は図6に示すように側板71、72を備えたADF23の本体フレームに組付けられている。すなわち、側板62には長穴62bが形成されているとともに(図4参照)、側板63には突起63bが形成されており(図5参照)、側板62の長穴62bに側板71に形成されたネジ71a(このネジ71aは側板71に形成されたネジ穴に螺合されている)が摺動自在に嵌合するとともに(図7(a)参照)、側板63の突起63bが側板72に形成された長穴72aに摺動自在に嵌合する(図7(b)参照)ことにより、無端状ベルトユニットはADF23の本体フレームの側板71、72に対して移動自在に設けられている。したがって、無端状ベルト49はスリットガラス22bに対して当接離隔自在になっている。
【0060】
また、図1に示すように従動ローラ48は原稿スケール52上に設けられており、無端状ベルト49はスリットガラス22bから原稿スケール52上まで延在している。また、ハウジング61の側板62、63が本体フレームの側板71、72に組付けられるときには、無端状ベルト49と原稿スケール52の間に一定の隙間が形成されるように無端状ベルトユニットと本体フレームの相対位置が予め設定されている。
【0061】
以上のような無端状ベルトユニットを有する本実施形態では、原稿テーブル24から分離給紙される原稿がターンローラ対42や読取入り口ローラ対43等によって無端状ベルトユニットに給紙されると、無端状ベルト49によって原稿がスリットガラス22b上を搬送され、読取位置100で原稿の画像が読取られた後、無端状ベルト49によってスリットガラス22bから搬出され、原稿スケール52によって上方にすくい出され、排紙経路51に沿って排紙される。
【0062】
本実施形態では、スリットガラス22bの読取位置100に対して原稿の搬送方向上流側に駆動ローラ46を設けるとともに、下流側に従動ローラ47、48を設け、この駆動ローラ46および従動ローラ47、48に無端状ベルト49を巻回し、原稿の搬送方向上流側に設けられた駆動ローラ46によって無端状ベルト49を周回移動させるようにしたので、図8に示すようにスリットガラス22b上の原稿P1を搬送する部分の無端状ベルト49が緩み側となり、駆動ローラ46および従動ローラ47の間でスリットガラス22b上の無端状ベルトが弛む。
【0063】
このため、この無端状ベルト49の弛みにより原稿をスリットガラス22bに着実に接触させることができ、原稿がスリットガラス22bから浮くのを防止することができるとともに、無端状ベルト49と原稿の接触面積を一定にして原稿をスリットガラス22b上で安定して搬送することができる。この結果、ジター等の無い高品質な画像の読取りを行うことができる。
【0064】
これに加えて、原稿搬送部28を本体フレーム組付けるときに、無端状ベルト49とスリットガラス22bの隙間をある程度の寸法幅に設定した場合でも、無端状ベルト49の周回移動時に無端状ベルト49をスリットガラス22bに接触させることができるので、ADF23の構成部品の寸法精度や組付け時のバラツキ等を厳密に管理する必要がなく、換言すれば、無端状ベルト49とスリットガラス22bの隙間を"0"乃至若干距離に設定することができるので、ADF23の製造を容易に行うことができる。
【0065】
また、無端状ベルトユニットを本体フレームの側板71、72に対して移動自在に設け、無端状ベルト49をスリットガラス22bに対して当接離隔自在にしたので、無端状ベルト49とスリットガラス22bの隙間を自在に変化させることができる。
【0066】
このため、各種厚さの原稿に合わせて無端状ベルト49をスリットガラス22bから離すことにより、スリットガラス22bと無端状ベルト49の間に各種厚さの原稿に適した隙間を確保して、無端状ベルト49から原稿に加わる圧力(搬送力)を十分に確保することができる。
【0067】
また、本実施形態では、無端状ベルト49をスリットガラス22bから原稿スケール52まで延在させ、無端状ベルト49と原稿スケール52の間に隙間を形成したので、無端状ベルト49が原稿スケール52に接触して無端状ベルト49の動作時の摩擦による抵抗の発生、また無端状ベルト49が一定速度で動作しない等の不具合が発生するのを防止することができる。
【0068】
図9〜図11は本発明に係る自動原稿搬送装置の第2実施形態を示す図であり、本実施形態では第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
【0069】
図9において、側板62、63の上部には被圧部材81が設けられているとともに、側板62、63の下部には突き当て部材82が設けられており(図示は側板62側のみ)、側板62、63は突き当て部材82を介してスリットガラス22bに接触するようになっている。
【0070】
また、図10に示すように本体フレームの側板71、72には被圧部材81に近接する位置にスプリングブラケット83が設けられており(図示は側板71側のみ)、このスプリングブラケット83の両端部には嵌合部83aが設けられており、この嵌合部83aには図11に示すように、スプリング84の端部がそれぞれ嵌合されている。このため、このスプリング84によって被圧部材81が加圧されることにより、無端状ベルトユニットがスリットガラス22bに押圧されている。
【0071】
すなわち、本実施形態では、被圧部材81がスプリング84を押圧することにより、スプリング84のバネ力により被圧部材81が押し返され、搬送ベルトユニットがスリットガラス22bに圧接される。
【0072】
本実施形態では、側板62、63の突当て部材82の側体62、63からの突出長さを予め設定することにより、スリットガラス22bと無端状ベルト49の間に"0"乃至若干の隙間を生じさせる。
【0073】
このように本実施形態では、側板62、63の一部である突き当て部材82をスリットガラス22bに接触させるようにしたので、無端状ベルト49を介してADF23の重量がスリットガラス22bに加わるのを防止することができる。このため、無端状ベルト49のスリットガラス22bへの接触圧の増加によって無端状ベルト49の動作時の抵抗の増大、駆動負荷の増加および原稿搬送の不安定化等が発生するのを防止することができる。
【0074】
図12〜図16は本発明に係る自動原稿搬送装置の第3実施形態を示す図であり、本実施形態では第1、2実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
【0075】
図12〜図14において、側板62、63の上部には設けられた被圧部材81の端部には突部(回転規制部材)91が形成されており、この突部91は側面に斜面91aが形成されている。また、本体フレームの側板71、72には突部91の斜面91aに係合するピン92が設けられており、このピン92は側板71、72のピン穴92aに嵌合されている。なお、側板91側はピンを取付けた状態を示し、側板92側はピンが取外された状態を示している。
【0076】
また、図14に示すように、側板62に形成された長穴62bは斜めに延在しており、この長穴62bと斜面91aは略平行に延在し、かつ斜面91aの延長面(延長線A)が駆動ローラ46の回転中心軸を通るようになっている。
【0077】
本実施形態では、このように構成することにより、無端状ベルトユニットが本体フレームの側板71、72に対して側板62の長穴62bおよび側板72の長穴72aの方向に移動しても(図14中、矢印B方向)、突部91が常にピン92に接触する状態を維持するので、駆動ローラ46の回転時に生じる無端状ベルトユニット全体の矢印C方向への回転動作を抑えることができる。
【0078】
このため、無端状ベルト49がスリットガラス22bから離れてしまうのを防止して、原稿がスリットガラス22bから浮いてしまうのを防止することができ、ジター等が発生するのを防止することができる。
【0079】
また、本実施形態では、カラー画像読取装置に本発明のADF23を搭載し、本発明のADF23で評価用の基準原稿を通紙してカラー画像読取装置で基準原稿を読取ったときのR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色ズレ量の算出した場合に、以下のような結果となった。
【0080】
なお、この計測は本出願人が提案した画像位置ズレ検査方法(特開2002―84399号公報または特開2002―94808号公報参照)に基づいて本発明のADF23で通紙させた評価用の基準原稿を読取った画像を解析してR、G、Bの色ズレ量を算出したものである。
【0081】
図15は本実施形態の無端状ベルトユニットではないADFで通紙を行った際にカラー画像読取装置で原稿を読取ったときのR、G、Bの色ズレ量の算出結果、図16は本実施形態の無端状ベルトユニットで通紙を行った際にカラー画像読取装置で原稿を読取ったときのR、G、Bの色ズレ量の算出結果である。
【0082】
まず、図15、16のグラフの見方を説明する。まず、縦軸が色ズレのレベルを示すものである。当データは600dpiを想定しているので、縦軸の100%は1ラインの色ズレを、すなわち、画像の輪郭が0.04mmズレることを示す。また、縦軸の値が大きいほど画像の色ズレが大きいことを示す。
【0083】
横軸は原稿先端からの原稿上の位置(距離)を示すものである。一例を示すと図15のデータでは原稿先端から10mmの原稿上で220%、すなわち、即ち0.088mmの色ズレが発生しているので、画像形成された転写紙の同様の位置に色ズレ、すなわち、画像品質低下が発生する。
【0084】
これに対して、本実施形態のADF23で通紙を行った場合には、図16に示すように、数ヵ所あった突出したピークの色ズレが無くなり、画像品質の向上が図られていることが明らかである。
【0085】
【発明の効果】
本発明によれば、原稿搬送手段の組付け時等に原稿とプラテンガラスの間の隙間を厳密に管理するのを不要にして、組付け性を容易にすることができるとともに、原稿をプラテンガラス上で安定して搬送してジター等が発生するのを防止することができる自動原稿搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の第1実施形態を示す図であり、その自動原稿搬送装置の概略構成図である。
【図2】第1実施形態の無端状ベルトが取外された状態の無端状ベルトユニットの斜視図である。
【図3】第1実施形態の無端状ベルトが取付けられた状態の無端状ベルトユニットの斜視図である。
【図4】第1実施形態のハウジングの一端部を示す図である。
【図5】第1実施形態のハウジングの他端部を示す図である。
【図6】第1実施形態の本体フレームを構成する側板を示す図である。
【図7】(a)は第1実施形態の本体フレームの一方の側板とハウジングの一端部の係合状態を示す図、(b)は第1実施形態の本体フレームの他方の側板とハウジングの他端部の係合状態を示す図である。
【図8】 第1実施形態の無端状ベルトによって原稿を搬送する状態を示す図である。
【図9】本発明に係る自動原稿搬送装置の第2実施形態を示す図であり、本体フレームの一方の側板とハウジングの一端部の係合状態を示す図である。
【図10】第2実施形態の本体フレームの他方の側板とハウジングの他端部の係合状態を示す図である。
【図11】第2の実施形態の無端状ベルトユニットとスリットガラスの位置関係を示す図である。
【図12】本発明に係る自動原稿搬送装置の第3実施形態を示す図であり、本体フレームの一方の側板とハウジングの一端部の係合状態を示す図である。
【図13】第3実施形態の本体フレームの他方の側板とハウジングの他端部の係合状態を示す図である。
【図14】第3実施形態の無端状ベルトユニットとスリットガラスの位置関係を示す図である。
【図15】他の無端状ベルトユニットで通紙を行ったときにカラー画像読取装置で原稿を読取ったときのR、G、Bの色ズレ量の算出結果である。
【図16】第3実施形態の無端状ベルトユニットで通紙を行ったときにカラー画像読取装置で原稿を読取ったときのR、G、Bの色ズレ量の算出結果である。
【符号の説明】
22b スリットガラス(プラテンガラス)
23 ADF(自動原稿搬送装置)
28 読取搬送部(原稿搬送手段)
46 駆動ローラ(駆動回転部材)
47、48 従動ローラ(回転部材)
49 無端状ベルト
51 排紙経路(搬送路)
52 原稿スケール
61 ハウジング(支持部材)
71、72 側板(本体フレーム)
91 突部(回転規制部材)
Claims (3)
- 原稿載置台に載置された原稿をプラテンガラスに給紙し、給紙される原稿を前記プラテンガラス上で搬送しながら前記プラテンガラスの固定読取位置で読取らせる自動原稿搬送装置において、
前記原稿を前記プラテンガラスに接触させながら搬送させる原稿搬送手段を有し、
前記原稿搬送手段は、前記プラテンガラスの上方かつ対向して前記固定読取位置に対して原稿の搬送方向下流に設けられた回転部材と、前記プラテンガラスの上方かつ対向して前記固定読取位置に対して原稿の搬送方向上流に設けられた駆動回転部材と、前記回転部材及び前記駆動回転部材に周回移動自在に巻回され前記プラテンガラスに対向する無端状ベルトと、前記回転部材を回転自在に支持する支持部材とを有し、前記無端状ベルトが前記駆動回転部材と一の前記回転部材とによって前記プラテンガラスに接触させられ、
前記原稿搬送手段は、ユニット化されて前記自動原稿搬送装置の本体フレームに対して移動自在に設けられ、前記無端状ベルトが前記プラテンガラスに対して当接離隔自在であり、
前記支持部材には側面に斜面が形成された回転規制部材が設けられ、前記本体フレームの側板には前記回転規制部材の斜面に係合するピンが設けられ、前記斜面に前記ピンが常に接触する状態を維持することを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 前記支持部材に、前記プラテンガラスに接触させ前記無端状ベルトと前記プラテンガラスとの間に隙間を生じさせるための突き当て部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。
- 前記プラテンガラスに対して原稿の搬送方向下流側に、前記プラテンガラスから上方に傾斜する搬送路を有するとともに前記プラテンガラスから前記搬送路に原稿を案内する原稿スケールを有し、
前記無端状ベルトを前記プラテンガラスから前記原稿スケールまで延在させ、前記無端状ベルトと前記原稿スケールの間に隙間を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の自動原稿搬送装置。
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