JP4463792B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等の撮影装置に関し、特に自動的に画角を調整する撮影装置に関するものである。
従来、レリーズボタンが押下されてから所定時間経過後に被写体の撮影を行うセルフタイマー機能や、遠隔操作によって被写体の撮影を行うリモコン撮影機能等を備えたデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮影装置が多く普及している。このような撮影装置による撮影では、例えば撮影者自身が被撮影者となる場合等に、撮影者自身が予め液晶モニタ又はファインダで撮影画角を設定した後で撮影視野に入るので、撮影者自身は撮影時に自分が撮影視野に収まっているか否かがわからず、撮影された画像内に撮影者自身がきちんと入っていない場合があり、特に集合写真等を撮る場合等、撮影者自身が撮影画像の端に写りたいときに発生し易かった。
そこで、撮影画角相当の範囲の光を照射するカメラ(特許文献1)、被写体側から目視できるようにカメラ前面に撮影画角相当に開いた部材を配置したカメラ(特許文献2)、多点測距機能を有し、カメラ前面に選択した測距ポイントにおける測距結果を表示するカメラ(特許文献3)等により、被撮影者が撮影視野に収まっているか否かを判断することが提案されている。
特開平5−53186号公報 特開平9−166814号公報 特開2003−131120号公報
しかしながら特許文献1、2に記載のカメラは、照射された光又は部材を被撮影者が目視確認するため、被撮影者の目以外の部位が撮影視野に収まっているのか否かを判断し難く、さらに目視する際に外光の影響や個人差によるばらつきが生じる場合があるので、被撮影者が常に正確な目視確認を行い難くて、被撮影者を確実に撮影視野に収めるのは若干困難な虞がある。
また特許文献3に記載のカメラは、測距ポイントに何らかの物体が入った事を確認することはできるが、被撮影者が撮影視野に収まっているか否かを判断し難く、また集合写真のように複数の被撮影者を撮影する場合には全ての被撮影者が撮影視野に収まっていることを確認し難いため、上記と同様、被撮影者を確実に撮影視野に収めるのは若干困難な虞がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、被撮影者が撮影視野に収まっていない場合に被撮影者を確実に撮影視野内に収めるように自動的に画角を調整する撮影装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮影装置は、被写体を撮影して画像データを生成する2つ以上の撮影部を備えた撮影装置において、
前記2つ以上の撮影部のうちの一つが、ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部であり、他の1つ以上が前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する測距用撮影部であって、
前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶するズーム位置記憶手段と、
該ズーム位置記憶手段に記憶されたズーム位置における撮影視野内に検索空間を設定する空間設定手段と、
該空間設定手段により設定された検索空間から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
該対象物検出手段により前記所定の対象物が検出されたときに、該検出された対象物の位置情報を算出する位置算出手段と、
該位置算出手段により算出された前記対象物の位置情報から、前記対象物の少なくとも一部が、前記空間設定手段により設定された検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断する判断手段と、
該判断手段により前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させるズームレンズ制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
なお本発明において「本撮影」は、撮影画像として撮影装置に記録される画像データを得るために、AE処理及びA処理によって出力されたデータに基づいて行なわれる撮影のことである。
本発明の撮影装置は、前記対象物検出手段が、前記本撮影部と前記測距用撮影部により生成された2つの画像データに対してステレオマッチング処理を施して各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出するものであってもよい。
本発明の撮影装置は、前記2つ以上の撮影部のうち、少なくとも前記本撮影部を除く撮影部は、前記本撮影部よりも画素数の少ない撮像素子、及び/または、輝度又は単色のみに感度を有する撮像素子を備えていることが好ましい。
本発明の撮影装置は、前記判断手段により前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときにいずれの端面にあるかを表示する警告表示手段をさらに備え、
前記ズームレンズ制御手段が、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角端に移動させて記憶させたときに、前記警告表示手段による前記表示を行なってもよい。
本発明の撮影装置は、前記警告表示手段が、装置の背面に設けられていてもよい。
本発明の撮影装置は、前記警告表示手段が、装置の前面に設けられていてもよい。
本発明の撮影装置は、前記警告表示手段が、前記対象物が前記撮影部の前記検索空間内に位置するために移動すべき方向を表示するものであることが好ましい。
本発明の撮影装置は、セルフタイマーランプを有するセルフタイマー撮影手段をさらに備え、
前記警告表示手段が、前記セルフタイマーランプと共用されるものであってもよい。
本発明の撮影方法は、ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部と、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する1つ以上の測距用撮影部とにより被写体を撮影してそれぞれ画像データを生成する撮影方法において、
任意の画角における前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶し、該記憶されたズーム位置における撮影視野内に検索空間を設定し、
前記ズームレンズを前記駆動手段により広角端へ移動させた後で、前記本撮影部及び前記測距用撮影部により前記撮影し、該撮影により生成された画像データ中の前記検索空間に対して所定の対象物を検出し、
該所定の対象物が検出されたときに、該検出された対象物の位置情報を算出し、
該算出された位置情報から前記対象物の少なくとも一部が、前記検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断し、
前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させることを特徴とする。
本発明の別の撮影方法は、ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部と、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する1つ以上の測距用撮影部とにより被写体を撮影してそれぞれ画像データを生成する撮影方法において、
任意の画角における前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶し、該記憶されたズーム位置における撮影視野内に前記第一の検索空間を設定し、
前記ズームレンズを前記駆動手段により広角端へ移動させた後で、前記本撮影部及び前記測距用撮影部により前記撮影し、該撮影により生成された画像データ中の前記第一の検索空間に対して前記ステレオマッチング処理を施して各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出し、
該検出された対応点のうち最も前記撮影部側の最前点を検出し、
該検出された最前点を含む前後の所定範囲に第二の検索空間を設定して、
該設定された第二の検索空間に対して、ステレオマッチング処理を施して1つ以上の対応点を検出し、
前記第二の検索空間において1つ以上の対応点が検出されたときに、該検出された対応点が、前記第二の検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断して、
前記対応点が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させ、
前記対応点が前記端面にないと判断されたときに、前記ズームレンズを前記駆動手段により前記記憶されたズーム位置に移動させて本撮影を行うことを特徴とする。
本発明によれば、検索空間に被撮影者等、所定の対象物の少なくとも一部が検出されなくなるまで、つまり被撮影者が撮影視野に確実に収まるまで、ズーム位置記憶手段に記憶されたズーム位置を所定量広角側に移動させて更新することにより、撮影視野に被撮影者が確実に収まるズーム位置を決定する。これにより撮影者がモニタ又はファインダによって十分に撮影視野を確認せずレリーズボタンを押下しても、自動的に被撮影者を撮影視野に収めることができる。
以下、本発明の撮影装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における撮影装置としてデジタルカメラを例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、例えば、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、電子撮影機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
図1及び2は、デジタルカメラの一例を示すものであり、それぞれ背面側及び前面側から見た外観図である。本実施形態のデジタルカメラ1は便宜上、レリーズボタン19が位置する側を上方として説明する。
デジタルカメラ1の本体10の背面には、図1に示す如く、撮影者による操作のためのインターフェースとして、動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、上下レバー13、左右ボタン14、Back(戻る)ボタン15、表示切替ボタン16が設けられ、更に撮影のためのファインダ17、撮影並びに再生のためのモニタ18及びレリーズボタン19等が設けられている。
動作モードスイッチ11は、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの各動作モードを切り替えるためのスライドスイッチである。メニュー/OKボタン12は、押下される毎に撮影モード、フラッシュ発光モード、セルフタイマーON/OFF、記録画素数や感度等の設定を行うための各種メニューをモニタ18に表示させたり、モニタ18に表示されたメニューに基づく選択・設定を決定するためのボタンである。
上下レバー13は、上下方向に倒すことによって、各種設定時にモニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを上下に移動して表示する。左右ボタン14は、各種設定時にモニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを左右に移動して表示させるためのボタンである。
Back(戻る)ボタン15は、押下されることによって各種設定操作を中止し、モニタ18に1つ前の画面を表示するためのボタンである。表示切替ボタン16は、押下することによってモニタ18の表示のON/OFF、各種ガイド表示、文字表示のON/OFF等を切り替えるためのボタンである。ファインダ17は、ユーザが被写体を撮影する際に構図やピントを合わせるために覗くためのものである。ファインダ17から見える被写体像は、本体10の前面にあるファインダ窓23を介して映し出される。
以上説明した各ボタン及びレバーからなる操作部20の操作によって設定された内容は、モニタ18中の表示や、ファインダ17内のランプ、スライドレバーの位置等によって確認可能となっている。また、モニタ18には、撮影の際に被写体確認用のスルー画像が表示される。これにより、モニタ18は電子ビューファインダとして機能する他、撮影後の静止画や動画の再生表示、各種設定メニューの表示を行う。ユーザによってレリーズボタン19が半押し操作されると、AE処理及びA処理が行われ、レリーズボタン19が全押し操作されると、AE処理及びA処理によって出力されたデータに基づいて本撮影が行われ、モニタ18に表示された画像が撮影画像として記録される。
更に、本体10の前面には、図2に示す如く、撮影レンズ21A1、21B1、電源スイッチ22、ファインダ窓23、フラッシュライト24、セルフタイマーランプ25、リモコン受光部27、上警告ランプ28a、右警告ランプ28b及び左警告ランプ28cが設けられ、側面にはメディアスロット26が設けられている。
撮影レンズ21A1、21B1は、被写体像を所定の結像面上(本体10内部にあるCCD等)に結像させるためのものであり、フォーカスレンズ、ズームレンズ等によって構成され、撮影レンズ21A1と撮影レンズ21B1は、被写体に向けて光軸が平行となるように上下方向は同位置、左右方向は所定値離れて配置され、同じ被写体を同時に撮影する。撮影レンズ21A1、21B1は、デジタルカメラ1の電源がオフ状態のとき、再生モードであるとき等にそれぞれレンズの表面を覆うレンズカバーが設けられ、汚れやゴミ等からレンズを保護している。
電源スイッチ22は、デジタルカメラ1の電源のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。フラッシュライト24は、レリーズボタン19が押下され、本体10の内部にあるシャッタが開いている間に、撮影に必要な光を被写体に対して瞬間的に照射するためのものである。セルフタイマーランプ25は、セルフタイマーによって撮影する際に、シャッタの開閉タイミングすなわち露光の開始及び終了を被写体に知らせるためものである。メディアスロット26は、メモリカード等の外部記録メディア36が充填されるための充填口であり、外部記録メディア36が充填されると、データの読み取り/書き込みが行われる。
リモコン受光部27は、遠隔操作によりデジタルカメラ1のシャッタを作動させて撮影を行わせるためのリモコンユニット(図示せず)からの例えば赤外線等の操作信号を受光するためのものである。
上警告ランプ28a、右警告ランプ28b及び左警告ランプ28cで構成される警告ランプ28は、例えばLED等によって形成され、略三角形を有するものであって、デジタルカメラ1の本体10の前面に、三角形の頂点がそれぞれ前記前面の中心すなわち内方に位置するように配設されている。なお警告ランプ28については後で詳細に説明する。
図3にデジタルカメラ1の構成を示す概略ブロック図を示す。デジタルカメラ1は、図3に示す如く、同位置の被写体を撮影することにより、被写体像を受光面に結像させて光電変換し、画像データとして出力する2つの撮影部20A、20Bを備え、撮影部20A、20Bは、それぞれ撮影レンズ21A1、21B1からなる光学系21A、21B(図示せず)及び撮影素子としてCCD29A、29Bを備える。
撮影部20Aは、本撮影に使用される第一の撮影部であり、撮影レンズ21A1としてはズームレンズを備えている。該ズームレンズは、モータとモータドライバからなる図示しないズームレンズ駆動部(駆動手段)によって後述のCPU32を介して出力される駆動量データに基づいて駆動され、光軸方向に移動可能な構成となっている。この撮影レンズ21A1の後方にはそれぞれモータとモータドライバからなる駆動部によって駆動制御される図示しない絞りやメカニカルシャッタが設けられ、これらによって光学系21A(図示せず)が構成される。絞りは、画像処理部4Aから出力される絞り値データに基づいて絞り径が調整され、メカニカルシャッタは、レリーズボタン19の押下信号と、CPUを介して出力されるシャッタ速度データとに応じて開閉制御される。
上記光学系21Aの後方にはCCD29Aが設けられている。CCD29Aは、多数の受光素子がマトリクス状に配置されてなる光電面を有しており、光学系を通過してCCD29Aの受光面に結像された被写体像は、CCD29A上の各センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。なおCCD29Aはシャッターゲートパルスのタイミングによって各センサの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
各センサに蓄積された信号電荷は、図示しないCCD駆動部から加えられるパルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(アナログ撮像信号)として順次CCD29Aから読み出される。そしてCCD29Aから出力されたアナログ撮像信号は、A/D処理部3Aに送られる。
A/D処理部3Aは、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等の信号処理回路及びA/Dコンバータを含み、アナログ撮像信号は、このアナログ処理部23において、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われて、デジタル信号に変換される。そしてA/D処理部3Aによりデジタル信号に変換された後、画像処理部4Aに送られる。なおCCD駆動部、A/D処理部3Aは、CPUの指令に従ってタイミングジェネレータから加えられるタイミング信号により同期して駆動されるようになっている。
画像処理部4Aは、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス調整回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス調整回路等の画質調整回路を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成されており、画質を向上させるべく画像信号を処理する。
また撮影部20Bは、主に測距に使用される撮影部であり、撮影レンズ21A1のズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを備える。撮影レンズ21B1は撮影レンズ21A1のズームレンズと同等のズームレンズを備えてもよいが、その場合、撮影部20Aと撮影部20Bのズームレンズを連動して駆動する駆動部が必要となり、コストがかかってしまう。よって上述のような構成にすることによりコストを低減することができる。この撮影レンズ21B1の後方にはそれぞれモータとモータドライバからなる駆動部によって駆動制御される図示しない絞りやメカニカルシャッタが設けられ、これらによって光学系21B(図示せず)が構成される。
そして上記光学系21Bの後方にはCCD29Bが設けられている。このCCD29Bは、要求される測距精度を確保できる範囲において、上述した第一の撮影部20AのCCD29Aよりも画素数の少ないものであってもよく、輝度又は単色のみに感度を有するものであってもよい。こうすることによりコストを低減することができる。A/D処理部3B及び画像処理部4Bは、上述のA/D処理部3A及び画像処理部4Aと概略同様の構成であるが、CCD29Bに応じた処理能力を備えていれば良い。そして上記のように構成される撮影部20Aと撮影部20Bは、同じ画角で、かつ同じタイミングで被写体を撮影する。
メモリ部31は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、及びCPU32が実行するプログラム等を格納するものであって、さらに、例えば一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)から構成されて、画像データに対して上述の画像処理部4A、4Bがデジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリ等も備えている。そして画像処理部4A、4Bによってそれぞれ画像処理が施された画像データA、Bは、同じタイミングでメモリ部31に格納される。
操作部33は、上述の動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、上下レバー13、左右ボタン14、Back(戻り)ボタン15、表示切替ボタン16、レリーズボタン19、電源スイッチ22からなり、操作系制御部34は、操作部33の操作内容をCPU32に伝えるためのインターフェースである。
表示制御部35は、メモリ部31に格納された画像データAをスルー画像としてモニタ18に表示させるためのものであり、例えば、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号に変換して、モニタ18に出力する。スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定時間間隔で取得されてモニタ18に表示される。また、表示制御部35は、外部記録メディア36に記憶され、メディア制御部37によって読み出された画像ファイルに含まれる画像データAに基づいた画像をモニタ18に表示させる。
セルフタイマー撮影部(セルフタイマー撮影手段)38は、レリーズボタン19が全押しされて本撮影が開始されるまでの予め設定された所定の待機時間(例えばレリーズボタン19の全押しから5秒間)の経過を計時するタイマー部(図示せず)を備えるものであり、待機時間の0を計時したときにレリーズボタン19の押下信号を、CPU32を介して撮影部30Aに出力するように制御する。また前記待機時間の間、上述のセルフタイマーランプ25を点滅させて本撮影の開始のタイミングを撮影者等に知らせる。なおセルフタイマー撮影部38によるセルフタイマーのON/OFFは、上述のようにモニタ18に表示させて選択するものであってもよいし、デジタルカメラ1の本体10の背面に図示しないセルフタイマーボタンを配設してON/OFFを設定しても良い。フラッシュ制御部39は、フラッシュライト24の発光動作を制御する。
圧縮/伸長処理部40は、画像処理部4Aによって画質補正等の処理が行われた画像データAに対して、例えばJPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行って、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、各種データ形式に基づいて付帯情報が付加される。またこの圧縮/伸長処理部40は、再生モードにおいては外部記録メディア36から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データは表示制御部35に出力され、表示制御部35は画像データに基づいた画像をモニタ18に表示する。
メディア制御部37は、図2におけるメディアスロット26に相当し、外部記録メディア36に記憶された画像ファイル等の読み出し、又は画像ファイルの書き込みを行う。
空間設定部(空間設定手段)42は、撮影部20A、20Bの撮影視野内に後述の検索空間を設定するものである。なお設定方法については後で詳しく説明する。
ステレオマッチング処理部(対象物検出手段)43は、画像処理部4A、4Bによってそれぞれ処理され、メモリ部31に格納された2つの画像データA、Bにおける、上述の空間設定部42によって設定された検索空間に対して、互いに対応する1つ以上の対応点(対象物)を検出するものである。なおステレオマッチング処理部43における処理方法は、領域ベース法、セグメントベース法、等輝度線法等を用いる公知の技術を使用することができる。
位置算出部(位置算出手段)44は、上述したステレオマッチング処理部43によって検出された対応点の三次元座標値(位置情報)を算出するものである。なお位置算出部44における算出方法は、三角測量の原理により計算する公知の技術を使用することができる。なお、空間設定部42、ステレオマッチング処理部43及び位置検出部44はプログラムにより構成されるものであっても、IC、LSI等によって構成されるものであってもよい。
CPU32は、操作部33からの入力に基づいてデジタルカメラ1を総括的に制御するものであり、フォーカスレンズ駆動部のズーミング動作、焦点調節(AF)動作及び自動露出調節(AE)動作等を制御する動作制御部としても機能する。また上述の位置算出部44によって算出された対応点の三次元座標値から、対応点が、空間設定部42によって設定された検索空間内にあるか否かを判断する判断部(判断手段)としても機能する。
警告表示部(警告表示手段)45は、上述した警告ランプ28を含むものであり、上記判断部(CPU32)により、対応点が前記端面にあると判断されたときに、警告ランプ28を点灯させる制御部(図示せず)を備えている。警告ランプ28の点灯方法については後で詳しく説明する。
位置記憶部(ズーム位置記憶手段)46は、撮影部20Aの任意の画角におけるズームレンズのズーム位置を検出して記憶するものである。
ズームレンズ制御部(ズームレンズ制御手段)47は、ズーム位置記憶部46に記憶されたズームレンズのズーム位置を広角側に所定量移動させてズーム位置記憶部46に記憶させるものである。そして上述の各種信号、データの送受信は、データバス41を介して行われる。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1を使用する撮影方法について説明する。本発明の撮影方法は、セルフタイマー撮影又はリモコン撮影等、撮影者がモニタ18又はファインダ17を見ないで撮影する場合に有効な方法であり、例えば集合写真を撮影する際等、特に撮影者自身が被撮影者となる場合に有効である。以下にセルフタイマー撮影を使用する撮影方法の一実施形態について説明する。図4A、図4Bはデジタルカメラ1の一連の処理のフローチャートである。
まず図4Aに示す如く、CPU32はデジタルカメラ1の電源スイッチ22がオン操作されたか否かを判別する(ステップ1)。オン操作がなされていなかったら(ステップS1;NO)、オン操作がなされるまでステップS1の処理を繰り返し、オン操作がなされていたら(ステップS1;YES)、CPU32は、動作モードスイッチ11の設定に従って、動作モードを判別する(ステップS2)。ステップS2にて動作モードが再生モードの場合(ステップS2;再生)、再生処理が行われる(ステップS3)。この再生処理は、メディア制御部37が外部記録メディア36に記憶された画像ファイルを読み出し、画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像をモニタ18に表示させるための処理である。再生処理が終了したら、図4Bに示す如く、CPU32はデジタルカメラ1の電源スイッチ22によってオフ操作がなされたか否かを判別し(ステップS23)、オフ操作がなされていたら(ステップS23;YES)、デジタルカメラ1の電源をオフし、処理を終了する。オフ操作がなされていなかったら(ステップS23;NO)、図4Aに示す如く、ステップS2へ処理を移行する。
一方、ステップS2において動作モードがセルフタイマー撮影モードであると判別された場合(ステップS2;セルフタイマー撮影)、CPU32はスルー画像の表示制御を行う(ステップS4)。スルー画像の表示とは、メモリ部31に格納された画像処理部4Aからの画像データAをモニタ18に表示する処理である。そしてAE処理及びAF処理等が行われ、撮影者によって撮影視野が決定されレリーズボタン19が押下されて、操作系制御部34を介してCPU32に撮影指示の信号が入力されると、CPU32はレリーズボタン19がオンか否かを判別する(ステップS5)。
レリーズボタン19がオンでない場合(ステップS5;NO)は、レリーズボタン19がオンになるまでステップS5の処理を繰り返す。レリーズボタン19がオンの場合(ステップS5;YES)、セルフタイマー撮影部38がセルフタイマーランプ25の点滅を開始させ(ステップS6)、カウントダウンを開始する(ステップS7)。そしてカウントダウンが開始されると、ズーム位置記憶部46は、撮影部20Aのズームレンズの現在のズーム位置を検出し記憶する(ステップS8)。なおステップS5の前に撮影者によって撮影視野つまりズーム位置は決定される。
次にズームレンズ駆動部によって撮影部20Aのズームレンズを広角端へ移動させる(ステップS9)。そしてステレオマッチング処理部43は、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置に対応する第一の検索空間SP1’に対してステレオマッチング処理を行う(ステップS10)。
ここで先ず広角端における撮影部20A、20Bの第一の検索空間SP1及び第二の検索空間SP2の設定方法を説明する。図5にズームレンズの広角端における撮影部20Aの撮影画像又は撮影部20Bの撮影画像の一例、図6(a)に撮影部20Aのズームレンズが広角端に位置するときのデジタルカメラ1の被写界上面図、図6(b)に撮影部20Aのズームレンズが広角端に位置するときのデジタルカメラ1の被写界側面図を示す。なお図5、図6は、撮影画像の左右方向をX軸、上下方向をY軸、第一の撮影部20Aの撮影レンズ21A1の光軸をZ軸とし、第一の撮影部20Aの画像データAにおいては撮影部20Aの視点(撮影レンズ21A1の中心)を軸原点とし、撮影部20Bの画像データBにおいては撮影部20Bの視点(撮影レンズ21B1の中心)を第二の軸原点とする。
第一の検索空間SP1は、撮影部20A及び撮影部20Bの撮影視野内に、撮影対象となる主要被写体が存在する頻度が高いと推測される範囲で設定され、図5に点線で示す如く、Y軸方向は、撮影画像のY軸方向幅の約三分の1の幅で軸原点又は第二の軸原点を中心とする中心部にそれぞれ設定し、X軸方向は、撮影画像の外枠すなわち撮影視野から若干内側に位置するように設定する。このときX軸方向は、後述の第二の検索空間SP2よりも内側に位置するように設定する。なお、ここで設定する第一の検索空間SP1は、後述のステレオマッチング処理を行う領域として使用されるものであるため、Z軸方向は設定しない。なお第一の検索空間SP1の設定範囲は、デジタルカメラ1の操作者が、例えば、操作部33を操作することによって任意に変更可能に構成されている。
第二の検索空間SP2は、図5に示す如く、X軸方向は、広角端における撮影視野内すなわち撮影画像の外枠から若干内側に位置するように設定し、Y軸方向の上方は、X軸方向と同様に撮影画像の外枠すなわち撮影視野から若干内側に位置するように設定する。またY軸方向の下方は例えば地表面を検出しないように、所定の値−Ly(図6(b)参照)に設定する。なおこの所定値-Ly及びX軸方向、Y軸方向の範囲は、予めデジタルカメラ1に設定されており、デジタルカメラ1の操作者が、例えば、操作部33を操作することによって任意に設定可能に構成されている。
またZ軸方向は、上述の最前点P(Px,Py,Pz)を含む前後の所定範囲に設定する。すなわち図6(a)に示す如く、最前点P(Px,Py,Pz)のZ軸座標Pzからマイナス方向(後ろ方向:撮影部20A、20Bに近づく方向)に所定値a、プラス方向(前方向:撮影部20A、20Bから離れる方向)に所定値b離れて設定する。この所定値a、bは、例えば集合写真を撮影する際等に、撮影対象となる複数の人物(例えば撮影者自身等も含む)が前後方向に重なって位置すること等を考慮して予め設定された値であり、デジタルカメラ1の操作者が、例えば、操作部33を操作することによって任意に変更可能に構成されている。
そして上述した範囲の左右端及び上端における、所定の厚さtを有する左端面SP2−L、右端面SP2−R及び上端面SP2−U(図5、図6参照)を第二の検索空間SP2に設定する。このとき厚さtは、メモリ部31に格納された画像データA及び画像データBの画像領域に対して略5%になるよう設定される。なお厚さtは、デジタルカメラ1の操作者が、例えば、操作部33を操作することによって任意に変更可能に構成されている。このように第二の検索空間SP2を設定することにより、ステレオマッチング処理を行う検索範囲が小さくなり、処理時間を短縮できる。
そして次にズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置に対応する第一の検索空間SP1’について説明する。図7に広角端における撮影画像の一例、図8(a)にデジタルカメラ1の被写界上面図、図8(b)にデジタルカメラ1の被写界側面図を示す。なお図7、図8は、撮影画像の左右方向をX軸、上下方向をY軸、第一の撮影部20Aの撮影レンズ21A2の光軸をZ軸とし、第一の撮影部20Aの画像データAにおいては撮影部20Aの視点(撮影レンズ21A1の中心)を軸原点とし、撮影部20Bの画像データBにおいては撮影部20Bの視点(撮影レンズ21B1の中心)を第二の軸原点とする。
第一の検索空間SP1’は、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置すなわち撮影者によって決定された撮影視野内において、上述した実施形態の第一の検索空間SP1と同様に設定される。従って、ステップS9により撮影レンズ21A1のズームレンズが広角端へ移動されると、広角端での撮影部20A、撮影部20Bによる画像データA、Bにおける第一の検索空間SP1’は、図7、図8に示す如く、広角端での撮影視野よりも、移動したズーム位置すなわち撮影倍率に応じた分だけ、例えば撮影倍率が2倍であれば1/2、3倍であれば1/3だけ、内側に小さく設定される。
そして広角端で撮影されメモリ部31に格納された画像データAと、画像データBとにおいて、上記のように設定された第一の検索空間SP1’(図7参照)に対してステレオマッチング処理を行い(ステップS10)、各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出する。そして検出された対応点のうち最も撮影部20A、20B側に位置する最前点Pを検出する(ステップS11)。
最前点Pの検出は、位置算出部44が、検出された対応点の三次元座標値を算出し、算出された座標値を比較して、Z軸座標値が最も小さい対応点を検出することにより行なわれ、この検出された対応点が、最前点P(Px,Py,Pz)となる。なおこの最前点Pの座標値は、例えば後述の警告表示処理の際等にモニタ18に表示してもよい。またタグ情報として記録してもよい。
次に空間設定部42が、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置に対応する第二の検索空間SP2’を設定する(ステップS12)。第二の検索空間SP2’は、上述の第一の検索空間SP1’と同様に、図7、図8に示す如く、広角端での撮影視野よりも、撮影倍率に応じた分だけ内側に小さく設定され、厚さtの値も、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置で撮影される画像領域に対して5%になるように設定されるので、それぞれ撮影倍率が2倍であれば1/2、3倍であれば1/3だけ小さく設定される。Z軸方向については、最前点P(Px,Py,Pz)を含む前後に設定するときに、所定値a、bの値も上記と同様に撮影倍率が2倍であれば1/2、3倍であれば1/3だけ小さく設定される。
そして広角端で撮影されメモリ部31に格納された画像データAと、画像データBとにおいて、上記のように設定された第二の検索空間SP2’ すなわち左端面SP2−L’、右端面SP2−R’、上端面SP2−U’に対して(図7参照)に対してステレオマッチング処理を行い(ステップS13)、図4Bに示す如く、各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出する(ステップS14)。そしてCPU32は、ステレオマッチング処理部43によって対応点が検出されたか否かを判別し(ステップS15)、対応点が検出されていないと判別した場合(ステップS15;NO)、撮影対象となる主要被写体が第二の検索空間SP’よりも内方すなわちズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置における撮影視野内に位置すると判断し、本撮影をすべく、CPU32はセルフタイマー撮影部38のタイマーカウントが0をカウントしたか否かを判別する(ステップS18)。
そしてタイマーカウントが0をカウントしたと判別した場合(ステップS18;YES)には、撮影部20Aのズームレンズをズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置に移動させた後で(ステップS19)、第一の撮影部20Aにより本撮影が実行され(ステップS20)、本撮影により取得された画像に対して画像処理部4Aが画像処理を施す(ステップS21)。なおこのとき画像処理が施された画像データに対してさらに圧縮/伸長処理部40によって圧縮処理が施されて画像ファイルが生成されてもよい。
次にCPU32は、画像処理が施された画像をモニタ18に表示する処理を行うともに外部記録メディア36に記録する(ステップS22)。そしてCPU32は電源スイッチ22によってオフ操作がなされたか否かを判別し(ステップS23)、オフ操作がなされていたら(ステップS23;YES)、デジタルカメラ1の電源をオフし、処理を終了する。オフ操作がなされていなかったら(ステップS23;NO)、図4Aに示す如く、ステップS2へ処理を移行し、ステップS2以降の処理を繰り返す。一方、ステップ18にてタイマーカウントが0をカウントしたと判別されない場合(ステップS18;NO)には、図4Aに示す如く、ステップS10へ処理を移行し、ステップS10以降の処理を繰り返す。
一方、対応点が検出されたと判別した場合(ステップS15;YES)、位置算出部44により、検出された対応点の三次元座標値を算出し(ステップS16)、判断部(CPU32)が、算出されたZ軸方向の座標値から、対応点が第二の検索空間SP2’内にあるか否かを判断する(ステップS17)。対応点が第二の検索空間SP2’内にないと判断された場合(ステップS17;NO)には、この対応点は、例えば図7に示す如く、後方(撮影部20A、20Bから離れた位置)にある建物の一部G1等であると判断して本撮影をすべく、ステップS18へ処理を移行する。
また対応点が第二の検索空間SP2’内にあると判断された場合(ステップS17;YES)には、この対応点は、図7に示す如く、例えば撮影者自身等の主要被写体の一部G2等であると判断して、該主要被写体の少なくとも一部が第二の検索空間SP2’よりも外方に位置しているか、或いは外方に位置している可能性が高い、すなわち撮影視野外に位置しているか、或いは撮影視野外に位置している可能性が高いと判断し、CPU32は、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置が広角端か否かを判別して(ステップS24)、広角端ではないと判別された場合には(ステップS24;YES)、ズームレンズ制御部47が、ズーム位置記憶部46に記憶されたズームレンズのズーム位置を広角側に所定量移動させてズーム位置記憶部46に記憶させる。その後でタイマーカウントをリセットし(ステップS26)、再度カウントダウンを開始して(ステップS27)、CPU32はステップS10へ処理を以降し、ステップS10以降の処理を繰り返す。
すなわちステップ17にて対応点が第二の検索空間SP2’内にあると判断された場合(ステップS17;YES)には、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置の撮影視野において、主要被写体の少なくとも一部が撮影視野外に位置しているか、或いは撮影視野外に位置している可能性が高いので、対応点が検出されなくなるまで、つまり主要被写体が撮影視野に収まるまで、ズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置を所定量広角側に移動させて更新し、該更新されたズーム位置における第一の検索空間SP1’及び第二の検索空間SP2’を設定してステレオマッチング処理を行うことによって、主要被写体が確実に収まる撮影視野すなわちズーム位置を決定する。なお本実施形態では、撮影部20Aのズームレンズを実際にズーム駆動させずにズーム位置を決定するものとしたが、ズームレンズを駆動させて、該駆動後のズーム位置をズーム位置記憶部46に検出させ記憶させてもよい。
またズーム位置記憶部46に記憶されたズームレンズのズーム位置が広角端であると判別された場合には(ステップS24;YES)、これ以上撮影視野を広くすることができない、すなわち、主要被写体を撮影視野内に収めることができないので、警告表示部45が警告表示処理を行う(ステップS28)。ここで図9に警告表示処理のフローチャートを示す。
先ず、図9に示す如く、判断部(CPU32)が、ステップS16(図4)で算出された対応点の位置情報から、この対応点が左端面SP2−L’、右端面SP2−R’、上端面SP2−U’のうちいずれの端面にあるかを判断する(ステップS31)。そして対応点が上端面SP2−Uにあると判断された場合(ステップS31;上)には、警告表示部45は上警告ランプ28aを点灯させ(ステップS32)、左端面SP2−Lにあると判断された場合(ステップS31;左)には、警告表示部45は左警告ランプ28cを点灯させ(ステップS33)、右端面SP2−Rにあると判断された場合(ステップS31;右)には、警告表示部45は右警告ランプ28bを点灯させる(ステップS33)。なお警告ランプ28は点滅させてもよい。
これにより、撮影者自身が建物等と共に撮影画像に入りたいときや、集合写真に入りたいとき等、例えば撮影者自身が被撮影者となる場合に、セルフタイマーランプの点灯開始後に撮影者自身が撮影視野に入るべくデジタルカメラ1の前面に移動し、例えば図5に示す如く、撮影画像の右端に入ったときに撮影者自身の左腕G2が撮影画像の右側に検出されると、図1に示す如く、右警告ランプ28bが点灯するので、撮影者自身が、自分の左腕側すなわち撮影者自身の左側が撮影視野に収まっていない、若しくは収まっていない可能性が高いことを容易に認識することができる。よって撮影者自身が自分からみて右側に移動することにより確実に撮影視野内に収まることができる。またこのとき右警告ランプ28bの三角形の頂点が、移動すべき方角を示しているので、撮影者自身は移動すべき方角を容易に知ることができる。
このようにして警告表示処理が行われると(ステップS28)、CPU32は、図4Bに示す如く、処理をステップS26へ移行して、撮影対象となる主要被写体が確実に撮影視野内に収まり本撮影が実行されるまで、ステップS26以降の処理を繰り返す。このようにしてデジタルカメラ1による撮影は行われる。
上記の撮影方法によれば、撮影者がモニタ18又はファインダ17によって十分に撮影視野を確認せずレリーズボタン19を押下しても、自動的に主要被写体を撮影視野に収めることができる。
なお本実施形態は、それぞれセルフタイマー撮影部38によるセルフタイマー撮影を利用した撮影方法であるが、本発明はこれに限られるものではなく、リモコンユニットの遠隔操作によりデジタルカメラ1に撮影指示の信号を送信して撮影を行わせるリモコン撮影にも適用できる。この場合リモコンユニットから撮影が指示され、デジタルカメラ1のリモコン受光部27が操作信号を受光した後にタイマーカウントダウンを開始するようにしても良い。このとき、例えば撮影者自身が被写体となる場合等は、撮影者自身が撮影装置の前面(撮影レンズ側)に移動後にリモコンユニットを操作することができるので、通常のセルフタイマー撮影よりも短いタイマーカウント値にしてもよい。
また本実施形態では、警告表示手段として上述の警告ランプ28を備えたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば警告ランプをセルフタイマーランプ25と共用してもよい。この場合例えば、点滅周期の差によって右警告、左警告、上警告を区別してもよい。また図示しないスピーカーによる音声等によって警告してもよい。
さらに本実施形態では、デジタルカメラ1の本体10の前面に、上述の警告表示手段を設けたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばモニタ18中の表示や、ファインダ17内のランプ等、本体10の背面に設けてもよい。ここで図10にモニタ18の表示の一例を示す。図10に示す如く、モニタ18の画面の左右端及び上端に、任意の幅でそれぞれ上警告表示領域28a’、右警告表示領域28b’、左警告表示領域28c’で構成される警告表示領域28’を配設し、上述したように非撮影者が撮影視野外に位置したときに、撮影視野外に位置する側の前記警告表示領域を点滅又は着色する等により、警告する。
これにより、例えば撮影者自身が撮影される場合に使用されるセルフタイマー撮影やリモコン撮影等を使用しない通常の撮影を行う場合等に、撮影者が撮影視野内を十分に確認しなくても、被撮影者が撮影視野外に位置した場合又は位置する可能性が高い場合に、いずれの端部が撮影視野外に位置しているのか警告表示されるので、撮影によって得られる画像が被撮影者の一部がかける等の失敗が生じるのを防止できる。なおデジタルカメラ1に上記実施形態の警告ランプ28と、警告表示領域28’とを配設し、それぞれ対応するように同時に作動させてもよいし、警告ランプ28のみ又は警告表示領域28’のみを作動させてもよい。
なお本実施形態の撮影方法では、ステップS24にてズーム位置記憶部46に記憶されたズーム位置が広角端か否かを判断し、広角端であると判断されたときに(ステップS24;YES)上述の警告表示処理を行うものとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば図示しないスピーカーによって音を発生させてもよいし、セルフタイマーランプ25を点灯させてもよく、適宜設計変更可能である。
本発明の撮影装置は、上述した実施形態のデジタルカメラに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
例えば、被写体に向かって光を照射する照射光部を備え、2つの撮影部のうち一方(撮影部20B)を距離検出用撮影部として、ステレオマッチング処理部43の代わりに、前記照射光部から光を照射し、その反射光を前記距離検出用撮影部の撮影レンズで受光することにより被写体距離を算出する距離演算部を設けても良い。距離演算部は、照射光としてパルス或いはサイン波等の変調光を使用し、画素毎等に、その反射光の反射時間或いはサイン波等の位相を測定することにより被写体距離を算出する方法を用いることできる。このとき照射光は、可視光線、赤外線のいずれも使用することが可能である。
また、2つの撮影部のうち一方の撮影部にのみ撮影レンズを備え、プリズム、ミラー等によって入射光を分離し、2つの撮像素子(CCD29A、CCD29B)にそれぞれ受光させてもよい。
デジタルカメラの背面図 デジタルカメラの前面図 デジタルカメラの機能ブロック図 デジタルカメラの一連の処理のフローチャート(その1) デジタルカメラの一連の処理のフローチャート(その2) デジタルカメラの広角端での撮影画像の一例を示す図 デジタルカメラの広角端での(a)被写界上面図と(b)被写界側面図 デジタルカメラの記憶されたズーム位置での撮影画像の一例を示す図 デジタルカメラの記憶されたズーム位置での(a)被写界上面図と(b)被写界側面図 警告表示処理のフローチャートを示す図 モニタの表示の一例を示す図
符号の説明
1、100、200 デジタルカメラ(撮影装置)
20A撮影部(第一の撮影部、本撮影部)
20B撮影部(測距用撮影部)
25 セルフタイマーランプ
32 CPU(判断手段)
38 セルフタイマー撮影部(セルフタイマー撮影手段)
42 空間設定部(空間設定手段)
43 ステレオマッチング処理部(対象物検出手段)
44 位置算出部(位置算出手段)
45 警告表示部(警告表示手段)
46 ズーム位置記憶部(ズーム位置記憶手段)
47 ズームレンズ制御部(ズームレンズ制御手段)

Claims (10)

  1. 被写体を撮影して画像データを生成する2つ以上の撮影部を備えた撮影装置において、
    前記2つ以上の撮影部のうちの一つが、ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部であり、他の一つ以上が、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する測距用撮影部であって、
    前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶するズーム位置記憶手段と、
    該ズーム位置記憶手段に記憶されたズーム位置における撮影視野内に検索空間を設定する空間設定手段と、
    該空間設定手段により設定された検索空間から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
    該対象物検出手段により前記所定の対象物が検出されたときに、該検出された対象物の位置情報を算出する位置算出手段と、
    該位置算出手段により算出された前記対象物の位置情報から、前記対象物の少なくとも一部が、前記空間設定手段により設定された検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させるズームレンズ制御手段と
    を備え
    前記対象物検出手段が、前記本撮影部と前記測距用撮影部により生成された2つの画像データに対してステレオマッチング処理を施して各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出するものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 被写体を撮影して画像データを生成する2つ以上の撮影部を備えた撮影装置において、
    前記2つ以上の撮影部のうちの一つが、ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部であり、他の一つ以上が、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する測距用撮影部であって、
    前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶するズーム位置記憶手段と、
    該ズーム位置記憶手段に記憶されたズーム位置における撮影視野内に検索空間を設定する空間設定手段と、
    該空間設定手段により設定された検索空間から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
    該対象物検出手段により前記所定の対象物が検出されたときに、該検出された対象物の位置情報を算出する位置算出手段と、
    該位置算出手段により算出された前記対象物の位置情報から、前記対象物の少なくとも一部が、前記空間設定手段により設定された検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させるズームレンズ制御手段と、
    前記被写体に向かって光を照射する照射光部と
    を備え、
    前記対象物検出手段が、前記照射光部から前記被写体に光が照射されたときに前記測距用撮影部により受光された前記被写体からの反射光に基づいて前記検索空間から前記所定の対象物を検出するものであり、
    前記位置算出手段が前記所定の対象物からの反射光に基づいて前記所定の対象物の位置情報を算出するものであることを特徴とする撮影装置。
  3. 前記2つ以上の撮影部のうち、少なくとも前記本撮影部を除く撮影部は、前記本撮影部よりも画素数の少ない撮像素子、及び/または、輝度又は単色のみに感度を有する撮像素子を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記判断手段により前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときにいずれの端面にあるかを表示する警告表示手段をさらに備え、
    前記ズームレンズ制御手段が、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角端に移動させて記憶させたときに、前記警告表示手段による前記表示が行なわれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮影装置。
  5. 前記警告表示手段が、装置の背面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記警告表示手段が、装置の前面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  7. 前記警告表示手段が、前記対象物が前記撮影部の前記検索空間内に位置するために移動すべき方向を表示することを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
  8. セルフタイマーランプを有するセルフタイマー撮影手段をさらに備え、
    前記警告表示手段が、前記セルフタイマーランプと共用されることを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
  9. ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部と、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する1つ以上の測距用撮影部とにより被写体を撮影してそれぞれ画像データを生成する撮影方法において、
    任意の画角における前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶し、該記憶されたズーム位置における撮影視野内に前記第一の検索空間を設定し、
    前記ズームレンズを前記駆動手段により広角端へ移動させた後で、前記本撮影部及び前記測距用撮影部により前記撮影し、該撮影により生成された画像データ中の前記第一の検索空間に対して前記ステレオマッチング処理を施して各画像データ中の互いに対応する1つ以上の対応点を検出し、
    該検出された対応点のうち最も前記撮影部側の最前点を検出し、
    該検出された最前点を含む前後の所定範囲に第二の検索空間を設定して、
    該設定された第二の検索空間に対して、ステレオマッチング処理を施して1つ以上の対応点を検出し、
    前記第二の検索空間において1つ以上の対応点が検出されたときに、該検出された対応点が、前記第二の検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断して、
    前記対応点が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させ、
    前記対応点が前記端面にないと判断されたときに、前記ズームレンズを前記駆動手段により前記記憶されたズーム位置に移動させて本撮影を行うことを特徴とする撮影方法。
  10. ズームレンズ及び該ズームレンズを駆動する駆動手段を有する本撮影部と、前記ズームレンズの広角端と等しい画角の固定焦点レンズを有する1つ以上の測距用撮影部とにより被写体を撮影してそれぞれ画像データを生成する撮影方法において、
    任意の画角における前記ズームレンズのズーム位置を検出して記憶し、該記憶されたズーム位置における撮影視野内に検索空間を設定し、
    前記対象物検出手段が、照射光部から前記被写体に光が照射されたときに前記測距用撮影部により受光された前記被写体からの反射光に基づいて前記検索空間から前記所定の対象物を検出し、
    該対象物検出手段により前記所定の対象物が検出されたときに、前記測距用撮影部により受光された前記所定の対象物からの反射光に基づいて前記所定の対象物の位置情報を算出し、
    該算出された位置情報から前記対象物の少なくとも一部が、前記検索空間の左右又は上方の端面にあるか否かを判断し、
    前記対象物の少なくとも一部が前記端面にあると判断されたときに、前記ズーム位置記憶手段により記憶されたズーム位置を広角側に所定量移動させて記憶させる
    ことを特徴とする撮影方法。
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