JP2002328408A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002328408A
JP2002328408A JP2001129966A JP2001129966A JP2002328408A JP 2002328408 A JP2002328408 A JP 2002328408A JP 2001129966 A JP2001129966 A JP 2001129966A JP 2001129966 A JP2001129966 A JP 2001129966A JP 2002328408 A JP2002328408 A JP 2002328408A
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JP
Japan
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camera
photographing
mode
user
self
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Withdrawn
Application number
JP2001129966A
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English (en)
Inventor
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のカメラは、手ぶれ防止機能を備えたカメ
ラであるにもかかわらずファインダ内に警告表示を行っ
ているため、ユーザが自分自身を撮影したり、他の人に
撮影を頼んだ場合には、ユーザは手ぶれが発生したこと
を認識することがてきなかった。 【解決手段】本発明は、モノリシック加速度計3による
カメラの振動状態の検出を行い、手ぶれが発生していた
場合には、セルフタイマ撮影時にカメラ前面で発光する
LED19をあるパターンで点滅表示させることで、ユ
ーザ自身でカメラを持って撮影レンズを自分が被写体と
なるように向けて撮影するモード若しくは、撮影を他の
人に依頼して自分の姿を撮影するモードによる撮影時に
は、カメラ正面前方にいるユーザに対してに手ぶれの発
生を告知するカメラである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラによる撮影
の際に発生する手ぶれを撮影者に振動警告を行う手ぶれ
防止の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手でカメラを持って撮影する際
に、シャッタ速度が遅い場合などに露光中にカメラが振
れてしまい失敗写真となる、所謂、手ぶれが発生する場
合がある。この手ぶれを防止するために、種々の防振技
術が検討されている。この防新技術は、振動の検出と、
検出した振動への対策との2つの技術に分けられる。ま
た振動対策の技術は、さらに振動状態をユーザに認知さ
せる警告技術と、撮影レンズを駆動制御して手ぶれによ
る被写体像の劣化を防止する技術に分類される。このう
ち警告技術として、本出願人は、例えば、特願平11−
201845号において、表示手段の工夫によって手ぶ
れに強いカメラを提案している。
【0003】また、特開平2−126253号公報など
では、ファインダ内に像ぶれの軌跡を表示して手ぶれを
防止するように、ファインダ内表示を充実させた技術も
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の手ぶれ
防止技術が搭載されたカメラの大半は、撮影者がファイ
ンダを覗いた状態であることが前提であり、このまま露
光を行うと被写体がぶれた失敗写真となることをファイ
ンダ内に表示して、手ぶれを防止することを主眼として
いる。
【0005】しかし近年、自分の姿を撮影するために、
片手でカメラを持って撮影レンズを自分が被写体となる
ように向けて撮影するいわゆる「自分撮り」や、旅先な
どでカメラを他の人に渡して、自分の姿を撮影してもら
うために、「依頼撮り」等の特別なモード機能を有する
カメラが例えば、2000−305133号等で提案さ
れている。
【0006】このようなトレンドな撮影が行われた場合
に、被写体となるユーザには手ぶれが発生しているか否
かはわからず、手ぶれ防止機能を備えたカメラであるに
もかかわらず、手ぶれが発生した失敗写真となる場合も
ある。この手ぶれの発生が被写体となるユーザ側でわか
ればホールディングに注意したり、再度撮影をくり返す
等、思い出をきれいな写真に確実に残すことができる。
【0007】しかし、手軽に撮影ができ、携帯に便利な
カメラにおいては、多機能化された高級高価額のカメラ
よりも、小型軽量で低価格のタイプが好まれるため、低
コスト、省スペースで実現できる技術でなければならな
い。
【0008】従来のカメラは、手ぶれ検出のために、X
方向及びY方向の2方向の振れを検出するための2つの
角加速度センサと、その処理用ICを搭載する必要があ
り、未装備のカメラに対して、大型化高コスト化する傾
向があった。
【0009】また、カメラ内部機構のレイアウトの関係
から、これらのセンサと処理回路とを離して配置しなけ
ればならない場合、微弱な信号を伝搬するセンサ出力ラ
インにノイズが入り込まないようにシールドする等の処
置を施さなければ精度が劣化して、目的となる手ぶれ判
定動作の信頼性が低下してしまう。しかし、このような
処置を施すと、シールドのためにコストが上がったりそ
のスペースが必要となっていた。
【0010】そこで本発明は、自己撮影若しくは他の人
に依頼した撮影において、被写体となるユーザ側に手ぶ
れ状態を告知する手ぶれ防止機能を低コスト及び省スペ
ースで実現するカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、カメラの振動状態を検出する振動検出手段
と、セルフタイマによる撮影の時に露光タイミングをカ
メラ前面で表示する表示手段と、ユーザ自身が撮影され
る撮影モードを選択・設定する選択手段と、上記撮影モ
ードが設定された撮影時には、上記振動検出手段の出力
結果に応じて上記表示手段を点滅表示させる制御手段と
を備えるカメラを提供する。
【0012】また、上記撮影モードは、ユーザ自身でカ
メラを持って撮影レンズを自分が被写体となるように向
けて撮影するモード若しくは、撮影を他の人に依頼して
自分の姿を撮影するモードであり、各々がピント調整範
囲を制限するモードである。
【0013】さらに、上記カメラは、カメラ前面側から
撮影される被写体像を視認できる第1の形態と、視認で
きない第2の形態とを有する画像認識手段と、上記第1
の形態と第2の形態のいずれの形態であるかに応じて振
動警告処理及びピント調整それぞれの制御方法を切り替
える切り替え制御手段とを備える。
【0014】以上のような構成のカメラは、ユーザ自身
でカメラを持って撮影レンズを自分が被写体となるよう
に向けて撮影するモード若しくは、撮影を他の人に依頼
して自分の姿を撮影するモードによる撮影時に、振動検
出手段が手ぶれとなるカメラの振動状態を検出すると、
セルフタイマ撮影用表示手段による点滅表示が行われ、
カメラ前面から被写体となるユーザが手ぶれ発生を認識
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。本発明において、カメ
ラの手ぶれを検出するための振動検出部材としては、例
えば特開平8−178954号公報等で提案されている
モノリシック加速度計が好適している。このモノリシッ
ク加速度計は、ICチップ上に形成されるものであり、
可動のパターンと非可動パターンと間に発生する容量変
化を利用して振動を検出する装置である。その構成とし
ては、両パターンは共にシリコン基板上にポリシリコン
部材により形成されており、一方の電極が揺動可能で加
速度に応答し、他方の電極が加速度に対して静止してい
るような状態で一対のコンデンサを形成している。この
ようなシリコン基板に加速が加わると、一方のコンデン
サの容量は増大し、他方のコンデンサの容量は減少す
る。これらの差動キャパシタンスを電圧信号に変換する
信号処理回路が必要であり、これらの可動電極、コンデ
ンサ及び信号処理回路が同一基板上にモノリシックに形
成される。
【0016】このモノリシック加速度計は、寸法、コス
ト、所要電力、信頼性等にすぐれており、これを本実施
形態のカメラにカメラ特有の状況を加味して採用するこ
とにより、振動検出においては、高精度で低コスト化且
つ省スペース化を実現することができる。このような技
術の応用によって、セルフ撮影モードの機能を備える小
型カメラに振動検出機能を容易に設けることができる。
【0017】図1及び図2には、本発明の第1の実施形
態に係るカメラの構成例を示して説明する。図1(a)
は、外観と、その一部の内部構造を示し、同図(b)、
(c)は、本実施形態の硬質プリント基板とフレキシブ
ルプリント基板(以下、フレキ基板と称する)の配置関
係を示し、同図(d)は、手ぶれの影響について説明す
るための図であり、図2は、本実施形態のカメラの電気
的なブロック構成を示す図である。なお、以下に説明す
る実施形態において、図7(a)に示すような自分の姿
を撮影するために、自分でカメラを持って撮影レンズを
自分が被写体となるように向けて撮影するいわゆる「自
分撮り」や、図7(b)に示すように撮影を他の人に依
頼して自分の姿を撮影してもらう「依頼撮り」を、「セ
ルフ撮影モード」と称している。
【0018】図1(a)に示すように、カメラ10の前
面には、撮影レンズ9やストロボ8の他、ファインダ対
物レンズ15やオートフォーカス用の測距部の受光レン
ズ等が配置されている。このカメラの内部には、該カメ
ラを全自動で動かすための電子回路が設けられている。
この電子回路には、硬質プリント基板14上に実装され
る前述したモノリシック加速度計(加速度IC)3も含
まれており、位置関係を示すために、図1(a)におい
て一部内部構造が見えるようにカットとしている。ま
た、カメラ本体10の上面には、セルフ撮影モード設定
を行うためのセルフ撮影モード設定釦26が設けられて
いる。
【0019】さらに、硬質プリント基板14上には、加
速度IC3の他に、カメラ全体の撮影に関する動作を制
御するためのワンチップマイコン(CPU)1や、モー
タ等のアクチュエータを動作させて機械機構部を駆動さ
せるインターフェースIC(IFIC)2が実装されて
いる。また、CPU1の近傍には、カメラ組立工程で部
品バラつきの調整用データを記憶するためのメモリ4と
して、例えばEEPROMが設けられている。
【0020】図1(b)は、カメラを横方向から見た状
態で、硬質プリント基板14とフレキ基板7の関係を示
す図である。この硬質プリント基板14は、カメラ内部
の曲面に沿って曲げられないため、フレキ基板7が用い
られており、コネクタ12により接続されている。
【0021】このフレキ基板7の上には表示素子(LC
D)6が実装され、オートフォーカス(AF)用センサ
5との通信ラインやスイッチ用パターン13が形成され
ている。このフレキ基板7は、カメラ背面まで回り込
み、図1(b)に示すような警告表示用部11における
発音素子PCVやLED等の告知用素子が実装され、警
告表示用部11にCPU1から出力された信号を伝達さ
れる他、AF用IC5aにも信号の授受がなされるよう
になっている。
【0022】また、図1(c)に示すように、フレキ基
板7の延長された先には、加速度IC3を配置してもよ
い。この場合、加速度IC3はカメラの背面に置かれ
る。この加速度IC3をカメラの前面若しくは背面に配
置するのは、図1(d)に示すように、ユーザ100が
撮影のためにカメラを構えた場合、露光時にカメラ10
をX方向若しくはY方向に動かしてしまう手ぶれを発生
しやすく、プリントされた写真上で被写体がぼけるなど
の影響が大きい反面、Z方向の手ぶれが発生してもその
影響が小さいことが理由である。また、カメラ前面に
は、セルフタイマ撮影時に、撮影される方から見えるセ
ルフタイマ用LED19が設けられる。
【0023】従って、加速度IC3は、図2(b)に示
すように、加速度IC3と硬質プリント基板14を結ぶ
方向よりも、ICチップの面積方向のX方向若しくはY
方向の2方向のみに加速度が加わった時に、加速度判定
信号を出力する。このため、カメラの側面や上面に加速
度IC3を配置しても、あまり重要でないZ方向への変
化を検出する事になり、重要なX若しくはY方向への変
化のどちらかが検出できなくなってしまう。本実施形態
では、カメラの前面若しくは背面に加速度ICを実装し
て、防振時のぶれ検出効果を高めている。
【0024】ここで、図3に示す製造工程の一例を参照
して、加速度IC3について説明する。まず、シリコン
基板(ICチップ)20上に酸化膜21を形成し(図3
(a)、(b))、その酸化膜21上にレジストマスク
によるパターンを形成し、露出している部分をエッチン
グで除去し、レジストマスクをすると、任意の部分に開
口部を形成することができる(図3(c))。その後、
ポリシリコン層22を堆積させた後(図3(d))、酸
化膜21をウェットエッチングを用いて選択的に除去す
ると、ポリシリコン層22が中空のブリッジ状の構造で
シリコン基板20上に形成される(図3(e))。この
ポリシリコン層には、リンなどの不純物拡散を行い、導
電性を持たせる。このようなブリッジ構造の形式によ
り、図4(b)に示すような4隅に支柱部を有する可動
電極22がシリコン基板20上に形成される。
【0025】また、シリコン基板20上には、図4
(a)に示すように、別の電極24、25を形成するこ
とにより、前述した可動電極22の腕部23a、23b
と隣接させて、腕部23aと電極24、腕部23bと電
極25の間に微小コンデンサ容量が形成される。さら
に、図4(c)に示すようにシリコン基板20上に、こ
の可動電極構造を数多く配置するICチップとすること
によって、上記コンデンサの容量は所望の容量となり、
また、可動方向の異なるブリッジを2種構成することに
より、X方向、Y方向の検出が可能となる。
【0026】従って、このICチップをカメラに搭載す
ると、図2(b)のように2方向の加速度が判定でき
る。また、図4(c)のように、このチップ上にはモノ
リシックで構成された可動電極コンデンサと共に処理回
路部29がオンチップで形成されている。これは可動電
極22によって変化する容量成分を検出して、加速度に
応じた信号を出力するものである。可動電極22の動き
によって、2つの電極に形成される容量の一方は増加
し、一方は減少するので、図4(b)の矢印方向の加速
度が検出できる。
【0027】図5(a)は、処理回路29の構成例を示
す。前述したように、X方向及びY方向の移動を検出す
るためのX,Yセンサ30,31に含まれる腕部23
a,23bと電極24及び、腕部23bと電極25のそ
れぞれの間で容量成分が形成され、腕部23a,23b
の動きによって、これらの容量が変化する。この容量変
化を処理回路29により電気的信号に変換する。
【0028】この処理回路29は、パルス波形の搬送波
を発振する搬送波発生器(発振回路)32と、Xセンサ
30、Yセンサ31の容量変化によって変化したそれぞ
れの発振波形を全波スイッチング整流によって復調する
復調回路33,34と、加速度依存のアナログ信号を出
力するフィルタ回路35,36と、アナログ−PWM変
換するPWM信号発生回路37とで構成される。図5
(b)にその出力波形を示す。このように加速度に応じ
て、パルスのデューティ比(T1とT2の割合)が変化
する。
【0029】従って、この加速度IC3は、加速度に比
例する電圧信号若しくは加速度に比例するパルス幅変調
(PWM)信号を出力する。ディジタル信号のみを扱え
るCPU1は、内蔵するカウンタを利用して、PWM信
号を復調すれば、加速度検出が可能となる。加速度に比
例する電圧信号は、A/D変換器を有する調整器等を利
用すればよい。また、PWM信号を利用すれば、CPU
1にA/D変換器を搭載する必要はない。尚、この加速
度IC3のX,Yセンサ30,31は、ブリッジで構造
形成時の複雑なエッチング処理や、ブリッジ形成上の膜
厚誤差やドーピング誤差によって、製造条件による特性
バラつきが大きく、使用する際には補正を十分考慮する
必要があるが、カメラ製造時に調整を行ない、得られた
補正値をメモリ4に記憶させておく。
【0030】図2(a)には、このような加速度IC3
を実装したカメラのブロック回路図を示して、説明す
る。この構成においては、カメラ全体を制御するCPU
1と、IFIC2と、モノリシック加速度計(加速度I
C)3と、調整用データを記憶するメモリ(EEPRO
M)4と、オートフォーカス(AF)部5aと、測光部
5bと、カメラの設定状態や撮影に関する情報を表示す
るための液晶表示素子(LCD)6と、ファインダ内に
設けられて撮影に関する情報を表示するファインダ内L
CD6aと、補助光等を発光させる発光管を含むストロ
ボ部8と、発光管を発光させるための電荷をチャージす
るメインコンデンサ8aと、ズーミング機能を有する撮
影レンズ9と、ストロボ充電表示や手ぶれ警告表示を行
うLEDを含む警告表示用部11と、警告表示用部11
に直列接続された抵抗11aと、カメラ正面に配置され
セルフタイマ撮影モード時の露光予告やセルフ撮影モー
ド時の手ぶれ警告として発光するセルフタイマ用LED
19と、セルフタイマ用LED19に直列接続された抵
抗19aと、カメラの撮影シーケンスを開始させるため
のスイッチ用パターン13からなるスイッチ13a,1
3bと、撮影レンズ、シャッタ、フィルムの給送等の駆
動機構を駆動するモータ18と、モータ18と連動して
回転する回転羽根16と、モータ18の駆動制御のため
に回転する回転羽根16の穴を光学的に検出するフォト
インタラプタ17とで構成される。
【0031】また、モータ18は、各駆動機構を駆動す
る場合に切替機構により駆動先を切り替えてもよいし、
それぞれ駆動機構に別途のモータを備えてもよい。
【0032】この構成において、CPU1は、スイッチ
13a,13bの操作状態に従って、カメラの撮影シー
ケンスを司る。つまり、モノリシック加速度計3の出力
に従って手ぶれ警告用のファインダ内LCD6aによる
警告表示やセルフ撮影モード時に撮影者(被写体)に手
ぶれが発生している警告を示すセルフタイマ用LED1
9の発光を制御する他、撮影時にはオートフォーカス用
の測距部5a、露出制御のために被写体の輝度を測定す
る測光回路5bを駆動し、必要な信号を受けとって前述
したIFIC2を介して、モータ18を制御する。この
時、モータ18の回転は回転羽根16に伝えられ、その
調整の穴の有無の位置に従ってフォトインタラプタ17
が出力する信号をIFIC2が波形整形してCPU1は
モータ18の回転の状態をモニタする。また、必要に応
じてストロボ部8による補助光の発光を行う。
【0033】図6に示すフローチャートを参照して、こ
のような構成のカメラによる撮影について説明する。ま
ず、メインスイッチ(図示せず)の操作があったか否か
を判定する(ステップS1)、操作があった場合には
(YES)、ストロボ充電を開始し、且つ初期設定を行
う。この初期設定は、メモリ4から予め記憶された補正
用データを読み出し諸設定を行う(ステップS2)。こ
のメモリ4は、組み付けられた部品の性能バラつきに起
因する電気制御上の誤差を補正するデータを製造工程で
記憶され、例えば、ΔX,ΔY,ΔX1,ΔY1は本実
施形態の特徴となるモノリシック加速度計3の電極上の
誤差を補正する時に用いる定数である。
【0034】次に、ストロボ充電が完了しているか否か
を判定する(ステップS3)。この判定で充電が完了し
ていなければ(NO)、その旨の警告[パターン1]を
行ないつつ充電動作を継続する(ステップS4)。この
警告は、LEDによる光学的に行う。しかし、後述する
手ぶれ警告と間違えないように警告パターンをかえて行
う。尚、基本的には充電中は電源電圧が不安定になるた
め、手ぶれ警告は行わない。後述する図14には、LC
D6aに表示される手ぶれ警告の表示[パターン1]の
一例を示す。このパターン1の例では、ファインダ内の
撮影する構図の上下に帯状の領域を設けて、交互に点灯
する表示パターンである。
【0035】そして、所定時間経過の後、再度ストロボ
充電が規定電圧まで達しているか即ち充電完了状態であ
るか否かを判定する(ステップS5)。この判定で完了
していない状態(NO)であって、すでにユーザがカメ
ラを構えて撮影動作を開始していた場合には、測光が行
われてしまう(ステップS6)。この測光結果からスト
ロボ発光が必要か否か判断して(ステップS7)、被写
体輝度が暗いシーンであってストロボ発光が必要であっ
た場合には(NO)、撮影シーケンスに移行せず、スト
ロボ充電を再開し(ステップS8)、所定時間が経過し
た後、メインスイッチの操作があったか否かを判定する
(ステップS9)。この判定において、操作されていれ
ば(YES)、ステップS4に戻り、操作されていなけ
れば(NO)、ステップS1に戻り、それぞれ操作を繰
り返し行う。
【0036】またステップS5の判定において、ストロ
ボ充電が完了していた場合(YES)、若しくはステッ
プS7の判定でストロボ発光が必要でなかった場合(N
O)には、ストロボ充電動作を停止する(ステップS1
0)。
【0037】次に、モノリシック加速度計(加速度IC
3)を用いて、カメラのX方向及びY方向における加速
度判定を行う(ステップS11)。この加速度判定は、
X方向、Y方向共行うが、これは前述したように、パル
ス幅をカウントして得るものであり、この結果を加速度
値X1,Y1とする。カメラの構え方で重力を受ける方
向が変化するため、単純に加速度値X1,Y1を所定値
と比較判定した警告をするわけにはいかない。そこで、
所定時間をカウントして経過した後(ステップS1
2)、再度、同様な加速度判定を行なう(ステップS1
3)。この時の結果を加速度値X2,Y2とし、これら
の加速度値X1:X2と、Y1:Y2の比較を行う(ス
テップS14)。これらの比較結果、値がほぼ等しくな
い時には(NO)、結果を加速度値X2,Y2を加速度
値X1,Y1に置き換えて(ステップS15)、メイン
スイッチが操作(オン状態)されているのを確認し(ス
テップS16)、操作されていれば(YES)、ステッ
プS12に戻り、再度加速度判定を行う。一方、メイン
スイッチが操作(オン状態)されていなければ(N
O)、ステップS1に戻る。
【0038】またステップS14の判定で、加速度値が
ほぼ等しい時には(YES)、ユーザのカメラの構え方
が安定したとしてこれを基準とし、次の加速度判定を行
なう(ステップS17)。ここで得られたX方向、Y方
向の加速度値X3,Y3と、先に基準とした加速度値X
2,Y2とをそれぞれ比較する。まず、X方向の加速度
値X3と、先に基準とした加速度値X2とを[X2−Δ
X<X3<X2+ΔX]により比較する(ステップS1
8)。この比較でX3が所定量ΔX(メモリ4で記憶し
ていた値ΔX)を加味した範囲内であれば(YES)、
Y方向においても[Y2−ΔY<Y3<Y2+ΔY]の
比較を行う(ステップS19)。
【0039】これらの比較で、所定量ΔXを加味した量
の範囲を越えた場合には(共にNO)、セルフ撮影モー
ドに設定されているか否かを判定する(ステップS2
0)。セルフ撮影モードに設定されていなければ(N
O)、ファインダ内LCD6aへ通常の表示パターンと
は異なる警告表示[パターン2a]を行なう(ステップ
S21)。一方、セルフ撮影モードに設定されていた場
合には(YES)、セルフタイマ用LED19の点灯・
点滅による通常のタイマ撮影の露光タイミングの告知表
示とは異なる警告表示[パターン2b]を行なう(ステ
ップS22)。
【0040】このような警告により、図7(a),
(b)に示すような撮影状態の場合に、ユーザはセルフ
タイマ用LED19の点灯・点滅により、このまま露光
すると手ぶれによる失敗写真となることがわかり、事前
にホールディング状態を直したり、撮影者101に伝え
て構え直しや取り直しを促すことができる。尚、この警
告表示は、手ぶれが無くなるか、レリーズボタン(スイ
ッチ13b)が操作されるまで表示されている。
【0041】次に、結果を加速度値X3,Y3を加速度
値X1,Y1に置き換える(ステップS23)。そし
て、レリーズボタンが操作された(オン状態)か否かを
判定する(ステップS24)。この判定でオンしていな
ければ(NO)、メインスイッチが操作されたか否かを
判定して(ステップS25)、操作されていれば(YE
S)、ステップS12に戻り、操作されていなければ
(NO)、ステップS1へ戻る。一方、レリーズスイッ
チがオンされたならば(YES)、測距、測光を行い
(ステップS26,S27)、ピント調整のために撮影
レンズを繰り出し(ステップS28)、露出用シャッタ
制御をIFIC2を介して行う(ステップS29)。
【0042】この後、再度、加速度判定を行ない(ステ
ップS30)、加速度値X4,Y4を得る。そして前述
したステップ18,19と同様に、メモリ4で記憶して
いた補正値ΔX1,ΔY1を用いて、レリーズ前のレベ
ルと比較して、それぞれが範囲内か否かを判定する。X
方向においては、[X1−ΔX1<X3<X1+ΔX1]
により比較する(ステップS31)。この比較でX4が
所定量ΔX1を加味した範囲内であれば(YES)、Y
方向においても[Y1−ΔY1<Y4<Y1+ΔY1]
の比較を行う(ステップS32)。これらの比較で、補
正値ΔX1、Y1を加味した量の範囲を越えた時に(共
にNO)、セルフ撮影モードに設定されているか否かを
判定する(ステップS33)。セルフ撮影モードに設定
されていなければ(NO)、ファインダ内LCD6aへ
通常の表示パターンとは異なる警告表示[パターン3
a]を行なう(ステップS34)。一方、セルフ撮影モ
ードに設定されていた場合には(YES)、セルフタイ
マ用LED19の点灯・点滅による通常のタイマ撮影の
露光タイミングの告知表示とは異なる警告表示[パター
ン3b]を行なう(ステップS35)。この露光後に
は、タイマにより所定時間(t1)をカウントした後、
ステップS3に戻る(ステップS36)。
【0043】このような警告により、図7(a)に示す
ような撮影状態の場合に、ユーザはセルフタイマ用LE
D19の点灯・点滅により、撮影した写真が手ぶれを伴
う失敗写真の可能性が高いことがわかり、再度、撮影し
直しを促すことができる。また、図7(b)に示した状
態であれば、撮影者101に伝えて再度、撮影し直しを
を依頼する等、貴重なひとときの重い出を大なしにして
しまうようなことが防止できる。尚、露光後、直にホー
ルディングの手ぶれ表示を行うと、レリーズ前に手ぶれ
が発生していたのか、露光後のホールディング時に手ぶ
れが発生したのか判別できなくなるため、所定時間(t
1)待つことによりステップS3に戻るようにしてい
る。
【0044】以上説明したように、このような撮影シー
ケンスにより無理なく手ぶれ判定表示を組み込むことに
より、被写体となるユーザに手ぶれの発生がわかりやす
くなり、構え直しや再度の撮影により、失敗写真が防止
することができるカメラを提供することができる。ま
た、カメラ正面にいるユーザに対して行う警告表示は、
通常のカメラには既に搭載されているセルフタイマ用L
EDを兼用して使用しているため、新たな警告表示用部
品を必要としないで実現できるため、低コストで実現が
可能である。
【0045】こうした特別な撮影状態では、ユーザ自身
がファインダ内を覗いて確認することができないため、
従来技術のようにファインダ内で見やすい表示になるよ
うに工夫したとしても、手ぶれによる失敗写真を回避す
ることは困難であった。
【0046】またユーザ自身がカメラを正常に構えてい
ない状況下では、撮影に際して通常の撮影シーケンスや
カメラの構造に工夫をした方がよい場合がある。例え
ば、ユーザが撮影構図(写真枠)内で測距可能な範囲内
の正しく位置に存在しているか、また、自分の想定して
いる写真の構図になっているか等、ユーザにとっては不
安な点も多い。このため、図8(a)に示すように、カ
メラ10の前面にユーザ自身が自分の姿を確認できる鏡
部102を有する部材10bが引き出せる構造にして、
より自分自身の撮影がしやすいカメラを提供する。
【0047】図8(a)〜(d)は、構図確認機能付き
カメラの外観構成を示す図である。
【0048】このカメラ10は、カメラ前面に設けられ
たレンズ保護用バリア10aの裏から部材10bが図8
(b)に示すように、スライド式に出し入れ可能な構造
として、ファインダが覗けない状況下でもユーザが構図
確認できるようになっている。
【0049】このようなスライドミラーが引き出された
状態であるか否かは、図8(d)に示すように、バリア
内に設けられたスイッチ接片102aと電極102bと
からなるスイッチにより実現できる。このスイッチは、
スイッチ接片102aがスライド部材10bに押されて
もう一方の電極102bと接触しているか否かを電気的
に検出することができる。これらのスイッチ4の電極か
らはリード線103が出ており、カメラ本体内部のCP
Uにつながっている。このスイッチを図2(a)では1
3cとして示している。
【0050】このような構成によって、ユーザが撮影に
あたってスライドミラーを引き出すだけで、CPU1に
おいてスライドミラーが引き出されたことを判別し、セ
ルフ撮影モードに設定されたり、また設定されているこ
とが確認でき、手ぶれを検出した警告表示を行う制御に
切り替えることができる。
【0051】また、これまではフィルムカメラに対して
適用した実施形態について説明したが、本発明は必ずし
もフィルムカメラのみに適用するのではなく、被写体を
電気信号として得る電子カメラに適用することも容易に
できる。
【0052】第2の実施形態として、図9は、カメラ背
面に電子的に被写体を表示できる液晶ファインダを有す
る電子カメラへの適用例を示して説明する。
【0053】通常は、図9(b)に示すように、被写体
109がカメラ10の背面外装部111に設けられた液
晶表示部110に映し出されている。この状態では、こ
の液晶表示部に手ぶれ情報を表示しても、ユーザ自身が
被写体となった場合には、裏面側に情報を映し出されて
もユーザに確認することはできない。
【0054】そこで図9(a)に示すように、背面外装
部111を回動可能な構造にして、カメラの前方側から
液晶表示部110のファインダ画面が見えるようにすれ
ば、ユーザが撮影構図を確認することができる。但し、
被写体はカメラから離れたユーザ自身であることが多
く、また太陽光等の外光の影響により、このファインダ
画面上に警告表示を行っても確認しづらい場合があり、
離れた位置からでも視認可能なように設計されたセルフ
タイマ用LED19を利用して、手ぶれ警告を行うよう
にすれば、確認が容易になる。また、こうした撮影者が
被写体となる撮影モードでは、背景の距離にピント調整
をする必要はなく、むしろ、カメラが誤測距して、背景
にピント調整をしてしまうと、主要な被写体(ユーザ自
身)がピンボケとなってしまう。
【0055】そこで、図10に示すフローチャートによ
って、オートフォーカス制御の切り替えについて説明す
る。
【0056】まず、撮影にあたって、撮影画面内の複数
のポイントを測距する(ステップS50)。そして、ユ
ーザ自身を撮影するセルフ撮影モードに設定されている
か否かを判定して(ステップS51)、セルフ撮影モー
ドに設定されていた場合には(YES)、撮影画面の背
景にピントが合わないように、所定距離例えば1〜3m
の範囲にある被写体距離を優先したピント調整距離選択
を行う(ステップS52)。
【0057】次に、この所定距離範囲内にある先に測距
を行った複数のポイントを選択可能か否かを判定する
(ステップS53)。ここで選択不能であった場合、即
ちどのポイントも所定距離範囲にない場合には(YE
S)、本発明の特徴である振動判定手段の出力を利用し
て、ピント調整距離を選択する。具体的には、カメラの
振動方向(X方向、Y方向)の検出を行い(ステップS
54)、X方向のぶれ具合が大きいか否かを判定する
(ステップS55)。
【0058】この判定は、図7(a)に示すようなのよ
うな状況であるか、図7(b)の状況であるかをカメラ
が判別するものである。通常、図7(a)に示すような
状況では、カメラは片手で持たれているため、図中のY
方向のみならずX方向へのぶれが多くなる。そこで、X
方向のぶれが所定値よりも大きい場合(YES)、腕の
長さ距離からの撮影であるため、数十センチの距離にピ
ント調整すればよいが、あまり近距離すぎると、背景に
ピントが合わないので、1mにピント調整を行ない、人
物と背景の両方にピントが合うように焦点調整を行う
(ステップS56)。
【0059】一方、X方向のぶれが所定値よりも小さい
場合(NO)、図7(b)に示すように撮影者101
は、カメラを両手で持つホールド状態であり、X方向の
振動が図7(a)の状況に比べて小さくなる。従って、
記念写真等と考えられ、多くの場合でカメラから離れて
ユーザが立つ距離である3m付近にピント調整を行う
(ステップS57)。このような切り替えを行う焦点調
整によって、ユーザ自身が撮影されるモードでは、背景
にピントがあってユーザがピンボケになってしまうこと
を防止している。
【0060】また、ステップS51において、セルフ撮
影モードに設定されていなければ(NO)、上記複数の
距離のうちもっとも近い距離を選択して焦点調整を行う
(ステップS58)。つまり、風景を撮影する時には、
すべての距離が無限遠相当の距離となるが、その場合は
ステップS56,S57のようなリミッタをかけず、無
限遠相当の距離にピント調整を行うため、くっきりとし
た風景の写真が撮れる。
【0061】以上説明したように、前述した各実施形態
によれば、省スペース化、低コスト化を達成しながら、
手ぶれ対策をしたカメラが提供でき、近年のトレンドで
ある、「自分撮り」や他の人にユーザを撮影してもらう
「依頼撮り」において、ユーザ自身(被写体自身)が撮
影時にける手ぶれ発生を認識でき、手ぶれが無くなるよ
うに構え直したり、再度撮影を行うなどの手ぶれによる
失敗写真を簡単に無くすことができ、ぶれのないきれい
な写真を思い出に残せるカメラである。
【0062】以上の実施形態について説明したが、本明
細書には以下のような発明も含まれている。
【0063】(1)カメラの振動状態を検出する振動検
出手段と、カメラがセルフタイマー撮影状態でカメラ前
面に表示を行なう表示手段と、カメラのユーザ自身が撮
影されるモードを選択する選択手段と、上記モード選択
手段選択時には、上記、振動検出手段の出力結果に応じ
て上記表示手段を点滅表示する制御手段とを有するカメ
ラ。
【0064】(2)上記ユーザ自身が撮影されるモード
は、ユーザ自身が自分自身を撮影するモード若しくは、
ユーザが自分のカメラを他の人に撮影依頼する時のモー
ドであり、各々ピント調整範囲を制限するモードである
ことを特徴とする。
【0065】(3)上記(1)項に記載のカメラの制御
手段は、上記ユーザ自身が撮影されるモードが設定され
たか否かをカメラ前面から、被写体自身を確認できるミ
ラー若しくは電子ファインダーがカメラ前面に向けられ
ているか否かによって、判定することを特徴とするカメ
ラ。
【0066】(4)カメラ前面から、被写体を視認でき
る第1の状態と、視認できない第2の状態を有するカメ
ラにおいて、上記第1の状態と、第2の状態によって振
動警告制御とピント調整制御を切り替える切り替え制御
手段とを有することを特徴とするカメラ。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、自
己撮影若しくは他の人に依頼した撮影において、被写体
となるユーザ側に手ぶれ状態を告知する手ぶれ防止機能
を低コスト及び省スペースで実現するカメラを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るカメラの外観及びその一
部の内部構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態のカメラの電気的なブロック構
成を示す図である。
【図3】本発明のカメラに搭載するモノリシック加速度
計における加速度ICの製造工程の一例を示す図であ
る。
【図4】加速度IC3の構造について説明するための図
である。
【図5】モノリシック加速度計における処理回路の構成
例を示す図である。
【図6】カメラによる撮影について説明するためのメイ
ンフローチャートである。
【図7】ユーザが被写体となるセルフ撮影モードについ
て説明するための図である。
【図8】構図確認機能付きカメラの外観構成を示す図で
ある。
【図9】第2の実施形態に係るカメラ前面側から被写体
を表示を表示する液晶ファインダを有する電子カメラの
構成例を示す図である。
【図10】オートフォーカス制御の切り替えについて説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…ワンチップマイコン(CPU) 2…インターフェースIC(IFIC) 3…モノリシック加速度計(加速度IC) 4…メモリ(EEPROM) 5…オートフォーカス(AF)用センサ 6…表示素子(LCD) 6a…ファインダ内LCD 7…フレキキシブル基板 8…ストロボ 9…撮影レンズ 10…カメラ 11…警告表示用部 12…コネクタ 13…スイッチ用パターン 14…硬質プリント基板 15…ファインダ対物レンズ 19…セルフタイマ用LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18 H04N 5/225 A 5C052 17/40 5/232 A H04N 5/225 5/907 B 5/232 101:00 5/907 G02B 7/11 N // H04N 101:00 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 DA00 2H020 ME06 2H051 EB10 2H102 AA62 AA66 CA02 5C022 AA13 AB15 AB21 AB55 AC18 AC52 5C052 GA02 GA06 GC10 GE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの振動状態を検出する振動検出手
    段と、 セルフタイマによる撮影の時に露光タイミングをカメラ
    前面で表示する表示手段と、 ユーザ自身が撮影される撮影モードを選択・設定する選
    択手段と、 上記撮影モードが設定された撮影時には、上記振動検出
    手段の出力結果に応じて上記表示手段を点滅表示させる
    制御手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記撮影モードは、ユーザ自身でカメラ
    を持って撮影レンズを自分が被写体となるように向けて
    撮影するモード若しくは、撮影を他の人に依頼して自分
    の姿を撮影するモードであり、各々がピント調整範囲を
    制限するモードであることを特徴とする請求項1に記載
    のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記カメラは、 カメラ前面側から撮影される被写体像を視認できる第1
    の形態と、視認できない第2の形態とを有する画像認識
    手段と、 上記第1の形態と第2の形態のいずれの形態であるかに
    応じて振動警告処理及びピント調整それぞれの制御方法
    を切り替える切り替え制御手段と、を具備することを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ。
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