JP2010026459A - 撮影装置 - Google Patents

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章 下小路
Narihiro Yasuda
斉弘 安田
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Abstract

【課題】 従来のカメラは、内蔵スピーカから出力される音の音量調節に手間を要した。
【解決手段】 自動音量設定が選択されている場合、CPU32は、光学ファインダ8を覗く撮影者の顔や指などが接眼部8aに接近したことがアイセンサ10によって検出されると、合焦音や、シャッター音、警告音、背景音、再生音などをスピーカ41またはブザー42から小音量で音を出力させる。また、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないときには、これらの音をスピーカ41またはブザー42から大音量で出力させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の音を出力する出音手段を備えた撮影装置に関するものである。
従来、このような撮影装置としてはカメラが知られている。カメラでは、一般的に、オートフォーカス機能により被写体の焦点が合ったことを報知する合焦音や、セルフタイマ撮影の撮影開始タイミングを報知する報知音といった種々の音が内蔵スピーカから出力される。また、デジタルカメラでは、動画像の記録・再生機能を有したものがあり、動画像の再生時には再生音が内蔵スピーカから出力される。
下記の特許文献1に開示されているカメラは、撮影者と対峙する背面に、主に撮影者に報知音を伝達する撮影者用スピーカが設けられ、被撮影者と対峙する前面に、主に被撮影者に報知音を伝達する被撮影者用スピーカが設けられている。このカメラでは、カメラ本体の起動を報知する起動音や、カメラの撮影モードを設定するときにスイッチ群が操作されたことを報知する操作音などは、背面の撮影者用スピーカからのみ発せられる。また、被写体の撮影時にシャッタが操作されたことを報知するレリーズ音や、セルフタイマ撮影時に撮影開始タイミングを報知するセルフタイマ音などは、背面の撮影者用スピーカおよび前面の被撮影者用スピーカの両方から発せられる。前面の被撮影者用スピーカから出力される音は、カメラ本体から離れた被撮影者などにも聞こえるように、背面の撮影者用スピーカから出力される音よりも大きな音量で出力される。このカメラによれば、カメラの近くにいる撮影者に聞かせる音や、カメラから離れた位置にいる被撮影者に聞かせる音を、それぞれ各スピーカから適切な音量で出力することが可能となる。
特開2006−47826号公報(段落[0031],[0032],[0040]〜[0046])
しかしながら、上記の特許文献1に開示されるような従来のカメラでは、内蔵スピーカから出力される音の音量調節は、メニュー画面に表示されるメニュー項目を選択して行われ、その操作は手間を要するものであった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
被写体を撮像する撮像手段と、
撮影者により覗かれて撮像手段により撮像される被写体が視認されるファインダと、
所定の音を出力する出音手段と、
ファインダの接眼部に人体が接近したことを検出する、接眼部の周辺に設けられた検出手段と、
接眼部に人体が接近したことが検出手段によって検出されると、出音手段から出力される音の音量を変更する制御を行う音量変更制御手段と
を備えて撮影装置を構成した。
この構成によれば、撮影者が、ファインダの接眼部に顔を近づけてファインダを覗き、被写体を視認する際、撮影者の顔が接眼部に接近したことは、接眼部の周辺に設けられた検出手段によって検出される。検出手段によって撮影者の顔が接眼部に接近したことが検出されると、出音手段から出力される音の音量は音量変更制御手段によって変更される。このため、撮影者がファインダを覗くか覗かないかに応じて、出音手段から出力される音の音量は自動的に変更制御されるようになる。また、撮影者がファインダを覗く代わりに指などの体の一部を接眼部の周辺に設けられた検出手段に近づけたり離したりすることによっても、出音手段から出力される音の音量を自動的に変更制御することができる。この結果、撮影者は、出音手段から出力される音の音量を、従来のようにメニュー画面に表示されるメニュー項目を選択して調節する手間をかけることなく、容易に調節できるようになる。
また、本発明は、音量変更制御手段が、接眼部に人体が接近したことが検出手段によって検出された場合には、検出されない場合よりも出音手段から出力される音の音量を小さく変更する制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、撮影者がファインダを覗いたり指などの体の一部を接眼部の周辺に設けられた検出手段に近づけることにより、人体が接眼部に接近したことが検出手段によって検出され、検出手段によって人体が検出されない場合よりも、出音手段から出力される音の音量が音量変更制御手段によって小さく変更される。このため、撮影者と撮影装置とが近づいているときや、周囲が静かなシチュエーションのときに、出音手段から出力される音の音量が小さくなることにより、撮影者やその周囲の者は、出音手段から出力される音をうるさく感じなくなり、撮影時や撮影装置の操作時に不快な思いをしないで済むようになる。
また、本発明は、音量変更制御手段が、接眼部に人体が接近したことが検出手段によって検出されない場合には、検出された場合よりも出音手段から出力される音の音量を大きく変更する制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、撮影者がファインダを覗いたり指などの体の一部を接眼部の周辺に設けられた検出手段に近づけたりしないことにより、人体が接眼部に接近したことが検出手段によって検出されず、検出手段によって人体が検出される場合よりも、出音手段から出力される音の音量が音量変更制御手段によって大きく変更される。このため、撮影者と撮影装置との間の距離が離れているときに出音手段から出力される音の音量が大きくなることにより、撮影者は、撮影装置から離れた位置にいても、出音手段から出力される音を認識することが可能になり、認識した音に基づいて容易に撮影装置の動作状態を確認できるようになる。
また、本発明は、出音手段から出力される所定の音が、撮像手段に投影される被写体像の焦点が合ったことを報知する合焦音、撮影に不具合が生じたことを警告する警告音、撮像手段により撮像された画像が表示される表示部に撮影画像が再生表示されるときに出力される背景音、または、撮像手段により撮像された動画像が表示部に再生表示されるときに出力される再生音のうちの少なくともいずれか1つの音であることを特徴とする。
この構成によれば、撮影者がファインダを覗くか覗かないかに応じて、または指などの体の一部を接眼部の周辺に設けられた検出手段に近づけるか否かに応じて、出音手段から出力される合焦音や警告音、背景音、再生音のうちの少なくともいずれか1つの音の音量は、音量変更制御手段によって自動的に変更制御されるようになる。このため、撮影者は、出音手段から出力される合焦音や警告音、背景音、再生音の音量を、容易に調節できる。
本発明による撮影装置によれば、上記のように、撮影者は、出音手段から出力される音の音量を、従来のようにメニュー画面に表示されるメニュー項目を選択して調節する手間をかけることなく、容易に調節できるようになる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施形態によるデジタルカメラ1の外観を示しており、同図(a)はその正面斜視図、同図(b)はその背面斜視図である。
同図(a)に示すように、デジタルカメラ1の正面中央部には、被写界からの光を撮像素子に導く光学レンズユニット2が設けられている。光学レンズユニット2の右上方には、被写界で発生する音を拾って電気信号に変換するマイク3が設けられており、左上方には、シャッターボタン(レリーズボタン)4が設けられている。また、デジタルカメラ1の右肩部上面には、撮影時の種々の情報が表示される撮影情報表示パネル5が設けられており、左肩部上面には、種々の撮影モードを設定するための撮影モードダイヤル6が設けられている。また、デジタルカメラ1の中央上部のペンタ部1Aには、ストロボ装置を取り付けるためのホットシュー7が設けられている。
また、同図(b)に示すように、デジタルカメラ1の背面上部には、撮影者によって覗かれて、後述する撮像素子により撮像される被写体が視認される光学ファインダ8が設けられている。光学ファインダ8の接眼部8aの下部周辺には、アイセンサ10が設けられている。アイセンサ10は、発光部10Aおよび受光部10Bを備えた反射型フォトセンサで構成されている。撮影者が接眼部8aに顔を近づけて光学ファインダ8を覗いたり、アイセンサ10に指を近づけると、発光部10Aから出射した光が撮影者の顔や指に反射してその反射光が受光部10Bで受光されるようになり、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出される。アイセンサ10は、光学ファインダ8の接眼部8aに人体が接近したことを検出する、接眼部8aの周辺に設けられた検出手段を構成している。
アイセンサ10の下方には、デジタルカメラ1の操作情報の表示や、撮影画像の再生表示などが行われるTFT(Thin Film Transistor)液晶からなる液晶モニタ11が設けられている。この液晶モニタ11は、後述する撮像素子により撮像された撮影画像が表示される表示部を構成している。液晶モニタ11の右側上部には、液晶モニタ11に表示されるメニュー項目を選択する際などに操作される環状に形成されたマルチセレクタ12が設けられている。このマルチセレクタ12の中央部には、マルチセレクタ12によって選択されたメニュー項目の内容を確定させる際などに操作される決定ボタン13が配置されている。また、マルチセレクタ12の下方には、撮影画像のデータの削除などを行うための削除ボタン14が設けられている。
また、液晶モニタ11の左側には、上から、撮影画像の再生表示を行う際に操作される再生ボタン15、液晶モニタ11にメニュー画面を表示させるためのメニューボタン16、液晶モニタ11に操作説明画面(ヘルプ画面)を表示させるためのヘルプボタン17、液晶モニタ11に表示される撮影画像のサムネイル表示や縮小表示を行う際に操作されるサムネイル・縮小ボタン18、および液晶モニタ11に表示される撮影画像の拡大表示を行う際に操作される拡大ボタン19が設けられている。
また、デジタルカメラ1の背面右方上部には、ISO(International Organization for Standardization)感度や露出モードなどを設定するためのコマンドダイヤル20が設けられており、その下方には、スピーカから出力される音を放音させるための放音孔21が形成されている。また、放音孔21の下方には、蓋22が設けられている。蓋22の内部には、撮影した画像のデータを記録するメモリカードが脱着されるカードスロットが設けられている。
図2は、デジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。
不揮発性メモリ31には、CPU32が種々の処理を行なう際の制御プログラムが格納されており、CPU32はバッファメモリ33を一時記憶作業領域として制御プログラムに従った制御を行う。
光学レンズユニット2を介して導かれた光は、撮像素子34の受光面34a上に被写体像を投影する。シャッターボタン4が半押しされると、CPU32は、オートフォーカス機能を作動させ、光学レンズユニット2の位置を移動して、撮像素子34の受光面34a上に投影される被写体像の焦点を自動調節する。撮像素子34は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などからなり、被写体を撮像する撮像手段を構成している。撮像素子34の受光面34a上に結像した被写体像はアナログの撮像信号に変換され、この撮像信号は、A/D変換部35においてデジタル信号に変換される。画像処理部36は、デジタル信号に変換された撮像信号をバス37を介して取り込み、ホワイトバランス処理やガンマ補正、圧縮処理などの画像処理を行って、撮影された画像の画像データを生成する。生成された画像データは、CPU32によりバス37を介してバッファメモリ33に格納されると共に、バス37およびI/F回路38を介してメモリカード39に記録される。また、CPU32は、生成された画像データに基づいて液晶モニタ11に撮影画像を表示する。
操作部40は、上述した各種ボタン4,13〜19、マルチセレクタ12およびダイヤル6,20からなり、バス37に接続されている。また、バス37には、上述したアイセンサ10,スピーカ41,ブザー42,およびマイク3が接続されている。
スピーカ41は、上述した放音孔21の内部に設けられており、デジタルカメラ1の動作に応じて所定の音を出力する。具体的には、スピーカ41は、撮像素子34に投影される被写体像の焦点が合ったことを報知する合焦音や、シャッターボタン4が操作されて行われる通常撮影やセルフタイマ撮影におけるシャッター音、液晶モニタ11に撮影画像がスライドショー形式などで再生表示されるときに出力される背景音、撮像素子34により撮像された動画像が液晶モニタ11に再生表示されるときに出力される再生音などを出力する。
ブザー42は、デジタルカメラ1の内部に設けられており、撮影者がデジタルカメラ1を把持したときの手ぶれ,露出不足,ストロボ装置の充電未完了などが生じたときに、CPU32の制御に基づいて、撮影に不具合が生じたことを警告する警告音をビープ音として出力する。上述した合焦音や、シャッター音、警告音といった種々の所定の音は、スピーカ41またはブザー42のいずれから出力させるか、または、双方から出力させるかは、適宜設定される。スピーカ41およびブザー42は、所定の音を出力する出音手段を構成している。
スピーカ41およびブザー42は、メニュー画面における図示しない音量設定画面で設定された音量で、上述した所定の音を出力する。この音量設定画面では、手動音量設定または自動音量設定のいずれかが選択される。手動音量設定が選択された場合には、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量の選択が撮影者の好みに応じて行われ、スピーカ41またはブザー42からは、選択された音量で音が出力される。一方、自動音量設定が選択された場合には、スピーカ41またはブザー42からは、アイセンサ10による検出の有無に応じて自動的に大音量または小音量のいずれかに調節された音量の音が出力される。CPU32は、接眼部8aに人体が接近したことがアイセンサ10によって検出されると、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量を変更する制御を行う音量変更制御手段を構成している。本実施形態では、CPU32は、自動音量設定が選択されているとき、接眼部8aに人体が接近したことがアイセンサ10によって検出された場合には、スピーカ41またはブザー42から小音量で音を出力させ、アイセンサ10によって人体が接近したことが検出されない場合よりもスピーカ41またはブザー42から出力される音の音量を小さく変更する制御を行う。また、CPU32は、自動音量設定が選択されているとき、接眼部8aに人体が接近したことがアイセンサ10によって検出されない場合には、スピーカ41またはブザー42から大音量で音を出力させ、アイセンサ10によって人体が接近したことが検出された場合よりもスピーカ41またはブザー42から出力される音の音量を大きく変更する制御も行う。
また、マイク3は、デジタルカメラ1で動画像を撮影する際に、被写界における音を集音する。集音された音声信号は、撮像素子31によって撮像された動画像のデータと共にメモリカード39に記録される。
上記の構成において、電源投入後、撮影者によってシャッターボタン4が半押しされると、オートフォーカス機能が作動する。このオートフォーカス機能による合焦時には、合焦を報知する合焦音がスピーカ41から出力される。メニュー画面における音量設定画面で自動音量設定が選択されている場合、この合焦音は、撮影者が液晶モニタ11を見ながら撮影画像の構図を決めるライブビュー撮影を行っているときには、撮影者とデジタルカメラ1本体とが離れており、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、大音量でスピーカ41から出力される。また、光学ファインダ8を覗きながら構図を決める通常撮影を行っているときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されるため、小音量でスピーカ41から出力される。
合焦後、ライブビュー撮影において撮影者によりシャッターボタン4が全押しされたときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、シャッター音が大音量でスピーカ41から出力される。また、通常撮影において撮影者によりシャッターボタン4が全押しされたときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されるため、シャッター音が小音量でスピーカ41から出力される。
また、自動音量設定が選択されている場合において、セルフタイマ撮影が行われるときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、合焦音やシャッター音は、大音量でスピーカ41から出力される。また、自動音量設定が選択されている場合において、ライブビュー撮影やセルフタイマ撮影で不具合が生じたときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、警告音が大音量でブザー42から出力される。また、通常撮影で不具合が生じた場合には、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されるため、警告音が小音量でブザー42から出力される。
また、自動音量設定が選択されている場合において、撮影画像がスライドショー形式で液晶モニタ11に再生表示されるときには、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、不揮発性メモリ33やメモリカード39に予め記録されている背景音(BGM)は、大音量でスピーカ41から出力される。また、自動音量設定が選択されている場合において、動画像が液晶モニタ11に再生表示されるときにも、接眼部8aに撮影者の体が接近したことがアイセンサ10によって検出されないため、再生音は、大音量でスピーカ41から出力される。
このような本実施形態によるデジタルカメラ1によれば、上述したように、音量設定メニューで自動音量設定が選択されている場合、撮影者が、光学ファインダ8の接眼部8aに顔を近づけて光学ファインダ8を覗き、被写体を視認する際、撮影者の顔が接眼部8aに接近したことは、接眼部8aの周辺に設けられたアイセンサ10によって検出される。アイセンサ10によって撮影者の顔が接眼部8aに接近したことが検出されると、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量は、音量変更制御手段によって変更される。このため、撮影者が光学ファインダ8を覗くか覗かないかに応じて、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量は自動的に変更制御されるようになる。また、撮影者が光学ファインダ8を覗く代わりに指などの体の一部を接眼部8aの周辺に設けられたアイセンサ10に近づけたり離したりすることによっても、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量を自動的に変更制御することができる。この結果、撮影者は、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量を、従来のようにメニュー画面に表示されるメニュー項目を選択して調節する手間をかけることなく、容易に調節できるようになる。
また、本実施形態では、撮影者が光学ファインダ8を覗いたり指などの体の一部を接眼部8aの周辺に設けられたアイセンサ10に近づけることにより、人体が接眼部8aに接近したことがアイセンサ10によって検出され、アイセンサ10によって人体が検出されない場合よりも、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量が音量変更制御手段によって小さく変更される。このため、光学ファインダ8を覗きながら行う通常撮影時などのように撮影者とデジタルカメラ1とが近づいているときや、周囲が静かなシチュエーションのときに、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量が小さくなることにより、撮影者やその周囲の者は、スピーカ41またはブザー42から出力される音をうるさく感じなくなり、撮影時やデジタルカメラ1の操作時に不快な思いをしないで済むようになる。
また、本実施形態では、撮影者が光学ファインダ8を覗いたり指などの体の一部を接眼部8aの周辺に設けられたアイセンサ10に近づけたりしないことにより、人体が接眼部8aに接近したことがアイセンサ10によって検出されず、アイセンサ10によって人体が検出される場合よりも、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量が音量変更制御手段によって大きく変更される。このため、セルフタイマ撮影時や動画像の再生時などのように撮影者とデジタルカメラ1との間の距離が離れているときに、スピーカ41またはブザー42から出力される音の音量が大きくなることにより、撮影者は、デジタルカメラ1から離れた位置にいても、スピーカ41またはブザー42から出力される音を認識することが可能になり、認識した音に基づいて容易にデジタルカメラ1の動作状態を確認できるようになる。
また、本実施形態では、撮影者が光学ファインダ8を覗くか覗かないかに応じて、または指などの体の一部を接眼部8aの周辺に設けられたアイセンサ10に近づけるか否かに応じて、スピーカ41またはブザー42から出力される合焦音や、シャッター音、警告音、背景音、再生音のうちの少なくともいずれか1つの音の音量は、音量変更制御手段によって自動的に変更制御されるようになる。このため、撮影者は、スピーカ41またはブザー42から出力される合焦音や、シャッター音、警告音、背景音、再生音の音量を、容易に調節できる。
なお、上記実施形態では、発光部10Aおよび受光部10Bを備えた反射型フォトセンサからなるアイセンサ10を検出手段として用いた場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。検出手段は、人体が接眼部8aに接近したことを検出できるものであればよく、例えば、人体の熱を感知するセンサや、人体の接近に伴う接眼部8aの周辺の明るさの変化を検出するセンサ、人体が接眼部8aに接近して接触したことを検出するタッチセンサなどの種々のセンサを用いることが可能である。
また、上記実施形態では、合焦音や、シャッター音、警告音、背景音および再生音が、所定の音として、音量変更制御手段によって音量が変更される場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。音量変更制御手段によって音量が変更される所定の音は、デジタルカメラ1のスピーカ41またはブザー42から出力されるものであれば、どのような音であっても構わない。
また、上記実施形態では、音量変更制御手段によって変更制御される音量として、大音量および小音量の2段階の音量が予め設定されている場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、音量変更制御手段によって変更制御される音量として、大音量,中音量および小音量の3段階の音量、またはそれ以上の複数段階の音量が予め設定された構成とすることも可能である。このように音量変更制御手段によって変更制御される音量として3段階以上の音量が設定される構成の場合には、撮影者とデジタルカメラ1との間の距離に応じてさらに細かく音量の変更制御を行うことが可能になり、スピーカ41またはブザー42からの音が、デジタルカメラ1の周囲のシチュエーションに応じた、より適切な音量で出力されるようになる。
上記実施形態においては、本発明による撮影装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、フィルム式カメラやカメラ付き携帯電話機、動画像を撮影するデジタルビデオカメラなどであって、所定の音を出力する出音手段を備えた他の種々の撮影装置に本発明を適用することも可能である。このような撮影装置に本発明を適用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
本実施形態によるデジタルカメラの外観を示しており、(a)はその正面斜視図、(b)はその背面斜視図である。 図1に示すデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…デジタルカメラ
2…光学レンズユニット
3…マイク
4…シャッターボタン
8…光学ファインダ
8a…接眼部
10…アイセンサ
10A…発光部
10B…受光部
11…液晶モニタ
21…放音孔
31…不揮発性メモリ
32…CPU
33…バッファメモリ
34…撮像素子
39…メモリカード
40…操作部
41…スピーカ
42…ブザー

Claims (4)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    撮影者により覗かれて前記撮像手段により撮像される被写体が視認されるファインダと、
    所定の音を出力する出音手段と、
    前記ファインダの接眼部に人体が接近したことを検出する、前記接眼部の周辺に設けられた検出手段と、
    前記接眼部に人体が接近したことが前記検出手段によって検出されると、前記出音手段から出力される音の音量を変更する制御を行う音量変更制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記音量変更制御手段は、前記接眼部に人体が接近したことが前記検出手段によって検出された場合には、検出されない場合よりも前記出音手段から出力される音の音量を小さく変更する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記音量変更制御手段は、前記接眼部に人体が接近したことが前記検出手段によって検出されない場合には、検出された場合よりも前記出音手段から出力される音の音量を大きく変更する制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記出音手段から出力される所定の音は、前記撮像手段に投影される被写体像の焦点が合ったことを報知する合焦音、撮影に不具合が生じたことを警告する警告音、前記撮像手段により撮像された画像が表示される表示部に撮影画像が再生表示されるときに出力される背景音、または、前記撮像手段により撮像された動画像が前記表示部に再生表示されるときに出力される再生音のうちの少なくともいずれか1つの音であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮影装置。
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