JP5228354B2 - ディジタルカメラ - Google Patents

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本発明は、ズーム制御機能を有したディジタルカメラに関する。
ズーム制御機能を有したカメラの中に、オートイメージサイジング機能を搭載したものが提案されている(特許文献1等を参照)。この機能は、画像中の人物が予め指定されたサイズになるよう撮影レンズのズーム位置を自動的に調整するものである。指定されたサイズが同じであるならば、撮影レンズのズーム位置は、人物がカメラから近いときには広角側に、人物がカメラから離れているときには望遠側に設定される。
特開平5−215952号公報
但し、この機能を利用してもカメラの向きが不適切であった場合には、人物が画面中央からずれたり人物の頭部が画面から外れたりするので、ユーザはカメラの向きに注意を払う必要がある。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、近年のディジタル画像処理技術を有効利用し、オートフレーミング機能を搭載したディジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明のディジタルカメラは、撮影光学系が最広角画角で取得した最広角画像と、その撮影光学系の撮影距離とに基づき、前記撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を算出する画角算出手段と、前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段とを備え、前記ズーム制御手段は、前記トリミング枠によるトリミング後の画像の解像度が予め決められた解像度となるように、前記設定する画角と前記最適画角とのズレ量を設定することを特徴とする。
なお、本発明のディジタルカメラは、前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像を、前記枠算出手段が算出したトリミング枠でトリミングするトリミング手段を更に備えてもよい。
また、本発明の別のディジタルカメラは、撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段と、前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像を、前記枠算出手段が算出したトリミング枠でトリミングするトリミング手段とを備え、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段、前記トリミング手段は、前記撮影光学系が保存用の静止画像を生成するときと、前記撮影光学系が表示用の動画像を生成するときとの双方において動作する
なお、本発明のディジタルカメラにおいて、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段、前記トリミング手段は、前記撮影光学系が保存用の静止画像を生成するときに動作するものであってもよい。
また、本発明のディジタルカメラは、前記撮影光学系が生成した表示用の動画像を表示することの可能な表示手段を更に備え、前記表示手段は、前記撮影光学系が表示用の動画像を生成する期間に、その動画像の代わりに前記トリミング手段がトリミングした後の前記動画像を表示してもよい。
また、前記画角算出手段は、前記目標サイズを撮影シーンに応じて切り替えてもよい。
また、本発明の更に別のディジタルカメラは、撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段とを備え、前記画角算出手段は、前記撮影光学系の撮影距離に基づき前記撮影シーンを判別し、前記目標サイズを前記撮影シーンに応じて切り替える。
また、前記画角算出手段は、前記撮影光学系の撮影距離に基づき前記撮影シーンを判別してもよい。
また、前記枠算出手段は、前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像中の顔領域の位置に基づき、その画像中の前記人物像の位置を認識してもよい。
また、前記撮影光学系の画角をユーザが調節したときには、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段の動作を禁止する禁止手段を更に備えてもよい。
また、本発明の更に別のディジタルカメラは、撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段と、前記人物像の状態が変化したときには、前記撮影光学系の画角を最広角に設定してから、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段を改めて動作させるリセット手段とを備える。
また、前記リセット手段は、前記撮影光学系が生成する画像中の顔領域の数の変化に基づき、前記人物像の状態の変化を検出してもよい。
本発明によれば、オートフレーミング機能を有したディジタルカメラが実現する。
(実施形態)
以下、ディジタルカメラの実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のディジタルカメラのブロック図である。
図1に示すとおり、ディジタルカメラには、撮影レンズ1、フォーカス制御回路2、シャッタ制御回路3、絞り制御回路4、ズーム制御回路5、撮像素子6、撮像制御回路7、信号処理回路8、バッファメモリ10、ROM9、メモリ制御回路11、操作検出回路13、モニタ制御回路14、モニタ15、マイコン20などが備えられる。
撮影レンズ1は、ズームレンズ1a、フォーカシングレンズ1b、絞り1c、シャッタ1dを備え、被写界光束を結像する。
シャッタ1dは、シャッタ制御回路3によって開閉される。シャッタ1dが開放されると、撮像素子6に被写界光束が入射する。
絞り1cは、絞り制御回路4によって駆動される。絞り1cが駆動されると、撮像素子6に到達する被写界光束の光量が変化する。
ズームレンズ1aは、ズーム制御回路5によって駆動される。ズームレンズ1aが駆動されると、撮影レンズ1の焦点距離が変化し、撮影レンズ1の画角が変化する。
フォーカシングレンズ1bは、フォーカス制御回路2によって駆動される。フォーカシングレンズ1bが駆動されると、撮影レンズ1の焦点位置が変化し、撮影レンズ1の撮影距離が変化する。撮影レンズ1の焦点が被写体に一致すると、撮像素子6の上に被写体像が形成される。
撮像素子6は、CCD,CMOS等の撮像素子である。撮像素子6は、撮像制御回路7によって駆動される。撮像素子6が駆動されると、被写界の画像を示すアナログ画像信号が生成される。
信号処理回路8は、撮像素子6が生成するアナログ画像信号を増幅すると共に、それをディジタル画像信号へ変換する。そのディジタル画像信号は、画像データとしてマイコン20へ入力される。なお、信号処理回路8の駆動タイミングは、撮像素子6の駆動タイミングと共に撮像制御回路7によって制御される。
ROM9は、マイコン20の動作プログラムを予め格納している。
バッファメモリ10は、マイコン20の動作中に必要となった画像データを一時的に蓄積する。
メモリ制御回路11は、カードメモリなどの記憶媒体12を装着することが可能であり、マイコン20から指定された画像ファイルを記憶媒体12へ書き込んだり、マイコン20から指定された画像ファイルを記憶媒体12から読み出したりする。
モニタ制御回路14は、LCD等のモニタ15に接続されており、マイコン20から与えられる表示用の画像データをモニタ15へ送出することにより、そのモニタ15へ画像を表示する。
操作検出回路13は、電源スイッチ13a、レリーズスイッチ13b、モード切替スイッチ13c、ズームスイッチ13dなどの各種の操作スイッチに接続されており、これらの操作スイッチの少なくとも1つが操作されると、その操作内容を示す信号をマイコン20へ伝達する。
マイコン20は、各種の操作スイッチの操作内容と、ROM9に格納された動作プログラムとに従い、以下のとおり動作する。
モード切替スイッチ13cが操作されると、マイコン20は、ディジタルカメラのモードを撮影モード、再生モード、設定モードなどの各種のモードの間で切り替える。
ディジタルカメラが撮影モードに設定されると、マイコン20は、フォーカス制御回路2、シャッタ制御回路3、絞り制御回路4、ズーム制御回路5、撮像制御回路7を駆動し、スルー画像の画像データ(以下、単に「スルー画像」という。)を繰り返し連続して取得する。このとき撮像素子6はドラフトモード(間引き読み出しモード)で駆動される。
また、スルー画像の取得期間中、マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像へ所定の画像処理(ホワイトバランス処理、デベイヤ処理、色変換処理、階調変換処理など)を施し、さらに画像処理後のスルー画像へリサイズ処理を施して表示用の画像データを得ると、その画像データをモニタ制御回路14へ送出し、モニタ15へライブビュー表示を行う。スルー画像に対する以上の処理は、リアルタイム処理である。
また、スルー画像の取得期間中、マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像の色を監視しながら、その色が適正値に保たれるようホワイトバランス処理の制御量を調整する自動ホワイトバランス制御(AWB)を行う。
また、スルー画像の取得期間中、マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像のコントラストを監視しながら、そのコントラストが高く保たれるようフォーカス制御回路2へ制御信号を与える自動焦点調節制御(AF)を行う。
また、スルー画像の取得期間中、マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像の輝度レベルを監視しながら、その輝度レベルが適正値に保たれるよう絞り制御回路4及び撮像制御回路7へ制御信号を与える露出制御(AE)を行う。
また、スルー画像の取得期間中、マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像に対し顔認識処理を施し、スルー画像中に存在する顔領域の検出(顔検出)を行うこともできる。
また、スルー画像の期間中、ズームスイッチ13dが操作されると、マイコン20は、その操作量に応じてズーム制御回路5へ制御信号を与え、撮影レンズ1の画角を変更するズーム制御を行うこともできる。
その後、レリーズスイッチ13bが全押しされると、マイコン20は、フォーカス制御回路2、シャッタ制御回路3、絞り制御回路4、ズーム制御回路5、撮像制御回路7を駆動し、静止画像の画像データ(以下、単に「静止画像」という。)を取得する。このとき撮像素子6はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。
また、静止画像を取得する一方で、マイコン20は、信号処理回路8から入力される静止画像へ所定の画像処理(ホワイトバランス処理、デベイヤ処理、色変換処理、階調変換処理など)を施し、さらに画像処理後の静止画像をバッファメモリ10に蓄積させつつ、その静止画像へ圧縮処理を施す。その後、マイコン20は、圧縮処理後の静止画像を基に画像ファイルを作成すると、その画像ファイルをメモリ制御回路11へ与え、記憶媒体12へ保存する。これによって、撮影が完了する。
なお、静止画像の画像ファイルは、静止画像と、その静止画像のサムネイルデータとを有する。サムネイルデータは、静止画像をモニタ15へ表示するための表示用の画像データである。
また、ディジタルカメラが再生モードに設定されると、マイコン20は、記憶媒体12に記録されている画像ファイルからサムネイルデータを読み出し、それをモニタ制御回路14へ送出する。これによって、過去の撮影で取得された静止画像がモニタ15へ再生表示される。
ここで、本実施形態のディジタルカメラにはオートフレーミング機能が搭載されており、マイコン20は、ディジタルカメラが撮影モード(正確にはオート撮影モード)であるときにオートフレーミング機能を発現させる。以下、オート撮影モードにおけるマイコン20の動作を説明する。
図2は、オート撮影モードにおけるマイコン20の動作フローチャートである。図2中のステップS6がオートフレーミング処理である。このステップS6の詳細は後述することとし、先ずは図2の各ステップを順に説明する。
ステップS1:マイコン20は、システムの初期化を行う。このとき撮影レンズ1の画角は最広角に設定され、マニュアルフラグは非設定(オフ)とされる。これにより、ディジタルカメラは、少なくともオート撮影モードの開始直後には、オートフレーミング処理が実行可能な状態となる。
ステップS2:マイコン20は、スルー画像の取得を開始する。
ステップS3:マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像に対する自動ホワイトバランス制御(AWB)、自動焦点調節制御(AF)、自動露出制御(AE)、顔検出を開始する。このとき、スルー画像中に複数の顔領域が存在すれば、複数の顔領域の各々が検出される。
ステップS4:マイコン20は、マニュアルフラグがオンされているか否かを判別する。マニュアルフラグがオンされていなければステップS5へ進み、マニュアルフラグがオンされていればステップS7へ進む。
ステップS5:マイコン20は、スルー画像から顔領域が少なくとも1つ検出されたか否かを判別する。少なくとも1つ検出された場合はステップS6へ進み、1つも検出されなかった場合はステップS7へ進む。
ステップS6:マイコン20は、オートフレーミング処理(詳細は後述)を実行する。オートフレーミング処理の結果、撮影レンズ1の画角が変更され、トリミング枠が決定される。そのトリミング枠は、後のステップ(ステップS12,S17)で使用される。
ステップS7:マイコン20は、トリミング枠をディジタルカメラの視野範囲と一致するように最大化してからステップS12へ進む。したがって、マニュアルフラグがオンされていた場合(ステップS4YES)や、スルー画像中に顔領域が1つも存在していなかった場合(ステップS5NO)には、オートフレーミング処理(ステップS6)が省略され、トリミング枠は最大となる。なお、ここでいう「ディジタルカメラの視野範囲」とは、撮像素子6の有効領域に結像される被写界範囲のことである。
ステップS8:マイコン20は、ズームスイッチ13dが操作されたか否かを判別する。操作されたならばステップS9へ進み、操作されなければステップS10へ進む。
ステップS9:マイコン20は、マニュアルフラグをオンしてからステップS7へ進む。したがって、ズームスイッチ13dが操作された場合(ステップS8YES)には、オートフレーミング処理(ステップS6)の結果に拘わらずトリミング枠は最大となり、次にマニュアルフラグがオフされるまでオートフレーミング処理(ステップS6)は省略されることになる。
ステップS10:マイコン20は、スルー画像から検出される顔領域の個数がオートフレーミング処理(ステップS6)の前後で変化したか否かを判別する。顔領域の個数が変化した場合にはステップS11へ進み、顔領域の個数が変化していない場合にはステップS12へ進む。
ステップS11:マイコン20は、撮影レンズ1の画角を最広角に設定してからステップS7へ進む。したがって、スルー画像中の顔領域の数が変化した場合(ステップS10YES)は、オートフレーミング処理(ステップS6)の結果に拘わらず、撮影レンズ1の画角は最広角となり、トリミング枠は最大となる。
ステップS12:マイコン20は、信号処理回路8から入力されるスルー画像へトリミング処理を施し、トリミング後のスルー画像をライブビュー表示する。このトリミング処理では、スルー画像のうちリミング枠から外れた部分がトリミングされる。
ステップS13:マイコン20は、レリーズスイッチ13bが半押しされたか否かを判別する。半押しされた場合にはステップS14へ進み、半押しされない場合にはステップS21へ進む。
ステップS14:マイコン20は、トリミング後のスルー画像に対する自動ホワイトバランス制御(AWB)、自動焦点調節制御(AF)、自動露出制御(AE)を実行する。
ステップS15:マイコン20は、レリーズスイッチ13bが全押しされたか否かを判別する。全押しされた場合にはステップS16へ進み、全押しされていない場合にはステップS20へ進む。
ステップS16:マイコン20は、静止画像を取得する。
ステップS17:マイコン20は、信号処理回路8から入力される静止画像に対しトリミング処理を施す。このトリミング処理では、静止画像のうちトリミング枠から外れた部分がトリミングされる。このトリミング枠は、直前のステップS12で使用されたものと同じである。
ステップS18:マイコン20は、トリミング後の静止画像の画像ファイルを作成し、その画像ファイルを記憶媒体12へ保存する。
ステップS19:マイコン20は、マニュアルフラグをオフしてからステップS3へ戻る。したがって、ディジタルカメラは、少なくとも撮影の直後には、オートフレーミング処理(ステップS6)が実行可能な状態となる。
ステップS20:マイコン20は、レリーズスイッチ13bの半押しが解除されたか否かを検出する。半押しが解除されない場合はステップS15に戻り、半押しが解除された場合はステップS3に戻る。
ステップS21:マイコン20は、電源スイッチ13aが操作されたか否かを判別する。操作された場合はステップS22へ進み、操作されなかった場合はステップS3に戻る。
ステップS22:マイコン20は、ディジタルカメラの電源をオフする。
次に、ステップS6(オートフレーミング処理)の詳細を説明する。
図3は、ステップS6(オートフレーミング処理)におけるマイコン20の動作フローチャートである。図3の各ステップを順に説明する。
ステップS61:マイコン20は、スルー画像から検出される顔領域の個数により、現在の撮影シーンがポートレート撮影であるか、それとも集合写真撮影であるかを判別する。例えば、顔領域の個数が図4(A)又は図4(B)に示すとおり3以下であったときにはポートレート撮影と判断し、顔領域の個数が図4(C)に示すとおり4以上であったときには集合写真撮影と判断する。そして、マイコン20は、現在の撮影シーンがポートレート撮影であるとき(図4(A),(B))にはステップS62へ進み、集合写真撮影であるとき(図4(C))にはステップS65へ進む。
ステップS62:マイコン20は、フォーカス制御回路2を介して撮影レンズ1の現在の撮影距離を認識し、その撮影距離により、現在の撮影シーンがバストショットのポートレート撮影であるか、それともウエストショットのポートレート撮影であるかを判別する。
具体的には、マイコン20は、図4(A)に示すとおり撮影距離が閾値よりも短い場合には、現在の撮影シーンをバストショットのポートレート撮影とみなしてステップS63へ進み、図4(B)に示すとおり撮影距離が閾値より長い場合には、現在の撮影シーンをウエストショットのポートレート撮影とみなしてステップS64へ進む。
ステップS63:マイコン20は、撮影レンズ1の現在の撮影距離を予め用意された第1の算出式へ当てはめることにより、その撮影距離でバストショットのポートレート撮影を行うのに必要な最適画角を算出する。つまり、第1の算出式は、一般的なサイズの人物を、画角内にバストショットサイズで収めるための算出式である。
ステップS64:マイコン20は、撮影レンズ1の現在の撮影距離を予め用意された第2の算出式へ当てはめることにより、その撮影距離でウエストショットのポートレート撮影を行うのに必要な最適画角を算出する。つまり、第2の算出式は、一般的なサイズの人物を、画角内にウエストショットサイズで収めるための算出式である。
ステップS65:マイコン20は、撮影レンズ1の現在の撮影距離を予め用意された第3の算出式へ当てはめることにより、その撮影距離で集合写真撮影を行うのに必要な最適画角を算出する。つまり、第3の算出式は、一般的なサイズの人物を、画角内に全身サイズで収めるための算出式である。
ステップS66:マイコン20は、ズーム制御回路4へ制御信号を与え、撮影レンズ1の画角を、最適画角よりも所定量だけ広角側に設定する。
例えば、図5(A1)に示すとおり、ユーザが比較的近距離で少人数の人物を撮影しようとしていた場合、本ステップの設定によりディジタルカメラの視野は図5(A1)→図5(A2)のとおりに変化する。
また、図5(B1)に示すとおり、ユーザが比較的遠距離で少人数の人物を撮影しようとしていた場合、本ステップの設定によりディジタルカメラの視野は図5(B1)→図5(B2)のとおりに変化する。
また、図5(C1)に示すとおり、ユーザが大人数の人物を撮影しようとしていた場合、本ステップの設定によりディジタルカメラの視野は図5(C1)→図5(C2)のとおりに変化する。
このように、撮影レンズ1の画角が最適画角よりも広角側に設定されれば、ディジタルカメラの向きが多少悪くとも、ユーザが撮影しようとしている人物の主要部がディジタルカメラの視野から外れる可能性は少ない。
ステップS67:マイコン20は、図5(A3),(B3),(C3)に点線で示すようにトリミング枠を決定する。そのトリミング枠のサイズは、2つ前のステップで算出された最適画角に相当し、そのトリミング枠の中心座標は、スルー画像から検出された全ての顔領域の重心座標の近傍である。但し、トリミング枠内に人物の身体の一部を適当な量だけ収めるため、トリミング枠の中心座標は、顔領域の重心座標よりも所定量だけ下側に決定される。このため、決定されたトリミング枠内には、図5(A3),(B3),(C3)に示すとおり人物の顔が適当なサイズで適当な位置に収まる。
したがって、前述したトリミング(ステップS12又はステップS17)で得られる画像は、図5(A4),(B4),(C4)に示すようにフレーミングが良好となる。
以上、本実施形態のマイコン20は、画像を取得する際に撮影レンズ1の画角を最適画角よりも広角側に設定するので、ディジタルカメラの向きが多少悪くとも、ディジタルカメラの視野から人物の主要部が外れる可能性は低い(図5(A2),(B2),(C2)参照)。そして、本実施形態のマイコン20は、この設定下で取得される画像をトリミングし、それによってフレーミングの良好な画像(図5(A4),(B4),(C4)参照)を取得する。したがって、本実施形態のディジタルカメラによれば、オートフレーミングの効果が得られる。
また、本実施形態のマイコン20は、トリミング後のスルー画像をライブビュー表示するので(ステップS12)、ユーザは、トリミング後に残存する範囲(つまり撮影範囲)を、最大のサイズで目視しながら撮影を行うことができる。
また、本実施形態のマイコン20は、画角内に収まる人物のサイズ(目標サイズ)を撮影シーンに応じて切り替えるので(ステップS63,S64,S65)、フレーミングの良好な画像を撮影シーンに依らず確実に得ることができる。
また、本実施形態のマイコン20は、撮影シーンを自動的に判別するので(ステップS61,S62)、ユーザが撮影シーンをディジタルカメラへ入力する手間が省ける。
また、本実施形態のマイコン20は、ズームスイッチ13dが操作された場合には(ステップS8YES)、オートフレーミング機能の発現を抑制するので(ステップS7)、ユーザはワンタッチでマニュアルフレーミングを開始することができる。
また、本実施形態のマイコン20は、オートフレーミング処理(ステップS6)の前後で人物の数が変化した場合には(ステップS10YES)、そのオートフレーミング処理(ステップS6)の結果に拘わらず、撮影レンズ1の画角を最広角にセットしてから(ステップS11)、オートフレーミング処理を再実行できる状態へ移行するので、オートフレーミングに失敗する確率は低い。
(変形例)
なお、上述した実施形態のマイコン20は、ステップS66における撮影レンズ1の画角と最適画角とのズレ量を、撮影シーンと最適画角との少なくとも一方に応じて設定することが望ましい(最も望ましいのは、トリミング後の画像の解像度が、撮影シーンと最適画角との組み合わせに依らず同じになるように設定される場合である。)。
また、上述した実施形態のマイコン20は、ステップS67におけるトリミング枠の中心座標と顔領域の重心座標とのズレ量を、撮影シーンと最適画角との少なくとも一方に応じて設定することが望ましい。
また、上述した実施形態のマイコン20は、トリミングの対象を、スルー画像と静止画像との双方としたが(ステップS12,S17)、静止画像のみに制限してもよい。
また、上述した実施形態のマイコン20は、オートフレーミング処理(ステップS6)の実行をスルー画像の取得期間中に繰り返したが、レリーズスイッチ13bが半押しされたタイミング(ステップS13YES)のみに制限してもよい。
また、上述した実施形態のマイコン20は、撮影シーンの判別を、スルー画像中の顔領域の数と撮影距離とに基づき行ったが、ディジタルカメラにシーンモードの切り替え釦が設けられている場合は、その切り替え釦の切り替え位置に基づき行ってもよい。
また、上述した本実施形態のマイコン20は、トリミング後の静止画像を保存したが、トリミング前の静止画像とトリミング枠の情報とのそれぞれを保存してもよい。その場合、トリミング枠の情報は、静止画像の画像ファイルのタグ領域などに書き込まれることが望ましい。
また、このように静止画像とトリミング枠の情報との双方を保存すれば、トリミング処理をユーザの所望するタイミングで(ディジタルカメラが再生モードや編集モードであるときなどに)実行することが可能となる。
また、静止画像とトリミング枠の情報との双方を保存すれば、トリミング処理を、ディジタルカメラ以外の画像処理装置(プリンタ、画像ストレージャ)や、コンピュータの画像処理ソフトウエアなどに実行させることも可能である。
ディジタルカメラのブロック図である。 オート撮影モードにおけるマイコン20の動作フローチャートである。 ステップS6におけるマイコン20の動作フローチャートである。 3種類の撮影シーンを説明する図である。 オートフレーミング処理を説明する図である。
符号の説明
1…撮影レンズ,6…撮像素子,8…信号処理回路,10…バッファメモリ,9…ROM,7…撮像制御回路,2…フォーカス制御回路,3…シャッタ制御回路,4…絞り制御回路,5…ズーム制御回路,14…モニタ制御回路,11…メモリ制御回路,13…操作検出回路,15…モニタ

Claims (12)

  1. 撮影光学系が最広角画角で取得した最広角画像と、その撮影光学系の撮影距離とに基づき、前記撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を算出する画角算出手段と、
    前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段とを備え、
    前記ズーム制御手段は、
    前記トリミング枠によるトリミング後の画像の解像度が予め決められた解像度となるように、前記設定する画角と前記最適画角とのズレ量を設定する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像を、前記枠算出手段が算出したトリミング枠でトリミングするトリミング手段を更に備えた
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  3. 撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、
    前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段と、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像を、前記枠算出手段が算出したトリミング枠でトリミングするトリミング手段とを備え、
    前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段、前記トリミング手段は、
    前記撮影光学系が保存用の静止画像を生成するときと、前記撮影光学系が表示用の動画像を生成するときとの双方において動作する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  4. 請求項2に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段、前記トリミング手段は、
    前記撮影光学系が保存用の静止画像を生成するとき動作する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  5. 請求項3に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記撮影光学系が生成した表示用の動画像を表示することの可能な表示手段を更に備え、
    前記表示手段は、
    前記撮影光学系が表示用の動画像を生成する期間に、その動画像の代わりに前記トリミング手段がトリミングした後の前記動画像を表示する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  6. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記画角算出手段は、
    前記目標サイズを撮影シーンに応じて切り替える
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  7. 請求項に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記画角算出手段は、
    前記撮影光学系が生成する画像中の顔領域の数に基づき前記撮影シーンを判別する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  8. 撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、
    前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段とを備え、
    前記画角算出手段は、
    前記撮影光学系の撮影距離に基づき前記撮影シーンを判別し、前記目標サイズを前記撮影シーンに応じて切り替える
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  9. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記枠算出手段は、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成した画像中の顔領域の位置に基づき、その画像中の前記人物像の位置を認識する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  10. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記撮影光学系の画角をユーザが調節したときには、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段の動作を禁止する禁止手段を更に備えた
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
  11. 撮影光学系が人物像を目標サイズにするのに必要な最適画角を、その撮影光学系の撮影距離に基づき算出する画角算出手段と、
    前記撮影光学系の画角を前記最適画角より広角側に設定するズーム制御手段と、
    前記撮影光学系が前記設定下で生成する画像において、前記最適画角に相当するサイズを有し、かつ前記人物像を所定位置に含む領域の輪郭を、その画像のトリミング枠として算出する枠算出手段と、
    前記人物像の状態が変化したときには、前記撮影光学系の画角を最広角に設定してから、前記画角算出手段、前記制御手段、前記枠算出手段を改めて動作させるリセット手段と、
    備えたことを特徴とするディジタルカメラ。
  12. 請求項11に記載のディジタルカメラにおいて、
    前記リセット手段は、
    前記撮影光学系が生成する画像中の顔領域の数の変化に基づき、前記人物像の状態の変化を検出する
    ことを特徴とするディジタルカメラ。
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