JP2000125204A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2000125204A JP10298512A JP29851298A JP2000125204A JP 2000125204 A JP2000125204 A JP 2000125204A JP 10298512 A JP10298512 A JP 10298512A JP 29851298 A JP29851298 A JP 29851298A JP 2000125204 A JP2000125204 A JP 2000125204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積分時間や読出し時間の増加によるレリーズタ
イムラグの増大や、連続撮影速度の低下を防止して、画
像データから固定パターンノイズの除去を正しく実行可
能な電子カメラを提供すること。 【解決手段】撮影画像データが出力されるイメージセン
サ11の受光面は、フォーカルプレーンシャッタ10に
よって遮光可能とされる。そして、所定時間よりも長い
露光秒時による撮影動作が行われた後に、システムコン
トローラ15によってフォーカルプレーンシャッタ10
が作動されて、イメージセンサ11の受光面が遮光され
た状態で適宜露光時間によるダミー撮像動作が行われ
る。このダミー撮像データが用いられて、システムコン
トローラ15により上記撮影画像データの画質が補正さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像素子により
被写体像を取込む電子カメラに関し、より詳細には固体
撮像素子を用いた電子カメラに於ける固定パターンノイ
ズを除去した電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平8−51571号公
報に記載されているように、電子的撮像装置は、撮像素
子と撮像素子への被写体光の透光遮光を制御する露出制
御用シャッタを有している。この電子的撮像装置では、
シャッタの透光状態で撮像素子から画像データの読出し
後、撮像素子の固定パターンノイズ(Fixed Pa
ttern Noise;FPN)を測定するために、
シャッタの遮光状態で撮像素子から画像データの読出し
が行われる。そして、この2つの画像データから、固定
パターンノイズを含まない画像データが生成されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、固定パター
ンノイズは、撮像素子の露光時間と温度により変化する
ため、画像データから完全に固定パターンノイズを除去
するためには、固定パターンノイズのデータを撮影毎に
測定することが望ましい。
【0004】しかしながら、このように撮影ごとに固定
パターンノイズを測定するためには、1回の撮影動作に
於いて撮像素子に対して2回の電荷蓄積動作を行わせる
ため、単純に考えれば2倍の積分時間を必要とする。
【0005】また、近年、デジタルカメラに対する画質
向上のため、撮像素子の画素数がますます増える方向に
ある。そして、画素数の増加は、撮像素子からの画像デ
ータの読出し時間の増大につながる。したがって、固定
パターンノイズのデータを毎回測定するならば、読出し
時間も2倍となってしまう。
【0006】これら積分時間や読出し時間の増加は、カ
メラの動作シーケンス上では、レリーズタイムラグの増
大や、連続撮影速度の低下となってしまうものであっ
た。この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであ
り、積分時間や読出し時間の増加によるレリーズタイム
ラグの増大や、連続撮影速度の低下を防止して、画像デ
ータから固定パターンノイズの除去を正しく実行可能な
電子カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮影画像デ
ータを出力する撮像素子と、この撮像素子の受光面を遮
光可能な機械シャッタと、所定時間よりも長い露光秒時
による撮影動作が行われた後に、上記機械シャッタを作
動させて撮像素子の受光面を遮光した状態で適宜露光時
間によるダミー撮像動作を行い、このダミー撮像データ
を用いて上記撮影画像データの画質を補正する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0008】すなわちこの発明の電子カメラにあって
は、撮像素子から撮影画像データが出力される。この撮
像素子の受光面は、機械シャッタによって遮光可能とさ
れる。そして、所定時間よりも長い露光秒時による撮影
動作が行われた後に、制御手段によって上記機械シャッ
タが作動されて、撮像素子の受光面が遮光された状態で
適宜露光時間によるダミー撮像動作が行われる。このダ
ミー撮像データが用いられて、制御手段により上記撮影
画像データの画質が補正される。
【0009】撮影時の露光時間が短く固定パターンノイ
ズの発生が少ない時は、必ずしも画像データに対して補
正をかける必要はない。そこで、この発明では、露光時
間から画像データに対して補正が必要かどうかを判定
し、必要とされる撮影条件についてのみ固定パターンノ
イズの補正動作を行うようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の第1の実施
の形態の構成を示すもので、電子撮像カメラのブロック
構成図である。
【0011】図1に於いて、図示されない被写体像から
の撮影光束が、撮影レンズ1及び光量を調節するための
露出手段である絞り2を介して、図示矢印方向に回動可
能なクイックリターンミラー3に導かれる。クイックリ
ターンミラー3の中央部はハーフミラーになっており、
該クイックリターンミラー3のダウン時に一部の光束が
透過する。そして、この透過した光束は、クイックリタ
ーンミラー3に設置されたサブミラー4で反射され、A
Fセンサ5に導かれる。
【0012】一方、クイックリターンミラー3で反射さ
れた撮影光束は、ペンタプリズム6、接眼レンズ7を介
して撮影者の目に至る。また、クイックリターンミラー
3のアップ時には、上記撮影レンズ1からの光束は、フ
ィルタ9、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャ
ッタ10を介して撮像素子としてのCCD等に代表され
るイメージセンサ11に至る。上記フィルタ9は2つの
機能を有しているもので、1つは赤外線をカットし可視
光線のみをイメージセンサ11へ導く機能であり、もう
1つは光学ローパスフィルタとしての機能である。ま
た、フォーカルプレーンシャッタ10は、先幕及び後幕
を有して成るもので、撮影レンズ1からの光束を透過、
遮断を制御する遮光手段である。
【0013】尚、クイックリターンミラー3のアップ時
には、サブミラー4は折り畳まれる。システムコントロ
ーラ15はCPUにより構成されているもので、電子撮
像カメラ全体の制御を行う制御手段、及び第1、第2の
読出し手段である。そして、このシステムコントローラ
15には、撮影レンズ1を光軸方向に移動してピント合
わせを行うためのレンズ駆動機構16と、絞り2を駆動
するための絞り駆動機構17と、クイックリターンミラ
ー3のアップダウンの駆動を行うためのミラー駆動機構
18と、シャッタチャージ機構19と、フォーカルプレ
ーンシャッタ10の先幕、後幕の走行を制御するための
シャッタ制御回路20と、イメージセンサ11の近傍に
設置された温度センサ21と、接眼レンズ7の近傍に設
置された測光センサ22と、システムを制御する上で調
整が必要なパラメータが記憶されているEEPROM2
3とが接続されている。
【0014】上記測光センサ22は、図示されない被写
体の輝度を測定するためのセンサであり、この出力はシ
ステムコントローラ15へ供給される。また、上記温度
センサ21は、イメージセンサ11の温度を検出するた
めの測温手段である。温度センサ21の出力は、イメー
ジセンサ11の発生する固定パターンノイズを補正する
時に必要となる。温度センサとしては、温度に応じて抵
抗が変化するサーミスタが代表的である。理想的には、
イメージセンサであるCCDのチップ上に温度センサが
存在すると良い。PN接合に発生する順方向電圧は温度
に応じて変化するので、この電圧変化を検出しても良
い。
【0015】上記システムコントローラ15は、上記レ
ンズ駆動機構16を制御することにより、被写体像をイ
メージセンサ11上へ結像できる。また、システムコン
トローラ15は、設定されたAv値に基いて、絞り2を
駆動する絞り駆動機構17を制御し、更に、設定された
Tv値に基いて、上記シャッタ制御回路20へ制御信号
を出力する。
【0016】上記フォーカルプレーンシャッタ10の先
幕、後幕は、駆動源がバネにより構成されており、シャ
ッタ走行後が次の動作のためにバネチャージが必要であ
る。シャッタチャージ機構19は、そのバネチャージの
ために設けられている。
【0017】また、上記システムコントローラ15に
は、画像データコントローラ25が接続されている。こ
の画像データコントローラ25は、DSP(デジタル信
号プロセッサ)により構成される画像補正手段であり、
イメージセンサ11の制御、該イメージセンサ11から
入力された画像データの補正や加工等をシステムコント
ローラ15の指令に基いて実行するものである。
【0018】また、上記画像データコントローラ25に
は、イメージセンサ11を駆動する時に必要なパルス信
号を出力するタイミングパルス発生回路27と、イメー
ジセンサ11と共にタイミングパルス発生回路27で発
生されたタイミングパルスを受けて、イメージセンサ1
1から出力される被写体像に対応したアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ28と、
得られた画像データ(デジタルデータ)を一時的に記憶
しておくDRAM29と、D/Aコンバータ30及び画
像圧縮回路33とが接続されている。
【0019】上記DRAM29は、加工や所定のフォー
マットへのデータ変換が行われる前の画像データを一時
的に記憶するための記憶手段として使用される。また、
上記D/Aコンバータ30には、エンコーダ31を介し
て画像表示回路32が接続される。更に、画像圧縮回路
33には、画像データ記録メディア34が接続される。
【0020】上記画像表示回路32は、イメージセンサ
11で撮像された画像データを表示するための回路であ
り、一般にはカラーの液晶表示素子により構成される。
画像データコントローラ25は、DRAM29上の画像
データを、D/Aコンバータ30によりアナログ信号に
変換してエンコーダ回路31へ出力する。すると、エン
コーダ回路31では、画像表示回路32を駆動する時に
必要な映像信号(例えばNTSC信号)に、D/Aコン
バータ30の出力が変換される。
【0021】上記画像圧縮回路34は、DRAM29に
記憶された画像データの圧縮や変換(例えばJPEG)
を行うための回路である。変換された画像データは、画
像データ記録メディア34へ格納される。この記録メデ
ィアとしては、ハードディスク、フラッシュメモリ、フ
ロッピーディスク等が使用される。
【0022】更に、システムコントローラ15には、カ
メラの動作モードの情報や露出情報(Tv値、Av値
等)の表示を行うための動作表示回路36と、ユーザが
所望の動作をこの電子撮像カメラに実行させるべく操作
される多数のスイッチで構成される操作スイッチ(S
W)37が接続されている。
【0023】この操作スイッチ37には、モードスイッ
チ、Av/Tv選択スイッチ、アップスイッチ(UP
SW)、ダウンスイッチ(Down SW)、レリーズ
スイッチ、パワースイッチ、画像表示選択スイッチが含
まれる。各スイッチの機能については後述する。
【0024】次に、図2及び図3のフローチャートを参
照して、システムコントローラ15のメインルーチンの
動作について説明する。操作スイッチ37の1つである
パワースイッチがオンされてシステムに電力が供給され
ると、システムコントローラ15の動作が開始される。
先ず、ステップS1ではシステムの初期化が行われる。
これは、例えば、CPUのI/Oポートの初期化、メモ
リの初期化等である。また、画像データコントローラ2
5に対しても初期化の指令が出力される。
【0025】次いで、ステップS2にて、動作表示回路
36へカメラの動作状態を示すデータが出力される。こ
のステップS2の動作は、メインルーチンの中で周期的
に実行されるので、動作表示回路36の表示部には、常
に新しいカメラの動作状態が表示される。
【0026】ステップS3に於いては、操作スイッチ3
7の1つであるモードスイッチの状態が検出される。こ
こで、モードスイッチの操作が検出された場合はステッ
プS4へ移行し、検出されない場合はステップS7へ移
行する。
【0027】ステップS4では、モードカウンタがイン
クリメントされる。このモードカウンタは、カメラの動
作モードを示したカウンタである。下記表1は、この動
作モードとモードカウンタの対応を表したものである。
【0028】
【表1】
【0029】表1に於いて、マニュアルモードはAv値
(絞り値)とTv値(シャッタ秒時)をユーザ自身が設
定するモードである。また、ノーマルモードは通常の撮
影に適応される動作モードである。更に、ポートレート
モードは人物の撮影に適応される動作モードであり、夜
景モードは夜景に適応される動作モードである。これら
3つのモードに於けるAv値、Tv値は、測光センサ2
2の出力とイメージセンサ11の感度を考慮して、シス
テムコントローラ15が決定する。
【0030】また、白黒モードは撮影されたカラー画像
データを白黒のデータへ変換してから記憶するモードで
ある。そして、セピアモードは撮影されたカラー画像デ
ータをセピア色のデータへ変換してから記憶するモード
である。この2つのモードを実行する際のAv値とTv
値は、上述したノーマルモードと同じである。
【0031】ステップS5では、モードカウンタが
“6”であるか否かが判定される。ここで、上記カウン
タが“6”でなければ上記ステップS2へ移行してモー
ド表示が行われる。
【0032】一方、上記ステップS5にてカウンタが
“6”の場合は、ステップS6に移行してカウンタの値
がリセット(←0)された後、上記ステップS2へ移行
する。上記ステップS5とステップS6の処理が必要な
理由は、上記表1に示されたように、モードカウンタの
“0”〜“5”に対して動作モードが規定されているか
らである。
【0033】ステップS7では、操作スイッチ37の1
つである画像表示選択スイッチの状態が検出される。こ
の画像表示選択スイッチの操作が検出された場合はステ
ップS8へ移行し、検出されない場合はステップS9へ
移行する。
【0034】ステップS8では、画像表示選択フラグが
反転される。すなわち、該フラグが“1”ならば“0”
となり、フラグが“0”ならば“1”となる。このフラ
グは、後述するステップS44に於いて使用される。
【0035】ステップS9では、操作スイッチ37の1
つであるAv/Tv選択スイッチの状態が検出される。
このAv/Tv選択スイッチの操作が検出された場合は
ステップS10へ移行し、検出されない場合はステップ
S11へ移行する。
【0036】ステップS10では、Av/Tv選択フラ
グが反転される。すなわち、該フラグが“1”ならば
“0”となり、フラグが“0”ならば“1”となる。上
述したマニュアルモードに於いては、Av値とTv値が
操作スイッチ37のUP SWとDOWN SWが操作
されることで、ユーザにより設定が行われる。
【0037】このとき、Av/Tv選択フラグが“1”
ならば、UP SWとDOWN SWはAv値の設定の
ために使用されることを意味する。一方、Av/Tv選
択フラグが“0”の場合は、UP SWとDOWN S
WはTv値設定のために使用されることを意味する。
【0038】ステップS11では、モードカウンタが
“0”であるか否かが判定される。ここで、モードカウ
ンタが“0”ならばマニュアルモードであることを示し
ている。したがって、UP SWとDown SWの状
態を検出するために、続くステップS12へ移行する必
要がある。一方、モードカウンタが“0”以外の場合
は、これらのUP SW、DOWN SWの状態を検出
する必要はない。したがって、この場合はステップS2
0へ移行する。
【0039】ステップS12では、UP SWの状態が
検出される。ここで、UP SWが操作された場合はス
テップS13へ移行し、操作されていない場合はステッ
プS16へ移行する。
【0040】ステップS13では、Av/Tv選択フラ
グの状態が判定される。ここで、Av/Tv選択フラグ
が“1”であればステップS14へ移行する。そして、
このステップS14でAv値が1段アップされた後、A
v値を表示するため上記ステップS2へ移行する。上記
ステップS14の処理により、例えば絞り値がF=5.
6ならば、F=8に変更される。
【0041】一方、上記ステップS13にて、Av/T
v選択フラグが“0”ならば、ステップS15へ移行し
てTv値が1段アップされた後、Tv値を表示するため
に上記ステップS2へ移行する。このステップS15の
処理により、例えばシャッタ秒時がT=1/60なら
ば、T=1/125に変更される。
【0042】ステップS16では、Down SWの状
態が検出される。ここで、DOWNSWが操作された場
合はステップS17へ移行し、操作されていない場合は
ステップS20へ移行する。
【0043】ステップS17では、Av/Tv選択フラ
グの状態が判定される。ここで、該フラグが“1”なら
ばステップS18へ移行して、Av値が1段ダウンされ
た後、Av値を表示するため上記ステップS2へ移行す
る。このステップS18の処理により、例えば絞り値が
F=5.6ならば、F=4に変更される。
【0044】また、上記ステップS17にて、Av/T
v選択フラグが“0”ならば、ステップS19へ移行し
てTv値が1段ダウンされた後、Tv値を表示するため
に上記ステップS2へ移行する。このステップS19の
処理により、例えばシャッタ秒時がT=1/60なら
ば、T=1/30に変更される。
【0045】ステップS20では、測光センサ22から
被写体の輝度データが入力される。次いで、ステップS
21にて、モードカウンタが“0”であるか否かが判定
される。ここで、モードカウンタが“0”ならばマニュ
アルモードである。したがって、ステップS22の処理
は必要ないので、ステップS23へ移行する。一方、マ
ニュアルモード以外ならば、ステップS22に移行し
て、各動作モードに適したAv値とTv値が、輝度デー
タとイメージセンサ11の感度を考慮して算出される。
【0046】ステップS23では、操作スイッチ37の
1つであるレリーズスイッチの状態が検出される。この
レリーズスイッチの操作が検出された場合はステップS
26へ移行し、検出されない場合はステップS24へ移
行する。
【0047】このステップS24では、操作スイッチ3
7の1つであるパワースイッチの状態が検出される。こ
こで、パワースイッチがオン状態ならば、システムは動
作可能であるので上記ステップS2へ移行する。一方、
パワースイッチがオフであれぱ、ステップS25へ移行
して、システムダウンのための処理が実行された後、シ
ステムコントローラ15の動作が停止される。
【0048】上記ステップS23でレリーズスイッチが
操作された場合は、ステップS26にて、モードカウン
タが“3”であるか否かが判定される。ここで、モード
カウンタが“3”であれば夜景モードであることを意味
する。この場合は、ステップS28に移行して、撮影レ
ンズが∞(無限遠)にピントが合う位置へ移動される。
【0049】一方、上記ステップS26にて、モードカ
ウンタが“3”以外ならば、ステップS27に移行して
焦点調整動作が実行される。すなわち、AFセンサ5よ
り焦点のズレ量に関する情報が入力それ、この情報に基
いてレンズ駆動機構16が制御される。
【0050】ステップS29では、設定された絞り値に
基いて絞り駆動機構17が制御される。次いで、ステッ
プS30にて、ミラー駆動機構18が制御されて、クイ
ックリターンミラー3がアップ状態へ移動される。
【0051】そして、ステップS31にて、シャッタ制
御回路20にフォーカルプレーンシャッタ10の先幕ス
タート信号が出力される。次いで、ステップS32で
は、シャッタ秒時を計測するためのタイマカウンタのカ
ウント動作が開始される。更に、ステップS33では、
画像データコントローラ25に対して、イメージセンサ
11の積分が開始されるように指示される。
【0052】ステップS34に於いては、タイマカウン
タの値が設定されたシャッタ秒時になるまで待機する。
設定された秒時が経過するとステップS35へ移行し
て、シャッタ制御回路20に対して後幕スタート信号が
出力される。そして、ステップS36にて、後幕の走行
が完了するまで待機する。
【0053】次に、ステップS37では、へ画像データ
コントローラ25に対して、イメージセンサ11の積分
が終了されるように指示される。続いて、ステップS3
8では、イメージセンサ11から画像データが取込まれ
るように指示される。
【0054】ここで、画像データコントローラ25によ
りデータの取込みが行われている間に、システムコント
ローラ15では、ステップS39、S40及びS41の
動作が並行して行われる。
【0055】ステップS39では、ミラー駆動機構18
が制御されて、クイックリターンミラー3がダウン状態
に移動される。次いで、ステップS40にて、絞り駆動
機構17が制御されて絞り2が開放位置へ戻される。そ
して、ステップS41では、シャッタチャージ機構19
が制御されて、シャッタの先幕と後幕を駆動するための
バネ(図示せず)がチャージされる。
【0056】ステップS42では、画像データコントロ
ーラ25により画像データの取込みが終了するまで待機
する。ここで、イメージセンサ11の画素数が多くなる
と、画像データの取込みに時間がかかる。しかしなが
ら、イメージセンサ11から画像データを取込み動作中
は遮光さえしておけば、カメラのアクチュエータは動作
しても問題はない。そこで、画像データコントローラ2
5の画像データの取込み動作と、システムコントローラ
15による上記ステップS39〜S41の動作を同時に
実行しても良い。このように、同時に処理を実行するこ
とで、次の撮影動作までの時間を短縮することができる
ことになり、ユーザはシャッタチャンスを逃すことが少
なくなる。
【0057】ステップS43では、サブルーチン“画像
データ補正”が実行される。このサブルーチンでは、イ
メージセンサ11の温度や動作モードを考慮して、画像
データに対して固定パターンノイズデータによる補正が
行われる。
【0058】そして、ステップS44に於いて、画像表
示選択フラグの状態が判定される。ここで、画像表示選
択フラグが“1”ならばステップS45へ移行する。そ
して、画像データコントローラ25に対して画像データ
の表示を指令される。この画像データコントローラ25
により、DRAM29上の画像データが画像表示回路3
2へ出力されて、表示される。
【0059】一方、上記ステップS44に於いて、画像
表示選択フラグが“0”ならば、ステップS46に移行
して固定パターンノイズ(FPN)フラグの状態が判定
される。ここで、FPNフラグはサブルーチン“画像デ
ータ補正”の中で設定されるフラグである。
【0060】上記ステップS46にて、FPNフラグが
“1”ならば、固定パターンノイズのデータがDRAM
29上に存在する。そこで、ステップS47に移行し
て、画像データコントローラ25に対してFPNデータ
が画像表示回路32へ出力されるように指示される。
【0061】これにより、ユーザは、必要に応じて画像
表示選択スイッチを操作することで、イメージセンサ1
1の固定パターンノイズの発生の程度を確認することが
できることになる。その後、上記ステップS2へ移行す
る。
【0062】一方、上記ステップS46にて、FPNフ
ラグが“0”の場合はステップS48へ移行する。FP
Nフラグが“0”の場合は、FPNデータが測定されて
いないことを意味している。したがって、ユーザが画像
選択スイッチを操作してFPNデータを見ようとしても
無理である。そこで、ステップS48では、動作表示回
路32により警告表示が行われる。FPNデータの表示
はできないので、ステップS49では、上述したステッ
プS45と同じ動作が行われる。
【0063】次に、図4のフローチャートを参照して、
図3のフローチャートに於けるステップS43のサブル
ーチン“画像データ補正”の動作について説明する。先
ず、ステップS51では、FPNフラグがクリア(←
“0”)される。後述するFPNデータの測定(ステッ
プS63〜S67)が行われた場合は、このFPNフラ
グはセット(←“1”)される。
【0064】次いで、ステップS52にて、温度センサ
21からイメージセンサ11の測定データが入力され
る。そして、ステップS53に於いては、モードカウン
タが“0”であるか否かが判定される。ここで、モード
カウンタが“0”ならばマニュアルモードであるので、
ステップS63へ移行し、“0”でなければステップS
54へ移行する。
【0065】ステップS63では、画像データコントロ
ーラ25に対してイメージセンサ11の積分スタートが
指示される。次いで、ステップS64にて、シャッタ秒
時を計測するタイマカウンタのカウント動作が開始され
る。
【0066】そして、ステップS65では、タイマカウ
ンタの値が設定されたシャッタ秒時になるまで待機す
る。このシャッタ秒時とは、マニュアルモードならばユ
ーザが設定したTv値に基いて設定される。マニュアル
モードでない場合は、上述した図2のフローチャートの
ステップS22に於いてシステムコントローラ15によ
り決定されたTv値に基いて設定された秒時である。
【0067】ステップS66では、画像データコントロ
ーラ25に対して積分が終了するように指示される。更
に、ステップS67では、イメージセンサ11から画像
データが取込まれるように指示される。ここで取込まれ
たデータは、シャッタ10が遮光された状態で取込まれ
たものであり、これがFPNデータである。このFPN
データは、DRAM29上に記憶される。
【0068】次に、ステップS68にて、データの取込
みの終了が検出されると、ステップS69に於いてFP
Nフラグがセット(←“1”)される。そして、ステッ
プS70では、画像データコントローラ25に対して画
像データ(図3のフローチャートに於けるステップS3
1〜S38)からFPNデータが除去されるように指示
される。画像データコントローラ25では、DRAM2
9上の画像データからFPNデータが減算されることで
FPNが除去された画像データが作成される。
【0069】そして、ステップS74では、画像データ
コントローラ25に対し、画像データが画像データ記録
メディア34に記録されるように指示される。画像デー
タは、画像圧縮回路33により圧縮された後、画像デー
タコントローラ25によって画像データ記録メディア3
4に格納される。この後、本サブルーチンからメインル
ーチンへ復帰する。
【0070】一方、ステップS54では、モードカウン
タが“1”であるか否かが判定される。ここで、モード
カウンタが“1”であればノーマルモードである。この
場合はステップS55へ移行し、“1”でなければステ
ップS57に移行する。
【0071】ステップS55では、EEPROM23の
所定のアドレスより判定値(Tv1)が読出される。下
記表2は、EEPROM23に記憶されている判定値を
示したルックアップテーブルである。
【0072】
【表2】
【0073】このルックアップテーブルは、3つのテー
ブル(テーブル1、テーブル2、テーブル3)より構成
される。テーブル1はノーマルモードに、テーブル2は
夜景モードに、テーブル3はポートレートモードに、そ
れぞれ対応している。
【0074】各テーブルは、温度に対してEEPROM
23のアドレスが対応され、各アドレスには判定値が記
憶されている。固定パターンノイズの大きさは、10℃
〜8℃温度が変化すると約2倍変化する。そこで、テー
ブルの判定値は、10℃の変化に対して判定値が2倍変
化するように設定されている。
【0075】例えば、上記ステップS52で測定された
温度が25℃とすると、ステップS55にてEEPRO
M23から読出される判定値は1/8秒(※1)であ
り、この値がTv1となる。
【0076】ステップS56では、設定されているTv
値とTv1とが比較される。ここで、Tvが1/8以上
の場合はステップSステップS63へ移行する。そし
て、上述したように、FPNデータの測定が行われ、画
像データに対して固定パターンノイズの補正が行われ
る。
【0077】上記ステップS56に於いて、Tvが1/
8未満ならば固定パターンノイズの補正は必要なく、す
でにDRAM29上に取込まれている画像データが圧縮
されて画像データ記録メディア34に記録されるように
すれば良い。したがって、ステップS63へ移行する。
【0078】一方、ステップS57では、モードカウン
タが“2”であるか否かが判定される。ここで、モード
カウンタが“2”ならば夜景モードである。この場合
は、ステップS58へ移行し、“2”でない場合はステ
ップS60へ移行する。
【0079】ステップS58では、EEPROM23か
ら判定値(Tv2)が読出される。上述したように、温
度を25℃とした場合、上記表2より判定値は1/4秒
(※2)となる。ノーマルモードと比べて判定値を大き
くした理由は、夜景モードで主に撮影される被写体は、
多少画面にノイズが重畳されても見苦しくないものが多
いからである。そのため、判定値がノーマルモードに比
べて大きい値となっている。
【0080】ステップS59では、設定されているTv
値とTv2とが比較される。ここで、TvがTv2以上
の場合はステップS63へ移行し、画像データに対して
固定パターンノイズの補正が行われる。一方、TvがT
v2未満の場合は、補正は必要ないのでステップS74
へ移行する。
【0081】ステップS60では、モードカウンタが
“3”であるか否かが判定される。ここで、モードカウ
ンタが“3”であればポートレートモードである。この
場合はステップS61へ移行し、“3”でない場合はス
テップS71へ移行する。
【0082】ステップS61では、EEPROM23か
ら判定値(Tv3)が読出される。上述したように、温
度を25℃としたので、上記表2より判定値は1/15
秒(※3)となる。ここで、ノーマルモードと比べて判
定値を小さくした理由は、ポートレートモードで主に撮
影される被写体は人物であり、画面にノイズが重畳すと
見苦しく感じやすい。そこで、判定値がノーマルモード
に比べて厳しい値となっている。
【0083】ステップS62では、設定されているTv
とTv3とが比較される。ここで、TvがTv2以上の
場合はステップS63へ移行し、TvがTv3未満の場
合はステップS74へ移行する。
【0084】ステップS71では、モードカウンタが
“4”であるか否かが判定される。ここで、モードカウ
ンタが“4”であれば白黒モードである。この場合はス
テップS73へ移行し、画像データコントローラ25に
対して白黒画像データの合成が指示される。画像データ
コントローラ25では、カラーで撮影された画像データ
から白黒画像データが合成される。この画像データは、
ステップS74に於いて画像データ記録メディア34へ
記録される。
【0085】上記ステップS71に於いて、モードカウ
ンタが“4”でなければ、モードカウンタは必然的に5
であるので、動作モードはセピアモードとなる。セピア
モードならば、ステップS72に移行して、画像データ
コントローラ25に対してセピア色画像データの合成が
指示される。これにより、画像データコントローラ25
では、カラーで撮影された画像データからセピア色画像
データが合成される。この画像データは、続くステップ
S74に於いて、画像データ記録メディア34へ記録さ
れる。
【0086】白黒モードとセピアモードは、懐古調の写
真が撮れることを意味する動作モードである。そこで、
多少画像データに固定パターンノイズが重畳されていて
も、それによって画像データの値を問われることはな
い。むしろ、該ノイズが古めかしい写真のイメージを強
調する。
【0087】上述したように、上記表2のテーブルをE
EPROM23に記憶したことにより、イメージセンサ
11のノイズ特性に応じて最適な判定値を設定すること
ができる。
【0088】また、画質に対する要求が高いユーザに対
しても、EEPROM23に記憶しておくことで、ユー
ザ個々の要求に応じてカメラのサービスセンターに於い
て判定値を書換えることも可能である。
【0089】マニュアルモードに於いては、常に固定パ
ターンノイズの補正がなされるので、カメラが自動的に
決定する固定パターンノイズの補正に対して不満を持つ
ユーザは、マニュアルモードを使用することでユーザが
望む画質の画像データを手に入れることができる。
【0090】更に、上述した実施の形態では、所定の撮
影条件になるとイメージセンサを遮光した状態でFPN
データの測定を行うと共に、画像データに対してFPN
の補正を行うようにした。もし、FPNデータの測定
(図4のフローチャートに於けるステップS63〜S6
8)に大きな時間を必要としないならば、撮影動作毎に
行なっても良い。若しくは、カメラの動作シーケンスを
妨げないように、何らかの動作(例えば焦点調整動作)
と並行して実行可能ならば、撮影動作毎に行っても良
い。そして、画像データに対する補正(図4のフローチ
ャートのステップS70)を所定の撮影条件に於いての
み実行するようにしても良い。
【0091】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。 (1) 撮像素子を備えた電子カメラに於いて、撮像素
子への入射光を開閉するシャッタと、シャッタ開状態に
て、撮像素子から画像データを読出す第1読出し手段
と、シャッタ閉状態にて、撮像素子から画像データを読
出す第2読出し手段と、この第2読出し手段による画像
データに基いて、上記第1読出し手段による画像データ
の補正を行う画像補正手段と、撮影条件に応じて、上記
第2読出し手段及び画像補正手段の作動を許可する制御
手段とを具備したことを特徴とする電子カメラ。
【0092】(2) 上記撮影条件は、少なくともシャ
ッタの開時間(シャッタ秒時)を含むことを特徴とする
上記(1)に記載の電子カメラ。 (3) 上記撮影条件は、少なくとも撮影モードを含む
ことを特徴とする上記(1)に記載の電子カメラ。 (4) 上記撮影条件は、少なくともカメラの環境温度
を含むことを特徴とする上記(1)に記載の電子カメ
ラ。
【0093】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、積分時
間や読出し時間の増加によるレリーズタイムラグの増大
や、連続撮影速度の低下を防止して、画像データから固
定パターンノイズの除去を正しく実行可能な電子カメラ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の構成を示すもの
で、電子撮像カメラのブロック構成図である。
【図2】図1のシステムコントローラ15のメインルー
チンの動作について説明するフローチャートである。
【図3】図1のシステムコントローラ15のメインルー
チンの動作について説明するフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートに於けるステップS43
のサブルーチン“画像データ補正”の動作について説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ、 2 絞り、 3 クイックリターンミラー、 5 AFセンサ、 7 接眼レンズ、 9 フィルタ、 10 フォーカルプレーンシャッタ、 11 イメージセンサ、 15 システムコントローラ(CPU)、 16 レンズ駆動機構、 17 絞り駆動機構、 18 ミラー駆動機構、 19 シャッタチャージ機構、 20 シャッタ制御回路、 21 温度センサ、 22 測光センサ、 23 EEPROM、 25 画像データコントローラ(DSP)、 29 DRAM、 32 画像表示回路、 33 画像圧縮回路、 34 画像データ記録メディア、 36 動作表示回路、 37 操作スイッチ(SW)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像データを出力する撮像素子と、 この撮像素子の受光面を遮光可能な機械シャッタと、 所定時間よりも長い露光秒時による撮影動作が行われた
    後に、上記機械シャッタを作動させて撮像素子の受光面
    を遮光した状態で適宜露光時間によるダミー撮像動作を
    行い、このダミー撮像データを用いて上記撮影画像デー
    タの画質を補正する制御手段とを具備したことを特徴と
    する電子カメラ。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記長秒時撮影画像デ
    ータから上記ダミー撮像データを減算することにより上
    記画質補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の電
    子カメラ。
  3. 【請求項3】 撮像素子近傍の温度を測定する測温手段
    を更に具備し、 上記制御手段は、上記測温結果に応じて上記ダミー撮像
    動作の露光時間を決定することを特徴とする請求項1に
    記載の電子カメラ。
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