JP4460595B2 - フォグランプ点灯制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前方に配置したフォグランプの点灯を制御するためのフォグランプ点灯制御方法に関するものである。
従来より、自動車の前方には、車両の前方を照射するヘッドライトや操舵する方向を指示するウインカーなどが標準的に装備されており、また、濃霧時や悪天候時などにヘッドライトよりも遠くまで照射できるフォグランプが装備されている(たとえば、特許文献1参照。)。
そして、運転者は、夜間走行時には、ヘッドライトだけを用いて車両の前方を照射し、濃霧時や悪天候時などの前方視界が良好に確保できない時には、ヘッドライトとともにフォグランプを点灯させて車両の前方を照射するようにしており、車両の走行方向を変更する時には、操舵する方向のウインカーを点滅させ、また、緊急停車時には、両方のウインカーを同時に点滅させるようにしている。
特開2005−53450号公報
ところが、車両の前方視界が良好な場合には他の車両の運転者や歩行者などの他人がウインカーの点滅を目視で確認することができるものの、濃霧時や悪天候時などに車両の前方視界が良好でない場合には、ウインカーの照射能力が足りずに他人がウインカーの点滅を目視で確認することができないことがある。
そのため、濃霧時や悪天候時などの前方視界が良好に確保できない時には、ウインカーを点滅させているにもかかわらず、車両同士の衝突事故や車両と人間との衝突による人身事故などが発生してしまう危険性があった。
そこで、請求項1に係る本発明では、車両の前方に配置したフォグランプの点灯を制御するためのフォグランプ点灯制御方法において、ウインカーを点滅させるためのウインカー点滅操作装置が操作された場合に、点滅させるウインカーと同じ方向側のフォグランプを点滅させるように制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記ウインカー点滅操作装置が操作された時にフォグランプが点灯している場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記ウインカー点滅操作装置が操作された時に霧センサーで所定濃度以上の濃霧であることを検出した場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することにした。
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項1〜請求項3のいずれかに係る本発明において、前記ウインカー点滅操作装置の操作レバーを方向指示側に2段階に操作可能とし、操作レバーが2段階目まで操作された場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することにした。
また、請求項5に係る本発明では、前記請求項1〜請求項4のいずれかに係る本発明において、前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの色を変更するように制御することにした。
また、請求項6に係る本発明では、前記請求項1〜請求項5のいずれかに係る本発明において、前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの照射方向を点滅させるウインカーと同じ方向の外側に変更するように制御することにした。
また、請求項7に係る本発明では、前記請求項1〜請求項6のいずれかに係る本発明において、前記フォグランプの点滅をさせる時にヘッドライトを消灯するように制御することにした。
また、請求項8に係る本発明では、前記請求項1〜請求項7のいずれかに係る本発明において、前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーと同じ方向側の前方のウインカーを消灯するように制御することにした。
また、請求項9に係る本発明では、前記請求項1〜請求項8のいずれかに係る本発明において、前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーとは反対側のフォグランプを消灯するように制御することにした。
また、請求項10に係る本発明では、前記請求項1〜請求項4のいずれかに係る本発明において、車両の速度が一定速度以下の場合には前記請求項5〜請求項9のいずれかに記載の制御を行い、車両の速度が一定速度以上となった場合には前記請求項5〜請求項9のいずれかに記載の制御を行う前の状態に戻すことにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、ウインカーを点滅させるためのウインカー点滅操作装置が操作された場合に、点滅させるウインカーと同じ方向側のフォグランプを点滅させるように制御することにしているために、ウインカーよりも遠くまで明るく照射することができるフォグランプを用いて対向車の運転者や歩行者などの他人に操舵方向を予め知らせることができるので、濃霧時や悪天候時などの前方視界が良好でない場合であっても車両同士の衝突事故や車両と人間との衝突による人身事故などの発生を未然に防止することができ、車両走行の安全性を向上させることができる。
特に、ウインカー点滅操作装置が操作された時にフォグランプが点灯している場合にフォグランプの点滅をさせるように制御すれば、フォグランプを点灯する必要のない前方視界が確保できるときに非常に明るいフォグランプを点滅させることによってかえって他人の目を眩惑してしまい危険性が増大してしまうのを防止することができる。
また、ウインカー点滅操作装置が操作された時に霧センサーで所定濃度以上の濃霧であることを検出した場合にフォグランプの点滅をさせるように制御すれば、霧が濃くなく前方視界が確保できるときに非常に明るいフォグランプを点滅させることによってかえって他人の目を眩惑してしまい危険性が増大してしまうのを防止することができる。
また、ウインカー点滅操作装置の操作レバーを方向指示側に2段階に操作可能とし、操作レバーが2段階目まで操作された場合にフォグランプの点滅をさせるように制御すれば、通常時のウインカーによる方向指示と前方視界の不良時のフォグランプによる方向指示とを状況に応じて運転者の操作によって容易に切替えることができる。
また、フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの色を変更するように制御すれば、他人に対して注意を促すような色にフォグランプの色を変更することができ、フォグランプを用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの照射方向を点滅させるウインカーと同じ方向の外側に変更するように制御すれば、操舵する予定の方向にいる他人に対して注意を促すことができ、フォグランプを用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、フォグランプの点滅をさせる時にヘッドライトを消灯するように制御すれば、ヘッドライトの点灯と同時にフォグランプを点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプの点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプを用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーと同じ方向側の前方のウインカーを消灯するように制御すれば、ウインカーの点滅と同時にフォグランプを点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプの点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプを用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーとは反対側のフォグランプを消灯するように制御すれば、一方のフォグランプの点灯と同時に他方のフォグランプを点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプの点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプを用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、車両の速度が一定速度以下の場合には上記制御を行い、車両の速度が一定速度以上となった場合には上記制御を行う前の状態に戻すことにすれば、交差点への進入前や交差点での停車時には、フォグランプの点滅によって他人に対して注意を促すことができるとともに、交差点への進入後の走行時には、通常走行と同様の状態で運転することができる。
以下に、本発明に係るフォグランプ点灯制御方法について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明に係るフォグランプ点灯制御方法を実行するフォグランプ点灯制御装置1の構成を示しており、フォグランプ点灯制御装置1は、CPUやメモリやインターフェイスなどからなるコントローラー2に、フォグランプ3や前方ウインカー4や後方ウインカー5やヘッドライト6等の各種照明器具類と、ウインカー点滅操作装置7や点灯スイッチ8等の各種操作器具類と、霧センサー9や車速センサー10等の各種センサー類と、フォグランプ3に設けられた着色装置11や傾斜装置12等の各種装置類を接続して構成している。
フォグランプ3は、濃霧時や悪天候時などの前方視界が良好に確保できない場合に車両の前方を照射するものであり、ヘッドライト6よりも明るく照射距離の長い照明器具で、車両の前方に左右一対に配置されている。
このフォグランプ3は、図2に示すように、ケーシング13の内部にランプ14とソケット15と反射板16とからなるランプ本体17を固定するとともに、ケーシング13の内部に着色装置11を収容し、ケーシング13の底部外側に傾斜装置12を取付けている。
ここで、着色装置11は、フォグランプ3で照射する光の色を変更するための装置であり、ケーシング13の底部に取付けたモーター18の駆動軸19に着色フィルター20を回動アーム21を介して取付けている。
そして、着色装置11は、通常時にはモーター18により着色フィルター20をランプ本体17の直前方位置からずらした位置に回避させておき(図2中、実線で示した着色フィルター20の状態。)、ランプ本体17から照射された光でそのまま車両の前方を照射するようにしており、一方、着色時にはモーター18を駆動して着色フィルター20をランプ本体17の直前方位置に配置し(図2中、一点鎖線で示した着色フィルター20の状態。)、ランプ本体17から照射した光を着色フィルター20を透過させることで着色フィルター20で着色した色の光で車両の前方を照射するようにしている。なお、通常、フォグランプ3の光の色は淡黄色又は白色であるが、着色フィルター20で着色するフォグランプ3の光の色は、赤色や黄色や橙色などの他人に対して注意を喚起するような色で濃い色が望ましい。
また、傾斜装置12は、フォグランプ3で照射する光の照射方向を変更するための装置であり、モーター22の駆動軸23の先端部にフォグランプ3のケーシング13の底部を取付けている。
そして、傾斜装置12は、通常時にはモーター22によりケーシング13を車両の前端部と平行に保持し(図2中、点線で示したケーシング13の状態。)、ランプ本体17から照射した光で車両の直前方を照射するようにしており、一方、傾斜時にはモーター22を駆動してケーシング13を車両の前側外方へ向けて傾斜させ(図2中、二点鎖線で示したケーシング13の状態。)、ランプ本体17から照射した光で車両の前側外方を照射するようにしている。
前方ウインカー4は、操舵方向を予め報知するために車両の前方側に配置された左右一対の公知のウインカーであり、また、後方ウインカー5は、操舵方向を予め報知するために車両の後方側に配置された左右一対の公知のウインカーである。
ヘッドライト6は、夜間走行時などに車両の前方を照射するために車両の前方に左右一対に配置された公知のライトである。
ウインカー点滅操作装置7は、操舵方向や緊急停車を予め報知するために前方ウインカー4及び後方ウインカー5を点滅させる装置であり、操舵する予定の左右方向側のウインカーを点滅させるための方向指示操作装置28と左右両側のウインカーを同時に点滅させるためのハザード操作装置29とで構成しており、基本的には公知のものを用いることができるが、ここでは、図3に示すように、方向指示操作装置28の操作レバー24を上下に2段階に操作できるように構成している。また、ハザード操作装置29も、押圧方向に2段階のストロークを有する公知の2段階のプッシュスイッチで構成している。
そして、方向指示操作装置28は、初期状態では、図3中に実線で示すように、操作レバー24を中立位置に位置させており、通常の方向指示操作を行う場合には、図3中に一点鎖線で示すように、操作レバー24を中立位置から比較的小角度で上方又は下方に1段階目まで操作し、後述するように特別の方向指示操作を行う場合には、図3中に二点鎖線で示すように、操作レバー24を中立位置から比較的大角度で上方又は下方に2段階目まで操作することができるようにしている。なお、図3中、25は操行ハンドル、26はワイパー操作レバーを示している。
点灯スイッチ8は、フォグランプ3の点灯を操作するための公知のスイッチであり、この点灯スイッチ8のON−OFF状態を検出することでフォグランプ3が点灯しているか消灯しているか判断することができるようになっている。
霧センサー9は、車両前方の外部の霧の濃さを検出するためのセンサーであり、画像処理によるものや反射光を利用したものなどの公知のセンサーを用いることができる。
車速センサー10は、車両の操行速度を検出するための公知のセンサーである。
フォグランプ点灯制御装置1は、以上に説明したように構成しており、コントローラー2のメモリに格納した制御プログラム27によって以下に説明するようにフォグランプ3の点灯を制御するようにしている。なお、制御プログラム27は、フォグランプ3を点灯するためのプログラムの一部のサブルーチンであり、特にフォグランプ3を方向指示のために点滅させる制御を行うプログラムとなっている。
制御プログラム27では、まず、ウインカー点滅操作装置7(方向指示操作装置28又はハザード操作装置29)が運転者によって通常の方向指示操作が行われたのか(方向指示操作装置28の操作レバー24が1段階目まで操作されたのか又はハザード操作装置29が1段階目まで押圧操作されたのか)或いは特別の方向指示操作が行われたのか(方向指示操作装置28の操作レバー24が2段階目まで操作されたのか又はハザード操作装置29が2段階目まで押圧操作されたのか)を判断する(通常方向指示操作判断ステップS1)。
この通常方向指示操作判断ステップS1において、通常の方向指示操作が行われたと判断した場合には、フォグランプ3の点灯スイッチ8のON−OFF状態を検出することによってフォグランプ3が点灯されているか否かを判断する(フォグランプ点灯判断ステップS2)。
このフォグランプ点灯判断ステップS2において、フォグランプ3が点灯されていないと判断した場合には、霧センサー9で外部の霧の状態を検出することによって濃霧であるか否かを判断する(濃霧判断ステップS3)。
そして、この濃霧判断ステップS3において、濃霧でないと判断した場合、すなわち、通常の方向指示操作が行われ、フォグランプ3が消灯しており、車両の外部が濃霧ではない場合には、通常走行時と同様に、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の前方ウインカー4と後方ウインカー5とを点滅させる(ウインカー点滅ステップS4)。
一方、通常方向指示操作判断ステップS1において特別の方向指示操作が行われたと判断した場合や、フォグランプ点灯判断ステップS2においてフォグランプ3が点灯されていると判断した場合、すなわち、通常の方向指示操作が行われたもののフォグランプ3が点灯されている場合や、濃霧判断ステップS3において濃霧であると判断した場合、すなわち、通常の方向指示操作が行われ、フォグランプ3が消灯しているものの、車両の外部が濃霧である場合には、フォグランプ3を用いて警告を行うようにする(フォグランプ警告ステップS5)。
このフォグランプ警告ステップS5では、まず、車速センサー10で車両の速度を検出することによって車両が低速で走行しているか否かを判断する(低速走行判断ステップS6)。
そして、この低速走行判断ステップS6において、車両が予め設定した速度よりも低速で走行しているか或いは停車していると判断した場合には、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の着色装置11のモーター18を駆動して、着色フィルター20をランプ本体17の前側方位置から直前方位置に移動させ、フォグランプ3から照射される光の色を着色フィルター20で着色した色に変更する(フォグランプ着色ステップS7)。
また、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の傾斜装置12のモーター22を駆動して、フォグランプ3のケーシング13を車両の前側外方へ向けて傾斜させ、フォグランプ3から照射した光で車両の前側外方を照射するように照射方向を変更する(フォグランプ傾斜照射ステップS8)。
また、ヘッドライト6を消灯し(ヘッドライト消灯ステップS9)、前方ウインカー4を消灯し(前方ウインカー消灯ステップS10)、方向指示操作装置28の操作レバー24で操作された方向側とは反対側(点滅させるウインカーとは反対側)のフォグランプ3を消灯する(反操舵側フォグランプ消灯ステップS11)。
一方、低速走行判断ステップS6において、車両が予め設定した速度よりも高速で走行していると判断した場合には、上記のフォグランプ着色ステップS7、フォグランプ傾斜照射ステップS8、ヘッドライト消灯ステップS9、前方ウインカー消灯ステップS10、反操舵側フォグランプ消灯ステップS11を実行する前の状態に戻す。
すなわち、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の着色装置11のモーター18を駆動して、着色フィルター20をランプ本体17の直前方位置から前側方位置に移動させ、フォグランプ3から照射される光の色を着色フィルター20で着色しないように変更する(フォグランプ無着色ステップS12)。
また、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の傾斜装置12のモーター22を駆動して、フォグランプ3のケーシング13を車両の直前方へ向けて移動させ、フォグランプ3から照射した光で車両の直前方を照射するように照射方向を変更する(フォグランプ前照射ステップS13)。
また、ヘッドライト6を点灯し(ヘッドライト点灯ステップS14)、前方ウインカー4を点灯し(前方ウインカー点灯ステップS15)、方向指示操作装置28の操作レバー24で操作された方向側とは反対側(点滅させるウインカとは反対側)のフォグランプ3を点灯する(反操舵側フォグランプ点灯ステップS16)。
その後、制御プログラム27では、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側の後方ウインカー5を点滅させ(後方ウインカー点滅ステップS17)、方向指示操作装置28の操作レバー24が操作されたときは操作レバー24が操作された左右一方向側、ハザード操作装置29が操作されたときは左右両方側のフォグランプ3を点滅させる(操舵側フォグランプ点滅ステップS18)。
なお、上記制御プログラム27は、本発明のフォグランプ点灯制御方法をフォグランプ点灯制御装置1に実行させるための具体的な一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各ステップの実行の順番を変更してもよく、また、いずれかのステップを実行しないようにしてもよい。
以上に説明したように、車両の前方に配置したフォグランプ3の点灯を制御するためのフォグランプ点灯制御装置1におけるフォグランプ点灯制御方法では、ウインカー点滅操作装置7が操作された場合に、点滅させるウインカーと同じ方向側のフォグランプ3を点滅させるように制御することにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、ウインカーよりも遠くまで明るく照射することができるフォグランプ3を用いて対向車の運転者や歩行者などの他人に操舵方向を予め知らせることができるので、濃霧時や悪天候時などの前方視界が良好でない場合であっても車両同士の衝突事故や車両と人間との衝突による人身事故などの発生を未然に防止することができ、車両走行の安全性を向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、ウインカー点滅操作装置7が操作された時にフォグランプ3が点灯している場合にフォグランプ3の点滅をさせるように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3を点灯する必要のない前方視界が確保できるときに非常に明るいフォグランプ3を点滅させることによってかえって他人の目を眩惑してしまい危険性が増大してしまうのを防止することができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、ウインカー点滅操作装置7が操作された時に霧センサー9で所定濃度以上の濃霧であることを検出した場合にフォグランプ3の点滅をさせるように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、霧が濃くなく前方視界が確保できるときに非常に明るいフォグランプ3を点滅させることによってかえって他人の目を眩惑してしまい危険性が増大してしまうのを防止することができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、ウインカー点滅操作装置7を構成する方向指示操作装置28の操作レバー24を方向指示側に2段階に操作可能とし、操作レバー24が2段階目まで操作された場合にフォグランプ3の点滅をさせるように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、通常時のウインカーによる方向指示と前方視界の不良時のフォグランプ3による方向指示とを状況に応じて運転者の操作によって容易に切替えることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3の点滅をさせる時に点滅させるフォグランプ3の色を変更するように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、他人に対して注意を促すような色にフォグランプ3の色を変更することができ、フォグランプ3を用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3の点滅をさせる時に点滅させるフォグランプ3の照射方向を点滅させるウインカーと同じ方向の外側に変更するように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、操舵する予定の方向にいる他人に対して注意を促すことができ、フォグランプ3を用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3の点滅をさせる時にヘッドライト6を消灯するように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、ヘッドライト6の点灯と同時にフォグランプ3を点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプ3の点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプ3を用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3の点滅をさせる時に点滅させるウインカーと同じ方向側の前方ウインカー4を消灯するように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、前方ウインカー4の点滅と同時にフォグランプ3を点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプ3の点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプ3を用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、フォグランプ3の点滅をさせる時に点滅させるウインカーとは反対側のフォグランプ3を消灯するように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、一方のフォグランプ3(方向指示操作装置28が操作された方向側とは反対側のフォグランプ3)の点灯と同時に他方のフォグランプ3(方向指示操作装置28が操作された方向側のフォグランプ3)を点滅させた場合に比べて霧を通して見たときの光のにじみが低減し、フォグランプ3の点滅の明暗が明瞭となるので、フォグランプ3を用いた方向指示による車両走行の安全性をより一層向上させることができる。
また、上記フォグランプ点灯制御方法では、車両の速度が一定速度以下の場合には上記制御を行い、車両の速度が一定速度以上となった場合には上記制御を行う前の状態に戻すように制御するようにしている。
そのため、上記フォグランプ点灯制御方法では、交差点への進入前や交差点での停車時には、フォグランプ3の点滅によって他人に対して注意を促すことができるとともに、交差点への進入後の走行時には、通常走行と同様の状態で運転することができる。
フォグランプ点灯制御装置の構成を示すブロック図。 フォグランプの構造を示す斜視説明図。 方向指示操作装置の操作を示す正面説明図。 フォグランプ点灯制御方法を実行する制御プログラムを示すフローチャート。
符号の説明
1 フォグランプ点灯制御装置 2 コントローラー
3 フォグランプ 4 前方ウインカー
5 後方ウインカー 6 ヘッドライト
7 ウインカー点滅操作装置 8 点灯スイッチ
9 霧センサー 10 車速センサー
11 着色装置 12 傾斜装置
13 ケーシング 14 ランプ
15 ソケット 16 反射板
17 ランプ本体 18 モーター
19 駆動軸 20 着色フィルター
21 回動アーム 22 モーター
23 駆動軸 24 操作レバー
25 操行ハンドル 26 ワイパー操作レバー
27 制御プログラム 28 方向指示操作装置
29 ハザード操作装置

Claims (10)

  1. 車両の前方に配置したフォグランプの点灯を制御するためのフォグランプ点灯制御方法において、
    ウインカーを点滅させるためのウインカー点滅操作装置が操作された場合に、点滅させるウインカーと同じ方向側のフォグランプを点滅させるように制御することを特徴とするフォグランプ点灯制御方法。
  2. 前記ウインカー点滅操作装置が操作された時にフォグランプが点灯している場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することを特徴とする請求項1に記載のフォグランプ点灯制御方法。
  3. 前記ウインカー点滅操作装置が操作された時に霧センサーで所定濃度以上の濃霧であることを検出した場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフォグランプ点灯制御方法。
  4. 前記ウインカー点滅操作装置の操作レバーを方向指示側に2段階に操作可能とし、操作レバーが2段階目まで操作された場合に前記フォグランプの点滅をさせるように制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  5. 前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの色を変更するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  6. 前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるフォグランプの照射方向を点滅させるウインカーと同じ方向の外側に変更するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  7. 前記フォグランプの点滅をさせる時にヘッドライトを消灯するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  8. 前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーと同じ方向側の前方のウインカーを消灯するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  9. 前記フォグランプの点滅をさせる時に点滅させるウインカーとは反対側のフォグランプを消灯するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
  10. 車両の速度が一定速度以下の場合には前記請求項5〜請求項9のいずれかに記載の制御を行い、車両の速度が一定速度以上となった場合には前記請求項5〜請求項9のいずれかに記載の制御を行う前の状態に戻すことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のフォグランプ点灯制御方法。
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