JP4438522B2 - 脱着式シートのロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ロックの解除状態を保持することが可能で優れた操作性を発揮することができる自動車用脱着式シートのロック機構に関するものである。
最近では、例えば自動車用セカンドシートやサードシートを脱着自在な構造としておき、必要に応じてシートを取り外し、車内の後部空間を広くしてこの空間部を荷物室として利用するようにしたものが知られている。また、このような脱着式シートのロック機構として、例えば特許文献1に示されるように、ボディフロアに設けられたストライカをシートクッション下面に設けられた把持部付きのカムプレートにより挟持して固定するものが広く用いられている。
前記ロック機構は、例えばシートの一部に設けられたロック解除レバーを操作することでカムプレートのストライカとのロック状態を解除させ、ボディからシートを取り外すものであり、一方、シートをボディに装着する場合は、逆の操作手順を行うものである。
しかしながら、従来のものではロック状態を解除した状態を保持するにはロック解除レバーを操作し続ける必要があり、ロック解除レバーから手を離すことができないため不便で操作性に劣るという問題点があった。
特開平6−227301号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、ロックの解除状態を保持することが可能で優れた操作性を発揮することができる自動車用脱着式シートのロック機構を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明の脱着式シートのロック機構は、シートクッション下面に設けられた固定プレートと、この固定プレートに回動自在に取り付けられた把持部付きのカムプレートによりボディフロアのストライカを挟持してシートを固定する脱着式シートのロック機構において、前記カムプレートの外周に切欠溝を形成し、カムプレートを一定角度開いた場合に前記切欠溝に係止爪を挿入してカムプレートを固定しロック解除状態を保持する補助プレートを設け、且つこの補助プレートは基部を固定プレートに回動自在に枢着されており、また先端にある係止爪が切欠溝に挿入される方向に常に付勢されているものとするとともに、補助プレートの基部には把持部に向けて脚片部が一体的に延設されており、更に該脚片部と補助プレートが同軸枢着され、この枢着部とカムプレート枢着部が同方向に配置されており、脚片部はカムプレート把持部とカムプレート枢着部の間に配置され、カムプレートに設けられている切欠溝はカムプレート枢着部から見てカムプレート把持部とは反対側に配置されており、該脚片部がストライカに押し上げられることで補助プレートが係止爪を切欠溝から外す方向に回動するものとしたことを特徴とするものである。
本発明の脱着式シートのロック機構は、カムプレートの外周に切欠溝を形成し、カムプレートを一定角度開いた場合に前記切欠溝に係止爪を挿入してカムプレートを固定しロック解除状態を保持する補助プレートを設けた構造であるから、従来のようにロック状態を解除した状態を保持するためにロック解除レバーを操作し続ける必要がなく、従ってロック解除レバーから手を離すことが可能で優れた取り扱い性を発揮できる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい形態を示す。
図面は、本発明を自動車用セカンドシートに適用した場合を示すものであって、図1は本発明の実施の形態を示すロック状態の斜視図、図2は本発明の実施の形態を示すロック解除状態の斜視図、図3は自動車用シートを示す全体斜視図である。
図において、1はシートクッション1aとシートバック1bとからなるシート、2はシートクッション1aの下面の四隅、即ち前後、左右端に設けられた固定プレート、3はこの固定プレート2に枢着部3aをもって回動自在に取り付けられた把持部3b付きのカムプレートである。また、20はボディフロアに設けられたストライカ20であり、前記固定プレート2とカムプレート3によりストライカ20を挟持してシートを固定する脱着式シートのロック機構である点は従来のものと基本的に同じである。
なお、前記カムプレート3はストライカ20を挟持する方向(図示のものでは反時計方向回り)に図示しないバネ等により常に付勢されており、ロック解除レバー21(図3参照)を操作することによって、付勢力に反してカムプレート3を開く構造となっている点も従来と同様である。
本発明では、前記カムプレート3の外周に切欠溝4が形成され、カムプレート3を一定角度開いた場合には前記切欠溝4に係止爪5を挿入してカムプレート3を固定しロック解除状態を保持するための補助プレート6が設けられた構造となっている。この補助プレート6は、図示のものでは基部を枢着部6aとして固定プレート2に回動自在に枢着されており、また先端にある係止爪5が切欠溝4に挿入される方向に図示しないバネ等により常に付勢されるよう構成されている。
即ち、このロック解除状態保持用の補助プレート6を設けたことにより、ロック解除レバー21を操作してカムプレート3を開いた場合、カムプレート3が一定角度開くと外周にある切欠溝4に係止爪5が強制的に挿入されてカムプレート3が固定され、開きっぱなしの状態(ロック解除状態)が保持されるのである。
また、補助プレート6の基部には把持部3bに向けて脚片部7が一体的に延設されており、該脚片部7がストライカ20に押し上げられることで補助プレート6が係止爪5を切欠溝4から外す方向に回動するよう構成されている。
図示のものでは、脚片部7は補助プレート6とほぼL字状部材を構成するように取り付けられており、屈曲部を枢着部6aとして該枢着部6aを中心に一体的に回動する構造となっている。これにより後述するように、再びシート1をボディに装着する場合、補助プレート6が回動して係止爪5を切欠溝4から自動的に外し前記ロック解除状態の保持を中止することとなる。
次に、本発明のロック機構の作動について説明する。
図1に示されるように、通常はロック状態となっており、固定プレート2とカムプレート3がストライカ20を挟持してシート1を固定している。一方、ロックを解除してシート1を外す場合は、図1に示されるように、ロック解除レバー21を操作しカムプレート3を時計回りに回動させて開状態とし、ストライカ20から離脱するようにする点は従来と同じである。
この時、本発明においては前記カムプレート3の外周に切欠溝4が形成されており、一方、補助プレート6はカムプレート3を一定角度開いた場合、前記切欠溝4に係止爪5を付勢力により自動的に挿入するように構成されているので、図2の実線部分に示されるように、切欠溝4と係止爪5との係合によりカムプレート3は位置固定されることとなり、この結果、ロック解除レバー21の操作を止めてもロック解除状態がそのまま保持されることとなり、以後のシート操作が容易なものとなる。
一方、シートをボディに装着する場合は、ロック解除状態が保持されているシートをストライカ20に位置合わせして上から押し込めば、脚片部7がストライカ20に押し上げられることで補助プレート6が枢着部6aを中心に時計回り方向に回動して係止爪5を切欠溝4から外すこととなる。この結果、カムプレート3は付勢力により反時計回り方向に回動して再び固定プレート2との間にストライカ20を挟持しシート1を固定することとなる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はシートクッション1a下面に設けられた固定プレート2と、この固定プレート2に回動自在に取り付けられた把持部3b付きのカムプレート3によりボディフロアのストライカ20を挟持してシート1を固定する脱着式シートのロック機構において、前記カムプレート3の外周に切欠溝4を形成し、カムプレート3を一定角度開いた場合に前記切欠溝4に係止爪5を挿入してカムプレート3を固定しロック解除状態を保持する補助プレート6を設けたものとしたので、シート脱着操作の際にロック解除レバー21を操作し続ける必要がなく、従ってロック解除レバー21から手を離すことができるので、手が自由になる、シート1の任意の個所を持つことができる等、極めて優れた操作性を発揮することができることとなる。
本発明の実施の形態を示すロック状態の斜視図である。 本発明の実施の形態を示すロック解除状態の斜視図である。 自動車用シートを示す全体斜視図である。
符号の説明
1a シートクッション
2 固定プレート
3 カムプレート
4 切欠溝
5 係止爪
補助プレート
7 脚片部
20 ストライカ

Claims (1)

  1. シートクッション下面に設けられた固定プレートと、この固定プレートに回動自在に取り付けられた把持部付きのカムプレートによりボディフロアのストライカを挟持してシートを固定する脱着式シートのロック機構において、前記カムプレートの外周に切欠溝を形成し、カムプレートを一定角度開いた場合に前記切欠溝に係止爪を挿入してカムプレートを固定しロック解除状態を保持する補助プレートを設け、且つこの補助プレートは基部を固定プレートに回動自在に枢着されており、また先端にある係止爪が切欠溝に挿入される方向に常に付勢されているものとするとともに、補助プレートの基部には把持部に向けて脚片部が一体的に延設されており、更に該脚片部と補助プレートが同軸枢着され、この枢着部とカムプレート枢着部が同方向に配置されており、脚片部はカムプレート把持部とカムプレート枢着部の間に配置され、カムプレートに設けられている切欠溝はカムプレート枢着部から見てカムプレート把持部とは反対側に配置されており、該脚片部がストライカに押し上げられることで補助プレートが係止爪を切欠溝から外す方向に回動するものとしたことを特徴とする脱着式シートのロック機構。
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