JP6480214B2 - 乗物用ラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状部に係合または離脱する乗物用ラッチ装置に関する。
従来、乗物用ラッチ装置として、ロック位置とロック解除位置とに回動可能なラッチと、ラッチをロック位置で保持するための揺動可能なロック部材と、ロック部材をラッチに向けて付勢するコイルバネと、ロック部材に回動可能に連結される第1リンクと、第1リンクに回動可能に連結される第2リンクと、第2リンクとラッチとの間に架け渡されるトーションバネとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この構造では、ラッチは、ロック部材によってロック位置に保持され、トーションバネに付勢されることでロック解除位置に保持されている。
特開2010−195369号公報
しかしながら、従来技術では、ラッチをロック位置とロック解除位置の両方に保持するために、5部品以上の複数の部品を複雑に組み合わせて構成するため、コストが高くなるとともに、乗物用ラッチ装置の組立作業が煩雑になるといった問題があった。
そこで、本発明は、ラッチをロック位置とロック解除位置とに保持する構造を簡易に構成することで、低コスト化と組立作業の容易化を図ることを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、機体の固定面に固定された棒状部に係合または離脱する乗物用ラッチ装置であって、筐体と、前記棒状部に係合するフック部を有し、前記フック部が前記棒状部に係合するロック位置と、前記フック部が前記棒状部から外れるロック解除位置とに回動可能となるように前記筐体に支持されるラッチと、前記ラッチを前記ロック位置に向けて付勢する第1付勢部材と、前記筐体に揺動可能に設けられ、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときにおいて、前記棒状部に向けて付勢され、前記フック部との間で前記棒状部を挟み込む揺動部材と、を備える。
前記揺動部材は、前記フック部が前記棒状部から外れて、前記ロック位置であるときよりも前記筐体が前記固定面から離れた状態で、前記ラッチに設けられる係合部と係合し、前記ラッチを前記ロック解除位置に保持するラッチ係合部を有する。
ここで、揺動部材は、バネなどの付勢部材によって付勢されていてもよいし、重力によって付勢されていてもよい。
この構成によれば、第1付勢部材により付勢されることでラッチがロック位置に保持される。また、ラッチがロック位置からロック解除位置に向けて回動する際、ラッチのフック部が棒状部から外れて、筐体が固定面から離れると、棒状部に向けて付勢されている揺動部材が棒状部に向けて揺動し、ラッチ係合部が係合部に係合する。これにより、ラッチが揺動部材によってロック解除位置に保持される。そのため、この構成によれば、揺動部材と第1付勢部材といった簡易な構成で、ラッチをロック位置とロック解除位置の両方に保持することができるので、低コスト化と組立作業の容易化を図ることができる。
また、前記した構成において、前記ロック解除位置に位置する前記ラッチは、前記棒状部よりも前記固定面から離れて配置されていてもよい。
これによれば、ロック解除位置においてラッチが棒状部よりも固定面から離れた位置に配置される、つまり筐体が固定面から離れた位置に配置されるため、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
また、前記した構成において、前記ラッチが前記ロック解除位置に位置するときに、前記揺動部材の揺動中心と前記係合部は、前記棒状部よりも前記固定面から離れて配置されていてもよい。
これによれば、ロック解除位置において揺動部材の揺動中心と係合部が棒状部よりも固定面から離れた位置に配置される、つまり筐体が固定面から離れた位置に配置されるため、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
また、前記した構成において、前記ラッチ係合部は、前記揺動部材の揺動する先端側に設けられ、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときよりも前記ロック解除位置に位置するときの方が、前記固定面に近い位置に配置されていてもよい。
これによれば、ラッチ係合部がロック解除位置においてロック位置のときよりも固定面の近くに配置される、つまり筐体が固定面から離れた位置に配置されるため、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
また、前記した構成において、前記ラッチ係合部は、前記係合部を挟む第1部位と第2部位とを有していてもよい。
これによれば、係合部を第1部位と第2部位との間で挟むことで、ラッチをロック解除位置に良好に保持することができる。
また、前記した構成において、前記第1部位は、前記第2部位よりも前記固定面から離れて配置され、前記第2部位よりも長くなっていてもよい。
これによれば、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、係合部がラッチ係合部から外れそうになるのを、長い第1部位によって抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第1部位は、先端部が前記固定面側に向けて突出していてもよい。
これによれば、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、係合部がラッチ係合部から外れそうになるのを、突出した先端部で抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第2部位の先端は、前記ロック解除位置において、前記係合部の中心よりも前記揺動部材の揺動中心側に位置していてもよい。
これによれば、ロック解除位置において、揺動部材に対して棒状部側から力が加わった際、第2部位の先端が係合部の中心よりも揺動部材の中心側に位置することで、第2部位が係合部から外れやすいので、ラッチをロック解除位置からロック位置に良好に回動させることができる。
また、前記した構成において、前記第2部位は、前記ラッチが前記ロック位置から前記ロック解除位置に回動する際に、前記係合部を前記揺動部材の揺動中心から離すように逃がすための傾斜面を有していてもよい。
これによれば、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、傾斜面によって係合部が揺動中心から離れるように逃がされるので、係合部が第2部位に引っ掛かってしまうのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記揺動部材の揺動中心は、前記ロック位置に位置する前記ラッチの前記フック部の先端に対して前記棒状部とは反対側に配置され、前記係合部は、前記フック部の先端側に設けられていてもよい。
これによれば、例えばフック部の根元側に係合部を設ける構造に比べ、揺動部材を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記揺動部材を前記棒状部に向けて付勢する第2付勢部材を備えていてもよい。
これによれば、例えば重力によって揺動部材を付勢する構成と比べ、揺動部材とラッチとの係合を良好に行うことができる。
また、前記した構成において、前記第2付勢部材の付勢力は、前記フック部が前記棒状部から外れた際に前記筐体を前記固定面から離すことが可能な付勢力に設定されていてもよい。
これによれば、第2付勢部材の付勢力によって筐体が固定面から自動的に離れるので、例えば筐体を固定面から離すための他の付勢部材を設ける構造と比べ、コストの低下を図ることができる。
また、前記した構成において、前記ラッチ係合部が前記係合部に係合している状態において、前記揺動部材が前記棒状部から力を受けることで揺動して前記ラッチ係合部が前記係合部から外れるように構成されていてもよい。
これによれば、揺動部材と棒状部との当接によりロック解除を容易に行うことができる。
本発明によれば、揺動部材と第1付勢部材といった簡易な構成で、ラッチをロック位置とロック解除位置の両方に保持することができるので、低コスト化と組立作業の容易化を図ることができる。
本発明によれば、ロック解除位置に位置するラッチが棒状部よりも固定面から離れて配置されるので、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
本発明によれば、ラッチがロック解除位置に位置するときに揺動部材の揺動中心と係合部が棒状部よりも固定面から離れて配置されるので、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
本発明によれば、ラッチがロック位置に位置するときよりもロック解除位置に位置するときの方が、ラッチ係合部が固定面に近いので、例えば筐体を乗物用シートの下部に設けた場合、乗物用シートの下部をロック位置のときよりも固定面に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートの操作を行いやすくすることができる。
本発明によれば、係合部を第1部位と第2部位との間で挟むことで、ラッチをロック解除位置に良好に保持することができる。
本発明によれば、第2部位よりも固定面から離れて配置される第1部位が第2部位よりも長いので、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、係合部がラッチ係合部から外れそうになるのを、長い第1部位によって抑えることができる。
本発明によれば、第1部位の先端部が固定面側に向けて突出しているので、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、係合部がラッチ係合部から外れそうになるのを、突出した先端部で抑えることができる。
本発明によれば、ロック解除位置において、揺動部材に対して棒状部側から力が加わった際、第2部位の先端が係合部の中心よりも揺動部材の中心側に位置することで、第2部位が係合部から外れやすいので、ラッチをロック解除位置からロック位置に良好に回動させることができる。
本発明によれば、ラッチがロック位置からロック解除位置に回動する際に、第2部位の傾斜面によって係合部が揺動中心から離れるように逃がされるので、係合部が第2部位に引っ掛かってしまうのを抑えることができる。
本発明によれば、揺動部材の揺動中心がロック位置に位置するラッチのフック部の先端に対して棒状部とは反対側に配置される構成において、係合部がフック部の先端側に設けられているので、例えばフック部の根元側に係合部を設ける構造に比べ、揺動部材を短くすることができる。
本発明によれば、揺動部材を棒状部に向けて付勢する第2付勢部材を備えるので、例えば重力によって揺動部材を付勢する構成と比べ、揺動部材とラッチとの係合を良好に行うことができる。
本発明によれば、第2付勢部材の付勢力を、フック部が棒状部から外れた際に筐体を固定面から離すことが可能な付勢力に設定することで、第2付勢部材の付勢力によって筐体が固定面から自動的に離れるので、例えば筐体を固定面から離すための他の付勢部材を設ける構造と比べ、コストの低下を図ることができる。
本発明によれば、ラッチ係合部が係合部に係合している状態において、揺動部材が棒状部から力を受けることで揺動してラッチ係合部が係合部から外れるので、揺動部材と棒状部との当接によりロック解除を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る乗物用ラッチ装置が取り付けられた乗物用シートを示す側面図である。 乗物用シートを折り畳んで収容する動作を示す側面図である。 ラッチがロック位置に位置するときの状態を示す側面図である。 ラッチが棒状部から外れたときの状態を示す側面図である。 図4の状態よりもラッチがロック解除位置に向けて回動するとともに筐体が上方に移動した状態を示す側面図である。 図5の状態よりもラッチがロック解除位置に向けて回動するとともに筐体が上方に移動した状態を示す側面図である。 図6の状態よりもラッチがロック解除位置に向けて回動するとともに筐体が上方に移動した状態を示す側面図である。 図7の状態よりもラッチがロック解除位置に向けて回動するとともに筐体が上方に移動した状態を示す側面図である。 図8の状態よりもラッチがロック位置に向けて回動するとともに筐体が上方に移動した状態を示す側面図である。 ラッチがロック解除位置に位置するときの状態を示す側面図である。 本発明の変形例を示す側面図である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る乗物用ラッチ装置の一実施形態について説明する。一実施形態の乗物用ラッチ装置は、例えば図1に示すように、自動車などの乗物用シートSのシートクッションS1などに設けられる。なお、本実施形態において、前後、左右、上下は、乗物用シートSに座る乗員を基準とする。
乗物用ラッチ装置1は、機体の一例としてのフロアFの固定面F1に固定されたストライカ90にロックすることで乗物用シートSをフロアFに固定し、ストライカ90とのロックが解除されることで乗物用シートSをフロアFから解放するようになっている。乗物用ラッチ装置1は、乗物用シートSに設けられた操作レバーS11の操作によってロック状態から解除状態に切り替わるように構成されている。
本実施形態では、乗物用シートSのシートクッションS1の後端側がフロアFに回動可能に支持されており、シートクッションS1の前端部に設けた乗物用ラッチ装置1を解除状態にすることで、乗物用シートSを後方に回動することが可能となっている。詳しくは、乗物用シートSは、シートバックS2がシートクッションS1に重なるように折り畳まれた後、後方に回動されることで、後方の収容部F2に収容可能となっている(図2参照)。
図3に示すように、乗物用ラッチ装置1は、筐体10と、ストライカ90の棒状部91に係合可能なラッチ20と、ラッチ20と係合するレバー30と、第1付勢部材の一例としての引張バネ40と、揺動部材50と、第2付勢部材の一例としてのトーションバネ60とを備えている。
筐体10は、ラッチ20を回動可能に支持する第1軸11と、レバー30を回動可能に支持する第2軸12と、揺動部材50を揺動可能に支持する第3軸13とを有している。
ラッチ20は、ストライカ90の棒状部91に係合・離脱して乗物用ラッチ装置1のロックまたはロック解除をする部材であり、棒状部91に係合するロック位置(図3の位置)と、棒状部91から外れるロック解除位置(図10の位置)とに回動可能となっている。ここで、ストライカ90は、円柱状の金属部材をU形状に折り曲げたものであり、U形状の底の部分が、ラッチ20に係合する棒状部91となっている。
ラッチ20は、ロック解除位置に位置するときにおいて(図10参照)、棒状部91よりも固定面F1から離れて配置されている。つまり、ロック解除位置において、ラッチ20と固定面F1間の距離は、棒状部91と固定面F1間の距離よりも大きくなっている。
ラッチ20は、金属製のラッチ本体20Aと、ラッチ本体20Aの左右の面と外周面の一部を覆う、ラッチ本体20Aより柔軟な樹脂製のカバー20Bとから構成されている。ラッチ本体20Aは、厚い金属板を打ち抜いて形成され、厚み方向に貫通する第1穴部21を有し、第1穴部21が第1軸11の外側に嵌合することで、ラッチ20が筐体10に回動可能に支持されている。カバー20Bは、ラッチ本体20Aの作動時の音や振動を抑えるために設けられている。
ラッチ20は、棒状部91を受け入れる溝22を有し、溝22の外側(ラッチ20の回動中心Xから遠い側)を形成する部分がフック部23となっている。フック部23の先端側には、係合部の一例としての円柱状の第1突起24が左右方向に突出するように形成されている。第1突起24は、ラッチ20がロック解除位置に位置するときにおいて(図10参照)、棒状部91よりも固定面F1から離れて配置されている。つまり、ロック解除位置において、第1突起24と固定面F1間の距離は、棒状部91と固定面F1間の距離よりも大きくなっている。なお、第1突起24は、金属製のラッチ本体20Aに一体に形成されていてもよいし、樹脂製のカバー20Bに一体に形成されていてもよい。
ラッチ20の回動中心Xの後側には、左右方向に突出する円柱状の第2突起25が形成されている。第2突起25は、ラッチ20の回動中心Xとレバー30の回動中心Yの間に設けられている。詳しくは、第2突起25は、ラッチ20がロック位置からロック解除位置まで回動するまでの間、常に、前後方向において回動中心Xと回動中心Yとの間に配置される。
レバー30は、筐体10の第2軸12に回動可能に支持されている。レバー30は、その回動中心Yから径方向に延びる第1アーム31と、回動中心Yから第1アーム31とは異なる方向、詳しくは第1アーム31に対して交差する方向に延びる第2アーム32とを有している。
第1アーム31の先端部は、第2突起25を上方に押し上げるために、ラッチ20の第2突起25に下側から係合している。
第2アーム32の先端部には、ワイヤ70が直接取り付けられる係合孔32Aが形成されている。
ワイヤ70は、レバー30の第2アーム32に対して後方に引っ張るような力を与えることでラッチ20をロック解除位置に向けて回動させるための部材であり、その一端にレバー30の係合孔32Aに回動可能に取り付けられる円柱状の取付部材71を有し、他端が図1に示す操作レバーS11に係合している。ワイヤ70は、乗物用シートSに固定される円筒状のシース72に摺動可能に支持されている。
ワイヤ70は、ラッチ20の姿勢が図8から図9の間のいずれかの姿勢であるときに引き切った状態となるように設定されている。具体的には、例えば、ラッチ20が図8から図9の間のいずれかの姿勢でワイヤ70が引き切った状態となるように、レバー30または操作レバーS11の回動を規制する規制部を設ければよい。
引張バネ40は、ラッチ20を常時ロック位置に向けて付勢するバネであり、一端がラッチ20に取り付けられ、他端が筐体10に取り付けられている。
揺動部材50は、ロック位置において前後方向に延びる長尺状の部材であり、前端部が第3軸13に回動可能に支持され、後端部が揺動する先端部となっている。揺動部材50は、その揺動中心Zから後方に延びる揺動アーム51と、揺動アーム51の後端に設けられ、後方に向けて二股状に延びるラッチ係合部52とを有している。
揺動部材50の揺動中心Zは、ロック位置に位置するラッチ20のフック部23の先端23Aよりも前側に配置されている。言い換えると、揺動中心Zは、ロック位置において、フック部23の先端23Aに対して棒状部91とは反対側に配置されている。
また、揺動中心Zは、ラッチ20がロック解除位置に位置するときに(図10参照)、棒状部91よりも固定面F1から離れて配置されている。つまり、ロック解除位置において、揺動中心Zと固定面F1間の距離は、棒状部91と固定面F1間の距離よりも大きくなっている。
揺動部材50は、トーションバネ60によって棒状部91に向けて付勢されており、ロック位置において、揺動アーム51とラッチ20のフック部23との間で棒状部91を上下方向で挟み込んでいる。揺動部材50は、左右方向において、ラッチ20の第2突起25およびレバー30からずれた位置に配置され、第2突起25およびレバー30とは干渉しないようになっている。
ラッチ係合部52は、ラッチ20をロック解除位置に保持するための部位であり、フック部23が棒状部91から外れて、ロック位置であるときよりも筐体10が固定面F1から離れた状態で、第1突起24と係合するように構成されている(図10参照)。ラッチ係合部52は、ラッチ20がロック位置に位置するときよりもロック解除位置に位置するときの方が、固定面F1に近い位置に配置されている。
ラッチ係合部52は、第1突起24を挟む第1部位52Aと第2部位52Bとを有している。
第1部位52Aは、第2部位52Bよりも上方、つまり第2部位52Bよりも固定面F1から離れて配置され、その長さが第2部位52Bよりも長くなっている。詳しくは、第1部位52Aの先端P1(揺動中心Zから最も離れた部位)から揺動中心Zまでの距離は、第2部位52Bの先端P2(揺動中心Zから最も離れた部位)から揺動中心Zまでの距離よりも大きくなっている。第1部位52Aは、揺動アーム51の後端から後斜め上方に向けて湾曲しながら延びた後、後方に延びるように形成されている。
第2部位52Bは、揺動アーム51の後端から後斜め下方に延びており、その先端P2は、ロック解除位置において、円柱状の第1突起24の中心よりも揺動部材50の揺動中心Z側に位置している(図10参照)。第2部位52Bは、先端P2から前斜め下方に延びる傾斜面B1と、先端P2から前斜め上方に湾曲しながら延びる保持面B2とを有している。
傾斜面B1は、図4〜図6に示すように、ラッチ20がロック位置からロック解除位置に回動する際に、第1突起24を揺動部材50の揺動中心Zから離すように逃がすための面である。詳しくは、ラッチ20の回動により第1突起24が揺動中心Zから離れるように移動するのを、規制しないような角度で傾斜面B1が形成されている。つまり、傾斜面B1は、当該傾斜面B1上を第1突起24が滑りながら移動する間における各時点での第1突起24の移動方向に対して、平行、もしくは、移動方向下流側の端部が上流側の端部よりもラッチ20の回動中心Xに近くなるように傾斜している。
保持面B2は、ロック解除位置において、第1突起24の前斜め下方への移動を規制する面であり、第1突起24に対して、引張バネ40により図示時計回りに付勢されて回動するラッチ20の回動方向下流側に配置されている。
トーションバネ60は、揺動部材50を棒状部91に向けて付勢するバネであり、一端が揺動部材50に係合し、他端が筐体10に係合している。トーションバネ60の付勢力は、フック部23が棒状部91から外れた際に筐体10を固定面F1から離すことが可能な付勢力に設定されている。詳しくは、トーションバネ60の付勢力は、乗物用シートSの前端部を上方に押し上げることが可能な大きさに設定されている。
次に、乗物用ラッチ装置1の動作について詳細に説明する。
図1に示すように、乗物用ラッチ装置1がロック状態であるときに、乗員が操作レバーS11を後方に引っ張ると、その力が、ワイヤ70を介して、図3に示すレバー30に伝達される。これにより、レバー30が図示時計回りに回動してラッチ20の第2突起25を押し上げるので、ラッチ20が引張バネ40の付勢力に逆らいながら図示反時計回りに回動する。
図4に示すように、ラッチ20のフック部23が棒状部91から外れると、トーションバネ60によって棒状部91に押し付けられていた揺動部材50が、棒状部91からの反作用の力によって、筐体10ごと上方に移動する。その後、乗員がさらに操作レバーS11を引いていくと、図4〜図6の順に示すように、ラッチ20の第1突起24は、揺動部材50の傾斜面B1上を滑りながら移動していく。この際、揺動部材50が徐々に下方に揺動することで、筐体10も徐々に上方に移動する。
図7に示すように、第1突起24が第2部位52Bの先端P2を乗り越えた後、ワイヤ70をさらに引くと、図8に示すように、第1突起24が第1部位52Aに当接する。これにより、ワイヤ70をそれ以上引くことができなくなり、ラッチ20のそれ以上の回動が規制される。
その後、乗員が操作レバーS11から手を放すと、ラッチ20が引張バネ40の付勢力により図示時計回りに回動するとともに、揺動部材50がさらに下方に揺動する。これにより、図9および図10に示すように、第1突起24が第1部位52Aと第2部位52Bとの間に入っていき、第2部位52Bの保持面B2で保持されることで、ラッチ20がロック解除位置に保持される。なお、レバー30は、ワイヤ70からの力が解除されることで、重力または図示せぬバネによって図3の位置まで戻る。
なお、図4の状態のとき、つまりフック部23が棒状部91から外れたときに、乗員が操作レバーS11から手を放した場合には、引張バネ40の付勢力によってラッチ20がロック位置に向けて回動しようとする。ただし、この場合には、トーションバネ60からの大きな付勢力によって揺動部材50が下方に揺動することで、傾斜面B1によって第1突起24が揺動部材50の揺動中心Zから離れるように押されて移動する。これにより、フック部23が棒状部91から外れたときに操作レバーS11から手を放した場合にも、操作レバーS11の操作を続けたときと同様に、第1突起24が、揺動部材50の傾斜面B1上を滑りながら移動していく。その後、第1突起24は、図7、図9、図10の順に示すように、第1部位52Aに当接することなく、第2部位52Bの先端P2を乗り越えて、第2部位52Bの保持面B2で保持される。
このようにラッチ20がロック解除位置に保持されることで、乗員は操作レバーS11から手を放した状態で、乗物用シートSの操作、具体的には、前述した乗物用シートSを折り畳んでフロアFの収容部F2に収容する操作を容易に行うことができる。
また、乗員が収容部F2に収容した乗物用シートSを元の位置に戻す場合には、乗員は、折り畳まれた乗物用シートSを収容部F2から上方に持ち上げた後、前方に倒し、下方に押し込んでいく。これにより、図10、図9の順に示すように、棒状部91からの反作用の力を受けた揺動部材50が上方に揺動することで、第2部位52Bが第1突起24を上斜め後方に押し上げ、ラッチ20が引張バネ40の付勢力に抗して図示反時計回りに回動する。
この動作により、図7に示すように、第1突起24がラッチ係合部52から外れると、ラッチ20が引張バネ40の付勢力によって図示時計回りに回動し、図3に示すロック位置においてフック部23が棒状部91の下側に係合して、フック部23と揺動部材50との間で棒状部91が挟持される。これにより、ラッチ20がロック位置に良好に保持される。
以上によれば、本実施形態の乗物用ラッチ装置1において、次の各効果を奏することができる。
揺動部材50、引張バネ40、トーションバネ60およびレバー30といった4部品の簡易な構成で、ラッチ20をロック位置とロック解除位置の両方に保持することができるので、従来のような5部品以上で構成するものに比べ、低コスト化と組立作業の容易化を図ることができる。
ロック解除位置においてラッチ20が棒状部91よりも固定面F1から離れた位置に配置される、つまり筐体10が固定面F1から離れた位置に配置されるため、乗物用シートSの前端部をロック位置のときよりも固定面F1に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートSの操作を行いやすくすることができる。
ロック解除位置において揺動部材50の揺動中心Zと第1突起24が棒状部91よりも固定面F1から離れた位置に配置される、つまり筐体10が固定面F1から離れた位置に配置されるため、乗物用シートSの前端部をロック位置のときよりも固定面F1に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートSの操作を行いやすくすることができる。
ラッチ係合部52がロック解除位置においてロック位置のときよりも固定面F1の近くに配置される、つまり筐体10が固定面F1から離れた位置に配置されるため、乗物用シートSの前端部をロック位置のときよりも固定面F1に対して高い位置に保持することができ、その後の乗物用シートSの操作を行いやすくすることができる。
第1突起24を第1部位52Aと第2部位52Bとの間で挟んだので、ラッチ20をロック解除位置に良好に保持することができる。
第1部位52Aを第2部位52Bよりも長くしたので、ラッチ20がロック位置からロック解除位置に回動する際に、第1突起24がラッチ係合部52から外れそうになるのを、長い第1部位52Aによって抑えることができる。
ロック解除位置において、揺動部材50に対して棒状部91から力が加わった際、第2部位52Bの先端が第1突起24の中心よりも揺動部材50の揺動中心Z側に位置することで、第2部位52Bが第1突起24から外れやすいので、ラッチ20をロック解除位置からロック位置に良好に回動させることができる。
ラッチ20がロック位置からロック解除位置に回動する際に、傾斜面B1によって第1突起24が揺動中心Zから離れるように逃がされるので、第1突起24が第2部位52Bに引っ掛かってしまうのを抑えることができる。
揺動部材50の揺動中心Zをフック部23の先端に対して棒状部91とは反対側に配置し、第1突起24をフック部23の先端側に設けたので、例えばフック部の根元側に第1突起を設ける構造に比べ、揺動部材50を短くすることができる。
揺動部材50を棒状部91に向けて付勢するトーションバネ60を設けたので、例えば重力によって揺動部材を付勢する構成と比べ、揺動部材50とラッチ20との係合を良好に行うことができる。
トーションバネ60の付勢力を、フック部23が棒状部91から外れた際に筐体10を固定面F1から離すことが可能な付勢力に設定することで、トーションバネ60の付勢力によって筐体10が固定面F1から自動的に離れるので、例えば筐体を固定面から離すための他の付勢部材を設ける構造と比べ、コストの低下を図ることができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以下の他の形態に示すように、適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、第1部位52Aの先端側の部位を直線状に延びるように形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば図11に示すように、第1部位52Aの先端に、固定面F1側に向けて突出する突出部52Cを設けてもよい。これによれば、ラッチ20がロック位置からロック解除位置に回動する際に、第1突起24がラッチ係合部52から外れそうになるのを突出部52Cで抑えることができる。
前記実施形態では、揺動部材50をトーションバネ60で棒状部91に向けて付勢したが、本発明はこれに限定されず、揺動部材を重力によって棒状部に向けて付勢してもよい。
前記実施形態では、第1付勢部材として引張バネ40を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、付勢部材は、押しバネやトーションバネなどであってもよい。また、第2付勢部材も、前記実施形態のようなトーションバネに限らず、引張バネや押しバネなどであってもよい。
前記実施形態では、係合部を円柱状の第1突起24としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、係合部は、多角形状の突起などであってもよい。
前記実施形態では、図8から図9の間のいずれかの姿勢であるときにワイヤ70が引き切った状態となるように設定したが、本発明はこれに限定されず、引き切り位置は、どのように設定してもよい。
前記実施形態では、レバー30を引っ張るための牽引部材としてワイヤ70を例示したが、牽引部材は、例えば複数のロッドをそれぞれ回動可能に連結したものであってもよい。
前記実施形態では、乗物用ラッチ装置1を、車両などの乗物用シートSのシートクッションS1に設けたが、乗物用ラッチ装置は、乗物用シートSのシートバックS2に設けられていてもよく、車両のトランクなどの開閉部分をロックする装置として使用することもできる。乗物用シートSも、車両以外の船舶や飛行機のシートであってもよい。
1 乗物用ラッチ装置
10 筐体
20 ラッチ
23 フック部
24 第1突起
40 引張バネ
50 揺動部材
52 ラッチ係合部
91 棒状部
F1 固定面

Claims (13)

  1. 機体の固定面に固定された棒状部に係合または離脱する乗物用ラッチ装置であって、
    筐体と、
    前記棒状部に係合するフック部を有し、前記フック部が前記棒状部に係合するロック位置と、前記フック部が前記棒状部から外れるロック解除位置とに回動可能となるように前記筐体に支持されるラッチと、
    前記ラッチを前記ロック位置に向けて付勢する第1付勢部材と、
    前記筐体に揺動可能に設けられ、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときにおいて、前記棒状部に向けて付勢され、前記フック部との間で前記棒状部を挟み込む揺動部材と、を備え、
    前記揺動部材は、前記フック部が前記棒状部から外れて、前記ロック位置であるときよりも前記筐体が前記固定面から離れた状態で、前記ラッチに設けられる係合部と係合し、前記ラッチを前記ロック解除位置に保持するラッチ係合部を有し、
    前記ラッチが前記ロック解除位置に位置する状態において、前記揺動部材の揺動中心から前記ラッチ係合部までの距離が、前記揺動部材の揺動中心から前記棒状部までの距離よりも大きく、前記棒状部が前記揺動部材を介して前記筐体を支持することを特徴とする乗物用ラッチ装置。
  2. 前記棒状部が、前記揺動部材の揺動中心と前記ラッチ係合部の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用ラッチ装置。
  3. 機体の固定面に固定された棒状部に係合または離脱する乗物用ラッチ装置であって、
    筐体と、
    前記棒状部に係合するフック部を有し、前記フック部が前記棒状部に係合するロック位置と、前記フック部が前記棒状部から外れるロック解除位置とに回動可能となるように前記筐体に支持されるラッチと、
    前記ラッチを前記ロック位置に向けて付勢する第1付勢部材と、
    前記筐体に揺動可能に設けられ、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときにおいて、前記棒状部に向けて付勢され、前記フック部との間で前記棒状部を挟み込む揺動部材と、を備え、
    前記揺動部材は、前記フック部が前記棒状部から外れて、前記ロック位置であるときよりも前記筐体が前記固定面から離れた状態で、前記ラッチに設けられる係合部と係合し、前記ラッチを前記ロック解除位置に保持するラッチ係合部を有し、
    前記ラッチが前記ロック解除位置に位置する状態において、前記ラッチ係合部を構成する第1部位と第2部位が、前記揺動部材の揺動方向において係合部を挟み、前記棒状部が前記揺動部材を介して前記筐体を支持することを特徴とする乗物用ラッチ装置。
  4. 機体の固定面に固定された棒状部に係合または離脱する乗物用ラッチ装置であって、
    筐体と、
    前記棒状部に係合するフック部を有し、前記フック部が前記棒状部に係合するロック位置と、前記フック部が前記棒状部から外れるロック解除位置とに回動可能となるように前記筐体に支持されるラッチと、
    前記ラッチを前記ロック位置に向けて付勢する第1付勢部材と、
    前記筐体に揺動可能に設けられ、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときにおいて、前記棒状部に向けて付勢され、前記フック部との間で前記棒状部を挟み込む揺動部材と、を備え、
    前記揺動部材は、前記フック部が前記棒状部から外れて、前記ロック位置であるときよりも前記筐体が前記固定面から離れた状態で、前記ラッチに設けられる係合部と係合し、前記ラッチを前記ロック解除位置に保持するラッチ係合部を有し、
    前記ラッチ係合部は、前記揺動部材の揺動する先端側に設けられ、前記係合部を挟む第1部位と第2部位とを有し、
    前記第2部位は、前記ラッチが前記ロック位置から前記ロック解除位置に回動する際に、前記係合部を前記揺動部材の揺動中心から離すように逃がすための傾斜面を有することを特徴とする乗物用ラッチ装置。
  5. 前記第1部位は、前記第2部位よりも前記固定面から離れて配置され、前記第2部位よりも長いことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の乗物用ラッチ装置。
  6. 前記第1部位は、先端部が前記固定面側に向けて突出していることを特徴とする請求項に記載の乗物用ラッチ装置。
  7. 前記第2部位の先端は、前記ロック解除位置において、前記係合部の中心よりも前記揺動部材の揺動中心側に位置することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置。
  8. 前記ラッチ係合部は、前記ラッチが前記ロック位置に位置するときよりも前記ロック解除位置に位置するときの方が、前記固定面に近いことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置。
  9. 前記揺動部材の揺動中心は、前記ロック位置に位置する前記ラッチの前記フック部の先端に対して前記棒状部とは反対側に配置され、
    前記係合部は、前記フック部の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置。
  10. 前記揺動部材を前記棒状部に向けて付勢する第2付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置。
  11. 前記第2付勢部材の付勢力は、前記フック部が前記棒状部から外れた際に前記筐体を前記固定面から離すことが可能な付勢力に設定されていることを特徴とする請求項10に記載の乗物用ラッチ装置。
  12. 前記ラッチ係合部が前記係合部に係合している状態において、前記揺動部材が前記棒状部から力を受けることで揺動して前記ラッチ係合部が前記係合部から外れるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の乗物用ラッチ装置を有する乗物用シートであって、
    シートクッションと、
    前記シートクッションに重なるように折り畳み可能なシートバックと、を備え、
    折り畳まれた状態の前記シートクッションおよび前記シートバックは、機体に対して回動可能であり、機体に設けられた収容部に収容可能であることを特徴とする乗物用シート。
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