JP4345432B2 - 車両用ドアラッチ機構 - Google Patents
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Description
(1)即ち、ドアガラスの昇降軌跡を確保する必要があるため、レイアウト制約があり、周辺部品の自由度を制限する必要がある。
(2)制約されたレイアウト空間内にカウンターウエイトを設定しなければならないため、カウンターウエイトを複雑な形状にする必要があり、アウトサイドハンドルの原価が高くなる。
(3)カウンターウエイトを設定しているため、車両の質量が重くなる原因になる。
(4)入力荷重により発生する衝撃加速度が車種毎に異なるため、カウンタウエイト質量/重心位置を車種毎に設定する必要があり、アウトサイドハンドルの部品共通化が図れない。
(5)即ち、オープンレバーにカウンターウエイトを設定しているため、ドアラッチ機構を大きくする必要があり、ドア内へのドアラッチ機構の搭載が困難である。
(6)車両「外側→内側」方向の衝撃加速度を打ち消すカウンターウエイトと、車両「内側→外側」方向の衝撃加速度を打ち消すカウンターウエイトの2つのレバーを設定する必要があるため、ラッチ機構の原価が高くなる。
(7)カウンターウエイトを設定しているため、車両の質量が重くなる原因になる。
(8)入力荷重により発生する衝撃加速度が車種毎に異なるため、カウンタウエイト質量/重心位置を車種毎に設定する必要があり、アウトサイドハンドルの部品共通化が図れない。
[構成]
図1(a)において、1は自動車(車両)の車体、2は車体1に装着されたフロントドア、3は車体1に装着されたリヤドアである。
[作用]
次に、このような構成の車両用ドアラッチ機構の作用を説明する。
(i)通常のドア開操作
図3(a)は図1(b)と同じ施錠状態(ロック状態)を示したものである。この状態では、図3(a)の如くオープンレバー20の係合爪部21が係止穴26の係合凹部26aに臨ませられている。
(ii)フロントドア2の閉扉操作
そして、フロントドア2が開いているときにはフォーク部12aがストライカ係合溝16より上方に位置させられている。この状態は図示しないスプリングで維持されるようになっている。この状態からフロントドア2を閉じると、上述したストライカ(図示せず)がストライカ係合溝13内に挿入された後にフォーク部15bを押圧してラッチ15を回転させ、ラッチ15が図2の状態に位置させられる。この位置では、ストライカがストライカ係合溝13,16に挿入された状態となる。
(iii)非施錠状態でのフロントドア閉時における衝撃荷重入力時の中間レバー22(空振りレバー)の作用
(a)外側(車外側)から内側(車室側)への衝撃荷重入力時
図5(a)の状態において、フロントドア2に外側(車外側)から内側(車室側)方向への衝撃荷重が入力されると、フロントドア2に衝撃荷重入力方向(車内方向)への加速度45が生ずる。
(b)内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重入力時
図6(a)の状態において、フロントドア2に内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重が入力されると、フロントドア2に衝撃荷重入力方向(車外方向)への加速度47が生ずる。
6…ロックノブ(施錠手段)
7…ドアキーシリンダ(施錠手段)
15…ラッチ
19…ラチェット
20…オープンレバー
5…アウトサイドハンドル(ドアハンドル)
21…係合爪部
22…アウトサイドレバー(上下移動部材)
24…中間レバー(空振りレバー)
26…係合穴
26a,26b…係合凹部
27…係合突部
31,32…コイルスプリング(保持手段、付勢手段)
34…ノブレバー
Claims (2)
- 車体に設けたストライカの抜け規制をする回動可能なラッチと、前記ストライカの抜け規制をする位置で前記ラッチの回動規制をする回動可能なラチェットと、前記ラチェットに連動するオープンレバーが設けられていると共に、ドアハンドルによるドア開操作により前記ラチェットによる前記ラッチの回動規制を解除する回動規制解除位置まで前記オープンレバーを操作可能な車両用ドアラッチ機構において、
前記ドアハンドルによるドア開操作により上下に移動させられる上下移動部材が設けられ、上下に延びる中間レバーが前記上下動部材に車幅方向に回動可能に保持され、下方又は上方に突出する係合突部の車幅方向両側に上下に延びる係合凹部を設けたU字状の係合穴が前記中間レバーに設けられ、前記係合穴に係合する係合爪部が前記オープンレバーに設けられ、前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドルに作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする保持手段が設けられていると共に、前記係合爪部が前記係合突部の先端に対向している状態で前記ドア開操作をしたとき、前記係合突部が前記係合爪部を押圧する方向に前記上下移動部材が移動させられて、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバーが回動させられるように設定されていることを特徴とする車両用ドアラッチ機構。 - 前記保持手段は前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを回動付勢する付勢手段であると共に、施錠手段による施錠操作に連動して前記付勢手段による付勢力に抗し前記中間レバーを前記係合爪部が前記係合凹部に臨む位置まで回動させるノブレバーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアラッチ機構。
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