JP4345432B2 - 車両用ドアラッチ機構 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のドアを閉扉時にロックするドアラッチ機構が設けられた車両用ドアラッチ機構に関するものである。
従来、自動車等の車両においては、車体に設けたストライカの抜け規制をする回動可能なラッチと、前記ストライカの抜け規制をする位置で前記ラッチの回動規制をする回動可能なラチェットと、このラチェットに連動するオープンレバーを備えるラッチ機構が知られている。しかも、このオープンレバーは、ドアのアウトサイドハンドルのドア開操作により、前記ラチェットによる前記ラッチの回動規制を解除する位置まで操作可能となっている。
このような車両用ドアラッチ機構では、ドアに設けたアウトサイドハンドルのグリップ部などに車幅方向への慣性力が作用した場合、この慣性力によってオープンレバーが開扉方向に動いて、即ちオープンレバーが前記ラッチの回動規制を解除する位置まで回動して、ドアラッチ(ストライカのラッチによる抜け規制)が解除されてしまう虞がある。
これを防止する方法の一つとしては、アウトサイドハンドルのグリップ部に加わる開扉方向への慣性力を打ち消すカウンターウエイトをアウトサイドハンドルに設定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の方法としては、アウトサイドハンドルからオープンレバーに伝えられた開扉方向への慣性力を打ち消すカウンターウエイトをオープンレバーに設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−145211号公報 特開平9−7241号公報
しかしながら、アウトサイドハンドルにカウンターウエイトを設定する方法では、次の(1)〜(4)のような問題がある。
(1)即ち、ドアガラスの昇降軌跡を確保する必要があるため、レイアウト制約があり、周辺部品の自由度を制限する必要がある。
(2)制約されたレイアウト空間内にカウンターウエイトを設定しなければならないため、カウンターウエイトを複雑な形状にする必要があり、アウトサイドハンドルの原価が高くなる。
(3)カウンターウエイトを設定しているため、車両の質量が重くなる原因になる。
(4)入力荷重により発生する衝撃加速度が車種毎に異なるため、カウンタウエイト質量/重心位置を車種毎に設定する必要があり、アウトサイドハンドルの部品共通化が図れない。
また、オープンレバーにカウンターウエイトを設定する方法では、次の(5)〜(8)のような問題がある。
(5)即ち、オープンレバーにカウンターウエイトを設定しているため、ドアラッチ機構を大きくする必要があり、ドア内へのドアラッチ機構の搭載が困難である。
(6)車両「外側→内側」方向の衝撃加速度を打ち消すカウンターウエイトと、車両「内側→外側」方向の衝撃加速度を打ち消すカウンターウエイトの2つのレバーを設定する必要があるため、ラッチ機構の原価が高くなる。
(7)カウンターウエイトを設定しているため、車両の質量が重くなる原因になる。
(8)入力荷重により発生する衝撃加速度が車種毎に異なるため、カウンタウエイト質量/重心位置を車種毎に設定する必要があり、アウトサイドハンドルの部品共通化が図れない。
そこで、この発明は、ドアハンドルやラッチ機構を小さくして、これらの周辺部品の自由度を大きくできると共に車両質量を小さくでき、部品の共通化を図ることができ、原価を安くできる車両用ラッチ機構を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、車体に設けたストライカの抜け規制をする回動可能なラッチと、前記ストライカの抜け規制をする位置で前記ラッチの回動規制をする回動可能なラチェットと、前記ラチェットに連動するオープンレバーが設けられていると共に、ドアハンドルによるドア開操作により前記ラチェットによる前記ラッチの回動規制を解除する回動規制解除位置まで前記オープンレバーを操作可能な車両用ドアラッチ機構において、前記ドアハンドルによるドア開操作により上下に移動させられる上下移動部材が設けられ、上下に延びる中間レバーが前記上下動部材に車幅方向に回動可能に保持され、下方又は上方に突出する係合突部の車幅方向両側に上下に延びる係合凹部を設けたU字状の係合穴が前記中間レバーに設けられ、前記係合穴に係合する係合爪部が前記オープンレバーに設けられ、前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドルに作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする保持手段が設けられていると共に、前記係合爪部が前記係合突部の先端に対向している状態で前記ドア開操作をしたとき、前記係合突部が前記係合爪部を押圧する方向に前記上下移動部材が移動させられて、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバーが回動させられるように設定されていることを特徴とする。
この構成においては、通常、保持手段は前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを保持させている。この位置では、ドアハンドルのドア開操作により上下動部材が上方又は下方に移動操作され、上下動部材に設けた中間レバーが上方又は下方に移動操作される。
この際、上下動部材の移動方向は、中間レバーに設けた前記係合突部が前記係合爪部を押圧して、ラッチ解除方向すなわち前記回動規制解除位置(ラッチによるストライカのラッチ解除位置)まで前記オープンレバーを回動させる方向となる。
また、保持手段は、所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドルに作用したときに、前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする。
これにより、所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドルに作用したときに、前記中間レバーが前記入力荷重による衝撃加速度により車幅方向に回動して、前記中間レバーの前記係合突部の先端が前記オープンレバーの前記係合爪部からずれて係合突部の車幅方向両側の係合凹部に臨むことになる。
この際、前記ドアハンドルが前記入力荷重によりドア開操作方向に操作されて前記上下移動部材が移動させられても、前記係合爪部が前記係合突部の両側の前記係合凹部に相対移動させられるので、前記係合突部が前記係合爪部を押圧することがなく空振りとなり、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバーが回動させられることはない。
この構成によれば、ドアハンドルやドアラッチ機構のオープンレバーに設けていたカウンターウエイトを廃止できるので、ドアハンドルやドアラッチ機構を小さくできる。このため、ドアハンドルやドアラッチ機構の周辺部のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
また、中間レバー(空振りレバー)はカウンターウエイトに比べて簡素な構造であるため、ドアハンドルやドアラッチ機構の原価を安くできる。
更に、中間レバー(空振りレバー)はカウンターウエイトに比べて計量であるため、車両質量を軽くできる。
しかも、ドアハンドルに車幅方向への慣性力が作用した場合、ドアハンドルとオープンレバーとの係合を断つ構成としている。即ち、前記係合爪部を前記係合突部の真下に位置するように前記中間レバーを保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアに作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする保持手段が設けられている構成としている。
このため、ドアハンドルに車幅方向への慣性力が作用した場合、衝撃加速度の大小やドアハンドルのハンドルグリップの質量/重心位置の大小に関係なく、1種類の中間レバー(空振りレバー)でラッチ解除を防止できる。これにより、ドアハンドルとラッチ機構の共用化を図ることができる。
以下、このこの発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1(a)において、1は自動車(車両)の車体、2は車体1に装着されたフロントドア、3は車体1に装着されたリヤドアである。
また、4はフロントドア2の窓ガラス、5はフロントドア2の後部側に装着されたドア開操作用のアウトサイドハンドル(ドアハンドル)、6は窓ガラス4の内側に位置させてフロントドア2のウエスト部2aの後部側に装着されたロックノブ、7はアウトサイドハンドル5の下方に位置させてフロントドア2に装着されたドアロック用のドアキーシリンダである。
このフロントドア2と車体1の図示を省略したセンターピラーとの間にはドアラッチロック装置が介装されている。このドアロック装置は、センターピラーの前面に固定されたコ字状で軸状のストライカ(図示せず)と、フロントドア2内に装着された図1(b),図2のドアラッチ機構(ロック装置本体)8を備えている。このストライカには周知の構造が採用されるので、その詳細な図示は省略している。
このドアラッチ機構8は図1(b),図2に示したブラケット9を備え、このブラケット9はフロントドア2の後部内に取り付けられている。このブラケット9は板面が車幅方向及び上下方向に向けて延びている。
このブラケット9の一側部には、図1(b)に示したように一面9aから垂直に突出するケーブル取付片10が一体に形成されている。このケーブル取付片10は、ブラケット9と一体の基部10aと、この基部10aから側方に突出する取付部10bからL字状に形成されている。また、ブラケット9の下端部には、ケーブル取付片10側に位置させたストッパ片(ストッパ)11が一体に形成されている。このストッパ片11も一面9aから垂直に突出させられている。
尚、図1(b)中ブラケット9は、ケーブル取付片10側が車外側で、これとは反対側が車内側になる。
また、図2に示したように、ブラケット9の他面(板面)9bにはドアロック本体12が取り付けられている。このドアロック本体12の上下方向中間部には、左右に細長く延び且つブラケット9の他側部側に開放するストライカ係合溝13が形成されている。そして、このストライカ係合溝13はドアロック本体12を本体上部12aと本体下部12bに分けている。
しかも、この本体上部12aには第1の回転軸14が回転自在に取り付けられ、この回転軸14には本体上部12aの面に沿わせたラッチ15の基部が固定されている。このラッチ15にはフォーク部15a,15bが設けられ、フォーク部15a,15b間にはラッチ15の先端に開放するストライカ係合溝16が形成されている。また、フォーク部15aの先端部側面には円弧状のラチェット係合段部17が設けられている。
そして、フロントドア2が開いているときにはフォーク部15aがストライカ係合溝16より上方に位置させられている。この状態は図示しないスプリングで維持されるようになっている。この状態からフロントドア2を閉じると、上述したストライカ(図示せず)がストライカ係合溝13内に挿入された後にフォーク部15bを押圧してラッチ15を回転させ、ラッチ15が図2の状態に位置させられる。この位置では、ストライカがストライカ係合溝13,16に挿入された状態となる。
更に、ブラケット9及び本体下部12bには、これらを貫通する第2の回転軸18が回転自在に取り付けられている。この回転軸18の本体下部12b側端部には図2に示したようにラチェット19が固定され、回転軸18の他端部には図1(b)に示したようにブラケット9の一面9aに沿わせたオープンレバー20の基部が固定されている。
このラチェット19は、ストライカがストライカ係合溝13,16に挿入された状態では、図2に示したようにラッチ15のラチェット係合段部17に係合して施錠状態となっている。また、オープンレバー20の先端部にはブラケット9とは反対方向に折り曲げられた係合爪部21が形成されている。
また、ブラケット9の一面9aには、図1(b)に示したように上下移動部材(昇降部材)としての板状のアウトサイドレバー22が支持軸22aを介して回動自在に取り付けられている。この中間レバー24に一端部側は、ストッパ片11に当接するようになっていて、それ以上下方に回動しないようになっている。
尚、中間レバー24は、幅が上方に向かうに従って徐々に広くなるセクター状に形成されている。また、アウトサイドレバー22の一端部には板面に垂直な係合板部22bが設けられ、係合板部22bには切欠22cが形成されている。
そして、ケーブル取付片10の取付部10bにはアウトサイドケーブル23のチューブ23aが固定されている。このアウトサイドケーブル23のチューブ23a内には一端部をアウトサイドハンドル(ドアハンドル)5に連結したワイヤ23bが摺動自在に保持されている。
このワイヤ23bの他端部にはボール23cが取り付けられている。しかも、ワイヤ23bの他端部は、ボール23cが係合板部22bの下方に位置するように切欠22cに挿通されることにより、アウトサイドレバー22の一端部に連結されている。
尚、このアウトサイドレバー22の一端部は、フロントドア2の内側面に装着したドア開操作用の図示しないインサイドハンドル(ドアハンドル)にインサイドケーブル(図示せず)を介して連動している。
更に、このアウトサイドレバー22の他端部には、一面9a(板面)に沿う中間レバー(空振りレバー)24が支持軸25を介して回転自在に取り付けられている。この中間レバー24には、係合穴26が形成されていると共に、この係合穴26の上端から下方に突出する係合突部27が設けられている。
この係合穴26は、係合突部27の車幅方向両側に形成された係合凹部26a,26bと、係合凹部26a,26bの下端部間を連設している連設空間26cからU字状に形成されている。そして、係合穴26内にはオープンレバー20に係合爪部21が挿入されている。また、中間レバー24の上端部の車幅方向中間部には上方に突出する係合突部28一体に形成されている。
この中間レバー24の上端部を挟む位置には、ブラケット9の一面9aに突設したバネ係止ピン29,30が配設されている。このバネ係止ピン29,30とブラケット9の両側部との間にはコイルスプリング(付勢手段)31,32がそれぞれ介装されている。
また、ブラケット9の上部には支持軸33が回転自在に保持され、この支持軸33には一面9aに沿うノブレバー34が固定されている。このノブレバー34には下方に突出する係合突部35が一体に形成されている。このノブレバー34は、ロックノブ6,ドアキーシリンダ7等のドア施錠・解錠手段に連動している。
そして、このドア開操作手段を施錠位置(ロック位置)に操作すると、ノブレバー34が図3(b)の位置から図1(b)の位置に矢印36で示したように反時計回り方向に回動させられる。
これに伴い、係合突部35が中間レバー24の係合突部28に係合させられて、中間レバー24が矢印37で示したようにコイルスプリング31の引張り力に抗して時計回り方向に回動させられた後、オープンレバー20の係合爪部21が係止穴26の係合凹部26aに臨ませられるようになっている。
[作用]
次に、このような構成の車両用ドアラッチ機構の作用を説明する。
(i)通常のドア開操作
図3(a)は図1(b)と同じ施錠状態(ロック状態)を示したものである。この状態では、図3(a)の如くオープンレバー20の係合爪部21が係止穴26の係合凹部26aに臨ませられている。
この状態からロックノブ6,ドアキーシリンダ7等のドア施錠作・解錠手段を施錠位置(ロック位置)から施錠解除位置に操作すると、ノブレバー34が図3(b)の位置から図1(b)の位置に矢印38で示したように時計回り方向に回動させられる。
これに伴い、係合突部35が中間レバー24の係合突部28から離反する方向に移動して、中間レバー24が矢印39で示したようにコイルスプリング31の引張り力により反時計回り方向に回動させられる。
そして、この回動初期にアウトサイドハンドル5又はインサイドハンドル(図示せず)等のドアハンドルによる開操作がされると、アウトサイドレバー22の一端部が図3(a)の位置から図3(b)のように上方に持ち上げられる。これによりアウトサイドレバー22が矢印40で示したように時計回り方向に回動させられて、アウトサイドレバー22の他端部が下方に回動させられる。
この際、中間レバー24が矢印40aで示したようにアウトサイドレバー22の他端部と一体にコイルスプリング31のバネ力に抗して下方に降下させられ、係止穴26の係合凹部26aがオープンレバー20の係合爪部21に対して下方に移動し、係合爪部21が係合凹部26a内に相対移動する。
この状態では施錠状態が解除されていない状態となる。しかし、アウトサイドハンドル5又はインサイドハンドル(図示せず)等のドアハンドルから手を離すことで、アウトサイドレバー22はコイルスプリング31,32のバネ力により図3(a)で示した原状に復帰する。
このアウトサイドハンドル5又はインサイドハンドル(図示せず)等のドアハンドルから手を離したときに、ノブレバー34が図3(b)の如く施錠解除位置まで回動していると、コイルスプリング31,32のバネ力により中間レバー24が上方に移動させられると共にコイルスプリング31のバネ力により図4(a)に矢印41で示したように反時計回り方向に回動させられる。この回動はコイルスプリング31,32のバネ力が同じになるまで行われる。
これに伴い、連設空間26cが係合爪部21に対して左方に移動させられる。そして、コイルスプリング31,32のバネ力が同じになると、係合爪部21が係合突部27の先端(下端)の真下に位置させられて係合突部27の先端(下端)の対向する。
従って、この状態でアウトサイドハンドル5又はインサイドハンドル(図示せず)等のドアハンドルによる開操作がされると、上述したようにして中間レバー24が図4(b)のようにアウトサイドレバー22の他端部と一体にコイルスプリング31のバネ力に抗して下方に降下させられ、中間レバー24の係合突部27がオープンレバー20の係合爪部21を下方に押圧変位させてオープンレバー20及び回転軸18を矢印42で示した如く反時計回り方向に回動させる。
これにより、図2の回転軸18と一体のラチェット19が矢印43で示したように時計回り方向に回動させられて、ラチェット19の先端部がラッチ15のラチェット係合段部17から下方に外れて、ラチェット19の回動規制が解除され、施錠解除状態となる。
この状態でフロントドア2を開方向に移動させることで、ラッチ15が図示しないストライカにより矢印44で示したように時計回り方向に回動させられ、最終的にはストライカがストライカ係合溝13,16から抜け外れて、フロントドア2が開くことになる。
そして、フロントドア2が開き、アウトサイドハンドル5又はインサイドハンドル(図示せず)等のドアハンドルから手が離されると、中間レバー24が図4(b)の位置から図4(a)の位置までコイルスプリング31,32のバネ力により上昇させられる。この際、係合爪部21が中間レバー24により上昇させられて、オープンレバー20が時計回り方向に回動させられ、係合爪部21が図4(a)のように係合突部27の先端に対向させられる。一方、アウトサイドレバー22は、反時計回り方向に回動させられ、一端部が図4(a)の如くストッパ片11に当接させられて停止する。
(ii)フロントドア2の閉扉操作
そして、フロントドア2が開いているときにはフォーク部12aがストライカ係合溝16より上方に位置させられている。この状態は図示しないスプリングで維持されるようになっている。この状態からフロントドア2を閉じると、上述したストライカ(図示せず)がストライカ係合溝13内に挿入された後にフォーク部15bを押圧してラッチ15を回転させ、ラッチ15が図2の状態に位置させられる。この位置では、ストライカがストライカ係合溝13,16に挿入された状態となる。
この際、フォーク部12aはラチェット19を図2の矢印43で示した時計回り方向に回動させて乗り越える。これに伴い、オープンレバー20がラチェット19と一体に回動させられて、オープンレバー20の係合爪部21が中間レバー22をコイルスプリング31,32のバネ力に抗して下方に変位させられる。
そして、フォーク部12aがラチェット19を乗り越えると、中間レバー22がコイルスプリング31,32のバネ力により図4(a)の位置まで上昇させられて、オープンレバー20の係合爪部21が中間レバー22により上昇させられる。
これによりオープンレバー20が時計回り方向に回動させられると共に、オープンレバー20と一体のラチェット19が図2中矢印43とは反対に反時計回り方向に回動させられて、ラチェット19の先端がラチェット係合段部17に係合し、ストライカが抜ける方向へのラッチ15の回動を規制する。
図4(a),図5(a),図6(a)は、フロントドア2が閉じられているが、ロックノブ6,ドアキーシリンダ7等のドア施錠動作・解錠手段は、施錠位置に位置していない状態となっている。
(iii)非施錠状態でのフロントドア閉時における衝撃荷重入力時の中間レバー22(空振りレバー)の作用
(a)外側(車外側)から内側(車室側)への衝撃荷重入力時
図5(a)の状態において、フロントドア2に外側(車外側)から内側(車室側)方向への衝撃荷重が入力されると、フロントドア2に衝撃荷重入力方向(車内方向)への加速度45が生ずる。
この荷重の入力初期には中間レバー24は慣性力により静止しようとしてコイルスプリング32が引っ張られると共にコイルスプリング31が圧縮される。
この後、中間レバー24は図5(a)に矢印46で示したようにフロントドア2が車内側に移動しようとする慣性力により支持軸25を中心に時計回り方向に回動させられ、コイルスプリング31が引っ張られると共にコイルスプリング32が圧縮される。これにより、オープンレバー20の係合爪部21は中間レバー24に設けた係合穴26の係合凹部26aに臨ませられる。
一方、フロントドア2に外側(車外側)から内側(車室側)方向への衝撃荷重が入力されたとき、アウトサイドハンドル5には静止しようとする慣性力が作用する。そして、この慣性力によりアウトサイドハンドル5の下部がフロントドア2に対して相対的に外方に引っ張られる状態となる。この状態はフロントドア2の開扉操作をする状態と同じになる。
そして、アウトサイドハンドル5の下部がフロントドア2に対して相対的に外方に引っ張られると、アウトサイドレバー22が図5(b)に示したように支持軸22aを中心に時計回り方向に回動させられ、中間レバー24が矢印40aで示したようにコイルスプリング31,32のバネ力に抗して下方に変位させられる。
この際、中間レバー24の係合穴26も降下させられ、係合穴26の係合凹部26aがオープンレバー20の係合爪部21に対して下方に移動して、係合爪部21が係合凹部26a内に相対的に移動する状態となる。
この結果、オープンレバー20の係合爪部21が中間レバー24の係合突部27により下方に押圧されることはないので、オープンレバー20が回動操作されることはない。これにより、オープンレバー20と一体のラチェット19の先端部がラッチ15のラチェット係合段部17から下方に移動して外れるようなことがないので、ラチェット19によるラッチ15の施錠解錠方向への回動規制が継続し、フロントドア2が開くようなことが未然に回避される。
尚、図5(a)の状態において、フロントドア2に外側(車外側)から内側(車室側)方向への衝撃荷重が入力されたときに、中間レバー24が慣性力により静止しようとして図6(a)の如くコイルスプリング32が引っ張られると共にコイルスプリング31が圧縮される状態が継続することも考えられる。
この場合には、係合爪部21が係合凹部26aに臨ませられるので、この状態でアウトサイドハンドル5の慣性力により上述した開扉方向へアウトサイドレバー22が回動して、中間レバー24が降下させられても、係合爪部21が係合凹部26a内に相対的に移動させられるので、上述したようにラチェット19によるラッチ15の施錠解錠方向への回動規制が継続し、フロントドア2が開くようなことが未然に回避される。
(b)内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重入力時
図6(a)の状態において、フロントドア2に内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重が入力されると、フロントドア2に衝撃荷重入力方向(車外方向)への加速度47が生ずる。
この荷重の入力初期には中間レバー24は慣性力により静止しようとしてコイルスプリング31が引っ張られると共にコイルスプリング32が圧縮される。
この後、中間レバー24は図6(a)に矢印48で示したようにフロントドア2が車外側に移動しようとする慣性力により支持軸25を中心に反時計回り方向に回動させられ、コイルスプリング32が引っ張られると共にコイルスプリング31が圧縮される。これにより、オープンレバー20の係合爪部21は中間レバー24に設けた係合穴26の係合凹部26bに臨ませられる。
一方、フロントドア2に内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重が入力されたとき、インサイドハンドル(図示せず)には静止しようとする慣性力が作用する。そして、この慣性力によりインサイドハンドル(図示せず)がフロントドア2に対して相対的に外方に引っ張られる状態となる。この状態はフロントドア2の開扉操作をする状態と同じになる。
そして、インサイドハンドル(図示せず)がフロントドア2に対して相対的に外方に引っ張られると、アウトサイドレバー22が図6(b)に示したように支持軸22aを中心に時計回り方向に回動させられ、中間レバー24が矢印40aで示したようにコイルスプリング31,32のバネ力に抗して下方に変位させられる。
この際、中間レバー24の係合穴26も降下させられ、係合穴26の係合凹部26bがオープンレバー20の係合爪部21に対して下方に移動して、係合爪部21が係合凹部26b内に相対的に移動する状態となる。
この結果、オープンレバー20の係合爪部21が中間レバー24の係合突部27により下方に押圧されることはないので、オープンレバー20が回動操作されることはない。これにより、オープンレバー20と一体のラチェット19の先端部がラッチ15のラチェット係合段部17から下方に移動して外れるようなことがないので、ラチェット19によるラッチ15の施錠解錠方向への回動規制が継続し、フロントドア2が開くようなことが未然に回避される。
尚、図6(a)の状態において、フロントドア2に内側(車室側)から外側(車外側)方向への衝撃荷重が入力されたときに、中間レバー24が慣性力により静止しようとして図5(a)の如くコイルスプリング31が引っ張られると共にコイルスプリング32が圧縮される状態が継続することも考えられる。
この場合には、係合爪部21が係合凹部26bに臨ませられるので、この状態でインサイドハンドル(図示せず)の慣性力により上述した開扉方向へアウトサイドレバー22が回動して、中間レバー24が降下させられても、係合爪部21が係合凹部26b内に相対的に移動させられるので、上述したようにラチェット19によるラッチ15の施錠解錠方向への回動規制が継続し、フロントドア2が開くようなことが未然に回避される。
以上説明したように、この発明の実施の形態の発明は、車体1に設けたストライカの抜け規制をする回動可能なラッチ15と、前記ストライカの抜け規制をする位置で前記ラッチの回動規制をする回動可能なラチェット19と、前記ラチェット19に連動するオープンレバー20が設けられていると共に、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)によるドア開操作により前記ラチェット19による前記ラッチ15の回動規制を解除する回動規制解除位置まで前記オープンレバー20を操作可能な車両用ドアラッチ機構を有する。しかも、前記ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)によるドア開操作により上下に移動させられる上下移動部材(アウトサイドレバー22)が設けられ、上下に延びる中間レバー24が前記上下動部材(アウトサイドレバー22)に車幅方向に回動可能に保持され、下方又は上方に突出する係合突部(27)の車幅方向両側に上下に延びる係合凹部(26a,26b)を設けたU字状の係合穴26が前記中間レバー24に設けられ、前記係合穴26に係合する係合爪部21が前記オープンレバー20に設けられ、前記係合爪部21を前記係合突部27の先端に対向するように前記中間レバー24を保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)に作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバー24を回動可能にする保持手段(コイルスプリング31,32)が設けられていると共に、前記係合爪部21が前記係合突部27の先端に対向している状態で前記ドア開操作をしたとき、前記係合突部27が前記係合爪部21を押圧する方向に前記上下移動部材(アウトサイドレバー22)が移動させられて、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバー20が回動させられるように設定されている。
この構成においては、通常、保持手段(コイルスプリング31,32)は前記係合爪部21を前記係合突部27の先端に対向するように前記中間レバー24を保持させている。この位置では、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)のドア開操作により上下動部材(アウトサイドレバー22)が上方又は下方に移動操作され、上下動部材(アウトサイドレバー22)に設けた中間レバー24が上方又は下方に移動操作される。
この際、上下動部材(アウトサイドレバー22)の移動方向は、中間レバー24に設けた前記係合突部27が前記係合爪部21を押圧して、ラッチ解除方向すなわち前記回動規制解除位置(ラッチによるストライカのラッチ解除位置)まで前記オープンレバー20を回動させる方向となる。
また、保持手段(コイルスプリング31,32)は、所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)に作用したときに、前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバー24を回動可能にする。
これにより、所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)に作用したときに、前記中間レバー24が前記入力荷重による衝撃加速度により車幅方向に回動して、前記中間レバー24の前記係合突部27の先端が前記オープンレバー20の前記係合爪部21からずれて係合突部27の車幅方向両側の係合凹部(26a,26b)に臨むことになる。
この際、前記ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)が前記入力荷重によりドア開操作方向に操作されて前記上下移動部材(アウトサイドレバー22)が移動させられても、前記係合爪部21が前記係合突部27の両側の前記係合凹部(26a,26b)に相対移動させられるので、前記係合突部27が前記係合爪部21を押圧することがなく空振りとなり、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバー20が回動させられることはない。
この構成によれば、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)やドアラッチ機構のオープンレバー20に設けていたカウンターウエイトを廃止できるので、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)やドアラッチ機構を小さくできる。このため、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)やドアラッチ機構の周辺部のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
また、中間レバー(空振りレバー)24はカウンターウエイトに比べて簡素な構造であるため、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)やドアラッチ機構の原価を安くできる。
更に、中間レバー(空振りレバー)24はカウンターウエイトに比べて計量であるため、車両質量を軽くできる。
しかも、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)に車幅方向への慣性力が作用した場合、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)とオープンレバー20との係合を断つ構成としている。即ち、前記係合爪部21を前記係合突部27の真下に位置するように前記中間レバー24を保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドア(フロントドア2)に作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする保持手段(コイルスプリング31,32)が設けられている構成としている。
このため、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)に車幅方向への慣性力が作用した場合、衝撃加速度の大小やドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)のハンドルグリップ(図1(a)のアウトサイドハンドル5やインサイドハンドルの露出部)の質量/重心位置の大小に関係なく、1種類の中間レバー(空振りレバー)24でラッチ解除を防止できる。これにより、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)とラッチ機構の共用化を図ることができる。
尚、以上説明した実施例では上下移動部材を回動するアウトサイドレバー22としているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、アウトサイドハンドル5の操作により単に上下にスライドする昇降部材でもよい。また、中間レバー24は上部が下端部を中心に車幅方向に回動可能に設けられているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、中間レバー24の上下の向きを反転させて、中間レバー24の下部が上端部を中心に回動するようにすることもできる。更に、以上説明した例では、この発明をフロントドア2に適用した例を示したが、リヤドア3にも適用できる。
また、以上説明した発明の実施の形態において、前記保持手段は前記係合爪部21を前記係合突部27の先端に対向するように前記中間レバー24を回動付勢する付勢手段(コイルスプリング31,32)であると共に、施錠手段(ロックノブ6,ドアキーシリンダ7)による施錠操作に連動して前記付勢手段(コイルスプリング31,32)による付勢力に抗し前記中間レバー24を前記係合爪部21が前記係合凹部(26a,26b)に臨む位置まで回動させるノブレバー34が設けられている。
この構成によれば、ロックノブ6やドアキーシリンダ7などの施錠手段による施錠操作をした場合、中間レバー(空振りレバー)24はノブレバー34に連動して回動し、ドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)とオープンレバー20の係合を断つことになる。
一方、ロックノブ6やドアキーシリンダ7などの施錠手段による解錠操作をした場合、中間レバー24は付勢手段(コイルスプリング31,32)によりドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドル)とオープンレバー20が係合可能な位置まで自動復帰することになる。
また、ロックノブ6やドアキーシリンダ7などによる解錠操作中にドアハンドル(アウトサイドハンドル5やインサイドハンドルやインサイドハンドル)を操作しても、ハンドル操作を戻せば解錠可能となる。そのため、解錠操作をやり直す必要が無くなった。
(a)は自動車の部分斜視図、(b)は(a)のフロントドアのドアロック装置のラッチ機構の説明図である。 図1(b)のブラケットの背面のラッチの説明図である。 図1(b)のラッチ機構の作用説明図である。 図1(b)のラッチ機構の作用説明図である。 図1(b)のラッチ機構の作用説明図である。 図1(b)のラッチ機構の作用説明図である。
符号の説明
1…車体
6…ロックノブ(施錠手段)
7…ドアキーシリンダ(施錠手段)
15…ラッチ
19…ラチェット
20…オープンレバー
5…アウトサイドハンドル(ドアハンドル)
21…係合爪部
22…アウトサイドレバー(上下移動部材)
24…中間レバー(空振りレバー)
26…係合穴
26a,26b…係合凹部
27…係合突部
31,32…コイルスプリング(保持手段、付勢手段)
34…ノブレバー

Claims (2)

  1. 車体に設けたストライカの抜け規制をする回動可能なラッチと、前記ストライカの抜け規制をする位置で前記ラッチの回動規制をする回動可能なラチェットと、前記ラチェットに連動するオープンレバーが設けられていると共に、ドアハンドルによるドア開操作により前記ラチェットによる前記ラッチの回動規制を解除する回動規制解除位置まで前記オープンレバーを操作可能な車両用ドアラッチ機構において、
    前記ドアハンドルによるドア開操作により上下に移動させられる上下移動部材が設けられ、上下に延びる中間レバーが前記上下動部材に車幅方向に回動可能に保持され、下方又は上方に突出する係合突部の車幅方向両側に上下に延びる係合凹部を設けたU字状の係合穴が前記中間レバーに設けられ、前記係合穴に係合する係合爪部が前記オープンレバーに設けられ、前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを保持させ且つ所定値以上の車幅方向への入力荷重が前記ドアハンドルに作用したときに前記入力荷重による衝撃加速度により前記中間レバーを回動可能にする保持手段が設けられていると共に、前記係合爪部が前記係合突部の先端に対向している状態で前記ドア開操作をしたとき、前記係合突部が前記係合爪部を押圧する方向に前記上下移動部材が移動させられて、前記回動規制解除位置まで前記オープンレバーが回動させられるように設定されていることを特徴とする車両用ドアラッチ機構。
  2. 前記保持手段は前記係合爪部を前記係合突部の先端に対向するように前記中間レバーを回動付勢する付勢手段であると共に、施錠手段による施錠操作に連動して前記付勢手段による付勢力に抗し前記中間レバーを前記係合爪部が前記係合凹部に臨む位置まで回動させるノブレバーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアラッチ機構。
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